唐突ですが、明日からしばらく出張します。このため、出張を前に、時事ネタを追いかけておきたいと思います。
目次
しばらく出張します
私は明日から某地方に数日、出張します。このため、「時事ネタ」については、明日以降、しばらく触れることができません。そこで、本日は、トランプ氏のこの話題を取り上げておきたいと思います。
トランプ氏の訪中をどう見るか?
数十兆円のディール、国賓以上の歓待…大成功?
すでにいくつかのメディアでは報じられていますが、ドナルド・トランプ米大統領の訪中が終了しました。
ニュース・メディアでは、「2500億ドル(約30兆円)の商談がまとまった」だとか、「故宮で晩餐会が行われるなど、国賓以上の待遇がなされた」だとか、そういった華々しい話題も散見されます。
トランプ大統領の訪中で見込まれる28兆円の商談、巨額だが中身伴わず(2017年11月9日 15:46 JST付 Bloomberg Newsより)
中国、トランプ氏に「国賓以上」の待遇 晩さん会は故宮で(2017.11.08 17:54 JST付 CNN日本語版より)
ただ、WSJをはじめとする米国メディアは、今回のトランプ氏の訪中を冷ややかに見ているようです。
In China, Trump Employs Tough Talk, Flattery With Xi/U.S. president blames his predecessors, not Beijing, for ‘unfair’ trade relationship(米国時間2017/11/9 18:18付 WSJオンラインより)
米中首脳はお互い「友好」を演出したものの、巨額の貿易赤字は残っており、両国の立場の違いが浮き彫りになった格好だ、という評価です。
WSJによれば、トランプ氏は習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席との共同記者会見で、習主席とは “very good chemistry”、つまり非常に良い関係になったと絶賛。また、米国が中国との間で計上している巨額の貿易赤字の責任は、中国というよりも「米国の過去の政権にある」と述べて、中国に配慮を示した格好となっています。
そのうえで、WSJは北朝鮮問題を巡って、次のように報じています。
While thanking Mr. Xi for his recent efforts to restrict trade and banking ties with North Korea, he urged further steps to press Pyongyang to halt its nuclear-weapons program. “China can fix this problem easily and quickly,” he said.(トランプ氏は習氏に対し、中国が最近、北朝鮮に対して貿易・金融面で制裁を加えていることに謝辞を述べつつ、核放棄をさせるためには北朝鮮に対する圧力をより強化する必要があると強調。「中国ならばより簡単かつ迅速に、この問題の解決を図ることができるはずだ」と述べた。)
つまり、今回の会談で、北朝鮮を巡って何らかの具体的な合意が明らかにされたわけではない、ということです。
「成果は全くなかった」のか?
結局、トランプ氏は中国でも、従来と全く同じ、「北朝鮮を核放棄の対話のテーブルに乗せるために、北朝鮮に対する圧力を強化する」とする見解を繰り返しました。
ただ、これについて、「成果が全くなかった」と見るのは正しくありません。
実は、中国の米国に対する姿勢は、今年8月の『環球時報』英語版(Global Times)に、すでに明示されています。
Reckless game over the Korean Peninsula runs risk of real war(2017/8/10 23:23:40付 環球時報英語版より)
環球時報(英語版)はこの記事で、
China should also make clear that if North Korea launches missiles that threaten US soil first and the US retaliates, China will stay neutral. If the US and South Korea carry out strikes and try to overthrow the North Korean regime and change the political pattern of the Korean Peninsula, China will prevent them from doing so.
