長野県が開発した高級ブドウの枝を無許可で販売した男性2人が種苗法違反で書類送検される、との報道が出てきました。報道によれば海外流出の可能性はないとのことですが、シャインマスカットという事例もあることを踏まえるならば、油断はできません。こうしたなか、韓国に流出したシャインマスカットの品質劣化に関する続報も出てきたようですが、いずれにせよ、改正種苗法が今後も仕事をしてくれることを期待したいところです。
種苗法違反で男性2人を書類送検へ=長野
『信濃毎日新聞』というメディアが今朝、こんな記事を配信しました。
【独自】高級ブドウ「ナガノパープル」の枝をフリマアプリで無許可販売疑い 長野県警須坂署などが県外2人を書類送検へ
―――2022/11/21 06:10付 Yahoo!ニュースより【信濃毎日新聞配信】
信濃毎日新聞によると、長野県が開発した高級ブドウ「ナガノパープル」の枝を県外の男性2人が無許可で販売したとして、県警などが週内にも種苗法違反(育成者権の侵害)容疑で長野地検に書類送検する方針を固めた、というものです。
ちなみにこのナガノパープルは長野県果樹試験場が開発した独自品種で、長野県は黄緑色のシャインマスカット、赤色系のクイーンルージュとともに「ぶどう三姉妹」として販促を図っているものですが、問題の男性2人はフリマアプリを使い、県の許可なく複数の客に剪定した枝を販売した疑いがもたれているのだそうです。
信濃毎日の記事では「今回の男性2人の販売先はいずれも国内であり、海外に流出した可能性はない」、などとしているものの、ブドウの品種は簡単に海外に流出するものでもあります。というのも、ブドウは接ぎ木により生産することが可能だからです。
実際、愛知県のウェブサイトに掲載されている『ブドウの高接ぎによる品種更新の早期化』というPDFファイルの資料によれば、苗木で改植を行う方法だと成木になるまで少なくとも5年以上かかり、その間、農家は減収となってしまいますが、これを避けるために高接ぎによる効率的な品種更新が行われているそうです。
シャインマスカットの事例
このように考えていくと、日本国内の品種は、案外簡単に外国に流出してしまうものだということがわかります。その海外流出の被害に遭った品種の典型例が、シャインマスカットでしょう。
『韓国で無断栽培されている日本品種ブドウの品質が悪化』では、日本の農研機構が開発し、2006年に品種登録された「シャインマスカット」と呼ばれる日本産のブドウ品種が韓国に流出したものの、その品質がどうやら劣化しているらしい、とする話題を取り上げました。
シャインマスカットというブドウの品種があります。これ自体は農研機構が開発し、2006年に品種登録された「純日本産」の品種ですが、その種苗が外国の流出し、大々的に栽培されているという意味で、日本の知財戦略の失敗の象徴でもあります。こうしたなか、韓国産シャインマスカットの味が微妙だ、といった報道が出てきました。韓国メディアによると、値崩れと品質管理の失敗がその原因だということです。シャインマスカットの損害は年間100億円超シャインマスカットという品種を耳にしたことがあるという方は多いでしょう。農水省ウェ... 韓国で無断栽培されている日本品種ブドウの品質が悪化 - 新宿会計士の政治経済評論 |
これは、韓国の「金泉」という地域で栽培されているシャインマスカットの品質が急激に劣化しているのに加え、中国やベトナムなどがシャインマスカットの栽培に参入しているなどの事情により、金泉マスカット農家の収入が大きく落ちている、とする韓国メディアの記事を取り上げたものです。
そもそも論として、シャインマスカットは皮ごと食べられるうえに甘くておいしいと評判の品種ですが、残念なことに、この品種が日本国外でも(ライセンス料の支払いなしに)勝手に栽培されてしまっている点を巡っては、日本の側にも過失があると考えられます。
そもそも改正前の種苗法の罰則も甘かったことに加え、『植物の新品種の保護に関する国際条約』(いわゆる「UPOV条約」)に基づく海外での品種登録を怠っていたなどの事情もあったからです(ちなみに同条約では、ブドウについては6年以内のに出願申請を行わなければならないと定められています)。
