韓国メディアが「安倍が政治利用」「カミカゼ攻撃」と逆ギレ
先ほど私は、「今年最後のコンテンツ」のつもりで『年末の「恥知らず」特集 やっぱり朝日新聞は国民の敵』という記事を配信したばかりですが、最後の最後にやられてしまいました。嫌な予感がしていたのですが、やはり、想像をはるかに超える逆ギレ記事が、韓国メディアから相次いで出てきたようだからです。年末ということもあり、深く突っ込むことは控えますが、何が報じられたのかについてのメモ書きも兼ねて来年に向けて、取り急ぎ報告しておきたいと思います。
年末の最後にやられた!
先ほどの『年末の「恥知らず」特集 やっぱり朝日新聞は国民の敵』を「今年最後のコンテンツ」のつもりで掲載したのですが、前言撤回です(笑)韓国メディアが期待に違わず(?)、年末の最後の最後になって、やっぱりやってくれました。
韓国メディア、哨戒機の映像を公開した安倍首相を一斉に批判(2018年12月31日10時14分付 中央日報日本語版より)
韓国メディア『中央日報』(日本語版)によると、韓国メディアが31日の社説で、わが国の安倍晋三総理大臣を一斉に批判したのだそうです。
社説のタイトルは、東亜日報が『自ら信頼を落とす映像まで公開して葛藤を増幅させる安倍』、韓国日報が『レーダー葛藤をあおる安倍、韓日関係復元意志はあるのか』、ハンギョレ新聞が『日本の『哨戒機映像公開』指示した安倍の政略』で、どれも安倍総理を呼び捨てにしています。
(もっとも、東亜日報とハンギョレ新聞については日本語版ウェブサイトを開設しているのですが、先ほどチェックしたところ、まだ中央日報が報じた記事に相当する社説は日本語版にはアップロードされていないようでしたが…。)
…もしかして、本気で理解していないのでは?
中央日報の記事に含まれているメディアといえば、論調の左、右という違いはあれ、いずれも韓国を代表するメディアです。それらのメディアが、左右の違いを超えて、「安倍(総理)は今回の事件を政治利用している」、という認識で一致したのです。
これを読んで私は、「もしかして本気で韓国側は今回の問題を理解していないのではないか?」と疑わざるを得ません。いや、もっと困ったことを申し上げるなら、今回のレーダー照射事件について、そもそも「事実かどうかが疑わしい」というのが韓国国内の基本認識ではないかと思います。
ただ、問題はすでに、少なくとも日本国内においてはかなりの部分が公表されていますし、国際的に見ても、日韓の「二ヵ国間」ではなく、日米同盟や「ファイブ・アイズ」(米、英、加、豪、NZ)などの「海洋同盟チーム」全体で共有されてしまっていると考えて良いでしょう。
だいいち、今回、防衛省が公表した動画は、「レーダー照射自体の決定的証拠」とは言えないかもしれませんが、それでも韓国政府がこれまで主張していた「悪天候だった」だの、「北朝鮮の遭難漁船を捜索中だった」だの、「海自機が『コーストガード』を呼び出した」だのといった主張がウソだったとわかります。
おそらく日本は韓国によるレーダー照射に関する決定的証拠をいくつも握っていると思われますし、いつまでも「韓国海軍による日本の哨戒機へのレーダー照射」という事実を認めないでシラを切りとおせるほど、世界は甘くありません。
それに、韓国政府の言い分がコロコロ、コロコロ変わっている点を無視し続けるのも、いい加減、無理があります。韓国のマスコミ関係者も、新聞記者などを自称するならば、事実関係を冷静に調べるという癖を身に着けるべきでしょう。
「カミカゼ特攻」、幼稚すぎるソウル新聞
一方、「韓国紙の反応」という意味では、わが国のメディア・時事通信が本日配信した、次の記事も、なかなかぶっ飛んでいます。
「『神風』連想させる」=哨戒機の低空飛行批判-韓国紙(2018年12月31日08時49分付 時事通信より)
時事通信によると、31日付の韓国紙ソウル新聞は、
「日本の哨戒機の低空飛行は、太平洋戦争当時、米軍艦に自殺攻撃を敢行した『神風』を連想させるという指摘も出ている」
と述べていますが、ここまで来ると思考は支離滅裂を通り越して幼稚という表現が適切でしょう。
また、時事通信は同紙に紹介された民間組織の「韓国国防安保フォーラム」関係者による
「威嚇飛行であり、艦艇に向けた自殺攻撃も可能な距離だ/いかなる理由で低空飛行を敢行したのか責任を問い、謝罪を受けなければならない」
