「1ドル=1200ウォン」大台を超過した韓国ウォン

米国財務省も「日常的に為替介入をしている」と認めているのが韓国ですが、その韓国ウォンがウクライナ危機前後から1ドル=1200ウォンの大台を超過することが増えています。これに加えて韓国大統領選も、もしかすると為替市場を不安定にしている要因かもしれません。はて、日韓通貨スワップも米韓為替スワップもないなかで、韓国ウォンは1200ウォンの大台を割り込むのでしょうか、それとも…?

韓国の為替介入①「輸出企業を助けるため」?

以前からしばしば取り上げてきた論点のひとつが、私たち日本の隣国・韓国の為替相場に関する話題です。

韓国はいちおう、公式には変動相場制を採用している国ですが、それと同時に米国財務省はレポートで、韓国の通貨当局が日常的に為替市場に介入を行っていると明らかにしているのもまた事実です(『米国財務省が「韓国は為替介入を行っている」と認める』等参照)。

では、韓国の通貨当局が日常的に為替介入を行っている、というのが事実だとしたら、どうして彼らはそのようなことをしているのでしょうか。

著者自身の現時点における見解は、こうです。

一般に、為替相場が自国通貨高(たとえばウォン高・ドル安)になり過ぎれば、輸出競争力が損なわれます。

1ドル=1000ウォンのときに、自国で100万ウォンで売れるスマートフォンを外国に持って行けば、その製品は1000ドルで売れます(※ただし、輸送コスト、為替ヘッジコストなどについては考慮しません)。

しかし、この状態からウォン高・ドル安になり、たとえば1ドル=500ウォンになってしまえば、この100万ウォンのスマートフォンは、外国では2000ドルで売らなければならなくなります。

そして、貿易黒字を稼いでいる国の通貨には、恒常的に上昇圧力(つまりウォン高圧力)が働きます。

このため、通常の変動相場制を採用している国の場合、為替相場の切り上げを通じて輸出競争力を維持することができなくなりますので、貿易黒字基調も自動的に是正される、というメカニズムが働くのです。これこそが、韓国の通貨当局が日常的に為替市場に介入・操作している動機のひとつでしょう。

韓国の為替介入②「企業格付を守るため」?

ただ、じつは、韓国の場合は通貨が安くなりすぎても困る、という事情があります。

というのも、韓国企業は外貨でおカネを借りており、自国通貨が安くなり過ぎれば、外貨建ての債務(借金)の額が膨らんでしまうのです。当然、企業の債務者格付などに対する影響は、決して良いものではないでしょう。

たとえば1ドル=1000ウォンのときに、ある韓国企業が米国の債券市場で100万ドルを借りたとすれば、この韓国企業のバランスシートには、負債の部に外貨建て社債が10億ウォンとして計上されます。

しかし、ここで1ドル=2000ウォンというウォン安になってしまえば、この負債は、ドル建てでは100万ドルのまま変わりませんが、ウォン建てに換算すれば20億ウォンに上昇してしまいます。

これこそが、韓国の企業が為替相場を一定の水準に留めてほしいと思う理由なのでしょう。

これに加え、韓国の通貨当局が為替介入をする動機としては、為替市場の変動性(ボラティリティ)を抑制するという目的もあるのだとは思いますが、いずれにせよ、韓国では「自国通貨が上昇し過ぎてもても下落し過ぎても困る」という状況であることは、ほぼ間違いないと思われます。

1ドル=1200ウォン超過が常態化

そして、その適正なレートは、おそらくは1ドル=1150~1200ウォン程度ではないかと思います。

しかし、先月下旬から、徐々にこの「1ドル=1200ウォン」を超過することが増えてきました。米メディア『ウォール・ストリート・ジャーナル』(WSJ)のマーケット欄をチェックしてみると、先週末時点では1ドル=1217.52ウォンと、1200ウォンの大台を大きく超えている状況にあります。

やはり、ウクライナ情勢などが嫌気され、韓国ウォンがリスク通貨として売られている、という証拠でしょうか?

