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米議会、バイデン氏を大統領選出

本日の「速報」です。米国時間の7日未明、すなわち日本時間の夕方、米議会が再開され、ジョー・バイデン前副大統領が1月20日以降、次期大統領に就任すると確定しました。

米メディアのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などによると、米議会が現地時間の7日未明、ジョー・バイデン氏を次期大統領として確定しました。

Congress Certifies Joe Biden’s Election Win After Day of Turmoil

―――米国時間2021/01/07(木) 04:53付=日本時間2021/01/07(木) 18:53付 WSJより)

今回の大統領選は、さまざまな意味で異例なものでした。

というのも、米議会に暴徒が乱入し、うち1人が銃で撃たれ(※のちに死亡)、いったん議会の大統領選出プロセスが中断したからです。

WSJによると、結局、マイク・ペンス副大統領が本来の選出期日である6日ではなく、7日の未明になって、50州とワシントンDCの538票を読み上げ、306対232でバイデン氏の勝利を宣言したということです。

WSJはまた、トランプ大統領は1月20日にバイデン氏に対し、権力の「秩序ある移行」を約束する声明を発表した、としています。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、これで大統領選が一件落着したと見るには、どうにも落ち着きません。

以前の『トランプ氏「死者などの不法投票は受け入れられない」』や『「6つの視点から不正選挙を読む」=ナバロ・レポート』、先日の『トランプ氏「副大統領には不正を拒否する権限がある」』でも取り上げたとおり、どうも今回の大統領選が正当に実施されたという確信が得られないからです。

もちろん、トランプ陣営が主張する「選挙結果をひっくり返すような不正」が、裁判という手続では認められなかったことは事実でしょう。だからこそ、バイデン氏が次期大統領に選出されたのです。

しかし、それと同時に、いくつかの調査では、米国民のあいだでも選挙に対する信頼感が低下していることは間違いありません。

ロイター(日本語版)は昨日、ジョージア州で5日に行われた上院2議席を巡る決選投票で、昨年の大統領選の際よりも、投票結果の正確性に対する有権者の信頼感が低下しているとの調査結果が出たと報じています。

ジョージア州決選投票、有権者の信頼感が大統領選時から低下=調査

―――2021年1月6日11:29付 ロイターより

これは「エジソン・リサーチ」が5200人を超す有権者を対象に実施した出口調査で、「自分が投じた票が正確に集計されると確信している」と答えた人が70%と、昨年の大統領選の85%を下回った、とするものです。

また、一部では1月5日に行われたジョージア州の上院選で、民主党の候補2名が共和党の候補2名を破ったことを巡り、票数が不自然に伸びているのではないかと指摘する意見もあります。

仮にバイデン政権が誕生したとしても、米国の有権者のあいだで大統領選そのものに対する不信がくすぶり続ける可能性はありますし、なによりメディアがそれらを無視し続けるならば、それ自体がメディア不信に転嫁するかもしれません。

その意味では、今回の選挙は「お終い」ではなく「始まり」なのかもしれません。

新宿会計士:

View Comments (32)

  • アメリカ合衆国の終わりの始まりになりかねない事態ですね。
    この混乱した事態を中国は喜んでいることでしょう。
    国のトップがこのような疑惑の中で決定されたという事実は、国の威信と国民の誇りを傷つけました。
    外交力にも悪影響を及ぼすでしょう。

    一方日本の状況も怪しくなってきたようです。
    中韓とのビジネストラックは依然として続いています。

    深田萌絵氏が怒りと涙の動画を上げました。
    彼女をどこまで信じるかは各自にお任せしますが、一見の価値はあると思います。

    緊急事態宣言!!中韓入国自由!ビジネス往来禁止『検討』しただけだ!
    https://www.youtube.com/watch?v=NRZKccWN_4A

    • 阿野煮鱒 様、

      御情報ありがとうございます。

      >緊急事態宣言!!中韓入国自由!ビジネス往来禁止『検討』しただけだ!

      新年からゴタゴタしていたので、完全に情報を追っていませんでした。
      てっきり国外からの来日はビジネストラック含めて入国禁止にしたものと思っていました。
      そもそも隣国は変異種が発見されたと報道があったと記憶していましたが、ふざけているにも程があります。
      御紹介頂いた動画は視聴します。
      有難うございました。

      • >緊急事態宣言!!中韓入国自由!ビジネス往来禁止『検討』しただけだ!