という発言も紹介しているのですが、なぜ日本の自衛隊哨戒機が韓国の駆逐艦ごときに「カミカゼ・アタック」を仕掛ける必要があるのでしょうか?常人にとっては、まったくもって意味不明です。
映像という「動かぬ証拠」を突きつけられ、威嚇飛行が問題だ、安倍(総理)の政治利用が問題だ、と、次から次へと逆ギレし、「加害者」である韓国が、いつのまにか「被害者」にすりかわっているというのも、ある意味で日本人には絶対に真似できない、凄まじい思考力です(※誉め言葉ではありません)。
いずれにせよこの問題を巡っては、来年もさまざまな動きがありそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
被害者面は韓国人のお家芸、ちょっとやそっとで我々が真似できるものではありませんね。
そこに痺れる憧れない。
低空飛行か否かも、海上自衛隊は記録を持っていますから、提示すれば一瞬で論破です。しかし、どこまで機密を開示するか難しい問題で、韓国側は自衛隊が何もかもデータを公開することはないはずだと踏んで得意の論点逸らしをしているのでしょう。
韓国メディアの意図は、朝日新聞など日本のメディアが同調して安倍政権非難の大合唱を起こし、それを受け手日本政府が矛を収める事を期待しているのかも… と思ったのですが、むしろ何も考えずに脊髄反射している可能性の方が高いかもしれません。いずれにせよ、メディアが逆ギレして韓国民を煽り、韓国民が韓国政府を煽り、どんどん退路を断ってくれるのですから有り難い話です。
火器レーダー反射問題は、締め切りのある問題ではありませんから、韓国が疲れ果てるまで延々と小出しに非難を続ければよいと思います。
それでは韓国の皆様、今年もお疲れ様でした。つらい新年をお迎えください。
今回は日本の自衛隊機だから何もなくすんだけど、相手がロシア機だったらミサイルをぶち込まれていたかも。自衛隊機だと思っていたら実はロシア機で、韓国の駆逐艦が沈没したりすることが起こる可能性がある。その意味で韓国の駆逐艦は結構、無鉄砲なことをやっていることになる。
公開されたP1哨戒機動画の影で注目を集めていませんが日本防衛省は「レーダーの種類と特徴」、「航空法規における船舶と航空機の離隔距離規定」と言う韓国の「カミカゼ攻撃」と言う言い掛かりを専制的に潰す資料も公開しています:
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/12/28z_1.pdf
————————————————-
航空法施行規則
(最低安全高度)
第百七十四条 法第八十一条の規定による航空機の最低安全高度は、次のとおりとする。
一 有視界飛行方式により飛行する航空機にあつては、飛行中動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人
又は物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度及び次の高度のうちいずれか高いもの
イ (略)
ロ 人又は家屋のない地域及び広い水面の上空にあつては、地上又は水上の人又は物件から百五十メートル
以上の距離を保つて飛行することのできる高度
ハ (略)
—————————-
国際民間航空条約第2付属書
第4章 有視界飛行規則
4.6 離陸又は着陸のため必要な場合を除き、又は関係主管機関から許可された場合を除き、
下記の高さでVFR飛行を行ってはならない。
a)都市又は集落の過密地上空、又は人の野外集会場上空では、航空機から
半径600m以内の最も高い障害物から300m(1,000ft)未満の高さ。
b)4.5a)に規定された場所以外では、地水面から150m(500ft)未満の高さ。
————————————————-
従って動画で観察されるP1の飛行経路は国際法・国内法の両方に照らし合わせても合法でP1は国際的に認められているルール遵守です。
韓国マスコミ関係者が事実関係を冷静に調べる癖を身に着ける
.
https://shinjukuacc.com/20181231-03/#i-2
.
のを妨げているのは、
NHK等の在日マスコミではないでしょうか?
