年内解散総選挙なら「歴代6位の長期政権」も視野に?
最近の地方選の結果を見ていると、自民党が大敗するかもしれない――。こんなコラム記事が27日、産経ニュースに掲載されていました。例の「4万円減税」もそうですが、どうも現在の自民党は有権者を落胆させるだけでなく、神経を逆撫でするような政策を出してきているフシがあります。ただ、こと衆院選に関していえば、立民の支持率が低く、かつ、維新の選挙準備が間に合っていない間であれば、自民党が政権を失うほどに惨敗するという可能性は高くありません。といっても、「岸田文雄首相が年内解散総選挙に踏み切れば」、の話ですが…。
目次
自民党は大敗を喫するのか
産経ニュース『自民大敗の予兆』
産経ニュースに27日付で、こんな記事が掲載されていました。
「自民大敗」これだけの予兆 乾正人
―――2023/10/27 10:00付 産経ニュースより
当ウェブサイトの読者の皆さま方のなかには、この記事をお読みになったという方もいらっしゃることでしょう。ざっと要約すると、こんな内容です。
- 先日の補選で自民党が1勝1敗となり、岸田文雄首相がほっと一息ついている気配が伝わってきている
- 首相周辺からは、期間限定で所得税減税を実施したうえで、低所得や高齢者の非課税世帯に給付金をばらまき、日本維新の会の候補者が全国で出そろっていないチャンスを捉え、年内に衆院解散・総選挙に打って出るべきだという主戦論も聞こえてくる
- だが、いま首相が衆院解散・総選挙に打って出ると、自民党は思わぬ大敗を喫するのではないか、という予感がする。最近の地方選挙で顕著な予兆が出ているからだ
…。
泉氏に具体的に政策呈示があるとも思えないが…
リンク先記事では、先日の宮城県議選や埼玉県所沢市長選、都議選の補選など、最近の地方選で、自民党(や公明党)の苦戦が続いている状況に加え、選挙に弱い自民党議員の公明・創価学会依存症がますます重症となっているなどと指摘。
「多くの国民が将来に『漠然たる不安』を抱いている今こそ、泉氏のような力強い発信力と具体的な政策提示が不可欠」としたうえで、こう述べます。
「選挙で『大敗』したくないのなら、小手先の減税ではダメですぞ、岸田さん」。
この点、泉健太・立憲民主党代表に「力強い発信力と具体的な政策呈示」があるようには思えませんが、それでも自民党支持者の間で岸田文雄首相に対する落胆が広まっていることはおそらく間違いありません。
当ウェブサイトでもここ最近は連日のように取り上げている通り、岸田首相が打ち出している(とされる)「1年間こっきりの4万円の定額減税」などのように、その効果が疑われるような政策も散見されるからです。
ちょっと補選で勝ったからといって、良い気になるなよ、と言いたくなる有権者の方も多いことでしょうし、そうした不満を持つ人からすれば、この記事には深く共感するに違いありません。
しかし、地方選で自民党の苦戦事例が相次いでいるからといって、それを国政選にもそのまま当てはめて考えるアプローチは、正しいのでしょうか。
政治評論にも「数字」が必要だが…世論調査は信頼できるのか?
