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最大の焦点は「北朝鮮がどれだけ困っているか」

『韓国経済新聞』の報道によれば、米国で「対北朝鮮強硬派」といわれるジョン・ボルトン氏の存在感が高まってきたそうです。同紙はボルトン氏が北朝鮮に対する瀬取りの監視強化などを訴えたうえで、「時間が米国に味方する」との認識を示した、としていますが、この報道が事実ならば、私としてはボルトン氏の見解に、全面的に同意したいと思います。もちろん、北朝鮮情勢や朝鮮半島情勢を巡っては、予断を許さない材料が数多くありますが、それでも北朝鮮核問題は、日本が国を挙げて「ウソツキ国家」とどう付き合うべきかを抜本的に見直すための、良い契機になると思うのです。

ボルトン氏「時間が米国に味方する」

先ほど、北朝鮮の核開発問題に関するIAEAの天野事務局長の記者会見について紹介したばかりですが(『IAEA天野事務局長、北朝鮮の核開発継続を示唆』参照)、これに関連して、「メモ」がてら、私が現在気になっている情報をもう1つ紹介しておきたいと思います。

韓経:ボルトン補佐官「時間はトランプ大統領の味方…北の瀬取り強化する」(2019年03月05日09時42分付 中央日報日本語版より)

リンク先は、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日掲載された、『韓国経済新聞』の記事です。これによると、ドナルド・J・トランプ政権のジョン・ボルトン国家安保補佐官は3日、米メディアに相次いで出演し、次のように述べたそうです。

  • 2回目の米朝首脳会談が失敗したとは考えていない。
  • 時間はトランプ大統領の味方だ。

いわば、米国としては北朝鮮の非核化を達成するまで焦る必要などなく、北朝鮮を締め上げ続ければ、時間が米国に味方する、との発想でしょうか。

そのうえで韓国経済新聞は、ボルトン氏が「米国政府がしばらく自制していた「最大圧力」の話を再び切り出し、海上での船舶間の違法な積み替え(瀬取り)に対する取り締り強化の方針も出した」としています。

私自身、トランプ大統領や彼に近い立場の人と直接の知り合いではありませんが、仮にトランプ氏らが合理的な発想の持ち主であれば、北朝鮮が核放棄に応じるまでは、じっくりと時間を掛けて最大限の圧力を継続するのがもっとも効率的だと考えるはずです。

その意味で、今回のボルトン氏の「時間は米国の味方だ」とする趣旨の発言は、非常に自然なものであり、特段の違和感はありません。

むしろ、スティーブン・ビーガン北朝鮮特別代表がこれまで北朝鮮に対して宥和的とも受け取られかねない姿勢を示して来たこと自体が、北朝鮮のウソに国際社会が何度も何度も騙されてきたという、過去の轍を踏むものにほかならないといえるでしょう。

瀬取りの監視強化を歓迎するが…

もっとも、北朝鮮がどれだけ「困っている」のか、その現実のところについては、外部からはよくわかりません。

2月28日といえば米朝首脳会談が決裂した日ですが、当ウェブサイトでは、会談決裂報道の直前に掲載した『米朝首脳会談と「今、北朝鮮制裁を解除すべきではない理由」』という記事のなかで、

  • 現状、北朝鮮に対する国際社会の経済制裁が100%の効果をあげていると楽観視すべきではない
  • 北朝鮮に対する経済制裁についてはむしろ強化するくらいが適切である
  • わが国は英仏豪加などの諸外国とも連携した海上瀬取り行為への取り締まりの分野で国際社会に貢献すべきである

と主張しました。

手前味噌ですが、この私自身の「読み」が当たり、米国内では再び、「北朝鮮に対する瀬取りの監視強化」という意見が強まっていることを、私は素直に歓迎したいと思います。

もっとも、同記事の中で主張したとおり、北朝鮮経済が本当に「困っている」と考えるのは早計です。

というのも、経済制裁は北朝鮮の「特権層」を直撃しているとの情報もある一方、意外と北朝鮮国内では物価も安定しており、また、金正恩(きん・しょうおん)が市場経済化を事実上、黙認している、との話も複数のメディアで報じられているからです。

つまり、北朝鮮経済が国連安保理制裁や日米などの単独制裁などでそれなりの打撃を受けていることは間違いないと思われるものの、金正日(きん・しょうじつ)が死んで以降、金正恩体制下で経済改革がそれなりにうまく行き、経済制裁の効果が減殺されている、という可能性には注意が必要なのです。

北朝鮮との国交正常化?まさか!

