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【インチキ論説】徴用工は財団方式で日本は寛容さ示せ

久しぶりについカッとなってやってしまいました。本稿も例の悪名高き強烈なインチキ論説です。本稿には、自称元徴用工問題を財団ないし基金方式で「解決」しようとする動きが「日本側でも出ているわけはないよね」、という牽制の意図が込められています(該当する方、おわかりですよね?)。ちなみに本論でおかしな点、いくつ指摘できるかについても、知的好奇心という視点では興味深いかもしれません。

読者投稿について

トップページから辿れる『読者投稿の募集と過去の読者投稿一覧』でもお知らせしているとおり、じつは、当ウェブサイトでは読者投稿を受け付けております。

読者投稿を受け付ける趣旨は、当ウェブサイトの記事を読み、「自分も記事を書いてみたい」と思った方や、「なんや、こんな文章やったらわいにも書けるやん」、などと感じた方が、お気軽にご自身の記事を世に問うための手段を設けてみたい、という点にあります。

ちなみに当ウェブサイトに読者投稿を寄稿していただく際の注意点についてはすでに詳しく説明したとおりなのですが、簡単にポイントをまとめると、次の通りです。

  • ①最低限の条件は、「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激する記事であること」
  • ②政治、経済系の話題であれば望ましいものの、基本的にジャンルは問わない
  • ③筋が通っていれば、当ウェブサイトの主張と真っ向から反する内容であっても構わない
  • ④多少のスラングや専門用語があっても良いが、できるだけ読みやすい文体で執筆してほしい
  • ⑤コピーではなくオリジナルの文章であり、著作権等を侵害していないことが必要
  • ⑥個人情報などを特定される内容が含まれていないこと

…。

そして、個人的にとくに重要だと思うのは、上記①と③です。

知的好奇心自体、文章を読んだ読者が「考えさせられる」と思うことでも刺激されますし、また、普段からの当ウェブサイトなりの主張と大きく異なっているものであっても、「支離滅裂」なものではなく、その論者のなかで筋が通っているものであれば構いません。

極端な話、「反ワクチン派」、「ロシア・フレンズ」、「日本共産党支持者」、「反原発派」といった方々からの投稿であっても、それなりに知的好奇心を刺激する内容であって、筋が通っていれば、当ウェブサイトで採用させていただく可能性があります(そのような投稿が来たことはありませんが…)。

こうしたなか、最近個人的に嵌っているのが、架空の「旧宿会計士」なるインチキ会計士によるインチキ論説シリーズです。これは、「もしもこういう立場から論説を書いたらどうなるか」という、一種の知的ゲームのつもりで書いたものです。

ここでこの「旧宿会計士」がまたしても奇妙な「論考」っぽいものを出してきたようですので、まぁ、見てみましょう。

隣国外交は「寛容さ」を主軸に置け

日韓関係の悪化は看過できない

私・「旧宿会計士」はこれまで、このウェブサイトにごくまれに寄稿させていただいてきた。

ただ、ここの読者の方からの評判はすこぶる悪いようだ。その理由は、私の論考がどうしてもオールド右翼の皆さんには違和感を持って受け止められているからだろう。というのも、私は日韓関係について、どうしても関係改善を念頭に置いてきたからだ。

ここで皆さんが勘違いしているであろうことを、最初に指摘しておきたい。

それは、隣国同士というものは、得てして仲が悪い、ということだ。

アメリカとメキシコもそうだし、インドとパキスタンもそうだ。あるいは日本人にはあまりなじみがないが、アゼルバイジャンとアルメニア、ギリシャとトルコ、さらには現在話題のロシアとウクライナの関係もそうだといえるのかもしれない。

しかし、その2国関係も、それなりにうまくやっている。ここまで関係がこじれまくっているのは、日本と韓国くらいなものではないか。

こうしたなか、『新宿会計士の政治経済評論』で頻繁に取り上げられる、韓国観察者などと名乗る鈴置高史氏なる人物が執筆した『韓国民主政治の自壊』(新潮新書)の165ページ目の、こんな記述などは、その誤解の最たるものだ。