と主張しています。私の責任で意訳すると、
仮に北朝鮮が史上初めて米国の本土を脅かすミサイルを発射し、これに対して米国が報復した場合、中国は中立を維持するということを明らかにすべきであろう。仮に米国と南朝鮮が攻撃を実行し、北朝鮮の政府を打倒し、政治体制を変更しようとするならば、中国はこれを防ごうとするであろう。
というものであり、これを中国の事実上の「中立宣言」と読むこともできなくはありません。
つまり、北朝鮮が先制攻撃を行い、これに米国が反撃するならば、中国は中立を維持する、という立場です。
これに対し、米国のティラーソン国務長官、ジェームズ・マティス国防長官は、この環球時報の記事の3日後に、WSJにこんな記事を寄稿しています。
We’re Holding Pyongyang to Account(米国時間2017/08/13(日) 17:37付=日本時間2017/08/14(月) 06:37付 WSJオンラインより)
両長官によると、
“The object of our peaceful pressure campaign is the denuclearization of the Korean Peninsula. The U.S. has no interest in regime change or accelerated reunification of Korea. We do not seek an excuse to garrison U.S. troops north of the Demilitarized Zone. We have no desire to inflict harm on the long-suffering North Korean people, who are distinct from the hostile regime in Pyongyang.”
と述べていますが、これを私の文責で意訳すると、
「我々は平和的外交圧力を(北朝鮮に)加えているが、この目的はあくまでも朝鮮半島の非核化にある。米国としては北朝鮮の体制変革にも興味がないし、朝鮮半島の再統一の加速という意味合いも含まれていない。さらに、我々は米軍を非武装地帯に展開するつもりもない。我々は平壌の憎悪の体制の犠牲者として、長年苦しんでいる北朝鮮の人民にさらなる苦痛を与える意図を持っていない。」
ということです。
つまり、実はすでに米中間で、基本方針は一致していたのです。
おそらく、今回のトランプ氏の訪中が2泊3日の日程となった理由は、
- 8月にやり取りされた米中間の方針を確認するため
- (形だけでも)米中双方が友好を演出することで利害が一致したため
- 1泊2日だった韓国に対する当てこすり
という、3つの要因があるのだと思います。
ただ、単に表に出て来ていないだけで、実は米中間で、朝鮮半島処分を巡って何らかの「密約」がなされている可能性も十分にあります。これについては、引き続き、トランプ大統領の動きをチェックする必要がありそうです。
やっぱり大韓民国の「宗主国」だった!
ついでに、わりとどうでも良い部類に入るニュースを紹介しておきましょう。
【トランプ氏訪中】/中国、夕食会に南シナ海の魚料理 もてなしで「主権」主張(2017.11.10 08:15付 産経ニュースより)
中国がトランプ大統領に対し、南シナ海でとれた魚で作った料理で「もてなし」たのだとか。
あれ?これってどこかの国とやっていることがそっくりですね(苦笑)
インターネットの匿名掲示板などでは、中国のことを「大朝鮮」だとか、「西朝鮮」だとか呼んでバカにする人もいますが、それも仕方がないのかもしれません。
舞台はベトナムに移る
トランプ・プーチン会談の焦点は?
さて、トランプ、習の両氏は10日、そろって、APECが行われるベトナムに移動しました。
こうした中、米国メディアは「トランプ・プーチン会談」に注目しているようです。ただ、「フェイクニュース」(?)でトランプ氏を「攻撃」してきたCNNは、ホワイトハウスが両首脳の会談について「公式会談は予定されていないが、サイドライン(立ち話)は行われるかもしれない」と述べた、と報じています。
White House: No formal Trump-Putin meeting scheduled, but sideline chat possible(2017/11/10 17:24 HKT付 CNNより)
私は先日、『トランプ訪日を英メディアが報じたことの意味』の中で、トランプ氏が朝鮮半島情勢を巡って、プーチン氏と意見を交わすのではないかとの観測を述べました。しかし、CNNが報じているのは、いわゆる「ロシア疑惑」について、です。