とはいえ、『韓国の外貨準備停滞をどう見るか』などでも取り上げたとおり、とりあえず韓国の外貨準備高については前月比2.4億ドル増加の4617.7億ドルであり、為替介入余力はまだありそうです。

米韓為替スワップ、日韓通貨スワップがないなかで…

ただ、それでも韓国ウォンの為替相場が1ドル=1200ウォンを常に超えているという状況については、韓国の通貨当局がいつまで放置しておくのかについては、大変に気になるところでもあります。

とりわけ、日本は韓国との間で通貨スワップ協定を結んでいませんし、米国が韓国と結んでいた総額600億ドル相当の為替スワップについても、すでに失効しています。

そんな折、ことにウクライナ情勢に加えて今週の韓国大統領選なども、為替市場に影響を与えている可能性はあるでしょう。

その意味では、今週は韓国の為替相場についても注目する価値がりそうです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 引きこもり中年 より:

    独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、素人が舞い上がってしまうので)
    (別に韓国ウォンだけではありませんが)今なら、「ウクライナ危機による異常事態。新型コロナによる特別な事態」と、言い訳や、自分への説明を与えることが出来るのではないでしょうか。
    蛇足ですが、他国のことより、日本の円のことが気になります。
    駄文にて失礼しました。

    1. 匿名 より:

      その前フリ要りますかね?
      独断と偏見が絡むのは誰だってそうなのにわざわざ宣言するのは
      間違ってても突っ込まないでくれという防衛線でしかなくてうっとおしいのですが。

      1. 匿名 より:

        同意します。
        最後の一文も、前フリとセットになると鬱陶しいですね。

      2. 匿名 より:

        ご指摘の通りです。この人の前振りが鬱陶しいと、以前炎上したと記憶しています。ちなみにせっかくの炎上経緯と書き込みは削除されてしまいました。

        またこの方は正直に「駄文にて失礼しました。」と投稿を終えている通り、駄文です。私は読むだけの価値が無いと判断し、私は前振りに遭遇すると無視して他の方の投稿を読みます。

        この様な他の投稿者が不快に感じ、実際に炎上もして嫌われているのに、相も変わらず前振りをして投稿し続けるこの方の神経が私には分かりません。

        そしてこの方の前振り問題に、あたかも韓国人と同様に、正面から向き合わずに放置する主催者にも問題があります。

        1. 匿名で引きこもり中年さまを支持します より:

          様式美としていつも楽しんでいます。気にせず続けてください。

      3. だんな より:

        この前フリは、引きこもり中年さんの長年のコメントスタイルとして根付いています。
        多様性の一つとして、他人が口出しする事では無いと思います。

        1. 匿名 より:

          100%同意。

        2. 匿名 より:

          そのとおりです。
          嫌なら読まなきゃいいんですよ。
          逆に、読む必要の無いコメントだという見分けがついていいと思ってます。

    2. 重箱 より:

      最初の二行を読むと後段を読み続ける気力を失います。
      さらに、ここに能動的に投稿して他の方々に読んでもらう積りのズーズーしさをお持ちならば「変な謙虚さの押し付け」は逆効果ですし、さらに潜在的読者の方々に対しても失礼じゃないかな?

      1. とむ より:

        べつに読むことを強制されているわけではないから
        読む気が失せるなら読まなければいいのでは?

        「潜在的な読者に失礼」というのもあなたの感想にすぎない。

        1. 重箱 より:

          >「潜在的な読者に失礼」というのもあなたの感想にすぎない。

          ご名答で、その通りなのですよ!

          とむ様が的確にご指摘なされたように、ここに投稿されたコメントは大前提として「個人の感想」であり「主観を交えた意見」であるのが当たり前なので、その判りきった事を毎回毎回毎回毎回 さも重大で分別に満ちた前置きとして繰り返すスタイルを「様式美」として見逃す方々もいらっしゃれば、逆に全ての投稿文の一字一句を意味ある情報として解析して理解しようとする方々にとってはムダで煩わしいだけの謙遜さを装った自意識過剰行為となってしまうかも知れません。

          (以上はアホな私の主観なので無視して下さる事をお願いします。)

    3. タナカ珈琲 より:

      引きこもり中年様。

      匿名が⁇イチャモン付けていますが、匿名は無視です。

      蛇足です。
      引きこもり中年様の前文を見れば、名前の記入漏れが有っても、引きこもり中年様の投稿が一目瞭然デス。私は匿名でイチャモンを付けるのが嫌いです。本文とは関係の無い投稿になりました。お詫びします。