さて、『「国交正常化」?正気ですか、北朝鮮は犯罪者集団ですよ?』などを含め、当ウェブサイトでは何度も申しあげている話ですが、私自身は、日本が現在の独裁体制を維持したままの北朝鮮と「国交正常化」するという構想には、全面的に反対です。

北朝鮮といえば、

  • 日本人拉致
  • 覚醒剤・麻薬などの製造
  • 強制収容所における北朝鮮人民の人権弾圧
  • 国際保険市場における保険金詐欺
  • 贋札の製造、使用
  • 北朝鮮出身派遣労働者の低賃金・長時間労働
  • 核兵器、生物・化学兵器、ミサイルの製造
  • 外国で毒ガスを使って要人を殺害

といった具合に、まさに「犯罪の総合商社」だからです。

北朝鮮は、世界経済に対して一切の付加価値をもたらしていないだけでなく、むしろ、マイナスの影響を与えている国です。自由と民主と法治と人権を愛する地球市民という立場に立てば、独裁者・金正恩に対しては、刑事犯として国際法廷の場に引きずり出して裁きを与える以外にありません。

もっとも、米国が実際のところ、何を考えているのかについては注意が必要です。というのも、米国が2017年2月にマレーシアで暗殺された金正男(きん・せいだん)の息子・Kim Han Sol氏を保護している、との情報もあるからです。

米国が何らかの形で金正恩を放逐し、Kim Han Sol氏を後任の北朝鮮国王の地位に就け、北朝鮮を「親米国家」にするということを考えているとすれば、それこそ日本が北朝鮮復興資金を負担しなければならなくなるなど、非常にやっかいなことになりそうですが…。

朝鮮半島とは関わらない

さて、私自身は朝鮮半島の将来について、以前から「8つのシナリオ」というシリーズを提示して来ました。

私自身、その最新版の『「朝鮮半島の8つのシナリオ」赤化統一の確率が40%に!』で申し上げたとおり、現時点において一番可能性が高いシナリオは、韓国が北朝鮮に飲み込まれる形での朝鮮半島統一(つまり「赤化統一」)というものだと考えています。

しかし、それと同時に日本にとっての最大のリスクとは、韓国が「経済大国」、北朝鮮が「核保有国」としての地位を維持したままで南北統一が実現することでもあります。韓国も北朝鮮も「反日」で「ウソツキ」という意味では似たような国です。日本の国益に照らし、そのような国に核と経済力を持たせてはなりません。

このため、私は目下の日本が一番重視しなければならないことが、「核保有した経済大国」の出現を全力で阻止することだと考えています(もちろん、その過程で、日本人拉致事件についても全容を解明し、被害者全員の帰国、犯人の処罰、北朝鮮による謝罪と賠償を実現させることも必要です)。

ただし、逆に言えば、日本人拉致事件の完全解決、北朝鮮の核放棄、韓国の経済力低下などが達成されるのであれば、別に南北朝鮮が統一しようが、中国の支配下に入ろうが、ロシアの支配下に入ろうが、日本にとっては知ったことではありません。

いや、もっといえば、日本は朝鮮半島とできるだけ関わらない方が良いと思います(在日韓国人の子孫でもある私がこんなことを申し上げても説得力はないかもしれませんが…)。

というよりも、昨年12月20日に発生したとされるレーダー照射事件のときに、国を挙げてミエミエのウソをついただけでなく、「自衛隊機の低空威嚇飛行」という逆ギレをしてきたことは、正義を愛する私たち日本人にとっては明らかに理解の範疇を超えるものです。

北朝鮮問題が一段落したら、私たちは朝鮮半島との付き合い方そのものを、根本から考え直すべきではないでしょうか。

新宿会計士:

View Comments (34)

