【資料】ウクライナ情勢に関するG7の首脳声明の全文

本稿は、「資料編」です。3月11日(日本時間の同12日)、G7各国首脳はウクライナ戦争に関し、声明を出しました。これに関してはPDFで公表されているため、スマートフォンなどのユーザーにとっては大変に読み辛いものですので、とりあえず原文をそのまま転載し、これに関する所見などについては別稿にて議論したいと思います。

該当するリンクは次のとおりです。

G7首脳声明

―――2022/03/12付 外務省HPより

その具体的な内容は、外務省ウェブサイトに掲載されたPDFファイル(英語の原文日本語の仮訳)に掲載されているのですが、このうち「仮訳」のほうはA4サイズで4ページ分、文字数にして約3000文字弱と、PCからであれば比較的すんなり読める量です。

ただし、スマートフォンのユーザーにとっては少し読み辛いので、本稿では「資料編」として、公表物をテキスト化したものをそのまま転載しておきたいと思います。

G7首脳声明

我々G7首脳は、ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領の選択により始められたウクライナという主権国家に対する軍事侵略及び戦争に敢然と抵抗しているウクライナ国民及び同国政府を支持し続けることを引き続き決意している。学校、家庭、病院における文民に対するますます無差別になっている爆撃や砲撃などを通じて、このいわれのない不当な攻撃は、多大な苦痛と悲劇的な人命の損失を引き起こしている。

我々は、世界において既にロシアを孤立させている、このいわれのない不当な戦争について、プーチン大統領及び彼の体制の責任を追及するとの決意において結束している。世界は、プーチン大統領及び彼の体制に対して、ウクライナに対する進行中の攻撃を止め、ロシア軍を撤収するよう団結して求めるべきである。我々は、ウクライナへの侵攻に勇敢に対抗している人々と連帯している。

我々は、ロシアに対し、ウクライナにおける攻撃の被害者への安全かつ妨害されない人道的アクセスを確保し、出国を望む民間人に安全な通行を認めるよう求める。我々は、ウクライナからの難民に対し、人道的、医療的及び財政的支援を提供するようコミットし、またそれを求める。

プーチン大統領が2月24日にロシア連邦による侵攻を開始して以来、我々の国家は広範な制裁措置を課し、市場からの大きな反応が証明しているように、ロシアの経済及び金融システムに深刻な打撃を与えてきた。我々は共同で、ロシアの主要な銀行を世界の金融システムから孤立させ、ロシア中央銀行の外貨準備を利用する能力を弱め、ロシアを我々の先端技術から切り離す広範囲な輸出禁止及び管理を行い、この戦争の立案者であるロシアのウラジーミル・プーチン大統領とその側近及びベラルーシのルカシェンコ政権を制裁対象に指定した。

発表した計画に加えて、我々は、秩序立った形で、世界が持続可能な代替供給を確保するための時間を提供することを確保しつつ、ロシアのエネルギーへの依存を削減するため更なる取組を進めていく。加えて、民間企業は、かつてない速度と連帯でロシアから撤退している。我々は、ロシア市場からの秩序立った撤退を追求する我々の企業と共にある。

我々は、我々の経済及び国際金融システムからロシアを更に孤立させることを引き続き決意している。したがって、我々は、各国の法的権限及び手続と整合的な形で、現在我々がとっている対応の文脈において可及的速やかに更なる措置をとることにコミットする。

第一に、我々は、各国の手続と整合的な形で、重要製品に関するロシアの最恵国の地位を否定する行動をとるよう努める。これにより、ロシアの世界貿易機関(WTO)加盟国としての重要な利益が打ち消され、ロシア企業の製品がもはや我々の経済において最恵国待遇を受けないことが確保される。我々は、G7を含め、ロシアの最恵国待遇の撤回を宣言したWTOメンバーによる幅広い連合による声明が現在準備されていることを歓迎する。

第二に、我々は、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、欧州復興開発銀行を含む主要な多国間金融機関からロシアが融資を受けることを防ぐよう共同で取り組んでいる。ロシアは、国際法に著しく違反しておきながら、国際経済秩序の一部であることの恩恵を受けることを期待することはできない。我々は、ウクライナに財政支援を与えるための、IMF及び世界銀行グループによる迅速かつ進行中の取組を歓迎する。また、我々は、OECDによる、その関連団体へのロシアの参加を制限する取組を歓迎する。

