このペースだと9月末にワクチン完了も夢ではない
あまり自画自賛したくないのですが、ワクチンの接種実績を巡り、当ウェブサイトでこれまで主張してきた内容の正しさを巡る、ひとつの「答え合わせ」が出てきました。7月のワクチン接種は、当ウェブサイトでこれまで何度か申し上げてきた「1日130万回前後かそれ以上」という数値と同じものが、首相官邸からも発信されたのです。ちゃんと生データを見ていれば、当然に合わせられる数字です。そして、ワクチン接種を巡って私たちが気を付けなければならないポイントは、ほかにもあります。
目次
じつはすでに1億回も?
昨日の『菅政権のコロナ対策は合格点:小池都知事こそ仕事しろ』では、菅義偉政権下でコロナワクチンの接種がかなり順調に進み、すでに9000万回の大台に到達しているという事実だけでも、菅政権のコロナ対策は十分に合格点ではないか、と申し上げました。
ただ、その「菅政権は合格点ではないか」と申し上げた肝心の「数字的根拠」の部分に、さっそく、訂正の必要が出てきました。
それは、現時点の累計の接種回数が、じつは9000万回ではなく、「1億回(!)」に到達していたという可能性が急浮上したのです。
データ分析要領
データはてんでバラバラに所在している!
これについてはのちほどじっくり述べるとして、まずは「事実関係」から申し上げましょう。
当ウェブサイトではこれまで、政府が運営する「ワクチン接種記録システム(VRS)」の生データを入手し、そのデータをもとに、たとえば「昨日時点で累計の接種回数はX回だった」、「高齢者層の接種率はX%だった」、などと申し上げてきました。
VRS生データのダウンロード方法
- 次の文字列をウェブブラウザのURL欄に打ち込むと、その時点の最新データが取得可能
https://vrs-data.cio.go.jp/vaccination/opendata/latest/prefecture.ndjson
- 上記文字列のうちの「latest」以降の部分を「{dt}/prefecture.ndjson」(※)に変えると過去データの入手が可能(※なお、{dt}は「yyyy-mm-dd」形式で日付を入力。たとえば「2021年8月5日時点のデータ」なら、{dt}の部分を「2021-08-05」に変換)
ただし、ここで注意しなければならない点がいくつかあります。
まず、VRSに入力されているのは、基本的には4月12日に始まった一般向け接種のデータのみであり、2月17日に始まった医療従事者等への接種実績データ自体がここに反映されていない、ということです。
また、医療従事者等への接種実績のデータについても、についても、2月17日から4月9日分までは厚生労働省、4月12日以降の分については首相官邸ウェブサイトのエクセルファイル、と、それぞれてんでバラバラに存在しています。
さらに、データ分析をする上で、VRSデータ自体の書き換えが非常に多く、とくに直近の数値に関しては、後日、大きく接種実績が増えてしまうという問題点にも、本当に苦しめられました。
VRSデータの「2つの視点」
ただ、人間、不思議なもので、慣れてしまえばなんとかなるものです。
この2ヵ月あまり、VRSデータとおつき合いしてきた感覚からいえば、だいたい2つの見方があります。
1つ目は、VRSデータを「そのままで把握する」という方法です。
たとえば、昨日時点で取得したVRSデータをもとに分析すると、図表1のような日別接種状況を計算することができます。
図表1 日別接種実績(医療従事者等以外)
(【出所】昨日時点で取得したVRSデータをもとに著者作成)
この図表自体、政府CIOポータルサイト『新型コロナワクチンの接種状況(一般接種(高齢者含む))
概要』に掲載されているグラフとほぼ同じデータを使って作成したものです。
ただ、これで見ていくと、7月10日(土)の1,447,129回をピークに、その後は接種回数がどんどんと低下し、8月に入ってからは1日あたり100万回すら割り込み、現時点で確認できる最新データ、つまり8月3日(火)の接種実績は651,513回に過ぎません。
VRSの罠を見抜く方法は「増分」への着目にあり
ここにきて、ワクチンの接種速度が急激に落ち込んだかの錯覚を抱くのですが、じつはこれこそが「VRSの罠」なのです。