また、農水省が公表している『国内育成品種の海外への流出状況について』(※PDF)によれば、わが国で開発された優良品種が外国に流出している事例は、シャインマスカットに限られません。イチゴの「章姫(あきひめ)」や「レッドパール」などの事例も有名ですが、ほかにもデコポンなども外国に流出しています。
金泉シャインマスカットの現状
韓国メディアの報道によると、この「金泉」でシャインマスカットの栽培が本格化したのは2000年代後半のことであり、それ以来「高級果物」としてこれらの地域の農家にとっては「ドル箱」の役割を果たしてきたとのことですが、これらに関するライセンス料も、当然、日本には支払われていません。
ところが、韓国メディアの報道によると、韓国ではシャインマスカットの値段が急激に落ちていることで、品質管理にも悪影響が及んでいるというのです。というのも、一部の農家で高い値段で売ろうとするあまり、正常な出荷時期よりも繰り上げて「甘くないシャインマスカット」を出荷する動きが出ているからです。
そうなると、なかなかに面白い現象が生じているようです。
「金泉シャインマスカットはおいしくない」という評判が広がり、一部の流通業者は金泉シャインマスカットを他の地域の包装材に入れて売る「箱替え」も生じているほか、金泉市では市当局が農家を直接訪問し、出荷される糖度を測定するなどの事態にも陥っているのだそうです。
こうしたなか、その関連報道が、異なるメディアからも出てきたようです。
固くて甘くない韓国産の高級ぶどう「シャインマスカット」、評判急落の理由とは
―――2022/11/18 19:04付 朝鮮日報日本語版より
リンク先は韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に先週金曜日に掲載された記事ですが、これは11月17日に放送された『TV朝鮮』の番組『ニュース9』の内容を新聞記事にしたものだそうです。
「(記者リポート)シャインマスカット売場の前、人はまばらです。高価なことで有名な果物が手ごろな値段で販売されていますが、買い求める人は多くありません」。
「チャン・ヒョウォンさん/ソウル市永登浦区『最近出ているのは(ぶどうの)粒が少し小さいものが多いですね。ぶよぶよしているのも少しあるし…(大型スーパーなど)評判がいいところで買っています』」。
…。
『ニュース9』によると、シャインマスカットは供給過剰により値崩れが発生しているのだそうです。
というのも、「高い値段でもよく売れた」ため、「どの農家もシャインマスカットを栽培し始めた」ものの、供給過剰によって昨年と比べて重量当たりの単価が44%も下がったというのです。また、統計を見ても栽培面積は2016年と比べ16倍以上に増えた、などとしています。
また、『ニュース9』はほかの韓国メディアが報じた「秋夕(中秋節)のかき入れ時に合わせようとして、熟していないものも出荷された」、などとする話題にも触れたうえで、こう締めくくっています。
「来年の生産量はさらに増える見通しですが、崩れた高級フルーツのイメージ回復は難しそうです」。
…。
改正種苗法が仕事をすることを期待したい
当たり前の話ですが、この記事のどこを読んでも、「シャインマスカットは日本が開発した品種で、韓国の農家はライセンス料を支払わずに生産している」、といった事実は記載されていません。
ただ、「日本から技術を移入したものの、最後は技術が崩壊してグダグダになってしまう」という展開自体は、いろいろと考えさせられるものでもあります。
もしも日本から正規料金を支払って購入していたならば、適切な育成法などのノウハウについても得られるのかもしれませんが、少なくとも無断栽培されているシャインマスカットを巡って、日本の農研機構などがノウハウを韓国に提供する可能性は考えられません。
いずれにせよ、菅義偉総理の時代に成立した改正種苗法が良い仕事をすることを、今後も期待したいと思う次第ですし、また、こうした日本から韓国に対する技術協力流出に歯止めがかかっていることも、新時代の日韓関係の一種なのかもしれません。
