東日本大震災直後の「ブログ記事」再録
私は過去に、「楽天ブログ」に『新宿会計士の出張所』というブログを運営していました。東日本大震災から6年が経過しますが、やはり時々は、当時のことを思い出す必要があります。そこで、本日は東日本大震災直後の、私自身が執筆した「ブログ記事」を、当時のままで転載しておきたいと思います。
目次
過去ブログのコンテンツ
報告
- オリジナル記事タイトル『報告~ 2011/03/13(日)号~』
- オリジナル記事投稿日時 2011/03/13 19:06:46
未曾有の大災害を前にして、正直茫然自失としている状況である。当職自身、先週金曜日は近畿地方に出張をしており、日帰りで東京に戻るつもりだったが、夕方に発生した地震のため交通手段が全てストップ。このため、やむなく現地で投宿し、本日ようやく新宿に戻ってきた次第である。
今回の地震では犠牲者や安否不明の方も多く、身内を失った方の悲しみはいかほどのことかと心がいたむ。亡くなられた方には心より哀悼の意を表したい。また、まだ寒い被災地で避難所生活に苦しむ皆様のことを考えると、気が重い。一市民としての当職に、何か出来ることがあるはずであり、極力協力させていただきたいと考えている。
今回、やむを得ず出先で泊まったということもあり、ネットの繋がる環境にいなかった。空港等で一通り新聞に目を通し、当職にしては珍しく(!?)テレビも少々見たが、相変わらずひどい報道だ。災害の時にはヘリコプターを飛ばしてはならないというのが鉄則なのに、各放送局は相変わらずバンバンとヘリコプターを飛ばしている。阪神大震災から何も学んでいないのだろうか?改めてテレビには幻滅した。
その一方で、FTやWSJ等を閲覧すると、日本の被害の大きさに関する報道だけでなく、日本人の冷静さに対する賞賛の報道を目にすることも多い。普段は何かと仲の悪い日中関係だが、中国は日本に対し、災害時の日本人の落ち着きという観点から驚きの声を挙げているようだ。その一方で「【社説】日本大地震惨事、韓民族の人類愛を見せよう」(中央日報)のように、「最も近い国の私たちが真っ先に駆けつけて、国際社会で責任を果たす先進韓国の姿を見せなければならない」といった「?」な記事もあるのだが、概ね世界の世論は日本の冷静さに驚いているようだ。ただ、福島原発を巡っては欧米各紙も大いに関心を抱いている模様である。
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こういうときにブログ更新をするなんて不謹慎だと思う方もいらっしゃるかもしれない。だが、当職は逆に、非常時にあっても普段と同じように生活し、同じように情報発信することが重要だと思っている。今週、3日間ほど地方出張を控えているが、こちらについては予定がどうなるかは今時点で未定である。いずれにせよ、当職なりにできることは続けて行きたいと思っている。
災害で真価を発揮する日本人
- オリジナル記事タイトル『災害で真価を発揮する日本人~日々雑感 2011/03/14(月)号~』
- オリジナル記事投稿日時 2011/03/14 18:52:36
地震の影響で首都圏では本日から交通ダイヤが大幅に乱れ始めている。東京電力によると、3月11日(金)午後に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で福島第一・第二原子力発電所を始めとする同社設備の大幅な機能低下により、輪番停電(PDFファイル)が実施され始めている。電力の大口需要者である鉄道各社も運休や折り返し運転を実施。JRや東京メトロ、都営地下鉄なども、運転感覚の現象や直通運転の停止などを余儀なくされている。
