改めて問う:社会保険が「保険」と呼べない理由とは?
当ウェブサイト側だと読者層のレベルが高いためか、少し難しい論点でも1~2回説明すれば、多くの読者の皆さまに理解してもらえます。しかし、Xの方は新規ユーザーが流入し続けているためか、やはり同じような低レベルな批判に直面して驚きます。いずれにせよ、昨年末に宣言したとおり、当ウェブサイトとしては、今年は社会保険料改革の必要性について、手を変え品を変えて展開していこうと思う次第です。
目次
「基礎控除引き上げ」は当面お預け
当ウェブサイトでは昨年、さんざん論じた論点のひとつが、「社会保険料が高すぎること」です。
2024年の衆院選で国民民主党が躍進したことを受け、それ以来、世の中では「手取りを増やす」がひとつのキーワードとなったフシがあります。
この点、自民党が衆院で単独過半数割れし、公明党の連立離脱で参院でも過半数確保が難しいなか、国民民主が頑張って基礎控除引き上げを実現させれば、これは同党にとってさらに躍進するチャンスだった可能性はあります。
ただ、昨年末ごろの『年収の壁巡り「2割」を切り捨てた自民党と国民民主党』などでも述べたとおり、同党は給与所得者の「2割」を切り捨てた案で自民党と最終決着したようであり、これをもって、当ウェブサイトでも同党の「所得税と住民税の減税による手取り増」には完全に関心を失いました。
この論点については、当面の間、お預けです。
(※なお、どうでも良いのですが、その後の試算では、「切り捨てられた層」はじつは「2割」ではなく、もっと多いのではないかという可能性も浮上しています。これについてはまだちゃんとした検算ができていないものの、機会があればいずれどこかで取り上げるかもしれません。優先順位は低いですが。)
社会「保険」批判巡るおかしなコメント
その代わり、当ウェブサイトで今後、優先的かつ積極的に取り上げていきたい話題があるとしたら、社会保険ないし社会保障の論点です。
これ、「社会保険」、などと称していますが、現実には保険としての重要な要件をいくつか踏み外しており、そもそも「保険」を名乗る資格がないのですが、それだけではありません。重すぎる社会保険料負担は、現役世代の生活を脅かすほどに巨額な負担を強いているのです。
この点については、これまでも、また、これからも、当ウェブサイトおよびXのアカウント(@shinjukuacc)を通じて訴えかけていくつもりです。
ただ、そうやって社会保険料などの問題点を訴えると、非常に残念なことに、かなりトンチンカンな、あるいはヘンテコなコメントが飛んで来ることもあります。
このうち、当ウェブサイトの側では、へんてこなコメントの数は限定的です。そもそも長文が読めない人は当ウェブサイトに来ても文章を正確に読むこともできないうえに、へんてこなコメントを入力しても無視されるか、相手にされたとしてもコテンパンにやられるのが関の山だからです。
本文も読まず数字も理論も無視する人たち
もちろん、当ウェブサイト側でも、ごく稀に、おかしなコメントがつくこともあります。
社会保険料の話題ではありませんが、昨年の『悪い円安の正体とは「日本政府自身が作り出した人災」』で論じた「悪い円安」論を巡っては、匿名コメント主のこんな趣旨のコメントがつきました(コメントには意味不明な改行がありましたが、修正しています)。
こんなものは全然メリットとデメリットが釣り合って無いでしょ。
日本人は貧乏になって海外旅行に行く自由が減り、外国人に安く買いたたかれてるだけ。
円高で日本人が海外に行きやすく、日本に来る海外旅行者が少ない状態とその反対でどちらがいいかと問われて、後者を選ぶ日本人は極少のはず。
フロー面で言うところの②は、食料もエネルギーもろくに自給が出来ず輸入頼みの日本にとって円安は致命的。
もうこのマイナス点だけで円安のメリットは全て帳消しになるくらいの。③の円安による効果なんて現実には無い。
漢字かなづかいがおかしいという点は脇に置くとして、この手の▼本文をろくに読んでいない、▼反論するわりには数字や理論がまったく出て来ない、▼思い込みが激しい―――系のコメントは、当ウェブサイトにはめったにつきません。
