日常生活で生じるさまざまなトラブルは「密室」で解決せず、必ず第三者を絡ませなければならないのと同様、信頼できない相手との外交も、必ず第三国の目があるオープンな場で行うべきです。基本的に「密室外交」は「約束を守る」・「信義を重んじる」相手としか成立しません。日韓外交の過去の失敗は、まさにこの点にあるのではないでしょうか。
目次
日常トラブルと「密室の解決」
中学校のイジメ事件に巻き込まれたA君
最近になって、ふと思い出したエピソードがあります。個人的な知り合い(というよりも、ごく近い親戚筋)の話です。
登場人物は某公立中学校のA君とその両親、A君の同じクラスのB君・C君、クラス担任のD教諭です。
とてもありがちな話ですが、B君がイジメの主犯で、次々とターゲットを変え、クラスの生徒をイジメていたのですが、とくに陰湿なイジメに遭っていたのがC君だったそうです。ただし、B君のイジメがあまりにも派手だったことで、クラスのほぼ全員が、B君がいじめっ子だということを認識していたのだとか。
当然、D教諭にも本来であれば監督責任があるところであり、また、クラス全員がB君によるイジメを認識していたのであれば、D教諭だって当然にイジメの存在を認識していてしかるべきです。「いったいD教諭は何をしていたのか」という気になります。
こうしたなか、ある日、D教諭がいないところでB君が教室でC君を殴っていたところ、正義感の強いA君が止めに入り、結果的にA君もB君から殴られてしまったといいます。
D教諭が事件を隠蔽しようとした!
この場合、一番悪いのは誰かと聞かれれば、多くの人は「B君だ」と答えるでしょう。
実際、当日も最初にC君に殴りかかっていたのがB君であるということを証言する生徒は数多く、B君は殴られた被害者、A君も止めに入って殴られた被害者であり、本来であれば加害生徒であるB君に、よりいっそう厳重注意をすべき局面です。
ところが、担任のD教諭は何を思ったのか、事件に関わったA君、B君、C君の全員を生徒指導室に呼び出し、厳重注意をしたうえで、とくに「A君がB君に殴りかかり、それにC君が巻き込まれた」ということにして、教頭と学年主任に報告したのだとか。
当然、このD教諭の報告は事実と異なりますし、とくに中学生であれば、高校受験のための内申点を気にする年代でもあります。
ではなぜ、D教諭はこんな報告をしたのでしょうか。
A君の両親の見立てによると、おそらく事件を事実どおりに教頭と学年主任に報告したら、B君によるイジメを認識していながらそれを放置したということを咎められることを恐れたからではないか、ということです。
また、B君はとあるスポーツの有力選手でもあり、D教諭がB君の所属する部活の顧問だったという事情もありました。もしもB君がイジメの主犯ということが表ざたになれば、B君はそのスポーツで大会に出られなくなるかもしれませんし、D教諭にとってもそれは非常に都合が悪かったのです。
D教諭の「密室の提案」蹴った両親
じつは、著者自身の個人的な親戚というのが、このA君の父親です。
A君の両親はこの事件を聞かされ、「これはおかしい」ということで学校を訪問し、D教諭と「密室」で話し合ったのですが、その「密室」でD教諭からこんなことを打診されたのだそうです。
「どうか今回の事件は、私が教頭に報告したとおり、『A君がB君に殴りかかり、それにC君が巻き込まれた』ということにしてほしい。B君も試合を控えていて、これが表ざたになったらB君の将来にも関わる」。
当たり前ですが、こんな条件、飲めるはずがありません。A君の両親はその場でD教諭に詰め寄り、学年主任ないしは教頭への面会を申し入れようとしたのですが、この担任はこんな条件を出してきたのだとか。
「もしこれを表ざたにしなければ、A君には内申点を加算する」。
「密室」ならではの提案ですね。もしもA君の成績が志望校にギリギリで合格できるかどうかというレベルだったとすれば、グラッと来たかもしれません。
しかし、結論的には、A君の両親はこの申し出を拒絶しました。
つまり、面談の場ではとりあえずD教諭の申し出を保留し、後日、あらためてD教諭をすっ飛ばし、学校の教頭と学年主任に直接面会を申し入れたのだそうです。
そして、A君の両親は教頭と学年主任に対し、この事件の真相そのものに加え、D教諭が虚偽の報告をしていたこと、その虚偽の報告を隠蔽しようと内申点の操作を申し出たことなどを包み隠さず伝達し、あわせて「クラスの生徒に聞き取り調査をしてください」との要望を申し入れたのだとか。
結果的に、その後は校内で調査が迅速に行われ、B君が一方的な加害生徒であり、A君とC君は被害生徒であったにも関わらず、D教諭が事件を隠蔽しようとして虚偽の報告をでっち上げたことなどが判明。
結果的にB君は所属する部活での活動自粛に追い込まれ、結果的に目標としていた試合に出られなくなりましたし、A君とC君への厳重注意処分は撤回され、D教諭も当該部活の顧問をやめさせられたうえ、A君のクラス担任を外されたそうです。
もし「密室の提案」に応じていたら…?