韓国を相手にしなくなったのは日本だけではない。米国も北朝鮮も、そして中国からもまともに扱われなくなった。自らの力を過信した傲慢な外交で、孤立の一途をたどったのだ。日韓関係が悪化したのも『日韓関係の特殊性』からではない。『韓国の特殊性』が原因なのだ」。

これは、断じて異なる。

日韓関係がうまくいかない責任を、全面的に韓国になすりつけたものであり、この手の主張が出てくることは看過できない。

被害者は被害の歴史を忘れない

誤解を恐れずに申し上げるが、私・旧宿会計士も、韓国の常軌を逸した振る舞いには、困ったものだという認識を持っている。国際法で解決がついている内容を蒸し返すなど、通常の国家であればあまり考えられない話でもあるからだ。

いわば、歴史問題を巡っては、日本にも悪いところはあったのかもしれないが、それでも戦後の日本は過去の植民地支配について(真摯だったかどうかは別として)何度も謝罪しているし、必要に応じて賠償も行ってきた。韓国の人たちも、そのことは理解してほしいと思う。

ただ、それと同時に、やはり私たち日本人が踏まえておかねばならないことがあるとしたら、歴史問題はどの国にとってもセンシティブなものであり、そして、とくに植民地支配をした「加害者側」よりも、支配を受けた「被害者側」の方が、より過去の記憶を引きずるものである、という点だろう。

たとえば上でも挙げたトルコとギリシャの関係を見てほしい。

ギリシャはかつて古代ギリシャ時代にはさまざまな文化を生み出したし、また、東ローマ帝国時代には正教圏の中心として、西ローマ帝国滅亡後も、大いに栄えた。コンスタンティノープルが1453年にトルコ軍により陥落するまでは、ギリシャ人は大帝国の主人公であり続けたのである。

それが、トルコ支配下に入ったことで、コンスタンティノープルは「イスタンブール」に名を変え、現在に至るまで、ギリシャ人はその街の支配を回復するに至っていない。ギリシャ人のトルコに対するルサンチマンたるや、相当なものであるに違いないのだ。

あるいは、ポーランドが最近、ドイツに対して損害賠償を要求した、という話題もあった。この『新宿会計士』氏のサイトでも、『ポーランドがドイツに1兆ドル超える損害賠償を請求へ』で取り上げられていたから、ご存じの方も多いだろう。

法的に決着がついているにも関わらず、過去の問題を蒸し返し、巨額の賠償金を求めるという行動自体、国際法秩序に対する挑戦です。ましてや、ロシアによるウクライナ侵略という違法行為が現在進行形で行われているなかで、結束すべき西側諸国同士で賠償要求がなされることは、理解に苦しむ行動です。その「理解に苦しむ行動」をとり始めた国が出現しました。過去の問題と法過去の問題をいつまでも蒸し返すことの問題点べつに実名を出すつもりはありませんが、とある国は外国に対し、ときとしてありもしない問題を捏造してまで、しつこ...
ポーランドがドイツに1兆ドル超える損害賠償を請求へ - 新宿会計士の政治経済評論

つまり、「過去の歴史を直視せよ」という要求は、決して韓国だけのものではないのだ。

トルコに対してはギリシャが折に触れて過去の歴史の清算を求める。

ドイツに対してはポーランドに加え、ギリシャ、イタリアなども、損害賠償を求めたことがある。

さしあたって最も必要なのは「寛容さ」

その意味では、日韓関係の特殊性を「韓国の特殊性」などと言い放つ鈴置氏や、その鈴置氏の主張を危機として繰り返す『新宿会計士の政治経済評論』は、こうした国際情勢を完全に読み誤っているのであるし、また、こうした大原則に立てば、おのずから、日韓関係改善のために日本が何をしなければならないかは見えてくる。

