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ついに口を開いた尹錫悦氏の日韓「ツートラック」宣言

韓国ウォッチングはビックリハウスの楽しみ方と似た面も

当ウェブサイトでは過去に何度となく述べてきましたが、韓国側の約束破り、条約破り、国際法違反行為、危険行為、無礼行為の数々により、現在の日韓関係は破綻寸前の状況にあると考えています。ただ、文在寅(ぶん・ざいいん)現大統領が退任されたからといって、この状況が変わるというものでもありません。とりわけ、尹錫悦(いん・しゃくえつ)氏の昨日の会見は、「噴飯物」というほかありませんでした。

ビックリハウスってなんだ!?

人間、あまりに常軌を逸した行動を眺めていると、「もしかして、間違っているのは自分なのか?」と思ってしまうことがあります。

子どものころ、俗にいう「びっくりハウス」というアトラクションを体験された方は多いでしょう。

これは、家具などが固定された特殊な造りの部屋が回転するというしかけの遊具であり、真ん中に座った人は、あたかも自分自身が重力に逆らい、部屋のなかをグルグルと回っているかのような不思議な感覚を抱くという、人間の錯覚を利用したトリックです。

「浅草花やしき」公式チャンネルの動画を紹介しておきます(※ただし、動画自体が削除されると閲覧できなくなりますのでご了承ください)。

当たり前ですが、このアトラクションにおいて、動きが明らかにおかしいのは周りであって、自分自身ではありません。しかし、それに乗っている人は、自分自身の動きがおかしくなってしまったのかと勘違いする、というわけです。

常識を疑え

世間の常識と著しく乖離したマスメディア人

さて、おかしな人たちの行動を眺めていると、最初は「彼らが正しくて、間違っているのは自分ではないか」、という勘違いをしてしまいがちです。しかし、次第に慣れてくると、おかしな人たちの行動を観察すること自体、こうした「ビックリハウス」のアトラクションのような楽しさ(?)も出てきます。

実例を挙げればキリがありませんが、その典型的な事例を挙げておくならば、『許されない違法取材:新聞記者、建造物侵入容疑で逮捕』や『防衛省「不正予約報道事件」の本質的な「2つの問題」』などでも取り上げた、新聞業界の不法行為の数々があります。

これらのうち、先週発生した事件は、「北海道新聞の記者が建造物侵入容疑で逮捕された」、というものですが、これに対しては一部の新聞業界関係者がいっせいに「報道の自由の侵害だ」などと反発したようです。

また、先月は防衛省が運営する大規模接種センターの予約サイトで毎日新聞や『アエラドット』の記者が相次いで不正に予約を取得し、その様子を記事にしたとして、岸信夫防衛相が両社に抗議するという騒動もありました。

これらのエピソードは、新聞業界がいかに世間の一般常識から乖離しているかという証拠であるようにしか思えませんが、それと同時に、多くの人は新聞業界側の反応に対し、「ビックリハウス」に入ったときと同じような戸惑いを抱くのではないでしょうか。

新聞業界側が自分たちの不法行為に対し、あまりにも悪びれずに「報道の自由」と騙って開き直っているのを見て、「もしかして、間違っているのは私たち一般人の方なのか?」と一瞬怯んでしまい、その後、冷静に思い直して、「やっぱり彼らがおかしい」と気付く、という仕掛けです。

もちろん、世の中は広く、令和2年時点で日本には1億2712万8905人が暮らしているそうなので、この1億2712万8905人のなかには、こうした新聞記者の行動に違和感を抱かない人もいるかもしれません。

しかし、その「違和感を抱かない人」が1億人いるとも思えません。

やはり、現在の新聞業界は、もはや「ビックリハウス」のアトラクションのような感覚で接するのが正しいのかもしれませんね。

「事情が変われば約束は破っても良い」と考える韓国人

さて、「明らかに相手がおかしいのだけれども、相手があまりにも堂々としているから、思わず騙されそうになる」という事例は、ほかにもいくつもあります。

そのひとつが、韓国の事例でしょう。

いうまでもなく、韓国は日本にとって、「地理的には」最も近い隣国です。また、一見すると文化も風習もそっくりで、「外国」とは思えない、と感じる人も多いのですが、こうした生半可な近さが仇となり、韓国ウォッチングをしていると、思わずこの「ビックリハウス」感を味わうことがあります。

その典型例は、「約束」に対する考え方の違いです。

昨年の『韓国メディア「約束破りは韓国の文化。日本は理解を」』でも紹介したのが、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された、こんな記事です。