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ノウハウがないから、不具合が発生すると品質を維持できないという一例ですね。
技術が崩壊する前に焦土化されることは、引き続き警戒が必要でしょう。
>韓国の農家はライセンス料を支払わずに生産している
冷たい言い方ですが、パチモノ生産地であるかの国で品種登録を怠っていたのですから、少なくとも韓国国内においては違法とはいえないでしょう。特許でも同じことです。
盗み出したことに対する罪は問えるかもしれませんが、これとて摘発や立証は容易ではありません。
韓国にシャインマスカットが流失し始めた頃に、日本の農林水産省の職員かどうかはわからないが、とにかく日本人がワザワザ韓国に行って育て方教えたって記事が昔あったな。馬鹿なのか!?と思ったよ。
酒の席で自慢されましたが
結構昔から現在まで職員や農大の人たちが
農業指導として中国や朝鮮半島に 旅行気分で行ってましたね
現場で 韓国の人が「盗んだ苗を見せて、これはどうやって作るの?」って質問があれば
それがパテントを無視な違法苗かどうかなんて 知らないし周知されてないし
仮に栽培方法を教えたところで自分達にペナルティが有る訳でも無いので
ホイホイ教えていました
馬鹿なのか?ではなく、馬鹿なのです。
自分は全然悪気がないので、馬鹿と言っても首をかしげてますよ。
特許もそうだけど著作権なんかも価値あるものだという認識が薄い方が多い。特に年配の方。
教育の問題もあるかもしれませんね。
オリジナルなものへのリスペクトが無いんですよね。
少し前に韓国の農業事情を調べました。すると完全に日本依存してるのが分かりました。
詳しい説明は下記記事をご覧下さい。
韓国農業は日本依存度が極めて高かった 種苗から農機具まで
https://kankoku-keizai.jp/blog-entry-45855.html
農産物では、ミカンは94%が日本品種。リンゴはフジ、津軽。梨や桃も日本品種の生産量が最も多く、玉ねぎは生産量の1位から3位が日本品種。
イチゴは日本品種を交配して開発したインチキ品種がはびこり、最近は炭疽病で全滅の危機にあるとか。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
韓国のイチゴが全滅の危機
https://www.kjclub.com/jp/board/exc_board_9/view/id/3461320/page/28?&sst=wr_datetime&sod=desc
「キムチキャベツと呼べ」と主張している白菜についてもぜひ調べてみてください。
なかなか楽しいですよ。
唐辛子もポルトガル→日本経由と思われ。
以前に「白菜キムチは日本食だから食べない」と言った若者が非難されて
食い改めたとかいう話を見たように思います。
でも彼はたぶん正しかった。
インチキすれば底が割れるという摂理を理解できないのは、
歴史認識と共通した「都合の悪いことは見ない」という姿勢によるものでしょう。
そんで、奇しくもこのコメント先ハンドル名が「駝鳥」様であるという。
勝手にオチつけてすみません。
正直、思ったほどパクられても被害ないのかなと思っちゃってます。
ブランドを守るのは、画期的な品種改良より農家さんの持続的な努力なのかなと。
シャインマスカットを盗んで栽培したって、手間暇かけて育てるようなことは出来ないから、結局は低品質なコピー品にしかならず高値では売れない。
品種改良から自国でやらないと、栽培ノウハウやブランドを守る努力も出来ず、結果的に稼げもしないのでは。
残念な話ではありますが、そもそも種苗法だけでは日本の農産品を守る事は難しいです。
日本における品種登録は外国には適用されませんし、韓国における品種保護登録制度は未発達で実質的に保護が難しい現状にあります(形だけは整えた様ですが)。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tizai/brand/kentoukai/attach/pdf/3siryou-6.pdf
