百均と電車はダメ?外国人観光客目線の「日本の魅力」

著者自身も過去にずいぶんと海外旅行をしてきた人間ですが、結論からいえば、(あくまでも主観ですが)最も素晴らしい国は日本、最も素晴らしい都市は東京だと考えています。毎月300万人もの外国人が押し寄せている現状を見るに、やはりそれだけの「魅力」が日本にあるとみるのが自然でしょう。こうしたなか、「満員電車と百均がダメだ」とする主張が出て来たようですが、裏を返せば日本に難癖をつける場所がそこくらいしかない、という意味なのかもしれません。

イン・アウト差は200万人を突破!

「歴史的な円安が続いている」―――。

メディアがそうしきりに喧伝するせいなのか、あるいはそれ以外に理由があるのかはわかりませんが、出国する日本人がかつてと比べて減っていることは、どうやら間違いなさそうです。訪日外国人が過去最高を記録しているのとは対照的です。

図表は、アウトバウンド(出国日本人=A)をマイナス、インバウンド(入国外国人=B)をプラス表示したうえで、その差(B-A)の推移を示したものです。

図表 インバウンドvsアウトバウンド

(【出所】出国日本人は出入国在留管理庁、訪日外国人は日本政府観光局)

これによるとインバウンドは直近3ヵ月において300万人を超えるなど、過去最大水準であるのに対し、アウトバウンドに関しては100万人前後、すなわちコロナ前と比べて3分の2程度の水準です。結果的にインバウンドとアウトバウンドの差(B-A)は、直近の2024年5月で200万人を超えています。

仮に「出国者数が入国者数を超えている国」をインバウンド大国と呼ぶのだとしたら、現在の日本は、まさにインバウンド大国そのものであるといえます。

海外旅行の思い出

海外旅行が安かった時代

ではなぜ、日本がここまでの「インバウンド大国」になったのでしょうか。

これについては諸説あろうかと思いますが、著者自身は単純に、「日本が観光大国に相応しいから」だと考えています。ここで、当ウェブサイトには若干「あるまじき」話かもしれませんが、しばらく著者自身の経験と主観を述べさせていただきます。

著者自身、大学生時代、あるいは社会人になってからも独身だった時代には、頻繁に海外旅行をしていたクチです。

しょっちゅう海外に行けるなんてカネ持ちだったんですね」。

そんなツッコミが聞こえてきそうですが、かつて海外旅行といえば、たとえば欧州に出掛けたとしても、物価の安い南欧あたりだと大人1人あたり20万円前後で旅行をすることができました。航空券は燃料サーチャージ込みの正規運賃ベースで10万円少々、現地の宿泊費・食費が1日あたり1万円前後です。

このレベルだと、毎月2万円ずつ積み立てれば、旅費は1年弱で貯められますし、クレジットカードのマイレージプログラムなどに入り、日常の生活費をクレジットカード引き落としで支払うなどすれば結構なマイルも貯まるため、うまく活用すれば航空運賃自体を浮かせる(あるいはビジネスクラスにアップグレードする)こともできます。

したがって、普通に月収30万円以上の仕事に就いていれば、独身者が年1回や2回、海外旅行に行くことは贅沢ではなかったのです。下手をすると、東京都心部などに住んでいる人にとっては、ゴルフやマリンスポーツ、スキーなどよりも、海外旅行の方が安いくらいだったのではないでしょうか(頻度などにもよりますが)。

しかも、著者自身が頻繁に海外に出掛けていた時期は、ちょうど歴史的な円高だった局面とも重なっています。

円の購買力が高く、欧州や新興市場諸国などの物価水準が今ほど高くなかった時代ですので、学生の分際で、あるいは社会人になってからも若輩者の分際で、それだけ頻繁に海外旅行に行けたというのは、やはり日本全体に国力があったからなのだ、という言い方もできるのかもしれません。

レンタカーで巡る欧州などの旅の楽しさ

それはともかくとして、著者自身は過去において「海外旅行マニア」だったわけであり、そんな海外旅行マニアにとっては旅慣れてくると、やはり「定番の行動」というものが出てきます。

