前職勝利の兵庫県知事選…裏のテーマは民意対マスコミ
昨日行われた兵庫県知事選挙では、兵庫県議会から全会一致で不信任を突き付けられた前職の斎藤元彦氏が当選しました。一部メディアの調査によると、若年層から圧倒的な指示を受けたとの情報もあります。6月の沖縄県議会選、7月の東京都知事選に続き、オールドメディアの社会的影響力が急低下している証拠といえるのかもしれません。
目次
沖縄県議選や東京都知事選の事例
当ウェブサイトでは、「政治経済評論」などと名乗りながらも、これまで、地方選挙に関する話題についてはあまり積極的に取り上げてきませんでした。
その理由はいくつかあるのですが、やはり最たるものは、著者自身が全国各地の土地柄に深く通じているわけではない、という点でしょう。
良く言えば「専門家であればあるほど自分の専門外のことに言及する際には慎重になる」ということの裏返し、悪く言えば「各地の実情を詳しく調査しようとしない、著者自身の単なる怠慢」、ということかもしれません。
ただ、今年に入ってから、当ウェブサイトでは地方選挙について言及することが増えている気がします。
たとえば6月の『「逆風」のはずの自民党、沖縄県議選で候補が全員当選』がその典型例ですが、それだけではありません。7月の都知事選に関しては、『都知事選挙で気になる3つの視点』を皮切りに、当ウェブサイトでもずいぶんと取り上げています。
裏のテーマは「マスコミvs民意」
そして、これらの選挙を巡り、(あくまでも著者自身の主観に基づき)その「裏のテーマ」を指摘しておくならば、それは「マスコミ報道と民意の対決」、ではないでしょうか。
マスコミが露骨な誘導を行っても、民意がそれに従わなくなり始めているフシがあるのです。
たとえば沖縄県の場合、とりわけ地元メディアは「オール沖縄(?)」と自称する勢力(日本共産党、社民党、沖縄社会大衆党などの左派勢力)をやたらと強く推す傾向があるようなのですが、6月の選挙では定数48人の議会で、自民党から立候補した20人が全員当選。
「反知事派」は公明党(4議席)、日本維新の会(2議席)、無所属(2議席)とあわせて28議席と過半数を制し、玉城デニー知事を支える「与党」側は20議席に留まっています。
地元メディアなどはこの県議会選の争点を巡って、「普天間飛行場の辺野古への移設の是非を問うものだ」、などと勝手に報じていたのですが、その理屈が正しければ、沖縄県の民意は「辺野古移設にYES」だった、ということです。
あるいは、7月の東京都知事選では、やはり左派メディアを中心とする一部メディアは、前参議院議員でもある齊藤蓮舫氏を強く推すかのような報道を行っていたようですが、現実の選挙では、齊藤蓮舫氏は「2位」にすらなれず、3位で落選しました。
しかも、齊藤蓮舫氏自身が出馬した、都知事選よりちょうど2年前の2022年7月の参院選で、齊藤蓮舫氏自身を含め、立憲民主党や日本共産党の候補者が獲得した合計票数と比べ、知事選における齊藤蓮舫氏の得票数は50万票以上減っているのです。
これなど、いずれもマスメディアがやたらと推す左派候補者が選挙で勝てなくなっていることの証左ではないか、と思えてならないのです。
自民が大敗した衆院選でも立憲民主党は票を増やしていない
もちろん、これは個別の選挙でそのような結果が出ている、という話であり、あまり一般化すべきではありません。
現実問題として、今年10月に行われた衆議院議員総選挙では、立憲民主党が50議席躍進して150議席近くを獲得する一方、自民党が約12年ぶりに単独過半数割れをし、自公連立政権が「少数与党」状態に追い込まれたからです。
ただ、この衆院選も、よく見てみると、そこまで単純なものではありません。
議席数で見て立憲民主党が躍進したことは事実ですが、実際の獲得票数で見ると、小選挙区では、立憲民主党はむしろ前回比で147万票も減らしている(『立憲民主党はじつは小選挙区で大幅に票を減らしていた』等参照)からです。
普段から当ウェブサイトにおいて指摘している通り、衆議院議員総選挙は小選挙区が主体で、第1党が(普通に勝利すれば)圧倒的多数の議席を持って行ってしまう、というシステムであり、今回の選挙は自民党がひとりで勝手に「ズッコケた」ために、比較第2党である立憲民主党の議席が増えたに過ぎません。
むしろ比例代表で圧倒的に票を伸ばしているのが「手取りを増やす」を公約に掲げた国民民主党だったという事実を見ると、やはりマスメディア(とりわけ新聞、テレビ)が勝手に争点化している「裏金問題」、「紙の保険証廃止問題」などが、(とくに若いネット層の)有権者には刺さっていないことは明らかです。
兵庫県知事選で失職した前職が当選!
