自民党は「石破体制」を挙党一致でしっかり支えるべき
連日の「石破ネタ」で恐縮ですが、どうしても記しておきたいことがあります。まだ始まってすらいない石破茂政権を巡り、「石破(氏)で日本はお終いだ~」、は、少し早すぎます。私たち有権者の側に求められるのは、石破氏が「論功恩賞人事」ではなく、「適材適所人事」ができるかどうか、悲観もせず、さりとて楽観もせず、まずはしっかりと見極めるという態度ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
目次
どうしても言っておきたい:好き嫌いと成果は別物
金曜日の自民党総裁選を制したのは、石破茂氏だった―――。
これについては『総裁選で石破茂氏が当選…自民党政権の継続性に期待を』でも「速報」的に取り上げたとおりで、著者自身は「高市総理誕生」を前提にした予定稿を慌てて書き換えたため、『高市早苗氏、新総裁に選ばれる』という節タイトルがそのまま残ったというオチもつきました(現在は修正済み)。
連日の「石破ネタ」で恐縮ですが、どうしても記しておきたいことがあります。
それは、「石破(氏)だから日本はお終いだ」、「もう次の選挙では自民党には絶対に投票しない」、といった短絡的な発想をしないでいただきたい、というお願いです。
この点、当ウェブサイトをご愛読くださっている皆さま方はなんとなくお気づきでしょうが、著者自身、石破茂氏のことは、「好きか嫌いか」で問われれば、明確に「嫌い」と即答できます。
これにはさまざまな理由があるのですが、それらの詳細について解説し始めるとキリがないうえに、正直、あまり生産的でもありませんので、本稿ではとりあえず割愛します。
しかし、もうひとつ強調しておきたいのは、「個人的な人の好み」と、「その人が総理・総裁に就任することで日本がどうなるか」という論点は、まったく別物である、という事実です。
まず、石破氏は今回、なんらかの不正によって自民党総裁選を制したわけではありませんし、自民党が党則で定めた正式なルールに則って、正々堂々と政策論争を戦わせるなどし、その結果として誕生したのが石破茂総裁(≒石破茂「首相」)です。
そうであるならば、私たち有権者としては、まずはその自民党の選択を尊重するのが筋であり、そのうえで、どうしても今回の自民党総裁選に納得がいかないのであれば、次の選挙では自民党以外の政党や候補者に票を投じれば良いだけの話です。
だからこそ、石破政権の組閣、党役員人事については、まずはしっかりと見定めるべきでしょう。
自民党はむしろ、任期満了まで石破体制をしっかり支えよ
それに、著者自身は石破茂氏という人物、端的にいえば「嫌い」ですが、だからといって「自民党内で石破下ろしが始まってほしい」とはまったく思いません。むしろ、自分たちで総裁に選んでおきながら、その自分たちで選んだ総裁を引きずり降ろそうとする動きが出て来たならば、そのときこそ自民党に幻滅します。
著者自身が自民党の各議員に心から期待するのは、まずは自分たちで選んだ総裁なわけですから、挙党一致で石破体制をしっかりと支えることです。
また、決選投票で高市氏に票を投じた議員も半数近くいるはずですが、これらの議員も「党を割って第二自民党を作る」などと考えず、しっかりと自民党内に残り、自民党がおかしくならないよう、きちんと活動をしていただきたいと思います。
そうでなくても自民党というのは集団指導体制のような政党です。
歴代最長の政権を率いた故・安倍晋三総理大臣ですら、彼が成し遂げようと思っていたことのすべてを成し遂げることは不可能でした。いまだに改憲ができていないことに加え、安倍総理自身がアベノミクスをみずから否定するかのような、2度にわたる消費税増税を断行するなどしたからです。
靖国参拝と慰安婦合意は安倍政権の「汚点」?