        これについてなんですが・・このニュースは朝日新聞がトップで報じてるんですね。

        ・ビジネス関係者の入国、一転継続 「首相に強い思い」
        (朝日新聞) 2021/01/07 19:05
        https://www.asahi.com/articles/ASP1766Y2P17UTFK01M.html

        ※大概、朝日新聞が報じたことは裏があるか、意図は真逆な場合が多いです。

        このニュースの前に青山繁晴氏の事務所が以下の報告をしています。

        ・中国、韓国などからのいわゆる「ビジネストラック」による事実上のフリー入国がようやく止められそうです。
        2021-01-07 18:26:09
        https://hosyusokuhou.jp/archives/48892570.html

        青山繁晴氏の見解では、政府は12月28日にすでに、「ビジネストラックの対象国で、英国で確認された変異種のウイルスが見つかった場合は、ビジネストラックを停止する」と内々で決定している。のに。

        菅総理ではなく、いつもの通り害務省(外務省)が・・勝手な見解でビジネストラックの対象国を、特に中国を優遇しているようです。ので、菅総理一人を悪人に仕立て上げようとしている、と、いつものアカヒの飛ばし記事ではないでしょうか。

        お薦めの動画も拝見しましたが、近所の残留孤児二世のおばさんそっくりな訛りに驚いています。

    • >緊急事態宣言!!中韓入国自由!ビジネス往来禁止『検討』しただけだ!

      これについてなんですが・・このニュースは朝日新聞がトップで報じてるんですね。

      ・ビジネス関係者の入国、一転継続 「首相に強い思い」
      (朝日新聞) 2021/01/07 19:05
      https://www.asahi.com/articles/ASP1766Y2P17UTFK01M.html

      ※大概、朝日新聞が報じたことは裏があるか、意図は真逆な場合が多いです。

      このニュースの前に青山繁晴氏の事務所が以下の報告をしています。

      ・中国、韓国などからのいわゆる「ビジネストラック」による事実上のフリー入国がようやく止められそうです。
      2021-01-07 18:26:09
      https://hosyusokuhou.jp/archives/48892570.html

      青山繁晴氏の見解では、政府は12月28日にすでに、「ビジネストラックの対象国で、英国で確認された変異種のウイルスが見つかった場合は、ビジネストラックを停止する」と内々で決定している。のに。

      菅総理ではなく、いつもの通り害務省(外務省)が・・勝手な見解でビジネストラックの対象国を、特に中国を優遇しているようです。ので、菅総理一人を悪人に仕立て上げようとしている、と、いつものアカヒの飛ばし記事ではないでしょうか。

      お薦めの動画も拝見しましたが、近所の残留孤児二世のおばさんそっくりな訛りに驚いています。

    • 陰謀論に寄りすぎと言われますが、今回の議会への乱入騒動でトランプ大統領には不利益しか発生しませんでした。主要メディアはトランプサポーターが引き起こした事として報道していますが、それはどのようにして確認したのでしょうか?トランプ応援のグッズを身につけていたからですか?反トランプ陣営の人間が、トランプサポーターに成り済まして騒動を起こしたと考えた方が納得し易いと思います。
      事前に、複数名の上院と下院の議員が異議申し立てを表明し、しかも実際にそれが行われている状況下で結果が出てもいないのに、敢えてトランプサポーターが乱入して議会を中止に追い込むとは思えません。

      • 陰謀論でないというなら事実を示して下さい。多くの逮捕された人々は、Qアノンなどの陰謀論を信じている人々でした。そして彼らは「トランプに言われてここに来た。何が悪い」という態度を取っています。SNSに動画まで上げています。
        ・ドイツで米軍とCIAの銃撃戦があり、CIA長官が拘束された。
        ・ペロシ、オバマが逮捕された。
        ・最高裁で逆転する。
        ・投票用紙が燃やされた。
        全てデマでした。
        いい加減、踊らされるのはやめましょう。
        因みに今回正しい情報発信をしたのは、渡瀬裕哉氏と奥山真司氏でした。

