もはや「日韓関係改善」という次元の話ではない
文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領が行った3月1日の演説を巡っては、巷間では「韓日関係改善を呼びかけるわりに何ら具体的な提案がなかった」、という点に注目が集まっているようです。しかし、当ウェブサイトでは『日韓関係改善は隠れ蓑、文在寅氏の真の狙いは南北融和』でも申し上げたとおり、彼の本当の目的は北朝鮮との関係改善にあると見ています。そして、この演説は「次期大統領選に向けた混迷の1年」の開始の合図なのかもしれません。
目次
北朝鮮を愛する文在寅氏
「親北派」文在寅氏のお話にならない認識
昨日の『日韓関係改善は隠れ蓑、文在寅氏の真の狙いは南北融和』では、韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領の3月1日における演説をもとに、文在寅氏が一見、日本に融和的な姿勢を示したかに見える演説の狙いは、南北関係改善にあるのではないか、という仮説を提示しました。
当ウェブサイトがそう考える理由は、非常に簡単です。
文在寅氏のこれまでの言動に照らし、文在寅氏自身の関心は日韓関係改善にあるのではなく、あくまでも「北朝鮮との関係の改善」、あるいは「北朝鮮の利益の最大化」にあると考えるのが自然な発想だからです。
文在寅氏が韓国大統領に就任したのは2017年5月のことですが、その2ヵ月後の7月には、さっそく訪問先のドイツで北朝鮮に対し南北赤十字会談や南北軍事会談などの開催を呼びかけたほどです(※ちなみに北朝鮮はこれらの提案を無視)。
こうしたなか、北朝鮮が2017年9月2日に核実験を実施したことに対して国連安保理決議第2375号が、北朝鮮が同11月28日に弾道ミサイルを発射したことに対して国連安保理決議第2397号が、それぞれ決議されています。
これらの制裁決議に対し、文在寅氏は2018年10月、フランスなど欧州各国を訪問し、北朝鮮制裁の解除を要求したものの、事実上のゼロ回答を喰らっただけでなく、ほぼ同時期に訪欧した安倍晋三総理から追い打ちを喰らうというオチも付きました。
文在寅氏は北朝鮮を愛している!
そんな文在寅氏は、しかし、めげずに北朝鮮の事実上の代理人として南北融和、米朝交渉の仲介役などを買って出たのですが、最終的には2019年2月28日、ベトナム・ハノイで開かれた米朝首脳会談が決裂したことで、米国からも北朝鮮からも、韓国がそっぽを向かれた格好となりました。
北朝鮮からは、たとえば独裁者である金正恩(きん・しょうおん)の実妹とされる金与正(きん・よしょう)あたりから口汚く罵られても、昨年6月に開城(かいじょう)の南北合同連絡事務所を爆破されても、文在寅氏は表立って反論したりしませんでした。
それどころか今年1月に康京和(こう・きょうわ)外交部長官(当時)が電撃的に解任され、鄭義溶(てい・ぎよう)大統領補佐官(当時)が後継者に指名されたのも、康京和氏が金与正に非難されたことと関わっているのではないか、といった噂は絶えません。
いずれにせよ、文在寅氏が「北朝鮮を愛している」ことはほぼ間違いないと考えて良さそうです。
なぜか日本に擦り寄る韓国
さて、最近、文在寅氏が日本に対し、やたらと融和的な姿勢を示していることは、当ウェブサイトでも幾度となく触れてきた論点です。安倍総理が退任し、菅義偉政権が発足したあたりから、韓国は日本に露骨に擦り寄ってきました。
たとえば、昨年11月には朴智元(ぼく・ちげん)国家情報院長や金振杓(きん・しんひょう)韓日議連代表ら、自身の側近などを相次いで日本に派遣し、日韓関係の打開を呼びかけましたし、姜昌一(きょう・しょういち)前国会議員を駐日大使に内定したのも「関係改善の意思の表れ」だそうです。
(※なお、余談ですが、姜昌一氏に関しては、3月1日時点において、外務省の『各国駐日大使リスト』上、いまだに「次期大使」のままです。また、姜昌一氏の人となりについては、『佐藤正久議員、姜昌一氏の過去の言動に「酷いもんだ」』あたりをご参照ください。)
さらには、2015年12月の慰安婦合意を自分でひっくり返しておきながら、『日米豪印連携を強化しつつ対韓制裁の準備を進めるべき』などでも議論したとおり、文在寅氏はこの合意が「日韓両国の公式のもの」などと述べるなど、日本への擦り寄りは不気味です。