もちろん、消費税の増税法案は前任者である(旧)民主党の野田佳彦元首相(現・立憲民主党代表)の置き土産であり、これを安倍総理の責任に帰することは酷かもしれない、という見方もあります。
しかし、増税法案を提出したのは民主党内閣ですが、その法案に(当時は野党だった)自公両党も賛成していたため、「消費税の増税でアベノミクスの腰を折ったこと」の責任の一端が、自民党にないはずなどありません。
さらに、安倍総理は一部の「限界右翼」から、舌鋒鋭く批判されている人物であることも忘れてはなりません。
というのも、安倍総理は再登板後の2013年12月26日に靖国参拝に踏み切った以外は、在任中、ただの一度も靖国に足を踏み入れなかったからです。
さらに、2015年12月28日の、いわゆる「日韓慰安婦合意」では、「安倍(総理)自らが慰安婦問題を事実であるかのごとく認めたではないか!」などとする批判もあり、これらを安倍政権の「汚点」に位置付ける人もいます。一部の「限界右翼」のなかには、安倍総理暗殺を喜んだとする情報もあります。
しかし、著者自身は「物事には必ずプラス、マイナス両方の側面がある」と考えている人間であり、慰安婦合意に関し、日本の名誉と尊厳を傷つけた合意である反面、これにより自称元慰安婦問題を完全に韓国の国内問題に転換することができたという成果も得られたと考えています。
また、総理大臣の靖国参拝に関しても、現状では国際社会との摩擦が不可避であり、限られた政治的リソースを費やすことにはかなりのリスクを伴うと考えています。
もちろん、待っていれば、総理大臣に加え、天皇陛下のご親拝まで実現する時代は、いずれ来るかもしれません。
たとえば靖国参拝の「ご注進報道」を行ったメディアが完全にこの世から姿を消し、ウクライナ戦争ではロシアが惨敗して国土が分割され、中国も共産党政権が崩壊して内部分裂し、台湾進攻を完全にあきらめざるを得ない状況に陥るなどすれば、総理が堂々と靖国参拝できるようになるかもしれません。
ただ、現在は残念ながら、まだその機が熟しているとは言い難い状況です。
昨日の『「石破氏を選んだ」のでなく「高市氏を選ばなかった」』でも指摘したとおり、仮に高市「総理」が実現していたならば、高市氏の靖国参拝で再び日本が外交的に孤立する状況もあり得たのです(ちょうど2013年の安倍総理の靖国参拝直後の日本のように、です)。
その人が総理になって良かったかどうかは「総合的に」判断すべき
それに、著者自身、当ウェブサイトを通じ、安倍政権時代から申し上げている通り、ある政治家が首相になって良かったかどうかについては、「総合的に見て」、日本が良い国になったかどうかで判断すべきだと考えている人間のひとりです。
こうした観点からは、安倍総理はもちろん、その後継者である菅義偉総理大臣、そしてさらにその後継者である岸田文雄首相は、いずれも十分に合格点だと考えています。
とりわけ岸田首相に関しては、(これは著者自身の勝手な見方ですが、)当初は悪い意味での「宏池会政権」風味を醸しだしており、「新しい資本主義」なる怪しい概念とともに、アベノミクスだけでなく、資本主義の根本原則を否定するかのような政策を呈示していたのです。
ただ、岸田政権も途中からかなり方針が変わり、とりわけ安倍総理が暗殺される前後あたりからは、原発の再稼働・新増設方針や防衛費の増額、安保3文書の制改定、さらには地震被害に見舞われた石川県能登半島の復興のための真摯な努力など、評価できる点はいくつもあります。
また、東京・山手線の駅名を冠した怪しげな自称会計士からは「やらない方がマシ」などと舌鋒鋭く批判された定額減税も、見方を変えれば、岸田首相が財務省を敵に回してでも税収増の果実を国民に還元しようとする動きと評価することができるかもしれません。
