齊藤蓮舫氏の負けっぷりとRシールで立憲民主は危機へ
都知事選からすでに1週間以上が経過するにも関わらず、ネットなどでは、いまだにこの話題が続いています。その理由はやはり、2位にすらなれず3位で落選した齊藤蓮舫氏の「負けっぷり」もさることながら、「Rシール問題」に代表される、齊藤蓮舫氏の対応の稚拙さなどにもあります。ただ、これは単純に齊藤蓮舫氏個人の政治生命を終わらせるという問題にとどまらず、むしろ都知事選をきっかけに、立憲民主党の崩壊が始まる可能性を示唆するものでもあるように思えてなりません。
目次
都知事選で『アベマタイムズ』も記事を出す
先週・7月7日に投開票を迎えた都知事選からすでに1週間以上が経過するにも関わらず、ネットなどではいまだにこの話題がホットなテーマのひとつとなっているフシがあります。
とりわけ「蓮舫」こと齊藤蓮舫・前参議院議員は東京都知事選で、有力候補と目されながらも、獲得したのは128.3万票に留まり、291.8万票で当選を決めた現職・小池百合子氏はおろか、SNSなどを中心に選挙を戦い165.8万票を得た石丸伸二氏にすら勝てなかったことが、注目の対象のひとつです。
この惨敗ぶりを含め、『アベマタイムズ』が14日、こんな記事を配信しました。
蓮舫氏3位…立憲に衝撃広がる 野田元総理が都知事選の敗因を分析「相手を厳しく追求する勝ち気な女性」「20年間のイメージを払拭できなかった」
―――2024/07/14 19:01付 Yahoo!ニュースより【ABEMA TIMES配信】
記事タイトルの「蓮舫」とはもちろん、齊藤蓮舫氏のことです。
ジャーナリストの青山氏「蓮舫氏は政治生命絶たれるかも」
記事によると、この斎藤蓮舫氏の「3位での敗北」を巡って、政治ジャーナリストの青山和弘氏はこの落選について「(齊藤)蓮舫氏は政治生命を絶たれるかもしれないほどの痛手を負った」としたうえで、次のように述べたのだそうです。
「とりわけ蓮舫氏を全面的に支援した野田元総理は、原因を総括し立憲民主党のあり方を再検討する責任がある」。
ただ、これに対し野田元首相は、次のように述べたのだそうです。
「蓮舫氏はどちらかというと相手を厳しく追求する、勝ち気な女性のイメージがある。加えて、行革は得意だけれど。イメージが強すぎた。<中略>残念ながらこの20年間で出来てしまったイメージを払拭できなかった」。
どうでも良い細かい点ですが、記事にある「追求」とは、「追及」の誤変換でしょう(※当ウェブサイトも誤変換・誤植が大変に多いため、他サイトの誤変換・誤植をあげつらうつもりはありませんが…)。
それはともかく、齊藤蓮舫氏が「相手を(必要以上に)厳しく追及する」、という指摘は、ある意味では正しい部分もありますが、残念ながらそれだけでは分析が足りていません。また、齊藤蓮舫氏は「行革が得意」、などとありますが、この部分についても、残念ながら正しくないように思えます。
野田氏の発言を土台に、齊藤蓮舫氏の敗因を言い換えると、次のようなものではないでしょうか。
「齊藤蓮舫氏は相手を必要以上に厳しく追及するわりに、自分のことについては棚に上げる傾向がある。加えて、行革が得意だと称しているが、実務的になにか顕著な成果があるわけではない。今回の都知事選も、この20年、齊藤蓮舫氏自身がやってきたことの集大成だ」。
共産党との共闘の危険さ
ちなみにアベマタイムズは「街の声」として、次のようなものを紹介しています。
- 「『2位じゃダメなんですか』のイメージ。政策をあまり見ていないので、ちょっとわからない」。
- 「小池さんを批判ばかりしているのがちょっと…」
- 「まだ若いよね。生意気そうに見えるし」
- 「お友達(立憲)が悪いと思いました。お友達を選んだ方がいいんじゃないかなって」
個人的に、この「まだ若いよね」の部分については、ちょっと同意できません。
30代で初めて国会議員に当選してから、もう20年もの歳月が過ぎたからです。
ただし、青山和弘氏がいう「(齊藤)蓮舫氏にとっては政治生命が絶たれるほどの痛手」、「立憲民主党の在り方にも影響」、とする趣旨の指摘は、非常に参考になるものです。
なぜなら立憲民主党にとっては、日本共産党との安易な共闘が、いかに危険なものであるかという象徴的な事例ともなったからです。
『都知事選挙で見えた「オール左翼」マイナス百万票効果』でも指摘したとおり、2022年参院選での「オール左翼」―――立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組の4党を示す当ウェブサイトの造語―――の5候補の総得票数235.3万票を100万票以上も下回っています。