ただ、これらの行動には、一貫した特徴があることも事実です。
それは、文在寅氏が「韓日関係は大事だ」などと述べているわりに、文在寅政権下の韓国が日本に対して仕掛けた不法行為の数々について、国際法違反の状態を解消するための具体的な方策には一切言及していない、という事実です。
具体的提案を欠く韓国
文在寅政権は日本に何をしてきたのか
こうしたなか、当ウェブサイトでこれまで何度となく掲載し、拙著『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』のP33にも転載したのが、次の図表です。
図表 文在寅政権下の韓国が日本に対して行った不法行為の例
時期 | 出来事 |
---|---|
2017年12月 | 2015年12月の日韓慰安婦同意に関する外交機密文書を日本政府の了解なく勝手に公表 |
2018年9月頃 | 旭日旗騒動 |
2018年10月30日、11月29日 | 自称元徴用工判決 |
2018年12月20日~ | 韓国海軍駆逐艦による自衛隊機への火器管制レーダー照射事件 |
2019年2月頃 | 国会議長による天皇陛下に対する侮辱発言 |
2019年7月頃まで | 慰安婦財団解散 |
2019年7月19日 | 日韓請求権協定に基づく紛争解決措置の完全な無視 |
2019年8月22日~11月22日 | 日韓GSOMIA破棄騒動 |
2019年9月11日~11月22日、2020年6月2日~ | 日本の対韓輸出管理適正化措置を巡るWTO提訴騒動 |
2021年1月8日 | 自称元慰安婦の訴訟に関連し、ソウル中央地裁が日本政府に主権免除違反の判決を下す |
(【出所】著者作成。肩書は当時。なお、余談ですが、拙著P33の出版物の『図表1-1』には「2021年1月8日の主権免除違反判決」を入れるのを度忘れしております。深くお詫び申し上げる次第です。)
思わず、「壮観だ」と言わざるを得ません。
これらに加えて、李明博(り・めいはく)、朴槿恵(ぼく・きんけい)の各政権下で発生した日本に対する不法行為などについても、未解決のままのものは多数あります(たとえばソウルの日本大使館跡地前の行動上に慰安婦像が設置されている問題など)。
日本擦り寄りの狙いは結局、北朝鮮
要するに、韓国という国は、問題を作り出すのは大好きですが、作り出した問題を片付けるという能力が根本的に欠落しているのですが、この点については文在寅政権に限った話ではありません。
問題は、文在寅政権下で対日不法行為の流れが加速していて、誰の目にも日韓関係が破綻寸前の状況に陥っていることが明らかであるにも関わらず、文在寅政権がこの状態を放置していることです。
ことに、2018年10月と11月の自称元徴用工判決と、これに伴うさまざまな問題(とくに日本企業の資産の差押えと一連の「売却スルスル詐欺」)は日韓関係の「一丁目一番地」ですが、これに加えて自称元慰安婦問題に関する今年1月8日の主権免除違反判決も深刻です。
結局、これらの諸懸案に関する解決策の提示もなしに、「対話の準備ができている」だ、「知恵を絞って解決しよう」だと言われても、困ってしまいます。
では、なぜ韓国が、とくに昨年秋口以降、日本に擦り寄ってきているのでしょうか。
これについて、『鈴置論考で読む、「東京五輪」人質に首脳会談迫る韓国』などでも説明したとおり、最もスッキリした説明は、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の議論にあります。
鈴置氏の議論などを当ウェブサイトなりに大雑把にまとめると、「対韓強硬派」(?)だった安倍総理が退任し、日本が東京五輪を迎えるというタイミングで、一気に日韓関係を好転させ、それによって北朝鮮との関係を改善しようというのが彼らの魂胆だ、ということでしょう。
だから、「とりあえず東京五輪までの間は資産売却を棚上げする」、「とりあえず東京五輪までの間は歴史問題で休戦する」、といった、「とりあえず~する」という議論が出てくるのだと思われます。
本当に浅ましい限りですね。
「日本よ、譲歩せよ」は論点がズレている!