著者自身、安倍総理は2度の消費増税、菅総理は太陽光などの再エネ推進、岸田首相は稚拙な対韓外交など、それぞれに「評価できない点」もあったと考えているクチですが、それでもトータルで見て、安倍、菅、岸田の3代の政権は、日本をより強く、より良い国に変えていく成果を残したと評しているのです。
今回落選した候補者らにも可能性は十分にある
このあたり、当ウェブサイトでは、「首相なんて誰がやったって一緒さ」、といった飲み屋談義を「完全に誤った考え方だ」とこれまで主張してきましたが、それと同時に、自民党政権であるならば、誰が首相をやってもある程度は同じような成果があがるべきでもあります。
高市氏は残念ながら落選しましたが、高市氏の考え方のエッセンスは自民党内の多くの人に、共感を伴って共有されているはずです(そうでなければ第1回投票でトップになることなどあり得ません)。
また、今回の総裁選に出馬していた人物のなかでも、(あくまでも著者個人的には)小林鷹之・前経済安保担当相に加え、上川陽子・現外相や林芳正・現官房長官、加藤勝信・元官房長官らのように、主張内容に理がある人物も多々いることがわかりました。
これらの人材が石破体制下で閣僚や党幹部などの要職に起用されると、いったい何が起こるか―――。
あくまでも著者自身の理解に基づけば、石破氏自身、党内基盤が強い人物でもありませんので(※くどいようですがこれは私見です!)、うまく人事が組まれれば、結果的には「高市政権」が実現するのと大差ない成果をあげることだって可能であるはずです。
もちろん、これらの人材は、真摯に職務を全うすれば、2027年の総裁選への出馬の可能性も出て来るでしょう(※ただし、自民党総裁選の慣例として、現職が総裁選に再出馬する際、挑戦者は閣僚や党幹部などのポストから外れていることが必要だそうですが…)。
個人的な懸念事項といえば、石破「首相」のもとで、遅くとも2025年10月までに実施される衆議院議員総選挙、及び同年7月頃に実施される参議院議員通常選挙という2回の大型国政選挙を自民党が戦えるのかどうか、という点です。
保守的な政治性向を持つ人を中心に、少なくない国民は石破「首相」に厳しい目を注ぐと思われるため、石破体制が自民党の勢いを削ぎ、結果的に2009年の政権交代の悪夢が再び現実のものとなるのかは、注視したいところです。
こうした観点からは、僭越ながら石破「首相」にアドバイス申し上げるなら、もしも自民党を勝利に導きたければ、就任後できるだけ早いタイミングで衆院解散総選挙を実施すべきでしょう。一般論ですが、新政権発足直後の「ご祝儀相場」で解散総選挙をやれば、自民党が勝利できる可能性が高いからです。
石破氏は露骨な論功恩賞人事を行うのか、それとも適材適所?
もちろん、衆院選で勝利できた場合であっても、来年夏の参院選に失敗するリスクもあります(※もっとも、そのことを踏まえたうえで、自民党議員の皆さまが石破氏を総裁にしたわけですから、これも自民党議員の自業自得ですが…)。
ただ、冒頭から申し上げているとおり、あくまでも自民党の皆さまは、自分たちで定めた党則に従って総裁を選んだのですから、よっぽどのことがない限り、「石破下ろし」などせず、むしろ挙党一致で「石破体制」をしっかりと支えていただきたいところです。
もちろん、「石破氏が露骨な論功恩賞人事を行い、自民党内に亀裂を加える」、「党内にしこりが残ったまま大型国政選挙を戦うも惨敗し、その責任を取って石破氏が自主的に辞任する」、といったシナリオはあり得るところですが、いかんせん、まだ石破政権は始まってすらいません。
一部報道では、石破体制は「林芳正官房長官/森山裕幹事長/菅義偉副総裁」などの観測も出て来ており、これが事実だとしたら、(麻生太郎総理や茂木敏充幹事長は排除される方向と思われるものの)骨格的には岸田政権時代をなかば引き継ぐものと評することもできます。
あるいは、麻生総理の影響力を削ぐ代わりに菅義偉総理の影響力が伸長するなど、事実上の「宏池会+神奈川グループ」の連立政権のようなものでしょうか?