【コラム】約束の差を理解してこそ韓日葛藤は解消

―――2020.05.16 10:50付 中央日報日本語版より

端的にいえば、「よくこの文章を日本人の目につく場所に掲載したな」と呆れてしまうほど、手前勝手な理論と勘違いで構成された代物です。その中でも最も強烈なものが、次の記述でしょう。

韓国で約束をするということは、『ほかの特別な事情がなければ』という、約束よりさらに重要な事情がある場合は相手を説得できるという無言の前提が入っている。これに対し日本で約束をするというのは、『人の力で統制不可能な天災地変でない限り』という、先約を最優先する前提がある」。

要するに、「『事情が変わった』として約束を破るのは韓国の文化のようなものだから、日本はそれを理解してね」、という要求です。

「どんなメチャクチャな主張であっても、相手があまりにも堂々とそれを主張していると、一瞬、「こちらが間違っていたのかな?」という錯覚に陥る」――。

まさに、「ビックリハウス」そのものじゃないでしょうか。

慰安婦合意、どうなった!?

いちおう、真面目にツッコミを入れておくと、私たち人類の近代文明社会は「信頼」を前提に運営されています。「事情が変わったから約束を破る」ことが許されるようだと、そもそも「信用」を前提とした文明社会自体が崩壊します。

そして、いったん成立した債権債務関係を、債務の履行かそれに代わる何らかの反対給付なしに消滅させることはできません。

もう少しかみ砕いて言えば、「約束したらちゃんと約束を果たしてよね」、「約束が果たせないのなら果たせないで、ちゃんと代わりのことをやってね(たとえばおカネを受け取っていたらそれを返してね)」、というのが、文明社会の基本ルール、というわけです。

韓国の日本に対する違法行為にはさまざまな事例がありますが、そのなかでひとつだけわかりやすいものを挙げると、安倍晋三政権と朴槿恵(ぼく・きんけい)政権が2015年12月に取り交わした「日韓慰安婦合意」というものがあります。

日韓慰安婦合意自体を取り交わしてきたのは、日本側は当時の岸田文雄外相、韓国側は当時の尹炳世(いん・へいせい)外交部長官ですが、これ自体は口頭で交わした合意ではあるものの、ちゃんとした両国を公式の合意でもあります。

当ウェブサイトの文責で要点を抜粋すると、次のとおりです。

【参考】いわゆる「日韓慰安婦合意」(2015年12月28日)のポイント
  • ①慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感し、安倍晋三総理大臣は日本国を代表して心からおわびと反省の気持ちを表明する。
  • ②韓国政府は元慰安婦の支援を目的とした財団を設立し、日本政府はその財団に対し、政府予算から10億円を一括で拠出する。
  • ③韓国政府は在韓国日本大使館前に慰安婦像が設置されている問題を巡って、適切に解決されるように努力する。
  • ④上記②の措置が実施されるとの前提で、日韓両国政府は、この問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認し、あわせて本問題について、国連等国際社会において互いに非難・批判することを控える。

(【出所】外務省HP『日韓外相会談』より著者作成)

そして、日本側はこの約束にしたがい、安倍晋三総理大臣は「心からのお詫びと反省の気持ち」を表明しましたし、韓国が設立した財団に、国民の血税から10億円という少なくない金額を支払いました。日本は約束をすべて履行したのです。

約束と韓国

約束破りはたしかに韓国の常套手段

しかし、韓国側は、その約束を履行しようとしないばかりか、かなり早い段階で約束を破る兆候が出ていました。そもそも忘れてはならないのが、①そのものについて、韓国側が1年も経たずに約束を破ろうとしたのです。

具体的には、2016年9月頃、韓国の財団側が「安倍総理が被害者の慰安婦おばあさん(※自称元慰安婦のこと)にお詫びの手紙を書いてほしい」と追加要求したのです(※なお、安倍総理はこの追加措置について「毛頭考えていない」と一蹴しています)。

次に、②については2017年5月に発足した文在寅(ぶん・ざいいん)政権が破りました。文在寅政権は慰安婦財団を解散してしまい(※遅くとも2019年7月頃には解散されていた模様)、日本政府が拠出した10億円の残額は宙に浮いたままです。

さらに③については、合意に含まれているだけでなく、そもそも外国公館に対する尊厳の維持を定めた外交に関するウィーン条約第22条第2項に違反する行為でもありますが、それにも関わらず、韓国政府はいまだにその「適切に解決されるような努力」をしていません。

