「公共」騙るNHK、今度は「中国風インチキ清洲城」
現在のNHKの問題点は、半強制的に受信料を徴収していくことだけにあるのではありません。「見ない権利」が保証されていないことにあります。そのことを改めて痛感する「事件」があったとしたら、それは「インチキ清洲城」ではないでしょうか。先日のNHKのドラマに登場した「清洲城」が、明らかに時代考証から逸脱していたのです。
NHK、今度はインチキ清洲城
NHKが、またやらかしたようです。
大河「家康」次回、清洲城がヤバい まるで中国宮殿 ネット沸く「紫禁城?」「二度見した」「キングダム!」
―――2023/01/25 18:21付 Yahoo!ニュースより【デイリースポーツ配信】
デイリースポーツなどの報道によると、NHK大河ドラマ『どうする家康』の放送第4回目『清州でどうする!』に登場する清洲城が、まるで中国の紫禁城かなにかのように見える、というのです。実際に放送された画像とその問題点については、「まとめサイト」として知られる『もえるあじあ』のウェブサイトなどでも、非常にわかりやすく紹介されています。
【え】NHK大河「どうする家康」の清洲城、酷すぎて話題にwwwwwwww https://t.co/HlGIjiMQ4K
— もえるあじあ ・∀・ (@moeruasia01) February 2, 2023
時代考証?それとも…
もちろん、清洲城自体が現存しないため、ある程度は想像によらざるを得ないという点については、そのとおりでしょう。実際、現在、愛知県清須市に建てられている「清洲城」自体も、平成期に建てられたものだからです。
【参考】現在の清洲城
(【出所】清須市ウェブサイト)
こちらの「清洲城」は鉄筋コンクリート造で、建設されたのは旧・清州町制が施行されて100周年にあたる1989年のことですが、創建当時の絵画も図面も残されていないため、基本的には戦国時代当時のものを「想像して」建立されたようです。
したがって、このNHKがでっちあげた「中国風清洲城」、考え方によっては一種のフィクションであり、ファンタジーである、という考え方も、無理やり成り立たないではありません。
ただ、作品として単なるファンタジーに徹するのか、それとも史実をもとに可能な限り厳密な時代考証を行うなどして視聴者の知的好奇心を刺激するようなドラマに徹するのか、そのどちらかではないか、という気がします。
時代考証担当者は「全編にわたってこれはフィクション」
ところで、こんなことを述べていくと、なかにはこんな反論をする方もいるかもしれません。
「ドラマはドラマ。あくまでもフィクションだ」。
「作品は制作者が自由に作るべきであり、さまざまな表現上の実験があっても良い」。
実際、このうちの前者に関しては、ドラマの時代考証を担当している「歴史学者」も主張しています。この人物は自身のツイッター・アカウントで、「全編にわたって、これはフィクションである」と主張しているのです。
遅くなりました。大河ドラマ「どうする家康」第4回「清須でどうする」はいかがでしたでしょうか。SNSをみると、様々なご意見がみられますね。ここで、はっきりと申し上げておきますと、全編にわたって、これはフィクションです。 #時代考証の呟き #どうする家康
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) January 31, 2023
この人物の主張、こんな具合です。
「脚本家古沢さんの物語の展開を、視聴者の皆様がどのように感じられたか、面白いと思ったか、そうでなかったか、ということで、時代考証としてはほとんどいうことがないのです」。
「脚本をもとに、演出、美術、技術スタッフが解釈して映像を作成しています。多くのご意見に、清須城が中国の宮殿のようだとか、清須の町を見下ろせる丘はないのではないか、などがありました。このうち、清須城が宮殿のようだというのは、脚本にはまったく表現されておらず、演出の方々があのように映像化したものです」。
「私は、映像をみて、脚本の『唖然としている』を、織田信長に会う緊張感から、初めてみた清須城が、岡崎城とは違った威圧感のある城、自分たちの城よりも大きい城にみえた、つまり実物よりも大きく見えたことを表現したものと解釈しています」。
なんだか何が言いたいのかよくわかりませんが、とにかく「フィクションなんだから」、という点に集約されているのかもしれません。ただ、「フィクションとして見れば」、という点を言い出せば、なんでも成り立ちますが…。
公共放送に「作品の自由」を主張する権利はない
その一方で、歴史を取り扱ったドラマについては、こんなことを指摘する人もいるかもしれません。
「厳密な時代考証で史実を重視せよ、などと要求するのは、作品の自由を尊重した態度ではない。いやなら見なければ良い」。
これに関しては、たしかに正論です。