さて、その文在寅氏の大統領としての任期は1年あまりを残すに過ぎません。
文在寅氏は、おそらく彼が目標としていたであろう南北融和、国際社会の北朝鮮制裁の解除といった課題を何ひとつ達成せず、雇用もボロボロで史上最大水準となった家計債務問題を抱え、日韓・米韓・中韓関係などを同時に悪化させるという意味で、見事に韓国をガタガタにしてくれました。
このように考えていくと、文在寅氏は「日韓関係などを破壊した」という意味では得難い人材(あるいは人罪?)だったわけですが、こうしたなか、韓国の「左派メディア」として知られる『ハンギョレ新聞』(日本語版)に昨日、興味深い論考が掲載されていました。
文大統領の任期中に韓日関係の改善は可能だろうか
―――2021-03-02 07:19付 ハンギョレ新聞日本語版より
執筆したのは、ハンギョレ新聞の「統一外交チーム」記者である「キル・ユンヒョン」氏(※本稿ではあえてカタカナでこのように表記します)です。
文字数で1500文字前後と、さほど長い記事ではありませんが、この記事でキル・ユンヒョン氏は文在寅氏による「独立運動記念日」の演説を巡って、「韓日関係に薫風が吹くまでにはかなりの時間がかかるものと見られる」と結論付けています。
個人的には、「かなりの時間がかかる」どころか、「もはや二度と日韓関係に薫風が吹くことはない」と考えているクチですが、この点はとりあえず措くとしましょう。キル・ユンヒョン氏は、文在寅氏の演説が「ツートラック」を基調とし、日韓関係の重要性に言及したとしつつ、その目的を次のように喝破します。
「韓国には韓日関係を円満に解決しようとする意志があるが、日本の“強硬な態度”のため、それが実を結んでいないことをバイデン政権に間接的に伝える形を取ったのだ」。
要するに、何ら具体的な提案を伴わずに「韓日関係改善」などとうそぶいていること自体、日韓関係改善に向けた発言はバイデン政権に対する単なるポーズに過ぎない、というのがキル・ユンヒョン氏の見方なのでしょう。これには賛成です。
そのうえで、キル・ユンヒョン氏は、日本政府側は「韓国の一方的な譲歩を求めている」などとしたうえで、今後、日韓両国が関係改善を試みるとしても、「合意案をまとめるのは容易ではない」と指摘するのです。
「日本が一方的な譲歩を求めている」のくだりにはまったく賛同できませんが、これらの点を除くと、キル・ユンヒョン氏の主張は非常に合理的です。そのうえで、キル・ユンヒョン氏は次のように述べます。
「結局、韓日関係が解決するには、(中略)東京五輪を『朝鮮半島平和プロセス』再稼働のための契機にする諸条件が整うことが必要であるとみられる」。
そもそも東京五輪が開かれるのかどうかという問題もありますが、もし開かれるとしても、東京五輪が「朝鮮半島平和プロセス再稼働の契機となる」という条件が整わなければならない、というわけです。私たち日本人にとっては貴重な平和の祭典を、韓国に政治利用されるというのもおかしな話です。
逆に言えば、「東京五輪という機会を逃した場合、来年5月までの文大統領の任期内に韓日関係改善の新たな機会をつかむのは困難」(キル・ユンヒョン氏)というわけであり、現実にはその可能性が最も高いのではないかと思う次第です。
最後は逮捕される?ならその前に…
さて、結局は昨日の『日韓関係改善は隠れ蓑、文在寅氏の真の狙いは南北融和』の繰り返しですが、文在寅氏は日韓関係を本当の意味で「改善」させるつもりはないと思います。というよりも、文在寅氏の「真の狙い」は、「北朝鮮の代理人として日本を利用すること」とみるべきでしょう。
