林芳正外相の訪韓は、むしろ日韓両国の認識のズレがあまりにも大きいことを露呈させたのかもしれません。尹錫悦(いん・しゃくえつ)大統領の就任式に参加するために訪韓している林外相が昨夜、韓国の朴振(ぼく・しん)外交部長官候補と会食したそうですが、これに関する話題を眺めていると、どうも韓国側がこの期に及んで日韓諸懸案を「歴史問題」「日韓の問題」と捉えているように思えてならないのです。
目次
林外相の訪韓
林芳正外相は現在、岸田文雄首相の親書を携え、韓国の尹錫悦(いん・しゃくえつ)大統領の就任式に参加するために韓国を訪問しているそうですが、これに関連し、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に今朝、こんな記事が出ているのを発見しました。
「韓国大統領就任式」のために日本外相が4年ぶりの訪韓…選挙目前で世論を気にする韓日
―――2022.05.10 08:01付 中央日報日本語版より
記事の冒頭は、こうです。
「韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任式に出席するために、林芳正外相が9日午後に訪韓したが、最悪まで冷え込んだ韓日関係を反転させる動力を用意して帰ることができるのかは未知数だ」。
なんだか、これだと「課題」を抱えているのが日本側であるかのような言い分にも見えます。いわゆる日韓諸懸案(自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、竹島不法占拠問題など)の多くが韓国側によって作り出されたものであるという点を、韓国メディアはナチュラルに理解していないのでしょうか。
ただ、ちょっと気になったのは、こんな記述です。
「国内世論も主要変数として作用する韓日関係の特性上、両国の主要国内政治日程を控え、先に前向きな立場を見せるのは容易ではないという懸念がある」。
日本の世論は韓国に対し「冷ややか」
このあたり、日韓関係を「政治利用」してきたのは、むしろ韓国の側ではないか、という疑問は脇に置くとして、たしかに日本の側の世論は最近、韓国に対して「冷ややか」でもあります。
たとえば、内閣府がほぼ毎年実施している『外交に関する世論調査』からも明らかなとおり、日本国民の対韓感情は近年、決して良くありません(図表1)し、韓国との関係が良好だと思っている人も少なく(図表2)、さらに韓国が「重要だ」と答えた割合は、米中露3ヵ国と比べて明らかに低い(図表3)からです。
図表1 韓国に対する親近感の推移
(【出所】『外交に関する世論調査(令和3年9月調査)』より著者作成)
図表2 韓国との関係が良好かどうかに関する認識の推移
(【出所】『外交に関する世論調査(令和3年9月調査)』より著者作成)
図表3 相手国が重要かどうか(2021年9月時点)
(【出所】『外交に関する世論調査(令和3年9月調査)』より著者作成)
また、今朝の『韓国新政権に対し日本国民が冷ややかな態度を取る理由』でも取り上げましたが、「あの」TBS系列のJNNの調査ですら、日韓関係改善に「期待していない」と答えた割合が46%で、「期待している」とする44%を上回っているほどです。
ある意味で現在の日韓関係こそ「最高」?韓国では文在寅(ぶん・ざいいん)前大統領の後継者として、尹錫悦(いん・しゃくえつ)大統領が本日、就任します。ただ、政権交代しても日韓諸懸案はまったく動きません。尹錫悦氏自身、日韓諸懸案を巡って何ひとつとして具体的な提案をしていないのに加え、文在寅政権の5年間で噴出した諸懸案は、インターネット空間と相まって、日韓関係を最終的かつ不可逆的に変えてしまったからです。最終的かつ不可逆的に変わった日韓関係今から約3年前の『真の親日派とは、文在寅氏その人だ』でも述べ... 韓国新政権に対し日本国民が冷ややかな態度を取る理由 - 新宿会計士の政治経済評論 |
同様に、3月15日に発表されたNHKの世論調査でも、「今後の日韓関係の見通し」に対して「変わらない」が59%で最も多く、「良くなる」25%、「悪くなる」4%という結果だったのだそうですが、オールドメディアの調査ですら、日本側の世論で日韓関係「改善」に向けた期待感は非常に低いことがわかります。
なぜ「日本の譲歩」が前提なのか?
