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ワクチンスワップ構想巡り米国務省「まずは米国優先」

同盟国としての義務を果たさぬ韓国に貴重なワクチンを提供するものなのか

例の「ワクチンスワップ」騒動の続報です。米国務省のネッド・プライス報道官は現地時間21日、韓国国内で「ワクチンスワップ」なる構想があるという点について尋ねられ、「ワクチンは自国民に優先的に提供する」と述べるという一幕が見られました。ただ、それと同時にプライス報道官の口からは、尋ねられてもいないのに「インド太平洋地域」、「日本と並んで重要な同盟国」、といった表現が飛び出したこともまた興味深い点です。まるで、「ワクチンが欲しいというわりには同盟国としての義務を果たしていないじゃないか」という恨み節にも聞こえますね。

ワクチンスワップ

韓国「米国はトモダチ、だからワクチンを!」

昨日の『韓国外相「米国が真の友人ならワクチン提供に応じよ」』では、韓国の鄭義溶(てい・ぎよう)外交部長官が「ワクチンスワップ」なる構想を巡って米国と「真摯に協議している」などと述べた、とする話題を取り上げました。

【参考】『韓国外相「米国が真の友人ならワクチン提供に応じよ」

鄭義溶氏はとくに、「苦しい時が本当の友人だ」などと述べ、米国がスワップ形式でのワクチンの早期提供をしなければならない、などと求めた格好ですが、現在の韓国が米国の「本当の友人」にふさわしいものなのかどうかは、かなり微妙でしょう。

また、韓国紙『中央日報』(日本語版)に、「日本が韓国の真の友人なら韓日通貨スワップを提供せよ」と要求するコラムが掲載された、という話題をちょうど1年前に紹介しましたが、「あなたは友人ならば私を助けてくれるのが当然」といわんばかりの姿勢があまりにもそっくりで、思わず苦笑してしまいました。

もっとも、この「ワクチンスワップ」とやらも、なんだか現実味がなさそうな仕組みです。

報じられている限りでは、基本は「今すぐ米国から緊急でワクチンの提供を受け、後日、韓国で委託生産したワクチンを米国に提供する」というものですが、COVID-19の感染者数、死者数が韓国と比べて桁違いに多い米国が、わざわざ貴重なワクチンを今、韓国に提供するとは考え辛いところです。

また、鄭義溶氏は「バイデン米大統領が大きな関心を持っている半導体グローバルサプライチェーンで韓国が米国を助けられる分野が多い」とも述べたのだそうですが、要するに、米韓同盟に基づいた協力を強化するからワクチンをよこせ、という言い方にも聞こえます。

鄭義溶氏はあわせて、韓国がかたくなに「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」にコミットしていない点についても、「クアッド参加とワクチン問題は直接的な関係がない」、「ワクチン問題は政治、外交的な問題と切り離すのが原則」などと述べたそうですが、これも明らかに筋違いでしょう。

ワクチン問題に限らず、普通の国では、さまざまな政治・経済・外交の問題は一体として管理されるものであり、韓国が勝手に「ワクチン問題はFOIPとは別」と主張しても、米国がそれに乗っかるかどうかは別問題です。

米国では “South Korea” と呼ばれることが一般的

これについて、米国側の反応がありました。

米国務省のネッド・プライス報道官による記者会見です。

Department Press Briefing – April 21, 2021

―――2021/04/21付 米国務省HPより

現地時間4月21日の会見で、「ワクチンスワップ」( “a vaccine swap” ないしは “vaccine swapping” )という表現を用いて、プライス報道官に尋ねた記者がいたのです(どの社の記者かはわかりませんが…)。少し長いのですが、質問をそのまま転載しましょう。

QUESTION: I have questions about South Korea. There was a report says that Korean Government is discussing a vaccine swap with U.S. Government. I know it’s a very private diplomatic conversation, but I’d like to ask you if it is technically possible to do vaccine swapping and how seriously U.S. Government can consider it. And second question is about the summit between two countries next month. What would be the primary topic to be discussed at the summit? Thank you.