      追記です。
      ウォンはしぶといです。ナカナカ私の目標には到達しません。
      で、良いように考えたら、先々に楽しみが待っているとユウコトです。

      1. m より:

        同意。
        批判も肯定も、意見見解も、匿名での書き込みはソースのない統計とたいして変わらない。

      2. 匿名 より:

        座布団30枚。(匿名ですが…)

        1. タナカ珈琲。 より:

          匿名様。

          ワタシですか⁇

          蛇足です。
          30枚はシンキロク。
          ワタシはホメる匿名様が大好きです。
          (勿論ですが悪口は嫌いです。)

    4. 世相マンボウ_ より:

      私は「引きこもり中年」さまの
      ご登場の書き出しはむしろ
      安心して見てられます。

      ネット界隈では、とかく
      なんとかして普通の多くの国民を
      装おうと腐心しての少数の
      アノニマスな書き込みの方が溢れて見えて、
      でも、読み始めてみるとその内容は
      「あたりまえだろ」とか書かれていても
      「どこがじゃ?ただの少数の
       どぶさよさん特定野党じゃないか(笑)」
      というのと違って、
      安心して見てられるのです。

  2. より:

    韓国がある意味加工貿易に特化した国であるがゆえに、適正な為替レートのレンジがかなり狭いという話はよくわかります。特に過度のウォン安は、「原材料輸入→加工して輸出」というサイクル以外の部分、例えば輸入食料品価格の高騰を招くため、とても都合が悪いのでしょう。

    ただ、以前からちょっと疑問に思っているのですが、なぜ韓国の内需はあれほど小さいのでしょう? 公表されている数字を信じれば、韓国の経済規模はGDPベースで10位前後、人口も5000万人を超えてますから、決して少なくはありません。さらに、平均賃金でも日本と同等かそれ以上と称しています。シンガポールのような都市国家ならまだしも、上記条件を達成している国などごく僅かであるはずです。それにもかかわらず、相変わらず加工貿易一本鎗であり続けたままでいられるというのは、何か齟齬があるように思えてなりません。
    韓国経済の構造が類例を見ないほど歪んでいるのか、それとも公表数字が大嘘なのかはわかりませんが(もしかして両方?)、どうにも釈然としないのです。

    1. 重箱 より:

      韓国の先端技術産業の国際力の支えている環境の一環には政府の政策により人工的に低価格に抑制されている電力料金があるとどこかで読みました。 韓国では発電する為の原材料は恐らく100%近く輸入に頼っているでしょうから、極端なウォン安が続くと政府とそれに準ずる公社・公益企業の財政に少なからずの打撃があるかも。

    2. だんな より:

      龍さま
      考えてみましたが、単純に「可処分所得が少ないや
      その理由は「借金が多い」というのが、一番スッキリしました。

      これから金利が上がると、可処分所得が減って、より一層内需が減る。
      インフレにより物価は上がり、暮らし向きは悪くなるので、賃上げ圧力や政府の負担になるんじゃないかな。

    3. 伊江太 より:

      龍様

      アチラの貨幣価値について、前々からどうも変だと思っていたことがあるのですが、ご指摘の論点と関係する疑問かも知れません。

      例のNO JAPANNで渡航数が激減する前には、韓国からの訪日数はうなぎ登りで、外国人観光客に占める割合はトップでした。一方で彼らが日本に落としていく金額といったら、一人当たりにすれば微々たるものということも言われていました。日本にとくに親近感を持つからという理由で、乏しい財布をはたいてでもやってきたかった、というわけではなさそうです。日本観光というか、短期間でも日本で過ごすことが、大いにお得だったからというに他ならないと思うのです。

      単にショッピングや食事に支出する金額に止まらず、それに付随して受けられる種々のサービス。日本での滞在が、同じ金額で彼らが国内で期待できるものを、コストパフォーマンスの上で遙かに上回るが故に、わざわざ交通費を上乗せしてでもやってきていたと考えるのが自然だと思います。

      韓国ウォンなんてのは当該国でしか通用しない通貨ですから、その実質的価値は当該国の物価水準で判断すべき。そうすると、為替レートで評価されている外から見たウォンの価値は、その内実に比べて、ずいぶんと過大だということになるのでしょう。日本の1/4に過ぎない国土の土地評価額で、日本の全国土が買えるなんて馬鹿げたはなしも、同じ脈絡で考えられると思います。

