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鈴置氏「岸田首相が韓国に謝罪も…ガラスの関係改善」

どうせ「薄氷」が割れるなら、さっさと踏み抜いた方が良い

日韓首脳会談を巡り、最新版の鈴置論考が出てきました。今回の論考、岸田首相の「心が痛む」云々の発言を「謝罪である」と断じたうえで、それを安倍総理の「遺志を踏みにじるもの」と断じています。しかし、安倍総理の遺志を踏みにじってまで出てきた日韓関係「改善」も、しょせんは「薄い氷の上を、下駄を踏み鳴らしながら歩いている」ようなものです。なぜなら、自称元徴用工問題における2018年10月、11月の違法判決問題が、なんら解決されていないからです。

岸田首相の「心が痛む」発言

今月7日から8日にかけて、岸田文雄首相が訪韓し、尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領との首脳会談を行い、記者会見に応じた際の発言を報じた共同通信の次の記事では、「岸田文雄首相が植民地支配下の苦痛に触れた『心が痛む』との発言に注目」云々という記述が出てきます。

歴史発言は「不十分」一色 日韓首脳会談で韓国紙報道

―――2023/5/8 10:43付 産経ニュースより【共同通信配信】

しかし、岸田首相の発言の原文のどこを探してみても、「植民地支配下の苦痛」という文言は確認できません。

記者会見の場における原文については、首相官邸ウェブサイト(5月7日付『日韓共同記者会見』)でも確認することができます。

尹大統領の御決断により、3月6日に発表された措置に関する韓国政府による取組が進む中で、多くの方々が過去のつらい記憶を忘れずとも、未来のために心を開いてくださったことに胸を打たれました。私自身、当時、厳しい環境のもとで多数の方々が大変苦しい、そして悲しい思いをされたことに心が痛む思いです。日韓間には様々な歴史や経緯がありますが、困難な時期を乗り越えてきた先人たちの努力を引き継ぎ、未来に向けて尹大統領を始め、韓国側と協力していくことが、日本の総理としての私の責務であると考えております」。

この岸田首相の発言をどこをどう読み返してみても、この「植民地支配下の苦痛」云々という記述は確認できません。したがって、「植民地支配」云々のくだりは明らかに共同通信による勝手な追加であり、これだと「誤報」ないし「捏造」と指摘されても仕方がありません。

ただし、先日の『岸田首相訪韓は日本の安全保障環境をむしろ悪化させた』でも取り上げたとおり、当ウェブサイトでは、日韓首脳会談の条件がいっさい整っていないにも関わらず首脳会談に応じてしまっただけでなく、「心が痛む」などの蛇足を付け加える岸田首相を見ていると、「本当に危なっかしい」と考えています。

本稿では、岸田文雄首相の日韓首脳会談における共同記者会見の原文をもとに、今回の岸田首相訪韓の意味を考察しておきます。今回の訪韓において、日本にとって「新たな致命的なミス」はなかったと考えて良いものの、ツッコミどころは多々ありますし、安倍、菅両総理の時代の「日韓諸懸案の解決が図られないうちは日韓交渉に応じない」とする姿勢を岸田首相があっけなく覆しただけでなく、半島有事への巻き込まれリスクを高めたほか、中国による「巻き返し」などを通じて日本の安全保障環境を危うくしてしまった可能性がある、という点...
岸田首相訪韓は日本の安全保障環境をむしろ悪化させた - 新宿会計士の政治経済評論

敢えて申し上げるなら、「心が痛む」という表現は、せっかく安倍晋三総理大臣が作り上げてきた遺産を、こうもあっけなく踏みにじる岸田首相に対して、多くの心ある日本国民が感じていることにこそ当てはまるのではないかとも思う次第です。