著者自身の場合も旅慣れてくると、とくに欧州や豪州などの先進国・地域に出掛ける場合は、レンタカーを借りることにしていました。当然、現地の交通法規については、現地に渡航する前に「予習」したうえで、レンタカー会社で手渡されるパンフレットを熟読するなど、最大限、安全に配慮したうえで、です。

1週間あまりの行程で、往復の航空券と初日の宿泊先、1週間分のレンタカー手配のみを日本で予約しておき、初日は現地の大都会(たとえばフランクフルト、パリ、ウィーン、マドリッド、ローマ、リスボンなど)を観光し、2日目からはレンタカーで気の向くまま、あちらこちらを旅行する、というものです。

当時、オートマ車が中心の日本と違って欧州などではレンタカーもマニュアル車が中心であり、しかも右側通行であるなど、最初は多少戸惑いますが、それでも右側通行はわりとすぐに慣れますし、道路標識もキロ表示であるなど日本とよく似ているため、安全運転を心がければ快適に移動することができます。

また、ガソリン代も今ほど高くなく、欧州滞在の場合、滞在費は日本の地方都市などとあまり変わらなかったうえに、ふらりと立ち寄った田舎街に昔の貴族の城を改装したホテルやレストラン、ワイナリーなどがあったりして、現地の食事(しかも安い!)を楽しんだりすることもできました。

したがって、最低限、マニュアル車を運転する技能があり、安全運転を心がけ、英語や現地語(可能ならばカタコトのドイツ語とフランス語など)が多少扱えるならば、欧州旅行は本当に楽しいものだったのです。

しかも、一部地域を除いて、日本人はおおむねどこでも歓迎されたことを思い出します。

いくつかのホテルでは、「あなたは日本人ですね」、「日本人は部屋をきれいに使うから大好きだ」、といった趣旨のことを言われましたし、旅先で知り合いになった現地人からは、「日本のことを教えてほしい」、「どうやったら日本で働けるのか」、などと、頻繁に尋ねられたものです。

たとえばオーストリアの首都・ウィーンでとあるウクライナ人と知り合いになったのですが、そのウクライナ人から後日、「日本に渡航するための保証人になってほしい」といった依頼が来て驚いたこともあります(もっとも、なんどかメールのやり取りをしたものの、途中で相手からのメールが届かなくなり、連絡は途絶えてしまいましたが…)。

「あれ?じつは日本の方が楽しいんじゃない?」

もっとも、何度目かの海外旅行をしていて、ふと気づきました。

あれ?この程度の観光名所なら、じつは日本にもたくさんあるのでは?じつは日本の方が楽しいんじゃない?

そう思うきっかけが、旧共産圏のとある国に出掛けたときのことです。

著者自身は例によってレンタカーで入国し、移動したのですが(旧共産圏諸国でも最近はシェンゲン協定に参加しているケースが多く、その国も国境検問なしに簡単に入国できました)、その国ではローマ時代に起源をもつ首都に加え、首都近郊の滝、鍾乳洞、古城などが著名な観光名所だったようです。

ただ、大変申し訳ないのですが、これらの観光名所をそれぞれ見学し、おもわず、「この程度か」、と思ってしまったのです。

もちろん、それぞれの国にはその国の良さがあるのですが、正直なところ、滝は「華厳の滝」や「那智の滝」の方が見事ですし、鍾乳洞は日本にたくさんありますし、城(あるいは城っぽいもの)でいえば弘前城、会津城、名古屋城、大阪城、姫路城、熱海城、歌舞伎町のホテルなど、日本にも山ほどあります。

正直、冷静になって考えて、高い航空運賃を支払ってまで出かける価値があるのかという点において、疑問を覚えたのです、それと同時にもうひとつ気付いたのは、日本国内に、じつはまだ訪れていない「素晴らしいスポット」があるのではないか、という視点です。

