サイレント・クレーマーの恐怖!

私が過去に「楽天ブログ」に投稿していた記事のうち、非常に多くの方々からのアクセスを戴いた記事が、2011年(平成23年)5月23日20時13分54秒付で投稿した「サイレント・クレーマーの恐怖!~新宿会計士旅行記 2011/05/23(月)号~」と題する記事です。楽天ブログも将来的に閉鎖する可能性があるため、できるだけ当時のままでこちらのウェブサイトに転載しておきます。当時、私は記事にタイトル・小見出し等を用いておらず、やや読み辛い部分もあるかもしれませんが、過去の記事をできるだけそのまま再現するという趣旨もあり、基本的にそのまま転載しております。

 

外国に出かけて日本に帰ってくると、コンビニでもスーパーでも、店員さんの愛想の良さに驚く。レジでの接客は「笑顔が基本」。たいていのコンビニで は、客は別に入店するときに挨拶したりしない。しかし、客が入店すれば店員から「いらっしゃいませ」、買い物すれば「ありがとうございました」と笑顔で挨 拶される。しかし、外国では様子が異なる。外国では、入店したときに挨拶しなければ不審者となる。欧州や米国では特にこの傾向が強い。米国でマクドナルド に入店すると、店員は頼まなければ笑顔にならない。わざわざメニュー表に「smile $0.00」と記載されている理由は、頼まなければ笑顔にならないぞ、という意思表示なのかもしれない。

こ うした文化の違いに触れることも重要だが、概して日本人旅行者は外国から歓迎される。カネ払いが良いというのも理由の一つだが、ホテルでは部屋をキレイに 使うし、レストランでは食べ方もキレイだ。多少無口だが、礼儀正しくきちんとカネを払う日本人旅行者は、概ね多くの国で歓迎されているようだ。しかし、一 部の国では日本人旅行者が「サイレント・クレーマー」と呼ばれて恐れられているという。日本人旅行客はサービスに不満があっても笑顔でカネを払って出て行 くが、本国に帰ると口コミで自分が受けた不満を喧伝して回るため、いつの間にか日本人旅行客が来なくなる、というのだ。

面白いエピソードがある。イタリアで2009年7月ごろ、2人の日本人観光客(たしか夫婦だったと思う)が有名店で食事をし、700ユーロ(当時の為替レートで約9万 円)を請求された事件があった。当職もそのニュースはよく覚えており、渦中の人物が書いたブログも閲覧した記憶があるが、残念ながら今検索してもヒットし ない。ただ、市井の多くのブロガーがこの事件を引用しているため、グーグルで検索すると、その後日談とかがヒットした。

各 ブログによると、この「ぼったくり事件」を契機として、イタリアを訪問する日本人観光客がピーク時の半分程度にまで減少しているらしく、イタリア政府は遂 にぼったくり撲滅に乗り出した、とか記載されている。但し、欧州の場合は「シェンゲン協定加盟国」の移動は自由であるため、例えば観光目的地がフランスと イタリアである場合には、最初の出国先であるフランスが出国先にカウントされてしまう。また、2008年における日本人の訪問人数の落ち込みは、イタリアだけではなく欧州全域に及んでいる。単にリーマン・ショックの影響ではないかと思う。また、当職が参照している総務省統計局データは2009年度以降のイタリア訪問者数が更新されていないので、「ぼったくり事件」について記載されたブログの内容が正しいかどうかはまだ検証していない。

本来、このブログでは特定の企業についての毀誉褒貶は避けるようにしている。しかし、どうしてもこの企業だけはダメだ!というのがある。それが「bmi」だ。ANAと同じスターアライアンスに加盟している航空会社で、ウィキペディアによると英国二番目の航空会社らしい。当職は2010年に某国に旅行をした際に利用したが、ロスト・バゲッジ(預 けた荷物が行方不明になること)により日本に戻って来ず、後日、ロンドンから成田に飛ぶ際に利用したJAL経由で着払いで荷物が届いたが、この宅配代金を 踏み倒された(証拠アリ)。厳密には踏み倒したというよりは、「英国本社に英語で直接問い合わせろ」ということだったのだが、日本の旅行者にそこまでのこ とはできない。なお、このロスト・バゲッジに際しJALがbmiに代わって宅配代金を負担する旨の申し出を行ってくれたが、JALには何ら責任はないため この申し出は断った。それ以来、極力スターアライアンスは利用しないようにしているし、友人にもbmiの利用はしないようにアドバイスしている。海外の航 空会社を利用する際は、知人等に一応評判は聞いておいた方が良いかもしれない。

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い つも思うことだが、旅から帰ってくると、とりあえず日常に戻ることを最優先してしまう。しかし、旅で感じたことを書き下す上では、自分の中でまとまりがつ いてくるので、日数が経過した方が却って良い。しかし、あまり日数が経ちすぎると、今度は旅行の記憶の新鮮さが失われていく。どのタイミングでどこまで書 くのかは、悩ましいところだ。

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