これについて考える前に、ちょっとだけ、余談です。

原文に “South Korea” 、つまり「南朝鮮」ないし「南韓」という表現が出てきますが、欧米ではこのような表現は一般に広く見られますし、ドナルド・J・トランプ前米大統領も含めた米国政府関係者もしきりに使用しています。韓国政府がこれに対し、公式に抗議したという話は寡聞にして知りません。

ついでにいえば、韓国のことを中国や香港では一般に「南韓」などと称することがあるようですね。

ただ、当ウエブサイトでは、 “South Korea” や「南韓」などの表現が出てきた際であっても、あえて「韓国」と訳しているケースがありますので、この点はご了承ください。

米国の反応

ワクチンスワップ&米韓首脳会談

さて、どうでも良い余談はこのくらいとして、質問のポイントを日本語で要約しておきましょう。

  • 南朝鮮についてお尋ねしたい
  • 朝鮮政府が米国政府との間でワクチンスワップを協議しているという報道があった
  • もちろん外交上の協議事項について答え辛いことは理解しているが、ワクチンスワップが技術的に可能なのか、そして米国政府としてはどの程度、現実的にそれを検討し得るのかを知りたい
  • あわせて来月に予定されている両国の首脳会談についてもお伺いしたい。サミットで優先的に協議される事項は何か

つまり、鄭義溶氏が述べた「韓国政府は現在、米国政府と『真摯に』ワクチンスワップを協議中だ」という点の是非について尋ねるとともに、米韓首脳会談の議題についても尋ねる、というものです。言外に、「なぜこのタイミングで米韓首脳会談をやるのか」というニュアンスが見え隠れしますね。

これに対するプライス報道官の回答については、さすがに少し長いので、質問に関連する部分を抜粋して確認しておきましょう。

まずは、この部分です。

… first and foremost we are focused at this stage on the vaccination effort here at home, and we’re focused on that for a couple reasons.

ワクチンの提供はまず自国、つまり米国を優先するという、非常に当たり前の回答ですね。トランプ前政権の言葉でいえば “America First” 、といったところですが、日本以外の国では、自国政府が自国のことを最優先にするのは当たり前の話です。

FOIPに参加しない韓国を「チクリ」

ただ、プライス報道官は次のようにも述べます。

But two, as long as the virus is spreading within this country, as long as the virus is spreading anywhere for that matter, it has the potential to mutate.

つまり、米国政府としては、コロナワクチンの提供自体は「アメリカ・ファースト」なのですが、その一方で変異株が世界中で発生しており、国際的な協力体制のもと、これを制御することが大切だ、という認識も併せて示した格好です。

もっとも、これについては「条件次第では韓国にワクチンを提供する」、というニュアンスだとは考えるべきではありません。というのも、次の発言が、その間接的な答えだからです(ちなみに、これがまた、なかなか強烈です)。

…and we have played that leadership role already through our contributions to COVAX (中略)with the WHO on day one of this administration, what we’ve talked about in terms of our arrangements with Canada and Mexico and we’ve talked about in our arrangements with the Quad.

「バイデン政権発足初日に世界保健機関(WHO)との協力を回復し、COVAXを通じた外国へのワクチンの提供のために貢献している」、「この問題についてはカナダ、メキシコ、そしてクアッドと話し合いをした」、と述べるのです。

ここでいう「クアッド」は日米豪印のことでしょう。

「韓国との関係」について尋ねられているにも関わらず、プライス報道官は伝統的ン時米国が重視ししているカナダ、メキシコの両国に加え、トランプ政権時代から重視し始めた日本、豪州、インドとの4ヵ国の枠組みについて、わざわざ言及してみせたのは興味深いところですね。

プライス氏、文在寅氏の訪米目的は明確にせず

さて、プライス報道官はこの回答において、当初の質問に含まれていた「来月の米韓サミットの議題」について答えなませんでした(おそらく単に失念しただけのことでしょう)。そして、再度、これについて記者から督促されると、次のように答えました。

Obviously, the travel of President Moon is – underlines and underscores the alliance that we have with the ROK. It’s precisely the reason that Secretary Blinken traveled to South Korea as well as to Japan on his first physical overseas travel, to make clear that our alliance with our treaty allies in the Indo-Pacific, including the Republic of Korea, is strong, and we’re looking for ways to build on that. And I would fully expect that will be the focus of President Moon’s upcoming meeting with President Biden.