そうなると、海外旅行熱が自分のなかで急速に冷めていってしまうのに時間はかかりませんでした。

もちろん、欧州や米国などの場合、それなりに面白いスポットというものはありますし、イタリアのように狭い地域に観光名所がギュッと集約されているような事例もありますし、かつての香港のように、歩いているだけでワクワクする、猥雑な雰囲気の街もありました。

しかし、じつは「もし自分自身が外国人だったら?」という視点で、改めて日本を眺めてみると、たしかにこれは面白い国だと思うようになったのです。

安くて安全、快適であり、観光地も豊富

では、日本のいったい何がどう素晴らしいのでしょうか。

端的にいえば、「安く安全、快適であり、かつ、観光地が豊富であること」、でしょう。

たとえば、東京は都市圏として見ると世界最大規模の都会なのだそうですが、銀座、新橋などの都心部を歩いていても、あるいは新宿、渋谷、池袋、上野、品川、浅草といった副都心・繁華街を訪れてみても、日々、新たな発見がありますし、繁華街以外にもさまざまなスポットが隠れていたりします。

子育てをする人にとっては、千葉県浦安市の遊園地を筆頭に、高価、廉価などを含めさまざまな「遊びスポット」があることにお気づきでしょうし、少し車を走らせたら、各地に温泉街もあります。近畿圏や中京圏なども、首都圏ほどの大都会ではないにせよ、やはり大変に魅力的な地域です。

また、地方都市などに住んでいる人であっても、最近だと近所にイオンモールなどの大型商業施設がある、というケースも多いでしょうし、夏はゴルフに海水浴、冬はスキーに温泉、といった具合に、身近なところでレジャーが楽しめるという地域も多いのです。

(先ほどは、「かつて海外旅行は下手をするとゴルフやマリンスポーツ、スキーなどよりも安いくらいだった」と申し上げましたが、お住まいの地域によっては、ゴルフやスキーが格安で楽しめる、という事例もあるようです。)

そして、(現在のところは)さまざまな物価も安く、そして美味です(※味に関しては主観もありますが…)。

日本と外国の食事事情

こうしたなかでもうひとつ思い出すのが、「名物にうまいものなし」という格言です。

著者自身がかつて、世界各地を旅したなかで、現地の「名物」は、それなりに食したという自負があります。

たとえば東欧の某地域に出掛けたときには、カツレツや牛肉のスープ煮込みなどを食べましたが、それなりに美味しいとは思ったものの、(あくまでも個人的主観ですが)毎日食べても飽きない程度に美味しいものとは言い難い気がします。

また、北欧の某地域の場合、そもそも現地の人たちが食事自体にほとんど気を遣わないからなのか、街のレストランで出て来るのはシットリした厚手のピザ生地にチーズをトッピングした代物だったり、お豆腐のように柔らかくて味が薄いスパゲッティだったり、と、ある意味では「その地域でしか食べられないもの」ばかりでした。

さらに、貧富の格差が激しいことで知られるアジアの某国の場合、現地の人が入るような食堂はたしかに安いものの、衛生面でかなりの問題があるらしく、旅行者が下手に入店してそこで食事をすると腹を壊したりすることもあるようです。

このように考えていくと、東京を含めた日本の食事事情は、世界的に見てもかなり恵まれているように思えます。

たとえば、食のガイドブック『ミシュラン』で星付きレストランの数が世界で最も多いのは東京だとする報道等もありますが、著者自身はお世辞抜きで、東京の食事は美味しいと思っています(もちろん、東京が世界最大規模の人口を擁する都市圏であることを考えると、「星の数は世界一」も当然かもしれませんが…)。

また、高級レストランだけではありません。

著者自身もずいぶんと地方出張をしてきた人間のひとりですが、たとえば北海道や東北の回転寿司だと、「東京の回転しない寿司屋」で食べるのと大差ないほどレベルが高い寿司が出てきますが、だからといって東京の寿司がマズい、ということはありません。