これはこれで気になるところです。
ただ、閣僚人事・党役員人事がどう転ぶにせよ、現時点で「石破(氏)のせいで、日本はお終いだ」、などと述べるのは、早すぎます。
私たち有権者の側に求められるのは、石破氏が「論功恩賞人事」ではなく、「適材適所人事」ができるかどうか、悲観もせず、さりとて楽観もせず、まずはしっかりと見極めるという態度ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
悲観で盛り上がれる人たちも、おっちょこちょいですね。
ヒギンズ教授が居なくても陽はまた昇るしウインザー城は立ってるし。
都民としては、石丸伸二に続いて
「期待のルーキー2連敗」
なのでへこみますが、まあ様子見するしかないし、なるようになるだば。
小池百合子の場合、特にほめるところがないし腹は立つけどさして失点もないので、これまでと変わらないだけ。
石破茂の場合、高市&その支持者が頑張ったおけげで、たぶんあちこちに票を頼んだだろうから、しがらみで身動きとれなくなってる様子。
落ち着いて見守りましょう。
自公の協力体制について、石破&フレンズはどうするのかな。
党内の民意は「高市TOP」なので、当選がおぼつかない人たちほど、すぐに魂を売りがちなので、これまでと変わらないだけ、かなぁ。
公明党自身がBBAばかりになってヤバいらしいので、お互い泥船みたいな。
これも落ち着いて継続観察ですね。
長い目でみたら、従来野党が自爆壊滅したあとの
「まじめに政権担当できる健全な批判勢力」
の位置づけが絶対に必要なので、高市さんには維新や国民との政策協議などをする充電期間に充ててほしいですね。
かなり不安ではありますが、”あの”鳩山首相時代や菅直人首相時代でも日本は
”終わり”はしなかったので、石破政権をあまり悲観的に捉えるのも良くないでしょう。
とはいえ、すぐにボロを出しまくって国民からブーイングを喰らいそうな
予感もあるしなあ……オールドメディアは「高市だけは嫌だ」の精神で庇いそうだし。
とりあえずは、不安と共にお手並み拝見、ですかね。
高橋洋一氏:
「株価の話わかりやすいから。(総裁選)1回目の投票まで高市さんで(日経平均は)ずっと上がってて。石破さんとわかった途端、(先物が)ドーンと落っこった。マーケットというのは正直なんだよな。」
月曜日(9月30日)は「暗黒の月曜日」になるのかな
スレを駄文で汚さぬようせねばならない
選挙までは正体を隠さねばならない
犬HKなどメディアに新政権の素晴らしさを宣伝させねばならない
中国との関係は悟られないようにせねばならない
党は石破が石破しないように監視せねばならない
選挙までは良い政権である振りを続けねばならない
株価暴落の要因は他に転嫁しなけれなならない
党が一致団結して政権運営を行っているように見せねばならない
総裁選に至る振る舞いは早期に忘却させねばならない
選挙までは玉虫色の公約を国民に見せておかねばならない
票減は安倍派と保守派に向くよう仕向けねばならない
財務省の命令は一時隠しておかねばならない
早朝から人の気分を害するような書き込みをせぬようにしなければならない
・今日からもあなたも石破茂 「何かを質問された時」編
https://twitter.com/tweet_tokyo_web/status/1835295477132378172
令和ニッポンに流行るもの
ゲル芸は総裁に学べ
取締役会も、株主総会も、不祥事釈明緊急記者会見も、ゲル芸で乗り切れ
石破(新)総裁は、総裁選決選投票で3位以下の候補に借りをつくった形になります。そのため、(党員党友票を石破陣営より集めた)高市早苗陣営からでも有能な人材を、(決選投票で応援してくれた人の不満を抑えてでも)登用でいるかで、新総裁の実力が測れるのではないでしょうか。
何をするかですね
日本軍設置 核武装しれほしいです
為政者が無能(中国では幼かったり、本当に無能)のとき、官僚(組織)が為政者をコントロールせざるを得なくなる。国の滅亡の兆候ですよね。
ポチの次はセピア色のマリオネットですか。
どのくらい踊れるのでしょうか?
今回の結果は予想外。1回目の結果を見て高市さん確定と思ってた。相場がいきなり3円円高になるなど市場も同じ感想だろう。
まあ残念がるより、ここからどうすれば良いか考えれば良い。高市さんは党員投票トップの事実をことごとく引き合いに出して発言権を確保していけばいい。
石破さんにしても議員たちに嫌われてる事実は変わらないので、自論をフリーパスで通せるとは考えてないでしょう。高市さんなどの主張を取り入れていかなければ党運営が出来ない。
案外面白い展開になりそう。
>一部報道では、石破体制は「林芳正官房長官/森山裕幹事長/菅義偉副総裁」などの観測も出て来ており、
最終的にどうなるかは分かりませんが、石破氏は党内基盤が弱くて、既存路線を大きく変えることは出来なさそうですね。
石破氏が何かしなくても、彼を総理総裁に据えておくことで、体制として上手く回るというのならそれでいいと思います。
しかし、一部報道では高市氏が総務会長を固辞し、閣僚への登用も固辞しているという話がありますが。
これが本当なら、個人的には残念です。高市氏なりの言い分もあるのでしょうけど。
政調会長は経験しているものの、高市氏に対してはまだまだ重役ポストの経験が薄いというのが自分の評価です。
総務会長として自民党内で存在感を上げ、意見を調整する経験を積む。
特に、総理になったら持論に沿わない政策も出てくるでしょうし、それをどう捌くかという問題も出てくる。
そういう経験を乗り越え、組織を支えることが出来たら、今の彼女に足りないものを補い、総理の椅子により近づける。そういう絶好の機会にも思えたのですが。
新宿会計士が指摘する通り、閣僚や党4役は総裁選に出れないからでは?
