立民・泉代表「次回選で基盤、5年で政権交代目指す」
立憲民主党の泉健太氏が4日、「次の選挙では政権交代は目指さない」としつつも、「5年で政権交代を目指す」とする目標を示したのだそうです。そもそも論として、現在96議席の立憲民主党が政権を担うためには、衆院で議席を倍以上に伸ばすことが必要でしょうが、それどころか自民党に対する不満を吸収する受け皿になれていない状況は、深刻です。
自民党が嫌いなら、立憲民主党政権?
当ウェブサイトの著者自身が岸田文雄首相のことを個人的に好きか、嫌いかについては、べつに違憲として表明することはありません。
客観的に述べるならば、岸田首相が現在までの2年あまりの在任期間を通じ、行ってきたことには、評価し得る点とそうでない点があることは間違いありません。そのうえで、これらの良いこと、悪いことについて総合的に判断し、評価していく賢明さが、私たち有権者の側にも求められているのです。
そのうえ、ここで冷静に考えておくべき論点のひとつは、「岸田首相を辞めさせれば、日本はもっと良くなるのか」、です。
定数465議席の衆議院では現在、自民党を主体とする会派が圧倒的多数を占め、立憲民主党を主体とする会派がこれに続いています。もしも有権者が自民党に「お灸を据える」ならば、自民党を大幅に敗北させ、立憲民主党を勝たせることが最も現実的な線ですが、それは果たして可能なのでしょうか。
実際のところ、衆議院では「自由民主党・無所属の会」が263議席、これに対し「立憲民主党・無所属」が96議席であり、残念ながら、立憲民主党が過半数(233議席)に達するには、あと137議席足りません。現在より倍以上も議席を取らなければならないのです。
泉代表「あと5年で政権交代」
こうした状況を踏まえると、次の衆議院議員総選挙がいつになるのかはわかりませんが、少なくともあと1回や2回の総選挙で立憲民主党が自民党に代替する与党になると考えるのは、少し非現実的なシナリオでしょう。
こうした状況を踏まえてこんな記事を読むと、何とも驚きます。
立憲民主党・泉代表、次期衆議院選挙で政権交代は目指さず…「次で基盤築き5年で」
―――2023/11/04 20:53付 読売新聞オンラインより
読売新聞によると、立憲民主党の泉健太代表は4日の講演で、「次期衆院選での政権交代は目指さない」としつつも「次の総選挙で基盤を築き、5年で政権交代を目指す」、などと述べたのだそうです。
そもそも日本共産党との選挙協力方針の表明を原因に、国民民主党側からは「面会拒否」されている(『玉木氏「共産との協力あり得ない」…立民との面談拒否』等参照)なかで、その「基盤」とやらを、どうやって築くつもりなのでしょうか。
なんだか、よくわかりません。
共産党との選挙協力、福島原発を「汚染水」呼ばわり、小西問題…
改めて振り返っておくと、国民民主党の玉木雄一郎代表は日本共産党との選挙協力を巡って、「『自衛隊が違憲である』とか、『原発はダメだ』とか、あるいは『日米安保はダメだ』とか、そういうことをおっしゃっているところと(協力を)やっても、いつかは別れるときがくると思う」と指摘しています。
いわば、「国家の運営にかかわる基本的な政策で一致しないところと選挙目的で協力しても、いつかは別れの日が来て、結果として有権者を裏切ることになってしまう」、というのが玉木氏の見解であり、これはそのまま現在の立憲民主党に対する疑問点でもあるのです。
なにより、立憲民主党自身がわが国の政権を担うに値する政党なのか、冷静に考えておく必要があります。
たとえば立憲民主党には福島第一原発の処理水を「汚染水」などと呼ぶ議員も所属していますし、立憲民主党はそれを党として容認する考えを示しています。
一般議員の「汚染水」発信を立民・岡田氏は容認の構え
―――2023/9/12 18:29付 産経ニュースより
また、立憲民主党といえば、小西洋之・参議院議員のように、「総務省作成」と称する怪文書を片手に、閣僚らのスキャンダルを追及する政治家も所属しています(『勝負あり:高市氏が小西文書「捏造」を説明してしまう』)。
正直、それらの国会質問が日本社会にどのような貢献をしているのか、立憲民主党、そして泉健太氏は、まじめに考えたことがあるのでしょうか。
補選の結果が物語る
むしろ、現在のように、社会のそこここで自民党や岸田文雄首相に対してさまざまな不満が渦巻いていたとしても、そのことが必ずしも立憲民主党に対する支持率を押し上げているわけではなく、いや、むしろ世論調査によっては、日本維新の会が立憲民主党を支持率で上回ることも増えているのが現状でしょう。
