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LGBT法が自民党に残した禍根

青山繁晴、和田政宗の両参議院議員が、いわゆる「LGBT法案」に批判的な立場を崩していません。おそらく本日にも行われるであろう参議院のLGBT法案の採決で、両議員を含めた造反者は出て来るのでしょうか?この点、個人的には造反の可能性はさほど高くないと予測しているものの、それと同時に意識しておきたいのが、今回のLGBT法案を巡る党内の混乱に加え、岸田文雄首相が衆院解散を先送りにしたことによる岸田政権に対する求心力の変化です。

2023/06/16 12:02追記

記事を公表したばかりで恐縮ですが、次の通り、記事タイトルを変更しています。

  • 改題前『LGBT法で青山・和田両氏らが造反したらどうなるか』
  • 改題後『LGBT法が自民党に残した禍根』
2023/06/16 12:11追記

本稿末尾に記載のとおり、ツイッターなどの報告に基づけば、本会議では青山繁晴、和田政宗の両氏に加え、山東昭子氏が退席したそうです。

LGBT法案で説明責任から逃げる岸田首相

いわゆる「LGBT法案」、正確には『性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案』を巡っては、16日の参議院本会議で採決され、法律として成立する可能性が高まっています。

ただ、『自民部会でLGBT法案を強引推進:岩盤支持層造反も』などでも指摘したとおり、そもそもこの法案自体、自民党内の手続に大きな瑕疵がありました。執行部が自民党内の反対を押し切り、法案を強引に推進しているのです。

複数の自民党議員の証言によれば、自民党は例の「LGBT法案」を巡り、部会で反対多数であったにもかかわらず議論を強引に打ち切り、「部会長一任」としてしまったそうです。これは自民党の慣例に背くものだとの指摘もあります。政権公約に掲げてもいない法案を、自民党内の適正なプロセスすらすっ飛ばして強引に推進することが、自民党にいかなる影響を与えるのか――。さっそく、岸田文雄首相のツイートには、保守層と思しきユーザーからの非難コメントが溢れています。岸田首相「世界一受けたい授業」に出演…コメント欄が大荒れ性的...
自民部会でLGBT法案を強引推進:岩盤支持層造反も - 新宿会計士の政治経済評論

ちなみに岸田文雄首相はこの法案を巡って、記者会見で、法案そのものについてはノーコメントを貫いています。「あくまでも議員立法だから」、という理由です。

LGBT理解増進法案については、与党案として了承された法案が、今日にも国会に提出されると承知しており、引き続き注視していきたいと思います。そして、御質問の議員立法の内容ですが、そもそも、これは議員立法であり、これから国会で審議される前の段階でありますので、その法案の内容について、政府の立場から何か申し上げることは控えなければならないと思っています」(2023/05/18付 首相官邸HP『G7広島サミット等についての会見』より)。

議員立法が国会で議論されているさなかに、政府の立場からこの内容について評価するとか何か申し上げること、これは控えなければならないと思います」(2023/06/13付 首相官邸HP『岸田内閣総理大臣記者会見』より)。

しかし、岸田首相自身は自民党総裁の立場でもあります。

国会審議期間中、この法案について首相の立場からひとことも説明がないというのも、なんだか不誠実です。LGBT法案自体、岸田首相の指示もあるとの報道も漏れ伝わりますが、あれだけ岩盤保守層の反発を生んでおきながら、首相自身がこの問題の説明から逃げ回っているというのも、印象的です。

青山氏「誰も幸福にしないLGBT法案」

こうしたなかで、青山繁晴参議院議員のブログサイトに、こんな記事が掲載されていました。

岸田総理が今国会での解散を断念しても、明日6月16日金曜の参院本会議でLGBT法案が採決になったとき、わたしがどう行動するかは、当初の決意と何も変わりません  覚悟を決めて、日本の子供と女性のためにこそ行動します

―――2023-06-15 19:17付 On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~より

青山氏は冒頭、自民党本部の写真を掲載したうえで、これについてこう述べています。

総理に振り回され、党が培ってきた党内民主主義も壊し、いずれは苦境の総選挙を迎えるだろう、党の姿です」。

冒頭から、なんだかトゲがあります。

岸田首相自身が15日、「今国会中に解散総選挙を行わない」と述べたことは、今朝の『「解散先送り」なら岸田政権が来年9月に終わる可能性』でも話題として取り上げたとおりですが、これについて青山氏は次のように主張します。