安倍総理の遺志踏みにじった岸田首相

「心が痛む」発言を巡り、鈴置氏は「謝罪」と断定

この点、当ウェブサイトでは、岸田首相の発言にあった「厳しい環境」云々のくだりを「明らかな蛇足だ」としつつも、「一部の韓国メディアなどが執拗に求めていた『新たな謝罪』についての表明はなく、その意味で、このくだりに『日本にとっての致命的なミス』はない」と述べました。

つまり、著者自身はこれを「新たな謝罪ではない」と考えている、というわけです。

ところが、この「心が痛む」云々の発言を明確に「謝罪」だと位置付けるなど、事態をもっと重く見るべきだとする論考が出てきました。日本でも最も信頼に値する韓国観察者である鈴置高史氏が5月9日付でウェブ評論サイト『デイリー新潮』に寄稿した次の記事が、それです。

寝た子を起こす謝罪、第3者弁済のまやかし…岸田外交は日韓に時限爆弾を残した

日韓の間でシャトル外交が復活した。両国のメディアは急ピッチの関係改善を謳いあげる。だが、関係崩壊のリスクも密やかに増していると韓国観察者の鈴置高史氏は読む。<<…続きを読む>>
―――2023/05/09付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より

鈴置論考、今回もかなり「辛辣」です。

とくに岸田首相の発言にあった「心が痛む」云々のくだりを巡って、明確に「謝罪」だと指摘しつつ、「安倍晋三元首相が切り開いた『大人同士の日韓関係』を、岸田首相が昔ながらの『大人と子供の関係』に戻してしまった」と断じているからです。「大人と子供の関係」、言い得て妙でしょう。

これが「謝罪」と判断できる根拠

では、なぜこれが「謝罪」だと判断できるのでしょうか。

鈴置氏は韓国メディア『聯合ニュース』の同じ記事の韓国語版と日本語版を見比べ、韓国語版には入っているのに日本語版からは抜けている、こんな趣旨の記述の存在を指摘するのです。

去る3月の首脳会談当時『歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体的に継承している』という間接的・原則的な表現だけが繰り返されたのと比べ、進展したと評価できる

…。

たしかに、この視点は「盲点」です。

聯合ニュースといえば韓国政府の資本も入っていますが、そのメディアが韓国語版では岸田首相の「心が痛む」云々の発言を、「進展した」と評価しているのに、日本語版ではそれが抜けているという事実を見ると、やはりそこに意味を見出すのが自然でしょう。

百歩譲ってこれが「謝罪ではない」と見るにしても、尹錫悦政権も末期が近づき、現在よりもさらに指導力が低下すると、たしかに「謝罪は中途半端だった」などと言い出す可能性は濃厚です。

これに関する鈴置氏のこんな指摘を読むと、何とも恐ろしくなります。

安倍元首相が戦後70年談話で確立した『もう、韓国にヘコヘコ謝らない』との大原則。3月の首脳会談では岸田首相も見習うかに見えたのですが、結局、ヘナヘナと腰砕けになりました。韓国の政権が代わるたびに日本が謝罪する、という奇妙な慣例が復活する可能性が強い」。

つまり岸田首相は、故・安倍晋三総理大臣の意志を踏みにじったのです。

岸田首相の「個人的見解」は通用しない

ただ、鈴置氏によると、記者会見の場で「心が痛む」云々について韓国の記者から尋ねられ、岸田首相は「私自身の思いを率直に語らせていただきました」と述べ、聯合ニュースが「私見前提で徴用に遺憾を表明」などとするタイトルの記事を配信したそうです。

つまり、「これは岸田首相の個人的な見解であり、日本政府としての公式な立場ではない」という言い訳のつもりだ、ということでしょう。

しかし、「日本の首相」という立場で訪韓している人物が公式会見の場でこのように述べてしまった以上、「岸田文雄」という「個人」の見解だ、という言い分が、果たして通用するものでしょうか。

これについて鈴置氏は、こんなことも指摘します。

鈴置:1国の首相が公の場で発言したことですから、『私的』ということはあり得ません。韓国はいずれ――日本に謝罪させたくなった時に『キシダは謝ったじゃないか。なぜ、繰り返せないのか』と言い出すでしょう。今は多くのメディアが『公式の謝罪無し』と岸田首相の説明通りに報じていますが」。