こういう災害時に役立つのは、一般にはラジオであるとされているが、まだ停電していない家庭であれば、是非ネットを活用して見ると良いだろう。特に、グーグルの災害関連ページだけでなく、ツイッターやブログなども意外と重要な情報収集手段である(当ブログは緊急性のあるサイトではないので、災害関連情報を取りまとめている訳ではない。)。
恐らく本日以降、職場などでは、停電の影響により廊下の電気が消えたり、冷暖房が切れたり等の影響が生じているだろう。また、電車に乗っていても、余震の影響により急停止することがあるだろうが、どうか電車の外には出ないで欲しい。今回は日本の観測史上最大級の災害である。余震等の可能性もあるので、情報収集は怠らないようにしたい。
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街を歩いていると、月曜日以降に店を早仕舞いするケースが多い。また、多くのコンビニでは、照明を落とすなどの対応を行っているようだ。こういう時に不謹慎かもしれないが、こうした市井の一人ひとりの市民が自らできる対応をこつこつと行うことが出来るというのが、日本人の強みなのだと思う。
原発事故は気になるが、平静を保つことが重要
- オリジナル記事タイトル『原発事故は気になるが、平静を保つことが重要~日々雑感 2011/03/15(火)号~』
- オリジナル記事投稿日時 2011/03/15 18:59:33
先週末の地震から明けて、平日2営業日目となる火曜日は、福島原発の状況が気になった方は多いだろう。本日午前11時からの菅首相による国民向けメッセージは、却って国民の不安を煽る内容となった。福島第一原子力発電所では、現時点でも第一~四号機のいずれも放射能(正しくは放射線)漏れ等が発生していると報じられている。また、東京電力HPには原子力災害対策特別措置法第10条第1項に基づき、所内で計測された放射線量を公表しているが、確かにこれを見ると放射線は日を追うごとに上昇しているようだ。民主党政権の現在の放射線流出対策は、民主党なりに一生懸命やっているという人もいるが、そもそも民主党には対処が出来ない事象だったのかもしれない。
※「原子力災害対策特別措置法第10条第1項」(原子力防災管理者の通報義務等)本文
原子力防災管理者は、原子力事業所の区域の境界付近において政令で定める基準以上の放射線量が政令で定めるところにより検出されたことその他の政令で定める事象の発生について通報を受け、又は自ら発見したときは、直ちに、主務省令及び原子力事業者防災業務計画の定めるところにより、その旨を主務大臣、所在都道府県知事、所在市町村長及び関係隣接都道府県知事(事業所外運搬に係る事象の発生の場合にあっては、主務大臣並びに当該事象が発生した場所を管轄する都道府県知事及び市町村長)に通報しなければならない。
当職は仕事柄、出張が多かったのだが、震災後全ての出張がとりあえずキャンセルとなった。被災地の方の苦労を考えると非常に痛ましいし、亡くなられた方や行方不明の方も、恐らく戦後最大の数を更新するとの指摘もあるようだ。当職も存じ上げている方が大勢罹災されている。行方不明の方の所在が一刻も早く判明し、復興に向けて当職もできることは全面的に協力していきたいと考えている。
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そういえば、街のスーパーやコンビニから生活雑貨がなくなりつつあるようだ。普段であれば山積みとなっているカップヌードルがなくなっているし、水やお茶といった生活飲料も欠乏している。また、本稿を執筆している時点で、やや強い余震が続いているし、福島原発の状況は危うい。しかし、確かに巨大な余震が絶対に東京都内を襲わない保証はないものの、現時点ではパニックを起こしても仕方がない。生活には平静を保つ姿勢が必要だろう。
早寝早起きのチャンス?
