先週木曜日に発生した北海道・胆振(いぶり)東部地震について、現時点における政府・官庁などの報道発表に加え、ツイッターなどで流されている情報をまとめて紹介してみたいと思います。人間、非常時にこそその本質が現れるといいます。「国民の敵」とはいったい誰なのか、素晴らしい企業とはいったいどういうことなのか。これについてあらためて考えてみませんか?
目次
2018/09/09 17:55追記
1ヵ所目…誤植の修正(自身→地震)
- (誤)「このブラックアウトは火力発電所が集中している地域で自身が発生したために生じたものだとしていますが、」
- (正)「このブラックアウトは火力発電所が集中している地域で地震が発生したために生じたものだとしていますが、」
2ヵ所名…小見出しの修正
- (修正前)「民主主義の敵・日本共産党と自衛隊」
- (修正後)「自衛隊を批判する日本共産党は日本の敵」
理由:この小見出しだと、「日本共産党と自衛隊の双方が民主主義の敵」と読めてしまいかねないため、「自衛隊を批判する日本共産党こそが日本国民の敵である」誤読してしまいかねないということをハッキリとお伝えするために、小見出し事態を修正します。
以上2点、まことに貴重なご指摘を賜りましたことを深く感謝いたしますとともに、引き続きのご愛読とお気軽なコメントをお願い申し上げたいと思います。
北海道を応援します
北海道胆振東部地震の客観的情報
北海道を襲った未曽有の大災害「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」で、犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被害に遭われたすべての皆様にあらためてお見舞い申し上げますとともに、行方不明者の方々のご無事と、1日も早い復旧、復興と、皆様方の健康を心の底からお祈り申し上げたいと思います。
さて、この地震については新聞、テレビなどがいろいろと報道しているようですが、これらのマスコミ報道には不正確な部分も多々あります。そこで、私地震は、政府関係機関のウェブサイトから直接、情報を得ることを、強くお勧めしたいと思います。
まず、消防庁対策本部が取りまとめた9月8日(土)午後1時45分時点の被害状況はつぎのとおりです。
地震の概要
発生日時…2018年9月6日(木)午前3時8分頃
- 震央…胆振地方中東部(北緯42.7度・東経142.0度)
- 震源の深さ…37キロメートル
- 地震の規模…マグニチュード6.7(暫定値)
- 各地の震度(震度5弱以上)
- 震度7 厚真町
- 震度6強 安平町、むかわ町
- 震度6弱 札幌市東区、千歳市、日高町、平取町
- 震度5強 札幌市清田区、白石区、手稲区、北区、苫小牧市、江別市、三笠市、恵庭市、長沼町、新ひだか町、新冠町
- 震度5弱 札幌市厚別区、豊平区、西区、函館市、室蘭市、岩見沢市、登別市、伊達市、北広島市、石狩市、新篠津村、南幌町、由仁町、栗山町、白老町
被害の状況
- 人的被害…死者20人、心肺停止11人、重症7人、軽傷162人、程度不明232人、安否確認中8人
- 建物被害…全壊30棟、半壊22棟、一部損壊10棟
- 重要施設の被害状況
- 室蘭市の石油コンビナート施設で火災(9月6日10時26分鎮火)
- 厚真町の火力発電所施設で火災(9月6日10時15分鎮火)
ただ、この地震の震源地近くに火力発電所が集中していたという事情もあり、それらの火力発電所が「トリップ」(出力停止)したことで、全道的に電力供給が停止(いわゆる「ブラックアウト」)。最大で一時、295万戸が停電したほか、9月8日午前6時時点でなお2万戸が停電中です。
これについては消防庁のウェブサイトに加え、経済産業省のウェブサイトでも、詳しい情報を得ることができます。なお、北海道では依然として電力が逼迫しており、経済産業省は電力ピーク時間帯における2割の節電を呼びかけています。
少しずつ電力供給が正常化しつつあるとはいえ、まだまだ節電が必要な状況は続いています。資源エネルギー庁は『北海道の皆様への節電のお願い』という資料のなかで、老朽化した火力発電設備の故障などのリスクもあるとして、ピーク時の節電を呼びかけている状況にあります。
なぜブラックアウトが?
