「未来の世界の青狸」と暮らす世界線は意外とローテク
22世紀からやって来たわりには、ローテクの世界線で生きているものだと思わざるを得ません。とある指摘によれば、東京都練馬区月見台すすきが原に居住する人たちは、居間でテレビを見ていたり、新聞を熱心に読んだりしているようだからです。ただ、世田谷区桜新町あさひが丘3丁目にお住いの富豪一家の連絡手段は「黒電話」だ、という説も登場するなど、情報は錯綜している状況です。
2023/11/03 16:11追記
タグの設定を誤っていましたので修正しています。
青狸各論
当ウェブサイトで精力的に取り上げる論点のひとつが、例の東京都練馬区に居住する「青狸(あお・たぬき)」に関するものです。
先日の『青狸各論:源氏の「性格の悪さ」』では、骨川、剛田両氏の野火氏に対する執拗な嫌がらせに対し、源静子(みなもと・しずこ)氏がたしなめるでもなく傍観し、むしろ積極的に加害行為に加担しているのではないか、とする論点を取り上げました。
これが事実なら、源氏は、とんでもない偽善者です。
実家が太いことで知られる骨川があたらしいおもちゃを手にした際、「野火、悪いな!これ3人用なんだ!」と叫び、剛田と源のみを誘い、野火を除け者にする――。
源氏が本当に「心優しき女性」ならば、こんな行為に加担するわけがありません。
いずれにせよ、おなじ人間模様でも、子供の頃に見るのと大人になってから見るのとでは、真相がまったく違って見える、というのは、なかなかに重要な論点といえるのではないでしょうか。
スマートフォンは存在するのか
さて、こうしたなか、この「青狸の行状」を巡っては、注目している人も多いらしく、とある「ウォッチャー」の方がこんなことをつぶやいたそうです。
「そういえばド●ラえもんの世界では新聞、テレビが日常的に登場するなぁ…」。
なかなかに、するどい指摘です。
あまり知られていない話題ですが、青狸一味が暮らす「東京都練馬区月見台すすきが原」は、私たちが暮らす令和の日本とは、少し異なる世界に所属しています。スマートフォンなどが搭乗しないからです。
先日は野火のび犬氏のお父様(のびスケ氏)が居間でビール瓶を前にテレビを見てくつろいでいるシーン、お母さま(多摩子氏)が新聞を読んでいるシーンなどが出てきましたが、おそらく30代と思しきご両名が日常的にテレビや新聞を読むというのは、令和の日本では、あまり一般的ではありません。
青狸自体が22世紀のテクノロジーで製造されているわりには、案外、すすぎが原もローテクな地域です(※なお、すすぎが原一帯の住民の皆さまを貶める目的があるわけではありませんので、ご了承ください)。
世田谷の大富豪一家に至っては黒電話が現役
ただ、それを言い出せば、「東京都世田谷区桜新町あさひが丘3丁目」にある、およそ200㎡を超えると思われる東京都内としては広大な敷地に暮らす鱒田ハマグリ(仮)さん一家の場合も、スマートフォンやガラケーなどが登場しないのではないか、といった論点も、しばしば指摘されます。
ハマグリさん一家と連絡を取る手段は「黒電話」ないし「電報」だ、といった情報も錯綜しており、FAX、テレックス、電子メールといった20世紀のテクノロジーによる連絡手段は存在しない、といった指摘もあるようです。
いずれにせよ、「モノを大切にする心」、いつまでも大事にしたいものでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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22世紀からやってきた青狸は、20世紀後半の(時間的に)閉鎖された世界にやってきたので、その時間の世界では、居間で家族でテレビを視て、新聞を熱心に読むのです。
蛇足ですが、これは一種の時代劇(?)なので、ここではネットが使えないのでないでしょうか。
ほんの35年前か?ガラケーが世にでていまじゃ携帯電話でテレビがみれてメールも打てる。電報じゃ直ぐって訳じゃないけどメールは直ぐだもんなぁ。新聞はいらなくなりつつあり広告だって携帯電話で確認できちゃう時代なのだ。青狸の時代に近づきつつある。前妻との夫婦ゲンカは壮絶だった。ガラケー真っ二つされたこともある。言い分は双方あるだろうが、おれにはしずかちゃんの方がいい。う~ん偽善者かぁ。しんじられない、、、
昔の作品で描かれている「未来」は現実の未来とは一致しないケースが多々ありますね。
2015年の箱根には当然”使徒”なんか来なかったのは当たり前としても、
スマホがなくてTVや新聞が生き残っているのは何とも違和感が生じるのはしょうがないのか。
キャプテン翼だと昔は携帯電話もインターネットもDVDもなくて、情報収集も雑誌と
ビデオテープが当たり前だったのに、今では登場人物達がスマホを使いこなしている……
おいこら、君たちの世界では日本はワールドカップに出場した事がないんじゃなかったのか!?