  • フェイク・プレジデントの誕生が決定ですね。
    民主党側が不正の存在を認めない限り、今回の前代未聞の「不正」がただされることは無く、今後ずっとこのような不正が続いていくということになります。
    今回、なぜこのような暴動じみたことが起きたのか?
    米国のマスコミはその原因にはいっさい触れず、すべての不正に目を閉じて、議論することさえしない。
    「2020年の大統領選には不正は存在しない」
    新しいポリコレの誕生です。

    • ポリコレを揶揄するための別称にしばらく前にされた「正義警察」をはにわは推しています。
       用例 「正義警察・ペッパー警部」 やぶ睨みで今日も徘徊中
      いかがでしょうか。

  • バイデン氏に次期大統領が確定したのは残念です。
    ただ、個人的には郵便投票制度、開票監視制度のザルさ加減が驚きでした。そもそも有権者登録と確認が必要な米国に比べると日本の戸籍・住民登録制度は背乗り等の問題はありますがかなり進んで居ると思います。 ただ、集計の電子化に関連する改竄の危険性は日本にもあるので、確定集計結果(総投票者数、各得票数、無効票数と立会人の確認署名)の投票所単位(難しければ開票所単位)の公表をすべきと思います。また、本人確認を厳格化するために、プライバシー(親子関係など)の問題を解決できれば戸籍への指紋・DNA登録も進めるべきかと。これに反対するモノは背乗りを企てる輩か犯罪者くらいではないかと思います。

    • 農家の三男坊様

       五年位前までは自分も開票の手伝いをしてましたが、ざっと箱の施錠の立会人確認→一斉に箱から票を出す→開票従事者は投票用紙の天地、表裏を揃えて集める→集計機へ→OCRで振り分け→百単位に機械で数える→枚数と表紙(候補者名)との一致を目視 
      というような流れでした。
      機械で判別できない票が大量にでると、あーでもない、こーでもないと最後二時間くらい検討することもあり、かなり厳密に確定作業をしてました。
      大筋は今も変わらないと思いますので、日本において、アメリカでいわれているような不正は起こり得ないのかな、と個人的には思っています。

      また選挙人名簿確定後の転入、転出などもかなり厳格に管理していて、選挙管理委員会というのは病人(うつ病になる人)を産み出してしまう筆頭格でもあります。

      それを考えると、アメリカの内情、報道は正直びっくりするところでもあります。

      • 田舎の一市民 様
         貴重な情報ありがとうございました。機械に細工がされていないことの検証は選挙管理委員会と立会人が開票直前に検証してくれているのでしょうね。

    • 確定集計結果(総投票者数、各得票数、無効票数)の開票所単位の公表は、開票終了時にされています。
      たぶん市レベルの選管は、年報の形で選挙関係の統計を発行しているはずで、これらの数だけでなく投票所ごとの総投票者数など、いろんな数値が載っていますよ。
      なお、開票所では、どこの投票所の票か識別出来ないよう、かき混ぜてから開票するので、投票所ごとの得票数は出せません。

      • つづみ 様
         なるほど、情報ありがとうございます。今度注意してみてみます。ただ、年報ではなく開票結果報告で誰でも即座に検証できる方が透明性という意味で望ましいですよね。
         昔は”コンピュータだから間違いない。”という迷信がありましたが、実情が知れるに従い、”電子集計だから怪しい”に私の意識は変わっています。

  • 1984の世界が現出したようです。
    これからもっと恐ろしい事が起こる前触れでなければいいのですが。
    今回の件で、怪しい動きは逐一ツイッター等で知らされましたが、今度からは 怪しい動きを呟いも、自分のスマホでは投稿済になってても、全く他人の目に触れず、誰もが不正の共有を出来ずに、知らない間に権力の独占が進む世界になるのかも。
    メディアも司法も自由と公平を無くし、選ばれた人々の世界は、なんとデストピアか。
    ただ、希望はあります。
    米国は第二次世界大戦後、共産主義に乗っ取られた事に気づいた後、赤狩りをした実績があります。
    それも、ネットも向こうに行ったらどうなるかわかりませんが。

  • 以前にも投稿した超自然的な内容ですが、いよいよ以下の預言が差し迫ってきました。

    トランプ預言
    https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1232101/
    https://www.youtube.com/watch?v=OcYE_sK996Q