ここで “President Moon” とは文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領のことです。

プライス氏の発言要旨は、「文在寅氏の訪米は米韓同盟の重要性を強調するだろう」、「アントニー・ブリンケン国務長官が初の外遊先に、日本とともに韓国を選んだ理由も、インド太平洋における他の同盟国と同様、米韓同盟の重要性を強調するためだった」、というものです。

ここで尋ねられてもいないのに、わざわざ「インド太平洋」という表現を持ち出して、暗に「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)に頑なにコミットしようとしない韓国をチクリと皮肉っているようにも見えるのは、気のせいでしょうか?

これだと、このコロナ禍根における文在寅氏の訪米目的をきちんと答えたことにはなっていません。

ことに、菅義偉総理大臣との日米首脳会談を「晩餐会抜き」にしたバイデン政権にとって、このタイミングでわざわざコロナ感染リスクを高めるような外国との首脳会談を実施するインセンティブがあるのか、個人的にはやや疑問でもあります。

文在寅氏はどうせあと1年少々で退任する(そしておそらくは監獄あたりに引っ越す)わけですから、認知症も疑われているおじいちゃん大統領が、コロナリスクを冒してまで、「早ければ来年、塀の向こうに行ってしまうかもしれない人物」と話をするメリットが感じられません。

米韓同盟巡る中央日報の記事

半導体産業と「韓国のメロス化」

さて、こうしたなか、鄭義溶氏のワクチンスワップ構想もさることながら、韓国メディアでは最近、やたらと米韓同盟に関する記事が増えてきた気がします。とくに「保守系」とされるメディアにその傾向が顕著です。

こうしたなか、韓国メディア『中央日報』(日本語版)にも2つほど、米韓同盟に関する気になる記事を見かけました。ひとつめが、これです。

【コラム】韓米半導体同盟壊れれば「メロスの悲劇」が待つ(1)

―――2021.04.22 12:02付 中央日報日本語版より

「メロス」とは、古代ギリシャでアテナイとスパルタが対立していた際、アテナイから同盟に加わることを求められ、これを拒否したことでアテナイから攻め滅ぼされたエーゲ海の小国のことだそうです。

要するに、米国からFOIP同盟入りを求められ、これを拒絶し続けることで、やがてはメロスのような運命をたどるのではないか、という現在の韓国の置かれた状況を垣間見ることができます。

ただ、このコラムの執筆者は、現在の韓国について、古代ギリシャのメロスにはない大きな利点を持っていると力説します。それが、半導体産業です。

幸い世界12位の経済規模の韓国はメロスのようにひたすら『弱者』ではない。特に21世紀の戦略物資でありコアテックである半導体を握っているのは幸いに違いない。

このあたり、同コラムの執筆者の方には、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の「韓国のベネズエラ化」に関する論考(『米中対立で韓国の半導体産業にも「圧迫」が及び始めた』等参照)を読んでいただいた方が良いと思う次第です。

また、古代ギリシャの小国・メロスに自分たちの国を重ね合わせるなど、妙に文学的で技巧的な表現にこだわってみるという姿勢はわかるのですが、いつもの韓国メディアの常道でしょうか、肝心の「米国の側に立つのか、中国の側に立つのか」に関する結論がありません。

久しぶりに見かけた尹炳世氏

一方で、鄭義溶氏の前々任、つまり康京和(こう・きょうわ)前韓国外交部長官のさらに前任者といえば、尹炳世(いん・へいせい)氏です。

この人物は朴槿恵(ぼく・きんけい)政権下で、日本の明治期の産業革命関連施設の世界遺産登録を全力で妨害したことでも知られますが、それと同時に2015年12月には、岸田文雄外相(当時)との間で日韓慰安婦合意を交わした当事者でもあります。

この尹炳世氏が執筆したコラムが昨日、中央日報に掲載されていました。

【コラム】金正恩の核ボタン、韓米は最悪状況への対策を強化すべき(1)