従って、日本から輸出されることを防ぐ水際対策が必須なのですが、コレが又難しい。厳罰化と周知徹底はもちろん必要ですが、悪意の第三者だけでなく善意の当事者からも漏れてしまう始末で、時間がかかるでしょう。
ところで、前述の農水省は否定していますが、「ルビーロマン」の事例では韓国において先に商標登録出願が韓国側からなされて登録され、これに対して商標の無効審判を石川県が仕掛けて認められています。
日本の有名ブランド産品に関しては、商標登録をすることで侵害を排除出来る可能性があることが示唆され、現状では難しいのですがシャインマスカットも商標登録されていれば、韓国ではニセモノとして販売するしかなくなることを鑑みれば、一定の抑止力として機能する可能性はあります。
後は、日本国内における不正競争防止法の改正を農水省は考えているようで、農作物に関する秘密の漏洩(品種の譲渡を含む)という形に法改正すれば、かなり大きな罰則規定の網がかけられることになるのかと。
既に動きだしてはいますが、農産品を戦略物資に位置づけているのであれば、もっと包括的に保護していく必要があるのでしょうね。
パクリ物(品種)に対する対抗する手段が「品種登録」、パクリブランドに対する対抗する手段が「商標登録」で、どちらも必要なものです。
石川県は、「ルビーロマン」の最初の流通から6年以内に韓国に出願しなかったため、韓国で品種登録をすることができませんでした。
今回、韓国で商標無効審判を仕掛けたのは、石川県ではなく韓国の種苗会社です。
それで、たまたま「ルビーロマン」の商標が無効になったので、その隙をついて正当な権利者である石川県がたまたま出願できた形です。
これから韓国で審査が行われ、石川県が商標登録できるかどうかはまだわかりません。
https://www.chunichi.co.jp/article/546603
https://news.yahoo.co.jp/articles/8abec981bbbc2f0cbbbd09a4758aafd44947029c
日本では、種苗法と商標法において同じ名称で登録できないとされています(韓国では不明)。
商標と品種登録を使い分けたブランド戦略として有名なのが、福岡県が「とよのか」の後継種として開発した「あまおう」です。2001年、「福岡S6号」の名称で品種登録された後、2002年、「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字をとった「あまおう」の名称で商品販売と商標登録を行いました。
韓国の商標法は日本の商標法のデッドコピーであるところからスタートしていて、不登録事由は同じです。
植物新品種保護法(日本の種苗法にあたる)で登録された品種名称と同一又は類似の標章の登録は出来ません。おそらく、植物新品種保護法においても同じ条文が存在します。
したがって、日本の品種を韓国で登録する場合は、恐らく商標登録をして対応することが望ましいのかと。韓国国内で農作物を作るのであれば植物新品種保護法の保護下で保護を受ける方法もありますが、商標法の方が保護期間が長く、権利行使しやすいことを考えれば、商標法出願すべきかと。
「ルビーロマン」の件、韓国特許庁(KIPO)の無効理由次第では、石川県の出願は登録される可能性が高いのですが、韓国だからなぁ……。
日本には農協という組織があるのですから、保護すべき品種だと認定すれば、種苗法登録出願を行い、その後、同名で商標登録出願を行い、審査は商標登録の方が早く済みますから(商標登録出願の審査は概ね半年、種苗法登録出願の審査は30ヶ月ほどかかる)、商標登録されてから戦略を考えれば宜しいかと。まあ、両方やると100万円単位(国内のみ外国を視野に入れると倍は必要)の費用がかかりますが、将来性があると判断すればその程度の費用を組織が負担すべきでしょう。
商標登録されると、種苗法の登録にあたって拒絶理由が生じるので、農水大臣より名称変更が求められます。出願名称と登録名称はそれぞれ官報に告示されるので、品種の紐付けを農水省が保証してくれるという寸法ですな。
まあ、そこまで上手く行かないかもしれませんが。