    わざと認証させた?
    https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1347026124283396096
    反逆者は大統領になれないでしょう。

    あすにも米軍が行動を起こしそうです。大統領は現在、テキサスの軍の基地にいるそうです。

  •  毎度です。青山繫晴さんが申してた様な局面ですね。今回のアメリカ大統領選挙に支那もロシアも何も発言していない『しない』理由は何だろう。支ナは今回のは選挙どっちが勝とうがアメリカを二分させる事が唯一無二の目的だと思います、選挙前にバンデンのセクハラ訴訟件数、息子の支ナとのズブズブの関係も支ナが敢てリークと思います。支ナの活動資金で踊らされるアンティファの実態もいつか暴かれるのでなく、じわりじわりと晒すでしょうね。我那覇真子さんの現地レポートで銃砲店に【弾丸】が品薄。【きんぺぃは今頃大笑いでしょう・これが孫氏の兵法戦わずして勝つ】もっと支ナはアメリカの二分勢力を焚き付けると思いますが、あんまりアメリカを舐めてると強烈な反撃。アグレマン含め今の立憲なんちゃらとか狂讃党はこの件に、にっぽんにとって有益な発言が何も出来ない【なんちゃって国会議員】で在った事を認識・・無理ですね。長文、駄文失礼いたしました。

  • アメリカは傲っていたんでしょうね。
    「まさか俺たちを攻撃する国なんて無い」と。
    ただ第二次大戦以降軍事力では無敵だったアメリカは、攻撃と言えばミサイルや砲弾を使うものとしか考えていませんでした。
    大量の移民を送り込まれ、政界財界の有力者を買収され、内部から破壊されることへの警戒心が薄すぎました。
    自分達も諜報活動とかやっていたはずなのに間抜けな話です。
    日本はもっとザルだからどうなることやら・・・

  • ワシントンD.C.の様子はヒヤヒヤものでした…
    犠牲者として『樺美智子』さんが出たことは悔やまれます。しかし、数百名規模の犠牲者が出て、『Panic in DC』が現実化することまで想定していたため、正直なところ胸を撫で下ろしています。

    NHKをはじめ、各国メディアは窓ガラスを割って米議会議事堂に侵入する『トランプ支持者たち』の姿をこれでもか、と映し出していましたね…
    『世界のみんなー、これ見て見てー、トランプってこんな酷いことする奴なんだよー』と、大声で振れ回る姿のなんと無様なことか…
    どうして議事堂に侵入する暴徒たちの横にCNNが並走して、その一部始終を懇切丁寧に撮影できるのか?
    あれっ?CNNクルーの安全が何故か確保されているようだが、CNNは暴徒たちのお仲間なのか?

    その理由など、少し頭が回る者ならすぐにわかる。いや、頭が回らない者であっても、真相がわかるように仕掛けが施されている。すぐにわかるように仕掛けを施しながら、その真相を公には言ってはいけないゲームが進行中。
    メルケル首相始め、世界中の指導者たちにトランプ大統領を非難させるセレモニーが進行中。

    王様の耳がロバの耳と、あえて世界中の人々に知れ渡るように仕掛けが施されている。そして王様の耳がロバの耳と知ってしまった人々は、同時に『王様の耳がロバの耳』だと公に口に出すことがあってはならない。
    仮に、『王様の耳がロバの耳』だと公に言ってしまった者には、『反逆者』の烙印が押され、トランプ大統領と同じような運命が待っていることは暗黙の了解となっている。
    ただし、ネットという『森の中の葦』では、『王様の耳はロバの耳』だと叫び声を上げることは構わない。むしろ、葦に向かって叫ぶことは歓迎されているような状況でしょう。
    さあ、万国のプロレタリアートたちよ、今こそ『王様の耳はロバの耳』だと絶叫するのだ…
    (日本共産党がプロレタリアートならば、『議事堂に侵入した暴徒たちはCNNのお仲間だ』と叫ばなくてはならないのですが。彼らはブルジョワジー側だから、口が裂けても言えないでしょうね…)

    この一連のクーデター劇、茶番劇で、ワシントンD.C.に破局が訪れなかったことだけは安堵しました。(ただし、今ところは…)

  • そもそもなんで票の集計を外国に依頼するんでしょうね?アメリカ人は信頼できないから?

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