.
https://seijichishin.com/?p=12373
感覚論で恐縮ですが、人間こうなってはいけない、という例としては素晴らしいものを感じました。負の想像力は間違い無く世界一レベルと思います。日本政府には、真綿で首を絞めるようなやり方をお願いしたいものです。最終的には戦争も辞さないニダ、とか何処かが言いそうで、ある意味恐ろしいですが、関係のリセットの課程としては避けて通れませんからね。あと、大統領はダンマリを続けるでしょう。逃げと責任転嫁しか能が無いですから。
『脅威になる程の低空飛行になりそうで問題になってるのは、文政権の支持率のことではないか?』と軽く返えしつつ、
論点をずらす理由、説明が二転三転している理由の回答 および 脅威飛行云々の証拠提示要求等、被害者面してくる相手には事務的に正論を返せば良い。
現在、韓国各紙の韓国版は「民間人監視疑惑」「KT&G社長交代/赤字国債追加発行」で賑わっていてレーダー照射事件の事は二の次状態。(愛国心なのか、単に日本語翻訳者がクリスマス休暇なのか日本語版にはあまり記載がない)
・・・支持率はもっと驚異的な低空飛行になる勢い。
いつもの末路の予感?
だてに李氏朝鮮の末裔なわけじゃないからね。不毛な争いをさせたら彼の国の右に出るものはない。誰かがコメントしてるように、人間こうなっちゃ終わりだよね、こうしちゃいけないよねっていう、わかりやすい見本としてはこの上ない存在価値がある。所得主導成長政策の失敗は経済学の教科書に載るでしょう。最低最悪な外交手腕は政治学の教科書に。北の非核化の失敗、南北統一の失敗は歴史の教科書に。そう言う意味では、後世に名を残す大統領だと思う。まだ任期は3年ある、人気は残念だけど。でも、日本人なら応援してね!
https://www.youtube.com/watch?v=1eEz7XQc2eY
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
「何を言ってもムダ。
もし制裁という形で殴ってもわかんねぇなら
後はXXしちゃうしか無いよね(笑)。」
某アニメの魔法少女キョーコちゃんのセリフを借りてみました(笑)。
しかし、韓国人の得意技と言いますか、自分は何もせず相手のを非難するを地で行ってます。ギャーギャー騒ぐ前に、韓国軍が広開土太王艦で得たデータを公開して日本の偽証を論破すれば終わる話です(そんなデータあるわけない)。
状況が不利な時、如何にしてそれを覆すか。日本人は相当に細か事まで調べ上げてそこから得られた内容で勝負しようとするのに、韓国の場合はとにかく相手に文句をつけ、悪口を言って黙らせるという戦法を一般の会社でも使います。その戦法は韓国内でしか通じないのですが、彼らはそれが分かりません。ですから一般の会社でも外国人がブチ切れるんです。中国人ですら「韓国人とは議論したくない」とブチ切れてます。
しかし、日本の軍艦旗であれだけ騒いだのに、自国艦艇の軍艦旗非掲揚に対して一言も言わないとは、さすがダブスタの国です。ただ、韓国の場合は言論統制がありますから、下手に言うと潰されかねません。
駄文にて失礼します。
あけましておめでとうごさいます。
軍艦旗に関しては、見にくいだけで掲揚はしていたという分析もあります。
そもそもレーダーを稼働していたなら、電波プロファイル的にだいたいどこの艦かわかってしまいますが・・・。
出所が確認できていませんが8の字飛行で近くを飛んだとかという絵が出ていますが上空を飛んだという設定はどこに行ったのでしょうねw
ビデオ中で「マークアビーム」と言っていますが、綺麗に横の艦影写真を撮るための平行飛行という用語です。
観艦式で空撮する様な微細までよく映る様な絵ではないのはそれだけ距離を取って望遠で撮ったと言うことです。
知的好奇心を刺激する記事、此の一年とても勉強に成りました、来年も更に良い年に成りますよう刺激お願いします。
トランプ大統領は今メディア(左翼?)と戦っています、台湾にも接近しています、国連メンバーの再構築も視野に入ってきました、日本の意識も変えざるを得なく成るでしょう。
日本は御代代わりでその前の御祓かな?と勘違いする程の不祥事が表に出てきました、来年からTPPイレブン発効、多分消費税増は延期。
韓国は、文政権支持率下がって支持不支持が逆転、抗議デモも拡大、経済ボロボロ、最低賃金値上げを控えて沈没寸前です。
日本も火の粉を被るわけですから、慌てず国益に沿って粛々と進んでいって欲しいと思って居ます。
駄文にて失礼します
あれ~(笑)?もう1月1日かな?