さしあたっていまの日本に最も必要なもの、それは「寛容さ」だ。

杓子定規に考えるならば、たしかに現在の日韓関係における歴史問題は、「法律的には」日本に正義があるし、韓国に勝ち目はない。徴用工問題などがその典型例であるが、日韓間の請求権の問題は、1965年の日韓請求権協定で、完全かつ最終的に解決したと謳われてしまっているからだ。

したがって、歴史問題の多くは、純粋に法律的に見れば「韓国が100%悪い」のであり、こうした立場を杓子定規に当てはめると、「韓国が悪い」=「日本が悪くない」、という結論になってしまうのである。

ただ、こうした杓子定規な考え方を持っている人たちに問いかけたいのだが、果たしてあなたたちはこうした杓子定規な考え方が、古今東西、あらゆる局面で成り立つとでも思っているのだろうか?

徴用問題に関する2018年の韓国大法院判決を「国際法違反だ」と主張する人たちは、得てしてロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦を「国際法違反だ」などと主張しているようだが、そのような主張が果たして本当に正しいといえるのだろうか?

すべてを法でやるからおかしくなる

結論からいえば、世の中のすべてを法で規定することはできない。

被害者には被害者の感情があるのであり、加害者が「賠償も謝罪も済んだ」、「これからはいっさい過去の苦情は受け付けない」などと言い放ったとしたら、それこそ相手の傷口に塩を塗り込むようなものではないか。よくぞそんなことが主張できるものだ。

こうしたなか、徴用問題についての落としどころについても、やはりきちんと考えておく必要がある。

徴用判決を巡っては、日本政府や日本企業は「国際法違反だ」を繰り返すばかりで埒が明かないが、これについては過去に良い解決事例がある。慰安婦問題を巡る慰安婦合意だ。

当時、この合意で安倍晋三首相(当時)が謝罪の意を表明し、政府予算から10億円の資金をポンと拠出して、韓国の財団が慰安婦被害者らの支援事業を行った。残念ながらこの財団は文在寅(ウェン・ツァイイン)前大統領が解散させてしまったが、それでも10億円のうち半額近くが慰安婦被害者に届いたと聞く。

今回もやはり、この基金ないし財団方式によることが望ましい。それも、日本企業が自主的にこの基金ないし財団に参加する形で、過去のわだかまりを完全に除去し、もって日韓が未来志向で前向きな関係を構築することができるようになるからだ。

合意破りは韓国だけの責任ではない!

もちろん、尹錫悦(イン・シーユエ)現政権が終り、たとえば李在明(リー・ツァイミン)氏あたりが政権を握れば、この「徴用工財団」も解散させられるかもしれない、という懸念はあるだろう。

ただ、前回の慰安婦財団の轍を踏まぬよう、今度は朴振(ピャオ・チェン)韓国外交部長官と、日本の林芳正(リン・ファンチョン)外相の両名が、合意を文書に残すことをお勧めしたい。

あるいは合意を取り交わすのは外相ではなく、尹錫悦氏と、岸田文雄(アンティエン・ウェンション)首相が直接にやりあっても良いかもしれない。

それに、慰安婦合意を反故にしたことを「全面的に韓国が悪い」などと言っている人もいるが、これは間違いだ。そもそも10億円という金額が少なすぎたという問題を含め、やはり合意自体に問題があったからこそ反故にされたと考えるべきだろう。

だいいち、慰安婦合意については「破棄した韓国の側が全面的に悪い」などと米国からも言われてしまう始末だが、こうやって国際社会において韓国が「悪者」にされているのに、日本がそれをノホホンとみているだけ、というのもおかしな話だ。

そういえば、慰安婦合意の直後、まだ朴槿恵(ピャオ・ジンフイ)政権が存続していたころから、慰安婦合意自体が不十分ではないかとの指摘は韓国でなされていた。

それなのに、安倍元首相は韓国側からの「お詫びの手紙を送ってほしい」などの要請に対し、「そのような手紙を送ることは毛頭考えていない」などと一蹴したことがある。手紙など一筆書けば済む話なのに、なぜこんな冷たい態度を取ったのか。

