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国会の場で首相が「電波オークション」に言及した意味

電波利権とNHK利権の解体が急務だ

今月4日に就任した岸田文雄首相は、本日にも衆院を解散すると見られます。こうしたなか、岸田首相は昨日、携帯電話に関連し、電波オークションに言及しました。ただ、電波オークションといえば、携帯電話もさることながら、やはりその「本丸」は、利権構造で完全に凝り固まった民放各局、NHKを中心とする地上波テレビにあります。あるいは、岸田首相というよりも、高市早苗政調会長あたりが、党としての何らかの方向性を取りまとめるのでしょうか。

岸田首相が電波オークションに言及

衆議院の昨日の本会議では、日本維新の会の馬場伸幸幹事長が質問に立ち、これに岸田文雄首相が答える局面がありました。

衆議院インターネット審議中継・2021年10月12日「本会議」の動画の2:02:30~によれば、岸田首相は次のように述べています。

電波オークションを含め、諸外国の周波数割当方式について調査を進め、新たな携帯電話用周波数割り当てのやり方を検討していく」…。

この岸田首相の発言は、あくまでも携帯電話に関するものですが、ただ、「電波オークション」というキーワードが、国会の場で、首相自身の口から出てきたことの意義は大きいです。これについて、どう考えるべきでしょうか。

 

テレビ業界の闇

ソニーと任天堂はなぜ儲かっているのか

当ウェブサイトではかなり以前から、「自由主義、民主主義の方式によらず、政治的・社会的に大きな影響力を握り、日本の国益を妨害している勢力」が存在する、と申し上げてきているつもりです。

とても当たり前の話ですが、本来、民間企業は自由経済競争の世界で生きていますので、ある企業が儲かっているかどうかは、その企業の経営努力、創意工夫などによって決まるべきです。

ソニーや任天堂が儲かっている理由は、両社が生み出すさまざまな製品が世界の多くの人に愛されていて、世界中で同社の製品が売れているからであって、べつに法律で「テレビを設置した人はゲーム会社と契約し、ゲーム会社におカネを払わなければならない」、などと規定されているからではありません。

というよりも、この世に「ゲーム機を設置するための法律」などというものはありません。

その気になれば、ソニーや任天堂以外の会社であっても、自由にゲーム機を作って良いですし、実際、株式会社セガ・エンタープライゼス(現在の株式会社セガ)は2000年代初頭にドリームキャストの製造販売の中止に至るまで、独自規格のゲームマシンを製造し続けていました。

また、ソニーと任天堂といえば、お互いにライバル関係にあります。

任天堂とソニーの対決については、それ自体が非常に興味深いのですが(たとえば『Gigazine』というウェブサイトの2015年11月9日付『任天堂とソニーの黒歴史が詰まった幻のゲーム機「Play Station」の本物が登場』等参照)、これについてはいずれ機会があれば別稿にて取り上げたいと思います。

Wii Uやニンテンドー3DSを有する任天堂とPlayStation 4やPlayStation Vitaを手がけるソニーは、家庭用ゲームハード市場をけん引する企業であり、長きにわたって激しいバトルを繰り広げてきました。今でこそゲームハード市場で覇を競う任天堂とソニーですが、かつてカートリッジスロットとCDドライブの両方を備えるスーパーファミコン互換機を共同開発したことがあります。諸事情で同製品は発売こそされなかったもののプロトタイプが発見され、IT関連メディアのEngadgetが伝説のゲームハードの所有者にインタビューを実施し、気になる入...
任天堂とソニーの黒歴史が詰まった幻のゲーム機「Play Station」の本物が登場 - GIGAZINE

ただ、ここで重要なことは、ソニーにしろ、任天堂にしろ、べつにどこかの役所から何らかの免許・許可を得たうえでゲーム機を販売しているわけではない、という点です。

電波利権という闇

なぜこんなことを指摘したのかといえば、テレビ局というビジネスモデルが、まさにゲーム業界と真逆の、国家権力と癒着することで存在しているものだからです。

テレビ局、とくに地上波各局は、総務省から放送免許を得て、放送するための電波を流しています。

つまり、テレビ局は任天堂やソニーとはまったく異なり、そもそも事業をするための「権利」を国家から与えられている存在である、という特徴があるのです。

ちなみにテレビ各局が国に支払っている電波使用料は、法律・政令・省令などであらかじめ決められていて、それを支払えば、あとは好き勝手放送し放題、というわけです(※ただし、いちおうCMの放送時間については制限が設けられているようですが…)。

