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自民党議員が女性問題で辞職 異性スキャンダル系議員の面々

すでに昨日時点で複数のメディアに報じられていますが、自民党・二階派の田端毅衆議院議員(比例東海ブロック)は27日、「女性問題」で衆議院議員辞職願を提出したそうです。議員辞職が認められれば、自民党岸田派の元職・吉川赳氏が繰り上がりで当選しますが、そうなると今度は自民党に入党せず、無所属のままで二階派に入会した細野豪志・元民進党代表代行と同一の小選挙区で衆議院議員が2人、ということになってしまいそうです。二階派は自民党のゴミ箱でしょうか。さらに、今回の田畑氏の辞職を受けて、異性関係スキャンダルで知られる立憲民主党の初鹿明博、青山雅幸、小川勝也、山尾志桜里の各議員も身の振り方を考えるべきでしょう。

それって「性犯罪者」では?

今月21日に自民党を離党した田端毅衆議院議員(当選3回、比例東海)は27日、「女性問題」で衆議院議員辞職願を提出したそうです。これについては各メディアが昨夜、相次いで速報的に取り上げているので、すでに目にされた方も多いでしょう。

これらの報道を総合すれば、田畑氏は交際していた名古屋市の女性から準強制性交容疑で愛知県警に刑事告訴され、有権者の理解も得られないと判断したことから、「一身上の都合」を理由に大島理森議長宛に辞職願を提出したのだとか。

この人物は、2017年の衆議院議員総選挙では小選挙区(愛知2区)で落選するも、比例東海ブロックの最下位で辛うじて滑り込み当選。二階派に所属していたそうです。

一方、捜査関係者によると、この女性はフェイスブックを通じて田端氏と知り合い、昨年12月24日に飲食後、自宅で酔って寝ている間に暴行され、さらに無断で裸の画像を撮影されたとする被害届も出しているのだとか。

現段階ではあくまでも暴行「容疑」ですが、田畑氏が有罪だと確定すれば、まさに性犯罪者との誹りを免れません。産経ニュースなどは

自民党は21日に離党届を受理したが、春の統一地方選や夏の参院選への影響を回避するため、党内からも「辞職すべきだ」と非難の声が上がっていた。党幹部は辞職願提出を受け「自業自得だ」と突き放した。別の幹部は「選挙を考えると辞めてもらってよかった」と胸をなで下ろした。

と報じていますが、このような性犯罪者が国民の代表者として国会の議席に居座っていたこと自体、恥ずべきことです。

自民党(とくに二階派)は猛省して欲しいと思います。

トラブルの元凶・二階派

問題は、それだけではありません。

時事通信などの記事によれば、田畑氏の辞職が認められれば、無所属のままで二階派に入会した細野豪志衆議院議員と静岡5区で争う自民党岸田派(宏池会)所属の吉川赳・元衆議院議員が比例順位に従って繰り上げ当選することになります。

細野氏が将来、自民党に入党するのかどうかは現時点ではわかりませんが、仮に自民党に入党すれば、同じ小選挙区内で同じ自民党の現職衆議院議員が2人存在するという、非常におかしなことになりかねません。

しかも、細野豪志氏といえば、民主党政権下で閣僚を務め、民主党下野後も民主党・民進党の政調会長などの要職を務めておきながら、民進党を離党し、希望の党に合流したという節操のない人物でもあります。

細野氏ら「旧民進党出身の希望の党結党メンバー」は党代表の小池百合子東京都知事をさんざん利用し、選挙後に捨て駒にしたようなものです。その希望の党は結局、民進党と合流して国民民主党を形成するのですが、まさに彼らの行為は「政党ロンダリング」そのものです。

さらに、細野氏は2006年にTBSの山本モナさんと不倫関係にあったことが、写真週刊誌『フライデー』に激写され、インターネット上では「モナ男」などと揶揄されている人物でもあります。

よって、田畑毅氏、細野豪志氏の共通点といえば、「性倫理がおかしい」という点と、「二階派である」という点でしょう。

この2つの共通点は、けっして偶然の産物とも思えません。

私自身は以前から、自民党の二階派を「人材のゴミ箱」と考えていますが、二階俊博氏に「恥」の概念があるならば、どうかさっさと自民党の幹事長を辞職なさるべきです。

さらにいえば、自民党は最近、明らかにたるんでいます(たとえば異性スキャンダル系では今井絵理子参議院議員(2016年当選、比例区)を巡っては、2017年7月に自民党の橋本健・神戸市議員との不倫が報じられています。)

自民党は春の統一地方選や夏の参議院議員選を控え、今のうちに綱紀の引締めを行うべきでしょう。

下半身系の議員はもっと非難されるべき!