こうした文脈で取り上げておきたいのが、17日に行われた兵庫県知事選挙です。
これは斎藤元彦氏が兵庫県議会で、全会一致で不信任を突き付けられ、知事を失職したことに伴い行われた選挙で、すでに報じられている通り、開票結果は斎藤前知事が全体の4割を超える票を得て再選されています(図表)。
図表 2024年11月分・兵庫県知事選挙 結果
候補者(※敬称略) | 得票数 | 得票率 |
さいとう元彦 | 1,113,911 | 44.85% |
いなむら和美 | 976,637 | 39.32% |
清水貴之 | 258,388 | 10.40% |
おおさわ芳清 | 73,862 | 2.97% |
無効票 | 19,979 | 0.80% |
立花孝志 | 19,180 | 0.77% |
福本しげゆき | 12,721 | 0.51% |
きじまひろつぐ | 9,114 | 0.37% |
合計 | 2,483,792 | 100.00% |
(【出所】兵庫県選挙管理委員会『令和6年11月17日執行 兵庫県知事選挙/兵庫県議会議員補欠選挙投・開票速報』データをもとに作成)
報道は公正だったのか
ちなみに斎藤氏が失職に追い込まれた契機は、(あくまでも報道等によれば)当時、県の局長だった男性職員が斎藤氏らを巡り、「パワハラ」、「おねだり体質」など7つの疑惑を文書で告発。
しかし、県がこの男性による告発を「公益通報」として取り扱わず、それどころか知事本人が告発者の特定を行ったうえで、県がこの男性を処分したことで、この男性が7月に亡くなった、というのです(状況から見て自ら命を絶ったとみられているそうです)。
そのうえで一部のメディアは「斎藤知事はパワハラ体質」などと決めつけ、元尼崎市長でもある稲村和美氏を推すかのような報道を繰り返したとのことですが、選挙の結果、兵庫県の民意は「斎藤続投」を選んだのです。
この点、著者自身は例の「パワハラ疑惑」などを巡って、あまり踏み込んだ内容は申し上げないようにしたいと思います。
ただ、著者自身が見る限り、X(旧ツイッター)上では、「斎藤元彦(氏)がパワハラを働くとんでもない政治家だ」、とする、一部メディアが垂れ流している認識の方が、じつはフェイクだったのではないか、といった論調に転じていったように思えてなりません。
要するに、メディアが自身が公平な報道をしていたのか、という論点です。
端的に言えば、今回の兵庫県知事選挙、沖縄県議会選、東京都知事選に続く「オールドメディア敗北」の事例ではないか、といった気がしてならないのです。
若年層中心に有権者の投票行動が変化している
いずれにせよ、以前の『【総論】腐敗トライアングル崩壊はメディアから始まる』でも指摘したとおり、マスメディアによる情報統制が、ここに来て一気に揺らいできたように思えます。
実際、一部メディアの調査だと、若年層ほど斎藤氏に投じた割合が高かったそうですし、また、国民民主党の支持率は若年層になるほど高い、といった調査結果も出ています。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>国民民主党の支持率、過去最高11% 39歳以下でトップ<a href=”https://t.co/91xS6KiS8h”>https://t.co/91xS6KiS8h</a></p>— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) <a href=”https://twitter.com/nikkei/status/1858283818337370564?ref_src=twsrc%5Etfw”>November 17, 2024</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
少なくともインターネットの発達がメディア支配に大きな風穴を開けつつあることに関しては、間違いないと言えるでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
今回の兵庫知事選では、投票率があがったそうです。
>https://mainichi.jp/articles/20241118/k00/00m/010/002000c
つまり、前回棄権した人が今回は投票したということです。(もちろん、前回も今回も棄権した人もいます)
マスゴミは、前回棄権した人のうち誰が今回は投票して、(前回のデータがないので)彼らの投票行動は分かりません。ということは、正しい選挙結果の予測ができません。マスゴミにとって、投票率が大幅に上げるということは、これまでの選挙結果予測手法が使えなくなるということではないでしょうか。
この若年層による強烈な成功体験は、プラスに働けば投票率の向上・対オールドメディア牽制
となり、マイナスに働けばSNS悪用による衆愚政治へ堕するリスクを伴うもの
リーガル・ハイで古美門研介が発言したように、民意とはかように大きな力を秘めている
ひとまずは、よかったけどね
投票率が示す通り、前職が、兵庫県民に積極的に選ばれたと言える事実は受け入れないといけません。
