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「ブチャ事件」で明らかに変わった「国際社会の潮目」

ロシアは「ブチャの惨劇」について、しらを切りとおすつもりなのかもしれません。『タス通信「ブチャの事件はウクライナ側の虚偽の宣伝」』ではメドベージェフ前大統領のSNS投稿を紹介しましたが、これに加えてクレムリンの報道官も、「ブチャ事件」については「西側がロシアの説明を聞かない点に問題がある」などと述べているのだそうです。ただ、「カチンの森事件」当時と異なり、現代はインターネットが存在します。真相をいつまでも隠蔽できるというものでもないでしょう。

ウクライナ戦争はすでに40日が経過

2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻から、もう40日以上が経過しました。

ロシアが当初、48時間でウクライナを制圧し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領を排除するつもりだったという可能性は、すでに『ロシアのウクライナ侵攻の目的は「キエフ公国回復」?』などでも紹介したとおりであり、実際、その推測はかなり正しいと考えられます。

「プーチンは独裁者」=一般教書演説「ウクライナ戦争は自由主義国対独裁国家の戦いに」――。バイデン大統領の一般教書演説を眺めていると、米国側のそんな決意が見て取れます。その一方で、『クーリエ・ジャポン』によると、ロシアの国営メディアは誤って2月26日付で「勝利記事」を公表してしまい、あわてて削除したものの、その内容からは今回のウクライナ侵攻におけるロシアの「真の目的」が「キエフ公国の回復」にある、との指摘が出てきました。バイデン大統領の一般教書演説現地時間の3月1日(日本時間の本日)、ジョー・バイ...
ロシアのウクライナ侵攻の目的は「キエフ公国回復」? - 新宿会計士の政治経済評論

「ロシアがウクライナを48時間以内に制圧する目論見だった」証拠はいくつかあるのですが、その最たるものは、貧弱過ぎる補給線でしょう。戦争が始まって以来、ロシアの補給線が非常に弱く、制空権すら握れなかったという点は、英国防衛省『インテリジェンス・アップデート』などでも指摘されてきた点です。

ついにロシア国債のデフォルトも視野に

そして、「48時間」目標を達成することができなかったことで、ロシアはさまざまなコストを払わされることになりました。その最たるものが、「永世中立国」であるスイスを含めた各国からの、経済・金融制裁ですが、それだけではありません。

西側諸国の企業がロシアでの事業を相次いで中止し、現在、ロシア国民は世界的なクレジットカード決済網から除外され、ロシア国内でマクドにありつくこともできなくなりましたし、さらには航空機、船舶などの物流面でも世界から孤立し始めています。

このほかにもウラジミル・プーチン大統領自身を含めた政府高官らに対する資産凍結措置なども適用されており、実際、一部のロシア企業は外貨建て債券のクーポンの支払に支障を来す状況が生じているとも報じられています(『金融市場でロシア企業にも波及する「デフォルト懸念」』等参照)。

デフォルトが懸念されているのは、ロシア政府だけではありません。経済制裁を喰らっているオリガルヒに関連する企業なども、やはり利払が滞るとの懸念が、国際的な金融市場では高まっているようです。このあたり、ロシアが本気で西側諸国の外貨建て債務の踏み倒しに出るかどうかは微妙ですが、注目に値する論点のひとつとはいえるでしょう。ロシアからハード・カレンシーを奪った金融制裁ロシアのウクライナ侵攻に伴う国際社会からの制裁は、多岐にわたっていますが、なかでも影響が大きい項目は、▼ロシアが保有する外貨準備の凍結、▼...
金融市場でロシア企業にも波及する「デフォルト懸念」 - 新宿会計士の政治経済評論

とくに、昨日は、ロイターなどが「米国のコルレスバンクに対し、米国の金融当局がロシアの国債の利払い処理を承認しなかった」、などとする報道も出てきているため、もしかすると近日中にも、外貨建てのロシア国債のデフォルトが発生する可能性もあります。