ただし、田畑毅氏の女性スキャンダルを巡っては、野党側、とくに「最大野党」である立憲民主党に、批判する資格はありません。なぜなら、立憲民主党には、異性スキャンダル系の議員が山ほど在籍しているからです。ぱっと思いつくだけでも、

  • 青山雅幸衆議院議員(セクハラ)
  • 初鹿昭博衆議院議員(セクハラ)
  • 小川勝也参議院議員(息子が性犯罪者)
  • 山尾志桜里衆議院議員(不倫)

という具合で、まさに異性スキャンダル系の宝庫、「人材」ならぬ「人罪」の掃き溜めです。

これに対し、今回、自民党の田畑毅氏が自身の不祥事の責任を取り(あるいは「責任を取らされ」)、辞職したことは、決して悪いことではありません。というのも、誰がどう見ても、立憲民主党こそ「自浄作用が働かない政党だ」ということが浮き彫りになるからです。

立憲民主・枝野代表「辻元氏は既に返金し説明責任も果たした」』でも紹介したとおり、立憲民主党は徹底的に「他人に厳しく、身内に甘い」政党です。

今のところはマスコミ各社のメディア・スクラムによって守られているかもしれませんが、マスコミの力が今よりももっと弱くなっていけば、立憲民主党のような「人罪の掃き溜め」に貴重な1票を投じようとする有権者は、減ることはあっても増えることはないでしょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、私自身は「ウェブ評論家」を名乗っていて、インターネット空間で評論活動を行っているのですが、この田畑氏の議員辞職に関する話題を眺めていて、気付いたことがあります。

それは、インターネット上で多くのユーザーに支持されている保守系の論客ほど、田畑氏を舌鋒鋭く批判している、という事実です(ツイッターの場合、その論客が支持されているかどうかの目安としては、フォロワー数やツイートへの「いいね」の数などがあります)。

これに対し、左派(というか自称「リベラル」系)の論客だと、自民党の不祥事にはやたらと舌鋒鋭く噛み付くくせに、立憲民主党や日本共産党などの不祥事にはダンマリを決め込む傾向があります。

これこそが、保守と自称リベラルの大きな違いではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

新宿会計士:

View Comments (7)

  • 更新ありがとうございます。

    性倫理がおかしいという事では、今までに表面化している二階派と立憲民主党のスキャンダル議員らは、揃って下半身に人格が無いという事です。頭や口で良い意見は出来ても、シモは理性で制御不能、もしくは皆、いい歳なんだから、軽〜くガス抜きのつもりでストレス発散しているのかもしれません。

    派閥や党にすれば所属が増えるだけで勢力拡大、入党時にこれまでの遍歴を洗う、なんて事しない。いや、それをやり出したらキリが無いか(笑)。

    田畑氏は辞職して当然、懲戒なら歳費の返還を求めれないものか、と思います。政界復帰せず
    好き勝手に遊んで下さいな(嘲笑)。立憲民主党の青山、初鹿、小川、山尾らも白黒着けない限り、立憲の明日は無いよ!

  •  日本の政治家には是非とも社会倫理の遵守を徹底して頂きたい。このような話は韓国では当たり前のように聞きます。少なくとも犯罪行為とみなされることは有権者に対して失礼であると思います。

     日本の政治家は韓国面に落ちないよう、精神をしっかりと保って責務を果たして欲しいと思います。

     駄文にて失礼します

  • クリントン大統領が辞任しなかったのはすげーなあと思いましたっけ。
    また結局、離婚しなかったのもw

  • 斜め上な話ですが、男女の機微で難しいこともあるとはいえ、かかる事態を表沙汰にせずに収拾できるくらの能力は政治家には求められるのでしょう。
    https://biz-journal.jp/2019/02/post_26864_2.html