ところで、電力会社が電力を供給している地域全体で電力供給が途絶える事故のことを、一般に「ブラックアウト」と呼びます。実は、私自身も木曜日、ある用事があって北海道の某社にメールを送付したうえで、電話で会話をしていたのですが、午前9時半頃、突然、相手先との通話が切断されました。
結局、この日はこれ以降、終日電話もつながらず、メールにも返信がなかったのですが、あとになって、どうやら突然のブラックアウトが発生したらしい、ということがわかりました。
先ほども紹介した経済産業省や資源エネルギー庁のリンクによれば、このブラックアウトは火力発電所が集中している地域で地震が発生したために生じたものだとしていますが、私はこれを、主な電力供給源を火力に頼っていたことで生じた事故だと考えるべきだと思います。
シンプルに考えて、原発の再稼働がままならない中で、わが国の電力供給は水力、火力、さらには風力や地熱、太陽光などの代替的手段に頼るしかないのですが、電力の安定供給という観点からは思わぬ脆弱性を晒した格好だといえるでしょう。
また、北海道には唯一の原発である「泊原発」がありますが、この原発は福島第一原発事故以来、操業を停止しています。そして、北海道電力の泊原発(北海道唯一の原発)が仮に再稼働していたとすれば、今回のブラックアウトは避けられたのではないか、との指摘もあります。
といっても、泊原発が仮に再稼働していたとしても、地震直後に原発が操業を停止していた可能性はあるでしょう。しかし、日本各地でもっと多くの原発が稼働していれば、少なくとも本州などから北海道に送電するだけの余裕電力が生じていたであろうことは間違いありません。
もちろん、安全性が確認できない原発を再稼働することには慎重であるべきだ、とする意見があることも、重々承知しています。しかし、電力源のベスト・ミックスを考えるのであれば、非科学的かつ感情的な反原発論に与することはできません。
来週以降は計画停電の可能性
さて、北海道の停電自体は解消しつつあるようですが、依然として、電力不足は深刻です。こうしたなか、日経(電子版)は一昨日、世耕弘成経済産業大臣が週明けの平日に再度、大規模な停電が発生する可能性があるとする見解を示しています。
経産相「北海道で週明け計画停電も準備」(2018/9/7 19:16付 日本経済新聞電子版より)
日経電子版が報じた内容は、上記の資源エネルギー庁などの報道発表とも重なるのですが、世耕大臣は「電力が完全に復旧するまで平常時より1割程度の節電が必須になる」、「万が一の事態を想定し、計画停電などあらゆる手段の準備を進める」などと述べたのだそうです。
計画停電と言われると、私などは菅直人元首相の顔を思い浮かべてしまいます。民主党政権当時、原発事故を含め、大震災への対応があまりにも酷く、その爪痕は民主党政権が倒れた現在でも残っています。原発再稼働がままならないこと自体、その爪痕の証拠でしょう。
誰が日本国民の「敵」なのか?
え?パチンコ屋がガンガン営業中!?
こうしたなか、私が気になったツイートが、これです。
節電が求められる中、千歳のパチンコはガンガン電気を使ってます。私の家はまだ電気が通っていません。怒りしかないです。(2018年9月7日 16:02付 ツイッターより)
9月7日夕方4時過ぎのツイートによると、千歳にあるパチンコ屋が貴重な電力を使って営業しているのだそうです。
そういえば、私自身も大学生時代、1995年の阪神・淡路大震災から2ヵ月後に実家があった神戸に戻ったところ、すでにパチンコ屋が各所で営業を再開していたのを見て衝撃を受けましたし、また、2011年の東日本大震災直後には、新宿など各地でパチンコ屋が営業していたのをリアルに覚えています。
パチンコ屋は紛れもなく違法賭博です。それなのに、賭博罪に問われることなく、全国のパチンコ屋が現在も営業を続けていること自体、大きな問題でしょう。そして、これらのパチンコ屋が、電力不足の折にも電力をガンガンに使って営業していること自体、日本経済にとって大きな損失です。
私の理解だと、安倍政権は徐々に真綿で首を絞めるようにパチンコ産業を干上がらせようとしているのですが、ちょうど良い機会ですから、「徐々に締め上げる」と言わず、少なくとも北海道の全域で、今すぐすべてのパチンコ屋を「賭博罪」で摘発し、操業停止させるべきです。
自衛隊を批判する日本共産党は日本の敵
日本国民の「敵」という意味では、日本共産党を含めた特定野党についても論じる必要があります。この中でもとくに、つい先日も『民主主義と相容れない「国民の敵」日本共産党の非合法化を!』でも主張したとおり、「日本共産党の非合法化」は私の持論です。
なぜなら、日本共産党は民主主義の敵、日本国民の敵だからです。志位和夫委員長は民主的な方法で選ばれたわけでもないくせに、17年間も日本共産党のトップとして実権を握っており、このこと自体、日本共産党が民主主義と相いれない存在であることを意味しています。
ところで、大災害と言えば自衛隊ですが、日本共産党は自衛隊についてどう考えているのでしょうか?
