最近、出張が続いていたため、時事ネタから離れてしまっていました。そこで、本日はいくつかの時事ネタに関する話題を取り上げてみたいと思います。
目次
ウェブサイトのコメント、引用、転載について
少し長めの出張から帰ってきました。
溜まっている「時事ネタ」についても少しずつこなして行きたいと思っていますが、本論に入る前に、いまいちど、お知らせがございます。
当ウェブサイトの冒頭でも明記していますが、コメント、引用、転載等につきましては、原則として自由とさせていただいています。とくにコメントにつきましては、当ウェブサイトの主張に賛同するものである必要はありません。むしろ、当ウェブサイトの主張を批判するコメントも、歓迎したいと考えております。
また、引用や転載についても大歓迎です。記事のURLさえ示して頂ければ、部分的な引用でも構いませんし、全部をまるごと引用して頂いても構いません。実際、最近ではYouTubeなどの動画サイトや個人ブログなどで、当ウェブサイトのURLを示した上で、記事を丸々引用しているという事例もいくつかあるようですが、これらについてもまったく問題ありませんし、私に事前の了解を取っていただく必要すらございません。
(※ただし私は著作権を放棄していませんので、当ウェブサイトのコンテンツの商業出版や有料ウェブサイトなどへの転載については、事前にご相談を願いたいと思います。)
こうしたなか、最近、とある大手の言論サイトから、当ウェブサイトのコンテンツについて、転載のお申し出を頂きました。非常に光栄な話であり、感謝申し上げたいと思います。近々、当ウェブサイトに私自身の近影(後ろ姿かイラスト)を掲載したいと思いますが、これはその言論ウェブサイトに転用して頂く目的のものです。
いずれにせよ、転載して頂くウェブサイトが増えることで、「知的好奇心を刺激すること」の楽しさが、より多くの人々に伝わって行けば嬉しいと思います。
ただし、それと同時にお断りがございます。
当ウェブサイトのコンテンツは引用も転載も自由とさせていただいているため、今後、さまざまなウェブサイトに転載されていく可能性がありますが、だからといって、それらのウェブサイトなり、ブログなりの主張に、私が自動的に賛同しているというわけではありません。
いや、むしろ私の主張に対して批判的なウェブサイトにこそ、引用・転載して頂く方が嬉しいと思います。先日も『最適解はマスゴミ倒産』の中で申し上げましたが、異なる意見をぶつけることで、より議論が深まることが期待されるからです。
もっとも、中には「確証バイアス」が強すぎて、ろくに議論が成立しない人もいるようですが…(苦笑)
本日はNEWSアラカルト
【速報】小池百合子、やっぱり逃亡!
やっぱり小池百合子・東京都知事が「逃げた」ようです。
【小池代表辞任】/小池百合子氏「国政のことは国政の皆さまに任せたい。代表の座を降りる」(2017.11.14 17:40付 産経ニュースより)
すでに複数のメディアが取り上げている話題ですが、小池百合子氏が国政政党「希望の党」の代表を辞任すると述べたそうです。予想通りとはいえ、この報道に接し、「空いた口がふさがらない」気分です。
そもそも小池百合子氏は、すでに政治家としての生命が終わりかけています。
小池氏は2016年7月の都知事選で圧勝し、さらに彼女自身が立ち上げた「都民ファーストの会」という地域政党が2017年7月の都議会選でも圧勝。この2つの選挙結果に気を良くしたのか、それとも彼女の「人気」にあやかる形をとったのか、民進党の大部分が合流する形で立ち上げたのが「希望の党」でした。
しかし、彼女には、肝心の都知事としての業績は皆無、いや、それどころかマイナスです。
一例を挙げれば、築地市場の豊洲への移転問題があります。これは、日本共産党とマス・メディアがでっち上げた「豊洲の土壌汚染問題」を政治利用し、議会に諮らずに豊洲市場への移転を独断で延期。そのことにより、肝心の環状二号線の建設も、東京五輪が行われる2020年までに、ほぼ間に合わないことが確実な情勢となっています。
彼女は「しがらみのない政治」をモットーにしているようですが、地方行政とは「しがらみ」を利害調整しなければならない典型的な行政分野であり、東京都知事という職分は東京都における地方行政官のトップです。その意味で、「しがらみ」を一切否定する小池百合子氏が、東京都知事という職分を全うすることなど、ハナから無理な相談だったのかもしれません。
