ロシアのウラジミル・プーチン容疑者が火曜日、24年ぶりに北朝鮮を訪問するそうです。いくつかの報道等では、北朝鮮がウクライナ戦争でミサイルや軍需物資などをロシアに提供していた、などとされていますが、こうした露朝接近に米国政府も神経を尖らせているもようです。もっとも、ロシアは北朝鮮との間で「西側諸国に支配されない代替貿易・相互決済メカニズムの開発」を謳っているようですが、誠に失礼ながら、北朝鮮がそれに適したパートナーであるとも思えません。
ロシアに関連するセカンダリー・サンクションの強化
『ウクライナ支援…G7がロシアに対する二次的制裁強化』では、先日のイタリア・G7プーリアサミットで、G7各国がロシアに対する経済制裁強化の流れで、とりわけ第三国の金融機関などを中心とした二次的制裁(セカンダリー・サンクション)の強化で合意した、とする話題を取り上げました。
G7共同声明(コミュニケ)では、凍結済みのロシアの資産からもたらされる収入などを担保に、ウクライナへの500億ドル規模の経済支援を行うとともに、ロシアの軍産複合体への資金供給を絶つとして、中国など第三国に所在する金融機関等への二次的制裁(セカンダリー・サンクション)についても盛り込まれました。これに加えてG7に先立ち、すでに米国財務省はモスクワ証券取引所などに対する制裁も発表しており、モスクワ証券取引所はドル、ユーロ建ての資産の取引停止に追い込まれているようです。G7が二次的制裁強化を表明G7の... ウクライナ支援…G7がロシアに対する二次的制裁強化 - 新宿会計士の政治経済評論 |
もちろん、この経済制裁は、「ただちにロシアの戦争遂行能力をゼロにすることができる」、というほどには楽観的なものではありません。しかし、真綿でじわじわ首を締め上げるように、ロシアにとっての国際社会における(とくに金融面での)生存空間が、徐々に狭まっていくことも、また、まちがいありません。
考えてみればわかりますが、現在、ロシアに対する経済制裁に参加していない国は、金融という面では、世界にほとんど存在感を示せていない国ばかりだからです。
人民元は脱ドル化の急先鋒だが…
こうしたなかで、いわゆる「BRICS」諸国を中心に、現在、「脱ドル化」(de-dollarization)なる動きが見られることも事実でしょう。とりわけ人民元がその急先鋒ですが、この脱ドル化はうまく行っているのでしょうか。
これについては、国際決済統計、国際与信統計、債務証券統計、IMF外貨準備通貨構成統計などのさまざまな統計で見て、こうした「脱ドル化」の動きは一部の分野(たとえば国際決済やオフショア債券など)では進んでいるものの、こうした動きは部分的なものに留まっています。
良い面から見るならば、『「オフショア債券市場」で人民元のシェアがさらに拡大』や『人民元国際送金シェア増加も「基軸通貨化」には至らず』などでも述べたとおり、一部の分野においては、人民元のさまざまなシェアは少しずつ伸びていることが確認できることは事実です。
しかし、その動きは不十分と言わざるを得ません。
たとえばSWIFTがほぼ毎月公表している『RMBトラッカー』というレポートによれば、国際送金に使われた通貨(上位20通貨)について調べてみると、ロシア制裁に参加している国・地域の通貨が占めるシェアは90%を超えていることがわかります。
これに加えて人民元の苦戦ぶりを示すのが、外貨準備の世界における人民元の使用の低調さです。『世界各国の外貨準備で日本円の金額と比率が過去最高に』などでも取り上げたとおり、残念ながら、たとえば「外貨準備の組入れ通貨」などの分野では、むしろ人民元はその地位を低下させていることがわかるのです。
(※もっともこれは、ロシアが人民元建ての外貨準備を「溶かしている」証拠、などと見ることもできるのかもしれませんが…。)
いずれにせよ、SWIFTランキングで見て、ロシア制裁に参加していない国の通貨といえば、中国の人民元くらいなものですが、冒頭に示した記事でも触れたとおり、その中国にしたって現在、米国や日本によるセカンダリー・サンクションの強化の最も中心的なターゲットとして浮上している状況です。
こうしたなかで、少し前から、ロシア企業が中国やインドなどの海外の銀行に預けている輸出代金などの送金を断られている、という事態が報じられるようになっています(『米国の二次制裁の影響?外銀がロシアへの送金を拒否か』等参照)。
少なくともウクライナ戦争で、金融面における二次的制裁の動きは後手に回った感もあるにせよ、戦争が長期化するにつれて、G7の側による「穴を塞ぐ」努力も、少しずつ、功を奏してきているという言い方ができるのかもしれません。
露朝接近?