- オリジナル記事タイトル『早寝早起きのチャンス?~日々雑感 2011/03/16(水)号~』
- オリジナル記事配信日時 2011/03/16 19:20:31
首都圏では相変わらず電車の本数が少ない。このため、東京メトロなどでは、できるだけ早い時間帯の電車の利用を呼びかけている。当職は元々早い時間帯から電車を使うことが多いが、地震をきっかけに早寝・早起きになったという方もいらっしゃるだろう。実際、小耳に挟んだところでは、路線によっては非常に混雑し、入場制限を掛けている駅も増えてきたそうだ。ツイッターのサイトを眺めていると、どの駅に入場制限が掛かっているかがリアルタイムで判明する。つくづく便利な時代になったものだ。
ただ、特に退社時に早い時間の電車に乗ることは、実は悪いことではないのかもしれない。よく日本人は残業をしすぎると批判されることがある。当職は元々、できるだけ夜遅くまで仕事したくないのだが、人によっては深夜まで残業することが一種のステータスという雰囲気もあるかもしれない。しかし、今回の災害をきっかけに電車の運行に支障を来たしており、このことが早い退社を促しているのだとしたら、いっそのこと日本人が国を挙げて生活習慣を「早寝・早起き型」に変更するチャンスなのかもしれない。
生活習慣について、他にも書きたいことは山ほどあるが、災害という国難に直面している時でもある。またの機会に取っておくこととしよう。
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首都圏では本日も地震が相次いでいる。報道によると昨日夜の大きな揺れは静岡、昼頃の揺れは千葉が震源地だそうだ。首都圏にお住まいの場合、もうすっかり地震には慣れっこになったという方も多いだろう。地震の震源地を示すサイトがあった。データの正確性についてはよくわからないが、一応当職も参考にしている。
「察し」の能力の重要性~日々雑感
- オリジナル記事タイトル『「察し」の能力の重要性~日々雑感 2011/03/17(木)号~』
- オリジナル記事投稿日時 2011/03/17 18:39:43
連日、地震のNEWSが世の中を賑わせているが、たまには異なる内容も書いてみたい。
唐突だが、当職は仕事を行うスキルと国語力は比例すると考えている。最近のネットでは有名な次のようなコピペがある。
“Could you please go shopping for me and buy one carton of milk, and if they have eggs, get 6!”
ある妻がプログラマの夫に「買い物にいって牛乳を1つ買ってきてちょうだい。卵があったら6つお願い」と言った。
A short time later the husband comes back with 6 cartons of milk.
夫はしばらくして、牛乳を6パック買ってきた。
The wife asks him, “Why the hell did you buy 6 cartons of milk?”
妻は聞いた「なんで牛乳を6パックも買ってきたのよ!」
He replied, “They had eggs.”
夫いわく「だって、卵があったから……」
これは、プログラムの難しさを皮肉った文章であるように見える。確かに文章の意味を辿ってみると、「(1)買い物に行け」「(2)牛乳を一つ買え」「(3)もし(店頭に二つ以上の)卵があったら、六つ買え」という三つの命令文だ。ところが、命令文(3)において、英語の原文上「六つ買え」の目的語が省略されている。そして「卵」はあくまでも“if”節の主語であるから、「六つ買え」の目的語は「牛乳を」と読み取れる。従って、プログラマの夫はプログラミングのセオリーに従って、牛乳を六つ買ったのだ。当然、一般常識に照らせば、プログラマの夫の取った行動は非常にナンセンスである。その一般常識と命令文との乖離がジョークたる由来だ。この文章を作った人は、実際に自分の思い通りにプログラムが書けないもどかしさを経験しているのかもしれない。
しかし、現実には、人間同士の会話でも意味が通じないことが時々ある。例えば、今朝のテレビでは(といっても当職はテレビを見ないので又聞きだが)、「地震を受けて日本経済の将来性に対する悲観が強まったことから円がドルに対して上昇した」(下落した、ではない)などと述べたアナウンサーがいたそうだが、本当だとすれば限りなく頭の悪い発言である。これは、「円がドルに対して上昇した」という事実と、「日本経済の将来性に対する悲観が強まった」という評論が、うまくリンクしない典型例なのかもしれないが、適当なことを言うにも程がある。