―――2021.04.22 15:27付 中央日報日本語版より

日本語版では3000文字を超える長文ですが、これも先ほどのコラムと同様、何が言いたいのか、一見してよくわかりません。とりわけ、『官民軍が一つになって核危機に対応すべき』と題した次の記述内容は、とても曖昧です。

外交を通じた非核化の努力を継続し、韓米両国の抑止・防御・報復力量を強化することが優先順位だが、今後、北朝鮮の核使用も排除しない絶体絶命の韓半島核危機状況に対応し、指導者と外交・安保関連部署、さらには国民までが各自の役割と関連手続きを熟知し、常時準備できていなければいけない」。

ハッキリと断言していませんが、ここでいう「準備」とは、「韓国自身が核武装して北朝鮮に備えること」、ではないでしょうか。

ただ、さすがに元外交部長官という立場でそこまで断言できないからこそ、こうやって何が言いたいのかわからない記述に留めた、という可能性を疑っておいて良いのかもしれません。

保守政権になれば親米になるというのか?

以上、何が言いたいのかよくわからない記事を2つほど紹介してみました。

冒頭に取り上げた鄭義溶氏の「ワクチンとクアッドは切り離す」発言、後半に取り上げた尹炳世氏の(やや意味不明な)「北朝鮮対抗論」などを読んでいて痛感したのは、やはり、左派政権であろうが、右派政権であろうが、韓国は韓国だ、という点です。

プライス報道官の発言からは、「ワクチン提供」などの権利のみを主張し、FOIPへのコミットという同盟国としての義務を果たそうとしない韓国・文在寅政権に対する、ある種、非常に冷めた視線を感じ取ることができるのですが、それと同時に、保守政権が誕生しても、こうした韓国の姿勢が変わるかは疑問です。

いずれにせよ、保守政権になれば、それがすなわち親米政権である、という単純なものではないことだけは間違いないと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (21)

  • 韓国は儒教の国で、序列として「米>>韓」だということを叩き込んで、いじめながら圧力をかければ言うことを聞くようになる、ということを中韓関係から学習したのかもしれません。米韓首脳会談を実現して共同宣言を発表したかったら、今はアメリカの言うことをよく聞いて、それに従うしかないのですが、正反対の発言も多いですね。
    米日会談も事情は似ていて、今日「原子力発電所の新設・増設」という話がでてきたのも、アメリカから何か言われた可能性があります。とにかく、菅首相が「CO2排出量削減」という綺麗ごとの裏で約束していそうなので、やるしかないでしょう。

  • 「あなたは友人ならば私を助けてくれるのが当然」
    これ、奴らの間では疑いのない常識らしいですね。
    個人間でもよく聞きますね。「同居の朝鮮人が勝手に冷蔵庫の物を食べた」とかw
    で、逆の立場になった時にも同じように行動すると思うと、さにあらず難癖付けて
    義務を放棄したり、逆に攻撃してきたりしますもんね。
    終戦時の彼の地での手の平返しとか・・・まさに池に落ちた犬は棒で叩け的なw

  • なんか米韓会談はこんな感じになるのかな?
    「シンガ・・」
    「FOIP」
    「戦作権・・・」
    「CVID」
    「ところでTHAAD増やすから」

    以前韓国新聞の何かのコラムで、韓国が自分たちを訪れる時は何か頼み事がある時で、それ以外に来ることはない。一方、日本は普段から何かしてほしいことはないかと伺ってくるという外交プロトコルの違いがあるという米国外交関係者の話を書いてましたね。クレクレタコラが話を聞いてもらいたそうにしている時は、実行不可能な要求をして実行できないことを責め続ければいいのだわ。

  • "ワクチンスワップ"ですか・・・。
    とにかく、急いで量が欲しいのなら、"有り"だと思いますが、韓国にはそんな力は無いわけで。
    やはり、今回も韓国政府は、"喰い逃げ"する気なんでしょうね。

  • 質問した記者は、中央日報の記者です(中央日報の元記事に有ります)。
    中央日報の元記事>「私からは韓国や他国との非公開外交対話には言及しない」
    韓国外交部長官は、非公開の外交対話を公開した事に対する批判だと思います。