  • ボルトンはネオコン、故郷はイスラエル。皮肉ではなく日本が直面している東アジアの地政学リスクをもっとも理解しているのがネオコン。あまりにも好戦的なために民主党から追い出されたのが今の共和党ネオコンだ。狙いはよくよく分析した方がいい。軍産複合体に深く関わる面々だから日本への理解も所詮はソロバン弾いてのこと。アジアは金蔓だよ。いっぺんに焼け野原じゃ美味しくはないからな。不安は軍備を必要とする。そりゃお金より命が大事だ。そこに付け入る隙がある。

    • 匿名様

      仰る通り、トランプ政権は軍事費を毎年7兆円規模で増額し、色々な名目で軍産複合体に資金を注いでいます。それでもオバマ政権下で大巾に削減される前のレベルには戻っていません(2010年-6,910億ドル →2018年-6,390億ドル、また研究開発による革新的技術の獲得を目指している)
      ターゲットである中国に圧をかけているのも完全に潰すつもりはなくかって日本に対して行ったように中国政府をコントロール下に置き、体よく経済植民地化するというグランドデザインがあります。

      トランプ大統領のお目付け役ボルトン補佐官はトランプ外交の懐刀です。
      力関係から言えば国務省の数段上です。
      過去(オバマ政権下)、国務省(日本の外務省に当たる)は妥協による合意という対話路線で今の北朝鮮の増長を許してきたので、トランプ政権ではあまり重要視されていません

      これを日本に置換えると、プライドばかりやたら高い外務省をきらい、安倍政権直轄で財務省や経産省などを使い情報収集をしているという構図に似てなくもありません。
      日本の情報収集や分析能力は高いらしいが、惜しむらくは実務能力があまりにも貧弱

      中国をコントロール下に置けば北朝鮮問題も解決できるというシナリオがアメリカの描くグランドデザインの中あると思われます。

      • 対中戦略が対北に通ずる。北が本当に米国に敵対しているというなら。ミサイルは東西両方に向けられているという。
        話しは変わるがウィルバーロス長官は禿鷹出身だね。だこら中国の国有企業改革要求はしたたかな計算があるはず。これを成就するためには習近平主席の独裁強化が好都合。民主化はパブル崩壊を誘発して米国にもネガティヴ。だから米中両国の一部勢力同士ほ握りが可能。そして北は...。
        米国は一枚岩ではない。それぞれにシナリオがある。アジアは太らせては食われる繰り返し。イルカの「なごり雪」を聴きながらふとそう思った。

        • 匿名様
          対北戦略が対中に通ずる。とも言えますね
          米朝会談破談が、これから中国と会談を行う前の挨拶代わりの軽いジャブでしょうかね
          >米国は一枚岩ではない。
          大きく割って3枚位、民主党(パンダハガーと呼ばれる親中派)リベラル派、トランプ政権を中心とするドラゴンスレイヤー(軍部中心)共和党の中にも親中派はいて現在のトランプ政権にはあまり与しないが状況によってなびく中間層あたりでしょうか?中国利権を上手く使って民主党の一部を上手く取り込むことを狙ってくるでしょうね
          現在の中国を見ていると共産主義コスプレでは?としか思えませんね
          思想的に統制されているわけでもなく独裁資本主義経済による金権統治なのでは?一帯一路政策なんて見るとそう強く感じます。でも、一方では思想統制と称し民族弾圧 ご都合主義なんでしょうね

          今の中国の経済状況を見ていると、この先日本も大火傷しそうな感じですね

          ここから先の朝鮮半島はカンボジアのポルポト派によるキリングフィールド時代と重なって見えて仕方がないのですが...
                   以上、かなりネガティブバイアスがかかってます。

        • 匿名様、匿名X様

          興味深い考察誠にありがとうございます。
          お陰で下記の記事がよりスッキリ理解出来ました。

          「米朝決裂が中東に飛び火し「第3次世界大戦」を招く可能性」
          https://gendai.ismedia.jp/articles/-/60261

          「自由朝鮮のための宣言文」内で唐突に「ディアスポラ」という単語が出てきたのが妙に引っかかるなと思ったら、イスラエルですか(もう一つ、「森羅万象」って…まさかの安倍総理(笑)!?)…。
          アメリカが北朝鮮を中国に攻め込ませるという説を何処かで目にした記憶があるのですが、あながちその可能性も否定できなくなってきたようです。