      一方で、アチラのやってる外為操作で、とくに米国が目を光らせるのが、貿易黒字をため込んだが為に起きるウォン高阻止を目論んだドル買い介入、ウォン安誘導です。何だか前のパラグラフでの議論との間に、整合性がとれません。もし仮に、アチラの通貨当局が為替レートの安定策を放棄して市場の実勢に任せるように政策転換したとすれば、一体どういうことが起きるのでしょう。ウォン高方向に調整されるのか、あるいはウォン暴落に向かうのか。

      いずれにしても、龍さんの

      >韓国経済の構造が類例を見ないほど歪んでいるのか、

      という指摘は当たっているように思います。

      1. 匿名z より:

        実は国富のかなりの分が密かに北に渡っているというのはいかがでしょう

  3. ちょろんぼ より:

    為替問題は輸入・輸出企業がある限り、どの国でも問題です。
    (但し、変動幅の容認範囲の違いがあるだけです)
    露はもう少しで輸出・輸入問題が無くなりそうですから、
    変動幅を気にする事もなくなるのでしょうか?
    バーター取引も為替レートの影響を受けるのかな~?

    南国は露を援助すると公言(制裁は何もしない)したので
    露と同様に対ドル為替変動幅が大きくなるのであろうと思います。
    後で露の制裁仲間に入ると言いましたが、南国の事ですから
    世界がそれを真に受けるとは思いません。
    露の原油をウォンで買うか?キムチで買うかどちらかでしょう。
    対ドル為替レート上昇限度は、従来目標は1,200でしたから、今度の目標は
    1,500にどれだけ近づけるかです。

  4. 立ち寄り人 より:

    毎日の更新お疲れ様です。韓国経済の阿鼻叫喚には色々な意味で期待しています。だからでしょうかね。半導体も自動車も船舶もダメダメなので、防衛産業と称した死の商人に変貌したのは。最悪時に最悪手を打つ韓国人の頂点たる文氏の行動を見ると、外貨獲得のためとはいえこの御時勢に兵器を拡散するのに世界の目がどう向けられるのか見物です。

  5. はるちゃん より:

    韓国は、外貨獲得のための大企業優遇政策が国策です。
    電力料金の抑制や金融支援など政府の保護政策も手厚いようです。
    また、国内の市場で価格を上げてその分輸出価格を下げるという価格政策も行われているようです。
    つまり、飢餓輸出とまでは言いませんが、国民生活の犠牲の上に現在の韓国があるという事では無いかと思います。
    韓電が過去最高の赤字を出したようです。
    ただ、韓国の場合は、家庭向けの料金を値上げして企業向けの価格は据え置くかもしれません。
    輸出が国の生命線ですので。
    また、ウォン安は輸出にはプラスになるので、以外にしぶとく頑張るかも知れません。
    しわ寄せは国民にいく事になりますが。
    本当の飢餓輸出になりそうですが、どこまで耐えられますかね。

    1. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      安心しろ
      こういう韓国の方針はダンピングとして輸入規制にあっているから

  6. はにわファクトリー より:

    Kカルチャー、K-POPのごり押しプロモーションを全世界規模で展開するために多額の資金が投下されていると考えています。動画再生カウント捏造など選挙妨害工作に似た活動もなされているに違いありません。こと我が国においては国内潜入済み浸透勢力が放送、出版、エンタテーメント各産業界において資金投下に呼応している様子が感じられ、陽動に乗らないよう冷静に目を光らせら続けるほかない状況です。カネが尽きたら養分を断たれた観葉植物のように朽ちると期待します。

    1. いづみ より:

      かつて、漫画大好きで、毎日コンビニで立ち読みしておりましたが、韓国の反日活動が常軌を逸し始めた頃、漫画の登場人物に韓国人名が急にあちこちに登場するようになりました。名の知れた青年漫画誌に長く連載されている、人気のある漫画の数々です。そこに、韓国人名を登場させる必然性はなく、長い連載の中でも韓国人名が登場したのは、どれも初めてでした。作者の意図ではなく、編集者・編集担当者の意図的な作為を感じ、気分が悪くなり、漫画を卒業することができました。以来、漫画にまったく興味がなくなりました。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告