自民党の不思議な「余裕」の正体は「自公維連携」か?

年収の壁を巡る自公国3党協議から国民民主党が離脱したことを巡って、自民党側には心なしか、さほどの焦りは見られません。「余裕」すら見受けられます。どうも自公側が「教育無償化」を餌に、日本維新の会を味方に引き込んだ、という可能性がありそうなのです。そうなると自公側も無理に国民民主党と交渉する必要はなくなる(かもしれない)、ということです。ただ、そうした見方が正しかったとしても、それが自公維3党にどういう影響を与えるかはまた別問題でしょう。

自民党(財務省)の余裕の正体は維新との協力?

いわゆる「年収103万円の壁」を178万円に引き上げる問題を巡り、国民民主党が自公との6回目の協議を10分で打ち切り、席を蹴って退出したとする話題は、『国民民主幹部「協議打ち切り」か』で速報的に取り上げました。

自民党としては衆院側で公明党と合わせて過半数の議席を持っていないため、国民民主党が協議から離脱すれば、本予算案や法案がいっさい通らなくなるのではないか―――。

そうした懸念もあるのですが、そのわりに、心なしか、自民党側にさほどの焦りは見られません。「余裕」すら見受けられます。

いったいなぜなのでしょうか。

これに関連し、交渉決裂後にこんな話題が出てきたことについても注目しておく必要がありそうです。

日本維新の会の前原誠司共同代表は17日、Xに、自公維3党の政策責任者会合で、維新の「看板製作」である教育無償化が書き込まれることに合意したとポストしました。

自民党(※)の「余裕」の正体は、もしかしたらこれなのではないでしょうか?(※あるいは自民党税調を陰でコントロールしている「悪の総本山」である財務省、というべきでしょうか?)

つまり、維新の主張する公約を自公側が飲むことで維新を与党側に取り込み、国民民主党の合意がなくても予算や法案を通せるようにする、ということです。もし維新が(少なくとも今国会に関しては)自公に協力するのであれば、もはや自公は国民民主党と協議する必要などないのかもしれません。

国民民主党の協議打ち切りに対する反応

したがって、協議から国民民主党が一方的に離脱した、という体裁ができ、同党が主張する「年収の壁の178万円への引上げ」についても葬り去ってしまうことができる、という算段も成り立ち得るのです。

こうした見方が正しいかどうかはいったん脇に置き、協議打ち切りを巡る同党への反応はどうなっているのでしょうか。

X(旧ツイッター)などの議論を見ていると、自公側の誠意のなさを責める意見が非常に多いように見受けられる一方で、国民民主党に対してもやはり、といった批判もチラホラと出ています。「席を蹴って立つのは早すぎたのではないか」、といった批判がそれです。

国民民主党に対する批判の理由はおそらく、自公国3党の幹事長の合意で「103万円の壁」は、国民民主党の主張する178万円を目指して、来年から引き上げる」とする趣旨の文言が合意されていたことにあります。この文言だけを見ると、「来年から178万円に引き上げる」とは書かれていないからです。

したがって、宮沢洋一・自民党税調会長が提示した「123万円」は、この「178万円に向けて引き上げる第一歩」であり、その後数年かけて徐々に178万円まで持ってくる、といったやり方であっても、べつにこの幹事長合意に反するものではありません。

だからこそ、今回の「交渉決裂」を巡って、国民民主党側に批判が出るのでしょう。

これに加えて、自公が維新を取り込んだ(かもしれない)ことを持ち出し、国民民主党をなじるような人もいないわけではありません。「178万円満額で欲張らず、まずは自民が提案した123万円で満足しておけば、維新に付け入るスキを与えなかったのに」、といったものもあります。

少なくとも国民民主支持層が同党を批判しているフシはない

ただ、こうした例外はあれど、今回に関しては、国民民主党からは自民党の対応が不誠実に見えたであろうことは間違いなく、また、少なくとも国民民主党の支持者らしき人々からは、本件で国民民主党に対する批判はほとんど出ていないようです。

そして、通常のビジネス感覚をお持ちであろうと思しき方々も、宮沢氏の発言などを巡って「これだと国民民主党が激怒して、席を蹴って立ってしまうのも無理はないよね」、といった反応が多いのではないでしょうか。

この点、あくまでも著者自身の見立てですが、10月の選挙で国民民主党に投票した人はもちろん、そうではない人も、最近だと「もしかしたら自分の手取りが増える(かも?)」、とした期待を国民民主党などに寄せているケースは少なくないのではないでしょうか?