これを読み解くカギが、次の図表2に示した「VRS上の接種実績の増分」です。
図表2 VRS上の接種実績の増分
(【出所】過去にさかのぼって取得したVRSデータをもとに著者作成)
これは、「データ公表日」ごとにVRSのデータ上確認できる接種実績を集計し、「前日のデータと比べて」、接種実績がどれだけ増えたかを計算したグラフです。
グラフ中の「前日分(A)」だけを見ていただくと、VRS上の最新データはいずれも60~70万回くらいしか計上されておらず、バックデートで入力されているものが100万回分前後、存在しているのです。
つまり、本来であれば、ある日の接種実績は翌日のVRSデータに反映されていなければならないのですが、実際には接種当日にVRSに入力されるデータは60~70万回分に過ぎず、翌日に20万回分、翌々日に10万回分、といった具合に、どんどんと入力が遅延しているようなのです。
ということは、日本における現在の接種能力は、1日当たり平日だと150万回数以上、休日だと100万回前後、単純平均して1日130~140万回と試算することができます。
さらに、こうした状況を踏まえると、現時点において「接種は終わっているにもかかわらずVRSへの入力が終わっていない」という事例が、少なく見積もっても200~300万回分、下手をすると500万回分以上は存在しているようなのです。
昨日時点で9000万回を超えていたが…
こうしたなか、昨日は図表3のような接種実績総括表を紹介しました。
図表3 接種実績総括表
区分 | 総接種回数 | 接種率 |
---|---|---|
全体合計 | 90,768,417 | |
うち1回目 | 51,966,521 | 40.88% |
うち2回目 | 38,801,896 | 30.52% |
65歳以上合計 | 58,593,115 | |
うち1回目 | 30,820,235 | 86.85% |
うち2回目 | 27,772,880 | 78.26% |
高齢者以外合計 | 32,175,302 | |
うち1回目 | 21,146,286 | 23.07% |
うち2回目 | 11,029,016 | 12.03% |
(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。ただし、VRSデータは8月4日時点で取得した8月3日までの接種実績、官邸データは8月3日時点で取得した8月2日までの接種実績。「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、「高齢者以外」の接種率は、接種回数合計から65歳以上接種回数を引いた数値を、9164万2566人で割って求めたもの)
これによると、合計接種回数は、昨日の『菅政権のコロナ対策は合格点:小池都知事こそ仕事しろ』を執筆した時点で9000万回を超え、このうち65歳以上(いわゆる「高齢者」)向けの接種回数は1回目が3100万回弱、2回目も2777万回に達していたことがわかります。
もっとも、先ほど申し上げた「VRSへの入力がまだ終わっていない」という問題があるため、実際には高齢者向けの2回目接種も3000万回の大台に達している可能性は濃厚で、このことから当ウェブサイトでは、政府が目標としていた「7月末までに希望する高齢者全員への接種」は、だいたい達成したと判断しています。
ただし、余談ですが、自治体によっては接種が完了していないケースもあるようです。
全国でほぼ同じ条件でワクチン接種が始まったにも関わらず、7月中に高齢者接種を問題なく終え、現在は高齢者以外への接種を進めている自治体がある一方、いまだにワクチン接種が順調に進んでいない自治体(東京23区でいえば革新系ポンコツ区長の某区)もあるようです。
すなわち、あえて言葉を選ばずに言えば、コロナワクチン接種は自治体間の「実務遂行能力」の格差を見せつけた事件だったといえるかもしれません。コロナワクチン接種に不満がある皆さんは、お住まいの自治体の市区町村長さんの能力をちゃんと見極め、次の首長選挙で適切に投票行動することを強くお勧めする次第です。
希望する対象者全員への接種まで、残り何日?