これについて日本共産党は、『自衛隊をどうする』というウェブページの中で、「自衛隊の段階的解消」を主張しています。早い話が、自衛隊は事実上の戦力であり、その自衛隊の存在自体、憲法第9条に違反しているからだ、ということです。ただし、なぜ「段階的解消」なのかといえば、日本共産党は
「すでに半世紀、国民は自衛隊とともに生活してきました。“安保条約と自衛隊なしに日本の安全は守れない”ということが、それこそ、国をあげてという形で広められてきました。憲法と自衛隊との矛盾を解決するには、やはり、国民の合意というものが何よりも大事になります。」
と述べています。つまり、自衛隊が日本国民とともにあるという事実と、日本国民の自衛隊に対する親近感が非常に高まっているという事実を、日本共産党ですら認めざるを得なくなっている、ということでしょう。
ただし、憲法第9条(とくに第2項)と自衛隊の存在は相容れないものである、という指摘は事実でもあります。普通、このように考えていけば、「憲法の規定と自衛隊の存在が矛盾している」のならば、間違っているのは憲法の方であり、自衛隊の方ではない、という結論になるはずです。
しかし、さすがに日本共産党、「国民の敵」だけのことはあります。間違っている存在は自衛隊だ、というのが彼らの見解であり、日本国民が自衛隊に共感している現状を踏まえ、仕方なしに段階的に解消する、と述べているのです。
このことから、日本共産党の党員が首長を務めている自治体が存在していたとしたら、その自治体は災害が発生しても、自衛隊に支援を求めない、ということだと思います。いや、そんな主張をする政党自体、日本社会に存在していてはならないと思うのですが、いかがでしょうか?
「国民の敵」朝日新聞の報道ヘリ、いっそのこと撃墜を認めたら?
この「国民の敵」という観点で指摘しなければならないのは、やはり、マスコミでしょう。とりわけ酷いのが、「慰安婦問題」を捏造したことでも知られる朝日新聞による、次の記事です。
北海道ブラックアウト 最大の火力発電所からドミノ倒し(2018年9月7日04時57分付 朝日新聞デジタル日本語版より)
中身はいろいろと酷いのですが、まず、「ブラックアウト」を巡って、経産省のウェブサイトに掲載されていた「火力発電所のトリップ」についての解説が一切掲載されていません。また、泊原発が操業を停止しているという事実についても触れられていません。
朝日新聞が記事を正確に書かないのは、朝日新聞の記者のレベルが低いからなのか、それとも何か意図があるのか。その理由は定かではありません。いずれにせよ、事態について正確に知りたければ、朝日新聞などでなく、次の経産省などのページを参照すべきでしょう。
北海道胆振地方中東部を震源とする地震の被害・対応状況について(9月8日(土曜日)6時30分時点)
それだけではありません。朝日新聞のリンク先記事を読むと、「地震の影響で緊急停止した北海道電力の苫東厚真火力発電所」の写真が掲載されています。この写真については
「2018年9月6日午前10時39分、北海道厚真町、朝日新聞社機から、山本壮一郎撮影」
とあります。朝日新聞は被災地の上空に報道ヘリを飛ばし、わざわざ写真を撮影したというのです。まったく意味が分かりません。震災、豪雨、台風、火山などの被災地で爆音を立ててヘリを飛ばし、災害救助に支障をもたらしているのは、まさにこの報道ヘリです。
はやく自衛隊法か何かを改正し、災害の被災地にマスコミ各社(とくに新聞社、テレビ局など)が侵入できないようにすべきです。個人的には、「被災地上空を飛ぶマスゴミ(※)のヘリは撃墜しても良い」、という法律ができればベストですが(笑)
(※)マスゴミとは、もともとは「ゴミのような取材を行う」、「ゴミのような情報を垂れ流す」といった、私たち日本国民の一般常識から乖離した非常識な存在であるマスコミに対する、怒りが込められたネット・スラングのことです。しかし、最近ではすっかりこの表現も一般化したように思えますが、いかがでしょうか?
素晴らしい対応もある
安倍政権で良かった!