        • 補足  
          米民主党がパンダハガーと呼ばれる親中派になったいきさつ

          s://diamond.jp/articles/-/97964?page=2
          より抜粋引用
          クリントン夫妻は、中国から金を受け取っていた。しかも、1980年代から
          <中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つリッポ・グループ(力宝集団)を使用した。>
          <ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の報酬を得ている。FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。>
          <クリントン夫妻は一九九二年の大統領選に出馬したとき、リアディから少なくとも(後に判明しただけでも)一二五万ドルの賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。
一九九六年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。>
          <一九九二~九六年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは明らかであったが
          ホワイトハウスの命令を受けた司法省が捜査を打ち切る決定により贈賄事件の捜査は
          終結せざるをえなかった。
          <米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュースがアメリカのマスコミに載るようになったのは、一九九六年後半である。(中略)この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになったのは、一九九七年の春以降のことである。>
          ---------------------ここまで

          一方、トランプ共和党政権の中心勢力ドラゴンスレイヤーと呼ばれる対中国強硬派
          トランプ氏の支持層はアメリカ最大の宗教勢力(25%前後)であるキリスト教福音派(保守的・原理主義)です。80%が本選でトランプに投票しました。ユダヤ民族の約束の地がイスラエルであるとしたらキリスト教福音派の考える約束の地がアメリカだと言えるかも知れない。トランプ氏はそれらを巧みに取り込み票につなげた。
          大統領に就任後イスラエルの首都はエルサレムと公言アメリカ大使館をエルサレムに移転させた。
          オバマ民主党政権により、国防費の削減などにより軍情報部の弱体等、台頭する中国の覇権主義化にアメリカ軍部は危機感を募らせていた。トランプ氏はビジネスマンではあるが国防については説明すれば理解力はあると言う事で、退役軍人などが中心になりトランプ支持を打ち出さす。グラスルーツ(一般の主婦層などのから始まった草の根運動でリベラル派とは水と油の関係)タチの悪いアメリカのフェミ・ナチ勢力を相手に、常に戦いの先頭に立ってきた保守派の女性活動家フィリス・シュラフリーも強力に後押しした。

        • 匿名X様

          コメント拝見しました。アメリカには、いろんな利権があるのですね。
          今回の(だいぶ前ですが)大統領選でトランプさんが勝ちましたが、クリントンさんが勝っていたら、ロシアゲートではなくチャイナゲートになっていたところですね。
          ただ、うらやましいのは、たとえ、どんな利権で動こうとしても、議会やマスメディア(?)にそれに反対する勢力があり、利権の動きを止めるという機能です。

        • 補足その2

          何故、フィリス・シュラフリーさんの名前を出したかと言うと、北朝鮮とアメリカの現況を見事に言い表しているからです。

          『正論』 2005年9月号 ブッシュのヤルタ合意批判と日本
          https://island3.exblog.jp/22012850/
          からの抜粋引用

          シュラフリーはさらに、「太平洋戦争にロシアは必要でなかった。ロシアを引き入れたことにより、中国と北朝鮮における共産帝国の誕生に道を開いた。その結果、朝鮮戦争、および北朝鮮の初代独裁者の息子が核兵器でわれわれを脅かす今日の事態へと立ち至った」と述べている。

          ----日米開戦の緒を開いたルーズベルト政権が現在の東アジア情勢を作る種を蒔いたのです。そして今の状況が『自らが蒔いた種を自ら刈り取る』となるのです。
          その前談を以下に記しますが、重要なのは上記の4行です。お忙しい方は以下読み飛ばし下さい。----------

          訴訟を濫発するなど日本以上にタチの悪いアメリカのフェミ・ナチ勢力を相手に、常に戦いの先頭に立ってきた保守派の女性活動家フィリス・シュラフリーは、「ブッシュ大統領が、歴史を正し、フランクリン・ルーズベルト大統領が犯した悲劇的過ちについて遅ればせながら謝罪したことに感謝する」とした上、ルーズベルトがスターリンに行った不必要な譲歩として、次の諸点を挙げている(『ヒューマン・イベンツ』五月十三日)。