つまり、通常の企業とテレビ局の本質的な違いは、まさにこの「電波利権」にあります。

任天堂やソニーの場合は、たまたまゲーム機が全世界で売れているため儲かっていますが、ゲーム機は、その気になれば誰にでも作れます(※といっても、技術や資本、販路やノウハウなどが必要なので、ゼロからゲーム会社を作るのはちょっと大変かもしれませんが…)。

しかし、テレビ局の場合は、資本などを集めて会社を作ったとしても、おいそれと事業を始めることはできません。すでに既存のテレビ局が、国から電波を割り当てられているからです。

東北新社とフジテレビの違いは総務省との癒着度合い

しかも、テレビ局と総務省は、かなりの癒着関係にあることが疑われる事実が存在します。ここで思い出しておきたいのが、東北新社の事例でしょう。

東北新社の外資規制と在京キー局』などでも述べた話題が、「外国人直接保有比率」という規定に違反したとして、東北新社が衛星放送事業に関する認可を取り消されたとするものです。

本稿は、ショートメモです。東北新社の「外資比率規制」が話題になっているようです。ウェブ評論を始めてから気付いたことがあります。それは、「他人を舌鋒鋭く偉そうに攻撃する人に限って打たれ弱い」という法則のようなものです。たとえば、野党(現在の例で言えば立憲民主党)が舌鋒鋭く政権のスキャンダルを追及していると、自分たちの政党の側にブーメランとして跳ね返ってくる、といった事例は、枚挙にいとまがありません。たとえば、立憲民主党が誇る人罪のひとりが村田蓮舫(謝蓮舫?)さんですが、2017年7月頃に「もりかけ...
東北新社の外資規制と在京キー局 - 新宿会計士の政治経済評論

これについては、放送法第93条や第159条において、議決権の5分の1(つまり20%)以上を「日本国籍を持たない者」が占めている場合には、総務省はその業者の認可を「取り消さなければならない」とされているものです。

ところが、フジテレビでも同様の違法行為が発覚したところ、驚いたことに、総務省はフジテレビに対する放送免許を取り消さず、「厳重注意処分」で済ませてしまった、というのです(『フジの外資規制違反を「口頭厳重注意」で済ます総務省』等参照)。

総務省は「外資規制違反」があったとして、東北新社の放送法上の認定を取り消し、これにより同社のBS放送サービスが4月末で終了となります。法令違反を厳格に適用するのは結構なことですが、ここでひとつ問題があるとしたら、その適用が恣意的になされている、という点でしょう。昨日、フジ・メディア・ホールディングも、過去に「20%ルール」に抵触していて、2014年12月に総務省担当者から「口頭で厳重注意を受けた」と明らかにしたそうです。放送法で定める20%ルール先日の『フジHDの外資規制違反疑い、総務省は厳正な法執行...
フジの外資規制違反を「口頭厳重注意」で済ます総務省 - 新宿会計士の政治経済評論

おそるべきダブルスタンダード!

東北新社について認可を取り消したにも関わらず、フジテレビの認可を取り消さなかった理由は、ずばり、放送業界と総務省が癒着している証拠そのものではないでしょうか(東京地検さん、そろそろお仕事をなさるべきですよ!)。

誰も守らない政治的中立

テレビ業界をめぐる問題点は、これだけではありません。

「政治的中立」を法的に義務付けられているにも関わらず、これを守っている局がただの1社も存在しない、という点にあります。

そもそもテレビ局は電波利権で新規参入が防止されているという状態にあり、その代わり、放送法第4条で、放送する内容については政治的に中立であることなどを義務付けられています。

放送法第4条第1項

放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。

一 公安及び善良な風俗を害しないこと。

二 政治的に公平であること。

三 報道は事実をまげないですること。

四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

NHK、民放を含め、おそらく少なくともすべての在京テレビ局が一切守らずに無視しているのが、この放送法第4条第1項の規定なのですが、不思議なことに、放送法第4条第1項違反を問われて停波処分を受けた放送局は存在しません。

いや、不思議というよりも、理不尽である、とすら言っても良いでしょう、

NHKと電波利権は解体すべし

NHK利権

さらに、NHKの場合は民放各社と比べ、もっと重大な問題を抱えています。

それが、第64条の規定です。

放送法第64条第1項本文

協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。

NHKはこの規定をタテに、すべての家庭・事業所を尋ねて回り、テレビを設置している場合には受信契約を強要し、そうでない場合もあの手この手を使い、契約をさせようと躍起になっています(個人的に、一度NHKから業務委託を受けていると思しき業者を不法侵入で警察に通報したことがあります)。