ただ、北海道の地震をめぐって流れているのは、こうした腹が立つニュースばかりではありません。
まず、シンプルに考えて、現在が自民党・安倍政権で本当に良かったと私は思います。少なくとも、わけのわからない「XX対策会議」を乱立させた民主党政権とは、質が違います。
ちなみに私が愛読している『パチンコ屋の倒産を応援するブログ』の指摘によると、東日本大震災直後には20を超える会議、対策本部などが設置されたにも関わらず、そのほとんどは1回か2回開かれたに過ぎず、また、菅直人首相(当時)本人も、これらの大部分にまったく出ていなかったのだそうです。
- 緊急災害対策本部
- 被災者生活支援特別対策本部
- 被災者生活支援各府省連絡会議
- 被災者等就労支援雇用創出推進会議
- 被災者向けの住宅供給促進等に関する検討会議
- 被災地における安全安心の確保対策WT
- 被災地復興に関する法案等準備室
- 災害廃棄物の処理等の円滑化に関する検討会議
- 災害廃棄物の処理等に係る法的問題に関する検討会議
- 原子力災害対策本部
- 原子力災害現地対策本部
- 原子力災害合同対策協議会
- 原子力被災者生活支援チーム
- 福島原子力発電所事故対策総合本部
- 原子力発電所事故による経済被害対応本部
- 原子力発電所事故に対する外国からの支援を処理するチーム
- 福島第一原子力発電所災害に伴う食品の取り扱いへの対応について
- 電力需給緊急対策本部
- 経済情勢に関する検討会合
- 震災ボランティア連携室、震災ボランティア連携チーム
- 各党・政府震災対策合同会議
- 合同会議・実務者会合
- 地震対策に関する政府・民主党連絡会議
- 東日本大震災復興構想会議
少なくとも安倍政権だと、わけのわからない会議を乱立させて官僚を呼びつけて現場の作業を混乱させる、といったことはしないはずです。
もっとも、民主党のなれの果てである国民民主党や立憲民主党が、またしてもわけのわからない対策会議を作って官僚を呼びつけて業務妨害をしたりしないかが心配ではありますが…。
産経さんのセンス、大好きです
こうした中、産経新聞が電子版を無料で提供中です。
産経新聞社によると、ログインIDは「hokkaido」、パスワードは「ganbare」であり、あわせて「北海道頑張れ」というメッセージを読み取ることができる、というものです。
シンプルに商売を考えるのであれば、貴重な自社のコンテンツを無料でわざわざ提供するというのもおかしな話かもしれません。しかし、私はこの産経新聞の粋な計らいに、久しぶりに感心したことも事実です。
セイコーマートを応援したい
そういえば、「素晴らしい対応」という意味では、北海道に地盤を置く「セイコーマート」というコンビニエンスストアチェーンがあります。このセイコーマートは、北海道内の過疎地などにも積極的に出店していて、非常に高い評価を受けている企業ですが、今回の地震でも一部店舗を除き、基本的に営業を継続。
さらには、次のとおり、9月6日、7日の両日、「物資支援」を行ったとしています。
「▼パン1,000個/▼水11,400本/▼大福・どら焼71,000個/▼カップ麺6,450個/▼おにぎり2,022個/▼レトルトご飯13,500個/▼味噌1,050kg/▼出汁147kg/▼塩21kg/▼わかめ50kg/▼容器11,000個/▼箸11,000膳/▼レトルトカレー3,000個/▼汗拭きシート6,500個」
私も北海道に出掛けると、できるだけセイコーマートで買い物をするようにしています。現地の方の説明によると、「セイコーマートは赤字でも良いからとにかく生活物資を提供すべく各地に店を出す」という方針なのだそうであり、まさに「企業の社会的責任」を地で行くような会社です。
人間、危機に際してその本質が現れるといいますが、それは会社でもまったく同じことでしょう。私はこれらの企業のこうした行動に対して深く敬意を払いたいと思うのです。
View Comments (13)
こんにちは。
北海道地震につきまして犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
さて、計画停電で私も菅直人を思い出しました。
自分は関東某県在住で計画停電の対象地域だったのですが人口が多い東京都心部の区は計画停電の対象外だったのを聞き随分と不公平感を持ったものでした。
計画停電の対象地域の病院では重病者への手術が行えなかったケースもあったそうです。
一方で福島原発の爆発事故を引き起こしたと言ってもよい菅直人の地元、武蔵野市が計画停電の対象外だった事に本当に憤りを感じます。
なぜブラックアウトが?