この「ロシア疑惑」とは、いうまでもなく、昨年の米大統領選でトランプ大統領が当選するよう、ロシアが米大統領選に干渉したとされる疑惑です。私はこれについて、朝日新聞社が捏造した日本の「もりかけ問題」と同様、CNNが捏造した疑惑ではないかとの疑いを抱いていますが、米国ではそれなりに信憑性をもって報道されています。
(※余談ですが、わが国のマス・メディアはこの疑惑のことを「ロシアゲート」と呼んでいるようですが、この表現、意味不明です。「ウォーターゲート事件」をもじったのでしょうか、昨年、韓国で「崔順実ゲート」という表現が流行しました。これは、朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領が、親友である崔順実(さい・じゅんじつ)氏に対して国政の機密情報を漏らしていたとされる問題ですが、これに産経新聞を含めた日本のメディアが悪影響を受けて、「ロシアゲート」なる意味不明の和製造語を作り出したようです。)
本来ならば「日米中露」が朝鮮半島情勢を決めるべき
私の理解ですが、今回のトランプ氏のアジア歴訪には、2つの重要な目的があります。
それは、「短期的な目標としての朝鮮半島の非核化」と、「中・長期的な目標としての中国台頭の抑止」です。
1つ目は、いうまでもなく、北朝鮮問題、あるいは朝鮮半島問題です。これは、狭い意味では北朝鮮に核放棄をさせるための方策を練るものですが、広い意味では、その北朝鮮と結託して米国を裏切り続ける韓国を「懲らしめる」ためのものです。
この目的については、正直、報じられる内容が少なすぎて、見極めるのが難しいというのが現状でしょう。
少なくとも日米両国は、この問題を巡って利害もほぼ完全に一致していると考えられますし、現に「最大限の圧力を加える」ことで合意しています。
しかし、米中両国については、今年8月の「環球時報とWSJの公開往復書簡」の内容を塗り替えるニュースがなかったという事実をもって、その実情を判断するしかありません。おそらく、中国側は「米国が北朝鮮の体制変革を求めて攻め込むことは許さない」という立場を変えていませんし、米国側も「わざわざ北朝鮮の体制を変革したり、朝鮮半島統一を促進したりすることはない」とする立場を変えていません。
もちろん、米国が北朝鮮攻撃に踏み切れば、結果的に北朝鮮の体制が崩壊し、米国主導での南北統一が実現する可能性はあります。しかし、北朝鮮が崩壊しかねないような攻撃を米国が加えた場合、中国は朝鮮半島情勢に介入してくる、ということです。
さらに、北朝鮮を巡っては、ロシアもかなり強い利害を有しています。
かりに中国がロシアの了解なく北朝鮮を「属国化」しようとしたならば、ロシアが中国を牽制するでしょうし、逆もまたしかりです。つまり、米中が「談合」して北朝鮮を攻撃しようとした場合、ロシアがそれを妨害して来る可能性も考えられるのです。
このため、朝鮮半島処分を決める際には、米国(+日本)、中国、ロシアの3陣営は、いずれも単独で決断を下すことができないという状況にあるという点は理解しなければなりません。
中国に対する牽制のキーワードは「インド太平洋」
ところで、2つ目の大きな目的とは、「インド太平洋(India-Pacific)」キーワードに示されています。
実は、これまでの米国は、「アジア太平洋(Asia-Pacific)」という単語をよく使っていました。しかし、今回のトランプ氏の訪亜では、米国の政権は「インド太平洋」という用語を使っています。
これは、まさに中国が掲げる「一帯一路構想」に対する牽制と見るべきでしょう。
そして、この「インド太平洋戦略」は、日本の国益にも合致します。ところが、アメリカ合衆国の軍隊に国土を守ってもらっている国でありながら、この「インド太平洋戦略」と「一帯一路」を両天秤に掲げているバカな国があるようです。
青「日本が構築した『インド・太平洋ライン』…韓国に編入する必要ない」(1)(2017年11月10日08時21分付 中央日報日本語版より)
ここまで来ると救い様がありませんね。
いずれにせよ、私は将来的に、米国や日本が「アジア・インド・太平洋地域」の民主主義国家と連携し、自由と平和と発展を謳歌することを夢見ています。
今のところ米国は中国と「蜜月」を演じていますが、中国は恐るべき独裁国家であり、また、侵略国家でもあります。さらに、自由民主主義国家である台湾を武力進攻する意図を明確に示している国でもあります。
将来的には、日米が朝鮮半島問題や台湾問題を巡って、中国と対立しなければならなくなることは、ほぼ間違いないといえるでしょう。
最大のリスクはトランプ弾劾!?