Latest Russia sovereign bond coupon payments not received U.S. authorization – source

―――2022/04/05 09:03 GMT+9付 ロイターより

タカを括るロシア、本気度に欠ける経済制裁

もっとも、『意外としぶとい?ルーブル「紙屑化」の可能性を考える』などでも議論してきたとおり、ロシア自身は資源国でもありますので、これらの金融制裁を通じて「国家破綻状態」にまで追い込まれるかどうかは微妙だ、というのが当ウェブサイトでこれまで指摘してきた内容でもあります。

北朝鮮を道連れでどうぞルーブルが、意外としぶといです。もちろん、国際社会が対露制裁をさらに強化すれば、ルーブルがさらに下落することはあるかもしれませんが、だからとって「紙屑化」するのかどうかに関しては、非常に気になるテーマです。ロシアは内に籠ることができる国でもありますし、北朝鮮のように長年にわたる経済制裁にしぶとく耐えているという事例もあるからです。金融制裁・現時点までの効果金融制裁発表から1週間ロシアがウクライナに軍事侵攻したことを受け、国際社会がロシアに対する厳格な金融制裁を発表してか...
意外としぶとい?ルーブル「紙屑化」の可能性を考える - 新宿会計士の政治経済評論

それに、著者自身の主観的な見立てですが、ロシアはどうも西側諸国の経済・金融制裁を、どこか軽く見ているフシもあると思います。「どうせ西側諸国はロシアのガスを必要としているに違いない」、「西側諸国の制裁対象品目も中国などを経由すれば手に入る」、などとタカをくくっている可能性があるのです。

実際、欧州でもドイツなどのように、ロシアに対する厳格な制裁にあまり乗り気でなかった国もありますし、西側諸国にも、欧州諸国や広島のように、ロシア産のエネルギーを止められると困る国・地域がたくさんあることも事実でしょう。

だからこそ、西側諸国の側にも、どこか経済制裁には本気度が欠けている面があったのではないでしょうか?

ブチャの惨劇はカチンの森事件と異なる

しかし、やはり「ブチャの惨劇」を契機に、こうした潮目が完全に変わってしまったようです。

やはり、現実に罪のない人々、非戦闘員、さらには年端もいかない子供たちなどが犠牲になったと報じられていることで、おそらくは西側諸国の一般市民が、ロシアに対して極めて強い怒りを抱いた可能性が、非常に濃厚なのです。

この点、ソ連軍によるポーランド将兵の殺害事件「カチンの森事件」が発生したのは1940年4月ですが、ソ連がこの事件を正式に認めたのは1990年4月と、じつに半世紀が経過していました。

しかし、「カチンの森事件」と異なり、現代社会はインターネットが普及しており、現地の人々がツイッターなどにどんどんと情報を投稿していくという事情もあります。実際、ブチャなどが解放されたあたりから、SNS上への投稿も急増しているのを、著者自身もリアルタイムで目撃していた1人です。

こうしたなか、ロシア側はこの期に及んで、あくまでも関与を否定する姿勢を示しています。

昨日の『タス通信「ブチャの事件はウクライナ側の虚偽の宣伝」』では、ロシアがブチャ虐殺自体「ウクライナのフェイク・プロパガンダだ」と述べているとする話題を取り上げました(ちなみに「ロシアの戦争犯罪(の可能性がある行為)」については、むしろSNSから火が付いたというのが実情ではないかと思います)。

ロシアのメドベージェフ前大統領がブチャ事件などを巡って、「ウクライナのフェイク・プロパガンダだ」と述べたそうです。ロシア国営『タス通信』がその詳細を報じているのですが、無駄に長ったらしい修飾語に満ちているわりには、「ウクライナのフェイク・プロパガンダだ」とする具体的な証拠についてはいっさい示されていません。『ロシア「むしろ挑発したのはウクライナの側」と逆ギレ』では、ロシア軍が撤退したウクライナの首都・キーウ近郊の街で、民間人のものとみられる多数の遺体が発見された件を巡り、ロシア側が「それはウ...
タス通信「ブチャの事件はウクライナ側の虚偽の宣伝」 - 新宿会計士の政治経済評論