裏には既得権益を守ろうとする勢力がいて、激しい対立が起こっているとのことですが、兵庫県民にしか分からない肌感覚があるのかもしれません。
本当により大きな巨悪なるものがあるのか分かりませんが、もはや民意をマスメディアでは動かせない時代になったということだけは間違いありません。
あと、立花党主の見える陰謀論も新しいやり方ですね。陰謀というのは見えないから陰謀というんですが。
本件、居住地が異なるので、単に静観するだけで深掘りもしていなかったのですが、「マスコミ・メディアがヒステリックに騒いでいる=胡散臭い」という方向で認識していました。
なので、なるほど、という結末ですが、維新@兵庫県はマスコミ・メディア的には都合の悪い存在だったのかしらん?という疑問もわきました。
なお、いつもNHKテレビ(8時〜10時)を観ているかみさんは、この斎藤知事の悪口を随分と言っていて、こっちに同意を求めていたので鬱陶しかったです。。。
テレビって恐ろしい。
某局の某ニュースショーでは某有名コメンテーターがテンプレみたいなSNS批判を繰り広げていました。
確かに法規制がないSNS選挙活動には問題がありますが、じゃあ斎藤氏の対抗馬に相当きな臭い活動家連中が与していた事実もきっちり報道してから言ってくださいよ、としか。
SNSを批判するのは無理スジかな。
インターネットのおかげで情報がとりやすくなった、他人の意見がきけるようになったということ。
テレビ、新聞は電話のおかげで簡単に世論調査できるようになったでしょ。
選挙に楽しさを求めてはいけないですが以下面白いと思ったポイント
・土俵際まで追い詰められた力士が最後に大逆転するような選挙展開
・アラブの春のようなインターネットの活用
・市長22名のオールスターのヒーロー集団の出現
・謎の援軍の出現。JR立花駅に立花さんが登場。
と日本人大好き判官贔屓心をくすぐられる要件がいくつかそろっておりました。一方でデマも飛び交っていたと聞きましたので、今後、言論弾圧対製造物責任法的な観点から規制の強化には憂慮といった感じです。
今後の選挙にはSNSの活用が重要ということで蓮舫ダンスたくさん見れるとしたらあのダンスか好きなワタシとしては胸が熱いです。
市長による支持表明は裏目にでましたね。
稲村支持を表明した市長会有志22名(神戸新聞にちゃんと出ていました)は
蓬莱務 小野市長
酒井隆明 丹波篠山市長
清元秀泰 姫路市長
松本真 尼崎市長
石井登志郎 西宮市長
上崎勝規 洲本市長
藤原保幸 伊丹市長
谷口芳紀 相生市長
岡田康裕 加古川市長
山本実 たつの市長
牟礼正稔 赤穂市長
山崎晴恵 宝塚市長
仲田一彦 三木市長
都倉達殊 高砂市長
越田謙治郎 川西市長
高橋晴彦 加西市長
林時彦 丹波市長
守本憲弘 南あわじ市長
藤岡勇 朝来市長
門康彦 淡路市長
福元晶三 宍粟市長
岩根正 加東市長
石丸伸二氏の私見が記事に出ていました
https://news.yahoo.co.jp/articles/42496ebe6883c77a58c109ba4825308c4e027dc1
ちなみに加わらなかった(※斎藤支持と言う訳ではない)のは
久元喜造 神戸市長
丸谷聡子 明石市長
髙島崚輔 芦屋市長
関貫久仁郎 豊岡市長
田村克也 三田市長
大林賢一 養父市長
片山象三 西脇市長
の7市長。芦屋市長は史上最年少の26才で市長になった人ですね。まともな判断ができたのはエライ!
「22市長」中の2人、伊丹と宝塚の市長は当選直後に釈明?命乞い?に行った模様
いや~、作り物のドラマよりも何かオモロイわ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e346c664416178dbdc70b4aabe2846f8ab1daf11
公平、不偏と言いながら、先の衆議院選挙で裏金議員と印象操作して、選挙が終わるとしれっと報告書不記載議員と言ってみたり、今回の兵庫の知事選挙では、ネットの情報をデマといい、自分達は疑惑と言う、オールドメディアの胡散臭さが見透かされましたね。
NHK は、Youtube 動画などはこの世に存在していないかの如くのだらだらと長いフォローアップ記事を掲出しています。公用パソコン、不倫日記、動画、流出、記者。今回の復活当選劇を特徴づける重要キーワードのどのひとつも触れていません。
隠蔽は通用しない。ますます炎上するだけです。
キーワードてんこもりのyoutubeがありました。
大炎上中の兵庫県知事選挙。内部告発騒動から秘密会の音声公開、兵庫県の政界に渦巻く力関係…斎藤元彦氏を取り巻く深い闇を解説します。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014636221000.html?fbclid=IwY2xjawGoFaNleHRuA2FlbQIxMAABHVehcacm-zN3H0tGkNPd9p8WtuUQ-q8X1O-7dGjRyIlXf2mAmu1tw8DxsQ_aem_BEmlHBLY6-vMhfQg1O-9sA
>パワハラの疑いなどを告発する文書が出て県政が混乱し、議会から不信任を議決された斎藤。知事選に再び立候補したが、当初は「ことの経緯を踏まえれば再選は厳しいのではないか」という声もあった。