の上から10行目 自身 → 地震
ですね。
民主主義の敵・日本共産党と自衛隊
自衛隊まで「民主主義の敵」みたいに一瞬読めてしまいます。修正を提案させていただきます。
以上些末なことを突くようで申し訳ありません。
ketsuro8da 様
いつもコメントありがとうございます。
また、大変貴重なご指摘を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。
さっそく、ご指摘の箇所を修正致します。
引続きご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
< 北海道地震で被害を受けた皆様が、一日も早く復旧、復興され、平常の日々を送られる事を願ってやみません。
< しかし、最近だけでも岡山・広島・愛媛豪雨による土砂崩れ、大阪・兵庫・京都・徳島の台風21号被害、そして北海道地震と、日本列島のどこかで天災が起きてます。また台風豪雨は今年、何回来た事か。夏の熱暑も含め、地球が狂い出したと言えます。
< 北海道の原発は泊に3基あり、すべて稼働すれば207万kw/hの能力があるそうです。しかし、福島事故からまったく稼働していません。火力を含め北電は余力、突発的事態発生時の最低限必要量を確保していたのか?「想定外」で逃げるか(笑)。
< 今、日本で稼働中(点検中、廃炉予定除く)の原発は、わずか6基です。
○関西電力大飯3、4号機
○九州電力玄海3、4号機
○九州電力川内1,2号機(経済産業省・資源エネルギー庁HP2018年3月より。但しこの後から追加稼働、点検入りが出てます)。
< 中部地区から東は1基も動いてませんし、多くが津波や高潮を受け易い太平洋沿岸に集中して作られたのも、今となっては仇となっているようです(大量の冷却用水が必要な為ですが)。「フクイチ」事故の為、放射能汚染に神経質になるのは仕方ないですが、でも我が国に原発は必要不可欠です。風力や太陽光、地熱等の商業運転はかなり先です(と言うか実現できんの?)。
< 沖縄米軍基地移転と同じで、自分の家(県)の近くなら嫌だ、遠く(沖縄。原発なら僻地)なら良いというのが国民のホンネですね。でも電気と言う有り難いモノを空気のように毎日戴いているんだから、何処かの地方で負担して貰い、交付金助成金を出すしかない。だから首都圏に作れなどと、乱暴な事を言っている訳ではありません。
< 申し訳ないが、人口が少なくて、地盤が比較的安全な土地に設置し、タップリ交付金を支給して退避施設、医療機関の充実も図るやり方でどうでしょうか。
< 会計士様によると、また報道ヘリコプターの騒音まき散らしですかー。喧しすぎて、復旧作業や連絡など、現地の迷惑以外何物でもない。消防、救急、防災、自衛隊、自治体以外のヘリは、災害地の上空侵入不可の法案を作って下さい。侵入すれば、何処にも着陸許可を出さない(笑)。
< 産経新聞さん、北海道ではあまりというか、殆ど売れてない(失礼)と思うが、今回のはナイスです!他のゴミ紙、痴呆紙も参考にして下さい。
< あとセイコーマートさん、どさんこコンビニで、よくやってくれました。大手コンビニ、スーパーさんも宜しく。カップ麺6450個、パン1000個、水11,400本では1日分にもなりません。大手さんが寄ればこの100倍は集中投入できる。ストックあるやろ?(笑)。デリバリーも組めば配送ロスが減る。是非実行してください。
原発は”僻地”に作っても、それでも不足と思います。
出鱈目何とかさんや菅直人さん始め無責任でいい加減な人が扱える代物ではないし、
安倍さんをもってしても今の日本人に原発は扱えないと思います。
原発を扱うには、”原爆を扱っているという意識”即ち、一旦事故があれば”百年単位で”
周辺10km圏が居住不能となってしまう代物を扱っているという意識が必要で、
それは事故だけでなく、テロ、戦争対策がどれだけ想定され、対策されているかです。
原発を稼働させるには、今の基準のほかに、最低①原発防衛のための自衛隊及びPAC3の配備②原発周辺半径9km以内高度3000以下は自衛隊の許可が無ければ飛行禁止、許可なく侵入したものは何者であっても無条件に撃墜。③敷地内及び立ち入り禁止区域(取水口から半径9km以内)への無許可侵入者は無条件に破壊・射殺可能。の法案成立が必要と思います。
大坂なおみというテニスプレーヤーがおりましてテニスのことは私もあまり詳しくはないんですが、
全米オープンという大きな大会で決勝に残ったということを最近のニュースで知りました。
大坂さんの決勝の相手はかの名だたるセリーナ・ウイリアムズだということもその時知りました。
その決勝が今朝行われたのですが、なんと大坂が勝って優勝したというのです。
大坂さんのことはもちろん何も知りませんでしたが人懐っこい顔で色が少し浅黒いということは調べてわかりました。また父親がキューバの人で母親が日本人であることも知りました。私の知識はそれぐらいでセリーナに勝つなんて夢にも思っていなかったのでびっくりしました。ところがそのニュースの後で「ブーイングで涙」というニュースが入ってきたので何のことかわからずその詳細を確かめました。その問題のブーイングはセリーナファンからのもので負けた悔しさで起こったもののようです。私が見たのは表彰式でアナウンサーの言葉に大阪が野球帽を深くかぶって顔を隠してしまうシーンでした。優勝した大坂は全くうれしそうな気配はなくなんと涙を流しているのです。大阪は全力を尽くして勝ったので本来はすがすがしい顔をしているとみんながおもったのに何と泣いていたのです。
その理由はセリーナを応援するファンに対しての気持ちだったのです。彼女はあこがれのセリーナと対戦できてうれしかった、なのにセリーナのファンの気持ちを裏切る結果になってしまい申し訳ないと言っているのです。スポーツの世界にそんな感情は普通はいらないことはだれしもわかっています。でも彼女はそんな普通じゃない状況にあった場面で相手のセリーナの立場に立ってしまったのだと思います。私はその時彼女の浅黒い肌のことを思いその人懐っこい顔が本当に申し訳ない表情をしているのを見て思わず一緒に泣いてしまいました。彼女は日本人だと思いました。相手の気持ちを思いやるというのは同じ日本人として共通な気持ちだと思ったからです。この気持ちを誰かに伝えたいと思いました。はて、誰がいいのかと思ったときに新宿会計士さんのことを思い出したのでメールすることにしました。コメントにはなりませんが気持ちが通じればと思いメールしました。
< 時々晴れ さん
< コメント拝見しました。
何度か読み直したんですが、すみませんが私の理解出来る範囲の内容ではありません。こちらの読解力の無さが主因です。貴方の投稿内容を非難している訳ではありません。
< 大坂選手が泣いたのは、セリーナという大選手に勝てたからですか?それともセリーナサポの夢を壊したからですか?『相手のセリーナの立場に立ってしまった』とは負けたセリーナさんの気持ちになったという事ですか?