実際、会社で仕事をしていると、往々にして人と話をしなければ仕事が進まないことがある。この点、相手の話していることを聴くことは誰にでも出来るかもしれない。しかし、相手の話していることを理解することは、案外難しい。さらに、相手が何を欲しているか、その状況を踏まえた上で、相手を説得することはさらに数段上の技能だ。例えば仕事上、相手から何らかの問い合わせを受けたとき、その相手が単なる興味本位で「聞いて」きているのか、それとも業務上の必要性に応じて「聴いて」きているのかを理解し、それに応じて対応を変化させることも、ビジネスマンのスキルだ。さらに、場合によっては、相手が話していない内容を文脈上、「察する」ことが必要となるケースもある。
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地震の余波を受けて、首都圏の混乱は益々ひどくなってきているような気がする。電話の繋がりにくさや商品の不足等は徐々に解消しつつあるものの、間引き運転の影響により普段は混まないような電車が非常に混雑しているし、スーパーやコンビニでは照明が半減している。こうした首都圏住民の混乱に拍車を掛けているのが、民主党政権の閣僚であったり、保安院の官僚であったり、読売新聞の「ナベツネ」だったりする訳だが、この辺りの事情については当職も書きたいことが山ほどある。どうせ週末にはどこにも出掛けられないだろうから、地震の後片付けがてら週末にでも取りまとめてみたい。ただ、地震を受けて物流等が混乱している中でも、暴動も略奪も起きない。大きな混乱を招かない理由は結局、個々の日本人は「察し」の能力が高いのだろうと感じている。
素晴らしい天皇陛下と老害ナベツネのコントラスト
- オリジナル記事タイトル『素晴らしい天皇陛下と老害ナベツネのコントラスト~日々雑感 2011/03/18(金)号~』
- オリジナル記事投稿日時 2011/03/18 21:19:59
地震の余波を受けた首都圏の混乱は当面続きそうだ。街中の商店では、商品の不足等は徐々に解消しつつあるものの、間引き運転の影響により普段は混まないような電車が非常に混雑しているし、スーパーやコンビニでは照明が半減している。首都圏の住民は、今のところ様々な不便には耐えているように見受けられる。首都圏でも地域によっては夜間の停電が実施されている。一度、首都圏以外の方も、夜間の停電を経験するために、夜カーテンを閉め切って電気を全て落としてみて欲しい。月明かりでもない限り、本当に真っ暗だ。
こうした不便を嘆くことは簡単だが、本日は寒空の下で東北地方をはじめとする被災地では多くの被災者の方が苦しい生活を強いられている。幸い、義捐金の受付も始まったようだから、生活に余裕のある人は一定の寄付を行うのも良いだろう。
今回の地震を受けて、多くのブロガーが指摘している通り、外国メディアが日本の個々人の行動を賞賛している。そして、我が国の国家元首であらせられる天皇陛下も昨日談話を発表され、諸外国の日本に対する賞賛に言及されている。恐らく陛下は多くの被災者を思うとともに、一人でも多くの行方不明者が生存していることを祈られるとともに、政府の体たらくを叱咤し、日本国民全体を鼓舞することを目的とされているのであろう。
その一方、天皇陛下と対照的なのが「ナベツネ」こと渡邉恒雄読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆だ。彼は自らが会長を務める野球球団の「巨人軍」が属する「セ・リーグ」の開幕を予定通り開催するよう強硬に主張している。
…つくづくため息が出る。こんな人間が日本の「フィクサー」だなんて、考えたくもない。だが、これが現実だ。原発事故で電力が足りない中、莫大な電力を浪費する「ナイター」を行うとは、常人の発想では考えられない。端的に言えば「老害」と言わざるを得ないだろう。早いところマスゴミというレガシーメディア(時代遅れのマスゴミ)とともに、ご引退願いたいところだ。
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実は、当ブログには様々な方がコメントやメッセージを残して頂いている。そういった方のコメントから、様々な着想が浮かんでくる。これが正に「双方向性」のインターネットの強みなのだと思う。久しぶりに今週末は出張のない三連休となるが、これは当職にとっては不幸中の幸いだといえるかもしれない。先週末は地方出張から帰れないままに週末を過ごし、週初から働き詰めだったので、正直疲労困憊している。そうした中で、どこまで書けるかわからないが、地震前からずっと書きたかったテーマや、地震後に感じた内容等を書き綴ってみたいと思っている。
災い転じて福となす