もちろん、冷静な視点を入れるならば、現時点においては日本にとって、外交・安全保障、あるいは経済・産業などの分野における韓国の重要性は非常に高く、日韓関係が無秩序に破綻するような事態になれば、韓国のみならず日本にも非常に大きな混乱が発生しかねません。
その意味では、岸田首相らが繰り返し、諸懸案を「このまま放置することはできない」と述べているのは、現時点の客観的な状況に照らすならば、正しいと言わざるを得ないのです。
もっとも、それと同時に岸田首相は、韓国に対し、安倍晋三・菅義偉両総理の「国と国との約束を守ることが基本だ」などとする立場を(現在のところは)維持しており、こうした立場からすれば、「韓国に譲歩する」というかたちでの日韓関係「改善」は、基本的にはあり得ない(し、あってはならない)のでしょう。
ただ、中央日報の記事の恐ろしいところは、「日韓諸懸案の解決」は「日本の一方的譲歩」を当然の前提としているフシがあるという点であり、また、「韓国が国際法を守る」というかたちでの解決策にはなんら言及がないという点ではないかと思います。
記事の続きには、こんな記述があるからです。
「岸田内閣もまた、参議院選挙で与党自民党が勝利すれば今後3年間は大型選挙がないため安定した長期執権の道が開かれる」。
「自民党内の少数派閥である岸田首相は韓国に融和的なジェスチャーを取って党内保守派の反発を買ったり国内で厳しい立場に立たされたりしないか心配している」。
どうして日本が韓国に譲歩することが当然の前提となっているのでしょうか?
理解に苦しみます。
歴史問題ではなく国際法の問題、日韓問題でなく韓国の問題
ちなみに中央日報の記事では国民大学日本学科の李元徳(り・げんとく)教授による、こんな発言も取り上げられています。
「日本国内では歴史問題関連の明示的な解決策が用意されていない状況で韓国に先に近付けば、『従来の葛藤を曖昧にして次に進んでも大丈夫』いうシグナルを与えてしまう恐れがあると懸念している。韓国が両国関係を早期に改善するという意志とロードマップでも示さなくてはならないが、このようなことに対する韓日の歴史問題を専門担当する特別組織の設置などを検討してもよいだろう」。
残念ながら、この人物の認識は根本から間違っています。日本政府のメッセージは、「国と国との約束を守れ」、であり、両国問題についても「歴史問題」ではなく「国際法の問題」だからであり、もっといえば「日韓問題」ではなく「韓国問題」だからです。
中央日報の記事には、尹錫悦政権の「最初の一歩」が悪くない、などとして、こんな記述が続きます。
「幸いなのは、尹錫悦政権の『最初の一歩』がひとまず悪くはないということだ。先月、日本に派遣された韓日政策協議団は<中略>高位要人と幅広く面会して帰ってきた。<中略>外相が2018年6月以来4年ぶりに訪韓し、尹氏との個別面談はもちろん、朴振(パク・ジン)外交部長官候補とも会う」。
はて、そうでしょうか?
『岸田首相「言葉足らず」を安倍総理が補う=韓国協議団』でも確認したとおり、政策協議代表団は訪日した際、岸信夫防衛相、萩生田光一経産相などの閣僚、さらには今や一介の衆議院議員となった安倍晋三総理らから、相次いで「懸案を解決せよ」「約束を守れ」と牽制されたのではなかったのでしょうか。
安倍晋三総理は昨日午後、韓国の政策協議代表団と面会し、慰安婦合意を韓国が破ったことを「遺憾だ」と述べたそうです。なかなかストレートな言い方です。現職首相が言わなかったことをキッチリとフォローするあたり、やはり大宰相ならではの行動と思わざるを得ません。もっとも、韓国で「保守政権(?)」が発足したとして、日韓関係が健全な姿を取り戻すと考えるのは時期尚早でもあります。首相と韓国代表団の面会:何が問題だったのか『【速報】首相が韓国代表団と面会』でも取り上げたとおり、岸田文雄首相は26日、尹錫悦(いん・... 岸田首相「言葉足らず」を安倍総理が補う=韓国協議団 - 新宿会計士の政治経済評論 |
日韓外相の認識のズレ
個人的記憶で恐縮ですが、少なくとも「保守政権」の場合、政権発足初期には日本側でも韓国に対し融和的な空気が流れがちです。李明博(り・めいはく)、朴槿恵(ぼく・きんけい)両政権の発足初期も、日本側で「日韓関係改善」への期待が多く見られたからです。
それなのに、5年ぶりの「保守政権」であるにも関わらず、今回の尹錫悦政権に対して期待する声があまり見られないというのは、日韓諸懸案を「歴史問題」ととらえる韓国と、「法的問題」ととらえる日本の認識のズレが大きすぎるからなのかもしれません。
そして、こうした両国の認識のズレが存在する証拠は、ほかにもあります。