余談はこのくらいにして、議論を先に進めましょう。
(ごく一部のポンコツな自治体を除いて)高齢者向けの接種がほぼ完了したと考えられる現在、次の焦点は、いかに迅速に一般向け接種を完了するか、です。
これについて、接種対象者が大ざっぱに8000万人だったと仮定しましょう。
この「8000万人」は、「日本の人口約1億2700万人」から「高齢者3500万人」を引き、ほかにも子供、何らかの理由で接種できない人などがだいたい800万人ほどいると仮定して計算した数値です(実際には接種対象者はこれよりも少ないと思います)。
そして、接種が強制ではない以上、対象者の全員が接種するということはあり得ませんが、ここで「対象者の8割が接種を希望している」とすれば、これから接種しなければならない対象者は6400万人(=8000万人×80%)で、接種しなければならない回数はその2倍の1億2800万回です。
しかし、ここであらためて図表3を見てみると、医療従事者等への先行接種がなされていたという事情もあり、
「一般高齢者」以外への接種は、すでに3200万回終わっています(1回目が2100万回、2回目が1100万回)。
ということは、先ほどの「1億2800万回」からこの「3200万回」を引いた「9600万回」が、これから接種しなければならない回数です。
そして、この9600万回を、先ほど述べた「現在の1日当たり接種回数は130~140万回」という数値で割ってあげれば、だいたい73日、という日数が出てきます。
これが、「あと73日経過したら対象者の8割にワクチン接種が行き渡る」という試算、というわけです。
急遽浮上した職域接種600万回
VRS入力遅延により現状把握が大きく歪む
しかし、この「あと73日で…」云々の記載には、前提条件に誤りがいくつかあります。
ひとつめは、先ほど申し上げた「VRS未入力問題」です。
このVRSへの未入力、先ほどは「少なくとも200~300万回、下手をするとそれ以上」という個人的な試算を示しましたが、この未入力を何回分と置くかによって、日数がさらに短縮されます。個人的な感覚だと、5日分くらいは未入力のままではないか、という気がしています。
ということは、「残りのワクチン接種必要回数」も「9600万回」ではなく「9300万回」くらいであり、ワクチン接種が終わるまでの日数も、73日ではなく70日くらい、と計算できます。
そして、ふたつめが、今回新たに紹介する「職域接種」という論点です。
首相官邸『新型コロナワクチンについて』のページを昨日開いたところ、ちょっとギョッとしてしまいました。
「これまでの総接種回数」が、96,854,171回と表示されていたからです。
当ウェブサイトの試算だと、昨日時点での接種実績は90,768,417回だった(図表3参照)はずなので、なぜ600万回もいきなり増えたのか、という点に、大いなる疑問が生じます。
職域接種データでいきなり9600万人台に!
その答えこそが、首相官邸のデータ上、昨日突然、公開が始まった「職域接種」の区分です。
昨日1日で、職域接種が「7,723,380回」と表示されています。これを受けて、先ほどの図表3の接種実績総括表を書き換えたものが、図表4のとおりです。
図表4 接種実績総括(職域接種込み)
区分 | 総接種回数 | 接種率 |
---|---|---|
全体合計 | 96,854,171 | |
うち1回目 | 56,786,128 | 40.88% |
うち2回目 | 40,068,043 | 30.52% |
65歳以上合計 | 58,593,115 | |
うち1回目 | 30,820,235 | 86.85% |
うち2回目 | 27,772,880 | 78.26% |
高齢者以外合計 | 32,175,302 | |
うち1回目 | 25,965,893 | 28.33% |
うち2回目 | 12,295,163 | 13.42% |
職域接種 | 7,723,380 | |
うち1回目 | 6,269,246 | ― |
うち2回目 | 1,454,134 | ― |
重複計上 | 1,637,626 | |
うち1回目 | 1,449,639 | ― |
うち2回目 | 187,987 | ― |
(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。ただし、VRSデータは8月4日時点で取得した8月3日までの接種実績、医療従事者等については8月3日時点で取得した8月2日までの接種実績、職域接種と重複計上については8月4日時点で取得した同日の実績。「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、「高齢者以外」の接種率は、接種回数合計から65歳以上接種回数を引いた数値を、9164万2566人で割って求めたもの)
いかがでしょうか。
いきなり、接種実績が600万回も増えてしまったのです。
そして、先ほど述べた、「VRSへの未入力事例が少なくとも200~300万件、下手をするとそれ以上」というデータと照らし合わさせれば、現時点の接種実績、じつはすでに1億回を達成しているのかもしれません。
何となくですが、その可能性は実に濃厚です。
残り日数は、あと2ヵ月弱に?