しかし、これにさらに「続報」も出て来ました。

ロシアのメディア『タス通信』(英語版)によると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は「西側諸国はロシアの言い分に耳を傾けようとしない」と批判したうえで、改めて「ロシアやロシア軍に対するすべての告発は、根拠がないだけでなく、一種の悲劇的なショーにほかならない」などと述べたのだそうです。

West ‘shut eyes, ears with blinds,’ unwilling to hear Russia’s points on Bucha — Kremlin

―――2022/04/05 22:01付 タス通信英語版より

ただし、タス通信のそれほど長くない記事を読んでも、その証拠というものが、「ブチャの市長が解放直後には市民の虐殺に言及していなかった」とする状況のみであり、それ以外に具体的な指摘はほとんど見当たりません。

ロシアの言い分を信じるかどうかについては、読者の皆さまにお任せしたいと思いますが、せめて関与を否定するなら否定するで、もう少しマシな言い分を考えてほしいものだと個人的には思う次第です。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

その一方、ロイターは約1週間前、「マリウポリ市での死者が5000人に達する」との同市長の発言を報じました。

Almost 5,000 killed in Mariupol since Russian siege began, mayor’s office

―――2022/03/29 12:40 EDT付 ロイターより

そして、ロイターを含めた西側諸国のメディアが、おそらくはドローンで撮影したと思われる、廃墟と化したマリウポリ市の姿を報じ始めたところで、このブチャの惨劇が報じられたことは、おそらくはロシア軍の行動の違法性、残忍さを強烈に印象付けたのではないでしょうか。

そして、西側諸国も結局は民主主義国家です。

ロシアに対する一般人の怒りは、西側諸国の政府に対し、私たち自身に不利益をもたらす可能性がある制裁(たとえば石油などの輸入禁止措置)をも適用することを容認するように思えてなりません。

いずれにせよ、米国などが打ち出してくるであろう追加制裁についても注目したいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (36)

  • 枕言葉として「勿論ロシアは悪いが」といいつつプーチンではなくウクライナ人の悪口を言い続ける某コメンテーターは、「いじめる子供も悪いがいじめられる子も悪い」と、いじめられっ子の悪口を言うクズと全く同じです。
    ところが、なぜそのような某橋下氏を某フジテレビは使い続けるのか。おそらく、朝日にとってのケンポーキュージョー教信者と同じく、橋下好きの人がいるから視聴率がそれほど落ちないのでしょうね。確かに自由民主主義です。腹立ちますけど。

    • まったく同感です。

      >確かに自由民主主義です。
      たとえどんな意見でも、言論を封じることはけない。これが民主主義の大前提です。
      私の中で、その大前提が揺るがないのは確かなのですが・・。
      >某橋下氏、ケンポーキュージョー教信者
      この両者に共通するのは、彼らが主張する意見・結論はどういう情報に基づいて
      どういう論理で導かれたものなのかを辿ると、まるでなっていない。もっと言うと
      非情に無責任なものだということです。私はホリエモンには一目置いています。
      彼は無礼なところはあるが、前提となる情報や結論を出すためのロジックを慎重に
      選んでいます。意外と責任感がある人だと思っています。勝手な推測ですが、
      ホリエモンが好きな人は、ロジックがしっかりした人で、橋下が好きな人は、あまり
      ロジックがない人だと思います。悪く言えば愚民の一種かも。

      おっしゃるようにマスコミは利益のためなら橋下のような無責任な評論家や
      ロクな情報もロジックもないタレントに好き勝手なことをしゃべらせ、まき散らせて
      います。世の中、重要な局面では、もっとまじめに情報やロジックをあつかうべき
      だと思います。

    • ネット局の関西テレビは"反大阪維新"風が強い印象がありますので、ネガキャンの一種ではないかと視てオリマス

    • 橋下氏は維新の顧問弁護士を降りたそうです。あるいは降ろされたのでしょうか?