韓国次期外相・日本外相「早期関係改善」に共感…歴史問題は「平行線」
―――2022.05.10 07:07付 中央日報日本語版より
河野太郎元外相以来、日本の現職外相としては4年ぶりに韓国を訪問した林外相が9日、ソウルで朴振(ぼく・しん)外交部長官候補と夕食をはさんで約2時間会談を行い、「両者は早期関係改善の必要性に共感」したものの、「歴史問題に対しては相変らず平行線を辿った」というのです。
中央日報の記事をもとに、韓国側の発表を眺めていくと、こんな具合です。
- 両者は最近の厳重な地域情勢下で早期の韓日関係改善が必須不可欠だという認識で一致した
- とくに最近の韓半島状況および急変する国際情勢下で、韓日・韓日米間の緊密な共助強化が必要だという認識で一致した
- 両者は新型コロナウイルス感染症状況を見ながら韓日間の人的交流を再活性することが望ましいということに共感した
- 朴氏は林外相に対して、韓日間の人的交流を新型コロナ以前に戻すために、金浦-羽田路線の再開、ビザ免除の復元などを推進していくことを提案した
- 朴氏はまた両国関係の発展のために1998年金大中・小渕宣言精神を継承、発展させていく必要があると述べた
…。
日韓関係「改善」に向けて、さまざまな議論が交わされ、そのなかで韓国側からもいろいろと要望があったことは間違いありません。
羽田-金浦路線再開、日韓共同宣言に「言及なし」
ただ、これについては「裏」を取る必要があります。
外務省ウェブサイトの5月9日付『林芳正外務大臣と朴振(パク・チン)韓国外交部長官候補との会談(夕食会)』というページによると、次の5項目が記載されています。
- 両者は、ルールに基づく国際秩序が脅かされている現下の国際情勢において、日韓、日韓米の戦略的連携がこれほど必要な時はなく、日韓関係の改善は待ったなしであるとの認識で一致しました。
- 林外務大臣から、1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の基盤に基づき日韓関係を発展させていく必要があり、そのためには旧朝鮮半島出身労働者問題を始めとする日韓間の懸案の解決が必要である旨述べました。
- 両者は、日韓関係のこれ以上の悪化を放置してはならないとの認識で一致するとともに、日韓間の懸案等について、これらを早期に解決すべく、今後、ハイレベルの間も含め、両政府間でスピード感を持って協議していくことで一致しました。
- 両者は、北朝鮮への対応を含め、日韓米協力を強化していくことで一致しました。
- 林外務大臣から、ロシアによるウクライナ侵略を強く非難し、これは欧州に留まらず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態である旨述べました。
このなかに、「羽田-金浦線の再開」、「1998年の日韓共同宣言に基づく関係発展」といった項目は一切含まれていませんし、それどころか、林外相は「1965年の国交正常化以来の基盤が重要」、「日韓諸懸案の解決が必要だ」と述べていることは重要です。
「日韓諸懸案を両国政府間で協議する」という発言があるのに加え、従来の日本政府による「日韓関係を健全なものにするための契機を韓国が作らねばならない」という発言が欠落しているのは非常に気がかりではあるものの、基本的には日韓諸懸案に対しては「韓国が約束を守らねばならない」という立場を取っています。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
日韓諸懸案は歴史問題ではなく法的の問題。
日韓諸懸案は日韓問題ではなく韓国の問題。
このように考えていくならば、尹錫悦政権の始動はむしろ、日韓関係にとっては新たな波乱の幕開けと見るのが正解ではないかと思えてならないのです。
View Comments (21)
首脳同士が会って、胸襟を開いて話し合えば、道は拓かれる。
そりゃそうでしょう。
話し合った相手は、その場での約束が、あとの行動を縛ると考えるが、
某国の方は、例え公式の文書にしたところで、約束なんてその場限り。
都合が悪くなってチャプ台返しやったところで、恥ずかしいとも思わない。
そこを咎められたら、
「首脳同士が会って、胸襟を開いて話し合いましょう」
まあ、無限ループですね。
最強の外交戦略!(笑)
伊江太 さま
日本にも、話し合い万能主義者が、大勢、いると思います。(もしかしたら、日本には、日韓問題で話し合い万能論が崩れることを恐れている人が、大勢、いるのかもしれません)