< で、それが新宿会計士さんのサイトに行き着いて、コメントされたのは彼女がキューバ系のハーフであるという事と関連しますか?マイノリティの黒人系という事ですか?
< セリーナさんも黒人ですよね。新宿会計士さんが日韓ハーフと宣言されてる事と、大坂選手が何か『似た関係』とでも仰りたいのでしょうか?いったいココで何を訴えたいのか、ボーッと霞がかかっているように思えます。
< いずれにしろ、本サイトと極めて関係の無いスポーツの出来事のようで、どう解釈したら良いか、当惑してます。
時々晴れさん
大坂選手の件、私も感動しました。
アメリカの観客の対応には唖然としますが、大坂選手の対応はおそらく彼らの多くに何か気づかせるものがあったと思います。
試合終了後の大坂選手の言動は、彼女自身の人間性から生じたもので、彼女に日本人の血が流れているから生じたということではないでしょう。そこは同じ日本人としてあまり手前味噌に考えてはいけないと思います。
けれども、彼女の言動に「日本人の精神性」を読み取ってくれる外国人も少なくないと思いますし、それを否定する必要はないでしょう。
慰安婦問題など、日本人が不当に貶められている案件については、政府が中心になって積極的かつ直接的な立場表明をしていくことは重要です。そういったことに加えて、大坂選手のような非常に目立つ存在が、世界が注目する中で日本人のイメージを上げることは、「世界大戦の悪役」という悪意をもって科せられた「日本の虚像」を解放することに大いに寄与するのではないでしょうか。
朝日新聞は、それとは真逆のことをしています。
その意味で、ここで大坂選手の件が語られる意味は大いにあると私は思います。
新宿会計士さんへ
>>北海道電力の泊原発(北海道唯一の原発)が仮に再稼働していたとすれば、今回のブラックアウトは避けられた…
はい!この認識は正しいよ!
オレっちも、この『北海道ブラックアウト(全面停電)』というニュースを、ネットやらで見て、そう思ったしそう考えたからさ!
おそらく、最悪の全面停電は回避できたものと考えている…。
(言わずもがな、地震動によって原発が緊急停止するリスクもあるが、
ちなみに本地震では、泊原発のあるところでは震度2~3程度だったが。
このレベルならそのまま稼動していただろう。)
ただし、間違いがある。
この箇所だ!