  • お疲れさまです。

    ブチャで「戦争反反対」を叫んでも、全く意味のないことがわかりました。
    日本は危機感を持って、憲法改正するべきであると思いました。
    日本が戦争に負けるまで侵略されなかったのは、明治以来の富国強兵であると言う意見をどこかで見ましたが、私は納得いたしました。

    日本にいる一般的な人が反社会的な人から守られているのは、警察と法律があるからだとおもいます。死刑が確定して、それまでの日々の事をユーチューブで見ると、さすがにいきすぎた悪い事をすることへの躊躇する力が働くとおもいます。

    クズに関しましては、人の頭を叩く浜田もクズだけど、それを使うテレビ局もクズだと私はおもいます。
    最近TVは見ませんが、たぶんNHKは浜田を使ってないと思います。
    その点は、評価しております。

    • 赤旗に「戦争反対」、「侵略をやめろ」見出しが出ております。
      言葉では侵略は防げません。
      それに気づく党員の方がいらしゃっても、議論のかけらもございません。
      政党は民主党的であって欲しい。
      議論はあって欲しい。
      変わるなら、今だとおもいます。
      変わらないなら将棋で言えば、詰んでいます。

      バランスが大事だとおもいます。領土を広げ過ぎたところは反省し、領土を奪われたところも反省して、バランスをとって欲しいと希望いたします。

      • 通勤途上の地方都市の駅前で
        大きなウクライナ国旗を掲げて
        街頭演説する団体を見かけました。
        気づいて見るとなあんのことはない、
        朝の清新な空気を汚しての
        アベがあ~と もっとクレクレ主張の
        いつものアジ演説の赤いお旗の政党さんでした。

        そのご主張なるものは、
        ウクライナ問題はダシにしただけで
        日本に国防させない狙いでの戦争反対という
        隣国さんお喜びのいつもの内容で、
        呼びかける募金もいったいどこに
        向かうのやら(笑)

    • ダグラス浜田先生が何をしたんだ!
      脱税疑惑は濡れ衣だったのに…。

  • 脱炭素と東日本大震災が今回の戦争を引き起こした。

    脱炭素で、エネルギー一本足打法により 天然ガスが高騰しました。
    ロシアは、これらの状況により西側の経済制裁は緩いものと予想したのでしょう。
    現に、ロシアの天然ガスが入らない欧州のエネルギー価格が倍以上になってるとききます。
    他人の国の戦争より、自分の生活が大事です。苦しくなったら制裁など無視して安いロシアの天然ガスを買うだろうと。

    それでも、今回の虐殺で 抜け駆け経済制裁解除は不可能となったでしょう。
    おそらく、ロシアが解体されるまで 世界の制裁はやめないと思います。

  • 次のような可能性は考えられないか。
    ロシアがブチャを占領していた時に親ロシアの態度を示し、ロシア軍のお先棒をかつぐ住民がいた。ウクライナにはロシア系も多いからあり得ないことではない。
    ロシア軍が撤退すると反ロシアの住民(大部分が反ロシアだろう)にリンチを受け殺害され、みせしめに路上に死体をさらされた。

    • 万が一、いや億が一、その可能性があったとしたら、せっかくの親ロシア派を見捨てて逃げた、ということですね。そういった人達をネオナチから助けるために軍事作戦しているんじゃなかったっけ?
      少し考えりゃ分かるだろうに・・・

    • 確かBBCの動画で、ロシアがブチャを制圧し終わった頃の衛星写真とブチャ解放後プレスが走行する車から撮影した動画を比較し、路上に放置されている亡骸の位置などを検証しているものがあります。それによると高確率で一致していて制圧後程なくして虐殺が行われたであろうと結論づけています。衛星写真がCGだと言われればそれまでですが、ヨーロッパでは精力的に取材によるファクトチェックが行われているようです。