>ところが斎藤は急速に支持を広げ、有力視されていた候補を破って勝利したのだ。
>選挙戦で何が起きていたのか、その舞台裏を報告する。
>(神戸局取材班)
NHKは記事本文中で、「斉藤」と呼び捨てですよ。
こういうスタイル、人生であまり記憶に無いですね。
逮捕された芸能人でも○○メンバーと呼称してもらえるのに。
よほど頭に血が上ったのかなあ。
でも言論機関としては自爆テロですね。
客観視点や冷静さを失っている証左ですからねコレ。
だっさ。
“オールドメディア”の『世論誘導力』は低下していると見て間違いなさそうではアリマスが、
比較的高い年齢層まで“オールドメディアの報道”や“オールドメディアの報道姿勢”に疑問等持っている人々がわりと増えつつあるかの模様
「朝日が批判してるなら~」系の反面教師視が根底に在るやのメも棄てきれナイので、ソー云う意味での『影響力』は保持し続けていると観ておいた方がヨイかも知れませナ…
知らんけど
選挙後のマスコミの反応も「ネットの怪しい情報で・・・」系のもので自らを戒めるものはあまりなさそうですね。(一部には反省の弁もあるようですが)
米大統領選の後をなぞるようで草であります。
大きな流れは変わらないかな。気づいた時には時すでに遅し。
> 米大統領選の後をなぞるようで
同感です。稲村は、ハリスか蓮舫か。
隠れトランプならぬ、隠れ斎藤が多くて、オールドメディアが出す数字が狂いまくり。
文在寅に月娼団が居た様に、斎藤を支持する中高年女性集団が居た。
彼女らはオールドメディアの主張を承知しているので、表向きは反斎藤だ。
オールドメディアでは、当初再選の見込みゼロで立候補し、ネット等の援護で大逆転したみたいに言われているが、違うだろ。
不信任案が通った時点で既に、彼女らだけでなく、斎藤本人も、再選の可能性を見込んでいた。
ネットとの関連性が希薄な層に迄、「オールドメディアが、カルテル組んだかの様に大合唱している事は、胡散臭い。」という知識が広まってしまった。
彼女らには、玉石混淆のネットより、井戸端会議・フェイスツーフェイス・口コミですよ。
ネットの力は、最後のダメ押し程度で、ここらに書かれている程のものではなさそう。
いつも楽しみに拝読しております。
この件、ブログ主様が結果を見てどんなコメントをされるのか、少々期待して見ておりました。ろくでもない候補者の中から少しでもましな人を選ぶのが選挙、とりあえず投票には行こう、というようなことが具現化しているように思います。
今回の件は他人事でしたが、自分が同じ情報環境で有権者だったらどう行動したか、シミュレーションしてみようと思っています。
認知機能の衰えが進みつつある後期高齢者層に頼りきり運命を共にするしかないところまで無策を通した重厚長大装置産業系マスコミ・メディア。
部外者からするとホントに不思議です。
ソニーの社長であった出井氏がインターネットはビジネス界にとっての隕石という趣旨の話をしていたのは90年代半ばぐらいと記憶します。
それから四半世紀も経っているのに成果のみえる改革は実現できず、改革はおろか、まともな人材は去り反社会的分子が先鋭化していくばかりというようにみえます。
部外者からは想像もできないぐらい、従前の環境が居心地の良かった故、実効性のある改革は何もできなかったのだろうな、ということなのでしょう。
そういえば、私は地価高騰の影響をまともに受けた世代でしたが、その世代において辺鄙な所ではない所に家を買えたのは、自分の知っている範疇の一人はTV局勤務の人でした。そういう時代でした。
「テレビでは選挙期間中、選挙、候補者に関する報道は自粛している」
だがSNSはそうではない。
だから斎藤氏が勝ったんだと言わんばかりのコメントをテレビでやっていた。
>報道は自粛している
衆議院選挙では、裏金ガー、2000万円疑惑ガーと特定の候補者を名指しで攻撃していたのに、どの口が言うのでしょう。
斎藤氏が復活してしまうとマスコミが仕立て上げたストーリーが破綻してしまうため、斎藤氏に不利な情報があれば喜々として報じたであろうが、斎藤陣営の怒涛の勢いは止められず、最後はこうなりました。
姫路駅前
https://budou-chan.jp/topic20241115/
三宮駅前
https://www.instagram.com/motohikosaito_hyogo/reel/DCbUNRlv5A7/
私は日共党員時代から維新が嫌いで嫌いで、そういう意味では斎藤さんを支持できないなぁと思っていたのですが、そのうち結局維新が与党のはずが斎藤さんを裏切って。さすがに立民の候補を推したりはしてないが。こんな裏切りを経て私は斎藤さんが当選して他県ながら本当に良かったと思いました。
更には稲村候補には立民はしばき隊や有田よしふ氏、望月イソコ氏、などなどがこぞって支持なさって、ああオールスターだなと。猶更、稲村候補ではなく斎藤知事再選でよかったと思った次第です。
今回の兵庫県知事選の結果は、国民民主党に勇気を与える結果になったんじゃないかなあと思います。
オールドメディア・政治家などが徒党を組んでのプロパガンダでも通用するとは限らないことが選挙結果で示されたので。
国民民主党は斎藤知事に推薦を出してないはずです。立民の候補を支持していたんじゃなかったですかね?