「円安のデメリット」について論じようとしているわりには、「~のはず」、「~効果はない」、「~円安メリットがすべて帳消しになるはずのマイナス」、などと、決めつけばかりで、具体的な数値(統計や調査など)がまったく出て来ないのは、なかなかに印象的です。
ただ、こうした根拠のない支離滅裂系のコメントは、当ウェブサイトにはめったに着弾しないのですが、Xの側ではわりと頻繁に、多い時には1日に2~3件はお目にかかります。
やはり、Xだと、本当にさまざまなレベルのユーザーが生息していて、なかには本当に長い文章が読めないケースや、相手の文章を正しく読み取ることができないケースなどがあるようです。酷いケースだといきなり「バカ」だの「アホ」だのと罵って来る輩もいます。面白いですね。
社会保険料の問題点
もっとも、そういう侮辱語を吐く低レベルなユーザーは論外として、それ以外にも、すでに著者自身が当ウェブサイトやXなどを通じて何度も議論してきた論点、あるいはXですでに多くのユーザーが議論してきた論点などから見て、周回遅れ極まりないコメントをしてくるユーザーもいます(これについては本稿末で再掲します)。
最近見かけたヘンテコなコメントのなかで、やはりトップレベルにおかしなコメントが、「社会保険は未来の自分や家族へのセーフティネットだ」、といったトンチンカン極まりない反論でしょう。
困った話です。
改めて、社会保険の問題点を思いつくままに列挙しておきます。
社会保険の問題点
- 脱退の自由が与えられていない
- 保険金の主要な支払事由は老化
- 保険数理計算にもとづいてない
- 負担受益は生年と制度で決まる
- 高額所得者にとって著しく不利
- 厚年報酬比例はリターン低過ぎ
- 高額療養費は給付負担が反比例
- 保険料は運用されず老人に給付
まずは、「保険」と称しながら任意ではなく、強制であり、脱退の自由がないという点です。
このこと自体はべつに批判されることではありません。諸外国にも国民・住民に対し健康保険への加入を義務付けているケースはいくらでもありますし、適切な医療保険制度がないと米国のようにケガや病気で社会から転落してしまうこともあります。
しかし、現在の日本の社会「保険」に致命的な欠点がひとつあるとしたら、それは保険金のおもな支払事由が「老化」になってしまっている、という点でしょう。
老化は誰にでも訪れるのですが、問題は老人向けの給付(老齢年金、後期高齢者医療制度、介護保険制度など)への支出があまりにも多すぎ、そのコストを賄うために現役層に課される社会保険料負担が受忍限度を越えている点です。
「現在の」老人層への異様な優遇システムを温存
では、なぜそうなってしまうのでしょうか。
端的にいえば、「現在の」老人層を異様に優遇するシステムが温存されているからです。
たとえば老齢年金は、とりわけ厚生年金に関していえば、政府が過去に約束した「報酬比例部分」が過去と同じ保険料水準だと払えなくなってしまっているという現状があります。
年金は積立方式ではなく賦課方式であるため、現在の高齢者に支払われる年金は現在の勤労層から取り立てた社会保険料を原資としています(現在の高齢者が過去に支払った年金保険料は、過去の老人に支払われてしまいました)。
ということは、年金保険料と将来の老齢年金の給付額はまったく別のロジックで決定されている、ということであり、適切な保険数理計算に基づくものではない、ということです。
もっといえば、負担(たとえば年金保険料)と受益(たとえば老齢年金)は、その人が生まれた年によって決定され、生まれた年によって明らかな不平等が生じており、この不平等は基本的に年金制度を改廃しない限りは解消しないのです。
まったく同じことは、医療保険や介護保険にも成り立ちます。
とくに医療保険に関しては、現役層が支払った保険料のうち、ざっと4~5割は「老人(※赤の他人)の9割引医療費」のための仕送りに流用・浪費されており、その犠牲でしょうか、いわゆる「高額療養費」の自己負担額が高額納税者ほど高くなるという問題点も生じています。
支払った保険料といざというときの保障が反比例する保険なんて、高額療養費制度以外に、ちょっと聞いたことがありません。保険料を応能負担でガッポリと奪い取っておきながら、いざ大病を患ったら高額の保険料を支払った人ほど所得制限で給付を減らすという犯罪的な制度なのですから。
制度として持続できない…ではどうすれば?
