価値共有を信じて構築した日韓関係は日本に有害だった
本稿は、先週から再開した『数字で読む日本経済』の第7稿目です。本稿では昨日の議論について若干の補足をしたうえで、本題の「日本がなぜ、韓国と仲良くしなければならないのか」、「韓国は日本の努力に対し、真摯に答えてきたのか」という点に踏み込みたいと思います。なお、お断りしておきますが、本稿に関しては数字はほとんど出てきません。あらかじめお含みください。
目次
韓国論、「佳境」へ
昨日の補足:「韓国は日本の石油精製拠点」は誤り?
先週から『数字で読む日本経済』の「中韓がなくても日本は大丈夫編」の掲載を始めているのですが、本稿ではまず、昨日の『本当に重要といえるのか?日韓の経済関係を数字で読む』について、補足をしておきたいと思います。
日韓貿易について記述した部分で、当ウェブサイトでは次のように述べました。
「とくに『鉱物性燃料』(石油および同製品)の輸入が4000億円を超えているというのは、日本にとって韓国が石油の精製拠点に位置付けられているという意味でもあり、エネルギー安保上は非常に気がかりでもあります。」
この、「日本にとって韓国が石油の精製拠点に位置付けられているという意味である」の部分について、複数の方から異論をいただきました。どの異論も説得力があるものであり、結果としてこの認識は誤っている可能性がありそうです。
もっとも、著者自身が「自分自身がきちんと納得しないと自分の意見として述べることはできない」と考えているのに加え、現在、とある理由でじっくり調べる時間がなかなか確保できないという事情もあるため、事実関係をきちんと調べてから、必要に応じて改めて議論を展開したいと思います。
いずれにせよ、コメントをいただいた複数の皆さまには心より感謝申し上げます。大変ありがとうございました。
外交の本当の目的
さて、本稿では「韓国編」の続きとして、「そもそもなぜ、日本は韓国と仲良くしなければならないのか(あるいはそうすることが得なのか)」、という部分について、踏み込んでみたいと思います。
何かの事情でこのシリーズをまとめることがあれば、その冒頭で申し上げたいと思うのが、「外交の目的」と「国家の目的」です。
古今東西、ありとあらゆる国に当てはまるのですが、国家が存在する目的は、「平和で豊かに暮らすこと」にあります。
つまり、国民全員が戦禍や災害に怯えることなく安心して暮らしていくことができ(=平和)、きちんと働けばきちんと文化的で豊かな暮らしを営んでいくことができる(=繁栄)、という2つの目的を達成することが、国の最大の目的であり、存在理由です。
少し難しい言葉でいえば、「平和」は「安全保障」、「豊かに暮らすこと」は「経済的利益の最大化」などと呼ばれることもあり、一般にこの2つを「国益」と呼ぶのです。
そして、外交とは「国同士のおつき合い」のことですが、その究極的な目的は、「仲良しごっこ」にあるわけではありません。「国益の最大化」にあります。これは私たち人間同士の関係に当てはめてもよくわかると思います。
たとえば、私たち個人は仕事をしなければ生活をしていくことはできませんが、仕事をしているとどうしてもウマが合わない人も出てくるでしょう。しかし、仕事を円滑に進めるためには、どうも苦手な人ともうまく付き合っていかねばなりません。
つまり、「仕事のうえではおつき合いしなければならない人」が「ウマが合う人」だったら、その人の仕事は非常に楽しくなるかもしれませんが、「ウマが合わない人」とうまく付き合っていかねばならないとしたら、やはりストレスを感じるのではないでしょうか。
また、たとえば会社で働いているときに、自分と似たような考え方が多い方が、仕事を進めるうえでは何かと楽ですし、自分の考え方が会社内で主流ではないような場合には、なんとなく居辛さを感じるものかもしれません(このあたり、サラリーマン経験者の方であれば何となく賛同していただけるでしょうか?)。
じつは、国同士のおつき合いも、この「仕事上付き合わなければならない」という事例と非常に似ています。
たとえば、日本は自由・民主主義、法の支配(または法治主義)などの考え方を尊重し、実践する国ですが、お隣の国・中国の場合は、いまだに中国共産党一党独裁を維持する全体主義国家であり、人治主義がまかり通っていると聞きます。
また、近年、日本固有の領土である尖閣諸島の周辺海域に船舶を派遣するなど、国際秩序を武力により変更しようとする危うさも示していますが、こうした行動自体、「法の支配」を重視するわが国にとっては、とうてい受け入れられないものです。
それでも「中国編」で申し上げたとおり、日本は中国とうまく付き合っていかねばなりません。
(将来的な話は別として)とりあえず今この瞬間に関しては、日本にとって中国は経済的なつながりも強く、また、中国の軍事的な暴発についても防がなければならないからです。
韓国との友好が必要な理由
外交の世界では、相手を変えられると思うな!