A君の両親は、こう述べます。
「トラブルが起きたら当事者だけで解決すべきではない。第三者を巻き込むのは基本中の基本だ」。
大変に参考になる事例です。
イジメの加害者であるB君は自身のスポーツで試合に出られなくなったという形でイジメの対価を支払わされましたし、Dも顧問、担任を外されるという形で事実隠蔽の責任を取らされたからです。
ただ、ここでひとつ、疑問が生じます。
もしもA君の両親が担任Dの申し出に応じていたら、いったいどうなっていたか、ということです。
そもそも、Dの「内申点の操作」は不正ですし、また、口約束ですので信頼できません。そして、このDの申し出に応じていたとしたら、A君の両親もその不正に加担したということになりかねません。A君の両親がDの申し出に応じず、学校という第三者を介入させたことは、賢明だったと言わざるを得ないのです。
そして、このA君の事例は「学校の担任、イジメ加害生徒」などが結託して、私たちが生活をしていくなかで、重要な知恵がいくつか含まれています。
たとえば、「交通事故に巻き込まれたときには当事者同士で解決したりせず、必ず警察を呼ぶこと」、というのも、第三者を介入させるという事例です。
ひと昔前、「当たり屋」、つまり「わざと追突させて被害者となり、当事者どうしで示談するというかたちで金銭をむしり取る」という形の詐欺も社会問題化したことがありますが、こうした「当たり屋」は第三者(とくに警察)を呼ばれるのを極端に嫌います。
だからこそ、何か事故に巻き込まれたときには、必ず警察を呼ぶことが必要なのです。
(※ちなみに本物の当たり屋は、たいていの場合、警察を呼ぼうとすると抵抗しますし、それでも無理やり警察を呼ぶと、その間に逃げてしまいます。)
日韓密室外交の失敗
「密室の解決」は外交にも成り立つ話
なんでこんなエピソードを思い出したのかといえば、「当事者同士で解決する」ことがうまく行かない事例というものが、世の中には存在するからです。
当ウェブサイトでは常々、「外交は人間関係の延長だ」という話を紹介しているのですが、外交関係の世界でも、「当事国同士での解決」を極端に好む国があることに気付くきっかけとなる話題のひとつが、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に掲載されていた、次の記事でしょう。
韓国原子力安全委 海洋放出巡り日本に遺憾表明
―――2021.12.01 19:08付 聯合ニュース日本語版より
聯合ニュースによると韓国原子力安全委員会は1日、オンライン形式で開かれた「第13回日中韓原子力安全上級規制者会合(TRM)」で、東電福島第一原発の「処理済み汚染水」(※原文ママ)の海洋放出を日本政府が決定したことに対し、「遺憾の意」を表明したのだそうです。
この報道を読んだ瞬間、脳裏をかすめたのが、D教諭の「当事者だけで『密室で』ことを収めようとする姿勢」です。
そもそも日本政府が海洋放出を決定したのは「汚染水」ではありません。
「ALPS(多核種除去装置)処理水」です。
ALPS処理水にはトリチウムが含まれていますが、トリチウム自体自然界に存在する物質ですし、韓国や中国自身を含めた各国の原発・原子力施設でも、海洋ないし大気中に放出されています。
だいいち、福島第一原発のALPS処理水海洋放出は、国際原子力機関(IAEA)や米国などからも、「国際的な基準や慣行に従ったものである」との評価を受けています(『処理水は「汚染水」に非ず:海洋放出は合理的な決定だ』等参照)。
※なお、科学を無視する政党や国が猛反発している模様「菅政権時代に発生した事故が、菅政権になってやっと解決に向けて少しずつ動き出す」。「菅」は「菅」でも「菅違い」、というわけですが、菅義偉総理が昨日発表したALPS処理水の放出については、やっとここまでこぎつけた、という点で、感慨深いものがあります。米国やIAEAなど国際社会も全面支持しているようですが、なかには科学を無視してこれに噛み付く奇特な人たちもいるようです。足掛け10年、やっとここまで菅総理が「ALPS処理水を2年後から海洋放出」菅義偉総... 処理水は「汚染水」に非ず:海洋放出は合理的な決定だ - 新宿会計士の政治経済評論 |
つまり、海洋放出はちゃんと国際社会と協議したうえで、透明かつ適正なプロセスで決定されたものであり、韓国から「遺憾の意」を受ける筋合いのものではありません。
韓国の「遺憾」は密室外交が通じなくなった証拠