日本の子供と女性、ひいては男性を含めた社会の根っこを不安に晒すLGBT法案を廃案にする最後の機会は、岸田総理が明日16日、野党の内閣不信任案の動きに立ち向かって、参議院本会議を開く前に解散することだけでした。<中略>しかし、岸田総理が記者団に語ったことがその通りになれば、これで、誰も幸福にしない、当事者も含めて幸福にしないLGBT法案が成立します」。

岸田首相が解散総選挙をするかどうかを決断するうえで、LGBT法案だけを考えているわけではないとは思いますが、ただ、衆議院の解散がなされれば、参議院で審議中の法案も含め、すべてが廃案となるため、結果的には「衆院解散はLGBT法案を廃案にする機会」だったことは間違いありません。

青山氏、造反か?

そして、青山氏は次のように述べるのです。

解散権を持つのは、日本人で現職総理唯ひとりです。その総理が新しい決断をできないのであれば、万事休すです」。

岸田総理はおそらく、『このまま総選挙に突っ込めば、自由民主党が岩盤の支持層をはじめ広範囲に支持を喪い、負ける』という最新の予測に恐れを抱かれて、解散を先送りなさったのでしょう」。

青山氏は岸田首相のことを「意気地なし」などと舌鋒鋭く罵っているわけではなく、可能かなぎり敬語を使うなど、あくまでも丁寧に表現していますが、言いたいことは「岸田首相は意気地なしだ」、ということではないでしょうか。岸田首相が「自ら望んだ早期解散という勝負を自ら回避」した、とする趣旨の記述も出て来るからです。

ただ、それ以上に気になるのは、こんな記述です。

わたしは明日、国のために、民のために、自由民主党を中から変えるために、という覚悟を寸分変えず、行動します。/どんな圧力があっても、行動します」。

青山氏は造反でもするつもりでしょうか?

和田氏も法案を「課題山積」と批判:「意志は変わらない」

ただ、こうした「造反をうかがわせる発言」をしているのは、青山氏だけではありません。同じく自民党の和田政宗参議院議員も、LGBT法案を巡って「課題山積」としつつ、「国民のために何をすべきか、意志は変わらない」などとするツイートを発信しています。

とくに和田氏の「(自民党員や支持者からの意見を)しっかりと受け止めたい」とする表明、青山氏のブログと同様、もしかすると和田氏が「造反するかもしれない」という意思を示しているのかもしれません。

また、この2人は無派閥(※ただし和田氏の場合、厳密には無派閥ではなく、菅義偉総理に近いグループにいるとされています)であり、組織票には依存しておらず、いわゆる「岩盤保守層」に近い個人票に依存していると考えられることから、国民の声に敏感にならざるを得ないのかもしれません。

もちろん、青山氏や和田氏の場合は、参院比例代表で多数の票を得て上位当選しているため、党内の派閥のしがらみなどとはある程度無関係に自由に発言できる、という側面はあるでしょうし、口の悪い人は「岩盤保守層のガス抜きに利用されているだけだ」、などと批判するかもしれません。

また、両氏が参院の採決で「造反」するつもりなのかどうかはよくわかりませんが、それはあまり現実的ではありません。党議拘束に違反して反対票を投じた場合、その議員に対しては党としての何らかの処分(場合によっては除名や離党勧告など)がなされる可能性もあるからです。

青山氏や和田氏が一部保守層から人気が高いことは事実ですが、さすがに党議拘束違反で処分を受ける可能性がある状態で、堂々と「造反」することができるのかは微妙でしょう(※ついでに申し上げておくと、もし彼らが造反しなかったとしても、彼らを批判するのは筋違いです)。

宏池会の政権基盤は弱い

もっとも、それと同時に踏めておかなければならないことがあるとしたら、岸田首相の自民党内の基盤は決して強くない、という事実です。

こうしたなかで、LGBT法案などを通じ、あるいは「日韓通貨スワップ再開」、「韓国の(旧)ホワイト国復帰」、「FCレーダー照射不問」、「増税路線」などで岩盤保守層の自民党離れが進めば、場合によっては解散総選挙を待たずに、自民党内で岸田首相の支持基盤が揺らいでくる可能性もあります。