          ・ポーランドをスターリンに差し出した。

          ・共産主義を逃れドイツにいたロシア人をすべてソ連に(すなわち収容所に)強制送還した。
          ・ソ連は中国から奪ったモンゴルの支配を許された。
          ・南樺太および付属の島嶼がそっくりソ連に引き渡された。
          ・千島列島がそっくりソ連に引き渡された。旅順がソ連海軍用に引き渡された。大連港、東支鉄道および南満州鉄道が、ソ連の「優越的」権益が「保証される」ようにとの口実のもと、スターリンの影響下に委ねられた。
          ・ソ連は国連において、例外的に三票の行使を認められた。

          そして、「ルーズベルトの弁護者は、これらの譲歩はスターリンを対日戦に引き入れるため必要な賄賂だったと主張してきた」が、ヤルタ会談の三カ月半前にスターリンが太平洋戦争への全面参入を約束しており、駐ソ大使エイブリル・ハリマンからルーズベルトにその旨報告がいっていた以上、成り立たない議論だとしている。
          ---中略---
          近年の情報公開によって、ルーズベルト政権の幹部クラスに、ソ連のスパイや露骨なソビエト・シンパが多数いた事実が明らかになっているが(在米ソ連大使館に配属されたKGB、およびその前身のNKVD要員とモスクワの本部間の暗号電を米側は一部解読していた。プロジェクト名、ベノーナ〈Venona〉。一九九五年解禁)

          -----以上、北朝鮮問題の始まりの一考察です。

  • >むしろ、スティーブン・ビーガン北朝鮮特別代表がこれまで北朝鮮に対して宥和的とも受け取られかねない姿勢を示して来たこと自体が、(中略)過去の轍を踏むものにほかならないといえるでしょう。

    ボルトン氏の発言は心強いですが、ビーガン氏の弱腰もトランプ氏の考えなのですよね。今回は、トランプ氏の軽率を、ボルトン氏と、コーエン砲を放ったアメリカ議会で止めたというこjとではないでしょうか?アメリカはトランプさんだけではありません。

    >米国が何らかの形で金正恩を放逐し、Kim Han Sol氏を後任の北朝鮮国王の地位に就け、北朝鮮を「親米国家」にするということを考えているとすれば、

    北朝鮮を「親米国家」にすることを、中露は許しますかね。疑問です。

    >いや、もっといえば、日本は朝鮮半島とできるだけ関わらない方が良いと思います

    私も、そう思います。半島の国々は、日本だけでなく周辺の国々にとっても、やっかいごと以外のなにものでもないはずです。
    過激なことを言いますが、半永久的に経済制裁を行い、国家としての自滅へ導く。これが私の、半島ベストシナリオです。
    日本も、米中露もへたな色気を出さず。国連統治で、制圧、隔離して、国交を断絶したほうが、それぞれの安保に敵うと思います。

    • >在日韓国人の子孫でもある私がこんなことを申し上げても説得力はないかもしれませんが。

      ご安心下さい。半島は日本列島の隣にあり、古代から半島と行き来がありました。私たちの体には多少の差はありますが、半島の血は入っています。日本人というのは、氏より育ちです。日本人として育ったということは、日本人なのです。

    • 心配性のおばさん さんへ

      米国の歴史には、第7代大統領アンドリュー・ジャクソン
      と云うトランプが可愛く見えるとんでもない人物が
      おりますが、それでも、政府が機能すると云う
      強さが有るんですよ

      • 鞍馬天狗様 いつも有難うございます。

        第7代大統領アンドリュー・ジャクソンについては、知らなかったので、調べてみますね。
        でも、トランプさんは、充分、可愛いですよ。大きな赤ん坊です。

        今回の米朝会談決裂で、鞍馬天狗さんのいうところの、”政府が機能すると云う強さ”を目の当たりにしました。

    • >心配性のおばさん様

      かかわらないのがよいとは思いますが、
       そうは、させてくれないのが、北朝鮮・韓国・中国です。

      中国が南沙諸島に基地を作っているように、中国の対外進出はどんどん進みます。

      韓国も、日本の竹島の漁民を殺して、占領したように、かなりアグレッシブです。

      北朝鮮も、日本にどんどんミサイルを撃ち込んできます。

      しかも、三国とも、日本のEEZ内で、違法漁業をしており、これを、海上自衛隊が
       必死に食い止めています。乱獲されまくっているので、放置という訳にもいきません。