まさに、サラミをスライスするかのごとく、少しずつ、少しずつ、日本から譲歩を迫るという、中国、北朝鮮、韓国に共通の手法は、ここでも健在だったのです。

薄氷の上を歩く日韓首脳

まさに「脇が甘い首相」そのもの:当たってほしくない予想が当たった

故・安倍総理ならば、あるいは岸田首相の前任者である菅義偉総理大臣ならば、こういう見え透いた罠に引っかかることはなかったでしょう。

実際、同じ鈴置氏が2021年7月16日付で同じくデイリー新潮に寄稿した『文在寅が菅首相をストーカーするのはなぜか 「北京五輪説」「米国圧力説」……やはり「監獄回避説」が有力』という記事で、当時の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領が菅総理との会談を欲していたことを巡り、こんな趣旨の指摘をしています。

日本政府が求めている国際法違反状態の是正を含めた日韓諸懸案の解決を巡り、その『是正』なしで日本が首脳会談に応じるのは難しい。だが菅首相が降板し、脇の甘い人が首相になれば、そうした状況も変わるかもしれない」。

実際に菅総理は降板しましたし、菅総理の後継者である岸田現首相は得意げに、韓国との関係「改善」を演じています。そのうえ韓国に出掛けて「心が痛む」発言です。なんとも、的中してほしくない予言が的中したものです。

ちなみに岸田首相の今回の「心が痛む」発言を巡って、鈴置氏は韓国側からの謝罪要求に日本の外務省が根負けし、ただ、政府として謝れば外務省が非難されると考え、「『キシダ個人が謝る』という猿芝居を思いついたと思われる」、と指摘しています。

(※ちなみに岸田首相や外務省を「猿芝居」などと表現する記述、猿に対し、大変に失礼です。鈴置氏にはぜひ、いずれ猿に対して謝っていただきたいと思います。)

ひとつの債権がふたつに増える

さて、今回の鈴置論考では、日本の謝罪が韓国の外交にとって持つ意味が記載されているのですが、これについては鈴置論考の長年の読者であれば既知の論点と思われますので、紹介は割愛します。

それよりも、今回の論考でもうひとつ、大変に重要な指摘があるとしたら、日韓関係「改善」が「ガラスのようなもの」だ、という部分でしょう。

そもそも尹錫悦政権が演じようとしている日韓関係改善の出発点は、自称元徴用工問題の「解決策」、すなわち「第三者弁済」が、「第三者弁済になっていない」という指摘です。

これについては僭越ながら、当ウェブサイトで今年4月に掲載した『ひとつの債権がふたつに分裂?徴用工「韓国の特殊性」』でも取り上げた、例の「債権分裂」(?)という論点が関わっています。

久しぶりに驚く記事に出会いました。韓国メディアの報道によると、例の自称元徴用工問題を巡る「財団方式」による解決を巡り、どうやら自称元徴用工側が財団から金銭を受け取る際の「同意書」に、「債権の消滅」に関する内容が含まれていないというのです。財団による求償権も消滅していないとされるなかで、ひとつの債権が二つ以上に分裂するという、通常の文明国にはあり得ない特殊な現象が観察できるのかもしれません。ビスケットは叩けば割れる「ポケットの中に入っているビスケット、叩けば増える」――。そんな童謡をご存じの方も...
ひとつの債権がふたつに分裂?徴用工「韓国の特殊性」 - 新宿会計士の政治経済評論

簡単に振り返っておくと、韓国・行政安全部傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が大法院判決で日本企業に対する賠償金請求権が確定した原告関係者らに金銭を支払った際、同意書に「債権消滅」に関する内容が含まれていない、とする論点です。