https://www.sankei.com/article/20241102-O3RGEV3KQJMFVC3JZFQNPQC3U4/photo/ENICMBH2QRNBJCRALXVHRTNN7I/
立憲民主党兵庫県連と国民民主党兵庫県連は2日、それぞれ神戸市内で会見を開き、兵庫県知事選(17日投開票)について無所属で立候補を表明している元同県尼崎市長の稲村和美氏(52)を支援する意向を示した。両党の所属議員らは既に稲村氏の支援に動いているが、いずれも特定候補の支援や自主投票については機関決定しない方針だという。
国民県連代表の向山好一衆院議員は告発文書問題について、「県政の状況は悲しくて仕方がない」と述べ、「県民目線で県政を推進していくにふさわしい方は稲村(和美)さんしかいない」と強調した。
一方で、NHKの出口調査では国民民主党支持者の60%が斎藤知事に投票したとアンケートに答えています。国民民主党に所謂「岩盤支持層」はほとんど居ないのではないかと推量できるので、「総選挙では国民民主、知事選では斎藤」という層ですね。
今回、国民民主も知事不信任に賛成し、向山衆議院議員が「稲村さんしかいない」と言った事は、党首の不倫より深刻な事かも知れません
SNSの選挙に与える影響力が、明らかにテレビ・新聞を上回った、ある意味では画期的な選挙結果だったと評価して良い、と思います。
ただそれが日本の社会にとって、本当に良いものなのか、はまだ判断がつきません。
「斎藤氏は被害者で改革を嫌うマスコミや既得権益層がいじめている」というストーリーが一定の説得力を持ったのでしょうが、それは新宿会計士さんが日頃仰る評価=主観であり、事実かどうかは別物です。。
「斉藤氏がパワハラをした」ということは、県職員アンケート(約9700人対象)で140人が目撃や経験をして実際に知っていると答え、「実際に知っている人から聞いた」「人づてに聞いた」を合わせると回答者の42%が見聞きしていることから、私は事実と考えます。
また、対抗馬の「稲村氏が当選すると外国人の地方参政権が成立する」という言説は、本人も公約に掲げておらず、かつ否定しており、事実ではありません。
今後さらにSNSの影響力が増大していくであろうと思いますので、どうしたらよいのかなあ、と考えています。救いとしては、若者が政治に関心を持ってくれたことは、良かったと考えています。
>、県職員アンケート(約9700人対象)で140人が目撃や経験をして実際に知っていると答え、
一人で何度でも答えられる、数を計る上では精度は極めて低い調査方法。
事実は140人が回答したのではなく140回の回答があったということ。
真実を知りたいのならもうすこし深く調べてみては?
これは、丸尾まき県議(緑の党、稲村氏の手先)が設定した私的なアンケートだそうですよ。「違法な」パワハラがあったという証拠はいまだにでてきていません。あったらもっと激しく攻撃されていたはずです。
KNさま
コメントありがとうございます。
私的なアンケートではなく、兵庫県議会 文書問題調査特別委員会が実施したアンケートですよ。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/gaiyo/koho/documents/061011-3.pdf
パワハラについては、厚労省にその定義があります。上記アンケートの14~28ページをご覧頂ければ、「違法な」パワハラがあったことは、明白だと、私は考えます。
まさか裁判所に誰も訴えていないから、違法ではない、ということではないですよね。
私的か公的かは、ここでは問題ではありません。
まぬけな調査方法だから大事な決断をする資料には使えないね、という話。
議会が全会一致でアホな事をやらかしている状況なので、
「こんなまぬけな調査方法で断定しちゃう人たちだからさもありなん」
という状況証拠です。
遠回しにトドメを刺してるような?
擁護になってないと思いますよ。
それとパワハラに限らず告発が無いなら、単なる噂話でしょう。
あの百条委員会で俎上に上がったのが
「付箋を丸めて壁に投げた」
というだけなのですから、空振り三振もいいところかと。
このところTAKUさんの投稿は、なんだか変ですな。
ミスリードな書き方をして、なんの得が??
>まぬけな調査方法だから大事な決断をする資料には使えないね、という話。
CRUSHさま
ありがとうございます。おっしゃるとおりです。
法的な根拠がない状態で、任期途中で辞めさせる根拠はなかったと思います。
人間性を問題にするのなら、それは任期満了のときに審判を受ければよいことです。
こういうのもありましたが
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/11/18/kiji/20241118s00041000284000c.html
一次ソースまで確認しなくても、ある程度の信憑性が得られる情報ソースとしての価値が失われたオールドメディア。
もはや逆戻りができない段階になったと思います。
ネットで情報の取捨選択をし、自らで判断するのが正しいのでしょうが、
ネットに国境はないがゆえ国外からの情報誘導が容易になることが心配です。
朝日新聞と兵庫県知事選