    • この戦争でどっちが勝とうが、はたまた停戦に持ち込めたとしても、お先真っ暗になるシナリオですね。ありそうなだけに。

      それぞれにとっての敵性住民の排斥は、新たな国内避難民、難民を発生させることになります。現在の戦争による難民発生に加えて、停戦後(あれば)の敵性住民の排斥による難民発生と、いずれにせよ周辺国の難民対応は続きそうな。難民受け入れ国の経済的負担は大変なことになりそうです。

  • >「ブチャ事件」で明らかに変わった「国際社会の潮目」
    TVでの評論家曰く
    遺体は非戦闘員なのか戦闘員なのかを明らかにすべきだ「戦争」なのだから戦闘員の遺体は当たり前、との趣旨でコメントされていました。
    戦闘員であろうが民間人であろうがウクライナ側の人間が死ななきゃいけない理由は1mmもありません。
    同じように民間人であろうが大統領であろうがウクライナの国民に責任は1mmもありません。
    相変わらず「戦争」というキーワードでどっちもどっち論でコメントしています。
    どうやら日本の識者とやらは考えが変わっていないようです。

  • >ロシアの言い分を信じるかどうかについては、読者の皆さまにお任せしたいと思いますが、せめて関与を否定するなら否定するで、もう少しマシな言い分を考えてほしいものだと個人的には思う次第です。

    今回のブチャ住民の殺害について、ロシア側、西側のメディアの信頼性に疑義があるという意見が対立し、中にはご遺体自体がフェイクであるというニュースも存在します。

    そこで、ブチャの住民が殺害されたことは事実と認識し、それがロシア、または、ウクライナの何れかの軍隊、武装組織による組織的行為であると仮定したうえで、その目的について考えてみたいと思います。

    私は軍事は専門外ですので、的外れなことを申し上げるかもしれませんが、撤退したロシア側には(1)住民による撤退に関する情報発信の防止、(2)今後のキーウ攻略作戦に向けた街のインフラ機能の破壊、(3)今後のキーウ攻略作戦に向けたブチャ住民の移転促進、(4)ウクライナの他の地域住民への威圧と戦意の低下、(5)難民流入によるNATO諸国の経済的負荷の増加という戦術的効果があるように思えます。

    一方、仮にウクライナ側の自作自演によるプロパガンダだとしたら、その目的は何でしょうか。

    賛否はあれど、ゼレンスキーは国民に徹底抗戦を呼びかけており、いまだにウクライナ国民の戦意は高く、西側陣営もそれなりにウクライナを支援しています。

    この状況下、ウクライナの軍隊、または、武装組織がブチャの住民を殺害する理由は何でしょうか。もし、それが表沙汰になった場合、ロシアに侵略の大義を与えることになりかねません。ウクライナを支援する諸国も、ウクライナ国民もゼレンスキー政権を支持し得ないでしょう。

    「アゾフ大隊が・・・」というご意見もありますが、それこそまさしくプーチンの思う壺で、ウクライナにとってはプーチンに侵略の大義名分を与えるオウンゴールです。

    また仮に、ご遺体がフェイクだったとして、それが表沙汰になった場合、ゼレンスキー政権は国民、国際社会の信用を失うことになるでしょう。

    以上のことから、少なくともウクライナ側には、自作自演によるプロパガンダのために、ブチャの住民を殺害する、またはフェイクニュースを流す理由が乏しいと思う次第です。

    • 第二次世界大戦の終戦直前に条約を破り火事場泥棒を働いた上に、民間人子女にも暴行をやりたい放題にやった非道な旧ソビエト兵なら、ブチャの虐殺もあり得るとは思いますが、ウクライナもまた共産プロパガンダが得意な旧ソビエト連邦の主要国であったことと、ウクライナ人も旧ソビエト兵であったことをお忘れなく。
      今のところロシアがやったと推測されますが、あくまで推測であって、いずれ第三者機関が調査をして本当のことが分かると思います。