(根拠なき予感ですが)もし、今回のウクライナ危機で、韓露関係が悪化したら、それも日本(特に安倍(元)総理)が解決すべき問題と韓国メディアが、言いそうなのですが。
確かに韓国に対する懲罰意識が強い人は、10個ぐらい解決すべき項目があり(私はすべては覚えていません)それをすべて韓国が譲歩しないと対話も不可と言っています。
ただ、陛下への侮辱は許せませんが実害があるわけでなし、レーダー照射も現場が納得すれば、国を挙げてまで問題にすることではありません。仏像ネコババも、結局韓国が博物館ワットワークから切り離されて損しています。竹島だって、領土問題として譲れませんが、この島は無人島で EEZ の対象外なので、漁業権も含め現時点で何らかの経済的な損失はなく、棚上げでも構いません。
しかし、慰安婦と徴用工だけは、これを日本が妥協していまうと、日本も国際法秩序の破壊者側になり、いくら岸田内閣でもこれは譲歩できないでしょうし、アメリカもこれを譲歩しろとはいわないでしょう。
ヤフコメを見るとわかっている人がほとんどで、「約束してもまた破られるので、関係改善しようと思うな」「安倍・菅政権が作った流れを、岸田政権は破るな。一度韓国に譲歩したら、また約束やぶりの無限ループの元に戻るだけ」というコメントFら触れています。
日本が着実に変わっています。変わってないのは、岸田政権の議員のような人たちだけ。日本のマスゴミは林外相の訪韓を歓迎ムードで報道するだけ。これも変わっていませんね。韓国は「重要な隣国」ではありませんよ。もっと報道すべきニュースがあるはず。
現在の日韓関係で、日本側からこの様な挨拶は悪手です。
もし、これが日本人同士なら 日本の言い分を「今回の関係悪化は、お前の責任だ。本来ならお前が自力で解決しなければならない。が、こちらも鬼では無いので お前が努力するならば こちらとしても サポートするのにやぶさかではない。」と 言外の意味を理解できるでしょう。
しかし、相手は韓国人。相手の言葉を自分に都合のいいように300%上乗せして理解するので、この様な行儀のいい言葉の修飾は無意味などころか、害悪にしかなりません。
日韓で会議を開くのも、日本をだまくらかすチャンスが出来たとしか、思わないし すでに日本を騙せたと勝手に期待して、もう騙した体で次の行動を考えてます。
しかし、今の日本の首相は岸田総理です。
検討士なので、会話はするが話は一向にすすみません。
もう、韓国はスワップも輸出規制解除も手に入った気分です。
これが裏切られたと勝手に感じた韓国がいつキレるのかみものです。
かの国には「親しみを感じない」どころか、寧ろ「憎しみを感じる」と言っても過言ではない。
現状把握能力が欠如してるとしか思えないですね。
彼らが発するのは、自己投影に基づく妄言ばかり。
中国に迫られると我はこう応ずるから、我に迫られると日本も同じように応ずるはずだってね・・。
大国でもない国が、大国の振る舞いをまねてもしかたないのに・・。
中央日報記事の見出しは「歴史問題は『平行線』」とあるのに、記事中は以下のとおりです。
「在韓日本大使館の塚本康弘・国際報道官はこの日の会談後、取材陣とオンラインで会い『徴用工、慰安婦などの歴史問題が議論されたか』という質問に『両者は様々な懸案に対して議論したが、日韓間には1965年合意(日韓請求権協定)がある』とし『その約束を守ることが非常に重要だ』と述べた」
仮に、塚本報道官がこのとおり発言したとすれば、「約束(日韓請求権協定)を守ることが非常に重要だ」と発言したのは林大臣ではなく、塚本報道官ということになってしまいます。
また、外務省ウェブサイトの発表文にも「林大臣が、『自称元徴用工問題や慰安婦問題などについて韓国が約束を守らなければならない』と発言した」との明確な記載はありません。
以下は推測ですが、外務省発表文2の「1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の基盤に基づき日韓関係を発展させていく必要があり」という林大臣発言中の『日韓の友好協力関係の基盤』とは「日韓友好協力関係の法的基盤=日韓請求権協定」という意味だから、結果的に「林大臣が『韓国が約束を守らなければならない』と発言したことになる」という理解を外務省がしており、将来、日韓首脳会談が実現した場合にも、岸田首相に同じ発言をさせるつもりだと思います。
しかし、この発言では、首脳会談に同席した全ての人々(報道関係者を含む)が「岸田首相が『韓国が約束を守らなければならない』と発言した」と受け取らない恐れが十分に有ります。