もっとも、なぜ韓国が「遺憾の意」を表したのかについては、聯合ニュースの記事の続きを読んでいくと、なんとなく見えてきます。
「原子力安全委員会は日本側に対し、<中略>海洋放出を国際社会が検証する必要性を強調し、TRMが共同で検証することを提案した」。
要するに、ALPS処理水海洋放出などの決定においても、韓国が日本に対し、二国間協議を持ち掛けた、ということであり、これなども「水面下の交渉を通じて韓国の顔を立ててくれなくなった日本政府」に対する不満と考えるのが正確ではないでしょうか。
実際、1965年の国交正常化以降の日韓関係は、事実と異なる認識のうえに構築されてきたという側面は否定できません。その典型例が、いわゆる自称元慰安婦問題でしょう。
自称元慰安婦問題とは、「①戦時中(1941年12月9日~1945年8月15日の期間)、②日本軍が組織としての正式な意思決定に基づき、③朝鮮半島で少女のみ20万人を強制的に拉致し、④本人の意に反して戦場に連行して性的奴隷として使役した」とされる与太話のことです。
ただ、この問題がいまだに国際社会であたかも事実であるかのごとく信じ込まれている大きな理由のひとつこそ、まさに「当事者同士」、つまり日韓両国が密室の会合で解決を図ろうとしてきた点にあります。
当時の官房長官だった河野洋平が1993年に独断で出した『河野談話』も、個人的にはおそらく、当時の日韓外交当局者が密室で作り上げたものではないかと疑っているのですが、これも本稿冒頭で紹介したD教諭の「密室」の提案とソックリです。
信頼できない相手と密室で談合しても…
想像するに、その「密室」では、韓国側からこんなことがもちかけられたのではないでしょうか。
「韓日関係を円滑なものにするため、ここはひとつ、『日本が悪かった』ことにして謝罪してほしい。そのかわり、韓国が歴史問題を持ち出すのはこれっきりにするし、今後は絶対に謝罪も賠償も求めないと約束する」。
これは、あくまでも著者自身の想像に過ぎませんが、そうおかしなものでもないとも思います。
現実には、河野洋平はこの談話で自称元慰安婦問題という与太話を事実上認めて謝罪しています。
「本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」。
そして、この河野洋平の政治的な発言自体が「(自称元)慰安婦問題が事実である」という証拠として採用されているフシがあります。要は、言質を取られてしまった、というわけです。
今になって思えば、河野談話が発せられるよりも前の段階で、どうして韓国に対し、「第三国や学識経験者などを介在させた調査委員会を発足させよう」などと持ち掛けなかったのか、悔やまれてなりません。
そもそも「密室外交」が通用するのは、「約束を守る」、「信義を重んじる」という相手だけであり、そうでない相手と「密室外交」をしても、相手に良いように利用され、騙されてお終い、です。
しかも、自称元慰安婦問題自体、その多くは自称元慰安婦の(おそらくは)虚偽の証言に基づく与太話です。なぜなら自称元慰安婦の証言内容は二転三転しているほか、「年代から逆算して矛盾する」、「歴史的事実とも整合しない」などの状況証拠も多数あるからです。
いわば、交通事故の当たり屋と同じで、明らかに無理筋な要求を仕掛けておいて、日本が「密室の二国間協議」に応じたら儲けもの、といった感覚だったのでしょう。
だからこそ、「第三国を介入させよう」と提案すれば、しっぽを巻いて逃げていかざるを得ません。
そして、福島第一原発のALPS処理水海洋放出への「遺憾の意」も、日本政府は最初から中国や韓国を相手にせず、米国やIAEAと協議を続けたことに対して表明されたと見るのが正解でしょう。
自称元慰安婦問題のCAT付託は日本にとって歓迎すべき話
こうしたなか、自称元慰安婦問題に関連し、自称元慰安婦のひとりが1日、「問題解決」を国連拷問禁止委員会(CAT)に付託する手続を金富謙(きん・ふけん)首相に対して要求したのだそうです。
慰安婦被害者の李容洙さん 国連委員会での問題解決を首相に直訴
―――2021.12.01 21:14付 聯合ニュース日本語版より
「問題解決」もなにも、2015年12月28日の日韓慰安婦合意によって、自称元慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的に」解決しているのですが、そんなに蒸し返したいのならば、いっそのこと国連や国際司法裁判所(ICJ)などの国際社会に出てみるのも手でしょう。
