自民党への支持率上昇は「齊藤蓮舫効果」によるものか
東京都知事選が終わってから10日近くが経過するのに、ネット上ではいまだにこの話題が続いています。そのなかでもとくに興味深い話題のひとつが、「蓮舫」こと齊藤蓮舫候補の「Rシール問題」です。テレビ朝日の世論調査に基づけば、自民党の支持率が前月比で上昇する一方、立憲民主党の支持率が前月比で下落しましたが、もしかしてこの「齊藤蓮舫問題」が後を引いている可能性はないでしょうか?
目次
みなさん、いつまで都知事選の話題を引っ張るつもりですか?
著者自身、世間のネット・ユーザーの皆さまにひとつ、問いかけてみたいことがあります。
それは、「いったいいつまで、都知事選の話題を引っ張るつもりですか」、です。
くどいようですが、今回の都知事選が行われたのは7月7日のことです。
著者自身もずいぶんと長くウェブ評論をなりわいとしてきましたが、通常、選挙の話題は、投開票の翌日から翌々日、もってもせいぜい3日程度です(※これは著者の主観です)。
しかし、今回の選挙を巡っては、投開票からすでに10日が経過しようとしているなかで、とりわけ特定候補者を巡っては、ネット上ではいまだに侃々諤々(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)と、話題が尽きない状況にあります。
なかでも印象的なのが、「蓮舫」こと齊藤蓮舫(あるいは村田蓮舫、謝蓮舫とも)氏の事例でしょう。
齊藤蓮舫氏で真っ先に思いつくのは選挙違反、とりわけ「事前運動」でしょう。齊藤蓮舫氏は都知事選の告示日(6月20日)よりも、少なくとも3週間近く前の段階から、都知事選への出馬を表明し、自身の当選に向けた活動を行っていたからです。
通常、選挙の告示日よりも前の時点で、その選挙で特定の候補者を当選させることなどを目的とした行為が行われれば、それは選挙活動とみられることが一般的であり、したがって、それらは公選法が禁止する選挙の「事前運動」そのものでもあります。
(※その齊藤蓮舫氏の選挙違反に関しては証拠も山ほど残っているにもかかわらず、また、選挙が終わってから1週間以上が経過しているにもかかわらず、なぜ警察・検察などの捜査当局が齊藤蓮舫氏を捜査しないのかについては、理解に苦しむところです。)
Rシール問題で「意味がわからない」のは我々有権者の側だ
ただし、ネット上の書き込みなどを眺めていて気付くのは、齊藤蓮舫氏を巡るここ1週間ほどの話題の中心を占めているのが、いわゆる「Rシール」―――齊藤蓮舫氏の支援者らが象徴的に使用している「R」をかたどったシールないしステッカー―――を、街中の公共物などにベタベタ貼っている問題です。
ではなぜ、このシールの問題などで、ここまで「盛り上がっている」のでしょうか。
これについては『齊藤蓮舫氏の負けっぷりとRシールで立憲民主は危機へ』などでも指摘したのですが、やはり齊藤蓮舫氏自身が東京都知事選を「終わらせる」のに失敗したことに尽きます。
もちろん、齊藤蓮舫氏の都知事選を巡る問題点は、いわゆる「Rシール」だけではありません。
しかし、この「Rシール」問題を巡る齊藤蓮舫氏の陣営・支持者(いわゆる「勝手連」含む)に加え、なによりご本人の対応に、かなりの問題があったことも事実であり、とりわけ致命的なのが、選挙当日の産経新聞の記者による質問に対し、こう答えてしまったことでしょう。
「まったく意味がわかりません」。
正直、「まったく意味がわからない」と思っているのはむしろ、今回の都知事選における有権者である東京都民を含めた、私たち国民の側でしょう。
明らかに齊藤蓮舫氏の陣営がそれを貼り付けたという証拠がいくらでも残っているのに、また、それをやることが何らかの法令に違反している可能性が濃厚であるのに、それについて尋ねた産経記者に対して「まったく意味がわかりません」と言い放つのは、どう考えても異常です。
しかも産経の記者はこの質問を巡って、齊藤蓮舫氏の顔色などを見ながら、また、齊藤蓮舫氏の責任だと断罪するかのような言い方を慎重に避けながら、齊藤蓮舫氏にとっても答えやすい質問となるよう配慮した形跡があります。
それにも関わらず、「わかりません」を2回も繰り返したのです。
先週なかば、テレビがこれを取り上げてから潮目が変わった
2回目の「わかりません」を受け、産経記者がとっとと質疑を打ち切って、「わかりました、了解です」とだけ短く述べたのは、言外に、次のような意味が含まれていると考えてよさそうです。
「あなたはどれだけわかりやすく質問しても、自分に都合が悪いことは徹底的にしらを切りとおすという姿勢を貫く、ということですね?よくわかりました、了解です」。
地上波は当初、この問題からのスルーを決め込んでいたフシがあります。
しかし、『都民の税金でシールを剥がすと齊藤蓮舫氏はどうなるか』でも指摘したとおり、いまや、この問題は地上波としても「スルー」することができなくなり、いくつかの大手テレビ局が、こぞってこの問題を取り上げています(そのなかには「あの」テレビ朝日系列も含まれていたのには、個人的には驚きを禁じ得ません)。
これにより、世間の潮目が大きく変わり、齊藤蓮舫氏に対する批判がさらに大きくなったのではないでしょうか(その意味では、地上波の社会的影響力は、まだまだ大きいのです)。
いずれにせよ、一連の選挙違反疑惑、あるいはこの「Rシール」問題などに加え、これらの問題を巡る齊藤蓮舫氏の当初の「すっとぼけた態度」、そしてさんざん問題を放置した末に誤魔化しきれなくなったとみるや、急遽、支持者らにシールを剥がすよう呼びかける首尾一貫性のなさが、問題をいたずらに大きくしたのでしょう。
「女性だからバッシング」?