      そこで、三国のうち、韓国とだけは仲良くやっている体裁にしようということで、
       韓国に対しては大目にみてきたというのが、これまでの日本政権でしょう。

      言いたいことは、韓国、北朝鮮、中国とは、何らかの関係を持たざるを得ない訳で、
       EEZで、「不法漁業をする韓国籍の船を拿捕しまくって、抵抗したら、放水したりするだけでなく、火器をあびせて、場合によっては撃沈したらいい」とも思うのですが、大人な事情ですとか、
      そういうこともあるので、自民党も、海上自衛隊も、色々と苦慮しているのだと思います。

      大人な事情も理解できるのですが、徴用工最高裁判決が出た時にも、遺憾砲しか出さなかったり、反論が弱かったりして、そこの理論武装の弱さは、感じます。

      文政権は、三権独立といったわけですが、韓国政府が、代わりに、判決で出た賠償金を払えば、
      ことはすべて済むわけで、三権分立に何ら反しません。

      判決がおかしいと繰り返す安倍総理の理屈は、三権分立に対する何の反論にもなっておらず、
      もどかしく感じました。

      韓国を二度と助けないですとか、そういう面での、関係途絶論も、大変理解できるのですが、
      日本EEZでの韓国船の違法密漁等を牽制するためにも、ロックオン事件の際には、
      EEZ内における不審船席に対する日本の捜査権、拿捕権などを韓国が妨害したと主張して
      欲しかったです。そこも日本政府は、主張不足でしょう。

      せどりなのか、違法密漁なのか、少なくともその疑いはあったのですから、それを捜査する権利は
      日本にあったはずです。

      「関係を絶てばよい」という議論は、「反論すべきことを反論しなくてもよい」ということに
      つながりかねない議論なので、ちょっと危うさを感じます。

      長々とすいません。

  • 始めてコメントいたします。
    以前から引っかかっていたことなのですが,

    >日本にとっての最大のリスクとは、韓国が「経済大国」、北朝鮮が「核保有国」としての地位を維持したままで南北統一が実現すること

    南北朝鮮が核付経済大国になったら、確かに脅威でしょうが、統一して果たして「経済大国」の地位を維持できるものでしょうか?アメリカと日本を敵に回して。
    経済に明るいブログ主様の見解をうかがいたく存じます。

  • ほ心配性のおばさん(おじさん?)、大賛成です!!
    但し、韓国在住の日本人さんの難民/空家への対策、と、厄介な国内対策を、強力な軍備と共に構築/運用しましょう。多少の我慢が必要となります!他力本願ですが、願いがかないますように!

    • 元左派系?の初老様

      私の事ですよね。失礼な!おばさんですよ。たしか・・・。

  • 更新ありがとうございます。いろいろあちこち飛びながら話を進めます。

    朝鮮半島は、金正恩一派が続く限り統一させてはいけません。むしろ今の方が都合が良い事もあります。経済と核が分断されている状況。このまま行けば、南北は経済破綻と日干しになるだろう。

    北朝鮮と日本が拉致問題でサシの交渉を有利に出来るかも知れません。核と違って、何時迄も待てないんだ。ただし、メッセンジャーには文や韓国は絶対使わない事!

    ここは中国でしょう。勿論米国には事前根回し要だが、中国に『将来、北は取ってもよいぞ』と吹き込む(笑)。被害者全員の行方と生存者全員の帰国を条件に食料と医薬品1年分の提供、配布状況の確認をする。

    この条件に北朝鮮がNO!になりそうなら、事前に国民に日本がマトモな国になるよう訴え、憲法9条を変えて戦える軍隊を派遣するしかありません。

    文大統領は北に韓国を献上することしか頭にない。ハノイ会談迄は、甘いヨミでノーベル賞でも夢見てたんだろ(笑)。

    ハンソルとか言う金正恩の異母兄の子息が出て来たが、正直面倒だな。本当に朝鮮は血縁関係で揉める。今のところ全く力はないようだが、いろんな役者が出るより、消え去って欲しい。マトは少ない方が良い。力を持ったなら北内で消耗戦をして貰っても良いが(笑)。