小池氏の特徴は、とりあえずマス・メディア受けする話題をぶち上げて注目を集め(たとえば「食のテーマパーク」、「総二階建通勤電車」など)、後になってから、都合の悪い話は「なかったこと」にするという手法で人気を取ってきました。しかし、こうした有権者をバカにした姿勢は、いつまでも続きません。
最近、すっかりメッキが剥がれ落ちたと痛感したのが、今週の日曜日に投開票が行われた東京都葛飾区議選です。
都民ファ、当選1人のみ=小池人気衰退続く-東京都葛飾区議選(2017/11/13-19:06付 時事通信より)
都民ファーストの会は候補者を5人擁立し、当選者が1人に留まったそうです。私に言わせれば、1人でも当選したこと自体が不思議です。
正論「もりかけ問題の敗北を認めよ」
ところで、私には、小池百合子氏に東京都知事としての職分を全うするうえでの「真摯さ」「誠意」がまったく感じられないのですが、「いい加減な仕事」をしていると、その事は必ず自分たちに跳ね返って行きます。
その典型的な事例が、「もりかけ問題」でしょう。
言うまでもなく、「もりかけ問題」とは、「安倍晋三が内閣総理大臣としての地位を悪用し、自身の友人が経営する森友学園、加計学園という2つの学校法人に対して何らかの不当な便宜を図っていた」とされる問題のことです。
ただ、「安倍晋三がこの問題に関わっていた」と主張する、東京新聞の望月衣塑子記者や朝日新聞社、あるいは民進党、立憲民主党、希望の党などの野党は、その決定的な証拠をいまだに提示していません。
いや、それどころか、森友学園については、問題となっている「国有地の不当に安価での払下げ」については籠池理事長夫妻の個人的な犯罪であるという可能性が議論されていますし、辻元清美・衆議院議員が国土交通副大臣だった頃に、隣接する野田中央公園の国有地の払い下げ問題にまで飛び火している状況にあります。
さらに、加計学園については、獣医学部の新設を禁じた文部科学省告示自体が法律違反であり、文部科学省という組織が獣医師会などの利権団体と癒着し、腐敗していたという実態が明るみに出ています。実際、今年7月に行われた国会の閉会中審査における、青山繁晴参議院議員の加戸守行・前愛媛県知事に対する質疑で、むしろ行政を歪めていたのが前川喜平・前文科省事務次官らを筆頭とする文科省側であるという証言が得られています。
それなのに、立憲民主党や希望の党、民進党などは、今後も引き続き、「もりかけ問題」の追及を行う方針を明らかにしているそうです。
第98代首相に安倍氏指名へ 立民など野党は引き続き「モリカケ」問題追及の方針(2017.11.1付 ZAKZAKより)
ここまで来ると、むしろ「この人たち、大丈夫?」と思ってしまいます。
とくに加計学園「問題」については、今年5月以降、野党とマス・メディアがさんざん煽って、瞬間風速的に内閣支持率を大幅に下げることにも成功したほどですが、その割に、先月行われた総選挙では自民党が圧勝しました。
このことは、マス・メディアと野党が「もりかけ問題」で敗北した、ということに他なりません。
そして、すでに敗北しているにも関わらず、いまだにこれを続けようとしているのは、旧日本陸軍の敗戦パターンを見せつけられている気分になります。
受託収賄容疑の玉木雄一郎が単独代表
それだけではありません。
小池百合子氏が希望の党の共同代表を辞任することで、希望の党は玉木雄一郎氏が単独で代表を務めることになります。その玉木氏は、獣医師会の関連団体から100万円の政治献金を受けていながら、国会で獣医学部の新設に反対する立場から質問を行ったことで知られています。
実は、お金を貰って特定の団体の意向に沿った国会質問を行ったこと自体、受託収賄罪に相当するのではないかという議論があります。
元自民党の中村喜四郎・衆議院議員(現在は無所属)は、実際に、斡旋受託収賄罪により実刑有罪判決を受けており、収監されたことがあります。
中村喜四郎氏が有罪判決を受けていて、玉木雄一郎氏が有罪とならない理屈などありません。わが国は法治国家ですから、この問題については、司直が然るべき捜査を行うべきでしょう。
あるいは、希望の党や玉木氏の立場に立って、アドバイスを行うとしたら、「いますぐ『もりかけ問題』から手を引くこと」を強くお勧めしたいと思います。それだけ、法的リスクは高まっているからです。