いま流行り(?)の「異世界転生」モノと伝統的な時代劇を織り交ぜたような作品があっても良いかもしれませんし、それこそ「勇者ヨシヒコ」のように、和風の時代劇っぽい舞台設定のなかで、いきなり現代の東京のような大都会が出現したって良いでしょう。
したがって、「こんな清洲城、面白い!」と思う人がドラマを見れば良いのであり、「こんなとんでもないインチキ清洲城」が登場するドラマなど、気に入らなければ見なければ良い、という考え方も成り立ちます(実際、前衛的なドラマはたいていの場合、見る人を選びます)。
ただ、この議論には、大変に大きな前提があることを忘れてはなりません。
それは、NHK自身が「公共放送」を騙っているという事実です。
NHKが定義する「公共放送」とは、「営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送」のことだそうです(NHKウェブサイト『公共放送とは何か』より)。
NHK自体、視聴者からなかば強制的に受信料を徴収することを、放送法により保証されているという事実を踏まえると、そもそもNHKが「国家の統制から自立している」とは言えないのですが、この点についてはとりあえず脇に置きます。
「公共の福祉のために行う放送」という表現が何を意味するかについては若干の議論はありますが、少なくとも多くの人から批判が寄せられるようなインチキ城郭を捏造し、放送するという反社会的行為が「公共の福祉のため」ではないことは明らかです。
著者自身も基本的に、ドラマ制作者らは自分たちが作りたいように作品を作れば良いと思いますし、歴史ドラマを作る際に、いちいち厳密な時代考証を求めるのも行き過ぎだとは思います。
しかし、それはあくまでも「民間の資本で」作っているときの話であり、今回のNHKのように、受信料という実質的な「税金」のようなものを使って作って良いという話にはなりません。
それに極端な話、中国共産党あたりが今回の「紫禁城風清洲城」の映像を使い、「日本の国営放送(?)であるNHKが製作し、放送したのだから、これは史実だ」、「日本は中国の文化圏に入っていた証拠だ」、などと言い出す可能性すらあるかもしれません。
結局はNHKの問題に帰着する
このように考えていくと、今回の「ニセ清洲城問題」も、いつもの「NHKの問題」に帰着します。
そもそも公共放送という存在が、このネット化した現代社会において、なお必要なのでしょうか?もし必要なのだとして、NHKがそれを担う組織として適切なのでしょうか?NHKが国会中継だけでなく、ニューズ番組やドラマ、歌番組、お笑い、アニメまで手掛ける必要があるのでしょうか?
- ①公共放送というものが、この世の中に必要なのか。
- ②この世に公共放送が必要だとしても、NHKがそれを担うにふさわしい組織なのか。
- ③公共放送の範囲は適正といえるか。
なにより大きな問題は、私たち国民の意志が反映される仕組みがないことです。
民放の場合だと、私たち国民が「消費者」として、「テレビ番組を見ない」という選択をすれば、テレビ局には広告収入が入らなくなり、経営を通じて圧迫することができます。極論すれば、私たち国民は「消費者」として、民放テレビ局を倒産させることが(理屈の上では)可能です。
しかし、NHKの場合、私たち国民が「消費者」として、「不視聴」により経営に打撃を与えるということはできません。私たち国民は、テレビを設置しただけで、NHKを見ても見なくても、間接的には受信料を支払う義務を負ってしまうからです。
また、私たち国民がNHKの番組内容に意見することもできません。
というよりも、そもそもNHKが放送する内容に「公共性がある」かどうかを担保する仕組みはありません。今回のインチキ清洲城問題も、杜撰な時代考証を放送する前にチェック・排除する仕組みが存在しないからこそ発生したものでしょう。
このように考えていくと、やはりNHKについては、私たち国民は「嫌なら見ない」権利を持つべきです。
理想をいえば今すぐスクランブル放送化することが必要ですが、やはり長い目で見れば、「NHKそのものと受信契約を結ばないで済む状態」、すなわち「チューナーつきテレビを捨てる」という選択肢を選ぶ国民が増えていくように思えてなりません。
今回の「インチキ清洲城」事件も、おそらくはそうした行動を加速させる要因のひとつになるのではないでしょうか。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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>「脚本家古沢さんの物語の展開を、視聴者の皆様がどのように感じられたか、面白いと思ったか、そうでなかったか、ということで、時代考証としてはほとんどいうことがないのです」。
この時代考証担当の人は、何の仕事をしたんですかね?w
これも受信料の無駄遣いとちがいますか?