その理由は、「慰安婦合意にそのような項目は含まれていなかった」からだという。これこそまさに「杓子定規」の典型例であり、慰安婦合意が破棄に至ったのも、結局はこうした日本の杓子定規的な対応にも深刻な問題があったことを、私たちは理解する必要がある。

いずれにせよ、北朝鮮のミサイル乱発などの影響もあり、日韓関係の改善は時間との闘いだ。

日本は今こそ、「大国としての寛容さ」を示し、大人になって、韓国に対して譲歩しなければならない。そして、徴用工問題も「国際法違反」だの言っていないで、韓国が「財団方式」での解決を提案しているうちに、早くそれに乗るべきなのである。

参考:過去論考

…。

数箇所の事実誤認も含め、ちょっとツッコミどころが多すぎるのですが、読後感は敢えて申し上げません。突っ込みたい方は読者コメント欄でご自由にどうぞ。ちなみに今回の文章でおかしな点をいくつ指摘できるかという点は、国際法を正確に理解しているかどうかというリトマス試験紙のようなものになるかもしれません。

ちなみに今回の文章は、「自称元徴用工問題を基金方式ないし財団方式にて解決しようとする動きが日本の側でも出ているわけはないよね」、という牽制のつもりです(わかっていますね?●●さん)。当たり前ですが、日本の政治家であれば、この「旧宿会計士」なる者のインチキに騙されないでほしいと思う次第です。

なお、おそらくはこの「旧宿会計士」ないしそれに近い者が執筆してきたこの手のインチキ論説、過去には次のようなものもありました。

もし時間が余って余って仕方がないという方がいらっしゃるならば、これらのインチキ論考についても是非とも熟読してみてください(※ただし、「時間を無駄にした」という苦情については受け付けておりませんので、くれぐれも自己責任にてご対応ください)。

なお、個人的にこの文章を読んで感じるのは、この者が一番言いたいのは、「あなたが100%正しく、相手が100%間違っていることはそのとおりだ。でもあなたが『お兄ちゃん』なんだから、あなたが譲歩しなさい」、という、いつもの理不尽なアレではないかと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (24)

  • 「お兄ちゃんなんだから」が子育てにおけるNGワードだという認識はだいぶ広まっているようだ。
    その代わりに、「自分より小さな子に優しく譲ってあげられるかな?」というフレーズが推奨され世間の賛同を得ているらしい。

    皆様お気付きだろうが、言い方を変えているだけで長子が譲歩するという結果に変わりはない。余裕のある方が譲るのが美徳であると、刷り込まれているのだ。

    これは争い事を好まない日本文化のある意味良い点ではあるが、局面によっては悪い点にもなりうる。

    相手も「譲り合いの精神」を理解しているなら、穏やかな関係が築けるだろう。一方そうでない場合は、都合よくタカられてしまうだけだ。

    隣国が困っているよ。譲ってあげたらどうかな?と誰かにささやかれたら、「困っているなら譲ろう」もしくは「譲らなければ世界からひどい国と思われるかも」という思考に陥ってしまうかもしれない。

    だが我々は、この美徳を発揮してよい相手なのか、また発揮してよい局面なのかをよくよく見極めるべきである。

    • 仰る通りですね。
      ポイントは、価値観を共有しているか否か。

      インチキ論説&寛容論等に共通するのは、
      前提条件が成立していないにもかかわらず、然も成立しているように装い

      ”読者の錯誤(相手は自分同様な価値観を持っている)を利用”しているのです。

      正に、”詐欺師の手法”です。

      この辺りは、断片知識詰め込み偏重教育の弊害ともいえる。
      今までは、効率性を重んじ、高等学校以上で前提条件を疑う頃を教えていたはずだが
      (一部の予備校的高校は除く)
      これからの教育は、効率が落ちても中学三年生位で教える必要があると思う。