マスゴミ問題:旅先で見たテレビ番組
同じことは、マス・メディアの皆さんにも当てはまります。
実は、私は先日、旅先でぶらりと入った食堂で、とあるテレビ番組を目にしました。その番組には若狭勝・前衆議院議員らが出演していましたが、番組の中で若狭氏は、
「日本では毎年、たくさんの法律が国会で成立しているが、安倍総理自身も、個別の法律の中身を詳しく知らないだろう」
などと述べていました。
こんな人物が衆議院議員を務めていたということ自体、恐ろしい話であり、うすら寒くなります。
私は以前から若狭氏の言動を見て、この人物がきわめて不勉強だと感じていましたが、この人物を落選させた東京7区の有権者のご判断は正しかったと思います。
それはともかく、「テレビを見ていると頭が悪くなる」というのは本当だったということが確認できた気がします。
私がたまたま目にした番組は、土曜日のゴールデン・タイムに放送されていたもので、この手の低レベルな番組ばかりを目にしていれば、視聴者が騙されるのも当然といえるかもしれません。
そして、「もりかけ問題」の追及に熱心なのは、マス・メディアの中でも、テレビ局や朝日新聞社、毎日新聞社など、最近だと「マスゴミ」と侮蔑されている各社です。そう、現代社会は新聞とテレビだけが情報媒体ではない、という事実を、「マスゴミ」の皆さんは気付いていない(あるいは気付いていながら敢えて無視している)のです。
私は、マス・メディアも野党の皆さんも、どうか気が済むまで、「もりかけ問題」を追いかければ良いと思います。しかし、それをすることで、その結果は彼ら自身に跳ね返って行きます。「マスゴミ」の皆さんが「もりかけ問題」を追及すればするほど、視聴者、読者、スポンサーは、少しずつ、しかし確実に離れていきます。その行きつく先とは、「マスゴミ」の経営破綻でしょう。
私にはその日が待ち遠しくてならないのです。
私が重視する「4つの規範」
さて、私は「4つの規範」を重視しています。
これは、「ウソをつかない」「努力をする」「ルールを守る」「困っている人を助ける」という行動規範であり、自分の子供に対して、きっちりと教え込んで行こうと思っています。
ある研究結果によると、幼少期にこの「4つの規範」を教え込まれた人は、その後の人生において、▼年収が有意に高い、▼犯罪発生率が有意に低い、▼学歴が有意に高い―などの特徴があるとされています。ただ、それはあくまでも「結果論」であって、私はこの「4つの規範」こそ、人間としてもっとも重視しなければならない事柄だと考えています。
小池百合子さん、民進党などの野党の皆さん、マス・メディアの皆さん、あるいは本日は取り上げていませんが、中国政府や韓国政府などの振る舞いを見ていると、だいたいこの「4つの行動規範」とは真逆のことをやっているように見受けられます。
「もりかけ問題」など「ウソをついて読者・視聴者・有権者を騙そうとしている行動」ですし、韓国政府が慰安婦問題を巡って日本を挑発しまくっていることなども「慰安婦合意という国際的な合意を破る行為」です。さらに、獣医学部の新設を禁じたり、違法な天下り斡旋を行ったりしてきた文部科学省は、役所でありながら法律を破っている不届きな組織であり、もはや解体と職員の解雇が妥当でしょう。
考えてみれば、政党も会社も役所も「組織」であり、「組織」とは人間で構成されています。
ということは、その組織に存在する人間の行動規範がその組織を規定しているのも当然の話なのかもしれません。
このあたり、もう少し深掘りすると面白いかもしれません。
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更新お疲れ様です。
本日はニュースが目白押しでした。小池都知事の代表辞任は「ああ、本当に政局の人なのだなぁ」と感じさせるものがあります。泥舟と見切って被害を最小化したのでしょう。
以後は都知事として穴熊を決め込む心算か。オリンピックは意地でも安倍総理が成功に導くと思うので、それを自らの功績と言い換えて改めて国政に出るのかもしれません。希望の党に入れた有権者は候補者ではなく小池百合子に入れた人も相当いるでしょうし、小池百合子を信じて希望の党の旗揚げに尽力した本当の忠臣もいたでしょうが、そんな事を気にしているようでは政治屋は務まらないのでしょう。
安倍総理がフィリピンから明日帰るようです。