さて、当ウェブサイトは偉そうに「政治経済評論」などと名乗っていますが、普段から「数値化できるものはすべて数値化すること」が重要だと考えています。
「数値化できるもの」の代表例としては、経済に関する話題――たとえばGDP、インフレ率、失業率、有効求人倍率といった指標、あるいは「ヒト、モノ、カネの流れ」など――がわかりやすいと思いますが、数値化できるものは、それだけではありません。
政治に関しても同様に、「数値化」できるものが、わりとたくさんあります。とりわけ多くの人にとって、すぐに頭に思い浮かべるものとしては、内閣支持率や政党支持率があるでしょう。とくに支持率は主要メディアがほぼ毎月調査しているなど、頻度も高いため、政治を手っ取り早く「数字で知る」にはちょうど良い指標です。
ただ、この「支持率」に関しては、なにかと論点もあります。その最たるものといえば、「調査そのものが信頼に値するのかどうか」、という点でしょう。
先日の『回答者が高齢者に極端に偏るNHK世論調査=内部資料』でも紹介したとおり、どうやら回答者属性にはかなりの偏りがあるらしく、また、噂によれば、いちぶのメディアは内閣支持率の調査結果に手で何らかの「補正」を加えているらしい、といった情報もあります。
これに加えて2017年7月には、いわゆる「もりかけ問題」などの余波もあってか、多くのメディアの調査で安倍晋三内閣に対する支持率が急落したことがありましたが、そのわりに同年10月に行われた衆議院議員総選挙では、自民党が圧勝という結果に終わっています。
さらには、内閣支持率は調査のタイミング、質問の順序によっても回答内容が変わってくる可能性があるほか、時事通信などの一部メディアのものを除けば電話で調査が行われていて、つい最近まで携帯電話が調査対象に含まれていなかったようですので、どうもこれに全幅の信頼を置くには不安があります。
このほかにも毎月の世論調査で尋ねられる質問についても、誰がどう設定しているのか、その客観性という問題もあるでしょう。
このように考えていくと、数値化できるものに関しては極力数字で判断する、というのはひとつの考え方ですが、それと同時に数字を絶対視すべきものでもないのです。
世論調査では政権支持率は発足以来最低に
こうしたなかで、各種世論調査によれば、岸田文雄内閣の支持率は「発足以来の最低値」に沈むケースが増えているようです。
たとえば、図表1に示した通り、当ウェブサイトで「定点観測」的にチェックしている6つの調査のうち、現時点までに公表されている5つの調査によると、2023年10月はいずれも支持率が不支持率を大きく下回っています(読売新聞のものを除けば、すべての調査で20ポイント以上、下回っています)。
図表1 内閣支持率(2023年10月)
メディアと調査日 | 支持率(前回比) | 不支持率(前回比) |
時事通信(10/6~9) | 26.3%(▲1.7) | 46.3%(+2.3) |
朝日新聞(10/14~15) | 29.0%(▲8.0) | 60.0%(+7.0) |
読売新聞(10/13~15) | 34.0%(▲1.0) | 49.0%(▲1.0) |
共同通信(10/14~15) | 32.3%(▲7.5) | 52.5%(+12.8) |
産経・FNN(10/14~15) | 35.6%(▲3.3) | 59.6%(+3.5) |
(【出所】各社報道をもとに著者作成)
これだけを見ると、岸田内閣の支持率は間違いなく「危険水域」です(もっとも、「青木率」と呼ばれる、内閣支持率と自民党支持率の合計値については、だいたい50%を超えているのが実情ですが…)。
噂によると岸田首相は来年9月の自民党総裁選で自身が再選されるために、衆議院の解散総選挙を仕掛けるのではないか、などとする指摘もあるのですが、この支持率水準で選挙をやったとしても、果たして岸田首相が率いる自民党が、選挙で勝てるものなのでしょうか。
選挙の得票で見る「勝てる自民党」
確実な数字があるなら、それは「票数」
結論からいえば、地方選の結果だけで国政選挙の予測をすることは、必ずしも正しいアプローチとは限りません。
もちろん、国政選も地方選も、投票しているのは同じ有権者であり、地方選の結果と国政選の結果が全国的に著しく乖離し続けることは、常識的にはあまり考えられないことですが、それと同時に国政選と地方選では仕組みが異なるため、大きく異なった結果が出ることもあるからです。
そして、政治の世界における「数字」として、絶対的なものがひとつあります。
それが、「得票」です。
総務省のウェブサイトに行けば、たとえば『衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果』や『参議院議員通常選挙 速報結果』などのページで、過去の国政選挙における各政党・候補者の得票数、党派別の獲得議席数などについて、かなり詳しいデータを得ることができます。