「回りの人達を入閣させて欲しい」「どうしてもと言うなら幹事長しか受けない」「何故『敵』の石破さんを支えねばならないのか」
報道の全てが正しい訳では無いでしょうが、どうも高市さんは長期政権にはならないと踏んで入閣しなさそうです。
未だ心に受けて傷を引きずっています。
世の中には企業業績が長期に亘り低落方向、社内では顧客ニーズや状況変化に目を向けず派閥闘争に明け暮れ、意を決した改革派を既得層が排除、挙げ句の果てに債務超過で廃業、という老舗企業が幾つもあることでしょう。
今回の自民党総裁選挙の結果はそれを想起するものでした。
しかもその内部派閥闘争の様子をつぶさに観察されています。
企業のアナロジーで考えると、この先幾つかのオプションが考えられますが、もう手遅れの感じも漂います。
やる気のある人を組織の総意で排除した。
人材が財産の組織で決してやってはいけないことでした。
高市氏としては、高市氏自身の、そして自民党の最大支持層である岩盤保守層の反応を見極めるまでは動きにくいのではないでしょうか。
仮に高市氏が石破政権に取り込まれたと判断されれば、自民党最大の支持層に大きな失望を招く事にもなりかねません。つまり自民党に岩盤保守層を繋ぎ止める手段として、石破政権との対立を選択するという判断も有りなんだと思います。
その方が、支持出来る政策はしっかり支持するだけではなく、支持出来ない政策への対応もやりやすいという事もあると思います。
党員票1位は負けたからと言って無駄にはなっていません。高市氏に大きな自由と選択肢を与えたと思います。
ゴジラの格闘相手は、キングギドラだったりモスラだったりしたはずですが、掛かる衆議院議員選挙では存分に双方暴れていただきたいものです。え? イズミ? ピグモン級だったですね。
新宿会計士さんは、立派だな。
あんなに高市さんを推していたのに、内心は石破さんが嫌いなのに、「国益を考え、ここは石破を支えるべき」とは、素晴らしい。私なんか、一次投票で高市さんが首位になった時にもう”高市首相”は事実上決まったか、と考え、次の総選挙は野田民主に投票しようか、と思いましたもん(首相の靖国参拝はあまりにもリスキー)。
ご指摘のように”限界右翼”の攻撃は続くと予想されますし、このサイトにもそれに同調される方も少なくないと思います。それに屈せず、まずは石破政権を支えましょう。
それにしても、自民党のバランス感覚は、本当に絶妙ですね。党内の疑似政権交代で、これまでも幾多の危機を乗り切ってきたのですが、今回も、これで、裏金事件に対する国民の「罰した」感はそこそこ充足されたのではないでしょうか。(まだ公認問題はあるけれど)
立派というか、実務感覚。このサイトがネトウヨサイトと一線を画しているのはこの実務感覚にある。百田尚樹や有本香界隈にこの手の文章は書けない。
なるほど、全面的に賛同致します(実務感覚とは、国益が主義主張に優先するってことですよね)
(普段、匿名の方には返信しない主義ですが)
足利幕府のような岸田政権の強化版?悪化版?が石破政権になる、って理解すれば良いのかな?と。
なんだろ…岸田文雄のLGBT法みたいな感じで石破政権の選択的夫婦別姓を行いそう。
別の高橋洋一チャンネルでは「石破茂さんは消費税を15%に上げる」とも言ってました。
連投すいません。
保守派のYouTuberやツイッター、ヤフーのコメント欄では、石破茂氏に対する批判が多く見受けられます。ネット上では反石破の声が強いようです。
アゴラによれば、石破氏は慰安婦問題について「女性の尊厳を侵害したことは許されないことであり、日本は謝罪すべきだが、韓国側が受け入れない限り、謝罪を続けるべきだ」と発言したとされています。石破氏はこの発言を一部否定しつつも、「納得を得られるまで努力を続けるべき」との立場を崩していません。
石破茂さんはアジア版NATOの為に石破談話を出して韓国に謝罪してせっかく安倍さんが韓国と大人の関係を作ったのにそれを壊すのではないかと心配で、石破茂さんは僕の監視対象です。