    性事家にこの種のあれこれが多いのは、もともと「非常に人間に興味があって」「情熱的=情に厚い」「行動的」という職業がらみの側面でもあると思います。万葉や平安、江戸に至るまでの日本の性風俗を知るなら、「不倫は文化だ」という言葉自体はあながち間違いではありません。倫理観と社会人に求められる行動規範は時代と地域で異なりますので、もちろん平安貴族と同様のことが今の日本でまかり通ると言うわけじゃない。個人的にはちょっと残念ですがw

  • 恥ずかしながら、私自身、他人の下半身問題をとやかく言える身分ではありません。若い頃には女の子を部屋に連れ込んでやっちゃったことは数多ありました。幸い、女の子には優しく接してきたつもりなので、訴えられることはなかったですが。そんなわけで、細野や田端に対して私はしゃーないやっちゃなと言うが、仕事を辞めろと言うまで怒る気にはなれません。細野の場合、モナは当時独身でスキャンダルが売物になる芸能界の人間で、怒るのは夫人や支援者でしょう。一方、田端はバツイチで、田端を準強制強姦で訴えた独身女性とは既に男女のズブズブの関係があり、泥酔した女性といつものように避妊せずに抱いたとか、あの時の写真を消す消さないという、所謂痴話喧嘩ですね。むしろ議員になる前に女子高生を事務所に連れ込んでしちゃったことのほうが深刻かな。政治家の下半身問題を五月蝿く言うと、閉経した共産党の女性代議士先生を除いた大半の代議士に塁が及ぶぞと私は危惧します。(閉経後益々華やぐ困ったおばさんに若い男をあてがう旦那の話も珍しくありませんが。。。) 私は二階派はブレーメンの音楽隊だと思っています。指揮者の二階さんの度量の広さ、懐の深さを感じています。
    下半身問題に対しては鷹揚な私ですが、それでも許せないのがいます。立民のパコリーヌです。自分がやればロマンス、他人がやれば不倫。韓国の代議士になれよと言いたいですね。

  • 左派って上半身(異見に不寛容な頭、体制側の腕力を糾弾)にはとてもうるさいけど、下半身に関してはかなりフリーダム、それこそ「リベラル」です。これはもう、お家芸、それこそ文化、伝統の域じゃないんですか。そこ攻めたら単なるブーメランなことぐらいはさすがに理解できてる。同病相哀れむ仲良きことこそ美しきかなです。

    団塊の世代(70歳前後)は、全共闘とかの学生運動に青春謳歌してた連中でしょ?火炎瓶投げながらナンパするとかが日常でしたよね(たぶん)ウーマンリブやら、反体制とか、なにかといえば「解放」が合言葉だった連中です。で、解放ならまずは上部構造を規定する下部構造から、下半身からだったのでしょう(たぶん)

    それが当時のファッションだったのでしょうから。ジーンズを履きかえるような感覚でヘルメットとゲバ棒をコーディネートしてた。セクトの綱領やメットはいろんなブランドがあって、細かい差異にこだわったりと、それはそれで割とマニアックな、今で言うオタクの走りみたいなところもあったらしい。

    催涙ガス避けんと秘かに持ち来たるレモンが胸で不意に匂えり(もとこ)

    サラダ記念日も青春なら、催涙弾だって青春なのですよ(たぶん)

  • 下ネタそのものはどうでもいいんですが、立憲民主連中のダブスタの「ズルさ」は許せないですね。

    普段から議員のシモ系の話題はまったく興味が無くて、ほとんどウォッチしてないんですが、以前たまたま見かけた、マック赤坂氏のシモ系記事を思い出しました。
    ちなみに、マック赤坂氏のことはまったく知りません。

    去年の8月に突然逮捕記事が流れたんですが、その後、本人の弁明というものが流れて、

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    準強姦容疑のマック赤坂氏「セクハラ冤罪に遭った」
    https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201808310000324.html
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    (スポーツ新聞しか見つからなかったです。メジャーどころは記事が消されています。)

    事の真偽はまったくわかりません(し、どうでもいいのです)が、マック赤坂氏の弁明が本当だとすると、女性側が幾分かのウソをついていることになります。

    しかし、心象が命の政治家にしてみれば、嘘であってもこういうネタが流れれば致命的なんで、それを利用する勢力がいても不思議ではない。利益になるから。
    その政治家の対抗勢力が女性に何らかの便宜を図り、見返りに被害者として訴える、などということもありえるなーと、思いました。簡単に言えばカネとか。

    なので、政治家絡みで「被害者女性が告訴した」なんて話が流れると、いつもこのネタを思い出します。