もちろん、過去のデータは未来を予測するものとは限りませんが、それでも少なくとも選挙を議論するならば、過去データを見て、その大雑把な特徴くらいは把握しておくべきでしょう。
たとえば、衆議院議員総選挙の場合だと、定数465議席のうち小選挙区に289議席、比例代表に176議席が配分されます。このうち小選挙区は「ウィナー・テイクス・オール」、つまり他候補者よりも1票でも多く獲得した候補者が勝ち、それ以外の候補者はすべて落選します。
しかも、比例代表で重複立候補していれば、条件次第では「比例復活」という救済措置を受けることはできますが、もし重複立候補をしていなかったり、自身が所属する政党が十分な票を獲得していなかったりすれば、比例復活もありません。
年内解散なら維新がまだ伸びない
そして、選挙というものは「支持された政党が勝つ」というものである以上に、「支持されていない政党が負ける」という性格を持っています。もしも自民党が支持されていなかったとしても、最大野党である立憲民主党が自民党以上に「支持されていなかった」としたら、立憲民主党が負け、相対的に自民党が勝つかもしれません。
さらには立憲民主党に代わって最大野党の地位を目指しているとされる日本維新の会については、前回衆院選では小選挙区で94人の候補者を立てたのですが、このうち当選者は16人、次点が17人、そして3位が58人・4位が3人と、「当選までまだまだ」という候補者が全体の6割だったことを忘れてはなりません。
前回3位だった候補者が、次回衆院選でいきなり当選するという可能性は、さほど高くありません。
すなわち、最大野党である立憲民主党に対する支持率が低く、立民に代わって最大野党となる可能性が上昇しているとされる維新の選挙準備が整っていないうちであれば、解散総選挙を仕掛ければ、自民党が勝つ可能性が高いのです。
この点、維新では現在、参議院議員の衆院鞍替え(たとえば音喜多駿氏)、元自民党・立憲民主党などの候補者の移籍(たとえば河村建一氏)など、さまざまな手段で議席の上積みを図っていますが、もしも「年内解散総選挙」となれば、いかんせん時間が足りません。
逆にいえば、岸田首相にとっては「いまこの瞬間に」選挙をやれば、自民党は多少議席を減らすかもしれないにせよ、そこそこの議席を確保し、来年9月の自民党総裁選で再選を確実にすることができる(かもしれない)のです。
岸田首相2期6年なら歴代6位の長期政権に!悪夢?
そうすれば、少なくとも衆院選の任期は最長で2027年12頃まで伸びますし、岸田首相が衆院解散をしなければ、お望み通り(?)、自民党総裁を2期6年(つまり2027年9月末まで)務めることができるかもしれません。その場合、首相としての在任日数も2188日と歴代6位に浮上するでしょう(図表2)。
図表2 岸田首相が2027年9月30日まで首相を務めた場合の通算在任日数ランキング
ランキング | 氏名 | 在任日数 |
1位 | 安倍 晋三 | 3,188日 |
2位 | 桂 太郎 | 2,886日 |
3位 | 佐藤 榮作 | 2,798日 |
4位 | 伊藤 博文 | 2,720日 |
5位 | 吉田 茂 | 2,616日 |
6位 | 岸田文雄 | 2,188日 |
7位 | 小泉 純一郎 | 1,980日 |
8位 | 中曽根 康弘 | 1,806日 |
9位 | 池田 勇人 | 1,575日 |
10位 | 西園寺 公望 | 1,400日 |
(【出所】首相官邸HPデータをもとに著者計算)
したがって、もし岸田首相が自身の首相としての在任期間「だけ」を目的とするならば、「4万円減税」などの(まやかしの)減税でお茶を濁してとりあえず強引に解散総選挙に持ち込むのが正解でしょう。
正直、あまり考えたくないという人も多いかもしれませんし、岸田政権が2027年まで続くのは「悪夢」、と思う人もいるかもしれませんが、数字のうえで判断するならば、年内解散総選挙なら、岸田政権には最長6年の長期政権が視野に入ってくるのです。
岸田長期政権が国民のためになるのか?
ただしこの場合、自民党はもう3年間、岸田文雄体制が続くことになり、ケースによっては日本維新の会(あるいは新興保守政党)が勢力を伸ばし、岸田首相が退任直後の衆院選で自民党が大敗を喫し、再び自民党が下野する、という可能性も出てきます。
これが日本の未来に取って望ましいシナリオなのかどうかは、わかりませんが…。
もっとも、個人的には、岸田首相が年内解散に踏み切れず、来年9月の自民党総裁選で落選し(あるいはその前の段階で自民党内に「岸田おろし」が発生し)、「岸田首相以外の自民党政権」が続く可能性についても捨てきれないと考えています。
いずれにせよ、私たち有権者としても、いつ総選挙があっても良いよう、各政党の公約や党首の言動などには注目しつつ、自身が居住している選挙区での主要候補者を調べておき、どの政治家・どの政党に自身の1票を投じるかを、そろそろシミュレーションしておくべきでしょう。
読者コメント欄では建設的な議論を!