「ひとつの債権がふたつに増える」。

通常の法治国家だと絶対に考えられない不思議な現象が、韓国では発生している、というわけです。

これについて鈴置論考では、次のように指摘されています。

日韓で第3者弁済と呼ばれるこのスキームは第3者弁済ではなかったのです。勝訴した原告が日本企業に対して持つ債権を財団に移して初めて第3者弁済になるのに、おカネをもらっても債権は原告が依然持っている」。

当然、こうした穴は、尹錫悦政権以降に左派政権が登場すれば、必ず利用されると見ておくべきです。

これまでの訴訟も左派の弁護士が主導してきたのです。遺族がどう考えようが関係ありません」。

関係改善はガラス、というよりも薄氷

このあたり、当ウェブサイトでも、2018年10月と11月の大法院判決自体が国際法に背く違法な判決であると指摘してきましたが、この違法判決問題をそのままにして、自称元徴用工問題の「解決」もなにも、あったものではありません。これに関して鈴置氏はこう述べます。

メディアが謳う日韓の関係改善はガラス――というか薄い氷です。両首脳は薄氷の上を歩いています。下駄を踏み鳴らしながら。いつ氷が割れて冷たい水に沈むか分かりません」。

この鈴置論考を読んだ個人的感想を申し上げるなら、「いっそのこと、割れるなら早い方が良い」と思います。

自称元徴用工問題の解決策という出発点自体が間違っているわけですから、その間違った出発点に基づいて中途半端な日韓関係「改善」を演じ、経済、金融、安保など様々な領域で日韓協力を推し進めてしまうと、何らかの拍子に自称元徴用工問題が再燃したときに、これらの日韓関係すべてが影響を受けるからです。

実際、少なくともネット空間では、ニューズサイトの読者コメント欄で高い評価を得ているコメントは、ほぼ一様に、自称元徴用工問題や「日韓関係改善」などを巡る岸田ディールに対し否定的です。

これに加え、2018年12月の火器管制(FC)レーダー照射事件に対する韓国政府の説明や謝罪が不十分だと指摘する意見もありますし、自称元慰安婦問題を巡って、岸田首相自身が外相として関わった2015年12月の慰安婦合意を韓国が反故にしてしまったことを問題視する意見もあります。

少なくとも日本政府(というか、外務省と岸田首相、宏池会政権)や御用オールドメディアの浅知恵に騙されるほど、日本国民は愚かではありません。

この点には、間違いなく、希望が感じられます。

これに加えて『日韓首脳会談受け、さっそく韓国を強く脅し始めた中国』でも触れたとおり、中国が本件に関し、明らかに韓国に対し強い圧力を加える兆しもあります。

韓国茶道っていったいなに?なぜ日本が一方的に努力するの?FC照射は?やっぱり、中国が動いてきました。日韓首脳会談の「大成功」を演じたい首相官邸の思惑とは裏腹に、中国共産党の機関紙『環球時報』が「台湾問題」などを巡り、「日中韓3ヵ国首脳会談」の不開催などをチラつかせながら、韓国を脅しにかかったようです。日韓首脳会談を巡っては「韓国茶道」などのツッコミどころも多々あるなかで、一部メディアなどが大声で喧伝するほどの「大成功」だったわけではなく、むしろ半島有事や米中二股外交への「巻き込まれリスク」を...
日韓首脳会談受け、さっそく韓国を強く脅し始めた中国 - 新宿会計士の政治経済評論

少なくとも一部の日韓関係「改善」が、外務省の振り付けとオールドメディアの報道通りに粛々と進むと単純に考えるのは尚早でしょう。

読者コメント欄が興味深い!