で、日本国内で品種登録されていれば、韓国においても拒絶理由になりますから、万が一、出願されて登録されても、無効審判にて対抗できます。
先ずは、日本国内での登録が必須ということになりますから、農業従事者にその戦略を負わせるのは酷ですが、農協辺りが積極的に動けば保護は可能なのかなと。国も、日本の国益に資するのですから、その辺りのサポートは必須ですな。
話は逸れますが、「産業スパイ」の話、残念な事に不正競争防止法辺りでしかカバー出来ていません。不十分ですから、農産物をもうちょっと適切に保護できる法体系を構築すべきですかね。流通させるなら商標法改正が適切でしょうが、恐らく不正競争防止法の守備範囲なんですよね。あれは企業保護を目的としているので、シャインマスカットみたいに当たった品種であれば保護できるのですが、結局のところ商標法や種苗法にて登録したほうが有利になりまして。
シャインマスカットの件で言えば、種苗法登録は平成18年(2006年)なのですが、自国外における果物の品種登録は自国内での登録から一定期間(ブドウは6年)以内に行うことが定められ、これに間に合わなかった為に支那や韓国での保護が出来なかった訳です。
商標法の欠点は、有名になってからの保護はハードルが高くなっている上に、前述したように「シャインマスカット」の名で商標登録できないという。その品種が当たるかどうか分からない段階で、巨額の費用を使って戦略的に登録できるのか?が分かれ目なんですが、それを保護することを考えるのは政治の仕事という事になります。
もともと種苗法は国内での育成を射程に入れ、流通や輸出まで考えない法律ですから、カバー範囲に穴があるのは否めません。種苗法である程度流通までカバーしてあれば、商標法で保護を考えなくてもイイのですが。
或いは、種苗法登録して売れた品種を、出願人が保護期間中に同名で商標登録出来る制度にすればもうちょっとマシかもしれませんね。
これって産業スパイですよね。対応する処罰法って日本には無いんだろうか?
シャインマスカットの生産量については、韓国よりも中国の方が多かった(無論、パクリ)と記憶しています。パクリの王様中国でも韓国同様に品種の劣化が進みつつあります。中国の評論家いわく、「日本では高級品路線を守っていて価格が高止まりしているが、中国は高級品から少し出来の悪いものは安く幅広く市場に提供することにより、より多くの消費者に食べてもらえる」そうな。ものは言い様です。
柴咲コウ作員さん出番ですよ。
あれだけ種苗法改正に反対してたのに、今は完全にダンマリですよね、彼女は。
もう彼女の履歴では「無かった事」になってるのでしょうか。
種苗法が何なのかも知らずに批判してる連中たくさんいましたね
特にTwitterでわけもわからずアベガーしてるコメントには辟易しました
国家全体でQC工程表のチャートしか興味ないんだから仕方ないですね。
技術移管でもインプット条件を無視して投入資材だけしか食いつかない事が多く、結局製造原価が安いだけの低品質品しか委託できない事も、たくさんあったなぁと。
医薬品業界ですけど。
韓国産シャインマスカットの事例が、所詮パクった技術は身につかずに劣化していくという良い見本になってくれればいいと思います。
何だかんだ言っても、やはり自前でものを生み出すことができる、そのための技術を持っているということは、決定的な強みになると思います。そして日本にはその力がある。
今後の日本にとっては、こういう日本ならではの強みをしっかりと守っていくことが重要なんじゃないかと思いました。
複雑な化学反応を理解する文化がないだけです。
というか、我慢できなく樂した結果(K-バイオ)、委託先にクレームをいい続けるまでがワンセットです。
ちがう業界ですけど。
次々とパクり続けることで生き延びてきたんでしょうけど(パクれないときは身分が固定されて悲惨なことに)パクって生きていくにしては大きくなりすぎたってところでしょうかね。
基本的なブドウの育て方、ひいては農作物の育て方が分かって無いのでしょうね。必要以上の化学肥料やら農薬を使ったり、摘果して実の数を絞るとか分かって無いのでしょう。
戦前、盗人を捕まえると朴(パク)と李(リ)ばかりであった。
面白かったです