なお、少しだけ余談です。
当ウェブサイトの『読者雑談専用記事』では最近、特定政党を支持していると表明する人と、支持していないと表明している人の間でも論戦があるようですが、当ウェブサイトとして公式に特定の政党を支持することは(いまのところは)考えていません。
選挙というものは、有権者がみずから考え、投票すべきものだからです。
当該論戦に関しても、限度を超えた罵詈雑言など、ウェブサイトの品位に関わると考えられる投稿については削除していきますが、節度を守っている限りは、特定政党を支持している(あるいは支持していない)というだけの理由でコメントを削除するつもりはありません。
基本的に、政治的主張はどうかご自由になさっていただいて結構ですし、なんでしたら公選法の規定などに反しない範囲内において、特定政党の党員募集などをしていただいても構いません(あるいは逆に、「その政党の党員になるべきではない」、という呼びかけも構いません)。
いずれにせよ、当ウェブサイトの読者コメント基準を守り、建設的な議論をお願いしたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
パシリーダーの岸田文雄をバシルーラしたいもの。
>特定政党を支持していると表明する人と、支持していないと表明している人の間でも論戦があるようです
>節度を守っている限りは、特定政党を支持している(あるいは支持していない)という・・・・
>基本的に、政治的主張はどうかご自由になさっていただいて結構です
この論戦は、読んでいて政治の勉強になります。政治とは、こんな構造でこんな風に作られていくものなのかな?と感じることがあります。
論戦の良い所は、相手に自分の考えを納得してもらう為に、先ずは、自分の考えを論理的に構築しようとする点だろうと思います。コメントを読んでいて、そんな試みをしておられるなと感じられる所が特に勉強になります。
このサイトのコメントには様々な種類があります。自分の考えや意見を書く、自分の知識を書く、新しい情報を書く、自分の趣味を書く、などがあります。
このサイトを読んでいて、新しい知識や情報や考え方を知って得をしたなと思うことが多々ありますし、自分の考えが整理され更に新しい考えに行き着くこともありますし、自分の考えが修正されることもあります。
中には、自分の知識が自分の考えだと思っている方も見受けられます。元より、知識と考えは別物です。
こういう知識豊富な方には、勿体ないなと感じます。これだけの豊富な知識を、知識だけにしておかないで、そこから一歩も二歩も進んで、知識を材料にして自分独自の考えを構築すればいいのにと感じます。
そこで、何かをテーマにして論戦することは、知識を考えに昇華させる機会になるはずです。
特に、政治をテーマにするのは、論戦が良い意味で熱くなりがちなのでいいのではないかと思います。
熱くなる=熱心になる=論理構築に意識が行く、ということではないかと思います。
実際このサイトの、ある特定政党に関する論戦は、これから結党するということですからより論戦が白熱しているように感じます。ハーバードの「白熱教室」のように、特定のテーマ、特に結果に関して意見がいろいろ出て来そうなテーマについては、論戦が白熱するのではないでしょうか?
個人的には、その特定政党に関しては興味がないので、今後も他の方の論戦があれば読ませて頂くだけになりますが。
マスコミは「増税」について的を当てて、選挙の争点としたいようだ。
だが、本当の争点は、「安全保障」であり、
岸田政権は防衛費を増額しました。
マスコミは明らかに親韓・親中である。
マスコミは、日本国民に「安全保障」を争点にされ、
日本国会でのスムーズな運営を阻止すべく
マスコミが「増税・減税」に話題を逸らしている、と理解してます。
過去に自民党は全国ベースで得票を稼いできました。農村ではコメの増産・減産を基盤に手厚く?主導権を取っており、その裏で補助金で操っていました。
これが自民党を第一政党にしていたのです。地域の村一番の庄屋というか権力者を地域の国会議員・代議士にして地盤を築いていったのです。
その後、得票に不安が生じ公明党と補完するように至っています。
公明党は宗教団体が作った政党で、与党に執着して宗教団体の権利保全の目的で活動しているのでこれといった政策・理念はありません。ただ、国交大臣の椅子はいつも誇示しています。
立憲民主党は、この自公の壁を崩すことはできません。労働組合等の団体から支持していますが、基盤が弱くいつも頓挫し派生・分裂を繰り返しています。
それでいけないので、松下幸之助が政経塾を創設し代議士を育成し、政党にこだわらず、優秀な人材創成したのですがこれでも政治は変わりませんでした。
それで、維新の会が地域政党として創成されたのです。地域政党ではありますが、地域から全国へと浸透すると思います。
>岸田首相2期6年なら歴代6位の長期政権に!悪夢?