もっとも、こうしたなかで気になるのが、肝心のロシアの動きです。
いくつかのメディアが日本時間の17日から18日にかけて報じたのが、ロシアの大統領にして犯罪容疑者として国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状を発行されている、ウラジミル・プーチン容疑者の北朝鮮訪問です。
Putin to visit North Korea for first time in 24 years
―――2024/06/18 06:32 GMT+9付 ロイターより
ロイターによると、露朝両国はプーチン容疑者が北朝鮮の金正恩(きん・しょうおん)の招待に応じて火曜日、約24年ぶりに北朝鮮を訪問する予定であることを公表したそうです。
これに対し米国政府はロシアと北朝鮮の接近を警戒しており、米国務省のマシュー・ミラー報道官はウクライナ戦争で少なくとも11,000個の北朝鮮製の軍需コンテナがロシアに提供され、複数の弾道ミサイルも使用されたと指摘しているのだとか。
実際、いくつかの報道等によれば、たとえば、ウクライナではロシア軍が発射したとみられるミサイルや砲弾などのなかに、北朝鮮製のものが混じっていることが報告されています。
ウクライナに北朝鮮製ミサイル着弾、国連監視団が破片調査=報告
―――2024年4月30日午前 5:04 GMT+9付 ロイターより
さらには、それらの一部からは、米国、中国、台湾、スイス、ドイツ、さらには日本など外国企業のマークが付された部品も発見されている、と言った報道もあります。
北朝鮮製ミサイルがウクライナに着弾「部品に日本企業のマーク」 英調査団体が明かす
―――2024/05/08 12:22付 産経ニュースより
産経ニュースの報道によれば、「北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁を回避し、米欧から必要な部品を調達できる体制を築いている」、などと指摘されています。
経済制裁逃れでは「先輩格」の北朝鮮が、ロシアに対し、経済制裁逃れ、あるいは国際的なサイバー詐欺などのための実践的な方法を指南する、といった形で、露朝両国の結びつきの強化は国際社会の平和と安全を脅かすものとなりかねません。
え?パートナーはもう少し選んだ方が良いのでは?