ところで、私はCNNのトランプ氏の「ロシアン『ゲート』」関連報道については、「話半分」に見ておくべきだと考えていますが、それでも、最近のトランプ政権を巡っては、大統領補佐官などの幹部クラスの辞任が相次ぐなど、政権発足から1年も経過しているにも関わらず、政権運営は安定していません。
そのうえ、様々な「疑惑」が報じられ、また、トランプ氏に対しては米国内でも「毛嫌い」する人も多いとされるため、政権基盤は盤石ではないのです。
安倍総理がトランプ氏と個人的な強い信頼関係を結び、史上最強の日米同盟が出来上がっていること自体は、歓迎すべきことです。しかし、それと同時に、トランプ氏との関係構築に、「すべてを賭ける」のも危険です。
米国では、大統領が罷免された場合や辞任した場合、大統領選が行われるのではなく、副大統領が大統領に昇格します。そこで、日米関係は「総理―大統領」、「副総理―副大統領」、「外務大臣―国務長官」「防衛大臣―国防長官」という「4複線」で外交を裏打ちすべきであり、その意味で、私は麻生太郎副総理とマイケル・ペンス副大統領の関係には、深く注目したいと考えています。
仮に―あくまでも「仮に」、ですが―、トランプ氏が弾劾・罷免された場合、ペンス氏が自動的に大統領に就任することになるのです。その意味でも、麻生副総理には是非、ペンス氏との関係を強固にしてほしいと思うのです。
今日の余談:トランプ氏のディナー
さて、私は明日以降、少々長い出張に出る関係もあるため、時事ネタに触れられるのは今日しかありません。
そこで、トランプ氏に関する記事を探していたところ、なかなか興味深い記事を発見しました。
Trump’s Asian menu: What he ate and what it meant(2017/11/10付 BBCより)
リンク先は英BBCのウェブサイトですが、写真がふんだんに使われているため、英語に抵抗があるという方でも、写真をぱらぱら見るだけでも楽しいと思います。
これは、トランプ氏が今回のアジア歴訪で何を食べたか、そしてどんなメッセージがあるかという、ややゴシップ誌めいた記事に見えますが、なかなか興味深いのです。
まず、日本で大好物の牛肉のハンバーガー、和牛ステーキ、さらには和食の会席での茶碗蒸し、と、美味しそうなメニューが続きます。ここまでは、トランプ氏がシンプルに日本側から歓迎され、歓待を受けているという様子をうかがい知ることができます。
ところが、4枚目の写真では、いきなりあの「韓定食」が出現します。
BBCは「政治的なエビ」と呼んで韓国のあのマズそうなディナーを挑発。さらには「日本軍の性奴隷(wartime sex slave for Japanese soldiers)」がトランプ氏に抱き着いている姿が写り、せっかくの料理が一気に政治色に染め上げられます。
さらに、BBCはトランプ氏の中国での晩餐について、「宮保鶏丁(鶏のカシューナッツ炒め)による豪華な歓待」と述べていますが、写真を引用していないため、いまひとつ、その臨場感がありません。
最後に「デザート」と称して、ベトナムで提供された、涼しげな「ハロハロ」の写真が出てきます。やはり、政治色がないディナーの方が美味しいのは間違いありません。
というわけで、BBCを読む限り、トランプ氏に対する歓待は、明らかに「日本>ベトナム>中国>韓国」となっていたことが、写真で見てよくわかる、という趣向です。
たまにはこんなネタも面白いですね。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、明日からしばらく、当ウェブサイトは休載するか、もし更新が可能だったとしても、時事ネタから離れます。ただ、道中でおもしろい情報があれば、当ウェブサイトのコメント欄に書き込みますので、どうかお楽しみに!