さらには、日本だと「その辺の大衆食堂」が衛生的で安くボリュームもあっておいしいのです。

実名を出すと、株式会社プレナスが運営している「やよい軒」の場合、(最近はやや値上がりが激しいとはいえ)温かくて美味しい定食を(諸外国と比べれば)安い値段で食べることができます(ちなみに著者自身の近所の「やよい軒」は白米のおかわりが自由でだし茶漬けにすることもできます)。

これに対し、諸外国だとそもそも料理が安くないかおいしくない(あるいはその両方)、というケースも多く、なかには衛生面に不安がある、という事例もありますので注意が必要です。

たとえば南半球にある某国の大都会で、明らかに日本人ではない人が経営していると思しき回転寿司屋に物珍しさで入店してみたときは、1貫だけ食べて、あまりにも生臭く、それ以上食べることができずに退店した記憶があります。

また、英国の首都・ロンドンで事業展開する某日本料理っぽいレストランチェーン店(※香港人経営)で野菜ラーメンを食べたときには、体調を崩して熱を出してホテルで寝込んでしまいました。おそらく使用されていた具材のうち、もやしが傷んでいたためだと思われます。

「最も素晴らしい国は日本」(あくまで主観ですが)

このあたり、著者自身も「日本が素晴らしく外国はダメだ」、などと決めつけるつもりはいっさいありませんし、日本にもさまざまな問題があり、「無条件に素晴らしい国」だと決めつけるつもりもありません。

しかし、自身が日本人だから、という理由もあってか、「今まで訪れた5大陸・50ヵ国のなかで、最も素晴らしかった国はどこですか?また、最も素晴らしかった都市はどこですか?」と尋ねられたら、自信を持って、こう答えると思います。

「最も素晴らしい国は日本、最も素晴らしい都市は東京です」、と。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、著者自身は少なくとも2020年以降、海外に出かけたことはないのですが、いまでも海外旅行が大好きだという知り合いに話を聞くと、物価上昇がなかなかに酷いようです。

たとえば欧州だと、2010年代前半と比べ、(国・地域にもよりますが)体感物価は約2倍となり、これに1ユーロ=170円台を超える昨今の円安のせいもあって、日本人が欧州に滞在するときの円建てのコストは3倍にも感じられるようになっているのだそうです。

これが米国だと、もともと旅行マニアの目から見て、円が強かった2010年代も物価は高かったのですが、やはり体感物価は2~3倍、これに1ドル=160円台という円安の影響も加わり、下手をすると、日本と同じものを買っても4~5倍の値段がする、という状況ではないでしょうか。

そういえば『【悪い円安】「高校海外修学旅行が高騰」をどう見るか』でも取り上げたとおり、一部の高校では海外への修学旅行が復活しているものの、円安や燃料サーチャージ高騰などの影響で、とある公立高校では「総額が40万円近く」に達している、といった事例も報じられています。

個人的に、中高生の修学旅行はあくまでも教育活動の一環であるべきだと思っていて、さすがに「40万円」と聞くと、戸惑います。

日本の欠点(?)とは

日本に対する難癖?「満員電車と百均がNG」

こうしたなかで、昨今の海外物価高や円安は、改めて日本旅行の魅力を人々に意識させるきっかけになるのではないでしょうか。そして、外国人の目から見て、日本はどう映っているのでしょうか。

NEWSポストセブンが1日付で配信した次の記事が、ある意味で非常に参考になります。

訪日観光客がSNSには決して出さない「日本」への本音 「日本で暮らすことは不可能」「便利に見えて役立たない」と感じた理由

―――2024/07/01 16:15付 Yahoo!ニュースより【NEWSポストセブンより】

記事タイトルからもわかりますが、外国人観光客が日本に対して抱いた不満を記事にしたものです。

要約すると、満員電車と百均に不満、ということでしょう。

たとえば、記事に出てくるオランダ人の会社員(38歳)が東京の満員電車を見て、「1分の遅れもなく自国どおりに電車が来るのは素晴らしい」としつつも、「実際にラッシュ時に電車を使って通勤したり、家族の移動のために電車を使おうとは思わない」と拒絶感を示したそうです。

大変失礼ながら、この「オランダ人の会社員」の方は、香港、ニューヨーク、ロンドン、パリの地下鉄の混雑をご存じではないのでしょうか?