もっとも、今回の露朝接近に警戒は必要ですが、それと同時に、当事者の意気込みを読むと、なかなかに脱力してしまいかねません。
Russia, DPRK to counter sanctions together — Putin
―――2024/06/18 08:13付 タス通信英語版より
ロシアのタス通信によると、クレムリンのウェブサイトに掲載された北朝鮮の労働新聞の記事のなかで、プーチン容疑者は「ユーラシアの安全保障体制をともに構築し、西側諸国の制裁に対抗し、独立した取引システムを確立する」と述べたのだそうです。
そのうえでプーチン容疑者は、こう述べたのだとか。
「我々は、国際関係にさらなる民主主義と安定をもたらすために緊密に協力する用意がある。そのために、西側諸国に支配されない代替貿易・相互決済メカニズムを開発し、違法な一方的制限に共同で反対し、ユーラシアにおける平等かつ不可分な安全保障体制を形成する」。
大変失礼ながら、また、大変おせっかいながら、お互いにもう少し相手を選ぶべきではないか、といった気もしなくはありません。そもそも国際社会の厳しい経済制裁で息も絶え絶えの北朝鮮との間で「代替貿易・相互決済メカニズム」というのも、シャレにしては面白くありません。
そういえば、以前の『北朝鮮製砲弾で自爆?ロシアは賞味期限切れ小麦粉提供』でも取り上げたとおり、ロシア、北朝鮮ともに、お互いに非常に質の低い製品を贈答し合っている、といった話題もありました。
露朝接近は決して油断のならない話題ではありますが、それと同時に、ロシアが北朝鮮に近づいているというのは、それだけロシアが「追い込まれている」証拠だ、という言い方もできるのかもしれない、などと思う次第です。
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(昨日のプライムニュースによりますと)北朝鮮がロシアに供与した砲弾には、多数の不良砲弾が混じっていたそうです。ということは、対韓国用に北朝鮮にある砲弾は、大丈夫なのでしょうか。
よそ様にあげるものは不良品から先に選ぶのではないでしょうか。
>え?パートナーはもう少し選んだ方が良いのでは?
北朝鮮が砲弾と引き換えにロシアから提供された小麦粉は賞味期限切れだったと言う話ですが。
幾ら同盟関係を強調しても所詮はキツネと狸の化かし合い。
>非常に質の低い製品を贈答
気遣いや心遣いのない、文字どおり「粗品」ですね。
https://www.mikomiru.com/media/soshinatoha/
中露朝韓イラン、グルーピングが鮮明になってきました。
そのうち「悪の枢軸」と名付けられるのかも。
韓は誤記でした。失礼いたしました。
ゴキ?
ホンネがゴキに?
いえ、国旗の話はしていませんよ。
え?ちがう?
ゴキ???
シュー(・_・)r鹵~<巛巛巛
ttps://www.google.com/search?q=ペプシ+マット+○○
日本人たるもの、こんな暗黒面に墜ちてはいけません。
北朝鮮−ロシア間は短いながら(凡そ30km位?)直接国境を接し、鉄道線路もその国境線を跨いで存在しています。
直接、大量に物資を他国を経由せず2国間で輸送できる。これは重要なインフラであることは間違いなく、しかもこの両国の間であれば特に通貨に頼らずともお互いにwin-winとなる物資どうしでの物々交換の候補はいくらでもあることでしょう。
国境線が長大なロシアですが、その対向する国々は意外に少なく、その中で親ロシア国となると更に少ない。北朝鮮は貴重な一国。四半世紀ぶりに訪問する必要性があるぐらいロシアも困窮している、ということなのかと思いました。
>しかもこの両国の間であれば特に通貨に頼らずともお互いにwin-winとなる物資どうしでの物々交換
「代替貿易・相互決済メカニズム」
露:エネルギー副産物・余剰(廃棄前)食糧
⇅
朝:疑似米ドル(ニセ札)
上記の物理交換であれば、或いは・・。
北朝鮮製弾道ミサイルは1発で約10万ドル。
迎撃に使用するパトリオットは1発で200~370万ドル。
ロ製ドローン、巡航ミサイル、北製弾道ミサイルで複合攻撃。
防空ミサイルの合間にイスカンデルとキンジャールで精密打撃。
これでウのインフラの70%を破壊している。
これからもこの複合攻撃は続いていく。
初期において北製砲弾は不発なり命中不良なり精度が悪かった。
現在は改善され、ウ報道官「音もなく飛んできて脅威」となっている。
真偽は不明ながら、韓国の情報機関は500万発の砲弾を提供と発表。
ロシアと北朝鮮の兵器はソ連製という共通項があり非常に相性が良い。
私が何度も述べているように BRICS+ > G7 は歴史的流れ。
ASEANのタイ、マレーシアがBRICS+に加盟申請。