第三に、我々は、プーチン大統領やその他の戦争の立案者に近いロシアのエリート層、代理勢力、オリガルヒ及び彼らの家族やその支援者に対して圧力をかける取組を続けることにコミットする。我々は、制裁を受けた個人及び団体が所有する動産及び不動産を特定し凍結するために我々の政府の多くが行った取組を称賛し、この圧力をかける取組を優先事項として継続することを決意する。そのため、我々は、プーチン大統領や彼の戦争の立案者に近いロシアのエリート層の資産を対象とする、2月26日に発表したタスクフォースの活動を開始させた。我々の制裁パッケージは、人道的支援の供給を阻害することがないよう、慎重に対象を決定している。

第四に、我々は、我々の制限的措置の有効性を維持し、回避を取り締まり、抜け穴を塞ぐことにコミットする。具体的には、回避を防止するために計画されている他の措置に加え、我々は、ロシア政府及びエリート層、代理勢力、オリガルヒが、国際的な制裁の影響を回避あるいは相殺するための手段としてデジタル資産を活用することができないことを確保し、これにより世界の金融システムに対する彼らのアクセスを更に制限する。我々の現在の制裁は、既に暗号資産を対象としていると一般に理解されている。我々は、あらゆる不正な活動をよりよく検知及び阻止するための措置をとることにコミットし、また各国の国内手続と整合的な形で、デジタル資産を用いて自身の富を拡大及び移転するロシアの不法行為者にコストを課す。

第五に、我々は、ロシアの体制による偽情報拡散の試みと戦うことを決意する。我々は、ロシア国民の自由かつ偏見のない情報への権利を確認し支持する。

第六に、我々は、ロシアに歳入を与えず、我々の国民がプーチンの戦争の費用を負担することにならないよう、各国の手続と整合的な形で、ロシア連邦に対する重要物品及び技術の輸出入に対し、更なる制限を課す用意がある。我々は、国際的な企業が既にロシア市場から撤退していることを留意する。我々は、プーチン大統領の戦争を支援しているエリート層、代理勢力、オリガルヒが奢侈品や資産へのアクセスを奪われることを確保する。プーチンの軍事機構を支えるエリート層は、ロシア国民の資源を浪費して、このシステムの利益を得ることができなくなるはずである。

第七に、戦争を直接又は間接に支援しているロシアの団体は、新たな債務及び株式投資並びにその他の形態の国際資本へのアクセスを有するべきではない。我々の国民は、自らの貯蓄及び投資がロシアの経済と軍事機構を支える企業の資金となるべきではないとの見解で一致している。我々は、ロシアが国際的に資金を調達する能力を更に制限する措置を開発及び実施するために、引き続き共に取り組む。

我々は、プーチン大統領、彼の体制及び支援者、ルカシェンコ体制が完全に責任を有している、この戦争のコストや影響を不当に負担する途上国や新興国を含むパートナーと結束し、連帯している。本年、ウクライナの農産物の生産能力をロシアの侵略が脅かしており、我々は共に、世界のエネルギー市場の安定及び食料安全保障を維持するために取り組んでいく。

我々は、引き続きウクライナ国民及び同国政府を支持する。我々は、第三国に対するものを含め、我々の措置の影響を引き続き評価し、また、ウクライナに対する攻撃の責任をプーチン大統領及び彼の体制に問うために更なる措置をとる用意がある。

(了)

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. ぽんぽん丸 より:

    ぷぅきんぺぃさんの庭で飼ってる犬のヂョン君が狼狽えています

  2. 元ジェネラリスト より:

    「全部プーチンが悪い」
    というメッセージが見えます。

    とはいえ、G7ということは日本も入っていますけど、岸田さん、覚悟できてるんですかね。
    プーチンとの戦いですけど、日本国民にともに戦うよう訴える必要があるんじゃないですか?
    (できるかなぁ)

  3. ホワイト国 より:

     日本からプーチンに贈られた秋田犬は、まだ、健在なのでしょうか?
    日本への報復として、○されたということはないでしょうか?
    心配です。

  4. イーシャ より:

    G8じゃないニカ?