だいいち、先日の長崎第4区の補選でもわかるとおり、立憲民主党を中心とする野党連合が自民党から票を奪う可能性は、さほど高くありません。現実問題として、長崎第4区では当選した自民党候補と落選した野党候補の得票差が、2021年総選挙時と比べ、さらに拡大したからです。
この点、著者自身、日本維新の会に関しては全面的に信頼するに値する政党だとは必ずしも考えていませんが、少なくとも維新が最大野党になる、すなわち「立憲民主党が最大野党でなくなる」という時代がほどなくして訪れる可能性は、相応に高いと考えています。
むしろ泉氏が必要なのは、「あと5年で政権交代」などと意味のない妄想を抱くことではなく、なぜ国民が立憲民主党を信頼していないのか、そして国民からの信頼を勝ち得るためには何をしなければならないかを、きちんと分析し、政策として立案することではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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5年後に、日本がどうなっているのかは誰にも分からないので、(立憲の泉代表も含めて)どうとでも言えるのではないでしょうか。
すみません。
目標を持つことは大切なことですが、大笑いをしてしまいました。
ところで、先週、三重県の近鉄四日市駅西口で岡田克也さんがビラ配りをしていました。
通りすがりの私に、ちょうどご本人が手を差し伸べて(アジ?)ビラをくださいました。
久しぶりの生克也さんでした。ご苦労さまでございます。
ですが、私は、もうあなたの時代では無いと思っています。
立憲民主党の支持率が幾ばくかあるのが信じられない。元々は小池百合子の希望の党から排除された連中。希望の党が消滅したのはご愛嬌で旧民主党やさきがけなど「排除の論理」は日本人には受け入れられないのかと思ってはいた。5年後に政を取りたいらしいが近々の実施が想定されている選挙では150議席は獲得できるのだろうか。消滅の可能性の方のが高い気がするんだが。次の選挙では政権を目指さないとのことだが正確には政権を目指せないじゃないのか。最近は蓮舫、辻元、小西の批判トリオがおとなしい。やっと陳哲郎が出てきた。さてさて、オレは応援はしないからどうなろうと構わないが、自民党岸田文雄の政権だけは崩壊させたいのでもう少しがんばってくれたまえ!
日本の政治をよくするには
選挙の度毎に前回よりも優れた候補者に投票すればよい
カンフーの達人が植えた苗の上を飛び越し続ければ
いずれは大木を飛び越えられるようになるように
ただし木を枯らしたら元も子もない
「泉代表では駄目だ」という意見が党内で高まっているようなので、次の代表が即時政権交代と言い出すでしょう。多分衆院選後に
立憲の主体が明確でない。寄せ集めの組織でとにかく政権交代しか聞こえてこない。もしも政権交代をしたいのであれば、各省庁・官僚に対して立憲の主張を通さないといつまでも何もできない。その主張とは、まずは各省庁に日参してでも
調べたいことを徹底的にすることです。
そうすれば多少これから何をするかわかってくると思う。今は現状問題のみ発言しているように見える。
立憲共産党が目指してるのは政権転覆だと思ってました
はは。
こうした荒唐無稽なことでも言わないと
韓流政党民主党の二匹目のドジョウウッシッシを
期待するコアな支持者さんは
つなぎとめられないのですかねえ。
韓流の人たちは、
民主党政権をあっという間に叩き出し
日本の韓流社会のもくろみを潰した
アベは許せない的に今でも喚いて見えますが
安倍総理だからこそ、今まで
その韓流らしい憎悪をいだき続けてこれたのです。
ところが、韓流政党民主党のお株を奪う
半島とウッシッシの岸田政権では
政権取れっコない立憲民主党になんかは
もはや価値はないでしょう。
その風向きの変化に気づかずに
えらっそうで理不尽な態度を取り続けた
THE小西議員さんはメディアにしっぺ返しを
受けたのが先の事件だったと推察します。
次回は毎回やってくる
好意的に見るのなら、泉代表のこの発言は
①支持者とスポンサー向けに威勢の良い事を言わないといけないので、5年後と主張して
時間を稼いだ(5年後には自分が引退しているかも、と計算済み?)
②立憲民主党の代表なんかさっさとやめたいので、「政権交代を目指すどころか
議席を減らしてるじゃねーか!」と叱責されて責任を取らされる事を狙っている
と言った所でしょうかね?……あれ?全然好意的じゃない?
対象国が日本であれば、無限の次回で終わりますが
対象国が南国であれば、主張通り政権を取れるかもしれません。
立憲共産党のいtもの主張は、南国政権やその近くの
人達の主張と似ていますよね。