次にプーチンが訪れるベトナムの加盟申請も近いとされる。
国家、通貨の「多極化」の流れは止まることなく進んでいく。
さて、制裁する側とされる側につての議論が続いてました。
だが何より重要なのはウクライナ本国のことでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=kpNTl75ONUQ&t=1s
これは私が見ている現在のウを知るための一次情報です。
このボグダンはウから現地の生情報を直接発信している。
特に「U TIMES」は必見でしょう。
もちろん個人であるから属性やバイアスは存在している。
ただそれでもおよそ客観的で公平な発信であると評価されてるようです。
ここのウ支持派や親ロ派の方々にコメント欄も含めてぜひ見てもらいたいものです。
これ、飽和攻撃というらしい。
ただ、お互いに飽和攻撃やればいいだけのことで。
チマチマ、一発ずつ標的に当てるのは、効率が悪いし金も掛かる。
だから、第二次大戦では、焼夷爆弾なんてのを考え出した。
その究極が核なんだが。
攻撃は最大の防御。ウも露領内に飽和攻撃をやればいいのだが。
BRICS。
西側が、資本主義の拡大の為に、BRICSへ安い労働力を求めて投資して、BRICSが成長して来たのだから、BRICSへの投資をやめて、西側の域内投資だけにすれば良いだけ。
ただ、その為には、安い労働力を求めるのではなく、労働者の賃金を上げて、高賃金・高付加価値・高物価の、新しい経済論が必要。
資本主義とは、低賃金の労働力と新しい市場を求め続けるものだが、この原理はもう限界であると、随分前から言われている。資本主義のフロンティアは、バングラデシュが最後だろうと言われていた。それが、バングラデシュも賃金が上がって来たとなれば、次はどうする?というのが、従米の資本主義のやり方の最後の課題であった。
BRICSが経済的に成長すれば、今日のような動きが出てくるのは、歴史の必然。
以下、略。
>資本主義とは、低賃金の労働力と新しい市場を求め続けるものだが、
この条件にピッタリ合ったのが、中国。だから、西側は雪崩込んだ。ベトナムやその他のアジア諸国も同様だった。ベトナムも、過去20年位は、低賃金だったが豊かになって来ると西側の下請ばかりやっている訳にも行かない。
西側の通貨が要らないというのは、西側の下請をやらなくて良い、というか、やりたくてもやっていられない程、図体が大きくなっちゃったから、自立しなくてはいけなくなったということ。
西側もいつまでも、子供だと思ってちゃいけない、親も子離れしなくちゃならない事態になって来ていることを自覚せよ、ということ。
「資本主義の終焉と歴史の危機」という本があります。
と言っても、共産社会主義になる訳ではない。
共産主義は、一党独裁じゃなきゃ成り立たないとは、マルクスさんかレーニンさんが言っておられるのですから、これが、歴史に逆行するものであるとは、分かっておられたのではないか。
>ただ、お互いに飽和攻撃やればいいだけのことで。
西側は散発的にはできても断続的にはできない。
ハイマース1発10万ドル
エイタクムス1発100万ドル
ストームシャドウ1発310万ドル
援助パッケージの明細を見ればわかるが、金額は大きくても量はそんなに多くない。
まして今は在庫が薄く生産されたのを戦場に送っている状態だからなおさら。
ただそれはロシアも同じこと。
そこでは北朝鮮の安価なミサイル、砲弾が決定的に重要となる。
だからプーチンは北朝鮮を訪れた。
>BRICSへの投資をやめて、西側の域内投資だけにすれば良いだけ。
欧米はこの4年間で大きなインフレに見舞われた。
人件費、光熱費の高騰で製造業の競争力が失われている(今は補助金でごまかしてる)
対して中国はマイルドなインフレ。
ロシアから資源、エネルギー、食料を安価に大量購入。
原発、火力、水力、再エネとベストミックスを実現。
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2024/5a95e18f32be7d77.html
前年比マイナスだが圧倒的な製造業の競争力を得ている。
貿易黒字8586億ドル(約120兆円)は世界の工場の証明。
西側は中国から撤退しているがすべて自国企業に置き換わっている。
西側は中国を補助金を出す「過剰生産」としている。
だが本質は製造業競争力で勝てなくなっただけ。
西側は汎用品は輸入するが先端品は切り離してくる。
https://x.com/18e7g45s8a79e5d/status/1802997164236530022
中国はBRICS+やグローバルサウスに自国通貨で幅広く貿易することになる。
これだけで BRICS+ > G7 だと分かるだろう。
> BRICS+ > G7
だから、どうなの?