  • 朝鮮半島に「核保有した経済大国」が出現する可能性はまずあり得ないと個人的に考えていますが?
    ECが数百万人の移民であれだけ混乱し、ドイツの統一ではメルケルが数百兆の費用がかかったと言い、
    確かロイターによる「統一コスト」が(控えめに思っていますが)百兆円。
    2000万人の難民を韓国の経済力で吸収するのは不可能だと思います。
    (移民でないからインフラの整備も膨大でしょう)
    むしろ、統一を黙認し経済的に何も助けず破綻国家になっていくのを見守るほうが…と思っています。
    「会計士」様の意見にはいつも勉強させていただき感謝しています。
    ただ、このことだけは違和感があります。ご意見を聞かせてもらえばありがたいのですが。

    • 残念ですが日本国内には「国交開始」で「経済支援」をしたくてしたくてたまらない連中がかなりいます。政府自身も「拉致とミサイル、核を解決後は経済支援」とセットで発言しています。まるで経済支援が規定路線のような言い方ですよね。そんな連中は黙っていません。政府もそうです。莫大な税金を献上するはず。ですが 私はそんな将来にはすでに天国にいますから どうでもいい気がします。若ものよ それでいいんですか? チャイナも韓国も 恩知らずです。それどころか 悪口罵詈雑言の限りを尽くしましたね。そんな国に税金を配るよりアフリカとかに回すべきでしょう。増税をやめるとか。

  • >北朝鮮がどれだけ困っているか

     ロシアの援助小麦2000トン、北朝鮮に到着
     2019年03月05日 | Deily NK

    ロシアが北朝鮮に食糧支援の一環として送った小麦2092トンが東海岸の清津(チョンジン)港に到着したと、ロシアのタス通信が4日、駐北朝鮮ロシア大使館のFacebookを引用して報じた。
    同大使館は「清津の北朝鮮領事館の職員は先週末、港を訪れ人道支援伝達式典に参加した。ユーリー・ボチカレフ領事は船に乗り込んで船長、船員と談話した後、積荷を検査した」と発表し、現場で撮影したと思われる3枚の写真を公開した。
    https://dailynk.jp/archives/121825

    米朝首脳会談:交渉決裂後も対北事業に前のめりの文大統領
    朝鮮日報日本語版 2019/03/05
    韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、韓国大統領府(青瓦台)で開かれた国家安全保障会議(NSC)の全体会議で「制裁の枠組みの中で、南北関係発展を通して対話に役立ち得る案を模索してもらいたい」と発言した。さらに文大統領は「特に、板門店宣言と平壌共同宣言で合意された南北協力事業を、スピード感を持って準備してほしい」とも語った。

    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/03/05/2019030580058.html

    北朝鮮の報道官(文大統領)が急いで準備しろといっているので北朝鮮はかなりこまっていると思われます。

    >瀬取りの監視強化を歓迎するが…

    北朝鮮の貿易の80%を中国に依存している。現在中国はアメリカとの貿易戦争(関税)で経済的に減速している。日本の企業にも徐々に影響が出ている。貿易の大半を中国に依存している北朝鮮はかなり影響を受けていると思われます。
    また、瀬取り強化は物理的に原油の北朝鮮への流入を制限することの効果よりも、グレーゾーン(制裁違反なのでブラックだと思いますが)取引を行う人にとって、危険手当増額の良い交渉材料となります。

    中国の景気減速(北朝鮮の収入減少)、瀬取り強化(原油購入価格高騰) → 国家破産

    >今後想定されること韓国による制裁バイパス案の検討・実施。

    イランと韓国、原油の「物々交換」取引で合意 制裁の回避図る

    米国の経済制裁はイランの金融業界などを標的にしているが、物々交換の余地は残っている。
     先の関係者は具体的な仕組みについて明らかにしなかったものの、イランと韓国の中央銀行の間で「共同基金」を開設する可能性もあると述べた。