本当にそのようなことが起きると悪夢ですね。巷では「増税糞めがね・税金泥棒」なんて攻撃するブログもありますし、
イスラエル問題でやるべきことは明白なのに…「外交の岸田」はデタラメと断言できる岸田政権の「ヤバすぎる対応」
長谷川 幸洋ジャーナリ
https://gendai.media/articles/-/118331
のようにお粗末極まりない総理として糾弾されているのに、歴代6位の長期政権などとキチガイ沙汰な状態だけは止めて欲しいですね。
直近では年金改革計画しており、専業主婦の年金からも従来徴収していなかった税金を徴収して税金を吸い取ろうとしていると言うニュースが佐川チャンネルで解説されています。
次の選挙も広島の専業主婦はキシダクンを国会に送って増税に精を出して貰いたいと思うのでしょうかね。それが事実なら気が狂っている選択をしているとしか思えませんが、キシダクンが再度国会に戻ってくると言うことは年金改革をして専業主婦からも税金をしっかり搾り取って欲しいという意思表示になることでしょう。そして歴代6位の長期関件に手を貸すことになるでしょう。
これこそ本当の悪夢ですな。
さてさて、悪夢を実現するかどうかは広島の専業主婦に掛かっているかも知れませんぞ。まもなく天国?に召される予定の私、呆け老人でもそこまで呆けてはいないつもりですが。若くして呆け専業主婦を選択する方は少ないと信じますが。
「専業主婦」は日本独特の文化なのかもしれません。それを前提とした現行の日本の社会制度が、岸田氏のリベラル政策で大きな転換点を迎えていると感じます。LGBTも、これまで日本社会独特の包容力の中で生きていたかと思います。それも岸田氏のリベラル政策で180度転換し、逆に女性や子供の生存権が脅かされる状況になった上に、逆に当事者への批判や性犯罪者では無いかとの誹謗中傷を招く事態となっています。
政治は法律を作り執行されているか監視し、社会秩序を守るという役割りがあるかと思います。そこの基本として、日本文化や社会に対する考え方があると思います。政党や政治家は、目指す方向性や信条といったものを明確にすべきかと思いますね。
お前さんも負けないねぇ。おれも百田新党には期待しているんだがLGBTや原発撤退を早くも決めてしまった。根幹が揺れれば大義が薄れる。一つ一つの政策ができる、できない、ではなく志しや初心がどこにあるのかが重要でこれでは民主党と変わさあらない。方針がかわるなら信用は薄れる。選挙前でこれだけぶれる。しがない一票だが国民民主党の方がぶれてない前原誠司の存在は気に入らないが大義名分の撤回は一番の約束違反だ。
民主党と変わさあない、、打ち間違えた
変わらないです。
あとね、、親愛なるネコさんへ、、を忘れた。
ごめんちゃい、、、
もし選挙が行われたとして,議席を大きめに減らすことはあっても(そうであってほしい)自民の過半数割れはまずないと思いますが,岸田さん個人が落選すれば面白いことになりえますかね?
特定政党を巡る論戦の当事者の一人であると認識しておりますが、率直に申し上げて、「論戦」では無いと思っております。論戦とはポジティブなものであるかと思いますが、今の状態は、特定の非支持者より党代表個人への誹謗中傷を一方的に浴びているだけと感じています。
現状では自民党が政権党であり、これは向こうしばらく続きます。その自民党の政策がリベラル指向となり、日本の社会制度を崩壊させるような政策を実施し、増税指向を隠さなくなり、もはや搾取という域まで達しています。領土や国益、国の尊厳を失う事に平気どころか、逆に喜びさえ感じているかのような外交安保。
普通であれば野党が糾弾し、これを正すべきなのに、既存野党も同じ指向性でいる。これに一石を投じたのが特定政党であると思っています。
私のこの考え方と非支持者の考え方と、何が違い、あるいは誤っているのか、それを建設的に議論する事が、「論戦」なのかなと思います。
百田氏個人についての「論戦」では無く、「特定政党」についての「論戦」を、非支持者の方と是非させていただきたいと思っております。
だから、オレは無視することにした。直接聞き、直接話さねばわからないことが多いからね。その場の雰囲気もあるしな。だけど方針転換は原点の問題だ。LGBTとか原発の問題は大事な議論になる。その過程で支持、不支持をきめていく。大事な議論を棚上げするなら与党と変わらない。原点の維持は志しに通じる。すくなくともおれは自民党らと違う保守を求めている。
たろうちゃん