      オレオレ詐欺の対策にもなるし。

  • インチキ論説として次のようなものを考えました

    『社説文学に漂う加齢臭
     新聞論説委員こそ学び直し(リスキリング)を通じて時代感覚を取り戻せ』

  • 素朴な感想ですけど、(もちろん、意見は人、様々ですが)推測するに、「自分の意見が(少なくてもここでは)少数意見であることに我慢できない。自分に意見が、いつまでも少数意見であることに我慢できない」ということではないでしょうか。もちろん、今日の少数意見が、明日の多数意見になる可能性もありますが、その少数意見が(さすがに極論ですが)「これから、韓国を焼け野原にしろ」でもよいはずです。

    • すみません。追加です。
      全体としては少数意見でも、同じ意見の人の集まりのなかでは、その少数意見が多数意見になります。(もちろん、ここが、その少数意見の人間の集まりに、なっていく可能性もあります)

    • みなさんにお尋ねします。
      「自分の意見に賛同しない日本人は、どうしようもない」と考えている(自称)意識の高い日本人を、何人、思い浮かべることが出来ますか。

      • 何人と言われてもそれほど多くの人を知っているわけではありませんが、岸田くん、茂木くん、リン・ホウセイくん、二階くん、石破くんなどが思い当たります。

        • 我々も、ここに加わらないように、気を付けなければなりません。

  • >日本は今こそ、「大国としての寛容さ」を示し、大人になって、韓国に対して譲歩しなければならない。

    隣のよしみだけで「大きくなったんだから、お小遣いを上げてくれ(手切金のおかわり)」的な要求には応えられないのです。もはや日本は彼らの保護者でも後見人でもありません。

  • 管理人様がカッとなっているのに乗じて、
    どさくさ紛れに書き込みさせていただきます。

    いっそ、
    日本は一度韓国と
    一戦交えた方が良いのでは?。

    • >>>いっそ、
      日本は一度韓国と
      一戦交えた方が良いのでは?。

      ですって?
      あなた、何を考えているのですか?
      戦力・国力・人間の資質等々を比較して、日本がKの国に負けることなど絶対にない。。。と考えてのご意見なのでしょうね。
      あなたのような考え方の人がいるから両国の関係はうまくいかないのですよ。  まったくどうしようもないね。
      因みに私も同じ意見です。
      と言うか、一戦交えるだけでは向後安心できません。
      Kを殲滅する必要があります。
      私は、アジアの他の地域の方達とチャットで話す機会がありますが、彼等も日本とKの国の諍いは興味を持って推移を見守っているらしく、殆どの方達がKの国・K国民を称するのに,まるで”Leech(ヒル)"のようだと言います。 物の見方って万国共通なんですね。

      • 御叱り
        有りがたくお受け致します。

        • …せ、殲滅?、
          え…えぇ…。

      • 日本ではゴキブリのようだという表現が多いようですが 外国ではヒルですか。でもこちらのほうが例えとしては良さそう。知らないうちに皮膚にへばりついて 血を吸い 引き剥がそうとしてもなかなか剥がれない。

  • “俺の事が大事なら、これくらい聞いてくれてもいいだろ”と無茶を言う輩は お願いする相手を大事に思ってません。
    偽徴用工判決では、日本の判決を 韓国の公序良俗に反すると言って退けてます。
    日本の判決は偽徴用工が負けてるのです。
    当たり前です。国際法を鑑みれば韓国の判決はオカシイのです。
    しかし、韓国政府は日本の裁判は退けるが韓国の裁判は認めろと無茶苦茶を言ってるのです。
    これは、自分はなんでも正しく相手は必ず間違ってるという文化習性からきてるので、自分がどれだけオカシイ事を言ってるか理解出来ないのです。
    理解出来ない人間に、どれだけ言葉を尽しても解決はできませんし、韓国の言うとおりにする事は、いずれは対馬を九州を日本を明け渡し日本人が絶滅するまで要求はなくなりません。
    会話協議をしても解決はできませんが、協議をしているというポーズは必要でしょう。
    そして、こちらからは要求はせずに 相手の言い分を「それは国際法的に無理です」と拒否すればいいだけ。
    自分はこの問題の解決より先に韓国政府がなくなる方が早いと思います。

