読売新聞主筆の渡辺恒雄氏が逝去
読売新聞グループ本社・代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が入院中の都内の病院で亡くなりました。98歳でした。衷心よりご冥福をお祈りしたいと思います。渡辺氏は11月末まで定期的に出社し、役員会や社論会議に出席し、「大所高所から本社の経営や社論を総覧していた」そうで、亡くなる数日前にも社説の原稿に目を通して点検してするなど、「最後まで主筆として執務を続けた」とのことです。
読売新聞が配信した記事によると、読売新聞グループ本社・代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が19日午前2時ごろ、肺炎のため、都内の病院で亡くなりました。98歳でした。
渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆が死去、98歳
―――2024/12/19 09:39付 読売新聞オンラインより
まずは衷心よりご冥福をお祈りしたいと思います。
読売によると渡辺氏は11月末まで定期的に出社し、役員会や社論会議に出席し、「大所高所から本社の経営や社論を総覧していた」そうで、今月に入り体調を崩し、病院で治療を受けていたものの、亡くなる数日前にも社説の原稿に目を通して点検するなど、「最後まで主筆として執務を続けた」、とあります。
最後の最後まで、主筆であり続けたという意味では、まさに本当の意味での新聞人だったのかもしれませんが、ただ、世の中の潮流として「紙の新聞」が絶滅に向かいつつあるなか、渡辺氏が新聞業界の未来をどう見ていたのかについては、記事からはいまひとつ見えてきません。
いずれにせよ、新聞記者という「国民から選挙で選ばれていない人たち」が力を持っていた時代が大きく転換するなかで、読売新聞を含めた新聞業界がこれからどう変わっていくのか(あるいは変わらないのか)については、注目に値する論点といえるかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
「オールドメディア時代の終わりの象徴になる」のでしょうか。もっとも、「渡辺恒雄氏が存命なら、読売新聞を、新しい時代に対応させていた」になる可能性もありますが。
蛇足ですが、(別に渡辺恒雄氏に限った話ではありませんが)人間は、いつか必ずお亡くなりになします。しかし、その時、あまりにも組織が、その人に頼り切っていれば、残された組織は回らなくなるのではないでしょうか。
>> 残された組織は回らなくなるのではないでしょうか。
三十年以上前ですが、激安で知られ名物社長テレビにもよく登場した家電販売店が、社長が亡くなって数ヶ月もせずに閉店したのを思い出しました。
“個人商店”はどうしても属人的な運営になりまっさかいなぁ
あの社長も人雇て商売大きしたのに仕入れやらカネ廻しのノウハウは独りで抱構えてはったみたいなし、事業のキモが継承されんのはキツいデスわナ
って、“新聞”は軽減税率貰とるくらいなし…(以下ry
実家が注文住宅を建築中に、建設会社の社長が急逝したことがあります。
残された社員があいさつにきて「責任をもって完成させます」の言葉通り、
家は完成しましたが、その会社は翌年倒産してしまいました。
ワンマン的イメージのあった社長さんだったので会社が回せなくなったのかな、
と当時は思いました。
住宅の方はと言うと造りもしっかりしていて、結構長いこと経っていますが
躯体には何ら問題がなく、こんな仕事ができる会社なのに潰れるのは簡単なのだなと。
読売新聞は、Web版はあっても飽くまでも「紙」が主であることにこだわり、また記者が紙面を離れてブログやSNSで思いのままに情報や意見を書くことを認めていない、”基本に忠実な”新聞であると認識しています。(決して遅れているとかズレているではなく、これはこれで一本芯が通っている、と私は思います。)
渡辺主筆が逝去された後も変わらないのかガラッと方針転換するのか、気になります。
一本芯通っていようが、マクロ経済の記事に関しては酷いもんですけどね。
極端な新自由主義・ゾンビ企業淘汰論etc…挙げればきりがないレベル。
98歳……その年齢となるとさすがに「ネットに適応しないとマスコミに未来はない」と
言われても「???」となるだけだったんでしょうかね?
ガタイの大きい読売新聞だからこそ、それが崩れた時の衝撃も大きいだろうなあ。
読売グループ? よく分かりませんが、おかしな爺ちゃんが亡くなったことは(現在としては)喜ばしいですね。 まっ、「なんちゃって保守」を作って頂いたことには大変感謝しています。
戦後復興で、製造業の爺ちゃんたちは物凄く努力しましたが、マスコミ業界の爺ちゃんは表面だけさらって瞬間的に大騒ぎし、韓国同様の「おこぼれ団体」で大儲けしたのでは?
渡辺常雄は、記者だった頃から政治家と一緒に画策するのが大好きでした。マスコミの政治介入は、この人物から始まっていると言っても過言ではありません。NHKが渡辺常雄の特集を組んでいて、その活動(?)の一部が見られます。
渡辺常雄のやり方を他の新聞もマネをし始めて、事実の報道よりも扇動、大衆に対する上から目線、無責任な言動という姿勢ができあがっていったと考えています。新聞が本当の意味での政府の批判をしなくなったのは、自らがプレイヤーであると勘違いしていたからでしょう。もちろん最近の消費税8%据え置きで、財務省の批判ができなくなったのもありますが。
率直に言って、日本に大きな害悪をもたらした人物の一人と考えています。
オールドメディアの凋落の始まりに、渡辺常雄が他界したのは、象徴的だったと思います。
個人的には、渡辺常雄には、マスコミが解体されていく光景をもっとご覧いただきたかったと思いますが。
読売の論調はナベツネの意向を汲んでいるというのは、有名な話でしたね。90年代には独自の憲法改正試案を掲載するほど保守的だったのに、2010年代以降はアベガー!!、暇空茜隠し、岸田推しと、とても保守系とはいえない論調でした。右にも左にも偏らずに中庸・・・といえば聞こえはいいけど。
・今は昔、昭和54年、元号法制定のおり、あの中日新聞が元号法制定に賛成、読売が元号法制定に反対していたことを、思い出しました。
・購読紙を中日から読売に変えて13年ですが、読売紙面に登場する北岡伸一教授の論調から親中色が徐々に薄くなっていくのが印象的です。