更に石破氏が金利の正常化を主張していて、日銀に金利を任せると発言した後もその影響で「石破ショック」と呼ばれる株価下落が起きていると高橋洋一チャンネルでは報じられています。
別の高橋洋一チャンネルでは「石破茂さんは消費税を15%に上げる」とも言ってました。
(社説)レバノン危機 新たな戦争くい止めよ
朝日新聞デジタル2024年9月29日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S16046320.html
背教国たるイスラエルがいまだに存在する事がそもそも間違いですが、間違いを押し通せる暴力を米国とイスラエルが持っている事もあり、気の済むまで最後の最後までやらせとけば良いのでは?と。
一つの墓穴に入った者達は、未来永劫共に仲良く過ごし続ける事でしょうし。
失礼、雑談掲示板と間違えました
歴史上、どちらかがいなくなるまで殲滅し合う戦いは過去にもあったのでしょうね。
こればかりは仲裁しあえるようなものではないと思います。ただただゴーンさんの無事を祈るばかりです。
そう言えばゴーン氏がレバノンに逃亡したんでしたね。
死ぬと日産が取り戻せるお金が減るのであれば、とりあえず生きてては欲しいですね。
石破茂 志「鷲鳥不群」
実務能力 元銀行家
陸奥宗光ほどの才気は感じられず大義も不明瞭、
自己を保守と勘違いしている油ぎった何かといったナニカという感じです。
防災省の大臣はやはり公明党から選ばれるのでしょうか。全国の学会会館が防災所となるなら案外、国益に、なりそうですね。
>全国の学会会館が防災所となるなら案外、国益に、なりそうですね。
災害後に創価学会への入信者が増える手助けになりそうで、させない方が良いと考えます。
総裁の評価は好きか嫌いかではなく、政策が現在の日本が向かうべき方向に合っているかで評価するべきである。
石破さんの政策は?立憲共産支持者が喜びそうな政策ばかりですね。
もしも政策が露骨に立憲共産支持者が喜ぶものばかりなのが、次の選挙で立憲共産から票を奪い、立憲共産の議席を減らすためで、選挙後にしれっと安倍路線の政策を行い、改憲をスムーズに成し遂げようものなら相当な傑物であると評価出来ますね。んなこと起こるわけねぇか。
石破さんの為人、政策を認識していて、とりあえず様子を見ようは正常化バイアスだと思いますね。損切りはお早めに〜
総理総裁の一存で政策が動くとでも?自民党の意思決定の仕組み、知ってます?
?
はい
全部、閣議でやります。
>一般論ですが、新政権発足直後の「ご祝儀相場」で解散総選挙をやれば、自民党が勝利できる可能性が高いからです。
発足直後.. 瞬間から「ご不幸相場」が発動したようです。
色んな意味で「新宿会計士」らしい記事だね。行間で石破への憎悪を出来るだけ隠しつつも現実の課題に向き合えってのがこの記事の言いたいことでは?リアリストだね。
石破氏が総理になって、国連総会・米国議会等で演説ができるかですね。
原稿を棒読みできても、質問が来たらニコっとするだけで持論展開できないと思う。
なんせ、自民党総裁選でも何も用意していなかった(~~);
いまだに、何をしたいのかよくわからない田舎の代議士程度、奥さんの行動を見てそう思った。
外相に岩屋氏起用で調整 石破氏、30日に党役員人事
https://www.47news.jp/11552772.html
レーダー照射記念写真以来ですね。はは。
暫定1位を2位3位が挟んでひっくり返す、というのは総裁選の形式では当たり前にある話で、高市支持の白がひっくりかえって自民党全部黒、というような印象で捉えてしまいましたが、そういう意味にはならないというご指摘は目から鱗でした。むしろ少数の黒は、必死に多数の白を抑え込むか譲歩しなければならない、最悪は(最高は)高市路線の踏襲と。