BRICS+ 、 G7 、切り離せばいいだけじゃない。切り離して困ることはない。
中国、BRICS+の盟主なら、欧米市場を当てにするな。
最近矢鱈と、中国企業のCMがオールドメディアで流れている。
日本市場を当てにしないで、BRICS+に売りなさい。
G7は、次のステージに行けばいいだけ、という話なんだが。
>そこでは北朝鮮の安価なミサイル、砲弾が決定的に重要となる。
こんなことは、小学生でも分かる、算数計算。
飽和攻撃の問題は、どれだけの時間(期間)それが継続出来るか、ということ。
戦争に勝つには、最後は、歩兵が相手の領土を確保しなければ決着しない。
ここで書くと問題があるから書かないが、西側の武器、高価なら高価な使い方があるのだが、それをしていないのが問題。
>アオキ より:2024/06/18 20:49
>貿易黒字8586億ドル(約120兆円)は世界の工場の証明。 >西側は中国から撤退しているがすべて自国企業に置き換わっている。
>西側は中国を補助金を出す「過剰生産」としている。 >だが本質は製造業競争力で勝てなくなっただけ。
うーん、以下を読むと「競争力」ではないですね。
野村総合研究所より。
中国EVの過剰生産問題とテスラの中国戦略
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0508
>米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は、中国政府はEVやPHVなどを含む新エネルギー車産業を支援するために2009~22年に総額約1,730億ドルの補助金を支出したと試算している。
>また、ドイツのキール世界経済研究所(IfW)の4月の報告書によれば、中国の自動車業界への公的支援策には、市場実勢を下回る金利での融資、割引価格での鉄鋼や電池の供給などが含まれる。
>アオキ より:2024/06/18 20:49
>対して中国はマイルドなインフレ。
インフレはマイルドでも不動産不況や若者の失業率などなど、欧米諸国と比べて未来が明るいと言える要素が見当たらないですね。
日本総研より。
なぜ中国政府は有効な消費刺激策を打てないのか
2024年05月13日 枩村秀樹、佐野淳也
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=107967
中国政府の意向で需要は制御出来ないけど供給は制御出来るところが、欧米諸国と比べてインフレ面で制御し易くなるのかな?
「BRICS+ > G7 は歴史的流れ」ですか。
”あり得ない訳ではないが、確率は低そうだな”が私の感想です。
BRICSがG7に勝る存在になるとはどうにも思えない。
なぜならロシアと中国は「信頼を築く能力」と「自国民を幸せにする」と言う
二つの能力がG7に比べて低いと感じるからです。
ブラジルやインドも伸びる!伸びる!と言われながらも結局
G7を脅かす存在になれているとは思えませんしね。
もしかしたら”BRICS = G7”と言う”新冷戦時代”なら実現するかも?
と言った所でしょうか?この戦争でボロボロになったロシアや
国内で様々な地雷を抱えている中国が爆発してしまえば、それすらなさそうですが。
なら何でASEANのタイ、マレーシアがわざわざ加盟申請するの?
G7なんてのは米国に主権を奪われた牢獄に過ぎない。
日独仏はどれだけ内政干渉を受けてきたか。
BRICSは互いに不干渉の緩い寄合所帯。
ただここにいたら米国からの内政干渉は防げる。
だからBRICS+に加盟申請が相次いでいるんでしょ?