更新ありがとうございます。まだこちら関西地方は31日、お日様出てて、明るいですよ~(笑)。
大みそかに韓国紙の『安倍内閣総理大臣総叩き』猛射ですね。カズ撃てば当たるっちゅう、もんちゃうねん。一般紙が外国の首相を『安倍』と呼び捨て。普通首相とか、氏とか付けるだろ(文には私も付けないが)。
『政治利用している』『駆逐艦へのカミカゼ特攻』、、やっぱ韓国人の頭の中、オカシイわ。こんなのが隣国だとは、でもまだ『TPPに入る為、国内の意見を集約して』(中央日報)とか、いまだに上から目線で言っております。お断りするッ。
『哨戒機の映像が証拠とは言えない』と韓国側は血管切れそうなぐらいに叫んでおりますが、十分な証拠ですよ。反論は駆逐艦か海防艦の哨戒機撮影など、証拠を出せば良い。無いんやろ(笑)。
それより、あの時なぜマストや艦尾に国旗、軍旗を翻してないのか、まるで海賊船だ。怪しさ満載。きっと危険な悪さをしていた。2019年中に「韓国」という国、亡くなるかもね。
一読者として書かせていただきます。
人は相手の行動を自分の行動に当てはめて「きっとこう思っている」「こう考えてるに違いない」と決めつける傾向にあると思います。
つまり韓国では一般的に支持率回復は反日行動だから反韓行動で支持率をあげようとしていると短絡的に考えていると思われます。
日本ではそのような短絡的には行かないのですがね。
また朝鮮統一を考える上では行き過ぎるほどの反日行動は必要かとも思います。
挑発を繰り返しもし運良く日本が何かしらの行動に出てしまったら「自分達は正当防衛だ!」と意味不明な理屈をかざし戦争を仕掛けてくるでしょうから
そして、同じ敵国(日本)を滅ぼそうと北朝鮮と手を取り、後ちは朝鮮統一を成し遂げる
そんな未来予想図かもしれませんね
中央日報の社説「激化する韓日レーダー葛藤、速かに対話で解決を」
これもすごいですよー
>北核危機に共に向き合う状況で緊密に協力しても足りない中、お互いを批判し合うのは望ましくない。
とか書いてますからね
いつ韓国が日本に緊密に協力した?と突っ込みたいです
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信有り難うございます。
今回ご紹介の韓国のマスゴミの記事から以下の場面が浮かびました(笑)
平水兵:我が艦に接近する航空機があります。
上官:何!翼には何が描かれている?
平水兵:日、日の丸です!
上官:ならばヤツらは敵だ。う、撃ち方用意!!
これはどういう事かこのサイトの来場者には分かりますよね(笑)。
日本政府は何を情けをかけているのやら。
そんな勝てない事でグダグダ言ってるより、韓はさっさと差し押さえを進めてはどうかね?
今年の春からお寄りして「知的好奇心を刺激する記事」を興味深く拝読しています。公私ともにお忙しいでしょうが、これからも筆述鋭く時宜を得たテーマを取り上げて頂きたく、よろしくお願いします。
新宿会計士さまは「国益」をどのように捉えておられましょうか。wikiによれば、国際政治学者のモーゲンソーが、自己保存的な利益である不変的国益と時代や状況に応じて変化する利益である可変的国益に分類し、さらにネクタラインが不変的国益を国防上の国益、経済上の国益、世界秩序上の国益に細分する類型化を行いました。
戦後の日本はこのうち「経済上の国益」に傾注してたのは疑いを得ません。一部には、ODAや海外協力隊を通じて貧困・医療・教育・インフラ整備などにより世界秩序上の国益もありますが。しかし、日本が日本であるとの不変的国益については疎かにしてきたと感じています。所謂WGIPも有りましょうが、国内における教育界、マスコミ、ジャーナリストと自称する有象無象の輩などが足を引っ張って来ました。近頃になって漸くそれらの役割(おとしめ、けなし、さげすみ、冤罪の加害者とし、たかる等々)が白日の下にさらされ、多くの人がそれらの軛を断ち切ろうと動き始めているのは幸いなことです。
一方2013年に安倍内閣は①日本の平和と安全②日本の繁栄➂自由や人権や法の支配といった普遍的価値にもとづく国際秩序の擁護、を日本の国益として位置付けた日本初の「国家安全保障戦略」を策定しています。この文脈で、インド太平洋戦略、TPP11、日欧EPA、そしてトランプさんとの関係を見れば、明らかに中共・朝鮮半島は埒外でしょう。さらにASEAN5カ国とは通貨スワップ協定がありましたね。言いつのれば、朝鮮半島とは東アジアにおけれ「トゲ」のようなもので、主要な外交テーマではありません。(近頃の韓国は駄々っ子のように、振り向いて欲しい感が強すぎます)。既に安倍政権では、韓国を①共有する価値観は無く②共通の戦略的利益もなく③重要ではない隣国、としていますね。尤も韓国は、今般主敵から北朝鮮を削除して「大韓民国の領土と国民の生命と財産を脅かすすべての勢力が敵」とするようですが。