なお、日経ビジネスオンライン時代、読者コメントを読むのが楽しみだったという方も多いと思いますが、最近、デイリー新潮に仕様変更があったためでしょうか、ここ最近の鈴置論考には、「読者コメント機能」が実装されるようになりました。

この点、この読者コメント機能の存在に気付いている人が少ないためでしょうか、昨夜時点でこの記事にコメントを付けているのは、山手線の駅名を冠した怪しげな自称会計士1名でしたが、是非とも読者コメントを投稿する人が増えてほしいと思う次第です。

もっとも、鈴置論考は『Yahoo!ニュース』などにも転載されているらしく、コメント欄は引き続き共感の嵐です。

「なぜ募集工に心が痛むのかわからない」、「岸田総理は外交成果としてはしゃいでいるかもしれないが、延々と蒸し返されて終わらないおかわりに国民はうんざりしている」、といったコメントもあり、なかにはこんな趣旨のコメントもあります。

韓国からするとまた日本が無かったことを正式に認めたと喜ぶだけ。今回の合意に対して韓国政府は法律すら制定していない口約束にしか過ぎないのに、日本の折れっぷりに驚かされる」。

いずれにせよ、ネットを通じて見えてくる日本国民の知的レベルは、外務省や岸田首相らとは比べ物にならないほど高いことだけは間違いないと断じて良いでしょう。

新宿会計士:

View Comments (49)

  • 毎日の更新お疲れ様です。犯罪には必ず利益を得る人又は組織が存在する。岸田氏と外務省が得た利益とはなんだろうか?対韓国では明らかにマイナスだが対米では韓国を西側に引き留めた恩を売ったつもりか。

    • アメリカご主人さまによしよしされることじゃないですかね?特に外務省。岸田首相は意思のない操り人形。
      外務省は本来は他国と交渉することがお仕事のはずですが、交渉には失敗の可能性もあってそうすると官僚経歴に傷がつくことになる。一方、アメリカ盲目追随なら少なくとも自分の経歴にはバツは付かない「簡単なお仕事」になる。
      まあ素人の私にはわからない事情があるのかも知れませんが、どうにもアメリカの言いなりにしか見えないんですよね。そして岸田首相の余計なお気持ちのオマケつき。操り人形の要らないアドリブ。

      • バイデン民主党政権は台湾と韓国を「交換」する事で中国と手打ちを図りたいのではないでしょうか。
        ここの所、アメリカ政府や米財界から台湾への支援や介入を弱める動きや言動がありますので。

  • 令和軽薄体で新聞見出しを考えてみました

    「逆噴射首相のドリフト走行外交
     国民はうんざり
     個人プレイの信頼関係は政治以前」

  • サムライアベンジャー(「匿名」というHNを使うことは在日の通名を使うのと同じ行為) says:

     ほんと、コメント機能がつくようになりましたね。コメント欄の管理が大変とかいろんな問題で揺れている中で、コメント機能をつけること自体英断かともいます。

     ちなみにヤフコメは、内容のいかんにかかわらず削除されるのであまりおすすめしません。100件くらい投稿してみましたが、ロボットを走らせて自動で削除しているらしく90件以上が削除されました。理由は全くわかりません。時間の無駄なので、ヤフコメはおすすめしません。

    •  Yahoo!ニュースは提供メディアにごとに記事の掲載期限があるので期限が来るとその記事が削除され、その記事に投稿されたコメントも削除される。時間の経過とともに自分の投稿コメントが減少していくのはそのため。
       もちろん投稿内容により運営が削除するものもあり、これはロボットによる投稿直後のものと閲覧者からの違反報告を受けての2つがある。

  • 外務省が、日本が韓国に謝罪(と賠償)をし続ける関係が「正常」だと考えているようにしか思えないですね。

    其れを辞めさせるのが政治家の仕事なのに、岸田文雄は外務省の言うままに韓国に“謝罪”して、で、日本向けには「個人的な心情だ」「謝罪では無い」などとうそぶくと。

    岸田自民党に選挙で鉄槌を下しましょう、って事で。

    • おはようございます。
      「外務省が、日本が韓国に謝罪(と賠償)をし続ける関係が「正常」だと考えている」とのご指摘は、買い被りかと私は思います。
      害務省に限らず官僚の1st priorityは「結果責任をとらないこと」ではないでしょうか。つまり、あるactionが正常かどうかはどうでもいいのではないでしょうか、ヤツらにとっては。
      失礼しました。