むしろ、韓国が日本に対して仕掛けて来る歴史問題の本質は、1965年の日韓請求権協定を法的に覆そうとしている、ということと、そもそもの虚偽の「戦争犯罪」を捏造して日本を貶めようとしている、ということの2点にあります。
日韓歴史問題の本質
- 日韓間の請求権に関するあらゆる問題は、1965年の日韓請求権協定で完全かつ最終的に解決済みであり、自称元慰安婦問題は2015年の慰安婦合意で最終的かつ不可逆的に解決済みである
- 韓国側が主張する「被害」の多くは、(おそらくは)韓国側によるウソ、捏造のたぐいのものであり、最終的には「ウソの罪をでっち上げて日本を貶めている」のと同じである。
(【出所】著者作成)
そうであるならば、日本政府も事件が国際社会に付託されるのであれば、まず韓国が主張する①~④について徹底的に反論し、そもそもの自称元慰安婦問題自体が韓国による捏造であり、誣告(ぶこく)であることを世界にアピールしても良いのではないでしょうか。
もっとも、聯合ニュースによると、韓国政府はCATへの付託に慎重姿勢を示しているそうですが、おそらくこの問題では「国連独立報告者」のラディカ・クマラスワミのようなの個人を騙すことはできても、国際社会を騙しとおすことは難しいと理解しているのでしょう。
いずれにせよ、著者個人の見立てとしては、韓国はこの問題を絶対にCATに付託しようとしないと思うのです。
竹島国際化は日本外交の良い変化
さて、日韓諸懸案に対する日本政府の動きで特筆すべきものがあるとしたら、『日韓の「意見の相違」で日米韓共同記者会見取りやめに』などでも取り上げた、「日米韓3ヵ国共同記者会見の中止」でしょう。
米国で17日、日米韓3ヵ国の外務事務次官級協議が開かれましたが、その後の会見が異様でした。会見場に現れたのはシャーマン氏1人だったからです。シャーマン氏は「日韓間で意見の相違はあるが、それらについては解消されつつある」などと述べたそうですが、いったい誰が信じるのでしょうか。しかも、韓国側がしきりに強調している「朝鮮戦争の終戦宣言」についても、シャーマン氏は言及を避けました。シャーマン氏「日韓両国で意見の相違がある」米ワシントンで現地時間の17日、日米韓3ヵ国の外務次官級協議が開かれました。出席し... 日韓の「意見の相違」で日米韓共同記者会見取りやめに - 新宿会計士の政治経済評論 |
これは、現地時間先月17日に米国で行われた日米韓3ヵ国外務次官級会合で、日本側が韓国の警察庁長の竹島不法上陸に抗議する形で共同記者会見への参加を拒絶した、という「事件」です。
当ウェブサイトでは『日本が会見見送りで米国のメンツ潰した「本当の意味」』でも申し上げたとおり、この「事件」の本質とは、竹島問題の「国際化」にあります。
松野官房長官は昨日、ワシントンで日米韓の共同記者会見が見送られたのは日本政府の判断だったことを認めました。結果的に、米国に対する牽制となったのではないでしょうか。なぜなら米国は、竹島占拠をはじめとする韓国による明らかな不法行為の数々に対し、見て見ぬふりを貫いてきたからです。ついでにいえば、日本政府が現在推進しているFOIPも「クアッド」も、もしかすると、本当の効果は「違うところ」にあるのかもしれません。「6対6」じゃなく「5対6」ですよ!本文に先立って、最初に、少しだけ寄り道をしておきます。... 日本が会見見送りで米国のメンツ潰した「本当の意味」 - 新宿会計士の政治経済評論 |
つまり、日韓両国の同盟国でもある米国に対し、竹島問題の存在を強くアピールし、「竹島問題が日米韓3ヵ国連携に直接影響する」ということを強く牽制したという意味では、日本の外務省は大変に良い仕事をしたというのが個人的な評価です。
あるいは、安倍晋三、菅義偉の両総理の「置き土産」でもある「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の成果が順調に出ている、という言い方もできるかもしれません。
韓国は頑なにFOIPに参加しようとしていませんが、日本にとっては「日米豪印4ヵ国(クアッド)連携」が「日米韓3ヵ国連携」よりも有効性を増しているということを、米国に対して直接、強調することにもつながったからです。
いずれにせよ、日韓両国の外交が古き悪しき「密室外交」から抜け出し、第三国の目も入ったオープンで透明な国際社会での議論をすることは、悪い話ではありません。