さて、連休を挟んで今週に入るくらいのタイミングで、これらの問題は相変わらず注目を集めているものの、また少し様子が変化して来たように見えます。齊藤蓮舫氏の支持者ら、あるいは一部の政治家らが、妙な擁護発言を行うようになったからです。
たとえばこんな具合です。
「東京都知事選を巡り、世間の関心は石丸氏に集まっているが、本当に注目すべきは(齊藤)蓮舫氏だ。3位になった蓮舫氏は、選挙が終わってもなお、これだけ理不尽なバッシングを受けている。これはまさに、日本社会に女性への蔑視や差別が根強い証拠だ」。
これは、TBS系列の『BSS山陰放送』が7月12日付で報じた『「石丸さんに注目が集まってますけど、注目すべきは蓮舫さん」「3位になって終わっても理不尽なバッシング」島根・丸山知事の都知事選の視点』という記事に出てきた、とある地方政治家の発言の要旨です。
当たり前ですが、多くの人が齊藤蓮舫氏(やその陣営、支持者ら)に対し、批判的な意見を表明し、ときとして冷ややかな目を向けているのは、齊藤蓮舫氏が「女性政治家」だから、ではありません(というよりも、そもそも論として今回の都知事選を制し、3期目を確実にした小池百合子氏は「女性政治家」です)。
もちろん、齊藤蓮舫氏に対し、犯罪予告を含めた不法行為などが行われているならば、話は別です。この民主主義社会において、そういった行動が許される余地はありません。
しかし、少なくとも著者自身が見たところ、齊藤蓮舫氏に対する批判の圧倒的多数は、Rシール問題や選挙違反問題などへの齊藤蓮舫氏自身の対応に加え、彼女が自民党政治家に対し理不尽ともいえる舌鋒鋭い追及をしてきたこととの矛盾に疑問を呈するもので、これらは「理不尽なバッシング」とはいえません。
自民党に対する支持率は?