View Comments (8)
「反省や自己批判は、他人がするものであって自分がするものではない」
韓国にはこういう諺があるそうですが、トランプの晩飯では韓国マインド全開でしたね
裏みはあるけど表なし
ゲストの満足なんかより自分たちの満足が最優先するという
日本に対しての恨みはあっても、客にたいするおもてなしはない
凄いものを見せてもらいました
< いつも更新ありがとうございます。
< BBCの画像には、多少シナ、韓国への悪意が込められているようで、なによりです。南鮮の韓定食、日本でいう幕の内か松花堂弁当でしょうか。不味そうですね〜。腹の中といっしょ、真っ黒(笑)。見た目悪すぎ、なんで暗い色調か?ゲーが出そう。車海老みたいなショボいの出さんと、伊勢海老ぐらい出さんかいッとツッコミを入れたくなります。トランプ大統領も食指動かんでしょう。
< 売春婦婆は偽物、あの年で2次大戦に引っ張られるはずがない。少なくとも最低でも現在90歳以上でないと、話が合わん。また90になると足腰はもっと弱っているはず。あの婆は朝鮮戦争かベトナム戦争あるいは基地そばの売春婦でしょう。仮に朝鮮売春婦が日本にいたとして、それは強制的に日本軍が連れて行ったんじゃない、オマエラの先祖は日本の方が金になるから、希望して日本に行ったんだ。あるいは斡旋人が朝鮮人にいた。また当時日本には製鉄所、鉄工所、造船所、化学工場、軍需工場、炭鉱で人手不足だった。給料の高い日本にわざわざ朝鮮男も来たんだよ。誰が真面目に働かん朝鮮人を強制的に連れて来るか。其奴らの遊び相手が朝鮮売春女だ。お互い言葉通じるし、朝鮮に居る気分だ。日本人は危なくて近寄らなかった。これが事実だ。
< さて、米中首脳会談ではあまり話の進展がなかったようですね。トランプ大統領のアジア歴訪の大きな目標は、①北朝鮮の非核化(対話ではなく圧力、超強力な経済制裁、金融面の締め付け、燃料の輸出入禁止、そして壊滅的爆撃)②シナ国のG2とやら、世界覇権の野望を阻止するーーだと思います。しかし、シナは米軍の北朝鮮への壊滅的攻撃は介入する、北が先制攻撃した場合のみ手を出さないと言ってます。また国境を僅かに接するロシアも米軍が攻めればイチャモン付けるでしょう。一方(日米)の思惑だけでは、進まなくなってます。オマケにカメレオンの南鮮がいますんで。でも逆転の発想ですが、最終ゴールは北朝鮮核破壊であるものの、この南鮮を先に崩壊させる事によって、新しい局面は見えてこないでしょうか。南鮮→経済破綻→北朝鮮主体で統一朝鮮→金正恩の除去→北は中と露の保護国、南は中の属国。在韓米軍は日本に移る。
< かつて、第1次安倍政権の時に「インド太平洋戦略」を語ってた思います。シナの「一帯一路構想」という日米を抜きにした邪悪な計画、これは日米の双方の利益になりません。潰すが正解ですが、地域の中小国にとっては飛びつくハナシなんでしょうね。失礼しました。
< 最後に衆議院選挙が終わった頃から、読者のコメント数が減っていると思います。10〜15本ぐらいあったのに、常連さんも少ないです。皆さん仕事が忙しいのかな?