もちろん、この「オール左翼」には、当ウェブサイトとしては山本太郎氏の「れいわ新選組」を入れてしまっていますが、そのれ新は今回の都知事選で静観を決め込んでいたため、「オール左翼でマイナス百万票」は、表現としてはやや誇張気味かもしれません。
しかし、2022年参院選での山本氏の56.6万票を控除しても、それでもやはり「逃げた票」は50万票を上回っており、その意味で、立憲民主党にとっては日本共産党との選挙協力が完全に裏目に出たと考えて良いでしょう。
共産・小池氏は「根拠を示していただきたい」と逆ギレ
しかも、今回の都知事選では投票率が上昇したためか、投票総数は682.3万票と、2020年都知事選(613.3万票)と比べて69.0万票、2022年参院選東京選挙区(629.6万票)と比べても52.7万票、それぞれ増えています。
齊藤蓮舫氏に近い陣営では、「都知事選で投票率が上がれば(齊藤)蓮舫(氏)が勝つ」、などとする発言も見られましたが、現実にはそれと真逆の現象が生じたわけです。
これについて、先ほどのアベマタイムズの記事では、こんなくだりが出てきます。
「これに対し、共産党の小池氏は急遽会見。『何を根拠に票が逃げたとおっしゃっているのか。根拠を示していただきたい。前に出過ぎたって、選挙戦を見れば、そんな場面はほとんどなかった』と語っている」。
数字で現実を突きつけられているのにこの逆ギレッぷり。
これぞまさに、典型的な「共産党しぐさ」ではないでしょうか。
ちなみにアベマタイムズの記事によると、青山氏は仮に日本共産党との連携がなかったとしても、「(齊藤)蓮舫氏だけで勝てたのか」、「蓮舫氏、本人の魅力や打ち出し方がこれでよかったのかを考えないといけない」とも指摘したそうですが、この点についても、可能性としては考慮に入れる必要もあるかもしれません。
「Rシール」問題で小池百合子はどう動く
しかし、個人的にはやはり、齊藤蓮舫氏の選挙自体、候補者本人に留まらず、立憲民主党本体にとっても大きな痛手となったのではないかと見ています。
その一例が、「Rシール」(ないし「Rステッカー」)の話題です。
選挙が終わってから1週間以上経過するにも関わらず、齊藤蓮舫氏を巡っては、街中にベタベタ貼られた、いわゆる「Rシール」での批判が続いており、『都民の税金でシールを剥がすと齊藤蓮舫氏はどうなるか』などでも触れたとおり、正直、齊藤蓮舫氏にとっては「かなりヤバイ状態」になりつつあります。
というのも、例の「Rシール」問題、万が一にも都民の税金を使って大々的に剥がすこととなれば、「無駄なことに税金を使いやがって」、といった一般有権者の怒りが、齊藤蓮舫氏自身に向かうことになりかねないからです。
小池都知事なら、そうした決断ならやりかねませんし、齊藤蓮舫氏自身がこのシールについて、当初は謝罪するどころか「まったく意味がわかりません」と突っぱねていたのですから、まさに、「機を見るに鈍」(「元雑用係」様の心無い表現を借用)です。
この点、『Rシールの後始末だけではない、齊藤蓮舫氏の「総括」』などでも取り上げたとおり、齊藤蓮舫氏自身にとってはテレビのコメンテーターなどへの転身という可能性も残されているかもしれません。
しかし、立憲民主党本体にとっては、日本共産党との連携が深まることにより、「足で稼ぐ地道な選挙戦」ではなく、日本共産党スタイルの、選挙違反をものともしない強引な選挙手法が蔓延し、そのことを有権者が嫌悪する、といった構図が確立してしまう可能性も出てきました。
その意味では、今回の都知事選、やはり立憲民主党にとってはかなりの「やらかし」だったのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
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毎度、ばかばかしいお話を。
立憲:「次の総選挙までに、今回の東京都知事選のことは忘れされているだろう」
まあ、負けた政党は、みんな、そう言っています。
実際、そうだろうけど
「悪名は無名に勝る」という政治界の諺があるくらいだから
無名では勝てませんよ
まずは蓮舫氏の方。
行革が得意。ある意味ではそうかもしれません。ただこれ、何も”能力が高いので改革を断行できる”という事ではないと思います。むしろ逆で、能力や専門知識が足りないがために、不要に見えても本当は必要であるとか、他に影響が出てしまう物事を判別できないため、安易に切り捨てることが出来てしまうだけ。