    ズラ元外交部長官の話も、「アメリカは韓国を助けなければならない」という趣旨だと思います。
    中央日報続きで
    「北朝鮮に残る最後の国際機関職員撤収…過酷な制裁を解除すべき」
    https://news.yahoo.co.jp/articles/d7cd617908c9d143bd97cef4fe599198beb6955f
    ロシアが、北朝鮮への国連制裁を緩和すべきという意見で、韓国の思考と近いので、記事にしたのだと思います。
    この記事によると中国との交易が再開されるという事で、中朝関係が切れる事は有り得ない事が分かります。また今が北朝鮮の一番弱っているタイミングだという事も想像されます。
    韓国の核リスクは日本も同じです。バイデン政権は、韓国抜き、日米で北朝鮮対応を決めるでしょう。そうなると先制攻撃は、除外されていません。
    核実験の再開や弾道ミサイルの発射実験をすれば、軍事拠点の空爆の可能性が出てきます。
    北朝鮮と交渉するのは、それからで良いと思います。悪化するのであれば、台湾海峡で無く、朝鮮半島が米中のリングになり、悪い話では有りません。

    • 米国が北朝鮮の軍事施設を攻撃する場合は中国の台湾侵攻に備えておく必要があると思います。
      中国が台湾を攻撃すれば米国は北朝鮮どころでは無くなります。
      中国は北朝鮮を支援する為にも台湾を攻撃するのでは無いでしょうか?

    •  半島を問題化することで焦点を台湾から外すという作戦でしょうか。
       半島は根本が中国崇拝であることを考えると、中共は、いずれ手元に戻ってくるとわかっている半島に干渉してまで台湾制圧を諦めるとは思えず。

       むしろ、米朝で半島を舞台に破壊を尽くしてもらう。
       その間に台湾制圧。
       無政府化した半島に宗主国として出張って半島も台湾も両獲り。
       ってところでは。

  • 更新ありがとうございます。

    韓国の夢想記事の、いつものこっちゃん(笑)ケロケロ!(これは失礼が過ぎましたかな)。

    でも毎度古代ギリシャの小国・メロスに自分たちの国を重ね合わせたり、ローマ帝国時代の著名人を韓国に投影して、妙に文学的で技巧的な表現にこだわってみるという姿。

    全然韓国如きとは違うよ。何を妄想に耽ってるんだ、と毎回嘲笑しています。そんな事を思ってるから、「世界12位の経済規模の韓国、戦略物資でありコアテックである半導体を握っている」としても、100位以下にスグ陥落するんだ。もう直にやな(笑)。

    ワクチンはワクチン、対中姿勢はまた別、なんて言い草は、ツートラックの二枚舌以外何ものでも無い。第一、後日韓国で製造したワクチンで返す、って「危険薬品」貰っても仕方ないよ。韓国で備蓄しときな。米国とは無理だと思うが、市場価格の10倍のドルで現金払いなら、来年には融通して貰えるかも。

  • >⋅⋅⋅⋅韓国政府がこれに対し、公式に抗議したという話は寡聞にして知りません。

    韓国では北朝鮮の事を「北韓(プッカン)」と呼んでる以上、抗議は出来ないと思います。これで抗議したら支離滅裂です。
    ただでさえ支離滅裂ですからね。

  • ワクチンスワップはSKの①ウソツキ外交②告げ口外交③瀬戸際外交に追加の④ダメもと外交…ゼロ対100理論の屁理屈外交 の良きサンプル。 

  •  韓国が焦っているのは、コロナ対策としてのワクチン供給ではないと思います。韓国では現状千人を超える感染者が発生しているわけではなく、医療崩壊が起きてもいないようです。
     先日の菅総理の訪米で、日本がワクチンの目途が立った(?)ことへの反発、つまり米国は「序列優位の韓国を優先しなかった」ことへの様々な感情の噴出(≒恨)が起きているのではないでしょうか?
     彼らの思考はコロナ対策ではなく、いつも通りの「日本に優先したい、日本を貶めたい」、それだけのような気がします。したがって、フェイクでも何でも日本に勝てる要素が見つかれば、騒ぎはすぐに鎮静化するはずです。

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