アメリカはその強大なパワーを自国の国益のみならず、同盟国や友好国の安全、開かれた国際経済システム、法の支配に基づく国際秩序の維持・擁護に使ってきました。トランプさんは「中国はアメリカの国益や価値観と対極にある世界を形成しようとする修正主義勢力」と明言しています。一方の中共は、最近の論調ではややヘタレた報道もありますが、習近平さんは中国の「核心利益」は絶対に譲れないと言明しています。この米中の状況で、日本の国益とは、パクス・アメリカーナにあって、決してパクス・シノワには無いことは明らかです。もしもご賛同頂ければ、このような観点で「国益」を論じて頂ければ幸甚です。
大晦日に駄文を長々と失礼いたしました。どちら様も新年弥栄に。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
自国の問題ならば、一国の指導者が、その件について言及するのは当然
のことと思うのですが、どうや韓国には、他国の指導者の言動を検閲する
権限があると思いあがっているようです。
駄文にて失礼しました。
毎々の執筆、ありがとうございます。
ようやく、年末の仕事から解放されました。
さて、レーダー照射に対する半島の反応をサラッと見ていると、「見つかっちまった!」的な様に思うのです。
映像を詳しくは覚えていないのですが、軍艦は国旗を掲げていなかった様に思います。
そもそも、北漁船の捜索に軍艦?
北の漁船はこの後、どうしたのでしょう。自力で帰途に着いたのでしょうか。
まさかとは思いますが、軍艦に曳航されて北へ戻った?
だとすると、瀬取りなんて甘いことでは無く、南が北を支援している現場に遭遇してしまった?
軍艦にだったら重油も食品も積み放題ですからね。
北の漁船を救助する名目で北へ入港し、荷下ろしすれば…
少し読み過ぎの気もしますが、今の南なら、それくらいの事はやるのではないでしょうか。
失礼致しました。
新宿会計士様 始め、コメントを記載されている皆々様方、良い年をお迎えください。
コメント失礼します。
記事と直接関係ないのですが、
ハンギョレに山口二郎氏の寄稿が載せられています。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/32444.html
現時点では韓国側が否定しているレーダー照射をしている前提でコメントされています。
どのタイミングで出されたコメントなのか分かりませんが、こういったのを贔屓の引き倒しと言うのでしょう。
また、その照射の理由を、救助作業に当たる乗組員が接近する哨戒機を鬱遠しがったためと推測・・・
そんな時のために緊急連絡用の無線通信の取り決めがあるんじゃないの?なんて思ってしまいます。
ここで、韓国側の言い訳アップデートを考えてあげますと、『北朝鮮漁民の救助作業中に自衛隊機が接近してきた、エンジン音等で作業に支障が出ないよう距離を取るよう無線で求めたが接近を止めなかったのでので仕方なくレーダー照射を行った、無線は機器の支障で一時的に送受信が十分にできない状態になっていた、その為自衛隊機からの呼びかけにも十分な対応が出来なかった』
無線機の支障とは軍艦としては余りにも恥ずかしい言い訳ですが、私にはこれ位しか思いつきません。
ちなみに、中央日報では小野次郎氏のツイッターを取り上げています。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/01/2019010180004.html
内容云々より、ツイッターのお友達欄(表現が良く分からないのですが)の面子に爆笑しそうになりました。
一時、バカッター騒動なんてものがありましたが、今回のレーダー照射事件に関して言うと、明示された客観的な事実を元に、論考を展開する事が出来るかどうか、その資質の見極めが出来るのではないでしょうか?
そもそも今更になって日本(自衛隊の哨戒機)が悪いなんて主張、もし仮にそうならば事件が起きたときに韓国側が先に抗議するべきもの、しかし現実は事実を公表をしないよう要求し、証拠の開示をしないよう要求し、証拠が開示されるとわけの分からない反発の声明を出す。
2018年という年は、日本と韓国との関係が大きく変わるターニングポイントとなる一年でした。
その締めくくりとしてのレーダー照射事件、歴史が目の前にある実感を強くしています。
失礼しました。