もちろん、岸田政権を支えているのは岸田派のほかに麻生派、茂木派などを含めた「(旧)大宏池会」ではありますが、それと同時に岸田首相が所属する岸田派(宏池会)は所属議員数で党内4位であり、圧倒的な勢力を誇る「清和政策研究会(安倍派)」と比べ、勢力は半分以下に過ぎません。

(ちなみに『衆議院議員:宏池会の4人に1人は比例ゾンビ=自民党』でも指摘したとおり、宏池会所属の衆議院議員32人のうち、ちょうど4分の1にあたる8人が比例復活組=「比例ゾンビ」でもあります。)

やはり、ごく近いうち(たとえば16日)にも衆議院の解散が行われるのでしょうか。これに関するいくつかの動きが活発になってきました。なかでも興味深いのは、立憲民主党からの「離党ラッシュ」が生じるかどうか、あるいは日本維新の会への「移籍ラッシュ」が生じるかどうか、という視点ですが、それだけではありません。自民党の派閥別に比例ゾンビ率を調べたら、安倍派と並んで岸田派(宏池会)のゾンビ率が非常に高いことがわかったのです。宏池会の衆議院議員の4人に1人は「比例ゾンビ」、というわけです。解散総選挙と国事行為...
衆議院議員:宏池会の4人に1人は比例ゾンビ=自民党 - 新宿会計士の政治経済評論

菅義偉総理が高齢とはいえ党内で依然として隠然たる影響力を保持していることを踏まえれば、たとえば菅総理が安倍派、二階派などを糾合するなどし、「岸田おろし」の動きが出て来る可能性はゼロとはいえないでしょう。

なにより、むかしから「内閣は解散すればするほど強くなり、改造すればするほど弱くなる」という格言もあります。

その意味で、衆院解散を見送ったことの影響が出て来るのかどうかについては、まずは参院のLGBT法案採決で造反が出るかどうかが最初の試金石になりそうです。

追記:法案は可決されたようです

…、と、ここまで書いておきながら恐縮ですが、LGBT法案自体はすでに可決されてしまったようです。

自民党から造反が出たとの報道は今のところ見当たりませんので、やはり青山氏、和田氏らも含め、法案に賛成した可能性が濃厚ですが、いちおう、これについて何か興味深い話題があれば、まだ別稿にて触れたいと思います。

2023/06/16 12:11追記

ツイッターなどによれば、和田政宗氏、青山繁晴氏、山東昭子氏の3名が本会議で退席したそうです。

新宿会計士:

View Comments (28)

  • 新宿会計士様、青山さんのYouTubeチャンネルご覧になってませんか?
    昨日の動画では「処分を受けるだろう」とはっきりおっしゃっていたので、私は青山さんは明確に反対を主張されるのだろうなと解釈しておりましたが。
    違ったのかな??

    • 追記しておきます。
      上記コメントは新宿会計士さまの記事がまだ「自民党から造反が出たとの報道は今のところ見当たりません」としかなかった時のものです。(そのあと3人の退席を追記されました)
      青山さんを責める意図を持ったコメントではありませんので。処分覚悟で反対の意思を示してくださったお三方には深く感謝します。青山さんと和田さんはなんとなく造反の雰囲気がありましたが、山東さんは意外でした。お三方の罰が少しでも軽く済むよう心から願います。

      なお、自民党保守系議員により女性のスペースを守る議連がLGBT法案のカウンターとして立ち上げられるようです。私はこの動きを否定はしませんし、党議拘束がかかっていたわけですから賛成にまわっても致し方ないと考えます。
      が、やはり退席など反対の意思を示した議員をこれから個別応援していこうと思っています。

  • >党としての何らかの処分(場合によっては除名や離党勧告など)がなされる可能性

    むしろ稲田やモナ男を処分すべきだと思うが。特に稲田は除名が相当。

  • 最後の望み、参議院本会議で自民党保守派が大量造反して否決になる事に掛けていましたが愕然です‼️曾て若き中川昭一や安倍晋三何処からが亡国野中宏務、河野洋平、加藤紘一、山崎宅等々に正面から正々堂々と否決して潔く罰を受けたシーンを期待した私は間違っていたのですか⁉️兎に角、日本の築いて来た歴史・文化・伝統に何の思い入れが無いキシダには、一日でも早く退陣して貰いたい‼️次は日韓スワップですね‼️大体、キシダから何の説明も無い⁉️自身政権の延命の為に解散総選挙を先送りした‼️延命して何をするのか⁉️日本を壊して行く事か⁉️信じられない‼️