      • 私は岸田と外務官僚の両方に責任があると思います。官僚は政治家に気に入られないといけませんからトップの考えを忖度します。岸田が元々甘ちゃんだから謝罪好きな官僚がここぞとばかりに韓国のプロパガンダのような説明をしてこうなるのです。安倍総理の時は外務官僚も今回のような解決策を提案する度胸はなかったか、しても一蹴されてたことでしょう。官僚は出世が命、上の考えに反する提案などしません。

        • 理系初老 さん
          ムッシュ林 さん

          岸田が元々自虐史観に囚われた韓国の奴隷なのか、それとも出会い系バーソムリエ&天下り仲介業者の元官僚みたいな面従腹背系官僚に説得され、騙されてるのか。

          前者なら岸田さえ居なくなれば日本の外交が正常化するかもですね。

          岸田さえ居なくなれば。

    • 福島処理水の事で、評価はしない、する、で早くも食い違ってるよ。何においても自分たちの都合や良い方に解釈する。
      こんな国と何で関係改善する必要があるのかね。
      ヘナヘナのキシダ君!

      • >何においても自分たちの都合や良い方に解釈する。

        西村大臣が何を言おうと、対韓贖罪意識の塊たるチワワ・キシダがトップダウンで捻じ曲げそうですけどね。

  • あわてて取り繕ってはいましたが
    やはり雰囲気に流されて
    台本にすらない余計な一言を漏らしたようですね
    立場による言葉の重みを全く理解していないようです
    このような愚物が対外的に重要な場にいることは残念です
    さてスワップさえ視野に入ってきましたが
    そんなに余裕があるなら増税は必要ないでしょう

  • 岸田首相では日韓関係は更に韓国ベースで、いいようにゴールを取られるだけ。もう駄目でしょう。野党が自爆しているから救われているが、岸田サン、平時なら国民から叩かれまくっているよ。

    韓国の無限ループの謝罪と補償、「大法院判決で日本企業に対する賠償金請求権が確定した原告関係者らに金銭を支払った際、同意書に債権消滅に関する内容が含まれていない」と。お代わり自由か?こんな頼りない昼行燈の首相はもう結構!さっさと退陣してくれ。

  • 自称徴用工問題で、韓国側はNHKが放映した軍艦島の石炭採掘作業の場面を必ず持ち出す。あの映像はNHKの「やらせ」であると、旧島民をはじめ多くの人から指摘されているが、NHKはなかなかハッキリとは認めていない。

    この度、櫻井よしこや加藤康子氏等によるNHKの捏造映像の検証が始まった。日本をおとしめるNHKの嘘捏造が、早々に白日のもとに晒されるのを期待している。

    「軍艦島のNHK映像 ー 炭鉱史家や元作業員で独自検証」
    https://www.sankei.com/article/20230509-4JATGT33EBOALPZYFTWEZJAT5Y/

  • 韓国側の世論を動かすことなど日本はできないし
    する必要もない 
    用日より反日で結構
    日本としては日本国内の対応に目を光らせましょう
    キシダはどうしようもないな

  • 心が痛む発言は、韓国との事前の打ち合わせにも無かったものを岸田総理の意向で直前に追加したとの記事が出てますね
    ダメだアレは

    • 早速、日本のマスコミ各社が「一歩踏み込んだ」として飛び付いていますね。日本のマスコミのはずなのにそんなに日本人に謝らせたいんですかね。

      • 日本のマスコミの実体は 生粋の日本人とは言い難い親中韓派にすでに完全に汚染されているので 日本人に謝らせたいのは当然かなと思います

  • 次に来るのは、いわゆる「日韓通貨スワップ」でしょう。明日、麻生氏が再び韓国を訪問します。
    https://youtu.be/yzVPwKGcNk0

    麻生氏ですら腰砕けになると考えるのは杞憂であることを願います。

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