もっとも、韓国では大統領が退任した場合、本人や親族が投獄されたり、不信死を遂げたりしているという事実を思い出すと、文在寅氏自身にはかなりの焦りもあるはずです。後継者が自身の親北路線を引き継ぐのでない限り、文在寅氏も前任者と同じ運命をたどる可能性もあるからです。
だからこそ、「日韓関係改善」(あるいはそれを隠れ蓑にした「南北関係改善」)に失敗したと見るや、文在寅氏は再び態度を変えてくる可能性があります。
日本に対して、それこそ恥も外聞もかなぐり捨てて「日韓関係改善」を懇願するのかもしれませんし、あるいは逆に、最後っ屁とばかりに徹底的な反日路線に戻るかもしれません。むしろ後者の可能性も織り込んでおくべきと見るべきでしょうか。
ちなみに、文在寅氏の大統領としての任期は2022年5月までですが、大統領選自体はそれに先立つ3月に実施されるそうです。ということは、文在寅氏の息がかかった後任大統領が選出できるかどうかは、あと1年間の彼自身の行動に係っている、というわけです。
文在寅政権がこの1年間、迷走するであろうことは間違いないと思うのですが、「どう迷走するか」については引き続き緊密に観察する必要がありそうです。
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お疲れ様です。
文大統領の演説で、私の受けた印象です。
「日韓基本条約を破った状態を、変えることはしない。」
「北の核を使ってでも、日本に金を払ってもらう。」
「統一には日本の金が必要なんだよ。」
「統一でゴタゴタするのは決まっているから、日本を巻き込んで日本のせいにするんだよ。」
そういうふうに感じました。
鈴置さんのおっしゃっるよう、日本は「犯罪者」に対して覚悟を決めなければならないと思いました。
私もそのように感じました。
付け加えるならば、
「南北に分断された悲しみの民族を統一させるための責任を日本は有しているのだよ」、といったところでしょうか。
文政権のみならず今や韓国人の大半が民族主義に基づく「強い南北統一朝鮮」の願望を抱いているものと思います。
慰安婦問題、徴用工問題等の歴史問題、レーザー射的問題、GSOMIA脱退問題、米韓合同軍事演習反対等、北朝鮮批判ビラ禁止問題等の日韓間の争い、全てがその民族主義、南北統一朝鮮に向けての戦略です。
米国政府等西側政府は既に気づいているため、例えば今回のラムザイヤー教授の件についても無コメントです(おそらく現地韓人から意見を求められているのでしょうが)
問題は、日本人も含めて世界の一般市民が気づいておらず、単に日韓間の争い、それも日本が歴史問題で謝罪しなからだと思っている人が多いことです。
>「南北に分断された悲しみの民族を統一させるための責任を日本は有しているのだよ」、といったところでしょうか。
この点に関しては100%仰る通りでしょう。文大統領や彼の閣僚らは言うまでもなく、韓国人の大半も南北分断の責任は日本にあると考えているのは確実です。
実際には南北の分断は日本の敗戦によって日本による半島統治が強制的に終わらされた後で起こった訳ですが、大多数の韓国人は、歴史上で実際に起こった事柄とは無関係に、彼らの信じたい事柄・彼らにとって都合の良い事柄こそが「歴史上で実際に起こった事実」であるという倒錯した形で歴史を認識しますからね。
『2015年12月の日韓慰安婦同意に関する外交機密文書を日本政府の了解なく勝手に公表』した韓国政府が、正義連の尹美香と外交部とのやりとりを公開しないところ、非常に不思議ですね。
ウリを守る為なら法を捻じ曲げ、破る価値観の表れなのでしょうか?