  • 和田政宗氏、青山繁晴氏、山東昭子氏の3名は明確に造反と言えるでしょう、各氏とも各種コメントで明確にLGBT法案を批判していますので。
    本当に勇気ある行動だと思います、衆院で造反した2人とこの3人については、国益&個人の思想信条を踏まえての行為、保身のかけらも感じません。

    何が一番問題なのか、よく言われるように、LGBTのLGBまでは良いとして、Tについては現実的に大きな混乱と日本の伝統文化への悪影響が避けられないということ、それもさることながら、さらには何よりも、この重大な法案を日本が主権をもって自主的に議論し、決定しなければならないにも関わらず、バイデン民主党(エマニュエル総督)によって強制的に押し付けられたということでしょう。

    このようなことを許すということは、今後も同様に押し付け法案がまかり通ることに道を開くということです。
    日本はアメリカの属国であることは解っていましたが、ここまで露骨に、かつ保守を標榜する自民党議員の殆どが反論もしない、そのことが驚愕でショックでした。
    今後日本はどうなるのでしょうか?

  • 本会議では青山繁晴議員、和田政宗議員、山東昭子議員が退席しました。これら三方の行動はなかなか腹の座ったことだと思いますが、「一本どっこ」で選挙戦を勝てる人だからだ、とも言えそうです。また3人以外にも本心は反対だが、いろんな事情から、旗色を鮮明に出来なかった議員も居ると思います。

    岸田内閣は、保守層の虎の尻尾を踏みつけました。一度なら「気のせいかな」「間違えたんだろう」と思うかも知れません。しかし、「LGBT法案可決」「日韓通貨スワップ再開検討中」「韓国の(旧)ホワイト国復帰」「海自哨戒機レーダー照射うやむや」「日韓首脳会談切迫実施」などは、自らの立ち位置を見誤って、岸田首相の支持自体揺らぐと思います。首相の地位を追われるかもしれない。私は一日も早く周囲からの介錯か、無血退陣をお願いしたいものです。

  • 天下の悪法が誕生してしまいました。
    未来に禍根を残す悪法です。

    「悪夢の民主党政権」と言う言葉がありましたが、
    「悪夢の宏池会政権」と言う言葉を胸に、決して忘れることなく未来に受け継がなければならないと、自戒の意味も込めて強く思いました。

    日本人は良くも悪くも忘れやすい民族だと思います。実際選挙は先送りされました。
    が、この思い決して忘れてはならないと思います。

  • 岸田降ろしがない所かむしろ安倍派まで日和って逆に党内での影響力は上がっているようにすら思えます、後でしっぺ返しが来るとはいえ。
    当分はマシな食堂を食べ歩いて雇われ店長がクビになるまで無党派議員政策本意で行こうと思います。

  • 早速、エマニュエル大使は歓喜のツィートをしていますね。

    ラーム・エマニュエル駐日米国大使
    @USAmbJapan
    Japan turned the tide today with the Diet’s passage of the LGBT law. I applaud Prime Minister @Kishida230 for his leadership and commend the Japanese public for their commitment to #LGBTQI+ rights. This is a significant step on the journey to securing equal rights for all.
    Congratulations.

    尚、上記ツィートに何点か間違いを見つけましたので、訂正(大文字部分)しておきました。
    ラーム・エマニュエル駐日米国大使
    @USAmbJapan
    Japan turned the tide today with the Diet's passage of the LGBT law. I applaud MYSELF for MY leadership and commend the Japanese public for their commitment to #LGBTQI+ rights and MY COMMANDMENT. This is a significant step on the journey to securin MY POWER.

    CONGRATULATIONS ON MY LEADERSHIP & MY BRIGHT FUTURE!!!