もちろん、東京でも路線によっては混雑率が150%を超えている路線などもあるのですが、スリ、犯罪などの発生率の低さ、某発展途上国などと違い、物乞い・物売りなどの姿をほとんど見かけないなどの治安の良さを考えると、これは「日本の悪いところ」の説明になっていません。

また、南米・ペルー出身で今年春に日本旅行をした30代女性は、「100円ショップだけでなく、日本のコンビニで買える弁当やスイーツ、回転寿司などの食品にも大きな期待を寄せ、母親と二人来日した」ものの、その百均に対し、こう苦言を呈したようです。

100円ショップの品物は、一見便利なように見えて、あまり日常生活には役立たないものも多いという印象で、母親もがっかりしていました。そう考えると、ほとんどいらないものだらけで、安いからといって不要なものを作り続け、それを買い続けているのではないかと思わずにはいられない」。

これなど難癖レベルでしょう。

そもそも日本の百均に相当する業態は諸外国にも存在しますし(かつて欧州には1ユーロショップ、米国には1ドルショップなどがありました)、ダイソーなどいくつかのチェーン店はアジア圏にも進出していて、この手の店舗は日本だけではないからです。

いずれにせよ、「満員の通勤電車」「役に立たない百均」は、いずれも「日本の悪いところ」の事例としては適切なものではないように見受けられますし、とりわけ個々の百均が何を取り扱うかはその店の自由であり、その百均の品ぞろえに不満があるならば、そこに行かなければ良いだけの話でしょう。

日本のすばらしさの裏返し?

もっとも、これも「考え様」で、日本に対して不満を持つという要因がそれくらいしかない、ということの裏返しなのかもしれません。

もちろん、世界中にはさまざまな考え方を持った人がいますから、極端な話、「便利な国はケシカラン!」「物価が安い国はケシカラン!!」、などとする思想・信条を持っている人もいるかもしれませんが、さすがにこうした思想が一般的だとは思うべきではありません。

いずれにせよ、欧州や米国などから遠く離れた極東の島国に、3ヵ月も連続して300万人を超える外国人が押し寄せているという状況は、日本開闢以来のことでもあります。

そして、5月の数値でいえば、日本を訪れている人たちの3分の2近くは韓国、中国、台湾、香港という近隣4ヵ国・地域の出身者ですが、逆にいえば、残り3分の1強、つまり100万人以上が、これら4ヵ国・地域以外からやって来ているのです。

日本にそれだけ多くの人が押し寄せているという事実は、(もちろん円安もあるのかもしれませんが、)自然に考えて日本にそれだけの魅力があると外国人観光客が考えているからではないか、などと思う次第です(なお、インバウンド観光客が増えることが日本経済にとって良いことなのかどうかは別問題ですが…)。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 引きこもり中年 より:

    どの国でも文句をつけようと思えばつけられる、ということでしょうか。もっともかつて、進歩的日本人は、「中国や北朝鮮は、文句のつけようがない」と言ってましたが。
    蛇足ですが、超インフレで百均自体がなりたたない、と言う国よりましではないでしょうか。

  2. ken より:

    日本の名城リストに「歌舞伎町のホテル」を、ぶっ込んでくるところは流石ブログ主様ですw

    1. 新宿ファン より:

      追加で「熱海城」もなかなかのものです。この城、秘宝がありただ者ではない。(WEBで調べてみて)

  3. 匿名 より:

    百均の商品だからと侮るなかれ。
    蛇口に取り付ける浄水器おすすめです。マジで水道水の口当たりが柔らかくなります。

  4. 匿名 より:

    >最も素晴らしい国は日本、最も素晴らしい都市は東京だ

    同感です。
    確かに、欧米は建物や街並は美しく、自然は雄大です。圧倒される面もあります。
    しかし、日本は、何かしっとりとしみじみと生活が出来るんですね。
    100円ショップは、今や、機能だけではなく、芸術性もあります。アイデア商品も多いし、一見しただけでは、これは何するものなの?と思いますが、その利便性の奥深さには唖然として感心してしまいます。
    まあ、外国の一見の客には分からないし、理解も出来ないのかもしれません。日本人が手掛けると、何でもこうなっちゃうんですね。