今回のトランプ大統領の歴訪は北朝鮮問題より日韓は兵器の売込み、中国は巨額の輸入という感じがしました。トランプ大統領得意のディールが成功したのでしょう。
さて、朝鮮半島の4分割案を考えてみました。すなわち、北東はロシア、北西は中国、南西はアメリカ、そして南東は日本の保護国とするものです。現在の大韓民国は消滅します。ロシアは領地よりも不凍港が欲しいので東海岸に、中国は黄海が自領になり、アメリカはアジアの拠点に、日本は釜山を手にいれ対馬海峡の安全保障が出来ます。現在の憲法上は無理ですが、改正すればなんとか可能と思います。
また、韓国メディアで戦時作戦統制権の返還の話が出て、文大統領は早期返還を公約しています。この場合、最高指揮官は韓国軍で副指揮官は米軍となりますが、世界最強の米軍が弱小の韓国軍の下になるようなことは考えられず、撤退になると考えられます。このとき北朝鮮と共同して日本を攻撃する可能性があります。韓国の憲法上は日本の戦勝国になっていますから、実際上戦争して戦勝する必然性があるからです。これは北朝鮮も同じでしょうから、核ミサイルで日本を脅して降伏を迫る可能性がないとはいえません。そうならないように上記の4分割案はいいと思いますがいかがでしょうか。
< オールドプログラマ様
< お久しぶりです。4分割の件、興味深く拝読しました。半島で米中が直接対決にならず、米軍が完全撤退にならず、また属国扱いに慣れたシナと、国境を北朝鮮と接している冷徹な露をいれて、更に永年半島を世話させられてきた日本が参画し、対馬に対する赤組からの脅威を減じるのには、とても良いアイデアだと思います。私は、日本がこの150年間、朝鮮半島に関わってきて、つくづくロクな事がなかったと忸怩たる思いです。もう二度と半島が崩壊しようが、日本は一切関わるべきではない、と思ってます。然し乍ら、現実としてフラフラ二股外交の南鮮が、このまま続くはずもなく、逆に北朝鮮に赤化統一されたり、南鮮がシナの属国になれば必ずや挑発行為をする。侵害する。特に対馬、隠岐、壹岐、佐渡(竹島も)、日本海沿岸辺り。
< この対応に何かいい知恵がないか悩んでいましたが、オールドプログラマさんの「緩衝帯を作る」は良い方法です。また西隣りが米国というのも心強い。何の時でもそうですが、日中韓の3か国だと(北東アジアなのでこの枠組みが多い)日本は必ずや損をする役回り。中韓はグルになるからです。露を加えると3対1になって(必ずしも中露は1枚岩ではないが)身動きが取れない。米国中国主導で日本、ロシアも加わる4分割が一番マシですね。竹島も戻る(笑)。
< さて、保護国と成り果てた朝鮮人民をどう扱うか。4か国は出来る限り不要な経済力をドブに捨てたくない、すなわちほぼ今のままで社会体制は維持される。京城、釜山、平壌、清津に各国の臨時首都を置く。軍隊駐留は不測事態鎮圧に備えて、仕方ないですね(4か国軍)。最初の1〜2年は北半分と南半分は自由な行き来をさせないのも一考かと。社会が乱れるだけですから。今の境界線は存続させ、旧韓国軍+旧北朝鮮軍で警戒させる。また、北半分内(北朝鮮)と南半分内(韓国)の往来は制限を付けて可とするが、その中の東西といえども保護国が異なるので、警戒は必要。旧韓国軍、旧北朝鮮軍、警察にさせる。ただ、北東の露、北西の中国は国民の生活維持、産業がほとんどゼロからのスタート、インフラの整備、最低限の援助を本国からするとしても耐えられないほどのカネがかかります。4か国で出し合った復興支援金が必要です。世銀やARBの世話にもなり、IMFの介入もあるでしょう。いや、これは空想ではなく実現可能なレベルで楽しみです。
最後にこの保護国制度は、いちおう期限無制限、一つにまとめたりするのは、4か国の一致が必要とすれば、煩い朝鮮人も文句言えないし、実力行動、煽動すれば拘束できる。反日無罪ではないですから。但し、相当厳しい躾をし、他人には誠意を持つ、他人の事を考える、嘘はつかない、泥棒はしない、他人のモノを勝手に使わない、など徹底的に教え込む必要があります。