令和元年7月19日付け外務大臣談話「大韓民国による日韓請求権協定に基づく仲裁に応じる義務の不履行について」では、韓国大法院の自称元徴用工判決に対して「1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の法的基盤を根本から覆すものであって、極めて遺憾であり、断じて受け入れることはできません」と、全く同じ文章で『法的基盤』と言っているのに、何故『法的』を削除したのか、理解に苦しみます。
仮に、日韓関係改善に前向きな尹錫悦大統領に配慮して、岸田首相が『法的』を削除したのだとすれば、「岸田首相には学習能力が無い」と批判されても仕方が無いと思います。
ただし、これは、あくまでも個人的な推測であって、真実は外にあるのかも知れません。
元年の談話2パラ中の「法的基盤を根本的に覆す」の主語は「これらの判決」=「一連の大法院判決」で、1パラでこれまでの日韓関係の基礎となってきたとする日韓請求権協定を韓国(司法)が否定したことを指している。
今回の9日付け会談の概要では、国交正常化以来築いてきた友好協力関係の上に=基づき、さらに二国間関係を発展させる必要がある旨述べている。
両者は文脈も文意も異なるので“法的”の語がないことをことさら問題にする必要も理由もない。
信号を守って停車中の日本に追突した韓国が、「お互い歩み寄りましょう」と言って内容を聞くと「日本の保険で修理費を全部出してくれ」という話ですね。
しかも韓国は他人(世界)には、「急にバックしてきたので事故になった」と大声で言っています。
日本政府は、ドラレコ(条約等)を世界にしっかり示して、事故の原因はすべて韓国にある事を周知させなくてはなりません。
みんながいるところで「すみません」などと謝った事が原因で、慰安婦問題は日本が悪者になってしまった過去の失敗を繰り返してはならないと思います。
匿名のコメント主様
コメント大変ありがとうございます。非常に優れたコメントですので、もしかしたらまた本文で使わせていただくかもしれません。
引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
外務省のウェブサイトの言い分、やっぱりわかんねーな
1.日韓、日韓米の戦略的連携がこれほど必要な時はなく・・・
==>日韓の戦略的連携って、具体的に何? 国際ルールを守らないコウモリ韓国を信用できるんかい
2.日韓の友好協力関係の基盤に基づき・・・
==>文大統領の5年間で基盤は完全に崩壊しています(少なくとも日本側は)。過去に日本にとって何のメリットももたらさなかったものを今更何が悲しくて修復するんかいの。
3.両者は、日韓関係のこれ以上の悪化を放置してはならない・・・
==>上の2に同じ。なんでメリットもないものを放置したらいかんのかい。
4.両者は、北朝鮮への対応を含め、・・・
==>日本が警戒すべきは中国、ロシアの侵略であって、国力が疲弊している北朝鮮は「先進国」である韓国だけで何とかできるだろ。隣人をあてにすんじゃねーよ。日本はロシアでさえ使えない自殺同然の核ミサイルを警戒するあまりに代償が大きすぎでないかい。それにSLBMだと韓国と連携したところで迎撃できんぞよ。
5.林外務大臣から、ロシアによるウクライナ侵略を強く非難し・・・
==> 馬の耳に念仏だね
岸田氏、リン外相、外務省はまず日本国民を納得させよ。
攻撃型原潜#$%〇X 様
同感です。さらに言えば私が気になるのはここです。
>そのためには旧朝鮮半島出身労働者問題を始めとする日韓間の懸案の解決が必要である旨述べました。
これ外務省が英文でどう言っているか確認する必要がありますが(現時点英語版は掲載されていない)、よくある「主語が無いので、だれが解決を図るのかが曖昧」な、如何にも外務省がやりそうな手口です。
しかも良くないことに、ここに主語は無くても他の項目で何度も「両者は」と出てくるので、K国が勘違いするも何も、日本人だって素直に全文を読めば主語は日韓だろうと思います。
どう贔屓目に見ても、K国に付け入る隙を与えるような愚劣な文章になっていますし、確信犯でやったのだとすれば国を裏切る国賊だと思いますね。
補足をありがとうございます。
同感です。
攻撃型原潜#$%〇X 様へ
同感です。さらに言えば、私が気になるのは、林外務大臣と尹錫悦大統領の顔がよく似ていることです。兄弟か親戚ではないかと思うほど似ていると思うのですが、どうでしょうか。
確かにマスクをしていると髪型も似てるし、やたら目つきの悪い中国の報道官ほどではないにせよ、威嚇するような目線も同じでどっちだかわかりません。
どなたかのご指摘によれば日本人の3割は渡来人の子孫だとかで、以心伝心、相通ずるものがあるのかもしれません。