そのNHKの財務諸表を眺めてみると、『NHK「1人あたり人件費1573万円」の衝撃的事実』でも指摘したとおり、これがまたなかなかに噴飯物です。

1兆円を超す金融資産、不透明な連結決算に加えて「隠れ人件費」疑惑もNHKが2021年3月期(=2020年度)の財務諸表と連結財務諸表を公表しました。当ウェブサイトとしては、NHKが「公共放送」として相応しくないほど非常識に超高額な人件費を負担している点や、国民からかき集めた巨額のカネを1兆円以上、さまざまな形で保有している点を指摘して来ましたが、ここで最新状況について改めてまとめておくとともに、あらためて、NHKの「あり方」について考えてみたいと思います。NHK問題の要諦NHK問題をまとめると…?当ウ...
NHK「1人あたり人件費1573万円」の衝撃的事実 - 新宿会計士の政治経済評論

売上高7000億円少々、連結決算上NHKが所有している金融資産はオフバランス項目である年金資産を含めて1.25兆円少々、渋谷の8万平米を超える莫大な放送センターを含めて大量の優良不動産物件を所有する、まぎれもない「大金持ち」、というわけです。

しかも、数多く設立されているNHK関連会社のオフィスに加えて、NHK職員が格安で入居するための超豪奢な社宅などをNHKが保有しているとの報道などもあります(『NHKの「隠れ人件費」600万円のケースもあるのか』等参照)。

先日の『NHK職員に対する住宅手当に潜む「隠れ人件費」問題』では、NHK職員に対して月額5万円の住宅補助が出ているとする内部告発や、広尾の物件に2万円で住んでいる職員もいるらしいとする記事を紹介しました。これについて、もう少し踏み込んで補足しておきたいと思います。NHKの人件費問題事情は伏せますが、個人的にはこの数日、大変に忙しく、あらためて振り返ると、ここ数日の記事については誤字・脱字も多く、また、いくつか議論したい論点がすっぽり抜け落ちていたりもします。そのひとつが、先日の『NHK職員に...
NHKの「隠れ人件費」600万円のケースもあるのか - 新宿会計士の政治経済評論

莫大な受信料を人件費や契約収納費にジャブジャブつぎ込む

こうしたNHKの問題点のひとつが、NHKがかき集めた7000億円を超える莫大な受信料の使途です。

NHKが計上している人件費は1600億円少々であり、これは職員1人あたり、少なく見積もって1600万円弱に達しますし、例の「隠れ人件費」を含めれば、1人あたり人件費は、下手をすれば1人あたり2200万円を下らない可能性すらあります。

(※ここでいう人件費には、一般企業でいうところの給与、賞与、法定福利費、福利厚生費、退職給付費用などを含めていますが、これらの項目は会計上、当然に人件費に含まれる項目ですのでご注意ください。)

さらには、NHKの契約収納費は575億円にも達しており、これは受信料収入全体の1割近くが、ほかの家庭・事業所から受信料をかき集めるためのコストに使われている、という意味でもあります。

こうした乱脈ぶりは、NHKが「公共放送」を騙りながら、「国家権力からの独立」を謳っている点に由来するものでしょう。すなわち、国民からは「公的組織」に見え、政府からは「民間組織」に見える、という状況にあります。

NHKはいまや、歯止めが利かず、ひたすら業態を拡大し、職員にも巨額の給与等を支払い、超豪奢な社宅をあてがい、連結子会社・関連会社を大量に設立して巧妙に利益を隠し、その結果、国民には止められないモンスター組織が出来上がっている、というわけです。

そのNHKの放送内容が公正中立であるか、国民が負担している莫大な受信料に見合った高レベルなコンテンツであるか、といった点については、さまざまな意見もあろうかと思います。

しかし、少なくとも主権者であり、消費者でもある我々国民の側が、仮に総意をもって「NHKを潰そう」と思ったとしても、法律で受信契約義務が定められている以上、「NHKを不視聴などの結果、倒産に追い込む」ということはできません。

まさに「倒産させられない」、「受信料を支払わないという自由が認められない」という意味では、NHKは放送利権の矛盾点が凝縮された、呪われた存在、と述べても過言ではないでしょう。

いずれにせよ、NHKや民放各局は、放送利権に基づく地上波という社会的に非常に強い影響力を持ち、それで社会にずさんな情報を公害のように垂れ流しているわけですから、気楽な商売でしょう。

電波オークションで競争原理を!?