しかし、齊藤蓮舫氏が都知事選で惨敗したことに加え、世間からの冷ややかな目に気付いたのか、やはり、立憲民主党や日本共産党などの支持者と思しき人たちからは、こんな趣旨の意見も出て来ているようです。
「蓮舫さん(※)がバッシングされる理由のひとつは、このままだと次の国政選挙で自民が惨敗するからだと思う。『無所属といいつつ裏で自民党とつながっている』といった都知事選のようなスタイルは許されない。その一方、野党共闘は強く、今後、どんどん勢いを増す。だから邪魔なのだ」。
「※」で記した「蓮舫さん」とは、齊藤蓮舫氏のことでしょう。
出所は敢えて伏せておきます(また、原文も微妙に変えてあります)。
ただ、「野党共闘が強く、自民党にとっては脅威だ」、という発言が真意からなされているのだとすれば、ある意味でこの手の人たちには、今回の齊藤蓮舫氏の敗因や、彼女自身の様々な問題への対処についての現実が見えていない証拠でしょう。
では、実際のところ、政党支持率はどうなっているのでしょうか。
時事通信の次の記事によれば、政党支持率は自民党が16.0%で前月比0.4ポイント減、立憲民主党が6.3%で前月比1.9ポイントの増、などとなっています。
内閣支持15.5%、最低更新 「政権交代を期待」4割―時事世論調査
―――2024年07月11日17時53分付 時事通信より
しかし、時事通信のこの調査が実施されたのは5日~8日にかけての期間です。
齊藤蓮舫氏に対する批判は都知事選が終わってから燃え広がり始めたフシがあるのですが、これに関してはテレビ朝日が7月13日、14日の両日に実施した調査だと、自民党が35.2%で前月比4.5ポイント増であるのに対し、立憲民主党は9.5%で前月比3.1ポイント下落しています。
著者自身、メディアによる世論調査には全幅の信頼を置くことはできないと考えていますし、現に時事通信とテレビ朝日の調査結果には大きな隔たりがありますが、それでもこうした隔たりの理由が「都知事選騒動」にあるとする説明自体は、仮説としては成り立ちます。
オール左翼の瓦解の始まるとなるのか
いずれにせよ、「野党共闘が強い」という証拠は、少なくともこれらの世論調査結果からも、あるいは直近の参院選や今回の東京都知事選での「オール左翼」(※立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組の4政党を指す、当ウェブサイトの造語)陣営の得票数からも見えてきません。
むしろ『都知事選挙で見えた「オール左翼」マイナス百万票効果』でも指摘したとおり、今回の都知事選における齊藤蓮舫氏の得票数128.3万票は、2022年参院選での「オール左翼」の5候補の総得票数235.3万票を、100万票以上も下回っています。
東京都で50~60万票程度の票を持つとみられる「れいわ新選組」が、実質的に都知事選で「様子見」を決め込んだ、といった事情があることは否定できません。
しかし、もしそうだとしても、宇都宮健児氏と山本太郎氏で「オール左翼」票が割れた前回と異なり、今回都知事選では「オール左翼」系候補が齊藤蓮舫氏に一本化されていた以上、こうした言い訳は成り立ちづらいところです。
いずれにせよ、あくまでも個人的には、立憲民主党は今回の都知事選を、「齊藤蓮舫氏を厄介払いするきっかけ」に利用しているフシがある、などと見ていたのですが(『「立憲民主党は齊藤蓮舫氏を厄介払い」心無いコメント』等参照)、どうもここにきて、「厄介払い」どころではないことが明らかになってきた格好です。
下手をすると、齊藤蓮舫氏の騒動は、彼女自身の政治家としてのキャリアを終わらせるにとどまらず、立憲民主党本体に対しても、少なからぬ影響を与えることにつながるかもしれません。
もしそうだとすれば、「2024年東京都知事選」とは、(あくまでも結果論だけで見れば)「オール左翼」陣営の限界を我々に見せつけただけでなく、「オール左翼」陣営の瓦解の始まりを示す選挙だった、などと総括できるのではないか、などと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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>都知事選が終わってから(中略)テレビ朝日が7月13日、14日の両日に実施した調査だと、自民党が35.2%で前月比4.5ポイント増であるのに対し、立憲民主党は9.5%で前月比3.1ポイント下落しています。
そう遠くない先に、こうなるんじゃないかとは思ってましたが。
政治資金の問題が表沙汰になる度に、腹立ててはみるんだけど、
どうせ政治家なんてのは汚れ仕事。
社会の綻びの繕いさえちゃんとやるなら、「それでいい」が大人の常識。
まともな政見も政策もなし。人材もなし。
敵失で転がり込んで来ただけなのに、「時節到来」なんて舞い上がったら、
どうせ世間を呆れさせるへまをやらかす。それはまずお約束。
それで以て世間が正気に戻れば、
「やっぱり自民党に政権続けさせるしかないわ」に、落ち着くだろうなって。
立憲共産は、これぞ「はまり役」というか、これ以上には思いつけない「狂言回し」を、
抱えてたってことですね(笑)。
それにしても、蓮舫氏陣営に関する「 ”事前運動幇助放送” を無きものにせん!」とばかりのANNの手の平返し・・。