個人的にはTPPには反対でしたが、対中国の擬似的同盟も兼ねているので致し方ありません。
ニュースウォッチ9にて演説の生中継が入り、エイペックで得られた成果を述べていましたが、気になったやりとりがあります。
AP通信の記者から、アジアの安全保障に日本は関われると思うか、そして関われるなら具体的にどう関わるのが、という質問がありました。
総理の返答は、アメリカや価値観を同じくする国と力を合わせて歩む。日本としては、インフラ、人道支援、災害復興等で……との事でした。
つまりは、軍事力以外。
それはそれで大層有り難いのでしょうが、火急の際、日本は同盟国として全く当てになりません、という表明です。自国が滅ぼされそうな時に必要なのは人道支援ではなく、援軍です。その援軍を日本は出せない。
アメリカの国力が低下する中、中国が伸びてアジアの国々が中国に籠絡されているのは、日本が頼りないからです。アメリカがアジアで影響力を落とし、日本に周囲の国を守る気がないなら、それは当然、中国に傾斜するでしょう。ベトナムのように、中国相手にマトモに事を構えられる気概と実力を持つ国は稀です。
自衛隊の存在を憲法に付け加えるのみならず、日本の平和とアジアの安全保障のために、今までアメリカがアジアで果たしてきた役割の一部代替か、それでなくても、火急の際には自衛隊が援軍に駆けつけると総理に言わせる法的根拠があれば、戦争の予防にも繋がると思うのですが。
今はまだ難しそうです。
記事を読んで居て、ふと国会での質疑時間の割り振り変更、と言う話を思い出しました。
与党のやり方によっては実のある国会に成るのではと期待してしまいました。
如何様な意図でこの話が出て来たのか解りません、表面上のアピールだけで終わっては話になりませんが、若者議員ならしがらみも薄く、与党内の批判は勿論、行政、野党の姿勢をも質問出来る訳です
国の混乱を目的とさえ思えるような今の野党に、正常な国会運営など到底望めません。
上手に出来れば、自民の質も上がり支持率も盤石に成るでしょう、増して野党の質も上がるのでは無いでしょうか。
多分私は、無駄な期待をして居るのでしょうね
無駄な質問から逃げてるだけで、ダラダラ時間が過ぎて行く国会議論は、国益を損ねていくだけです
< 毎日の更新ありがとうございます。
< 小池知事が希望の党の代表を辞任しましたね。小池氏にはもう何も期待してませんが、東京五輪と豊洲市場移転だけは成功させて下さい。というのも、都政を本気でやる気なのか、まったく見えてこないもので(本音を言うと他県済みなのでどうでもいいですが。五輪もないよりマシ程度特に大成功してもらわなくても不満無し)。あんなトップでも何とかなる、というのがやはり官僚公務員のチカラって、日本は大したもんだと思います。
< 安倍首相がアジア歴訪を終わられましたが、ASEAN他重要会議や米国、中国首脳会談、また各国首脳との会談で十分成果を上げたと思います。キンペイ君とはどうかな、と思いましたが、前回の仏頂面から終始ニコニコ、また李首相もギスギスした感じはなく、相手からしたら「手強い奴」と評価されたんでしょう。というのも衆議院選挙で圧倒的大勝、安倍氏が更に長期政権になるとシナも覚悟を決めたと思います。でないと甘く見てマトモに接しない。中国人とは利に聡く、エゲツない輩ですから。
< それに反してトランプ大統領はどうだったでしょうか。ASEANでも思い切った発言は無く、商談だけはキッチリ決めている。もう本当に米国ファーストで内地向け、共和党支持者向けの事に邁進してる様に見られます。その隙を突く形でアジア各国を取り込んでいくシナ国。資産と武力によって、骨抜きにされかけている国もある。南沙諸島でも文句言わない等、典型的な例です。北朝鮮の問題は横に置いといて、いずれ日本の正面相手は中国です。共産党政権の間は膨張政策をやめないでしょう。AIIBにしても一帯一路にしても、亜欧の覇権を狙っているのは見え見えです。
< 日本はアジア特に東南アジア諸国との関係を深め(信用出来ない大統領とかもいるし、政権自体不安定だ)、自由主義国家側に1国でも多く参列させて欲しいです。出来れば全部。またインドー豪州ー日本ー米国のライン、更にはそれに付随する東南アジア、南米、カナダまでの環太平洋ラインの中核国になって、やっと中国と互角と思います。ふらふら外交南鮮のように呑み込まれないよう、是々非々では弱い。気持ちは徹底的に反中で丁度良いと存じます。