さらには、保険料は運用されるでもなく、現役層が支払ったら端から老人のために流用されていきます。
現在は辛うじて騙し騙し運営されているものの、人口ピラミッド的に見たら団塊Jr層がどんどんと減っていくわけですから、賦課方式によって老人貴族たちを養うのはもう限界です。
そうであるならば、制度としての持続可能性がない以上、こんな制度は廃止しなければなりません。
もちろん、現実的には受益層がいるわけですから、完全に今すぐ廃止するのは難しいかもしれませんが、制度として持続できない以上は、まずは少なくとも制度設計を致命的に誤っている2つの制度は廃止ないし抜本改正しなければなりません。
ひとつは厚生年金、もうひとつは後期高齢者医療制度です。
少なくとも厚生年金については廃止一択です。
現在の受益層については、希望者に対しては今まで通りの額を経過措置として支払う必要があるにせよ、それ以外の人たちについては過去に支払った保険料全額(※もちろん労使込みです)のうち、国民年金の保険料との差額部分を無税で返金すべきでしょう。
著者の手元計算だと、過去に徴収した厚年保険料を現役層に返金するとともに、現在の高齢者に年金支給を続けるために必要な財源は合計600兆円前後ですが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資金400兆円と年金国債300兆円を使えばなんとか賄えます。
なお、国民年金については厚生年金と比べてまだ給付水準が低いため、将来の受給者層についてはGPIFの資金の余り部分を使って賦課方式から積立方式に転換し、現在の受給者層については経過措置として今後10年間ほどは税金投入で賄うなどすれば、持続可能な制度とすることが可能です。
その一方で、後期高齢者医療制度については現行の「全体の7割の人が9割引で医療を受け放題」という状況を早急に是正しなければなりません。
後期高齢者(75歳以上)の医療費は年間20兆円前後にも達するとされますが、出血を止めるためには、応急措置としてまずは全員に対して少なくとも窓口負担割合を3割以上(理想をいえばそれ以上)にするとともに、高額療養費制度の適用を停止するなどの改革が必要です。
短期と中長期の目線を分ける
ただし、上記は「出血」をいったん止めるための対症療法に過ぎませんので、やはり抜本的には生年別健保組合制度に移行し、同じ年齢どうしで支え合う必要があります(これは健保だけでなく介護保険にも同じことがいえます)。
このため、社会保険については基本的に次のような設計とすることが必要です。
国民年金
老後(あるいは遺族、障害時)の最低限の生活保障。給付水準は本人の払込額に連動する(積立方式)
厚生年金
現行の「サラリーマン強制加入」型の厚生年金は廃止し、希望者のみ、完全積立方式での基金や民間年金保険などに加入するという選択肢を準備する
健康保険
高齢者に対する医療費はとりあえず8割引、9割引を直ちに廃止し、中期的に生年別組合方式に移行し同一年齢同士の支え合いとする
介護保険
健康保険を生年別組合方式に移行する際に介護保険も健康保険に統合することで発展的に解消する
なお、これもくどいようですが、当ウェブサイトでは現在の年金、医療、介護といった社会保障全般について、現在の受給者を既得権益者だと批判する目的で執筆しているものではありません。あくまでも「現在の制度は持続不可能だ」と述べているに過ぎないのです。
また、当ウェブサイトにおける主張は、現在の制度から見れば極論に見えるかもしれませんが、ちゃんと「短期」「中長期」を分けて議論していることには注意して下さい。
実際、社会保険料を批判すると、それに対する妙な批判が生じるのも事実です。
周回遅れ極まりないコメント
- 批判する人間もいずれ老人になるんだぞ?
- 社会保険は保険だから損得は関係ないぞ?
- 現在の老人も若いころ保険料を払ったぞ?
- 社会保険は将来の自分のためのものだぞ?
- 社会保険は未来のセーフティネットだぞ?