・朝日新聞記者は渡瀬局長の公用パソコンの内容の公表をプライバシーを理由に妨げた
・朝日新聞の子会社DLE役員に渡瀬局長関係者
・百条委員会の証言者に元朝日新聞記者
・兵庫県東京事務所TOPは朝日新聞取締役(元警視総監)
玉木代表のお相手(一般人)は喜々として報じていたので、プライバシーを守るという言い分は説得力ゼロですね。
ヤバイものが入っていることをマスコミも事前に知っていて、もっともらしい理由で副知事を恫喝したということ。
どちらが公益性の高い事案かは明らか。
不届きを承知で申し上げると、傍観者としてとても面白かった活劇でした。
関西以外では、皆さんこの結果にさぞや頭が?マークだらけのことでしょう。
私は大阪府民で兵庫県民ではございませんが、会社には兵庫県の住民がいっぱいおります。
斎藤知事へのオールドメディアからの集中砲火とも言える強烈な個人攻撃の中で意固地になって退かない時点(鋼のメンタルとか呼ばれてはりましたよね)で、兵庫県民のならず関西圏の住民は何かオカしいよなと感じていた次第でした。それで兵庫県在中の方に尋ねると、オールドメディアの評判ほど酷い人でもなく、むしろ県庁の建替え廃止とか天下りの制限と、大阪維新の会が当初、府で行っていたような県政の改革に頑張っているという声の方が多かったのが事実です。
斎藤知事以前は、5期に亘り知事が一緒だったのですが、やはり20年ともなると相当な淀みが溜まっていたのだろうと容易に推測できます。
第一、県議全員が不信任案否決なんて不思議なことはない。
そしてNHK~の立花党首が参戦してから、県庁、自治労、議員、オールドメディア、そしてNETと住民が入り乱れて誰が主役なのと超カオス状態に突入。
本来なら敵対する自民党や維新の会所属の議員までが、斎藤氏を応援しだし、NETも個人情報なんて知るか状態の暴露合戦。もはや誰が味方か敵か、なにが真実なのかウソなのか(稲村候補の敗戦の弁として、「私は何と向かいあっていたのだろう」は、至極至言。本音でしょう)。
ただ百条委員会の議事録や音声の暴露(検索していただければ幾らでも出てきます)、稲村候補の尼崎市長時代のトラブルや退職金問題等、稲村陣営への爆弾投下は、見てて(読んでて?)本当お見事。
本来なら、ぶっちぎりで当選確実だった稲村陣営も急激な追い上げに焦りだし、選挙の3日前には兵庫県の7割を超える22名もの市長が、斎藤氏許さん、稲村氏こそ次の知事にふさわしいと連判状を出す始末(こんなん道理的に選挙違反だろ)。
シバキ隊まで神戸に出張ってきて斎藤氏への選挙妨害を開始し、それを稲村陣営が名を挙げて非難すればよかったのに選挙妨害は止めましょうと誰に向かっての発言なのか、その弱腰振りにさずがの県民も、やはりオールドメディアは、報道しない事由を乱用し事実を完全に隠蔽していたとの確信に至った(兵庫県民だけでなく関西人はほぼ確信)のが、この選挙です。
本当、NHKなんて普通の選挙報道ならば、出口調査とかでスグに当確とか出すくせに、昨晩は22時過ぎても、まだ斎藤候補優勢とのことですとの悪あがきぶりの放送に笑ってしまいましたよ。
白日に下にオールドメディアが、如何に酷い情報操作を行っていたのかが晒された、本当画期的な事象でした。
しばらく、各オールドメディアがどのような反省、スタンスを見せるか見ものです(相当数、なかったことにされるでしょうけどもね)。
しかし、これから本当に大変なのは再当選を果たした斎藤知事ですわね。
一面では、そもそも大騒動となった原因の一端として公益通報の認否や手順に問題なかったかと言えば、結果は理解するものの法的には如何とグレーなままですし。まぁ議会も職員からも四面楚歌の状況でしょうし、露骨な報復行動だけは差し控えてもらいたいものです。
面白かった。
小気味いい文体も粋。
おほめ頂いて大変恐縮です。
後で、読み直してみて大変な誤字に気づきましたので訂正させていただきます。
不信任案否決→不信任案可決
ぜんぜん逆ですよね。
ほんとに情けない限りで申し訳ございません。
NHKは冷静さを欠いてますね。
2000時に当確を打てないとは、調査分析能力の欠如を自分から公言してるに等しい訳なのに。
事情を知らない人から見たら、他の局は明日は雨だと予報してるのにNHKだけ晴れのち曇り所によりにわか雨とかハッキリせん予報してるような。
「こいつらポンコツだ」
と、失望失笑を買うだけなのにね。
それはさておき本題。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c367b06053d50bf6225fdb486e28fb194610713e
落選確実の稲村和美氏が語った困惑
「斎藤氏と争ったというより…」
異例の兵庫県知事選を振り返る
Yahoo!ニュース 11/17(日)
>また、日に日に注目度が増した選挙戦に
>「斎藤候補と争ったというより、何と向かい合っているのかなという違和感があったのは事実です」と首をひねった。
この落選直後のコメントに、よくよく表れているのは、
「アタシは斉藤と戦っている」
「政策を掲げて民意を問うてるつもり無し」
そりゃたしかに、こういう人たちが悪口にだけ特化したスキルを備えてる訳ですよね。
なにを実現したいのか?なんてどうでもよくて、斉藤に勝つことだけを考えてる。