というわけで、先ほどの「接種完了までの73日」の試算根拠である「残りのワクチン接種必要回数」も、9300万回から、さらに8600万回に激減します。
しかも、1日当たりの接種回数は、VRSから判明する「平日150万回以上、休日100万回前後、単純平均130~140万回」ではなく、さらに職域接種の1日10~20万回が加わるため、少なくとも1日当たり140万回前後のペースで進むと考えて良いでしょう。
したがって、8600万回を140万回で割れば、ちょうど60日少々、という日数を弾くことができます。1日当たり接種回数を150万回と置けば、この期間はさらに57日に、1日160万回と置けば54日間に、それぞれ短縮されます。
実際には「対象人口が8000万人」という仮定自体が少し過大計上気味なので、やはり9月末になれば、希望する対象国民全員へのワクチン接種にも目途が立つと考えられます。
ワクチン接種で「すべて解決」、ではない!
ただし、ワクチン接種が終われば、それで安心、という話ではありません。
これも当ウェブサイトで何度も何度も述べてきたとおり、ワクチン接種は新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎)を発症した際の重症化を95%ほど予防することが期待されます(厚生労働省『ファイザー社の新型コロナワクチンについて』等参照)。
しかし、裏を返せば、ワクチン接種を終えたとしても5%が依然として重症化するというわけですので、今の段階では、まだ感染リスクを警戒しなければならない局面が続いていると考えて良いでしょう。
さらには、相変わらず全国的に、新規陽性者の多くは若年層が占めています。
もちろん、新型コロナウィルス感染症/武漢肺炎については、重症化率が年代によって大きく異なっています。少し古いデータですが、厚労省の『新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識』によれば、京都大学の西浦教授が提供したデータなどに基づき、こんな倍率が示されています。
年代別の重症化倍率:30歳代を1とすると…
- 若年層:10歳未満…0.5倍/10歳代…0.2倍/20歳代…0.3倍
- 中年層:30歳代…1倍/40歳代…4倍/50歳代…10倍
- 高年層:60歳代…25倍/70歳代…47倍/80歳代…71倍/90歳代…78倍
(【出所】厚生労働省『新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識』P4)
この点、65歳以上人口の8割前後に対する2回目のワクチン接種が完了しているなか、高年層の倍率については変化している可能性はありますが、ワクチン接種が完了していない中高年層(とくに50歳~64歳)については、こうした重症化倍率はさして下がっていないと想定されます。
したがって、今後の焦点は、とにかく50歳~64歳の層へのワクチン接種を急ぐこと、そもそも「『感染』拡大」を主導しているであろう若者らに自制を促すこと、必要に応じて路上呑みなどを取り締まる条例を制定すること、などの取り組みが、「各自治体に」求められます。
(聞いていますか?小池百合子さん、あなたのことですよ?)