そして、④については、康京和(こう・きょうわ)前外交部長官(※外相に相当)を筆頭に、韓国政府関係者が国際社会で日本を非難しまくっています。

見事なほどの、約束破りですね。まさに韓国の「常套手段」です。

もちろん、慰安婦合意については、「韓国が100%悪い」、というわけではありません。「韓国は絶対に約束を破るよ」、と、当時の一般市民からの強い警告を無視して、この合意を強行した安倍晋三総理大臣自身にも、過失の一端はあるでしょう。

ただ、「おカネを絶対に踏み倒す」とわかっている相手におカネを貸して、おカネが返ってこないからといって相手を責めても仕方がありません。そもそも韓国とは約束自体が成立しないのだ、ということを、私たちの国・日本は、今後、肝に銘じていく必要があるのです。

ついに、尹錫悦氏が口を開いた!

さて、文在寅氏の大統領としての任期はあと1年も残っていませんが、日韓関係において顕著な事績があったとしたら、「韓国は約束を破る国だ」という事実を、私たち日本国民に嫌というほど見せつけてくれたことにあるのだと思います。

私たちは「ビックリハウス」に入ったとしても、それは「周りがおかしな動きをするアトラクションだ」ということを理解しています。それと同じで、今後、私たちが韓国とおつき合いするうえで、「韓国がおかしな動きをする」という事実を理解しておくことは、アトラクションをアトラクションとして扱ううえで極めて重要です。

こうしたなか、文在寅氏の後継者としては、ながらく李在明(り・ざいめい)京畿道知事が有力視されていたようですが、ここにきて韓国で急浮上しているのが、文在寅氏と対立して検事総長の職を辞したとされる、尹錫悦(いん・しゃくえつ)氏です。

尹錫悦氏は各種世論調査でも李在明氏を抑え、トップを独走していますが、昨日はついに正式に大統領選への出馬を表明しました。これについては韓国メディアにいくつか掲載されていたため、ご覧になった方も多いでしょう。

ただし、当ウェブサイトは本質的に、「韓国の未来そのもの」に対して興味、関心を抱いていません。極端な話、日本とかかわりがない範囲において、どうなろうがあまり知ったことではない、というのが基本的なスタンスのつもりです(※そのわりには韓国のバブル経済を議論したりもしていますが…)。

その意味で、やはりこの尹錫悦氏という人物が次期政権を担うことになる場合、当ウェブサイトの大きな関心も、第一義的には尹錫悦「大統領」が日韓関係においてどう振る舞うか、という点に尽きます。

といっても、尹錫悦氏自身には、国会議員など、政治家としての経験があるわけではありません。あくまでも検察官としてのキャリアを歩み続けたに過ぎないからです。日韓関係を含めた政治的スタンスについても、これまでほとんど明らかにされてきませんでした。

日韓関係に対するお粗末な認識

こうしたなか、尹錫悦氏の「政治家」としての能力ないしセンス、そして「尹錫悦政権」が実現した暁には日韓関係をどう運営していくか、などを読むうえで、参考になりそうな話題がありました。ここでは韓国メディアから、『聯合ニュース』、『中央日報』(いずれも日本語版)の記事を紹介したいと思います。

韓国大統領選出馬宣言の前検事総長 文政権の対日政策批判

―――2021.06.29 18:47付 聯合ニュース日本語版より

大統領選出馬した尹錫悦前検事総長「韓日、未来世代のために協力すべき」

―――2021.06.29 16:18付 中央日報日本語版より

両記事の報道を合わせると、尹錫悦氏は29日の記者会見で、日本の記者から日韓関係に関する質問を受け、次のように答えたのだそうです。

  • (韓日関係は)未来世代のために実用的に協力しなければならない関係だと考える
  • (文在寅政権下で)国交樹立以降最も悪化し、回復不可能な程度まで壊れた。政権末期に収拾をつけようとしているが、うまくいっていないようだ
  • 歴史を正確に記憶するため、その真相を明確にする一方、未来世代のため、実用的に協力しなければならない
  • 慰安婦問題や強制徴用問題、韓日間の安保協力や貿易問題などの懸案をすべて同じテーブルに載せて議論する、グランドバーゲン(一括妥結)をする方式で問題にアプローチしなければならない

…。

検事総長に上り詰めたという、決して頭は悪くないはずの人物の発言だと考えると、正直戸惑いますし、ゾッとします。

日韓関係が文在寅政権下で破綻直前に追い込まれていることはそのとおりでしょうが、その理由は、韓国が日本との間で約束を破ったり、国際法に違反した判決を下したり、条約を踏みにじったり、外交上の無礼を働いたりしたからであって、すべての原因は韓国側にあります。

日韓関係を「破綻状態」から救うための唯一の方法は、「韓国が約束、条約、国際法、国際的な常識を守ること」につきます。その意味で、私たち日本の側にできることは何もありません。ボールは韓国側にあるのです。

しかし、「歴史と未来を切り離す」、「日本と交渉する」などという発言が出てきた時点で、残念ながら、尹錫悦氏が国際的なセンスを持っていると期待することはできないでしょう。

くれぐれも譲歩はしないでね!