(米国による)1極世界から多極化世界へ。
この実現が BRICS+ > G7 なの。
>多極化世界へ。
>BRICSは互いに不干渉の緩い寄合所帯。
会議は踊る、の世界の到来か。
別に、どうぞ。
>アオキ より:2024/06/18 22:36
>なら何でASEANのタイ、マレーシアがわざわざ加盟申請するの?
両天秤かな?
アジア通貨危機の教訓もあるのでしょうが。
「オールイン」はしてないようですね。
タイ、BRICS加盟に向けた意向書案を閣議決定
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/06/4740145e80217bf5.html
うーん、アオキさんの主張はAIIBに乗り遅れるなって言ってた人達とダブりますね。
「当たったら儲けもの」で一丁噛みしたのを、針小棒大にしてるだけでは?
>飽和攻撃の問題は、どれだけの時間(期間)それが継続出来るか、ということ。
だからそれができないんでしょ?
兵器、弾薬の価格と援助金額を見れば明らか。
これからはイスラエルが優先されるからもっと苦しくなる。
>戦争に勝つには、最後は、歩兵が相手の領土を確保しなければ決着しない。
ロシアがウの領土を確保してるでしょ?
これで決着がつくんでないの?
クロワッサン氏
まず中国は日本と同じ道をたどります。
・少子高齢化と人口減少
・不動産バブルとその崩壊
・米国との貿易摩擦
よって基本的に中国の未来は基本的に暗いものとなります。
だが最終的にはその規模に落ち着くのではないかと。
現在よりは収縮するでしょうが一定の経済規模は保つ。
大躍進や文化大革命よりはまし。
そして製造業は世界一を占めると考えます。
ここまで来て、漸く、憶測ではなく、事実に収斂してきましたね。
宇露戦争、やはり物量に行き着くという見方になってますね。
戦争には、物量以外にも、作戦というものがあるんですが、物量に頼ると作戦が疎かになる。宇露ともそうですね。
未だ、決着が付いてもいないことを、ある一面からとやかく言っても途中経過でしかない。
>製造業は世界一を占めると考えます。
買い手があるから、製造が出来る。製造能力があっても、買い手が付かなければ、製造業とは言えない。
EVは、買い手が追い付かないから、中国国内に在庫が山になっている。
西側は、未だ自由貿易という看板に酔っているから、中国のダンピング輸出を看過している。
中国は、補助金政策で輸出品を安くしている。
まあ、これから、どういう手で中国を抑えるか、中国はどうやってそれを掻い潜るか?
トランプみたいに、当面なりふり構わず、高関税を掛けるのが正解でしょう。
クロワッサン氏
>「当たったら儲けもの」で一丁噛みしたのを、針小棒大にしてるだけでは?
負けると分かっていたら参加しないでしょう。
欧米に睨まれるリスクを冒してるのだから勝算があるはずですよ。
もう少し時間の経過が必要ですね。
そちらの方が、経済的に利がありそうだと見ているから、そうするんでしょう。
欧米が、BRICSを睨んだことありましたっけ?
経済戦争、貿易戦争なんだから、自由にやればいいと思うけれど、加盟国、BRICS内同士で助け合ってやって行けるだけの、各々の力があると思っているんでしょうね?
幻想でなければいいけれど。
G7、西側だって、お互い助け合っているんだから。それは、夫々、お互いを助ける、助けられる、モノと力を持っているということ。
なんだかアオキさんは初心な人に見受けられますね。
困ってるロシアに近付いて、原油その他をチューチューした挙句、ロシアが戦争に負ければボイっとしちゃう、その程度の事はやる国はやりますよ?