こうしたなか、冒頭でも少しだけ触れた、「電波オークション」という考え方があります。

もともとは一足先に自由化されている携帯電話などの世界で、電波帯の利用権をオークション方式で業者に貸し出すという考え方だそうですが、これは規制に守られたテレビ業界に競争原理をもたらしかねないという点においては、非常に興味深い事象です。

仮に、地上波テレビの世界においても電波オークションが導入されれば、いったいどうなるか。

まっさきに考えられるのは、他業界からのテレビ業界への事業参入が相次ぎ、競争がない世界でのんびりとしてきたテレビ局が、あっというまに駆逐される、という現象です。

もしかしたら、最近、YouTube、ニコニコ動画など、動画サイト運営で力を付けつつある業者が地上波テレビに逆参入してくるかもしれませんし、あるいは、動画配信サイト、地上波などの垣根が徐々になくなり、ウォルト・ディズニーのような「総合的なコンテンツ会社」が出来上がるかもしれません。

このあたり、「外資が放送局を握れば、世論が外国に支配される」、などとおっしゃる方もいらっしゃるのですが、現実にYouTubeが外国のウェブサイトであるという事実を思い出していただければ良いと思います。

むしろ、限られた数の放送局に独占的に電波使用権を与えるよりも、いっそのこと、放送法第4条第1項を廃止し、その代わり、定期的に電波オークションを実施し、電波使用権を競り落とした業者は自由に放送事業に参入して良い、という制度にする方が、もしかしたら言論はよっぽど健全化するかもしれません。

NHK利権も解体を余儀なくされる

当然のことながら、もしも電波オークション(というよりも電波の自由化)が成立した場合、NHKという鵺(ぬえ)のような存在にも、メスを入れなければなりません。

そもそもテレビの普及率が100%近い状態の現代の日本社会に、公共放送というものが必要なのでしょうか。

百歩譲って、もし公共放送なるものが必要だったとしても、それをNHKが担うべきなのでしょうか。「政府インターネットTV」が事実上の公共放送として、地上波でも国会中継や官庁記者会見、天気予報などを流すようになれば、そもそもNHK自体不要ではないでしょうか。

NHKがかき集めている現在の受信料水準は、果たして妥当なのでしょうか。そもそも受信料制度は維持しなければならないのでしょうか。税金や電波オークションの入札代金で運営できないものでしょうか。

さらには、現在のNHKが所有している超豪奢な社宅を含めた優良不動産物件の数々、そして無駄にNHKに残る過去の放送アーカイブ、1兆円を超える金融資産などの莫大な資産は、有効活用されているといえるのでしょうか。

あるいは、NHK職員に対する少なくとも1600万円弱の人件費、一部で指摘されている600万円にも達する隠れ人件費などは、世間一般の常識に照らし、妥当な水準なのでしょうか。

高市早苗氏が総理の座を射止めるには…

冒頭の電波オークションの件に話を戻しましょう。

現時点において、電波オークションは、あくまでも携帯電話の通話料金改革という文脈で出てきたものに過ぎませんし、また、岸田首相、金子恭之総務相らに、電波オークションを実施するだけの実行力があるのか、という問題はあるかもしれません。

ただ、現在の自民党の政調会長が、元総務相でもあり、自民党総裁選でNHK改革を明言した高市早苗氏であるという事実は、党主導で電波利権改革が出て来る可能性を示唆するものでもあります。

もしも高市氏が3年後に総理の座を射止めようと思うのであれば、国民から見て「わかりやすい成果」をあげることが、いちばん手っ取り早い方法です。その意味では、「電波利権解体」、「NHK解体」は、「財務省解体」の前哨戦としては、ちょうど良い試金石ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

新宿会計士:

View Comments (16)

  • NHKと民放テレビ局に就職している政治家の子弟、親戚どれぐらいいるんだろう。

  • 外国人直接保有比率については、「外国の保有比率は、どの国も1%を越えてはならない」という条文の追加を提案します。

    • その通りですね。
      制度的に、外資系の”モノを言う株主(議決権1%保有=議案請求権)”の存在を否定して欲しいですね。

  • 電波を格安でお貸しする代わりに、キー局は東京において下さいね、と言う事なんだろ?
    実は持ちつ持たれつなんだと思う。知らんけど。
    キー局が東京にあれば情報操作は用意だし、いざとなればすべての放送を止めることだって簡単に出来る。まあそんな度胸は無いだろうけど。
    地方で、東京ローカルのニュースはまだしも、東京の天気予報を延々と流すのはどうなんだろ?