文在寅政権ウォッチングといえば、「次に何をしでかしてくれるのか」という視点から、「怖いもの見たさ」、あるいは「ビックリハウス」的な「楽しみ(?)」もあったのですが、尹錫悦氏が大統領に就任した場合は、逆に「ビックリハウス」としての面白みも欠ける展開も予想されるでしょう。

もっとも、菅義偉内閣が来年5月まで続いているのか、それとも「第5次安倍内閣」が発足しているのかはしりませんが、それでも日本政府にはくれぐれも、「韓国で保守政権(?)が誕生した」、といった理由で、「日本も韓国に譲歩しよう」、という愚劣な決断を下さないように願いたいものです。

(※尹錫悦氏を「保守派」とみなすべきなのかどうかは、正直、疑問もありますが…。)

新宿会計士:

View Comments (69)

  • 仮にも検事総長を務め、「法のみに従う」と発言していたはずなのに、所詮韓国人。
    駄目だコリァ。
    変にまともな対応ですり寄られるより、門前払いできて都合がいいんですけどね。

    • イーシャ様へ
       「法」には「成文法(文章化された法)」と「不文法(文章化されていない法)」があります。
       特に、韓国には「国民情緒法」という有名な不文法があります。
       尹錫悦氏の「法のみに従う」という「法」の中に「国民情緒法」が含まれるのかどうか、それが問題です。

  • 誰がなろうが、何も変わらないという証拠の一つですね。自己保身と反日はブレないでしょう。何せ法を超える情が許しませんから。

  • 産経新聞から
    出馬宣言した尹前総長、日韓関係改善に意欲
    https://news.yahoo.co.jp/articles/3e3e00aabd834260eb8b7a463dc60ffc96ebb255

    日韓関係改善に意欲と言っても、前提条件の「韓国の国際法違反の解消」については、一言も触れていません。
    この論調からすると、尹錫悦氏が大統領になって日韓関係を改善することに期待しているように思います。

    私は、尹錫悦氏は大統領にならないと思います。

    • たしかにおっしゃるとおりです。

      日韓関係は、過去の
      嘘捏造を材料に日本が譲歩するおかしな関係から
      現在絶賛改善中の方向にあります。

      彼らのいう「韓日関係改善(?)」とは
      かつて総会屋さんが
      「なあ、昔のええ関係に戻ろやないか」
      と消滅前に言っていたのと
      同じに聞こえます。

    • だんな 様

      日韓関係改善とは、ウリナラの法律と常識では・・・・

      日本が韓国に土下座をして・・・・
      ・輸出規制をやめる
      ・ホワイト国に戻し、謝罪をする
      ・日本の首相が、慰安婦の一人一人の家に謝罪してまわり
       言われた通りのカネを毎年配る!
      ・徴用工問題も、慰安婦問題と同様に、毎年、土下座をして、言われた通りの
       カネを支払うニダー!
      ・竹島は韓国の領土だと認めて、謝罪をするニダー!
      ・ウリが何も言わなくても、「韓国様、無条件・無制限の日韓スワップ協定を締結
       させてください」と泣いて頼むニダー!
      ・「日本のものは、ウリのもの。ウリのものは、ウリのもの」の精神で、
       対馬の仏像や日韓漁業交渉の暫定地域は、韓国様のものと認めるニダー!
      ・福島原発事故の件では、韓国様にご迷惑をおかけしましたと、毎年、謝罪して、
       莫大な賠償金を支払うニダー!