そういえば、2015年12月の日韓慰安婦合意についても、「河野談話を部分的に踏襲した」という点では大いに問題はありましたが、「国際社会の目を入れる」という意味では成功したと言えます。
竹島問題、自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題など、日韓間にはさまざまな課題が山積していて、韓国側はこれらの問題を「密室」で解決しようとしているフシがありますが、日本政府には決して「密室」に持ち込まず、すべてオープンな場で議論することを求めたいと思う次第です。
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Kはこれらの問題を「密室でのみかじめ料」で解決しようとしているC親分配下のパシリチンピラですので、安倍さんが昨日やったように、C親分にもビシッと言っておくことが有効ですね。
追加で自己レス失礼します。菅さんのワクチン政策の足を引っ張り続けた日刊ゲンダイ(ヒュンダイ)が、<安倍元首相が謎の「官邸押しかけ」20分 “権力喪失”で勝手に自己顕示のハタ迷惑>なる記事をネット配信。パヨクコメンテーターが「あべがー」と奇声を発してその記事に集結中。おぞましい。
以下妄想ですが、安倍さんや菅さんと、変わらずに頼りないと思われている岸田さんや媚中と思われている林さんと、密室で話が通じていたらいいのに。
理系初老 さま
総選挙後、立憲からモリカケ話が途絶えたような気がします。
yahooの皆んなの意見で、モリカケが政権に期待するもの一位となったのは、アベガー勢力のせいかもしれません。
今後立憲がモリカケ話を出すと、国民から「立憲は変わらない」と言われるでしょうからやりにくい。
アベガーは、ストレスのはけ口が無いんだと思います。
だんな様
「アベガー勢力」、名言です。今後無償で使用させていただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。
理系初老様
これですね。
安倍元首相が謎の「官邸押しかけ」20分 “権力喪失”で勝手に自己顕示のハタ迷惑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298136
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298136/2
日刊ゲンダイは、70年安保真っ盛りの1975年(昭和50年)に大手出版会社である講談社によって設立した極左メディアですからね。
それに拘わっていた人物として、後に日刊ゲンダイ社長となり、更に講談社社長に就く事となる野間惟道氏がいますが、彼は阿南惟幾陸軍大将(鈴木貫太郎内閣の陸軍大臣)の五男にあたります。
軍人の息子が日本を貶めるメディアの創立に拘わっていたという事になります。
恐らくですが、日刊ゲンダイは創業時に安保闘争に参加した人達を大量採用していたのかもしれません。
「反体制」を標榜して「体制派」(ここでは自由民主党)に対して、批判を越えて誹謗中傷ともとれる一線を越えた記事を配信し続けいているのも未だに安保闘争を引き摺っているからだと見て取れます。
因みに対極とも言える産経新聞社の夕刊フジは、水野成夫氏が社長だった頃から温めていた企画を1968年(昭和43年)に社長に就任した鹿内信隆氏が引き継ぎ、1969年(昭和44年)に創刊しました。
鹿内氏は陸軍省経理局のエリート将校でしたが、水野氏は日本製紙の前身である国策パルプの社長で、実業家でした。
1956年(昭和31年)に元NHK職員を大量採用して赤化した文化放送を民間会社組織に改組し、同社の社長に就き、1957年(昭和32年)には鹿内氏率いるニッポン放送らと共同で設置したフジテレビの社長に就任します。
更に1958年(昭和33年)には、産経新聞社を創業者の前田久吉氏から買い取り、同社の社長に就きます。
一見すると水野氏はバリバリの保守派(タカ派)に見えると思います。
しかし、水野氏は元々は元日本共産党員で、機関紙「しんぶん赤旗」(当時は赤旗)の初代編集長を務めていました。
所謂アカから「転向者」であったのです。
いつも楽しく拝見してます
小物な政治家ほど密室で問題を扱うと自身がキーマンになった気になって喜んでいたんだろうと思います
韓国の官庁の公務員には北朝鮮や中国のスパイが大勢いる,という噂を前提にすると,密室の取引は,すぐ,北朝鮮や中国に流れるでしょうね。そもそも,密室のはずの情報が漏れやすいのが,インターネット時代の特徴です。中国国内だと,個人の動線も監視されています。