>日本に対して、それこそ恥も外聞もかなぐり捨てて「日韓関係改善」を懇願するのかもしれませんし、あるいは逆に、最後っ屁とばかりに徹底的な反日路線に戻るかもしれません。むしろ後者の可能性も織り込んでおくべきと見るべきでしょうか。
楽韓さんのところのこう言ったお話しを読むと、
韓国政府「大統領は対話を呼びかけた」「外交的意思疎通は日本の役目だ」……なに言ってんだ
http://rakukan.net/article/480296329.html
『チョッパリ!さっさと関係を改善しろニダ!」って感じになりそうですね。
戦国時代の「いくさ」の話から始めましょう。読者の皆様は,華々しい合戦自体より,その前の「調略」の重要性はよくご存じだと思います。調略というのは敵の武将を味方へ寝返らせることで,敵の軍勢を削減し,味方の軍勢を増やすだけでなく,敵の内情を寝返った無精から沢山得るわけです。内通状態のまま利用する場合も多いです。海外の過去の戦争でも,内通・寝返りという戦術は頻繁に用いられています。
アメリカの大西洋評議会の報告書でも「中国共産党全体を敵にして戦うのではなく,習近平派と対立している改革開放派を味方に付けて習近平勢力を排除する戦術を採用すべきだ」と書かれています。
アメリカ対韓国も,韓国人5千万人全部を敵と考えて作戦を立ててもなかなか成功しないでしょうから,やはり,「切り崩し」という調略戦になると思います。また,文在寅氏の任期が短いので,積極策ではなく,地味な間接的牽制策が続くと思います。真綿で首を絞めるように。
対北朝鮮は背後にいる中国やロシアとの関係があるので難しいところです。
現在の米国CIAにそんな力は無いでしょう。
中米諸国の革新政権を転覆させて親米軍事独裁政権を樹立なんて黄金時代は神話の彼方です。
ていうか、もう少し、反米的な動きに対して、犬のしつけの様なわかりやすい苛烈な政治的な処置をするようにした方が安上がりなんですけどねえ。
朝貢時代の中国・朝鮮関係をモダンにしたやり方を模索すべきです。
あゝ 愛読者さまの書き込みを拝見して第一に思った感想は調略に関して日本は圧倒的に韓国に負けていると言う事です。「敵を欺くにはまず味方から」と申しますが韓国国民はうまい具合に韓国政府の言うがままに反日になっております。また自国内の異論を排除する仕組みも日本と比して鉄壁です。天性の嘘つきの才能も感じます。
日本から「調略」で見た場合に、ラッキョウの皮むきで何枚韓国人の皮をむいたら日本人と通じ合える「芯」が出てくるのか想像もつきません。せいぜい左右激突を激化させる。その際に両派ともに焚き付けて、どちらも負けないように、しかも内訌に倦まない様に、決して「妥協と団結」などと言う知恵をつけさせない様に、更には日本側が火の粉を被ったり日本人をこの争いに巻き込ませない様に、と言う大変難しいオペレーションを求められて、尚且つ世界の趨勢が入れ替わったりした時に日本が指弾され無い様にしなければならず、余りの無理ゲーに戦略を想像する事もできません私。
日本はせいぜいのところ朝鮮半島からの調略をなるたけ見つけて早期に芽を摘むとかその程度の事しか所詮出来ない様に思います。
予想通り「大統領さまがあれだけ言うのだから日本が努力せよ」の反応でましたね。
多分大統領は演説後の日本の反応を見て、報道官たちをめちゃくちゃなじったんだと想像できます。
そういう想像してたらちょっと笑えてきます。
迷走させないよう、
「日本は、韓国の対応にかかわらず、東京五輪が終われば韓国に制裁する」
と、日韓議連のメンバーに、こっそりリークしてみてはいかがでしょうか。
「どうせ制裁されるなら」と、差し押さえ資産や日本政府資産の売却に、踏み切ってくれるかもしれません。
更新ありがとうございます。
日韓関係改善も南北関係改善も、文大統領執権時には出来ないでしょう。壊れた録音のように「韓国には話し合う用意がある〜」と何度も言うだけですから。で、具体的には?「それはお互いに知恵をだそう」ではハナシになりません。
日本をバカにしてんのか!更に言うと、ポスト文が左派の後任者になろうが用日派になろうが、日韓関係は更に冷え込むと思います。