- オリジナル記事タイトル『災い転じて福となす~日々雑感 2011/03/19(土)号~』
- オリジナル記事配信日時 2011/03/19 10:20:10
当職は「災い転じて福となす」という言葉が大好きである。福島原発の事故を受けて電力供給が逼迫しているが、これを機会に我が国は(というか現代文明は)、原発に依存した発電量を大幅に減らしてみてはどうだろうか。例えば、太陽光発電パネルや振動発電パネルを大量に製造して、街中に設置してみると面白いかもしれない。現在、丸の内や大手町界隈では新たなビルの建設ラッシュとなっている。こうしたビルの屋上や、場合によっては窓枠に、太陽光発電パネルを設置してみるというアイデアはどうだろうか。また、今後の新築住宅に太陽光発電を行う設備を設置するに際し、税制上の優遇措置を拡大しても良いかもしれない。
太陽光発電は昼間しか動かず、しかも曇り空では効率が悪い、という説もご尤もだ。それに加えて、製造コストの高さは普及のネックになっている。しかし、考えようによっては、普及が進めば大量生産による生産コストの引下げが期待できるし、効率の良い蓄電池を開発すれば天候の影響をある程度緩和することが出来るだろう。障壁は一つずつ除去していかねばなるまいが、この地震を契機に一気に太陽光発電が普及したとすれば、「災い転じて福となす」の典型例となるかもしれない。これに加えて、街中や職場、家庭の照明をLEDライトに置き換える、家電を省エネ型に置き換える、といった工夫を行えば、国を挙げてエネルギー効率の上昇が達成できるかもしれない。
マスゴミのせいで、日本国民の間に「原子力発電所は怖い」という意識が植え付けられつつある。その際、当職が一番恐れるのは、「ではコストは係っても良いから火力発電に移行しよう!」という、左巻きのマスゴミが大好きな論調が国民の意見の多数を占めることだ。当然、掘り出せる原油には限界もあるし、原油を燃やす発電には莫大な環境破壊を伴う。それよりは、国を挙げての省エネ戦略を再度、進める好機だともいえる。新規技術の開発は、日本人が最も得意な領域ではなかっただろうか?
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大震災が発生して一週間余りが経過した現在、被災地では多くの被災者が不便な避難生活を強いられる一方、地震と津波により多くの人命が失われ、あるいは行方不明の状況にある。首都圏においてもパニック的な買占めから一時的に店頭から生活雑貨が消え、(無計画な)計画停電の影響で電車の運転も大幅に減らされている。節電のため、街中の照明が半分の明るさになっている気がするが、これに慣れてくると、却って今までの生活がいかに電気を浪費していたかということに気付かされる。別に24時間営業のコンビニが照明を煌々と照らす必要はないのかもしれない。
コンテンツを振り返って
ここに転載したのは、楽天ブログ『新宿会計士の出張所』に、私が執筆した、2011年3月13日から一週間分のブログです。当然、記事文中に示した外部リンクなどもそのままですので、古い記事は削除されていて、閲覧できない場合もありますが、これはこれでご了承ください。
今になって読み返してみると、民主党(当時)の菅直人(当時)政権がいかに無能であったか、今さらのように思い出し、それとともに、ふつふつと怒りがこみ上げてきます。
2009年8月の総選挙で、偏向報道の末に麻生太郎政権を葬り去り、民主党政権を誕生させた新聞やテレビ。政権の座について民主党・鳩山由紀夫と菅直人の両人。そして何より、「政治なんて誰がやったって同じだよ」などと、無責任な発言をした、市井の有権者たち。
私は彼らのことを決して許してはならないと考えていますが、それと同時に、あの未曽有の大災害を、ここまで無能な政権でありながらも乗り切った日本国民の団結力の凄さ、天皇陛下の素晴らしさを、改めて痛感しました。
ところで、先日、「福島原発爆破犯」であるテロリスト・菅直人が、よりにもよって安倍晋三総理大臣を「名誉棄損」で訴えていた訴訟は、最高裁で菅直人の敗訴を言い渡しました。ただ、今でも私は、菅直人を「殺人未遂」で立件すべきだと考えています。この者が内閣総理大臣を務めた1年少々で、日本は壊滅寸前の状況にまで追い込まれました。
私たちはそのことを忘れてはなりません。
なお、近日中に、震災そのものに関して振り返る記事についても上梓したいと考えております。どうかご期待ください。
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
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