というよりも、少なくとも「自分の手取りが増える(かも?)」、と期待していた人たちにとって、国民民主党が席を蹴って立ったことは、(自公側に失望するにせよ国民民主党に失望するにせよ)「失望する」という点では変わらないのではないかと思います。

誰だって、自分のおカネ、自分のサイフに関する話題が出てきたら、それは強い関心を持ちます。

誰だって、増税は嫌ですし、減税や給付金には喜ぶでしょう。

そして、いったん「減税」への期待が高まめられたなかで、それが中途半端にお預け状態となれば、国民の失望は大きくなります。ビルの2階から1階に落とされるのと、いったんビルの10階まで持ち上げられ、そこから1階に落とされるのを比べたら、その衝撃は後者の方が大きいからです。

自公維協力が良いことかどうかはまた別の問題

そして、先ほど触れた「維新が自公に協力する」というシナリオが実現した場合、それはいったいどうなるでしょうか。

現時点で軽々しく断定できませんが、3党の協力がこの3党自身にとって良いことかどうかは、また別問題です。最悪の場合、減税を期待していた人たちの恨みが、自公維3党に向かう可能性が出てきます。その結果が、来夏の参院選で出て来る(かもしれない)からです。

「教育の無償化」と「減税」だと、比べるまでもなく、後者の方が(おそらくは多くの人にとって)遥かに魅力的でしょう。当ウェブサイトにて提唱して来たとおり、「自分のサイフに直結する問題」に関しては、自民、公明、維新が揃いも揃ってハンドリングを間違えた可能性があるのです。

すなわち、「もしかしたら減税してもらえる(かも?)」、と期待していた人たちにとっては、こうした期待が一気に落とされ、期待が失望に変わる効果が、そのまま自公維に向かうことになれば、それが来夏の参院選での議席に変換されるかもしれないからです。

このあたり、何となくですが、消費税が導入された直後の1989年の参院選で、当時の社会党が改選第1党となり、自民党が惨敗した事例を思い出してしまいます。

とりわけ「減税」を期待していて「教育無償化」に期待していなかった人たちにとっては、その失望はとりわけ大きくなる、という可能性については指摘しておく価値はあるでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. DEEPBLUE より:

    今の石破自民なら減税を避けるためなら立憲民主党とでも手打ちしそうですねえ。完全に「リベラル政党」に成り下がりましたから。

    1. 匿名 より:

      リベラル政党化というより中共化してる気がする…

  2. Masuo より:

    「維新許すまじ!」と思ってた矢先に橋下の下記発言です。
    https://x.com/hashimoto_lo/status/1868990049435762704
    ※一部
    「維新の出方次第では国民民主の主張を潰すことができることを国民民主に認識させるべき」
    (是非全文読んで欲しい)
    日本国民よりも政局を優先した発言です。維新に一時期期待していただけに、がっかりです。。

    国民民主も詰めが甘い思いますが、それ以上に財務省が狡猾で老練であったという事でしょう。
    本当に残念です。

    1. 一国民 より:

      ですが、減税に期待する国民を裏切った以上、次の選挙で維新は自民、立憲共々惨敗確定です。維新が余計な事をしなければ、国会が止まり自民は国民の為の減税要求をの混ざるを得ない。維新が目先の利益に躍って国民の敵という立場を明確にし、自滅したと私には見えます。

      1. タナカ珈琲 より:

        大阪生まれのワタシは維新ができて以来、維新に投票しています。
        維新が今回の減税をつぶしたら維新への投票の取り止めを考えています。維新への投票の取り止めはワタシだけでは無いでしょう。次回の総選挙では大阪では全勝は無理でしょう。

        蛇足です。
        馬場さんが代表であれば少しは違ったのか、と考えます。
        橋下徹さんは引退したから維新に口出しはシナイで欲しいものです。

    2. 小太りTAK より:

      本当に残念です。
      大阪府民として見てきた維新は、民衆の要求が何かを汲み取ることができる政党だと思っていました。
      今や党から離れ一般人であるはずの橋下氏ですが、維新の党への影響力はずっと保持していますので、これが維新の本音ということだと思います。結局彼らも政策より政局だったということで、もう完膚なきまでに裏切られた気分です。

    3. あーあ より:

      維新は色々残念ですね。奈良県知事の2億Kpopの件もしかり。橋下さんは鼻息荒くポストしてますが、世間の同意を得られると思ったのだろうか。

  3. 匿名 より:

    「教育無償化」 って 「大学や専門学校の無償化」 も含まれているんでしょうか? そうだとすると、減税よりお金がかかりそうだけど・・・。

    百歩譲って 「高校の無償化」 は、まだいいけど、「大学の無償化」 には反対です。小中高教員のような法律の縛りもなく、政治活動家みたいな教授まで税金で食わせるなんて・・・「返済不要の奨学金の拡充」 で十分だと思います。

    1. sqsq より:

      私も無償化は高校まででいいと思う。
      大学に進学せず働いて税金を払っている人が半分近くいる現状で、その人たちの払った税金で大学授業料をタダにするのはやめた方がいい。
      せいぜい奨学金の利子補給程度にとどめるべきだ。

    2. 匿名 より:

      分数の計算から教えてるような大学や偽装留学生を大量入学させてるような大学にお金を出してほしくない。

      1. DEEPBLUE より:

        外国人留学生で回してるようなFランはある程度淘汰されるべきだと思う

  4. 元一般市民 より:

    まだ、Fラン大学なんて言葉の無かった時代、当時のあまりランクの高くない大学の入試に、分数の加減乗除や英語の3人称のBe動詞を問う問題が出題されたことがあり、こんな中学生の問題が大学入試に出されるんだぁと驚いた記憶があります。
    貧しい方々の教育を充実させることは大事だと思いますが、高校も大学も公立学校だけで良いのではないでしょうか。その学力レベルに達しない方々まで優遇するのはちょっと???ですね。

  5. 匿名 より:

    党派問わず政治屋共に誠意なんて意識1ミリもあるわけないし、国民民主も交渉下手すぎん?としか、経験値の差かねぇ
    維新については元々ロクなイメージ持ってないし、イソ村+前原とかいう悪夢みたいなタッグ見たら
    こう動くだろうな、とは思ってたので非常に今更感がある

  6. 元雑用係 より:

    どなたか貼るかなと思ってましたがとりあえず。
    さもありなん、です。
    自民は国民民主が何をどうしようが123万円を盛り込んで突っ走る。「合意を違えたわけじゃない」と強弁可能ですけど経緯を見ている有権者がどう思うのか。
    国民民主が「交渉が下手」という指摘がありますけど、交渉過程がある程度開示されている中でそれを言えば、「じゃあどんなやり方があった?」と逆質問されるでしょうね。(笑)

    前原誠司
    https://x.com/Maehara2016/status/1869187484963500513
    私は「年収の壁」引き上げに大賛成です。国民民主党さん、頑張ってください。(誠)
    橋下徹氏 維新の教育無償化要求で私見「自民と維新が先に合意すれば、国民民主は無視される。逆も然りで」(スポーツニッポン)

    玉木雄一郎
    https://x.com/tamakiyuichiro/status/1869288162255831349
    自民党、公明党は、国民民主党に提示した「123万円案」をそのまま盛り込んで、今週20日(金)にも税制改正大綱を取りまとめるとのこと。3党の幹事長間で合意したにもかかわらず見切り発射とは驚きました。
    もともと、財務省の戦略は、
    ・維新の新体制が発足次第、関係部局が接触
    ・当初予算の修正等で盛り込める政策を探る
    ・国民民主、維新、立民で予算に対する影響が最も「安上がり」の政党と握る
    ということだったようなので、最近の維新幹部の発言を聞いていると、維新と握る算段がついたということなのでしょうか。
    いずれにせよ、私たち国民民主党は、選挙で約束した「手取りを増やす」政策にこだわり「178万円を目指して」引き続き頑張ります。
    応援よろしくお願いします。
    ===

    それにしても前原、やなやつですね~(笑)
    これから維新議員の決まり文句は「基礎控除上げには賛成です!」でしょうかね。

    1. 匿名 より:

      国民の怒りの矛先が自公維に向かえば
      財務省が最も安上がりだと思った思った方策が最も高くつく結果になるので
      国民民主のこれからの行動と情報の発信発信次第でしょうね

  7. 匿名198x より:

    参院選は、議席変動がとんでもないことになるのでしょうか。
    とにかく日本国民を向いて仕事をする政治家が現れることを祈っています(もちろん官僚も)。
    しかし往々にして、出世するのは、そういった方ではなく、出世することが上手い人だからなぁ、期待は薄いか。