韓国側が根本的に自らの非を認めず、「お互いが悪い」という態度だからです。ここまで泥を被って来た日本には、到底飲めない話です。
文大統領がどうなろうが、構いませんし、南北統一なんてして貰ったら困る(笑)。南朝鮮はこのまま国力を落とし、「世界に冠たる政治不信・経済ぼろぼろの元ベスト10前後の貧国」で結構です。
最近、日本において過去から現在に至るまで、朝鮮人だから差別や迫害を受けたのではなく、平気で嘘をついたり約束を破る奴らが嫌われ、そのほとんど全員が朝鮮人だった、そして周囲から嫌われ相手にされないことを、差別だぁ、迫害だぁ、と叫んでいたのでは、とつくづく思うようになりました。
あぁ、気が付くのが遅かったなぁ、と反省しています。
早速「ボールは、日本にあるニダ」のようです。
中央日報から
日本「新たな提案」要求するが、韓国政府は「日本が呼応する番」
https://news.yahoo.co.jp/articles/02e952b2e9f9e16baed925f612b31562591c232b
日本は「具体的な行動」で判断するだけ。
韓国政府は、融和的なメッセージを出してもカードが無い。我慢出来なくて、こういう話になって、融和的?な演説も、ただ信頼を無くすだけになってます。
東京オリンピックについては、協力するのが当たり前で、何の価値が有る訳では有りません。
露骨に南北、米朝関係の改善をする(政治利用の)為に東京オリンピックが開催されるように発言していますが、終われば必ず「過去最低のオリンピックだったニダ」と言うのは決まりです。
文大統領の末路について悲観的な方が多いようですが、それは南北統一されてからだと思います。
大統領に向けて、日本に「関係改善するニダ」は、繰り返されると思いますが、何ら具体的な行動はしないでしょう。
そうなると、次期大統領選挙は、また反日を強めて「日韓戦」をうたい、簡単に韓国愚民が扇動され、
もっと反日性向の強い大統領が誕生する事になるでしょう。
うーん。私は、経済破綻と文在寅の任期(その前の大統領選)とどちらが先になるかで韓国の状況はガラッと変わると見ています。
もし、文在寅政権で経済破綻をせずに持ちこたえられれば、次期大統領選で形振りかまわず、それこそ相手陣営の弾圧、言論統制、選挙不正何でもありで左派政権の維持を図ると思います。しかし、現在の韓国経済は、崖っ縁で、株や不動産のバブル崩壊、企業数の連鎖倒産、対外債務の増加、企業の外国への逃避や外国資本の流出などどれがトリガーになって韓国経済を突き落としても不思議はない状況です。そしてこれらの問題が火を吹けば、通貨危機、金融危機と繋がり韓国経済は破綻します。もし、この経済破綻が文在寅政権のうちに起こったら、韓国民はどんな反応をし、どんな行動をするでしょう?韓国内は収拾のつかない混乱に陥ると思います。でも残念ながらこの混乱を収拾できて、経済を建て直せる勢力は現在の韓国にはないというのが私の見立てです。
様々な各方面からの分析や根拠に基づいた
「韓国がなくても日本経済は全く心配ない」
という書籍が、日本で発刊される一方、
韓国での相変わらずの「経済から精神まで全てに対しての日本依存」
の現状を強く感じました。
そしてそれが今のところ改善される見込みも全くないことも。
弱り目に祟り目の、自業自得の韓国経済。
IMFを、然程当てにすることが叶わず
経済を回復させる一法として、
金の、強請り先として日本の世論を考えると
文大統領の、取れる手段は、然程なく
現在と同じような、嫌がらせはともかく
日本に対して、譲歩を求める
日本に対して、融和的になる
そのどちらも、主たる手段としては、
取れないのではないかと思っています。
代わりの手段として
韓国国内に、その生贄を
求めるのではないかと思っています。
財閥なのか? 組織なのか?
正論を粛々と発表をしている勢力なのか?
米国人なのか? 日本人なのか?
今まで、やってこなかった、中国と北が お得意の
人質外交にも手を染めるのではないかと。
韓国の国民の、与党勢力の、
怒りを受け止めるだけの生贄と言う名の
粛清の嵐が吹き荒れるような気がしてなりません。
どの道、詰みなのでないかと。
日本国内にいる、親韓派・親中派は
この気に、一線から、影響力を行使できる立場から
退場を願いましょう。