今からでも遅くない、時代考証担当を外して「この作品はフィクションです、現実の人物・土地・出来事などは一切関係ありません」と冒頭と最後に明記すべきでしょう。
フィクションで何でも通るなら時代考証なんて不要です。
そうなると「地元」が困りますが、文句はNHKに言ってくれですね。
時代考証担当(視聴者に対して高圧的に反論する仕事)
という業務内容なんでしょうかね。
クレーム対応ということならまさに今お仕事してると言えなくもないですが、クレームが出ないように監修したりはしない、と。
テレビを持たない理由がまた一つ増えました。
あくまでフィクションと言い張るなら、「清洲城」や「家康」と言うような事を言わないで欲しいですね。フィクションに徹して架空の城や登場人物でやって欲しい。
また、「嫌なら見なければいい」と言う主張も受信料を払わない権利があれば成り立つ話じゃないですかね。「嫌なら見なければいい、でも金はとるよ」じゃダメでしょ。
しかし、NHKも質が落ちたもんですね。
リアリティの追及とか(よく研究してるなとか)、そういうのがNHKの良さであり醍醐味であったはずだと思ってましたが。
リアリティを追及したら、NHK大好きの韓流時代劇は成立しないと思います。。
韓流ドラマに公共性があるかどうかも謎ですが。
KN様、そうでしたw
リアリティを追及したら、韓流時代劇だと、背景は禿山、来ている服は白布…
おっと!地雷を踏むとこでしたw
ちなみに韓流ドラマに公共性はありません!!( ー`дー´)キリッ
(個人の感想)
所詮エンタメですし”歴史”が”history”であるからにはソコに語られない人間ドラマに想像の翼を拡げるのは”おはなし”を造り上げるうえで必然ではありましょうが…
まー今回の”大河”はファンタジーとしては「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」などは飛び越え「子連れ狼」あたりの位置に居てはるんちゃいますか?
で、令和の公共放送にエンタメは必要なんでっか??
ボチボチ国会でも議論しとくなはれ!
某サイトで、 暴れん坊将軍の考察を見ましたが、
全シリーズ通して成敗された人数、
29100人だそうです(笑)、
特に薩摩が酷い、
謀反の言い掛かり?を難癖つけられて
江戸在住の薩摩人、
何人成敗されたか、
あと、
意外と将軍様、顔が広い
余の顔を見忘れたか?、
どんな木っ端役人でも思い出す将軍様の御尊顔、
それにしても、
いつまで将軍様は独身を通すつもりかな?(笑)。
所詮エンタメですし”歴史”が”history”であるからにはソコに語られない人間ドラマに想像の翼を拡げるのは”おはなし”を造り上げるうえで必然ではありましょうが…
まー今回の”大河”はファンタジーとしては「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」などは飛び越え「子連れ狼」あたりの位置に居てはるんちゃいますか?
で、令和の公共放送にエンタメは必要なんでっか??
ボチボチ国会でも議論しとくなはれ!
うちはオトンが時代劇好きだから大河付き合いでみてるんだけど、今のところ全然面白くない。僕は歴史クラスタじゃないんで、ツッコミは全く出来ないが、フィクションドラマとしても面白くない。
CGが恐ろしく安っぽい、家康が下手くそにわめいてばっかり、信長がただの武術マニア、秀吉がキモいサイコパス、滑舌の悪いおじいちゃんが何言ってるかわかんない。
今のところここ数年で一番付き合うのが苦痛。
国益にならない人間、マスコミ、制度は全ていらない
そんな事よりも全てのドラマ映画に言える事だが、音質を一定にしてくれと思う!遠くからの声は小さく、近くからの声は大きくとか要らん!何言ってるかわからないから、日本語字幕で見てる。
「ここで、はっきりと申し上げておきますと、全編にわたって、これはフィクションです。」
ご教示いただくまでもなく、存じ上げております。
ドラマなのだから当然フィクションであると、大半の視聴者は分かった上で視聴していると思います。その上で、「フィクションとして楽しむのに支障を来すほど時代考証が杜撰である」と感じた方々が批判の声を上げているのではないでしょうか。
杞憂でしょう
日本国民の大半は、お隣の国民のように
強制労働はあった!ソースは映画とか言い出すレベルではありません。
ドラマは面白くしてナンボです
その上でTVドラマと現実の史実は違う事がある。
同時刻のTVバラエティを選ばず、
わざわざNHK大河ドラマを選択するレベルなら当然理解していると思います。
時代考証を無視して良いものを作ったと豪語したいのであれば、「大河ドラマ」枠ではなく「NHK歴史ファンタジー劇場」枠とかなんとか作ってそちらでやれば良いだけです。精霊の守り人はドラマもアニメも好評だったんでしょう?