欠陥だらけの民主主義と選挙制度が、なぜ現在に至るまで見捨てられず堅持しているのかを見た気がします。
強行突破には失脚が待つというのが抑止力のはずですが、氏が失脚覚悟でやりたい事(つまり失脚するような政策)を通すような、無駄な志が無ければよいですが……覚悟や志を欠いた議員の筆頭っぽいですけど。
麻生おろしを実行した張本人ですからねぇ。
「自身にはしないでくれ」となると、都合のいいお話ですね。
その後に実現した悪夢の民主党政権の虎馬があるのでしょうけど。
30数年続いている死の行軍ならぬ地獄の行進を、我々国民があと4年間続けるか否かは財務省のご機嫌次第になりそうです(能登半島を無人半島にしてしまうかも)。
「良きに計らえ」(官僚にではない)で政権運営されることを願いますが、政権を担えるまともな野党が欲しいですね。
さもなくば、悪夢アゲインの立憲民主党・日本共産党の連立政権が現出することになりますから。
新宿会計士様が内心を押さえ冷静に記事を書かれている事は素晴らしく思います。
ただ、組閣名簿を見ていると石破政権への期待が更にどん底になるんですよねえ。外務大臣に過去に外国企業からの脛に傷がある人を据えるとか。
高市さんを選ばなかったというより「選べなかった」というほうが正しいのではないでしょうか?
選べなかった原因は、中国や韓国の反発を恐れてという事では無く、アメリカ(民主党)の反発を恐れているからです。
日本はアメリカに守ってもらっているからアメリカが嫌がるような行いは絶対に避けなければならないという、戦後続いてきた対米外交の基本姿勢が未だに自由民主党内に根強く残っている事が改めて確認できる総裁選でした。
安倍さんが仰っていた「戦後レジームからの脱却」とはまさに日米関係が日本の対米追従でなく、自立した日本とアメリカが共に世界平和に貢献できる関係になることで会ったと思います。
ただ、安倍さんがオバマ政権からトランプ政権と築いてきた新しい日米関係は、岸田宏池会政権の戦後対米追従路線回帰により振出しに戻ってしまったのではないでしょうか?
確かに、日本の首相が靖国神社を参拝することに関しては、特に第二次大戦の戦勝国から軍国主義の復活の疑念を持たれる懸念は大きいと思います。
ただ、そうであるなら、日本は軍国主義の復活では無く戦没者の慰霊と戦争抑止に全力を挙げて貢献しようとしていることを特にアメリカ、イギリス、フランス対して理解を促す努力をする必要があるのではないでしょうか?
いつまでも首相の靖国神社参拝をアメリカから阻止されるようでは、日本の真っ当な保守層の対米感情悪化は避けられません。
日本政府は、良好な日米関係をこれからも維持していくためにも、全力を挙げてG7加盟国の軍国主義復活に対する疑念を解く必要があります。
それからアメリカ(民主党)には、靖国参拝で中国に配慮することは、脅せば引く国であると誤解を持たせることになり、逆効果であることも理解させる必要があります。
火のないところに朝日がガソリンを撒いて放火して韓国が火を煽ぎ続けている慰安婦問題に関して石破さんは過去に韓国のマスコミに対して日本から韓国への永久謝罪論をブチ上げて呉れた訳ですが,どうも単なる一介の代議士でなくて次期総理が実質上確定した現在になっても,この対韓売国の性根を反省したりせず総理になって一層対韓売国の道を推進するつもりのようですね.
というのは,防衛相時代にレーダー照射問題で韓国に対して実質的に何も抗議しなかった岩屋さんをよりによって外相に起用すると決定したのですから,これほど対韓外交で安倍ー菅両政権の努力で少しずつ積み上げて来た日本の国益を一気に元の木阿弥と化す危険性が高い論外な人事も珍しいからです.
石破さんは日本国民が韓国民全てが納得するまで韓国に対して謝罪(するということは悪事を為したということですから同時に賠償)するのを続けるべきだと総理の椅子が確定した現時点でも考えている証が岩屋さんの外相人事です.