  • これは自分自身の利権確保意識だな…ということはよく分かっているのですが、NHKは解体されてほしくありません。
    それは、高コストで良い内容の科学分野などの番組が、比較的低廉な受信料で視聴可能だからです。
    あまり見もしない方からも受信料を広く集めているからこそ自分がこういった「利権」を得ているのだということはわかっています。
    ナショジオなども見るのですが、NHKの番組の方が好きなんですよね…。
    やっぱり既得権益って、なかなか手放せないですね。

  • 最近気になるのは、地上波TVの番組じゃなくてサブスク動画サイトの選択なんですよねえ。
    見たいドラマが違うサービスで専用だったりして。
    Seal TeamがU-Nextオンリーだし、ファウンデーションがApple TV+専用だけど、Apple TV+は他にはフォーオールマンカインドくらいしか見たいものが無い…。
    かといってNetflixはやっぱり外せないしと悩ましいのです。

    • >見たいドラマが違うサービスで専用だったり

       これこそが競争原理ですしね。公共放送とやらが成立しているのなら、こういうユーザの不利益をダシにするような商売を避けられるのですが……

  • 外資の比率の制限も大事ですが、社員に外国人があると結局放送内容が曲げられると思います。
    特に国家主導で反日教育をする国々の国民、日本に強制連行されてきたと称する(解放されたのに何故帰らないのでしょう)外国人は問題があると思います。

    • 放送局や新聞社などのマスコミには、工作員まがいの外国人が入り込んでいるのでは無いかと疑っています。
      マスコミの劣化ぶりがあまりにも酷いので、尚更外国人工作員の存在が疑われます。

  • 『「電波利権解体」、「NHK解体」は、「財務省解体」の前哨戦としては、ちょうど良い試金石』
    …う〜ん。
    これ自体が一つの本丸で、政治生命をかけて行うくらいの案件かという気がします。

    • 規制改革は行政改革も含めて議論されるべきです。
      2001年に省庁再編がありましたが、その後の時代の変化に合わせてそろそろ省庁再編も検討されるべき時期に来ているのでは無いでしょうか?
      特に総務省、厚生労働省、財務省などの組織体制の見直しが必要では無いかと感じています。
      岸田総理や高市政調会長にはデジタル庁やこども庁の設置と併せて検討して頂きたいと思います。
      私的には、「解体」と言う表現は、「大阪市の廃止」や「排除」などネガティブなイメージがあるのではないかと思いますので「行政機構(体制)の見直し」という表現が良いのでは無いかと思います。

  • 独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、素人が舞い上がってしまうので)
     電波オークションをするとして、広告料がネットに抜かれ、スマホがあってもテレビがない若者が多い現状で、これに参加する企業がどれだけあるでしょうか。もしかしたら、それを好機として、テレビ局も動画配信に転身するかもしれません。
    蛇足ですが、なぜ野党はフジテレビと総務省の癒着疑惑を追及しないのでしょうか。(「証拠がない」と言うかもしれませんが、野党が(自民党批判のための)疑惑を追及するのに証拠を必要としたころがあったでしょうか)
    駄文にて失礼しました。

    • テレビの周波数を携帯電話やネットに割り当てるのだよ

      • バシラス・アンシラシスは土壌常在菌さま
        >テレビの周波数を携帯電話やネットに割り当てるのだよ
         つまり、電波オークションをすると、テレビのチャンネル数が減るということですか。だから、テレビをよく視る高齢者が、電波オークションに反対しているのですね。

  • 9・11テロは携帯電話が未熟で公衆電話が維持不全、高軌道衛星電話が特殊化する一方で低軌道衛星電話会社が軒並み不振・閉鎖の道を辿る一方メイルはまだ普遍的な通信手段位は程遠く、都市部ではアマチュア無線もすっかり廃れているというときに起こりました。おかげでTVニュースは11機がハイジャックされたの国会やホワイトハウスが吹き飛んだのと、思い返せば信じられないようなガセの垂れ流しを続けたのでして、『本丸』といえども各種通信手段の末端であることには変わりがありません。周波数帯の合理的な割り当てと通信手段の非合理的なくらいの重複こそは第一義、やることさえやっていれば『本丸』に騙される人たちは自動的に減っていくのではないかと、個人的には信じます。