対北朝鮮外交を見てると、ロシアは随分と余裕が無いように見受けられますけどね。
中朝露は露朝国境である豆満江(図們江)を中国船が自由に通行出来るようにするための協議を始めるようです。
多分中国からの強い要請によるものと思われますが、プーチン大統領としては極東におけるロシアの存在感が希薄になる事を恐れての北朝鮮訪問の意味合いもあると思います。金正恩総書記に、中国に有利な条約にならないよう、ロシアの立場を説明しに来たのかも知れません。
しかし、プーチン大統領がウクライナ戦争勝利にこだわる限りは、後ろ盾である中国の意向を無視できる立場ではありません。
帝政ロシア時代に獲得した極東での影響力も次第に失いつつあるという事でしょう・
日本としては、日本海に中国軍が展開する事態に備える必要があります。
>帝政ロシア時代に獲得した極東での影響力も次第に失いつつあるという事でしょう・
ホント、何を求めて、ウへ侵攻したのか?
頭を伸ばそとして、尻尾が無くなっちゃう。尻尾をあげなくちゃ協力が得られない。
もう随分前から、極東は、中国無しじゃ経済が成り立たなくなっている。
豆満江河口の話はハンギョレ新聞の以下の記事ですよね。
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/50345.html
ただ,少し信じにくいところがあります。この前,北朝鮮は黄海に向けて,つまり,中国の方向にミサイルを打ちました。中朝関係は以前のようにはうまくいってないのでしょう。この記事の「核」に関する見解も微妙なとろがあります。ただ,北朝鮮の核には中国も反対しているので,ロシアの反対もあり得るかも。あと,ロシアから見て,中国が信用できない友人ですし。
一般的解釈は,ロシアが北朝鮮の武器を喉から手が出るほど欲しい,というものでしょう。ただ,そうだとすると,ロシアの戦況は思わしくないのかもしれません。ロシア国内の軍事物資生産能力は,あまり高くない,といことになります。もしかすると,1990年移行の冷戦雪解けの時代に,軍事産業が衰退してしまって,プーチン氏が望むほど,武器に生産ができないのかも。
>プーチンの北朝鮮訪問
これ典型的な「貧すれば貪する」だね。
ホント、ロシアのトップが直々に訪れるなんて、昔の人が知ったら目を剝くかもしれない。
>我々は、国際関係にさらなる民主主義と安定をもたらすために緊密に協力する用意がある。
プーチン閣下の此処の発言、誰も突っ込んでいないようですが、合ってます?
民主主義と程遠い二国でしょうにね。
北朝鮮は国名に民主主義が付いていたはず
プーチン様
毎年の参勤交代ご苦労様です
すっかり北の配下ですね
「参勤交代」を頭に思い浮かべながらこのニュースを見てました。
プーチン氏、また遅刻 北朝鮮に深夜到着、金正恩氏が寂しく出迎え
https://mainichi.jp/articles/20240619/k00/00m/030/070000c
プ「威厳を保ってやったぜ。」
プーチン大統領の北朝鮮訪問に合わせるかのように、ロシアは日本海で軍事演習を始めました。
ロシアは西と東の両面攻撃を仕掛けて来ているのでしょうか?この北朝鮮訪問は、東側(日本)に向けての中露朝(核保有国)アピールなのでしょうか? 一方、中国は(尖閣諸島を意識した)領海侵犯者拿捕を法制化し、南シナ海には洋上原発炉設置。ますますきな臭い空気が漂ってきたようで……あのそーりを思うと泣きたくなります。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6504800
これは単に、護衛ではないですか?
二人一緒の所を、好機だ、と飽和攻撃されたら困りますから。
>領海侵犯者拿捕を法制化し、南シナ海には洋上原発炉設置
何となく挙げた拳でも、一度挙げたら降ろすのは簡単ではない、の典型例ですね。
ホント何が目的で毎日領海侵犯しているのか?
こんな事で、他人なものを取り上げられると思うのも大人気ないし、本気で取る気なら、本気のやり方があるだろうに。