    • 追記

      韓国との問題は全て、韓国自身が解決すべきもの。
      日本は韓国の要求に対して、正論で否定するだけで勝手に内輪もめしてくれる。
      偽徴用工に対しては「韓国が肩代わりするというので、日本は当時の韓国国家予算と同等の金額を支払ってる。ここからはびた一文支払う意思はない。」と、歯に衣着せぬ言葉を使うべき。
      日本人は出来る限り、言葉を選ぶが 選んだ言葉では都合よく理解され真意は伝わりません。
      出来るだけ韓国人の心をえぐる強い言葉を使わなければ韓国人の面の皮を通り抜ける事は出来ないでしょう。

  • >この者が一番言いたいのは、「あなたが100%正しく、相手が100%間違っていることはそのとおりだ。でもあなたが『お兄ちゃん』なんだから、あなたが譲歩しなさい。

    本気でこのような考えを持つ日本人は、ごく少数であり、しかも強硬な意見でもないような気がします。

    私には、日本人は大多数が日韓の政治には無関心。心の赴くまま韓流や韓国料理を楽しんでいるように見えます。また日韓友好派も嫌韓派も数は少ないですが、それなりに双方とも真摯に現状の問題点を論じているように見えます。

  • 非業に倒れた元首相の酷葬、ご自身のご長男の秘書奸就任、統一凶会の取り扱い、瀬戸際大臣の辞任と翻部長就任、聞く力がご自慢の方はことごとく聞く耳を持っていない。いつも世間と反対の反応を示す既視駄総理。自称徴用工問題に関しても怪しくなってまいりました。総理氏の恐ろしいのは狭い視野と判断でまず実行してしまうことです。自称徴用工問題も罪団(飢饉)方式で妥協してしまうのではないでしょうか。ほんとにフラフラして頼りない方です。ご自身が害相のとき締結した慰安婦合意が破られていても知らぬふり。日韓首脳怪談をしたらせめて慰安婦合意の(復活)実施とレーダー照射の問題に言及すべきだと思いますが、何もしないでしょうなあ。

  • 口を開けば被害者、被害者と旧宿氏はご指摘されておりますが、韓国が一体どんな被害を受けたのか、私にはトント分かりません。劣悪な社会(物理的にも人道的にも)を劇的に改善し、人口と平均寿命を飛躍的に増加させ、弾圧や虐待は一切行わなず、異なる民族をこれほどまで平穏に治めたのは日本人の誇りです。それに応えて発展した韓国人も、寧ろその時代を誇っても良いのではないでしょうか。朝鮮が未開だったのは、民族が劣っていたからではなく指導者が劣っていたからなのだと。
    また、旧宿氏が例に挙げた隣国関係の図式は、具体的な不幸な出来事が背景にあり、上記で申し上げた日本の韓国統治とを同一視するのは暴論です。
    いやいや問題はそこじゃ無い、植民地支配を行った事こそが加害行為なんだ、という論が出てきますが、これこそ日本と大韓帝国が条約を結んで日韓合併を決めた、という事実の前では詭弁に過ぎない事は明白です。
    ありもしない事件を日本の圧政だの搾取だのと声高に主張していますが、資料からは一切その事実は確認できません。慰安婦然り、徴用工然りです。
    逆にこの30年間、韓国による国際的なディスカウントジャパンで日本と日本人は名誉を傷つけられ、私達日本人は、精神的に大きな被害を受けています。これに対する謝罪と賠償を日本は韓国に求めます。100兆円です。

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