それに対して今回の選挙では、喧嘩に弱いボンボンの斉藤はそのままで、イレギュラーなサポートとして立花が汚れ役を買って出た形に。
イノセントな坊っちゃんキャラから一歩も踏み出してこない斉藤と、まったくしがらみない他人として議会やメディアの理不尽を攻撃し続ける立花。
(なんとなくシャリアブルとかブラウブロという単語が脳裏に浮かびました)
稲村は、政策と実績を語ればよかっただけなのですが、政策も実績も具体的にはなにも無かった、だから負けたように僕には見えましたよ。
さまぁ~ずの大竹一樹さんの奥様の見解。
中村仁美、兵庫県知事選で熱狂的な支持者を生んだネットメディアのあり方に意見「規制を作った方がいい」 サンスポ
https://www.sanspo.com/article/20241118-LF3G4435TFH5TKVATHUTPXHPBY/
うーん…、お笑い芸人の嫁とは言え、やっぱり根っこがマスコミ脳だからこういう意見になるのでしょう。
何でもかんでもネットを規制すればいいという結論は短絡的ですし、言論や思想、表現の自由を著しく阻害するものだと思います。
マスコミ関係者やそれに群れる言論人はネットを敵視する傾向がありますが、それは自分達の思い描いていた事と現実が大きくかけ離れてしまっているからでしょう。
しかもその現実を受け入れようともしないのですから、本当に困ったものです。
さらに愚かしいのが、規制が実現したとしてそれがマスコミの報道に対する信頼が戻るわけじゃないってのに全く気付いていないところ。
ネットの情報の方が速さとかで勝るから選ばれてるってだけじゃなくて、
幾ばくかの人達がかねてから漠然と感じていた、オールドメディアへの不信が共有されて
個々人の中ではっきりと言語化されているのが今。
だから規制したところでオールドメディアの逆張りに民衆が動くだけの事。
井戸知事長すぎて反発した県庁内の一部が担いだ斉藤氏、出自経歴から更新官製知事として後継に据えられる
斉藤担いだ県庁内の連中が一気にやり過ぎで井戸体制下でウマウマしていた閥その他閥連に反撃喰らって斉藤ごと追い落とされ、知事選挙に至る
で、県庁内外の内ゲバに付き合わされた県民が県庁勢にNo! を突き付けた結果が今回
SNSの影響が大きかったというより、斎藤氏のパワハラ問題について新聞、テレビは噂やら県議会の動きを伝えるばかりで、肝心のパワハラの事実については何も報道しなかったという印象です。つまりは街の噂を伝える瓦版程度で、ジャーナリズムとは程遠いものでした。
百条委についても、県職員にパワハラについて見聞きしたことがあるか等のアンケートを実施したとか、何人が回答した等々の報道ばかりでした。そもそも事実を明らかにすべく設けられた百条委が誘導尋問臭い質問が並ぶアンケートを行う意味があるのか、「何じゃあ、そりゃ?」と誰も思わなかったのが不思議です。
ともかく今回の新聞、テレビの動きについては、報道とも言えない放送、記事ばかりでした。兵庫県民は、特に若い世代はそのようなあまりにお粗末な印象報道に乗せられるほどアホではなかったということでしょう。
自分は、斎藤さんが再選されたと聞いて、うそぉ、って思いました。
局長さんの告発文書を、公益通報扱いせずに、自分自身への中傷と捉えて犯人探しに走ったこととか、県庁職員の4割に相当する人たちが、斎藤さんのパワハラを現認したか、聞いたことがあるとアンケートで答えており、斎藤さん自身も、「厳しく指導したことがある」と一部パワハラを認める発言をしていたこととか、ワインをおねだりして家に持って帰って個人的に飲んでおいて、これをPRして県政に役立てるつもりだけど、まだPRはしてないと、変な言い訳してたこととか、要するに、斎藤さんに知事としての資質があるんですか?というところに疑問符が付いたので、知事失職に追い込まれたんだと、自分は思ってました。
ところがこれがいつの間にか、主にSNS上で、知事としてのこれまでの政策を引き続き前に進めさせてくださいという、斎藤さん自身の個人的な思いを打ち出す話にすり替わっており、あんなにきちんとお辞儀をするような人がパワハラなんかするわけないみたいな根拠レスな見解が幅を利かせてみたり、斎藤さんはいじめられっぱなしで可哀想だみたいな感情論先行な話が出てきたりだとか、SNSによって作られた雰囲気に流されるままに、いつのまにか斎藤さんが優勢な状況になって再選されちゃった感じになっております。
yahooのコメントを見ていても、「民意を得たということと、公益通報によって指摘された事項や百条委員会で追及されている事実認定の話とは別のことだよね」という趣旨のコメントが結構目につきました。
自分も、このyahooコメントと同じような意識を持っており、知事としての資質を疑われて失職した斎藤さんが、半ばSNSにその資質を疑われた点がマスキングされた状態で、斎藤さん頑張れムードのようなものが形成されて再選に至った今回の状況を見て、マスコミによる強引な世論形成もヤベェけど、SNSによる本質を度外視した雰囲気で押し切る情報発信も相当ヤベェんじゃないかって、改めて思いました。
自分は、斎藤さんの再選は、本来だったら斎藤さんの知事としての資質を問う目的で行われたはずの知事選が、SNSによっていつの間にかその趣旨が片隅に追いやられ、政策実現に向けて頑張れみたいな雰囲気に書き換えられた結果として起こったものではないかと考えています。