機を見るに鈍の理由でもあるかと思います。
そして共産党小池氏について。
立場上の発言というのはありますが……共産小池氏の言い草は「私には根拠がわかりません」という意味にもなるという事を理解しているのでしょうか。不破氏に重用されないだけのことはあります。
”前に出過ぎた”のは何も活動そのものの事ではないなど、素人にもわかります。共産党という言葉は一般人にとって”強すぎる”のです。
なんとも自己評価の高い人たちですね、生きやすそうで羨ましいです。
中国の人口減少が破滅的。
なら今やっちゃおー。とキンぺーが思うかも
同様にじり貧がはっきりと見えてしまった都知事選挙の左巻き
悪いのは都民、と言いながら暴挙に出るかも
マスゴミは擁護に走り、総務省役人は見ないふり
NHK理事は交際費を使い接待を繰り返す。
今回の選挙違反をどこまで追い詰めるのかじっくりと見たい
「2位じゃダメなんですか?」
「3位だったから良いんじゃない」
どこかのお笑い芸人が、ネタとしてやりそうですね。
匿名性が高度に確保されてないと、アイツら其の芸人をに嫌がらせや襲撃をしかねないですけどね
そういえば銀魂で放送できなくなった回がありましたね。
なんかもう色々とひどいとしか言えない
政策がどうのこうのの前に、態度が悪すぎやしませんか?
開示前からの露骨な選挙活動
支持者による他の候補者への演説妨害
後始末に失敗するRシール問題
イスラエル大使のツイートへの無理筋な攻撃
支持団体の露骨な差別言動
謝ったら負けなんでしょうね・・・
敗北原因に女性嫌悪だとか言ってますが
実際になぜ支持してくれないのかSNSで聞けばいいじゃないですか
まぁ、怖くて出来ないでしょうけど。
返ってくるのは聞きたくない答えなのですから。
インターネットが発達していない時代はそれで対応できたでしょうが、今は出来ません。
やろうと思えば無党派層の考えを知ることができるのに
聞いてしまうとリベラル野党アイデンティティが崩壊するというジレンマ。
本来であれば知事選で2位→衆議院議員戦に立候補で参議院→衆議院に乗り換えプランだったんでしょうが
支持団体曰く1年後に忘れ去られるような候補以下の順位であり、衆議院戦は厳しいでしょう。
まぁ比例でなら当選するでしょうが・・・プライドありますかね?
>まぁ比例でなら当選するでしょうが・・・プライドありますかね?
おっと、辻元清美の悪口はそこまでだ。
これまで小選挙区で当選してきた議員が
当選できなくなるということは、有権者から指示を得られなくなった、を意味しますが。
なりふり構わない人も居るのだなぁと、思います。
支持層が国民を愚民呼ばわりしているので、有権者が政治家に何を求めているのかわからないんでしょうね・・・
>まぁ比例でなら当選するでしょうが・・・プライドありますかね?
政治家として成し遂げたい何かがあるなら、チンケなプライドを脇に置いて当選を狙うんじゃないかと。
政治家として成し遂げたい何かがあるなら。
>実際になぜ支持してくれないのかSNSで聞けばいいじゃないですか
>まぁ、怖くて出来ないでしょうけど。
>返ってくるのは聞きたくない答えなのですから。
そもそも蓮舫氏のXアカウントはずーっと前から「フォローしている人、
もしくは許可した人」以外リプを付けられない様になっているのでは?
オールドメディアやオール左翼の面々が「自分は批判する側!されるのはダメ!」な
態度を取るのは珍しくもなく、蓮舫氏は特にその傾向が顕著ですね。
蓮舫がリトライとなるかリタイアとなるか。
軽い神輿を欲する人達に担ぎ上げられてのリトライとなりそうかなと。
>個人的に、この「まだ若いよね」の部分については、ちょっと同意できません。30代で初めて国会議員に当選してから、もう20年もの歳月が過ぎたからです。
言動が20年経っても『Rookie』だから、「まだ若いよね」って言われるのでは?
野田氏曰く蓮舫氏が「実はコツコツと勉強する努力家」なんだとしても、
世間一般の目では、「実に突っ込んで強弁する怒力家」でしかないよね。
国政の場に立って20年間。彼女は何を勉強したのでしょう?
政治家の本望は、政策追求であり、政権追及では在りません。
・・・・・
Q.立民の看板とかけて、プライドチキンと解く。
A.どちらも「揚げ足鶏(あげあしとり)」ですね。
*おあとが、よろしくないようで・・。
うまい!