    しっとりとしみじみと奥深く、こんな感覚は、ある意味、知的で無ければ理解の外なのかもしれません。

  5. 百十の王 より:

    訪日外国人にとっての日本の魅力は「抜群のコストパフォーマンス」じゃないでしょうか。

    元々の日本の素の魅力(観光地の多様さ見所の多さ、食の多様さと美味しさ、交通網他インフラの利便性と充実ぶり、安全性、おもてなし・親切な人の多さ等々日本ならではの体験ができる)が高かった。

    そこにきてCPI(消費者物価指数)は「失われた30年」あまりほぼ変動なし(ここ2年は物価上昇しているけれども欧米他外国のインフレに比べればかわいいもの)、さらに近年の円(だけ)安で欧米通貨に対し日本円はざっくり半値状態。両方かけると訪日外国人の自国通貨は2〜3倍の遣い出になると思う。

    こりゃインバウンド人気なのは当たり前。

  6. 通りすがり より:

    コロナ前に比べて,ヨーロッパは航空券が1.5倍,ホテルが2倍くらい,入場料も2倍くらいに値上がりしていて,毎年行こうとすると,ちっとコスト的にきついです。あと,食事の美味しさについては,東京はパリやイタリアの都市に負けないし,同じグレードの料理なら価格は圧倒的に安いです。レストランが檄高なので,テイクアウトとかスーパーに頼ってしまいます(こちらは,それほど高くない)。それで,欧州では食事の楽しみはなくなってきました。
    「アジアの某国の場合、現地の人が入るような食堂」ですが,シンガポールやタイは衛生面が昔より格段によくなっているので,観光客が利用しても問題ないと思います。ただ,東京の1/2~2/3程度の価格まで上昇しています。それ以外の国は,雰囲気で大体判断できるでしょう。東南アジアに関しては,航空券さえ安いもの(中国系が多いけど)が入手できれば,円安の影響をあまり受けないで気軽に旅行できます。上記2ヶ国の首都は,公共交通機関が整備されたのも有り難いです。エスニック料理が好きな人には,お勧めです。日本料理を海外で食べるのは,不味くて高くて,がっがりするだけなので止めましょう。お米が食べたくなったら,中華のほうがいいです。または,タイ料理も世界展開してます。
    ハンバーガーやピザよりは,トルコのケバブのほうが好きです(世界中大体どこでもある)。あと,サンドイッチに頼ることも多いです。パリだと種類も豊富です。
    日本,欧州,東南アジアでは文化が全然違うので,観光名所の面白さを比較するのは無意味でしょう。日本にカトリックや正教の豪華な教会はないし,金閣寺以上に金ピカの寺院もありません。逆に,日本でしか見られないものが沢山あって,外国人にとっては日本は楽しいでしょう。
    P.S. ディズニーシーの新エリアを見ようとすると,昔と違って,びっくりするくらいお金がかかるようになりましたよ。

  7. 匿名 より:

    元記事を読んでみると、外人さんのコメントのニュアンスは、「日本旅行は楽しかったけど、日本で生活して満員電車に乗ることを想像すると、そういう生活は自分には合わない」とか、「日本は豊かで素晴らしい国だと思うけど、百均というのは自分の感覚に合わない」みたいな感じでしたので、そういうふうに感じる外人さんもいるんじゃないかなぁと、自分なんかは思ってました。

    自分なんかは、この記事を読んで、「俺も通勤電車は嫌いだけど、外人さんも通勤電車は嫌なんだねぇ」とか、「そういえば俺も、百均ショップには行った記憶がないな」とか思ってました。