LGBTは百田氏が新党を作ることにした一番の理由なので、そこを撤回することは無いと思います。基本政策の三番目にLGBT理解増進法の改正、とあります。原発については触れてはいませんが、原発廃棄とも言ってません。何れも減税日本との調整でトーンダウンしたと、百田有本両氏は説明しています。まだ調整中との事、党の見解を待ちたいと思います。
基本政策ですが、これからどんどんブラッシュアップされていくと思います。重要課題を棚上げするような日和見政党ではない、と私は信じています。
コメント失礼します。
>ねこ大好き様
https://shinjukuacc.com/20231028-00/comment-page-1/#comment-291853
論戦ではないのは同意です。だって君達百田信者?(反百田工作員なら君達の振る舞いは100点満点)が百田の偉業や善行を全く紹介しないから、懐疑派は支持者や信者になりようがない。話が進まないんですよ。百田を応援している?側からプラスの判断材料が一切出されないから、やっぱ百田党は駄目だな、になります。
当時昭恵夫人が病院に向かっていたのに勝手に訃報を垂れ流し、多くの議員を敵に回し、
https://nikkan-spa.jp/1842659
現総理の死を吉報として期待する。
https://www.sejp.net/archives/9423
こんな人間の屑が天辺の政党なんだから嫌われ警戒されるのは当たり前です。だからそれを払拭する材料は君達のお気持ち以外は無いのか?ってずっと訊ねてる。
政党も群れ、人間の集まりである以上、教祖の百田自身も追及されるのは当然。其処から逃げてる内は政党への話には移行出来ない。
ついでにもう一人の百田信者?にも。
>たろうちゃん様
逃げるのは自由ですが、直接話していないこの場所に留まり続ける事との整合性が取れてませんね。
君達にとって都合の良い話しか聞きたくないなら、敵地に赴かず、内輪で慰め合えばいい。解同朝田理論=自分の気分至上主義者は忌み嫌われる。
君達は地獄の民主党政権の再来を望んでいるのですかな?
ビトウさん
私に敬称をつけたのですね。マナー違反は認識されたようですね。
貴殿が重要視されている百田氏の人格や人間性についてですが、私は何とも思っていません。何とも思っていない以上、反論する事ができません。
貴殿が執拗に取り上げている安倍首相狙撃時の百田氏の言動ですが、確かに不見識ですが、百田氏が心から尊敬し、この国の柱であった安倍首相を失った事のショックで、口走ってしまったものでしょう。当時、確かに私も不快感を感じましたが、今となっては百田氏が何を言ったか、正直覚えていません。おそらくあの日は日本中の安倍首相を尊敬する人の多くが、動揺し我を忘れた行動を取ったのだろうと、今だからこそ思います。
何度も言いますが、百田氏は聖人君子ではありません。異常なおしゃべりで、すぐおちゃらける関西人です。母親もこの子は馬鹿じゃなかろうか、と心配するくらいの異端児だったそうです。むしろそうでなければ、67歳でベストセラー作家でインフルエンサーの億万長者が、政党なんか、それも自民党の向こうを張って保守の看板で立ち上げません。
私は作家・百田尚樹のファンではありません。私は司馬遼太郎とか安部龍太郎とかが好きです。虎ノ門で百田氏を知るようになり、そこから朝8に流れ、今日に至ってます。
私のことを信者信者と連呼してますが、誹謗中傷の意味で言ってるのですか?
私はこの国の行く末が心配でならないのです。自分の子が不幸になるのではないかと、本気で心配しています。その不安の要素を的確に指摘し、改善していくと宣言した保守党を支持し応援しているだけです。
貴殿の目には百田氏がペテン師か独裁者か宗教家に見えてるのでしょう。しかしながら私はそれを変えることはできません。貴殿がここでこれからも持論を展開されるでしょうが、私は何も言いません。なので貴殿も私を名指しして挑発めいたコメントを書くのはご遠慮下さい。
貴殿の論と私の論。どちらを良しとするかはそれを読んだ方が決める事です。私の論が悪いとなれば、それは私の力不足です。
貴殿のその批判という行動や情熱をプラスとなる応援活動に使われることを願っています。
>建設的な議論を
そうしたいのなら「増税メガネ」なんてパヨクの使いたがる品性下劣な罵倒語を絶対に使わない事ですな。
この言葉を使うだけでせっかくの批判は唯の誹謗中傷に堕してしまいます。
>読者コメント欄では建設的な議論を!
「増税メガネ」なんて言うパヨクの使う罵倒語を無自覚に使ってる限りは夢のまた夢でしょう。
>建設的な議論を
あれだけ「増税メガネ」なんて罵倒語を使うのは止めた方がいいと忠告したのに、それすら削除するって所詮このブログもその程度なんでしょうね。