「戦犯」は小池百合子氏、マスメディア、そして立憲民主党と日本共産党
さて、菅義偉総理大臣という人物は、このあたりの自己アピールが正直、あまり上手ではありません。
メディアがさかんに煽る「ワクチン不足」「コロナ感染爆発」といった刺激的な表現にあおられ、新聞やテレビなどしか見ない層の間では、「菅(総理)のせいでコロナが深刻化している」、などとする誤解が蔓延しているからです。
もちろん、「新規感染者」(※正しくは「新規陽性者」)の急増にも関わらず、重症化症例、死亡者数などがさして増えていないという統計的事実からは、ワクチン接種がかなり効いていることがうかがえます。
また、新規陽性者も20歳代で3~4割を占めているという事実も、間違いなく、政府の自粛要請を無視して感染リスクを高める行動を取っている者たちの責任であり、また、それを取り締まろうとしない地方自治体の怠惰と無策のせいです。
少なくとも東京都における「『感染』拡大」の最大の責任者は小池百合子東京都知事であり、菅義偉総理大臣ではありません。
また、「感染者」「感染者」としきりにコロナの恐怖をあおるメディアの責任も重大ですし、コロナの終息に何ひとつ貢献していないばかりか、ワクチン接種の進捗を妨害しようと試みた日本共産党と立憲民主党の責任はさらに重いです。
まさに、日本国民にちゃんとした見識があれば、いい加減な情報を垂れ流した新聞社については、誰も読まなくなり、コロナ禍を契機に何社か倒産するかもしれませんし、テレビについても五輪での一時的な好況が終われば、その後は衰退への道をまっすぐ進んでいただくべきでしょう。
さらに、特定野党に関しては、私たち日本国民に良識があるならば、党首を含めた全員を、次回の国会議員選挙で落選させるべきではないか、とすら思います(※といっても、残念ながら日本共産党や立憲民主党に票を投じる層が一定数存在していますので、これはかなわぬ夢ですが)。
菅総理の発言で答え合わせ
ところで、昨晩は菅義偉総理大臣からこんな情報発信が行われました。
じつは、これは当ウェブサイトで以前から出していた予測に沿ったものでもあります。
「今月末に全国民の4割超の方への2回接種」という速度自体、先ほど示したものと比べると若干緩慢ではありますが、しかし、「7月を通じて1日平均130万回」の部分については、ほぼ当ウェブサイトの見方があっていたようです。
自画自賛するのはおかしな話ですが、やはり当ウェブサイトの本業は「数値とロジック」であり、ワクチン接種の進捗についても、だいたい当ウェブサイトの試算が正しかった証拠でしょう。
もちろん、自慢するつもりはありません。
当ウェブサイトの願いは、接種を希望する人がちゃんと予定通りに接種を終えることです。
(※もっとも、目下の悩みは、今後は「職域接種」データが登場した以上、エクセルのワークシートをどう組み替えればよいか、という点に尽きるのですが…。)
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五輪が終わったらマスコミ各社の次の標的は菅下ろしキャンペーンで決まりでしょうな。
飲食店いじめも、帰省自粛も言ってるのは政府ではなく都道府県知事なんだけどね。
一億回達成がホントなら嬉しい。
リアルタイムで把握できていないのは悲しい。
>政府の自粛要請を無視して感染リスクを高める行動を取っている者たちの責任であり、また、それを取り締まろうとしない地方自治体の怠惰と無策のせいです。
そのとおりとは思うけど、そろそろ自粛要請のやり方も見直した方が良いんじゃないかなって思うのです♪
飲食店の営業を禁止しても、大人しく家飲みをしない人が出てくる訳で、いっそのこと営業を再開して、ちゃんとガス抜きしても良いように思うのです♪
ちゃんと対策してるか?お客さんを選別してるか?みたいなことでお店を格付けして、安心して飲みたい人はそういうお店で、感染とか気にしない人はそれなりのお店で飲めるようにすれば良いのかな?って思うのです♪
それで対策の実施状況で補助金に差をつけるとかして、どんちゃん騒ぐには、それなりに高くなっちゃうようにすればと思うのです♪
他で誰かが言ってたけど酒税を思っきり上げるのって良いと思うのです♪それで、そういった対策をやってるお店への補助に使えば良いのになって思うのです♪
やはりワクチン接種証明書がなければ入店できないようにするしかないように思います。差別だの何だかんだ騒ぐ人達がいるでしょうが、命が掛かっていると考えれば、差別より命あっての物種ですから。
匿名29号 様
一律じゃなくてもいいから、せめてワクチン接種証明書がなければ入店できない店とそうでない店に分けて欲しいですよね♪
続きなのです♪
で、ワクチン接種証明のある人に限って入店を認めるなら補助金を多くするとかして、優遇すればどうかな?