    • ブチャの人口はおよそ3万6千人です。
      当初からキエフに向けてロシア軍が来ていたことを考えれば、それほど避難できていたとは考えられません。
      これに対して、行われた虐殺が400人強。

      組織的にしては少なすぎる気がします

      • 組織的虐殺が行われる一歩目だったと考えられませんか?
        ロシア軍があまりにも弱く、ウクライナ軍の反撃が成功したためブチャ解放されました
        もし占領が継続された場合はどうだったでしょうか?
        この程度で済んだとは思えません

    • ウクライナ側の犯行としても
      「自作自演のプラパガンダ」とは限らんぞ
      犯行は末端のウクライナ民兵が勝手にやったことで
      たまたま死体を見つけたマスコミが「これはロシアの蛮行に違いない」と喜び勇んで報道している
      展開も有り得るかも

  • 為替相場のルーブルが侵攻前の水準に戻ったロシア国民より、経済制裁を課したためにエネルギー費が高騰して四苦八苦している西欧諸国民と、コロナ・円安のトリプルパンチを受けている日本国民の方が、今のところ困窮具合は大きいように見えます。今回はアメリカの一人勝ちになりそうです。
    マクドやコカ・コーラがなくても飢え死にはしないし、ユニクロがなくても衣料品は他にもあるので凍え死ぬことはないので、あまり深刻にはなっていないのかも。
    ペレストロイカ時代のスーパーから商品がなくなった状態をくぐり抜けたロシア国民はさすがに図太く、制裁の効果はいつになったら出るのか分かりません。プーチン大統領の支持率の高さは情報統制のためだけでなく、国民が普通に生活できているからだと考えられます。政府プロパガンダに洗脳された熊のようなロシア人でも今日食うものが無くなったら、大統領を支持しないでしょう。

  • 大西洋ではNATOが演習しているみたいですね。もしかしたらロシアが詰んだ時に平和維持軍として進駐して大量破壊兵器を接収したり武装解除するんでしょうか。ロシア軍の腐敗ぶりを考えたらそうしないと武器を横流しされそう。

    日本もこの時は北方領土だけでなく、沿海州に出兵して中国や北朝鮮に武器を渡さないようにしたいものです。やっかいなのは原潜だ。ソ連崩壊時も電気代が払えず停泊中にメルトダウンしそうになっているし。やっかいだな。

    ただなぁ、今の日本の総理はZマークのお役所の手先だから、G7でも仲間外れだろうし、連絡は来てないよなぁ。

  • いや、手先なんて上等な者じゃなくて、
    元役人のマインドで決断による責任を負いたくないだけでしょう。
    手先を務めるにも能力が必要ですし(笑)

  •  コメント失礼します。

     サヨクさんは酒持って行って話し合いで侵略止めさせないのかな?9条でもいいけど。自分達の正しさを証明出来る機会なのだからちゃんとやって欲しいものです。
     露は虐殺、略奪、強姦し捲ってるみたいですが、歴史を知ればやるのは当然でしょう。補給もままならない様子だし。
     チェルノブイリ周辺の森で兵士に塹壕掘らせたりしたそうですが、自軍の被曝も気にしないのはおっかないですね。
     経済制裁しても餓死はしないでしょうが、マクドはじめ西側の贅沢を取り上げられ続ければ、露の人民も群衆と化して暴動や革命を起こすかも?
     岸田総理は西側の制裁には協力してるけど、日本国を経済成長させて敵国を怯えさせる(経済大国は軍事大国になれる)努力もして欲しいです。財務省の狗だからやらないでしょうが。

    • チェルノブイリは野性動物の王国になっている話も聞いたけど
      事故からだいぶ経っているから大した放射能無いかもしれん

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