>>しかし、日本各地でもっと多くの原発が稼働していれば、少なくとも本州などから北海道に送電するだけの余裕電力が生じていたであろうことは間違いありません。
“本地震(6日(金)午前3時8分ごろ発生 M6.7)の件”では、一切問題なくて、
原発再稼動の有無に関係なく、本州から北海道に送電できる余裕がある。
(各種、色んな観点から、原発の再稼動はした方がいい。なお、件の世界最高水準クラスの原発再稼動基準に則って、それをクリアしたものに限れば…。)
本州⇔北海道に双方向で送電できる容量:約60万kW
『北海道・本州間連系設備』
:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%83%BB%E6%9C%AC%E5%B7%9E%E9%96%93%E9%80%A3%E7%B3%BB%E8%A8%AD%E5%82%99
さらに、現在、北海道電力自身が、第二の『北海道・本州間連系設備』を整備中である。
ちなみに、本州⇔北海道に双方向で送電できる容量:約30万kW
で、青函トンネル内に通すことで、工期の短縮化を達成している。
:ttp://www.hepco.co.jp/energy/distribution_eq/north_reinforcement.html
つまり、現段階での上限が、“60万kW”で、
しかも、交流-直流変換所で、使用されているパワー半導体は、『光サイリスタという他励式デバイス』で、
素子自身でターンオフができない(流れている電流を切る能力がない)もので、
外部の系統(ここでは、北海道電力の50Hzの系統)の電力の交流電圧にある“ゼロクロス点”を利用してターンオフさせる方式である。
だから、接続されている電力系統に、ある程度の設備容量、及び、供給力がないと、駄目なのである。
まあ、今、自励式素子であるGTOサイリスタやIGBT(ゲート絶縁型バイポーラトランジスタ)を使った直流送電設備を開発中ではあるが…。
設備容量や、供給力が小さな系統にも適用できるようにと…。
By とある東京都民
自励式のHVDCはこの北電の新規プロジェクトが国内初なんですね。
自励式HVDCというと、海外では主にABBやジーメンスのものが、欧州中心に稼働し始めているものも出てきていますが、国内メーカは開発(特に耐高電圧のIGBT)に四苦八苦している状況のようです。
日本は東西の異周波数も含め、島間の連系など、直流送電が非常に重要な国です。
災害大国たる日本にとっては、系統全体でのバックアップ体制の強化は急務と思います。
勿論その一方で、火力一辺倒の供給バランスをなんとかしないといけないのも確かです。
また、代替電力として再生可能エネルギーがよく挙げられますが、これら変換器を介する分散型電源は、そっくり原発・火力を初めとしたタービン発電にとって替わるわけには行かないのです。
というのも、詳しい説明は割愛しますが、系統事故発生直後(msec~数秒)の周波数安定には、タービンの慣性が資する面が大きく、仮に蓄電池等で分散型電源の供給と需要のバランスが取れていても、不安定の要因になる可能性があるからです。
(他にも、事故時の分散型電源の運転継続能力の問題等もあります)
自励式…パワー半導体…
シリコン単結晶(インゴット)に、3価と5価のドーピング物質を、各々少量添加したP型とN型半導体を接合させた
従来型のシリコン半導体は、
ON時の抵抗値とか、電子の移動速度や、あるプロセスの下で実現可能な耐電圧(OFF時や)
そう言った諸々の引き出せる特性というものが、もう限界に来ていると…。
プロセス技術やら、トレンチ構造やら…。
で。
十年前に、閲覧したある資料によると、
炭化ケイ素(シリコンカーバイド:SiC)に、
青色LEDで有名な 窒化ガリウム(ガリウムナイトライド:GaN)
など…。
窒化ガリウムについて、
上記のON抵抗値や電子移動(速)度、耐電圧の特性では、メチャクチャ優秀な特性を有するけど、
パワー半導体素子に関しては、大問題である『ノーマリーON』の問題である。
つまり、ゲートやベース端子に、入力電圧/電流が、印加されていなくとも、素子が、常時ON状態になる事であり、OFF(ターンオフ)させるには、通常加える方向とは、逆の電圧なり、電流を加えなければならないという問題だ!
これは、回路設計的にも、回路設計者の立場としても、大変よろしくない!
なぜなら、素子一個を駆動する回路が、大変複雑になるから。
なお、簡素な回路の方が、不具合も発生しにくいし、実装面積も最小化できるし、コスト的にも安くできるからいいが…。
一方で、炭化ケイ素(シリコンカーバイド)について、
窒化ガリウムより、上記のON抵抗値や電子移動(速)度、耐電圧の特性・性能は、悪いけど…、
(従来のシリコン半導体よりは、性能は格段に上…)
なお、ノーマリーONの問題はない。
ショットキーバリアダイオードとかでは、このSiCを使ったのはもう世に出ているけど…、
東京メトロ銀座線の新1000系で利用中。
ただし、なぜか、スイッチング素子であるIGBTには、適用されてはいないけど…。
いつも歯切れ良く、的確なご意見を述べられる記事を楽しく拝見させてもらっております。
また冒頭にて、胆振東部地震におけるお見舞いのお言葉、北海道に生き住む者のひとりとして、厚くお礼と感謝致します。