< 失礼しました。
戦時統制権を大韓民国が得ても米軍に命令できるわけではない。
李ショウバンが使い物にならなくてどうしようもないので米軍が大韓民国軍を指揮せざろうなかった戦時統制権を朝鮮人に戻すだけ。
元々アメリカは大韓民国軍の戦時統制権と無関係に朝鮮戦争していた。そういう時代に戻るだけ。
ア
メリカが大韓民国軍の戦時統制権を放棄すれば、朝鮮半島での戦争は米軍は米軍、大韓民国軍は大韓民国軍とそれぞれ別々に戦争するかどうか。
通常は何らかの協定を結び戦争となれば大韓民国を米軍の指揮下に置くが、そこは朝鮮戦争キーセンSEXスレーブ老女をアメリカ大統領にあてがった気の来るった人種ですから、どうなることか。
今回のトランプ大統領のアジア歴訪は毛唐がアジアをどう見ているのかどう扱おうとしているのかよくわかる訪問でした・・・あのひとがあの性格ですから。訪問された各国の思惑も歓迎の仕方で垣間見る事ができたような感じですね。一挙一動にも意味があり裏の裏は表ではなく深い闇でした。日本のおもてなしはほんとうに裏表がない対応でものをもってなすの奥の深いものがありましたがお隣さんは長い歴史を持ちながらも物乞い精神から抜け出せない寂しくも貧しい、お哀れさを感じてしまいました。大きい方の人たちは共産主義者でありながら根底にはバリバリの拝金主義が流れていてある種の恐怖を感じました。さて安倍首相、一癖も二癖どころか真っ黒な闇の相手に人がいいではやっていけません、とってもリベラルな自公民政権では足元見透かされて舐められていますね。相手にしたくなくても絡んでくる、恫喝してくる相手に対して天下の宝刀ってやっぱり必要ですよね、金持ちケンカしないは分かりますが世界のお金持ちの国は持つものはみなさん持っていますよね。何が天下の宝刀になるのかわかりませんが安倍首相はどうみても丸腰にみえます、人類みな兄弟はありえないので是非御一考を10年後今と同じことは言っていられません。これだけはお隣のパリパリ精神でお願いしたいですね。
いつも楽しみに拝見しています。
<「日本軍の性奴隷(wartime sex slave for Japanese soldiers)」と表現されていますが、
米軍用慰安婦(wartime sex slave for American soldiers)では?
トランプ大統領は、中国にこのまま北朝鮮の核を放置していると中国にとって大変な事になると警告したと思っています。
・このまま北朝鮮の核を放置していると東アジアでの核武装を止められなくなる
・日本が核武装を目指すとプルトニウム型原爆の保有までは数ヶ月
・日本が液体燃料ロケットと固体燃料ロケットの双方を保有していることは周知の事実
・いつでもロケットをミサイルに転用ができる(迎撃用ミサイル開発進む)
・宇宙空間からの再突入技術はハヤブサで検証済
・日本では北朝鮮情勢が緊迫してから憲法改正勢力が増えている
・日本の憲法改正で憲法9条が書き換えられると自衛隊が軍隊になってしまう
・日本が邦人保護名目で朝鮮半島に出てくる事態になるかも(1890年代の再現)
⇒中国は、もう一度日本兵と戦ってみたいかね?
中国としては、金正恩にキム・ハンソルを保護している事を表明することにより
断首した後の新体制の可能性を暗示しているつもりだと
キタに沈静化を促しているのかもしれない。
古い記事に今更コメするのもあれですが、
朝鮮半島4分割案を見てどうしても一言
日本人が朝鮮人を保護国にして自国に利益があるどころか損害を被らずにあの民族を抑えられるはずがありません
そんな事が出来る日本なら今の外交惨事などある筈も無いのです
朝鮮半島は米中露ですきにすればいい
日本は
・確実に竹島を取り返す事
・戦時避難の在日朝鮮人を確実に送り返す事
・中露と直接国境を接する、またはより近い位置で対峙する覚悟を持ちそれに見合う法制体制を整える事
以上の3点に全力を注ぐべきで、朝鮮半島はすでにないものとして考えるべきです
当然どのような形であれ介入など絶対にしてはなりません、併合の愚を繰り返すだけです