大河ドラマを楽しみにしていた方々は、より史実に近い凝った作品を望んでいる方が多いでしょうに。NHKに関わると客や相手の要求がわからなくなる病気にでもかかるんですかね。
さらに言えば、NHK内にあって監督や脚本家の「自己の作品表現」を公共性や共感を無視してでも追い求めるということは、NHKの公共放送という建前に反することになると思います。自費でやれとまでは言いませんが、民放なりに売り込めばよろしい。自信がおありでしょう。
今年の大河ドラマは,男女入れ替わり大奥と同じくらい,架空ファンタジーですね。NHKの問題もあるかもしれませえんが,しっかりした時代考証のもとに書ける歴史小説家がいなくなってしまった気がします。そもそも,時代の変化からか,小説家とか作家志望の野望的な若者が減っている気がします。他方,漫画家志望者や,ミュージシャン志望者や,アーティスト志望者や,俳優・タレント志望者はそれなりにいるみたいです。活字離れなんでしょうか。
その昔、といっても40年ほど前ですが、ジョージ秋山『浮浪雲』が実写でドラマ化されてました。
主演は渡哲也で、
「姉さん、あちきと遊ばない?」
江戸の色町はネオンサインだらけで、昼休みにはカレーライスを食べてた世界。
(モチの論で「このドラマはフィクションです」のテロップあり)
割り切ってはっちゃけて作るのは「アリ」だと思いますよ。
(韓流なんかよりも何十年も前に、すでにやり尽くしてる日本)
作風について是非を言うのはピンボケ。
要するに、公共放送でそういうことやるの?てとこですかね。
民放がスポンサーを募って映像化すればよいような事に公共機関が入り込むのは、
「民業圧迫」
「クラウディングアウト」
ですわね。
JTやJRみたいに、NHKも民営化したらエエように思いますけどね。
意外に誰も困らないでしょ。
時代考証と言えば、NHKは以前にこんな致命的なミスをやらかしていました。
ただし大河ドラマではなく、現在BSで続いている歴史番組『英雄たちの選択』の前身の
『BS歴史館』 激論!戦国の真実(1) 「織田信長・本能寺の変の謎~常識を揺さぶるミステリー~」
https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201110202000001301000
での出来事です。ネタとしては、井沢元彦氏が著書『逆説の日本史』で一番最初の頃(1990年代初期)に書いていた、本能寺の変の日に月は見えていたかどうか?という話。
https://i.imgur.com/m1noXdJ.jpg
本能寺の変が6月2日未明というのは旧暦での話ですから新月のはずで、その時の空模様に関わりなく、お月さま(しかも満月!)が見えていてはいけません。
おそらくどこかから指摘があったのだと思いますが、戦国の真実、なんて題名をつけた回でこれは拙いと思ったのか、再放送時には修正されていました。
https://i.imgur.com/eqSBJf5.jpg
今年の『どうする家康』でも本能寺の変は期待できそうですね(笑)
確かに内容や映像について批判しても 「フィクションだから」 「感じ方は人それぞれなので・・・」 という言い訳ができてしまうけど、制作費はどうなっているんでしょうね?私自身は大河ドラマは見てないけど、ネットでは 「CGが多用されているけど、どれも安っぽい」 という批判が多いですね。最近は乗馬シーンもCGなんだとか。
今の時代、実際にお城のセットを作ったり、馬に乗っているところを撮影したりするよりも、CGのほうが安上がりでしょう。「安っぽい」 なら、なおさらです。そうなると、制作費はどうなっているんでしょうね? 昔と同じ額の予算を組んで、昔より安く作っているなら、差額は・・・?