私も同意です。飲酒が出来る権利=飲酒をするために守らねばならない義務があるのですから、差別でも何でもないと私は考えます。
権利だけ主張して義務は逃れようとする様な輩はそれ相応の報いを受けるべきです。
飲酒の為にワクチン接種程度の行為を我慢できない様な人間はそもそも己を律することが出来ない人間と見なされても止むを得ないでしょうし、事情があって接種できない方はそもそも飲酒自体すべきではないでしょう。
このコロナ禍を機に、いっその事酒類の規制を欧米並みに厳しくしても良いんではないかとすら思いました。そもそも飲酒自体が喫煙同様、人体に対して百害あって一利なしなのですし。
ふと思ったけど、電車とかバスなんかで、禁酒車両みたいなのを作ってくれないのかな?
で、今は、終電を遅らせたりしてるけど、むしろ遅い時間まで走らせて、早い時間は禁酒車両を多めに、夜遅くは酔っ払い可の車両を多めにするのです♪
個人で感染防止に気をつけてても、そうじゃない人といっしょにいるとリスクが高まると思うのです♪
言い方悪いかもだけど、そんな人から距離が取れるようにして欲しいなって思ったのです♪
七味様
ご趣旨は分かりますが、都市圏電車・バス共、現状は食べ物も飲料も駄目です。乗る前に呑んだのは咎められませんが。遅い時間に酒臭い呑み客を乗せたら、饒舌で大声で唾を飛ばしまくります。
今はまだ「呑んだら乗るな」「日が明るいうちに呑め」かと。家呑みが仕事後に、もう染み付いてます(笑)。
めがねのおやじ様
>今はまだ「呑んだら乗るな」「日が明るいうちに呑め」かと。
そうですよね♪
ただ、泥酔とまではいかなくても、飲んだ帰りみたいな人を車内でみかけることもあるので、隔離してほしいなって思ったのです♪
飲んだからこそ公共交通を利用している場合もあるので、低モラル層に限っていえば飲酒運転が増えたりという懸念があります。
当然、「それじゃ飲酒運転が増えても仕方ない」などという話ではなく、そういう連中も存在する、という話です。
助成や社会的コストを犠牲にして、飲食店の営業時間を逆に延長して同時入点数を制限して"密度を下げる"、交通網も同様に"密度を下げる"のが対策としては有効に思えます。仰るよう「隔離」ですね。
結局幾らまでの犠牲が許せるかという点に行き着きますが。飲食業イジメとも言える今の状況では、無関係の人にも負担をお願いして分散というのは悪くないと考えます。
日本は酒に関して甘すぎるのですよ.
飲酒運転は免許剥奪の上,一定期間(例えば初回なら1年間,二回目なら5年間,三回目は10年間)の免許再取得不可にすれば良いのです.
また飲酒運転時や無免許運転(それに煽り運転)での事故は「飲酒運転および無免許運転(および煽り運転)は当人の意思に基づくものなので,それによる他者への危害は未必の故意と看做す」という条項を追加して,刑法の傷害罪や殺人罪を適用すれば良いのですよ.
このぐらい厳しくすれば,余程の馬鹿でない限り飲酒運転しようという人間は確実に減らせますよ.飲酒運転で事故れば人生を棒に振ることがほぼ確実なのですから.
道路交通法なんて甘い法律で裁くから平気で飲酒運転する馬鹿が後を絶たないのです.そういう馬鹿が起こす人身事故という名前の傷害・殺人は強盗などと同じく刑法で厳しく裁けば良いのですよ.