それを言ったら2003年にパンツ一丁で重火器により武装した原子炉内蔵型の少年型ロボは誕生しなかったようですな。
それから「オコノミボックス」は「四角いものなら何にでもなる」らしいので、「スマホになれ」とか命令したらスマホとして使えるような気がする、という投稿があります。
いちいち世話が焼ける○○メガネのために
青狸は四次元ポケットに手を突っ込み
「難題なんでも解決マシン」を取り出し
後はドラ焼きを食べて昼寝でもしようかと
取り出したマシンを見ると
それは青狸の形をしていた
めんど臭そうな顔したそのマシンは
おもむろに四次元ポケットに手を突っ込み
取り出したのは・・・
それ、循環参照やからな!いちおう言っとくで。循環参照やで!!
参考:あくまでも記憶ベースですが、方倉陽二先生が執筆した『ド●ラえもん百科』のなかに、「さいこうのひみつどうぐ」は「ぼくじしん」、という記述があった気がします。
んん様
おもむろに取り出したのは・・・
ビッグボンビー。
こんなもんに取り付かれたエンガチョには、誰も近づきとうないから、
「総辞職せえ」言うて、首に鈴つけに来るようなヤツはおらん。
取り付かれた→取り憑かれた
にすべきですね。深謝 m( _ _ )m
>「野火、悪いな!これ3人用なんだ!」と叫び、剛田と源のみを誘い、野火を除け者にする――。源氏が本当に「心優しき女性」ならば、こんな行為に加担するわけがありません。
この一文は、前後の脈絡を無視し、ある断面のみを切り出して、それがすべてであるかのように見せかける、ちょっとそんな匂いを感じる。
わたしが想像するに、このできごとの少し前に、のび太クンは青狸クンとともに、しずかちゃんが入浴中の源家の浴室に闖入したのではあるまいか。
それが事実であれば、「あたし怒ってるのよ」ということを、しずかちゃんがかなり露骨な形で示したって、お年頃の女の子としては無理からぬところと思うんですがねぇ。
故意か否かはともかく、のび太がしずかちゃんの入浴シーンを(テレビ放送分も含めれば)何度も覗いたのは間違いない。それでも、そうした悪行を深く根に持つこともなく、のび太に(たいていの場合は)やさしく接したしずかちゃんの、何とおおらかな{脳天気な?}こと!
あのポワンとした表情。好きだな(笑)。
お言葉ですがそのご見解には承服いたしかねます。そもそも源の1日当たり入浴回数が一般人と比べ異常に多いという事実を踏まえるならば、血気盛んなチー牛こと野火がついうっかり入浴を覗いてしまうという現象が生じるのも無理はありません。もちろん野火の普段の素行の悪さは否定しませんが、そのことは骨川の執拗なる嫌がらせに悪乗りする源の行動を正当化するものではないのです。
…あと、どうでも良い論点ですが22世紀生まれの野火忙(のび・いそがし)氏はこの源のことを「おばあちゃん」などと無礼な呼び方をしているようですね。
ドラえもんは、多分、全巻読んでいると思います。
確かこんな場面があったように思いますが、源静香ちゃんは、3人で花火をやっていても面白くなくて、野火のことが気になって途中で帰って来るんじゃなかったかな?
そして、その晩、野火と青狸と3人で野火の家の庭で花火をするんじゃなかったかなあ?
これは、曖昧な記憶の中の、希望的なストーリーを自分で作り上げたのかもしれませんが。
とらえもんはともかくとして、サダエさんの世界に携帯電話はそぐわないですね。
黒電話の世界に唐突な携帯電話をもたらしたガラスの仮面の衝撃は御免被りです。
浪弊さんの会社のデスクにはPCがなく電話機(※固定電話)だけが設置されています。これをもってネットでは「これは浪弊さんの追い出し部屋ではないか」、「浪弊さんは窓際族か?」などと揶揄する心無いコメントが多数出ているのは困りものです。
浪弊さんの月収は。「¥785.420.-」なんですってね。
デスクに噛り付いても残りたい気持ちは理解できます。
(さすがに785円42銭ではないと思います。)