大河ドラマじゃないけど、私が以前から 「それって、お金を使うところがおかしくないか?」 と思っている事があります。ドキュメンタリーにも旅番組にも、解説のために声だけ出演するナレーターがいるわけですが、それがNHKのアナウンサーじゃなくて、芸能人がやっていることが多いんですよ。当然、制作費は高くなると思うんですが、「もしかして、番組プロデューサーが芸能事務所から見返りをもらっているんじゃないか?」 と疑っています。
お金の話ついでに言うと、Eテレが地上波のチャンネルなのは、完全にお金と電波の無駄遣いですね。全国放送するのに 「地上波の全国ネット」 は、とてもコストのかかる方法で、Eテレのようにローカル番組が1つもなく、全ての番組が全国放送のチャンネルは、BSで十分というか、そもそもBS向きなんです。
(でも、それ以前に 「今の時代、NHKが教育番組を制作・放送する必要があるのか?」 「民業圧迫じゃないのか?」 という疑問もありますよね。コロナ禍で小中学校が閉鎖されていた間も、特別編成にするわけでもなく、障碍者向けの番組枠で反アベ番組を放送して炎上していたし。)
今回の「どうする家康は」劇画仕立ですね。
時代考証よりも劇画らしさを優先したのでしょうね。
若い視聴者を獲得しようとしているのかも知れませんね。
ただ、大河ドラマの主な視聴者層にはこの表現に違和感を持つ人が多いのでは?
若い人はどう感じるかわかりませんが。
私としては、今のところ上手くいっていないように感じています。
なんかチグハグな感じがします。
素直に楽しめません。
https://www.youtube.com/watch?v=jGhI6Y_dR_8
ま、ここまで振り切ってくれればそれはそれで楽しめるかと。
なんてネタはともかく、ドラマや歌番組がNHKに必要かどうかを言えば、全く別の話です。
私は完全に不要と考えています。
公共放送を謳い料金をほぼ強制的に徴収する以上、公共のための番組のみの放送局に特化すべきです。
紅白や高校野球なんて、まだ情報伝達が未熟だった時代に人々の耳目を集める為の必要悪的な存在だったと思いますが、今じゃその役目を終えていますよ。
エンタメ系は今の時代には全く不要な番組ですね。
必要だと考える人でもアマプラのあの仕様、許せます?
NHKの各番組は有料チャンネルになっていますよね。
せめて受信料を払っている方にはパスワードか何かを使って無料で公開するべきでは?
これじゃただの二重取りですよ。
市民から視聴率として無条件に安くないお金をふんだくっておきながら、「いやなら見なければよい」はないだろ。民放では絶対に言えないセリフ。
歴史考察が、お寒い状態はスマホゲームで加速しているように感じます。
ゲーム専用機で取り上げるいろいろな宗教の神様や、アーサー王やグリム童話などの昔話のキャラクターがかなり調べたうえで、逸脱しないように組み込まれていたと思います。
スマホゲーム化していったときに開発が韓国、中国にシフトしていく中で無茶苦茶になっていったと見えますね。何せ勝手に歴史を変えてしまう国ですからね。
漫画などでも最近は多いですね。ワンピースのように完全なファンタジーなら良いのですが、過去にタイムリープして等の話の場合時代考察が怪しいものが多くなりました。バブル崩壊頃にスタートした「ライカ」なんかかなり苦労をしたようですが、それでも近づけて行っている苦労が見えます。
ネットが進化しても、ウキペディアのように事実が確認できない内容が書かれている場合もあるので、難しいでしょうが、史実を調べて取り扱って頂きたいですね。
演出以前に話が面白くないのが致命傷かと。。。
ともすると「フリー素材」と揶揄される三英傑のどれもに魅力がありませんし、お市の方が家康に惚れていた設定なども「なろう小説」のようで軽く、繊細で重要な今川との関係や織田家との関係の葛藤など、ざっと見でも視聴者が見たいと感じる場面がろくに書かれず恋愛ドラマでゴリ押ししているのがとにかくつまらないです。
昔の戦国無双の方が面白いくらいです。
いずれにしても、いやなら見るなを貫くなら、見ないなら払わないという選択がほしいですね。