愛読者 さま
日本も大学、マスゴミ、外交官、国会議員に中朝工作員が、居ますよ。
でも、FOIPも密室での会議が普通にあるけど?
いつもコメントありがとうございます。
信頼できる相手と密室外交があるのは当たり前です。
信頼できない相手と密室外交をするなって話です。w
外交について非公開な部分は残るでしょうが、基本的に外務省ホームページに公開されます。
対韓国については、青瓦台の嘘発表を牽制するように情報公開されていると思います。
密室で土下座して会見で偉そうにする韓国外交は、新宿会計士さんの言う通り、慰安婦合意以降通用していないと思います。
国民に非公開、不可解な合意が起きた際には、政権の根幹に関わるでしょう。
韓国(人)はつい最近も、オフレコの話を勝手に
公開していたからね。
信用という概念そのものが恐らく存在しない。
絶対に密室でのやり取りなどするべきでは無い相手。
「河野談話」の裏側については、石原官房副長官(当時)も語っているように、要するに「まんまと韓国に騙された」しろものです。宮沢首相も河野官房長官も、韓国がこれほどまでに大ウソつきであり、信義のかけらもない国だということを理解していなかったんでしょうね、多分。
その意味では、韓国がそういう国であることを当然承知していなければいけなかった筈の外務省の責任は極めて大きいと言えるでしょう。談話発出を阻止するところまでできたかはともかく(*)、韓国がそういう国であることを示して注意を喚起するくらいのことはできたはずだからです。
(*) たとえネガティブな情報があっても、政治家が政治判断として実行するのであれば、官僚
はそれを阻止できませんし、するべきでもありません。
外務省はその後も幾度も韓国に煮え湯を飲まされており、学習能力を疑われて然るべき状態でした。安倍元首相の再登板あたりから多少風向きが変わりつつあるような気がしなくもないですが、まだまだ十分に信頼するに足るところまでは届いてないように思います。河野外相や茂木外相がある程度省内をシメていたようですが、はたして林外相ではどうなるか。今のところは、まだ「後退」はしてないようですが、しばらく注視する必要がありそうです。
そしてもう一点。
ここ20年の国際情勢の変化により、日本における韓国の重要性がかなり低下したということは事実でしょう。現時点においては、韓国に対する過剰な配慮は不要であるどころか、むしろ有害とさえ言えます。米ソ冷戦が終結し、米中冷戦にシフトしつつある現在、東アジアの地政学的バランスも変化しつつあります。韓国はそれを理解していないのか、あるいは理解を拒否しているのかはわかりませんが、徒に右顧左眄し、自らの価値を毀損し続けています。日本としても、これまで内外からかかっていた「圧力」が減じ、韓国への無駄な配慮も必要が薄れつつあります。外務省だけでなく、他の省庁も含めた日本政府の韓国に対する最近の塩対応は、そういった状況も反映しているように思います。
もっとも、日本にも20世紀末頃の情勢認識から一歩も進歩していない、そのくせ声だけはデカい老廃物がまだまだ巣食ってますので、うかつに乗せられないことが重要でしょう(とは言え、70年安保闘争の頃から1ミリも前進してない一部サヨクよりはマシかもしれませんが)。
その学校の教員集団の内実もわかりませんけど、A君の親御さんがエスカレした先が、「学年主任と教頭」の2人としたのもいいですね。
親御さんの話を聞いた相手が2人なら、丸め込むのも難度が上がって、公正に対応するバイアスがかかると思います。
学年主任と教頭がまともな人でよかったです。
「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか?」とか言う、とんでもない教頭もいますから・・・
第三者が信用できる人物(組織)かどうかは、被害者には判断が難しいでしょうが。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa35c8dc106aff717006bb99e1430c623c24715
>そもそも「密室外交」が通用するのは、「約束を守る」、「信義を重んじる」という相手だけであり、そうでない相手と「密室外交」をしても、相手に良いように利用され、騙されてお終い、です。
日帝統治時代によって、朝鮮人韓国人もある程度は『約束を守る』『信義を重んじる』事の大事さを理解出来てきていたのでしょうかね?