    そこら辺の、自分に合う、合わないとか、快適だ、快適じゃない、といった感覚は、人それぞれのところもあると思いますけど、プラスもマイナスも全部ひっくるめて考えた時に、日本という国や、東京という都市は、確かに、生活していて自分に合うとか、快適に過ごせるとかのレベルが非常に高いところにあると思います。

    1. ドラちゃん より:

      東京大阪の通勤電車が嫌いで地方都市に引っ越しした知人がいる

  8. 匿名 より:

    「出国者数が入国者数を超えている国」をインバウンド大国と呼ぶのだとしたら、とありますが、
    出国者数と入国者数が逆ですね。ご愛嬌ですが、一応指摘しておきますね。

  9. 匿名 より:

    海外の起業家で成功した方数名とビジネス面での付き合いをしたことがありますが、日本の鉄道の正確さと快適さについては称賛していました。
    ただはっきりと不満を言っていたことがあります。それは新幹線の料金です。大金持ちのCEOでも極力航空運賃は格安のものを選んで移動していました。本人曰く自分は格安でなくとも負担できるがCEOが高額チケット使うと部下を押さえつけられなくなり会社の経費が増えるという説明。そんなCEOが驚いたのは新幹線の高額運賃。一例をあげると東京・名古屋が当時は$100相当。たった350Km程度なのに。ヨーロッパの鉄道運賃は安いし米国の格安航空券に比べ高額のイメージ。実際日本の航空運賃と比べても新幹線は高い。東京・福岡を新幹線使えば2万円。格安航空券使えば15000円以下でしょう。

    1. 匿名 より:

      一言。
      CEOのクセにケチるな!

      何でも外国人や成功者が言えば、正しいのか?

      何で、外国の料金と国内の料金を比較したがる?

      安全かつ正確な時間を達成するには、コストが掛かるに決まってるでしょ。
      そんな、返しが直ぐに出来ずに、お説ご尤も、とエヘラエヘラしてたんでしょ?
      もし、安全と正確さにはコストが掛かるんです、という説明が直ぐに出来ていたら、あなたは、そのCEOからスカウトされていましたよー。
      毎日、物事を表面的に見て生きていると、物事の本質が分からず、イザ、という時に相手を成程と感心させる話が出来ないのですよ。

  10. カズ より:

    何と比べてダメなのか?なんですよね。
    「百均への期待度」が高すぎたのでは?

  11. めがねのおやじ より:

    日本の百均店の、高品質で何処にでも有り、数千・万単位のアイテムが手に入る便利性。また街の食事店や東京の超繁華街銀座、新宿はじめ、それぞれの首都圏の地域や、都市の素晴らしさも、会計士さんが仰ることすべてに賛同します。私もまた行きたい、住んでもいいかな、と心が動く事があります。しかし、「ちょっと待って欲しい」(笑)。会計士さんは、かなり長年、東京に住まれたせいではないでしょうか?

    以下、削除覚悟で書きます(笑)。大阪や神戸で街の普通の店で出てくる料理の旨さ、本当に家庭では出来ない関西風味付け、値頃感、店に当たり外れが無い(ほとんど)こと、オーダーが入れば、もったいづけずスグ出てくるスピード感、愛想の良い店員さん、混雑すれば相席を求め、素直に応じる客。これらは関西(特に大阪、神戸)が遥かに上で、首都圏は足元にも及ばないと確信しています。

    私が現役時、再三、東京や首都圏勤務を打診され断っていたのは、食事が関西より劣るからなんです(今は改善されていると思う)。1日3回の食事。仕事なら2回。嫌でも我慢すればいい、社食でもいいじゃないか。店屋物は一杯あるだろう・・・大した事では無いと言う人も居るでしょうが、私には職位や資格UPより大問題だったのです。私にはミシュランの星の数では無いのです。星をたくさん取った都市が東京、それは当然でしょう。あんだけ働き学ぶ人が多いんだから。しかし普通の日本人サラリーマンが、昼食や終業後の一杯・肴で、あるいは休日に食してみて「旨い!」「毎日でもOK!」となるのは、関西勢に軍配が上がると思います。何というか、東西ではどうも舌が違うのではないかとさえ思います。

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