そういう意味では、マスコミによって形成された強引な世論も、SNSによって形成された本質を度外視した民意も、等しく眉に唾をつけて眺める必要があるのではないか、と思う次第です。
自分も気にしている点はそこのところです。
百条委員会のアンケート等などの情報を日本ファクトチェックセンターがファクトチェックすると、現在の情報だけでもパワハラ認定できるそうです。
今回の内部告発の内容がセクハラだとアウトでパワハラだと問題なくなると言う事実ができてしまったようです。
百条委員会が不信任を可決する前に、百条委員会主導で第三者による検証を行うことを決めるべきだったと言えますね。
今回の内部告発が一般企業で起きた場合、第三者委員会による調査が当たり前で、利益を得られる本人が調査や処罰は決められません。
県の条例が不十分だったわけですが不十分で済ませる案件ではないですね。
根本的には、県職員の内140人もの人がパワハラを見たと言っている点が重要と思います。3000人弱の人が聞いたとも言っています。
斎藤知事本人も自身潔白ならば、再選して改めて第三者委員会の調査を設置すると言えるわけですが言わないところを加味すると真っ黒と認識していると言えますね。
元大阪知事の橋本さんは内部告発の対応の仕方が、県知事としての資格がないと言っていますね。
百条委員会で第三者の調査を実施してほしいと外部の傍観者としては切に願います。
パワハラ専門家によるJFC記事の解説。
https://x.com/nittaryo/status/1857773037917196687
新田 龍
パワハラ専門家です。日本ファクトチェックセンターと称する団体の「斎藤前兵庫県知事はパワハラしていない?」記事を読みましたが、パワハラの定義を曲解し、証拠物件を恣意的に解釈し、「パワハラがあったんだ!」と世論誘導したい意図がミエミエのクソ未満の内容にめまいがしております。
お前らもう今から「日本フェイクメイキングセンター」とかに改称しろよ。仕方ないので、私がこのフェイク記事をファクトチェックしますね。
この続きはwebで!
「あなたの感想ですよね」と主観の水掛け論をしてもきりがありません。
OSINTで、わかる範囲だけで追いかけてみるならば、
①51年ぶりに百条委員会が招集された。(事実)
②百条委員会は、なんでも聞き出して真相を明らかにできるように、非公開。
③非公開だからこそ、委員会の中ではズケズケ質問するすじの会。
回答拒否は許されないそうですし。
④なのに、暴露された録音では、PCの中身のある分野については
「言わなくて良い」
「聞きたくない」
というスタンスでの議事進行だった。(おかしい)
⑤非公開だからこそ、部屋から出てきた関係者にマスメディアは
「なにが話されたの?」
「教えて教えて」
と迫るすじの状況なのに、暴露された録音では、
「プライバシーが漏洩したら責任取れるのか?」
「なんで話そうとしたんだ」=黙ってろよ
というハードな詰め寄り方をした。(おかしい)
⑥メディアは暴露された録音に、一切の抗議をしていない。
事実だと認めてる訳ですね。
⑦基本的にメディアは、相手に意見したらダメです。聞くのが仕事。
小学生レベルの常識ですわな。
⑧基本的にメディアは、説明する責任があります。
なんで、黙ってろみたいな事を詰め寄って言ったのか?
説明しなくてもいいですけど、じゃあ読まない人が増えるのも当たり前ですよね。
双方の主張を聞き比べなんかしなくても、客観的状況だけでも、すでに十分怪しい!と思いましたけどねえ。
なんで、どっちもどっちみたいに言う人が居てるのかしら。
不思議。
報道の中立性は「時間×面積」だけの問題ではありません。
「報じる内容の公平性(不作為の害)」の問題なんですよね。
*「多様な視点に基づく内容が無いよぉー!」・・ってこと。
多様な視点に基づいたら誘導したい方向へ振れないじゃないですか!!
兵庫県の話題だから、めがねのおやじさんのコメントがあるかなと思ったけど、やっぱりないですね。めがねのおやじさん、お元気でいらっしゃるかな…?
この件について思うことは2つ。
なんで1つたりとも斎藤知事のパワハラの物的な証拠が出てこないの?証言はあるのに。
9月の不信任決議案で86人の議員全員が全く同じ意見を示したわけだけど結託せずにそんな結果になるのは天文学的確率では?
※という趣旨のヤフコメは、9月の時点ではどちゃくそ低評価だった模様。
出戻り知事の態度や発言からの印象だと
パワハラ有無抜きにしても「嫌な感じ」の人間に見えるよ。
(完全に自分の主観だけの話)
実際に接してる人でないと彼の本当の人となりは判らないけど
今回メディアの切り抜き等で印象操作されてたとしたら
オールドメディアの印象操作スキルは凄いよね。
ついでにこないだ落選した音喜多氏。
自分は彼の選挙区とは縁も紫もない場所に住んでいるし、
実績もほぼ知らないんだけど
何かの記事で見たときに「なんか胡散臭い奴」て感じてた。
有権者もそう感じたんかなwww
>印象だと
>(完全に自分の主観だけの話)
>実績もほぼ知らないんだけど
他人にとっては役にも立たないどうでもいいコメントという訳ですか。
ご苦労様です。