*「まったく意味がわかりません」・・。
毎度、ばかばかしいお話を。
①蓮舫元議員:「自民党政党支持率があがったのは、蓮舫効果なのだから、自民党は私を自民党に入れるべきだ」
②蓮舫元議員:「自民党政党支持率が上がったのは、蓮舫効果だけが原因ではない。(そういことにしないと、立憲党幹部がうるさい)」
皆さんは、どちらがよいですか。
毎度、ばかばかしいお話を。
蓮舫元議員:「蓮舫女史は落選したので民間人だ。民間人へのバッシングは許されない。小池百合子女史は東京都知事なのでバッシングは許される」
さて、言うのは誰でしょうか。
テレビがバッシングのターゲットにしただけですね
ネタとしてしばらくこれでイケルと思ったというだけ 自分は多少お金や倫理的な行為にルーズであっても良いのですべき仕事をして欲しいと思います
都知事選に関しては自民党は次の4年後に向けて候補者の選択、戦略を立て行動して欲しいです
今回とて全ては独自候補を立てられなかった自民党の責任では無いのかと思う次第です
斎藤氏って書くとマジで誰だかわかりませんね……便宜上蓮舫氏。が、選挙後に潔く清々しい態度を示していたら、実は再起はものすごく簡単だったのではないか、と思います。日本人は良くも悪くも甘いですから。”妙な擁護発言”には吹き出してしまいましたが、最初から立憲共産の党公認・支援を堂々と受けていたら、隠す(隠せてない)よりもよほどマシだったように思います。
便宜上氏のXが、様々な場所で遊びどうg…えー、取り上げられています。噛みつこうが被害者ムーブを決め込もうが、全てブーメランヒットとともに反感を買っている。わざとやってんのかと思うほどです。
向いてないです。
>当たり前ですが、多くの人が齊藤蓮舫氏(やその陣営、支持者ら)に対し、批判的な意見を表明し、ときとして冷ややかな目を向けているのは、齊藤蓮舫氏が「女性政治家」だから、ではありません(というよりも、そもそも論として今回の都知事選を制し、3期目を確実にした小池百合子氏は「女性政治家」です)。
アチラ界隈では、小池百合子都知事は『名誉男性』扱いだから『女性政治家』じゃないんですよ、きっと。
[山口二郎コラム]東京都知事選挙の意義@ハンギョレ
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/50527.html
『昔、南アフリカでアパルトヘイトがあったころ、日本人は欧米人並みに扱うということで、名誉白人という称号を与えられていた。その類推で言えば、小池氏は「名誉男性」である。だから、この選挙戦は女の戦いではなく、名誉男性と女性の戦いである。』
ハンギョレに寄稿しているあたり、山口二郎氏らしいと言うか、何と言うか。
日本国内のオールドメディアからは声がかからなくなっちゃったんでしょうか?
朝鮮日報や中央日報じゃなくハンギョレですもんね。
日本国内の特定メディアでも多分書いてるんじゃないですかね…余り前面に出て来ないだけで。
蓮舫氏は冷静になると言う事が出来ないのでしょう。
今日も顔を真赤にして山の日について噛みついています。
かつて民主党含む賛成多数で制定された祝日なのですが
忘れてしまったようです。
イスラエル大使の件もですが、蓮舫氏は調べるということをしないようです。
仮にも野党第一党の党首であり、総理大臣を目指していた立場であるならば
己の言動は冷静であるべきです。
それができないようであれば政治家失格です。
知事選で3位となったのは自明でしょう。
またあの朝日新聞の記者が蓮舫氏を批判する投稿をSNSで行いましたが
その発言は痛烈に批判されているようです。
もしもそれが事実に反する言葉であれば妥当かと思います
ですが、強い言葉であってもそのようなヘイトに該当しないと思います。
後ほど投稿者は取り消していますが、これを自民党議員がやっていたとすれば
報道圧力だ!報道の自由度が侵害されている!!記者は自由に発言させろ!!
そういった言葉が飛んだでしょう。
相手を批判する自由はほしい、自分を批判することは禁止。
見事なダブルスタンダードです。
ブーメラン連打が原因で信頼を落としているのに
それを女性蔑視で置き換えてるのは現実逃避なのでしょう。
だって現実は辛いのだから目を背けたいのです。
都知事選の話題が未だに尽きないのは、蓮舫氏(と石丸氏)が”自爆”を繰り返して
ネタを提供し続けているから、その分オモチャにされ続けているのが原因でしょう。
しばらく黙って大人しくしていれば世間はいずれ別の話題に移ってくれるのに、
次から次へと騒ぎを起こして注目を集め続けていればこうなる。
まるでどっちが先に決定的に破滅するかを競うチキンレースの様です。
興味深いのは、石丸氏はどうもオールドメディアには優しくしてもらえないタイプらしく
(ネット上の”空中戦”に徹したから、あるいは立憲にも共産にもコネがないから?)、
それ自体は驚きではないです。しかし蓮舫氏は今まではオールドメディアに
優しくしてもらえたのに、今ではもう(ネット上程ではないにしろ)いじくられまくり、
報道しない自由でも守ってもらえていない。庇ってくれているのは赤旗だけ。
これは蓮舫氏に「さっさと共産党に行け」と言うプレッシャーをかけているのか、
それとも「もう用済みだからネタとして使いつぶす」と言うスタンスなのか?