      のことですよね。

    • やはり文在寅大統領こそ、真の親日派である
      まずは、韓国の保守派は政権交代したならば慰安婦合意を破ったことを、日本人の前で土下座して詫びろ

    • >出馬宣言した尹前総長、日韓関係改善に意欲

      本当に日本との関係改善を念頭においてるなら、日本人が嫌がる抗日運動家の記念館を
      わざわざ出馬宣言の場所には選ばないでしょう。

       やはり、尹錫悦氏も「息をするように嘘をつく〇〇人」の例外ではないようですね。
      言っていることと、やっていることが、一致しないところも〇〇人の特徴です。

  • 外交政治だけでなく韓流方面お得意の
    「ツートラック(?)」なるものは
    チンピラさんが町の名士ずらしたい
    ようなもので実態知られた人には
    相手にされないたぐいのものです。

    かつて、朝鮮人参や朝鮮キムチで
    イメージ向上にしきりと使った「朝鮮」の語ですが
    彼らの実態あらわす場合に使われるのは
    差別だと騙って反対してきたのも
    そうした ツートラック方式だったのでしょう。
    しかし今では彼ら自身の振る舞いからの
    そのイメージはご存じのとおりなので(笑)
    新たなツートラック語「韓流」に
    乗り換えはかっていると感じます。

    政権が主導して最高裁が国際法違反を犯す
    などなどモロモロは
    彼ら自身は決して言わないもののまさに、
    韓流総本家のありようです。
    ツートラックなる通用しない主張は相手にせず
    「韓流自称従軍慰安婦」など正しく
    「韓流」の名を冠して呼称してあげる
    ことで、「朝鮮」という語とおなじように
    正しい位置づけと評価に収斂していくことが
    必要ではないかと考えます。

  • 誰が大統領になろうと、韓国民の意識が変わらぬ限り(①国益を重視②事実に向き合う③反日種族主義の払拭)、基本的な対日方針は、同じでしょう。ユン・ソギョルは「検事総長に上り詰めたという、決して頭は悪くないはずの人物」ではないと思います。パク・クネの崔順実ゲート事件で厳しい捜査を行ったことから、勘違いしたムンジェインに登用されただけです。義母をめぐるXファイルの動向次第では、失速の懸念もあります。私は、新宿会計士さんと違って、隣国の政治状況を、「他人(隣り)の不幸は鴨の味」とばかりに、たのしんぱいしております。イ・ジェミョン京畿道知事が勝たないかな、そうすれば更にかの国は混乱する。レッドチームに行くことはないでしょうけれど。
    それよりも、新宿会計士さんよろしければ、6/29中央日報「コンプレックス民族主義と歴史清算」を採り上げてもらえませんか。突っ込みどころ満載だと思うのですが。

  • 元々、ムンたんがムクゲ姫を有罪にするために一足飛びに昇進させた人で、その後ムン政権の無茶苦茶ぶりに愛想を尽かして裏切っただけの人ですから。思ったより硬骨漢っぽいところはあっても優秀だとも政治家に向いているとは思えない人ですよね。まあ、でもこの人のおかげで韓国政府がいつもRule of lawを「法治」と訳しているにも関わらず、韓国にも「法の支配」という言葉が存在していることを知りました。どうでも良い知識ですけど。

    >「自由民主主義は法の支配によって実現される。一度制定された法律は、誰にでも公平に適用されて執行されなければならない」
    https://sincereleeblog.com/2020/08/05/yugandakatikan/

    これに対すし韓国与党の人がちゃんとオチをつけてくれてました。

    >「自由民主主義は、法の支配を介して行われた」とした部分について、「大胆な発想」「非常に衝撃的」「とても残念である」と述べた。

    この辺の民主主義と法と法執行者への信頼の差が日韓の齟齬に如実に現れてるなあと。

  • まあ、大統領候補のうちはなに言ってもいいらしいので、ここで「正しい」発言なんてしないと思います。
    いかにして大統領選に勝つかの判断で用日に偏るのは当然ですね。
    我々日本から支持を得てしまったら韓国内では逆に重荷になります。
    ここは黙って見守るだけですね。

  • 尹氏は司法の人ですよね。就任後のイメージとしては内向きの現政権の粛清のような動きに走るのではないでしょうか。国際感覚には疎いと思いますし、語れる相手ではないと思います。日本としては文氏を基準にしてマシと考えないことが大事だと思います。

    • そうそう、それもビックリハウス効果ですよね。
      強烈な文大統領の後釜だと、誰でも凄く良い大統領に見えてしまう。

  • >日本政府にはくれぐれも、「韓国で保守政権(?)が誕生した」、といった理由で、
    >「日本も韓国に譲歩しよう」、という愚劣な決断を下さないように願いたいものです。
    まさにこれ、ですね。
    保守派であれ進歩派であれ、新政権が誕生した段階では、挨拶がてら温和な対応をしがち。
    もちろん「話してみたら意外と通じる」可能性もないではないので必要なことだと思います。
    が、そこで逆にいいようにやられて譲歩してしまう、ってのが一番の心配です。

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