ただし、ここで重要なのは、外交の世界では「相手を変える」ことは非常に難しい、という点です。
これは私たち個人の人間関係に置き換えても同じことが言えます。
多くの人とすぐに打ち解けられるAさんと、人間関係が苦手なBさんという2人が、同じ職場で同期だったとしましょう。AさんはBさんのことを「どうも人間関係が不器用な人だな」と思うかもしれませんし、もしかしたらおせっかいでBさんに「もう少し人間関係をうまくやったらどうだい?」とアドバイスするかもしれません。
では、AさんがBさんにアドバイスしたくらいで、Bさんは人間関係が得意になるのでしょうか?
おそらくその答えは「NO」でしょう。
いや、それどころか、BさんにとってはAさんに対し、「おせっかいを焼くな!」と反発するかもしれませんし、そうなるとAさんのBさんに対するアドバイスは、効果がないどころか逆効果です。
さらに、話をややこしくしているのが、AさんとBさんの共通の上司であるCさんです。
Cさんは日ごろ、Bさんの人付き合いの性格に難ありと見ていて、ことあるごとにAさんに対し、「おい、A、お前Bと同期だろう?同期のよしみで、Bに人間関係の何たるかを教えてやれ!」などと指示を出すと、最悪の場合、AさんとBさんだけでなく、この2人とCさんの関係まで壊れるかもしれません。
「相手を変える」のではなく「仲間を増やす」のが正解
ではこの場合、Cさんはどうすればよいのでしょうか。
人間関係では「命令して相手の性格を変える」というのは非常に難しいのですが、たとえばCさんがBさんに対し、(Bさんのプライドを傷つけないように配慮しながら)Aさんの性格のことを褒める、というのはひとつのやり方かもしれません。
つまり、「Aさんのように人間関係を円滑にするテクニックを身に着ければ、自身の出世にも良い影響が生じる」とBさん自身に思い込ませるのに成功すれば、Bさんが自ら変わろうとするかもしれないからです。
じつは、国と国との関係も、これと非常によく似ていると思います。
たとえば、米国が日本に対し、「あの国は自由・民主主義を理解していないみたいだから、日本があの国に自由・民主主義を教えてやれ」と命令しても、うまくいくはずなどありません。
しかし、日本が「自由主義、民主主義、法治主義、基本的人権尊重、積極的平和主義」などを掲げて実際に社会を運営し、その結果、安心で安全で豊かな社会を実現することができるならば、他の国も「日本に倣って日本のような価値観を身に着けよう」と思うかもしれません。
あるいは、米国がある国に対し、「貴国は日本に倣って自由・民主主義、法治主義、人権尊重、積極的平和主義などの考え方を身に着ければ、日本のように豊かな国になれるぞ」と諭してあげるのも良いのかもしれませんね。
そして、「自分と同じような考え方の人が増えればなにかと楽になる」というのは、国同士の関係でもまったく同じことがいえます。
日本と中国は基本的な価値を共有していないため、何かと対立する傾向があるのですが、こうした日中の対立を見た第三国(たとえばASEAN諸国など)が、「自分の国は中国のような国を目指すのか、日本のような国を目指すのか、あるいはそれ以外の国を目指すのか」を自分で判断すれば良いのです。
著者自身の理解に基づけば、日本が現在進めている「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想は、まさに「法の支配が貫徹するなかで自由な交易を通じて世界の国々が一緒に豊かになりましょう」という考え方であり、それに賛同してくれる国が増えれば増えるほど、日本にとっては有利となります。
日本政府はこのFOIPを巡って、表向きは(中国などの)「特定国と敵対するための構想ではなく、このFOIPに賛同してくれる国と連携しようとする構想」だと述べているのですが、理念を掲げてそれに賛同する国を募るというやり方は、まさに人間関係におけるリーダーの仕事と同じことです。
日本がこのFOIPをみずから積極的に掲げ、それに賛同する国を増やそうと努力すること自体、日本がみずからアジアのオピニオンリーダーを買って出たという話であり、そして、このFOIP構想も、賛同する国を1ヵ国でも多く獲得できるかどうかで勝敗が決まるのではないでしょうか。
韓国との関係は「価値同盟」だった?