この点が興味深くて、最近目が離せなくなっています。
しょうもないつぶやきです。
蓮舫氏、今日は朝8:30ころの朝食のツイート以降、無音でした。親しい人からお諫めが入ったのかどうか知りませんが。
ふと思ったんですが、彼女は日常生活の中で、神社仏閣にお参りすることってあるんでしょうかね。
私は国内の旅先で神社仏閣を巡るのが好きなんですが、まあ、行く度に思うのは「何度頭下げただろう」です。仏像が10体も20体もあるような寺など大変なので、「すんませーん」と言いながらまとめちゃったりしますが。
形式的であっても頭を下げる行為は、多少の謙虚さのような心持ちを抱かせる効果があるのだと聞いたことがあります。私のような野卑た人間であっても、些細なことには目をつぶれるようになるとか、自分のためだけに闘うようなことを思い立たないとか、そんな効果を実感することがあります。穏やかでいられるといいますか。
日本も農耕時代と違って、拝むタイミングは初詣など限られてはいるものの、習慣の中に残ってはいます。神社仏閣も存在しています。日本は無宗教じゃなくて文化と宗教が一体化してるんですよね。
彼女は台湾出身で、日本統治時代の台湾には神社がありましたが、国民党統治下以降、基本的には破却されたと聞いていますので、恐らくそのような習慣はないのかと思いました。
なんか、彼女の今回の発狂状態をみていると、そういう行為は年間通して一度もない、だったりするのかと、ふと思ってしまいました。
グダグダと失礼いたしました。
国民民主の榛葉幹事長も7月10日の会見で
「立憲さんはNHKの調査によると選挙前より4.3ポイント支持率落として半減してますね.いま5.2ポイントになっちゃった.逆に自民党はwなぜか知らないけど2.9ポイント上がって29.4だから…」
と仰ってました.
https://www.youtube.com/watch?v=f12wsw-ky-Y
会見を見たのは初めてでしたが,政治家がYouTubeでこんな面白い発信をするようになると,新聞やテレビは要らないですね.記者さん達の質問にユーモアを交えて正論を述べておられて好感を持ちました.
>『無所属といいつつ裏で自民党とつながっている』
『無所属といいつつ裏で「共産党」とつながっている』
のは良いのかな?
・・・いやいや、「裏」じゃなくって、はっきりと繋がる分には良いのか?
オール左翼の瓦解?
瓦解なんだけど表紙だけ変えるんじゃない。いつものように
集団でいないと安心できない人たちだから
人の移動は起きるけど同じような人たちが離合衆参するだけ
これは旧社会党が壊れた時から繰り返し起きてきました。
ヨーロッパでも同様に見えますが外交は一貫性が有ります。
日本の左翼様(意識高い系)はどうなるのか
民主党政権を見ると隣国の様に「易姓革命」を見るような行動でしたね
今回のソ連放様は「謝ると死ぬ」文化をお持ちのようでまるで隣国文化そのもの
間違いなく日本文化をお持ちではありません。
どこまでも「メンツ」の為戦い続けるでしょう
その結果が「自民党応援団」と言われる所以です。
分かっていても変われないでしょうが
都知事選の余韻が長くて、なかなか冷めやらないですね。
個人的には、「女帝対決」と言われた地獄のような二者択一構図から、第三の選択肢として石丸が鮮やかに救いだしてくれたから、めっちゃ楽しかったです。
「ヒトラーかスターリンかどちらか好きな方を選べ」
みたいな選択なら次の四年間は絶望的ですが、なるほどこれなら次は勝てるんじゃないか?と思いながら過ごせる四年間はプライスレス。
まあ、そもそも四年後に立候補してもらえるのかどうかが不確定要素ですけどね。
総括でいろいろと分析が飛び交ってますが、
「石丸の手法が優れていたから」
という戦術的な着目が多い。
これは、ピンぼけ。
「石丸の主張がまともだから」
あれだけのボランティアが手弁当で運動を手伝い、拡散に努めた訳でして。
肉の比較評価で、ソテーしたからとかボイルしたからとかもっともらしく語ってるけども、
「肉の質が違ってたから」
と分析してないようなもんかと思います。
小池=結局今回は公約無しの白紙委任に近い勝利。
蓮舫=小学生みたいな「ななつのもくひょう」。
こんなもん、WEBで誰が手弁当で拡散してやろうとか思いますかねえ。
メディアとの結託が癒着や利権の温床になるのであれば、メディアと距離を置く候補者はどうしても期待値があがるもんです。
それは安野でも暇空でもよいのですけどね。
とにかく、メディアを介さず直接発信できない候補者は論外ですかね。