    1. 匿名198x より:

      あ、私も公立高校までの無償化なら賛成です。
      私学含めると、怪しい学校も紛れ込みそうなので、一律はなしです。

      1. 匿名 より:

        宗教系私学では宗教教育に類することをしているところがあります。
        今年の事件ですが、大阪の私立高校生が自○しました。
        彼がカンニングをしたことにより重いペナルティを課せられたというのが自○原因のようですが(ペナルティを課すこと自体には賛成です)、課題の中に「般若心経の写経80回」というものがありました。このような教育を行う学校を公費で無償化することは、政教分離原則に反しないかと思っています。

  8. 匿名 より:

    教育無償化の原資はあるんでしょうか
    今日テレビで前原氏が無償化による負担に
    ついて話していましたが、財務省の立場からして
    そのまま受け入れるとは思えませんが

  9. 匿名 より:

    元々維新なんて極端な新自由主義的なきらいがあるから、全く期待していないどころか、個人的には立民と同じくらい問題だと感じてるのでこのまま支持率下がればいいなーと思う次第。某円が紙屑になると仰る尊師もおりますし。
    教育無償化はどうなんですかね。恩恵を受ける世帯が限定される上に、多分格差を広げるだけだと思いますが。
    それよりは、減税や公共投資といった王道な財政政策を通じて中間層を復活させるべきだと思います。奇策はいらない。

  10. JA より:

    自民は、主導権を奪取する見込みが立たなかったので、高めの玉を投げて、食いついてきたら主導権を取れてラッキー、食いついてこなかったので、先日かけた保険(維新)を使って、追い込まれないようにした。普通の選択ですね。
    国民民主も、自民の投げてきた玉をみて、意図を理解した(これに反応したら主導権を奪取される)ので、予定のパフォーマンスで打ち切った。
    これは選択肢の範囲で、完勝ではないが、103万の壁を多少動かしたと主張できるし、ある程度少数政党の目的は達成したということですね。
    これから、自民や国民民主は、予算、選挙やその先も存続していくだろうから、長期戦で、お互い意趣返しする局面が出てくるでしょうね。

  11. はるちゃん より:

    前原共同代表が馬鹿でなければ、維新の抜け駆け的予算案賛成は、維新に壊滅的打撃を与える事くらいは理解していると思います。
    普通に考えれば、国民民主と連携して、178万円と高校教育無償化両方実現するというのが最善の選択肢では無いかと思います。
    財務省の思惑は、国民民主と維新の分断作戦でしょうけど。
    今回国民民主と維新が連携して、両方の要求を財務省に飲ませることが出来れば、両者ウィンウィンという結果になります。
    財務省が主役になってしまっているのが何ともですが。
    これが今までの自民党政治の真の姿だったという事ですね。

    1. CRUSH より:

      でも、前原は実績的に馬鹿ですからねえ。

      個人的には、玉木も吉村も
      「対決姿勢を出しすぎ」

      178万円のラインを譲歩する必要はありませんが、
      「同意してくれたら全ての手柄は自民党に!」
      くらいのリップサービスを大盤振る舞いすべき時期なのに。

      石破は自閉的なので、北風ピューピュー作戦よりも、太陽ポカポカ作戦で、
      「怖くないから出ておいで」
      がよいかと思うのですがねえ。

      今なら宮沢1人をスケープゴートで血祭りに上げておけば済むし、結果的に税収が増えたなら財務省も文句はなかろうし。

      え、財務省のプライドは?
      知らんがな。

  12. 匿名 より:

    さすがはダムをディレイさせた実績を誇る前原氏、「大綱に文言入れ」だけで地雷踏むのか?
    勤労者の税金で似非留学生用私立学校まで潤すつもりか?
    国政維新の悪手妄動は大阪維新にも響… 大阪は維新以外が酷過ぎるから今少し保つか?

  13. 匿名 より:

    宮沢洋一・自民党税調会長が提示した「123万円」は、この「178万円に向けて引き上げる第一歩」あり得ないと思います。

    今まで国民に期待させといて裏切り続けているのが自民党ですよ。

  14. カズ より:

    自公は政界の根無し草に何を期待してるんでしょうね。
    「政局のままに流される」のが彼の誠意なのにね・・。
    ・・・・・
    記者:前原政治のポリシーをお聞かせください?
    前原:「ポリシーを持たない」のがポリシーだ!
    ・・。

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