『約束を守らない』『信義を軽視する』という姿勢ゆえに日本人から距離を取られ、其れを『差別』にすり替えて被害者コスプレする知恵を身に付けて終わっただけなのかなぁとも。
何代にも渡れば付け焼刃も本物になるかもしれないけど、
日帝時代は高々35年、一世代半だからね。
わりとよく知られているテキストだと思いますが、復習のために。
まず、併合時(1910年)に出された日本政府から朝鮮総督府への通達:
一、朝鮮人は対等の関係を結ぶという概念がないので、常に我々が優越する立場であることを認識させるよう心がけること。
一、朝鮮人には絶対に謝罪してはいけない。勝利と誤認し居丈高になる気質があり、後日に至るまで金品を強請さるの他、惨禍を招く原因となる。
一、朝鮮人は恩義に感じるということがないため、恩は掛け捨てと思い情を移さぬこと。
一、朝鮮人は裕福温厚なる態度を示してはならない。与し易しと思い強盗詐欺を企てる習癖がある。
一、朝鮮人は所有の概念について著しく無知であり理解せず、金品等他者の私物を無断借用し返却せざること多し。殊に日本人を相手とせる窃盗を英雄的行為と考える向きあり、重々注意せよ。
一、朝鮮人は虚言を弄する習癖があるので絶対に信用せぬこと。公に証言させる場合は必ず証拠を提示させること。
一、朝鮮人と商取引を行う際には正当なる取引はまず成立せぬことを覚悟すべし。
一、朝鮮人は盗癖があるので金品貴重品は決して管理させてはいけない。
一、朝鮮人には日常的に叱責し決して賞賛せぬこと。
一、朝鮮人を叱責する際は証拠を提示し、怒声大音声をもって喝破せよ。
一、朝鮮人は正当なる措置であっても利害を損ねた場合、恨みに思い後日徒党を組み復讐争議する習癖があるので、最寄の官公署特に警察司法との密接なる関係を示し威嚇すること。
一、朝鮮人とは会見する場合相手方より大人数で臨む事。
一、朝鮮人との争議に際しては弁護士等権威ある称号を詐称せる者を同道せる場合がある。権威称号を称する同道者については関係各所への身元照会を徹底すべし。
一、朝鮮人は不当争議に屈せぬ場合、しばしば類縁にまで暴行を働くので関係する折には親類知人に至るまで注意を徹底させること。特に婦女子の身辺貞操には注意せよ。
一、朝鮮人の差別、歴史認識等の暴言せぬ場合、しばしば類縁にまで暴行を働くので関係する折には親類知人に至るまで注意を徹底させること。特に婦女子の身辺貞操には注意せよ。
一、朝鮮人の差別、歴史認識等の暴言に決して怯まぬこと。証拠を挙げ大音声で論破し、沈黙せしめよ。
一、朝鮮人との係争中は戸締りを厳重にすべし。仲間を語らい暴行殺害を企てている場合が大半であるので、呼出には決して応じてはならない。
それから50年後:
【ベトナム戦争における米軍による韓国兵の扱いマニュアル 】
1.韓国人には強気で押せ。抵抗する場合は大声で命令しろ。
2.命令を聞かない場合は身体で解らせろ。
3.同じことをくり返す場合、犬のように何回でも同じ様に叱れ。こちらが上と言うことを身体で解らせろ。
4.理由は聞くな。どうせ大したことは言っていない。
5.身体で解らせた場合、根に持つ場合があるので、後で身辺には気をつけて行動しろ。
但し、徹底的に解らせる迄、手を抜いてはいけない。
6.相手を3才児と思い、信用したり頼りにはするな。重要な仕事は任せるな。
50年たっても100年たっても、何も変わらずそのまま通用するあたり、もはや民族的特性と言っても良いのかもしれません。
しかし、このような先人の智慧がきちんと引き継がれてこなかったのはなぜなんでしょうね。それだけ「お花畑」思考は根深いのかもしれません。