…。
正直、いくら説明しても、わからない人にはわからないのかもしれません。
いずれにせよ、当ウェブサイトだと読者層のレベルが総じて高いため、社会保険改革の必要性については1~2回論じれば多くの方がスッと理解してくれるのですが、Xの場合は新規ユーザーが常に流入し続けているためか、同じことをしつこく何度も強調する必要があります。
昨年末の宣言通り、当ウェブサイトでは、とりあえず今年はXと連携しつつ、社会保険料の不合理に関する説明を、手を変え品を変えて展開していくつもりです。
本文は以上です。
金融評論家。フォロー自由。雑誌等の執筆依頼も受けています。 X(旧ツイッター) にて日々情報を発信中。 Amazon アソシエイトとして適格販売により収入を得ています。 著書①数字でみる「強い」日本経済 著書②韓国がなくても日本経済は問題ない日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます(コメントに当たって著名人等を呼び捨てにするなどのものは禁止します)。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。また、著名人などを呼び捨てにするなどのコメントも控えてください。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
| 自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
![]() | 日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |




年金の貰いすぎというのも問題ですが生活保護費との関連もありますね。
制度上の適切な年金額より多い生活保護費にメスを入れるか年金と生活保護費の差額を税金(生活保護費)で補う必要がありますがマクロで考えると現役世代が負担することになります。
いずれにしても健康保険も含め日本が社会主義化しすぎ、働いたら負けの様相を呈しているのが根本的な原因かと。
結果格差を埋めるのではなく同一労働同一賃金のように労働対価格差を埋めるべくなのではと思います。
現役世代の保険を隠居勢の補填に使っているのか
今、社会保険料を下げると法人税・所得税で賄っていかないといけなくなる。
法人税を上げると、大企業は賃金の上昇を止めてしまったり、物価はさらに上昇する。大企業は自社の製品の価格を上げ放題で誰も止められない。
更に中小企業は、親会社に挟まれて製品価格に影響を及ぼしたりして経営に行き詰ってきたりするのではないか。
労働者も所得税が上がり、子育て支援などの税金で賄っているものも無くなるかもしれない。
社保庁は年金の一部を資産運用して財源確保もしているが、それができなくなるかもしれない。
これらは、どの程度影響して来るかは想像できないが、少なくとも社会保険料を下げる前にもっと検討しないといけない。
本件について私の理解を当てはめるなら
・名目だけの話とするなら、現在の個人や企業の払っている保険料が「法人税・所得税で賄っていかないといけなくなる」分に代わるだけ。
・「親会社に挟まれて・・・」これは保険云々以前に違法となる可能性あり。
・「社会保険料を下げる前に」下げろとは言ってない。『生年別健保組合制度に移行し、同じ年齢どうしで支え合う』ようにしろと言っている。
人口推移の昨今
昨:団塊の世代は、多勢(小さい負担)で先達(小人数)を支えた人・・たち。
今:現役の世代に、少数(大きな負担)で団塊(多人数)を支えよは・・無茶!!
生年別健保組合制度の具体的な制度はどの様な物でしょうか?
例えば20代の人、30代の人・・とか?
では0歳から21歳は誰が保険料を支払うのか(例えば税金から?)
また働く事が出来なく成った年代、70歳とか80歳とか(金持ちも居れば、貧乏人もいる・・おそらく中間が居なくなり上と下に分かれる)が保険だから料金は皆平等にせざるを得ない。そうすれば半分は無保険に成るような気がする。
昔は、大家族で年寄を支えてきたが、今は若者と年寄に分かれ別々で生活している。その為に効率が悪くなっているのでは無いか?そのことで今の制度の効率が悪いのでは?他人の老人は介護したくないが自分の親は、面倒を見るのではないか?それとも捨て置く。究極の選択である、姥捨て山の話も若者を生かし時代を続けっる仕組みと聞いた。具体的な様子がわからない。
昨年、うちの妻が複雑骨折的なので整形外科に入院しましたが、入院者の平均年齢は80近いそうです。あながち嘘でないように見受けられました。
無駄かというと、治療しなければ早晩寝たきりになってしまい、介護給付が膨らむ。
難しいところだなと感じた次第です。
単なる延命治療や胃瘻なんかは、うちの母は食べられなくなって拒否したのでやりませんでしたが、世のためにもよくないように思いますが、やはり先々の効果を見据えて、治療内容ごとに保険適用率を変えて自己負担割合を増やすような工夫は必要なのではないでしょうかね。
そういえば、医療費抑制のキャンペーン的にジェネリック医薬品利用促進を国保保険者向けにやってるのですが、本県では保険者ごとに大学病院等がある地域は相対的に利用率が低いものの、そこまで市町村ごとのバラツキはないところ、医師国保だけ突出して利用率が少ないんです。
これはお医者さんはジェネリックを信用してないってことです。
6割くらいは利用してたので薬によるんでしょうが。