この野田さんの分析が立憲民主党の今を表していると言うか未来を予定してますね。全然あきません。と思います。
>相手を厳しく追求する、勝ち気な女性のイメージがある。加えて、行革は得意だけれど。
って、これ、『相手は厳しく追求するが、自身への追求は頑なに嫌い、シカトして逃げ回る』が正しいと思いますし、得意?な行革って『何の実績』がありましたか?コンクリートから人へのお陰で自然災害や補修不足等によって無辜な国民を何人不幸に陥れましたか?まあ、今、私が言いたいことは、『何で3位じゃダメなんですか?まったく意味がわかりません』ハハハ🌿これぐらい文脈からずれているのが立憲民主党。このまま遠慮なさらず圧壊深度まで落ちていってくださいね。そんなに深くはないと思いますよ。
https://x.com/renho_sha/status/1812503317366669452
かなりの話題になっていますが、R4氏による連合会長批判です。
立憲へ戻る道すら自ら絶たんとするその心意気、立派です。
他にも相手が芸能人だろうと一般人だろうと、分け隔てなく議論を挑んでおられます。
選挙後も休むことなく自ら茨の道を歩む求道者なのでしょう。
(そこにシビれる、憧れない)
>本来、労働者を守る連合が要求する内容でもあります。
言うだけなら誰でも出来るし、やらせた結果が悪夢の民主党政権で。
公約を現実化する能力が壊滅的に無いのが蓮舫だって有権者に認識されてるだけ。
>組合離れはこういうトップの姿勢にもあるかもしれませんね。
だから日本共産党や立憲共産党は支持率が上がらず、
蓮舫も2位すらなれずに“泡沫”候補に敗れるんじゃん、って。
驕る自民党が自殺点をしても有権者が自党に来ない現状への認識が甘過ぎる。
というか、悪夢の民主党政権の所為で芳野さん始め労組が組合員から愛想を尽かされた事に考えが及ばないのかな?
安倍さんによる賃上げ要請
https://youtu.be/gZ0pVKGOERA?si=_29bne88z3V7xOyf
岸田さんによる賃上げ要請
https://youtu.be/gZ0pVKGOERA?si=eJdJiO2BcEOl3vYH
市井の普通の労働者の最大の関心事は、生活の安定に直結する賃上げではないかと思います。
一方、立憲民主党の政策を見ると、賃上げよりも先に、ジェンダー平等や多様性の包摂、特定機密保護法廃止、再エネ推進反原発が挙げられています。
https://cdp-japan.jp/about/basic-policies
あるべき社会を作ることが優先なのでしょうが、こういう政党を応援することに対して、連合の、特に民間の組合員からは不満はないのでしょうかね。
後援者の優先順位とずれたことばかりやっていたら、愛想尽かされて後援先を替えられても文句言えないと思うのですが。
ぴよすけ さん
>あるべき社会を作ることが優先なのでしょうが、こういう政党を応援することに対して、連合の、特に民間の組合員からは不満はないのでしょうかね。
あった筈です。
ただ、メイデーで在日朝鮮人韓国人に「日本社会は我々に参政権を与えろ!」と主張させたりしてた頃もあったし、トップに居る夢見るサヨクの所為で民主党と連合の上同士は意気投合出来てたんじゃないかと。
>後援者の優先順位とずれたことばかりやっていたら、愛想尽かされて後援先を替えられても文句言えないと思うのですが。
そんな価値観な連中が立憲共産党の上層部に居ないから、こうやって連合にも愛想を尽かされてしまうんですよね。
労組の核心は、雇用条件の改新であり、政権批判(アンチ自民)では在りません。
目的を履き違えた”盲信謝(モウシンシャ)”の逆恨みですね。さすが「責任転嫁名人」。
・・・・・
自ら退路を断つのは、背水の陣。
自ら活路を断つのは、排水の陣。
・・。
全方位で闘う気概や良し。しかしその中身は・・・
お国には孫子の兵法もあるんですがね。読んだことはないのかな。
蓮舫氏の“得意”な『行革』とは、『行政改悪』のコトぢゃねぇんかナ?
と野田サンに尋ねてミタイ…気もスル
自民党は薄れつつとはいえ“濃淡清濁ワイドレンジ”な政党のイメージがあるが、立憲民主党には“おしなべずとも薄っぺらい連中の集まり”といふ印象が刻々強化深化しよる気しかしてこんすわ
議員を20年やってきて、Good Loser を演じられないのは、エラいよなぁ。
まあ、サメのように、攻撃性のみで生き延びて来ただけということが、よくわかる事案ですね。
もう、マスコミの援護は期待できないのだけど、そこもわかっていないんでしょうね。
サメに失礼