注: 上掲の通達やマニュアルが本物であるかどうかは未確認です。
5ちゃんねるがまだ2ちゃんねるで、「韓国のGDPは日本の1/10(実際には
当時1/8くらい」というフレーズが頻繁に使われていた大昔のハングル板から
数限りなくコピペされてきた朝鮮人取扱マニュアルだけど、きちんとした
ソースが提示された事は無いな~。
大変参考になりました。
本物であるかどうかは別として、我が国の先人の有していた朝鮮人全般に対する基本的な認識と50年後の米国の韓国人に対する認識のベースが見事な迄に一致しています。ビジネスにせよ外交にせよ、やはり相手方に対するベースとなる認識を常に持ち、これをreviewせずして事を進めていくと、誠に大きな失策的言動が生じ得ますね。私も過去、商売上で韓国とは色々な場面で接してきましたが、大いにうなづける朝鮮半島への基本認識と思います。又、今に至る迄、ところかまわず捏造事実をなりふりかまわずふりまく朝鮮半島の国家の振る舞いを直視すれば、やはり先人の有した基本認識に大きな誤りはなかったと考えます。やはり日本は正々堂々と相手方に、そして国際社会に主張していく事がまず大事。その意味で、最近の竹島を巡る日本の共同会見拒否は大正解。勿論、韓国の地政学的な位置づけはありましょうが、まずそれありきで、なすべき主張を後回しにして、適当な落としどころを探るような、過去の交渉の過ちを繰り返す愚は何としても避けねばならないところだと思います。
半島人は昔も今も信用されていないということですね。どうして台湾とこんなに差があるのか??
鈴置氏は、冷戦時代に東亜の西側最前線という事で日米から
甘やかされてきた韓国と違い、台湾は国際社会から孤立していて
信用を重んずるまともな国にならなければ生き残れなかった
からだと分析しているね。
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/01261600/?all=1&page=4
対日スタンスについて言えば、曲がりなりにも古代から王朝が
あった朝鮮と違って、台湾はほんの百数十年前まで奥地に行けば
部族が違えばろくに言葉も通じない首狩り族が住んでるような
カオスな地で、日本統治下で初めて統一した政体と台湾人という
アイデンティティーが生まれた、そのスタート地点を否定するのは
無理だという事情もあるかも。
ハンギョレから
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec2094d8f67caeba613e17ae442548349051a6a
>チョ・ソンリョル | 駐大阪大韓民国総領事
[寄稿]行き詰った韓日関係、「拡同縮異」で解決していこう
韓日関係は日本の岸田内閣の発足後、新たな転機を迎えている。韓日両国で現在の状況をこれ以上放置してはならないという世論が高まっている。
韓国国内だけでしょう。
>「求同存異」とは隔たりがある歴史問題はそのままにして、協力を模索していこうという主張だ。
ツートラックさせろという話です。
>どこから始めるべきなのか。第一に、相互関係の規定を「基本的価値の共有する(隣国)」に正常化することから始めよう。
韓国の価値観に合わせろという話です。
全般的に好きな事を書いておいて、最後に
>この文は筆者の個人的な意見であり、韓国政府の立場を反映したものではありません。
ああ、馬鹿らしい。
だんな様
不思議ですよねぇ。日本に向かって提言したいのなら、朝日、毎日、東京あたりの新聞に寄稿すりゃ良いのに。山口二郎同様、誰にも相手にされないので、ハンギョレに寄稿したのかな?