迷王星様
近年、飲酒運転に関する規制と罰則は強化されています。
現行道路交通法では、酒気帯び運転(呼気1リットル中のアルコール濃度0.25mg以上)と酒酔い運転は、一発で免許取消ですね。(0.25mg未満は、6か月間の免停)また、酒気帯び運転(0.25mg)の欠格要件は2年、酒酔い運転は3年です。
また、飲酒運転やあおり運転により他者を死に至らしめた場合は、危険運転致死罪が適用されるので、有期懲役1年以上(有期懲役の上限は20年)なので、これまでの業務上過失致死罪(5年以下の懲役または50万円の罰金)よりはるかに重いです。殺人罪は死刑、無期懲役、5年以上の懲役なので、これに比べると危険運転致死罪は表面的には軽いです。しかし、殺人罪は実務上2段階の罪の減軽がありうる一方で、危険運転致死罪はちょっと減軽が想起しえないので、刑罰の実質的な下限は変わらなさそうです。
道路交通法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC0000000086
日経電子版で菅野幹雄氏が「自己責任をよそに、行政の責任を指弾すれば事足りると考えがちな日本人の「お客様意識」」と書いていた。コロナの最初のころからワイドショーを見てモヤモヤしていたのはこれだっのかな。感染して病気と闘うのは自分、政府、自治体ではない。
sqsq様
おっしゃる通りです。
何でもかんでも政府!政府!公的補助!公的補助!!
いつから日本は無責任な社会主義国になったのでしょうか?
ヤフコメでも「我慢させられている」「我慢の限界だ」という声が多くみられます。
被害者ポジションに逃げ込んでいるのだと思います。
現状で自己責任論を出すのは逆効果だと思う。
なぜなら行動を縛る法律がないせいで取らされる責任が非常に軽い。
軽い責任で行動を容認すると解釈されるだけ。
政権の批判をしたいがために、新聞・マスコミ・野党はこぞって社会不安を煽る情報を拡散して政権の足を引っ張っていますが、もうひとくここに学者を付け加えたいと思います。まともなことを発言する学者はマスコミから選別されるのか、概してマスコミにおもねった発言をする学者ばかりが目につきます。
今のような状況で「感染爆発、第〇波到来予測」を言うのは易いしマスコミに歓迎されますが、そうではないと思っていても頬被りして黙している学者達は、権力を有利にする発言は沽券に関わる(学者って概ね左巻きだし)とでも思っているのでしょう。
TVで局の方針に合わない人間は呼ばれないそうですね、呼ばれても局の方針を強要される始末。で、局の方針以外の意見を持つ学者は一般人には認知されない。
顔の売れている学者たちの意見が大勢を占めているとは思えないのですがね。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210716/dom2107160007-n1.html
そうらしいですね。所詮TV局も商売ですからセンセーショナルでない報道を続けると儲からないのでしょう。
菅総理、かわいそうですね。
接種回数でいえばすでにイギリスの8600万回、ドイツの9300万回を抜き去ったのに誰も実績という事実を流そうとはせず、供給不足だとか誤報や曲解に近い報道でネガティブな印象のオンパレード。
学校のイジメみたいなものですね。
直近ではいじめっ子仲間の毎日新聞が
「政府の病床確保に向けた方針は、重症者については入院のための病床を確保しますが、中等症や軽症者に関しては自宅療養を基本とする内容です。」と報道。
この報道を受けて、中等症でも重症化リスクはある、自宅で重症化したらどうする!切り捨てるのか、と大騒ぎ。
実際の総理の説明は
「重症化リスクの高い人は確実に入院していただけるよう病床を確保する。それ以外の人は自宅療養を基本とし、症状が悪くなればすぐ入院できる体制を整備する」
総理は重症者ではなく重症化リスクの高い人、即ち中等症でも重症化リスクのある方も入院対象と説明しているのです。
病床数がひっ迫する恐れに対しての方針説明なのに当事者である医師会もいじめっ子と一緒に批判する始末。
「日本医師会の中川会長は、政府の方針をめぐり全国の医療現場からは『中等症の人が入院できないと、急変の兆しの発見が遅れ、重篤化するケースが増えるのではないか』など、懸念の声が多数寄せられている」
寡黙な人間はいじめの対象になるのは大人になっても同じ、だからといってR4のような饒舌な人間は御免こうむりたい。
仕事師、職人は現代の日本では生きていけないのだろうか?