    エスクロー方式(銀行など第3者に代金を預けて、一定の条件が満たされると、引き出し可能)

    イランと韓国でやったことを韓国と北朝鮮(名目は開城工業団地)あいだで行う。韓国が間に入ることでイランと北朝鮮がつながり、原油を運び込む

    結果:米国にばれて、韓国に経済制裁

  • 補足です。「北朝鮮の経済がそれなりに成り立っている」という論評も見かけますが、電力不足でしょっちゅうブラックアウトという論評も見かけます。また、医療の体制が悪く、薬品不足で肝炎など疫病が流行しているという話も聞きます。
    国境線を越えて脱北した兵士が寄生虫だらけだけでなく、肝炎だったそうです。
    国境線の警備の兵士は、兵士の中でも相当重要な任務で相当厚遇されてしかるべきなのにあの状態です。
    一般人はどうなっているのか?と考えています。

    • 秋田や北海道に漂着する船の乗務員は結核だったりします。実質バイオテロ状態。結核感染は衛生状態もさることながら、栄養状態が不良なことも要因でしょう。推して知るべし。

  • プライムニュースはWeb配信もされているので、ご覧になっている方も多いとは、思いますが。

    なな、なんと本日のプライムニュースにスティーブ・バノン氏が出席されました。本当にいたんですねぇ。(笑)

    わくわくして観ていたんですが、同時通訳が分かりにくくて(通訳さん、ごめんなさい。)閉口しました。
    以前からバノン氏と親交があるという安倍政権外交特別補佐を務める河井氏から、バノン氏が現在のトランプ政権の方向付けを行い、政権を離れてなお、政権内部の事情に詳しいと紹介されていました。

    バノン氏は「私は現在、政権から離れているので。」と予防線を張ったうえで、トランプ政権の戦略は発足当初から、半島を含めた対中政策にしぼりこんでおり、それは今もブレていない。とのこと。
    北朝鮮への交渉は、途中、緩めたり絞ったりのことはあるにしても、最終的にCVIDは変っていいない。このCVIDの対象は核兵器・施設のみならず、化学兵器や生物兵器も含めたものである。
    (本当かしら、だったら、ビーガン氏の発言はなに。)

    韓国政府の動きについては、コレグジットと苦笑いし、なぜ、この局面で北朝鮮制裁緩和や反日に走るのか理解できない。と発言していました。
    司会者が「米朝会談決裂の今後、米朝の仲介について韓国の重要性がある。」との文在寅さんの発言をバノン氏に確認したところ。トランプ氏に聞いたわけではないが。と断った上で、現在の米朝関係には、仲介者は不要だろう。と意見を述べた。(かえって、邪魔ですよね。)

    最後の提言では、バノン氏は、日米は「①目標を1つにし、②互恵関係を保ち、③ファイティングスピリッツの結合」を挙げました。
    河井氏は日米安保は「ガーデニング」常日頃からたゆまぬ注意と努力を払って育てていくものだ。と提言されていました。

    おしまい。

  • 北との国交回復はありと考えます(3ヶ月以内)。現代の我々の考え方(思わく)から離れて、(私的(地政学的な)見方として。。)

    『敵の敵は味方』の論理でいくと、現代版、高句麗と大和の合掌が新機軸となりうる可能性があります。その後に体制のあり方を調整すればよい。そこまで踏み込んで、痛い歴史をくり返すことも、十分予想されますが。。いずれにしても、本邦にとり、大陸との間に安定した緩衝国家があることが望ましい。舌たらずですみません。

    • 残念ですが日本国内には「国交開始」で「経済支援」をしたくてしたくてたまらない連中がかなりいます。政府自身も「拉致とミサイル、核を解決後は経済支援」とセットで発言しています。まるで経済支援が規定路線のような言い方ですよね。そんなこと誰が決めたんですか?平城宣言?あれは核開発やってたから反故になってるはず。そもそも国会で批准しましたか?
      チャイナも韓国もですが いくら支援しても感謝しないどころか 悪口雑言の限りを尽くすような国に日本人の税金を配る理由はありませんから。そんな金があるなら増税などやめるかアフリカなどに回した方がよっぽど意味があります。
      日本のトランプよ出でよ。

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