  • 採決に参加せずに退席ということでしょうか?
    いやあ民主主義を否定してますね。
    まるで特定野党の連中のようです。
    選挙に行かない有権者を馬鹿に出来ません。
    自民党を中から変える?退席してどう変えるんでしょうか?
    はてはてはて?
    執行部に逆らって除名された共産党員のほうがまだ骨がありますね。

    保守層有権者もキープしたい自民党執行部と、最低限メンツは守りたいビジネス保守議員たちとの落とし所。
    それが退席ということでしょう。
    口が悪くてすみませんが、まあ最初から青山氏らには期待はしてませんでしたよ。

    • ハンドルネームが表すように、浅はかなコメントをひけらかしてますね。
      松鶴家千とせ師匠の名セリフをどうぞ「わかるかなぁ、わかんねぇだろうな~」

    • ハンドルネームが表すように、浅はかなコメントをひけらかしてますね。
      松鶴家千とせ師匠の名セリフをどうぞ「わかるかなぁ、わかんねぇだろうな~」

      • わからないですね。
        特に(仮)をつけ足して二重投稿するあたりがわかりません。

        以下返信ではなく追記
        政党に所属する議員として、党是、党議に従って自らの思想と違う法制に賛成して泥をかぶるか、思想をつらぬき反対するか。
        どちらかを選ぶという苦渋の決断が出来ない者に、大事が成せるとは到底思えません。

        世間では逃げた連中が骨があるかのように語られているようですが、内心反対でも党員として党議に従い賛成をして泥を被った高市氏や有村氏小野田氏らのほうがよほど骨があり、今後に期待が持てます。
        安倍晋三も、消費増税や慰安婦合意等、支持者から落胆され、時に罵声を浴びせられながらもこの国を良くするため滅私奉公しました。
        そうやって泥を被ったものだけが至れる場所があるのです。
        逃げずに泥を被った人たちは、捲土重来を期すために今後さらなる努力をしていくでしょうし、逃げた面々は「俺は悪くない」で終わりで何の進歩もないと予測します。

        • 朝日新聞縮小団 様

          >安倍晋三も、消費増税や慰安婦合意等、支持者から落胆され、時に罵声を浴びせられながらもこの国を良くするため滅私奉公しました。

          つまり、朝日新聞縮小団 様は、今回のLGBT法案を賛成した議員は「国を良くするため滅私奉公」したと考えていらっしゃるのですね。

          >逃げた面々は「俺は悪くない」で終わりで何の進歩もないと予測します。

          つまり、朝日新聞縮小団 様は、今回のLGBT法案に賛成しなかった議員は逃げた連中で何の進歩もないと考えるのですね。

          LGBT法案賛成という意見もあっても良いとは思いますが、内心反対しながら賛成した議員が正しいというあなたの思考回路が私には理解できません。

          内心賛成で実際に賛成した議員の方がまだ筋が通っており、人間として信頼できます。

  • なお、この日に合わせて最高裁スタート

    期日:令和5年6月16日 午後3時00分
    事件番号:令和3年(行ヒ) 第285号
    事件名:行政措置要求判定取消、国家賠償
    第一審:東京地裁 平成27年(行ウ)第667号等
    第二審:東京高裁 令和2年(行コ)第45号
    弁論・判決:弁論
    開廷場所:第三小法廷
    裁判長名:今崎幸彦

    上記議案の内容より抜粋

    『上告人は、生物学的な性別は男性であり、性同一性障害である旨の医師の診断を受けている一般職の国家公務員であるところ、職場において、その執務室がある庁舎のうち執務室がある階とその上下の階の女性トイレの使用を認めず、それ以外の階の女性トイレの使用を認める旨の処遇を受けていた。本件は、上告人が、国家公務員法86条の規定により、人事院に対し、職場の女性トイレを自由に使用させることを含め、原則として女性職員と同等の処遇を行うこと等を内容とする行政措置の要求をしたところ、いずれの要求も認められない旨の判定(本件判定)を受けたことから、被上告人である国を相手に、本件判定の取消し等を求める事案である。』

    • 内閣支持下落35.1%

      支持しない理由
      「期待が持てない」18.9%
      「政策がだめ」13.9%
      「首相を信頼できない」13.4%

      まだまだ下がるよ~。修学旅行で女子中学生が入っている風呂に入る『女装おじさん』とか出てくるころには、支持率20%以下になってるだろうね

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