この毎日新聞のデマ(というよりもはやテロ)については、反論記事や毎日新聞への批判も非常に多く上がっているのが救いですね。
ただ、第一報の大みだし部分しか拾わない人は依然多いので、やはり大手の大誤報というのは、億が一、連中が超丁寧な訂正謝罪記事を出したとしてももう100%の取り返しはつきませんが。
今回は政府は上手く製薬会社と交渉したと思います。次回からはイルボンが買うならウリは2倍の金を出すニダ、ウェーハッハハ。と言いながら妨害が入るでしょうから。
こんなデマもありましたね。
「菅首相、東京で最多更新の3000人感染にも「お答えする内容がない」と取材拒否」
実は質問は緊急事態宣言に関する質問だったのですが、緊急事態宣言は都道府県知事からの要請を受けて決める事なので「お答えする内容がない」と答えたのが真相。
権力の監視は良いのだけど、事実を曲げてでも批判することではないでしょう。
実感というか、私の身の回りをみると、近隣の人たちもほぼワクチン接種が済んでいるようですし、私の家族(30代―他府県在住)も今月中に2回済ますようです。マスゴミがあえてワクチン接種の進捗状況を報道しないのとはうらはらに、かなりのスピードで接種は進んでいる感じです。
問題は「VRS」で、入力者を斡旋している派遣業者の方からの情報では、システムが非常に入力しにくい、回線がよく切れる(切れると最初から入力しなければならない)など、多くの問題があり、未入力データが相当たまっているということでした。
かつての「年金」未入力問題でも、データ入力がきちんとされなかったといことが原因の大半をしめたと、私は認識しています。
野党やマスコミもこのあたりの問題をつけば、状況は改善される可能性はあるのでしょうが、彼らのITに関わる知識レベルの低さもすごいものがあり、問題化できる能力すらないのが実情でしょう。
余談ですが、IT化とかコンピュータ化といいますが、最も面倒でかつ問題が発生しやすいのは、データ入力の部分です。この部分で誤りが発生しやすいため、多くの企業では十数年前から企業間取引はEDI(電子データ交換)化がすすめられています。
数字を誠意ある態度で正しく冷静に伝えようとする新宿会計士さまと
数字(視聴率)のために数字を悪用し、民衆の心理につけ込んで教唆扇動するオールドメディア。
ココ最近、この差が最も開いたと思いました。
しかしそれでも、オールドメディアの仕掛ける扇動の方が
渦中の場合まだまだ影響力が上というのは非常に歯痒いです。
不安に思った時、すがる先はオールドメディアだけではないと
改めて気づかせるような仕掛けがもっと必要なのでしょうね。
ブースト接種の話題が出てきて初めて、昨日になって今更ながらにワクチンの「有効率」の定義を確認しました。95%と言われているやつです。
記事中の厚労相の資料の表現や数式にもあるとおりですが、「発症予防効果」だそうで、重症予防の要素はないのではないかと思います。
ただ、重症による入院予防効果も実績値で9割台の数値があったりするようですから、結果的に有効率と同じような扱いになっているのではないかと思いました。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/51/covid19_vaccine_20210721.pdf
↑国立感染研の資料に、イスラエルの重症による入院予防効果の数値が記載されていました。
私自身よくわかっていなかったのですが、昨日たまたま気づいたものですから書いてみました。
ちょっと前の記事ですが、中国製ワクチンでも重症化予防効果はかなりあるという話でした。
>一方、ファイザー・ビオンテック製やモデルナ製の場合、発症予防効果はどちらも90%以上に達する。世界規模で行われたジョンソン・エンド・ジョンソン製の有効性研究では、中程度から重症の予防効果は66%、重症の予防効果は85%、死亡の予防効果は100%だった。
https://www.cnn.co.jp/world/35173690.html