外相人事で明らかになった彼の対韓売国の性根が悪化している可能性はあっても改善されている可能性はゼロだという事実に照らせば,石破内閣が続けば日韓併合も日本が悪かったと認めてしまう(そして全韓国民に対して本人や先祖が日韓併合により大いなる苦痛を受けたという口実で日本から多額の慰謝料を請求する根拠を与えてしまう)危険性が無視できません.
仮にですが,当時の国際法に照らして完全に合法だった(当時の駐韓英国大使は日本による韓国の併合を「これほど合法的に一国が他国をを併合した事例を見たことがないと驚嘆したと伝わっている)日韓併合を,日本自身が悪かったと認めれば,韓国民はこぞって日本政府に対して賠償請求訴訟を韓国で起こし韓国の司法は喜んで日本の賠償責任を認める判決を乱発するのは確実です.
そうなると,対韓売国の性根の持ち主が内閣を率いることによる結果として日本が韓国民に支払わねばならなくなる賠償総額は数百兆円(韓国の人口5000万人×1000万円/人=500兆円)にも上るのです.
ブログ主様の主張に反するので申し訳ないが,こういう危険性を孕む売国者は速やかに総理の座から引きずり降ろさねば,日韓併合を悪事であったと日本が認めることによって発生する数百兆円という巨額の対韓負債(つまり本質的に外貨建ての借金)は…日本国内で消化している自国通貨建て国債という形式上の借金とは異なり…外為市場において日本円の暴落を引き起こす雷管となる危険性が十分にあります.
石破次期総理の過去の対韓発言から外挿しての以上の予測から,石破新内閣を全力で支えるなんてトンデモナイ,速やかに引きずり降ろすことが不可欠だと考える次第です.
私も同様の危惧を持ちます。
石破氏は、2017年5月23日の東亜日報の記事によると、同紙の記者に「それでも(日本は韓国の)納得を得るまで(慰安婦に)謝罪し続けるしかないだろう」と語ったそうです。
また、2019年8月23日付の石破氏のブログで、韓国政府が日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)の破棄を決定した事に関して「日韓関係は問題解決の見込みの立たない状態に陥った。わが国が敗戦後、戦争責任と正面から向き合ってこなかったことが多くの問題の根底にあり、さまざまな形で表面化している」と主張したそうです。
これらの発言を奇貨とし、韓国側は1965年の日韓合意を否定して日韓関係を振り出しにもどそうとするのではないか?
また、自称徴用工や関東大震災・広島原爆の被害者への謝罪と賠償、さらには非合法合併に対する朝鮮半島の過去・現在・未来の住民への謝罪と賠償要求への足掛かりとするのではと危惧します。
防衛相の時、例のレーダー照射事件でにこやかに韓国国防相と握手していたあの岩屋が外相とは…
この内閣は早くつぶさないとダメですね。
たか様、同じ思いです。
なお、岩屋氏はレーザー照射事件だけでは無く、中国企業からの金銭授受やLGBT法案成立での中心的役割と、いろいろ問題のある人物のようです。(個人的には、あの毛虫眉毛が気持ち悪くて…)
彼が2位になった時、幹事長のポストを打診され、受入れた。
しかし、彼が1位になると、2位に幹事長のポストを渡すのを拒否した。
高市氏が、幹事長のポストなら受入れると表明していたにも拘わらずだ。
即ち、彼にとって、「挙党一致」は建前だけの話で、全くその気はなく、論功行賞まっしぐら。
流石、自民党の督戦隊長だ。
まあ、経済音痴に最終的に入れた議員が多いという事は、それだけ党内に経済音痴議員が多いという事だろう
消費税を15%に上げる前に、せめて軽減税率廃止による税率の統一と、全ての消費税は販売時点で徴収する、とを行って頂きたい。
低所得者には確定申告で、全食品の消費税を還付する、出国者には出国時点で免税分を還付すれはよい。
石破さんは早期に衆議院を解散して国民に信を問おうとしているのですから、歓迎しましょうよ(意味深)。
<独自>衆院選「10月27日投開票」軸に検討 自民・石破茂総裁、早ければ9日解散 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240928-JAWPKVPNBNKF5GCRPBA52W5SHM/
百田さん、有本さん、あなた達の出番ですよ。
玉砕覚悟で出馬をされては如何でしょうか。
安全圏で吠えてばかりでは意味がないですよ。
(新宿会計士注:このコメントは公序良俗違反その他の事情に相当すると判断したため、削除しました。)