地震発生から3日が経ちます。現在は、ライフラインやインフラもほぼ回復し、大半の企業や農林水産も含めて稼働し始めました。これも、沢山の方々のご尽力(震災直後からの対応だけでなく、この様な緊急事態に備えて日頃より高い意識で取り組まれていた「準備対策」も含めて)には本当に感謝致してます。
ただ、北海道としては未曾有の大地震・震災となった事実は確かな事で、尊い生命を失い、負傷者を出し、現在も避難生活を続けざるを得ない多くの方々がいる現実です。
また、徐々に日常を取り戻しつつあるが故に、ある種、
この緊急事態における「爪痕」を各所に見受けられます。
私が在住する札幌市では、地震発生した深夜3時頃以降より、道内全域停電による「ブラックアウト」によるパニックで、一気に近隣のコンビニに多勢が詰めかけ、我先にと食料品や飲料、乾電池や携帯コンロ、オムツなどの品を買い占める事態が発生。日が登っても、営業している店舗を探し回る人達が多発。
また、大半がキャッシュレスが日常となっていたので、店舗のレジ対応は「現金」のみ。しかし、銀行やATMも自家発電を所有している店舗のみ、という事態。
ガソリンも然りで、一台当たりの給油量制限は設けられたものの2~3時間に渡る行列渋滞を巻き起こしました。
その結果、昨日時点で、非常時に出動する緊急車両分のエネルギーがピンチになってしまってしまいました。
結果論でしかありませんが、この停電も約2日で道内半戸数が回復し、私のエリアでも40時間ほどで復旧しました。
その間の生活自体は、明かりがない夜には多少不便さはあったものの、水道 ガスは多くの家庭や店舗、企業などに届いていたので、決して早々に困窮する状況ではなかったはず、と思われます。
一概に、この「買い占め」が悪い、とは申しません。
自身の身の為、家族の為、地域の人達や近隣のお年寄りの分まで、という理由で奔走されていた方もいます。
ですが、そうでない方々、つまり過剰備蓄の為に買い占めた方々がいた事も事実で、それが問題だと思います。
住宅倒壊した方、断水した地域の方、仕事などで北海道に訪れていた道外や海外の方、そのような「今住む居場所」に不便さを生じやすい方を優先したり、今後の地震による影響での災害時の為に、ひとり当たりの購入量の制限と、
個々の自粛する意識、「譲り合う気持ち」は、こんな時だからこそ必要な意識だと感じました。
また、日常を取り戻しつつある現在から起こりうる「爪痕」の一つとして、私が懸念していますのが、
「被災地、特に被害が大きかった地域に対して、その地域を管轄している防災センターが受け入れ出来る体制を公表していないにも関わらず、自主的にボランティア活動のために訪問されてくる人々」の事です。
災害時、確かに人の力は必要です。人の優しさや温かさが、被災者の勇気や励みになります。
実際に外傷など負わなくても、被災した事実による「精神的なショックや疲労感」はかなりのものです。
そんな土地や住民に対して、心を寄せて頂き行動を起こして下さるのは、本当に感謝の言葉しかありません。
ですが、
この度の北海道胆振東部地震は、いかにライフラインやインフラが回復しつつあって日常に戻りつつあるある、といっても、「まだ北海道から地震による影響の危険が消えた訳ではない」のです。
まだ大きめの余震が続き、見えない土壌の傷口を広げています。
天候によっては、少ない雨でも土砂災害が発生する事もあります。
札幌市内でも液状化や亀裂した道路の周辺では、安易に立ち入る事は出来ないのです。
何より、6日未明の地震が本震でない可能性が残っているのです。
その様な安全性が確認されていない状況だから、ボランティアの受け入れをされていない事をご理解頂きたいのです。
その為に、引き起こさなくてもよい二次災害が起きてしまう事もあります。その地域でのキャパシティ以上の方々が訪れてしまう事で、食料や燃料、万が一の災害時に避難や救助する際の「負担」になってしまう事もあるのです。
その慈善精神や正義感は、本当に尊いものではありますが、過剰で自分勝手なボランティア精神は、時と場所を冷静に判断出来なければ、ただの自己満足でしかありません。
事実、まだ受け入れしていないにも関わらず、自主的に被害が大きかった厚真・安平・鵡川 などの地域に入ってしまった訪問者が幾人かおります。
その旨をツイートする著名な方までいる始末です。
なんとも、やり切れない気持ちで一杯になります。
ですが、これが実情で現実です。
新宿会計士さんの記事ではありますが、失礼を承知で述べました事をご了承ください。
会計士さんの記事をご愛読されてる皆様。
どうか、この様な自然災害、その後の現地の実情をご理解頂き、また、皆様の周囲で心寄せて支援下さる方が、もしいらっしゃる様でしたら、どうかお伝えしご理解して頂きたく願ってます。
その優しさや温かいお気持ちは、間違いなく私達被災した者に伝わってます。
だからこそ、今は先走らず冷静に状況把握し、「その時」をお待ち頂きたい。自己責任、という問題で済まなく、
大きな災害に繋がる原因となりかねないのです。
今の北海道とは、そういう状況なのです。
どうか、切にお願い申し上げます。
パチンコは、あほからお金を巻き上げるために
あるんですよ?
汚い世界ですよね。
なんとかしてください