  5. 一之介 より:

    プーチンさんは結局ラスプーチンのような最後になるのでは?ロマノフ王朝崩壊のようにロシアもまたまた崩壊、歴史は繰り返す。現世世界にとっては良いことですが厄介なのは核兵器の処理。恐ロシヤ。

    1. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      ラスプーチンで帝政ロシアが崩壊してもソ連が生まれただろ
      今のロシアが崩壊しても、あまり変わらないと思われる

  6. とある福岡市民 より:

     長い声明文ですが、簡単にまとめるとこんな感じですね。

    「プーチンよ、ウクライナから兵を引け。さもないとプーチンとその仲間達、ルカシェンコに兵糧攻めをするぞ」

     あくまでも兵糧攻めに限定ですね。ロシアと一戦交えたくはない、と。
     ロシアには核兵器と冬将軍がいますから攻め込むのは困難。それよりは兵糧攻めで崩壊させた方がいい、というのはソ連解体から学んだのでしょう。ただ、中国という抜け道が塞げないとこの兵糧攻めはうまくいきません。北朝鮮でさえ崩壊させられないのですから。

     ところで今回名指しされたルカシェンコですが、なぜプーチンに加担してるのでしょうね?
     ルカシェンコがロシアとベラルーシを対等合併させて自分が大統領になろうと目論んでいたのに対し、プーチンはベラルーシを「ロシア連邦ベラルーシ共和国にしたい」と周囲に漏らしていた話は20年前からありました。ロシアがウクライナを併合したら、次はベラルーシが併合されて自分が消されるのに。
     「肉屋を支持する豚」というのはルカシェンコのためにある例えではないかと思います。

    1. 通りすがり より:

      NATOの東方拡大の一方で、パイプラインやオリガルヒで西側を侵食していたが、今回の件でそれらが一網打尽となった。西側の純化作戦とでもいうべきか。これは既にロシアとへんな関係であったフランスがAUKASで潜水艦ドタキャンされた事件がフラグともいえる。今後は、ロシアに加担する国の経済関係性が浮き彫りにされ、つぶされていくターンに入っていくことと思う。

    2. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      何で「西側はお肉屋さんではない」と思った?
      西側的には、プーチンが失脚したら次はルカチェンコの番
      あるいは、ウクライナが西側の衛星国になったら次は白ロシアの番
      「プーチンについていく方が、まだ豚さんは長生きできそう」という計算が成り立つ

  7. 愛知県東部在住 より:

    G7首脳声明 >

    何か抜け落ちている部分があるような気がします。

    今回のロシアによる一方的なウクラアイナ侵攻に対しての、法的な処罰および賠償に訴求したものが見当たりません。今回の侵攻は、ウクライナ側から仕掛けた戦争ではなかったと私は今でも考えています。つまりはロシア側からの一方的な攻撃であったと考えています。

    しかるに、日本国内でもゼレンスキー大統領の外交能力を揶揄する声が、左右両陣営からありまし。(例えば橋○氏やら玉○氏やら)。但し、それは単なる床屋政談の類いだと談ずればばいいだけの話です。所詮その程度の輩は、今回の事態を「他山の石」程度の認識でしか捉えていないことを露呈しただけのことです。

    閑話休題

    ところで、私は今回のシアによるウクライナ侵攻を、プーチンの(無意味で無駄であり且つ)過剰なまでの、自己自衛本能から生じた悲劇だと想定しています。

    WIKIによれば、プーチンは1952年10月7日生まれだそうです。
    とすれば、あと半年後には70歳となるわけです。ま、ざくっといえばいわゆる「古希」です。

    古来この年齢に至るまで善政を布いた「独裁者」は、ほぼ皆無であったと言ってもいいでしょう。いたとしても、それは極少数であったと言えるのではないでしょうか。なぜなら、その殆どが冷静な政治定款判断力を、加齢とともに喪失してしまうからです。

    そして、更に言うならば、常に「独裁者の」の側にいられるのは、独裁者に阿る「追従者」でしかあり得ないからです。

    「権力は腐敗する 絶対権力は絶対に腐敗する」と謂われる所以です。

    1. とある福岡市民 より:

      > 古来この年齢に至るまで善政を布いた「独裁者」は、ほぼ皆無であったと言ってもいいでしょう。いたとしても、それは極少数であったと言えるのではないでしょうか。

       「善政」「独裁者」の定義が定まっていませんが、当時の市民、国民に好評な政治を行った政治家、とするのなら古希を過ぎた名政治家は結構いますよ。今思いつくだけでもこれだけ。

      イスラエル王、ソロモン
      シラクサの僭主、ヒエロン2世
      初代ローマ皇帝、アウグストゥス
      ローマ五賢帝の一人、アントニヌス•ピウス
      最盛期のオスマン帝国スルタン、スレイマン1世
      米沢藩主、上杉鷹山
      ドイツ宰相、オットー・フォン・ビスマルク
      英国首相、ウィンストン・チャーチル
      カザフスタン大統領、ヌルスルタン・ナザルバエフ
      中華民国総統、李登輝

       この中には隠居していても実権を握っていた人を含み、引退した後で古希になった人は除いてます。詳しく調べたら古希を過ぎた名君、名政治家はもっといるはずです。企業家、業界関係者まで入れたらもっと多くなるでしょう。

      > なぜなら、その殆どが冷静な政治定款判断力を、加齢とともに喪失してしまうからです。

       これは明確に誤りです。できる人はいます。プーチンができないだけです。
       ただ、もっと大事なのは自分の誤りを正してくれる援助者を早く側に置く事、または自分の暴走に歯止めをかけるシステムの存在ではないかと考えます。老いてもなお名君、名政治家であれた人はそういう人であり、その援助者を見出せるかもその人の能力、システムを構築できるかもその国の人々の叡智です。

      1. 愛知県東部在住 より:

        とある福岡市民 より さま 

        イスラエル王、ソロモン
        シラクサの僭主、ヒエロン2世
        初代ローマ皇帝、アウグストゥス
        ローマ五賢帝の一人、アントニヌス•ピウス
        最盛期のオスマン帝国スルタン、スレイマン1世 >

        ここまでの人物をあれこれ言える立場ではありませんので省きます。
        ソロモン?神時代の時代の人物ですよね、殆ど。

        まぁ、あとは何も言いません。

        上杉鷹山、ビスマルク、ウィンストン・チャーチル、李登輝?

        彼らははたして「独裁者」であったでしょうか?

        ヒットラーやスターリン、そして毛沢東と肩を並べるような?

        すみません、ヌルスルタン・ナザルバエフなる人物はびついてはほとんど知りませんので言及は避けます。

        そもそもあなたと私の間には「独裁者」という名の定義に、かなり乖離がありそうなのだと感じた次第です。

        1. 愛知県東部在住愛 より:

          ソロモン?神時代の時代の人物  ×
          ソロモン?神話時代の時代の人物 〇

          昔々,『ソロモンの指輪』(コンラート・ローレンツ著)なるエソロジーの書物を読んだことがあります。古代のユダヤ王の一人ですね。

    2. namuny より:

      >善政を布いた「独裁者」

      幸せな北朝鮮ことシンガポールがありますよ。

      1. 愛知県東部在住 より:

        namuny 様

        北の豚将軍と並べて論じられれば、リー・シェンロンもさぞや、お気を悪くされると思います。(笑)

        まぁ、仕方のない部分もあるでしょうが。

  8. 月長石 より:

    G7の加盟国ではありませんが、
    風雲急を告げる欧州情勢を受けて、
    何と!あの(不倶戴天の敵同士)トルコとギリシャが関係改善に向けて首脳会談をしました。
    https://www.scmp.com/news/world/europe/article/3170325/ukraine-war-turkey-and-greece-agree-improve-ties-amid-ukraine
    ロシアがウクライナ南部を併合してしまったら、トルコはロシアと直接対峙しなくてはならないから
    何としてもここはロシアに退散してほしいはず。
    ドローンをたくさんウクライナに供給してるのもそれが理由だと思います。

    1. 通りすがり より:

      トルコとロシアは難しい関係ですね。アメリカの反対を押し切ってロシア製の武器を輸入したりしてますし、シリア方面では対立関係?なのかよくわからない混沌。そういえば、クルドの地域にミサイルが撃ち込まれたという報道も目にしましたし、ウクライナ侵攻は、トルコの周りを液状化させているのかもしれませんね。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告