このように考えていくと、日本が韓国と「仲良くすべき理由」は、明白です。
それは、日本が国際社会において、味方を1ヵ国でも多く獲得することにあります。
日本と韓国が戦後、国交を正常化したのは、1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定以降の話です。
著者自身、当時の日本社会の空気を知る立場にはありませんが、おそらくは米国からの圧力もあったかもしれないにせよ、日本側には「国際社会において、韓国を味方にしておきたい」という期待もあったのではないかと想像します。
また、当時の韓国は軍事独裁国家でしたが、それでも韓国社会にはまだ大日本帝国統治時代に教育を受けた人々が現役で活躍をしていましたし、おそらく日本社会にも、学校で韓国人と同級生だったという人はたくさんいたのではないでしょうか。
そして、当時、日韓両国は、共通の敵である「共産圏」と向かい合っていました。
韓国側が当時から日本に対し、折に触れて「歴史問題」を持ち出していたことはたしかですが、これも想像するに、日本社会では「韓国が謝れと言っているならばさっさと謝って、この歴史問題にけりをつけて、韓国との連携を進めるべきだ」、という空気もあったのかもしれません。
韓国は民主化したが…
その韓国は、日韓国交正常化当時こそ独裁国家でしたが、その後民主化され、1988年には初の民選大統領が出現し、その後、現在に至るまで7代にわたって民主的な選挙が実施され続けています。
また、韓国社会では言論の自由も保証されているようであり、実際、(私たち日本人の目から見れば、時として激しすぎる)デモ活動も行われています(といっても、親日的な主張をすると社会的に激しい批判を浴びるようですので、完全な意味での「言論の自由」といえるのかは微妙ですが)。
さらに、現在の韓国は自由・民主主義国として、米国や日本を含めた西側諸国からは「友好国」として迎えられており、米国や欧州連合(EU)などとも自由貿易協定(FTA)を締結しています。
その結果でしょうか、韓国はさまざまな紆余曲折はあったにせよ、現時点においては1人あたりGDPで日本とほぼ肩を並べる水準にまで成長しています(図表)。
図表 1人あたりGDP・日韓比較(名目値、米ドル換算)
(【出所】国際通貨基金 “IMF World Economic Outlook database” より著者作成)
つまり、韓国社会は、見た目は自由・民主主義国になったわけであり、かつ、数字の上では立派な先進国です。
そして、韓国が自由・民主主義国として、事実上、先進国の仲間入りしたことは、本来であれば、日本にとっては歓迎すべき現象であるはずです。というのも、日本にとっては同じ自由・民主主義国の仲間が1ヵ国でも多く増えることが、本来ならば国益にかなうはずだからです。
言い換えれば、韓国は自由・民主主義国としての恩恵を大きく受けたわけですから、その恩返しとして、韓国自身が「自由・民主主義を受け入れればこんなに豊かになるよ」というモデルケースをほかのアジア諸国などに見せることで、自由・民主主義の仲間を1ヵ国でも増やすくらいのことはしても良いでしょう。
また、韓国の経済発展において極めて重要な役割を果たしてきたのが自由・民主主義国家の先輩である米国と日本ですから、米国や日本が非民主主義国と対立する際、韓国は同じ自由・民主主義国として日米の立場を支持するというのは、当然に期待されている話でしょう。
韓国は期待に応えてきたのか?
韓国は日本や米国を裏切ってきた
では、その韓国は、同じ自由・民主主義国として、国際社会における日本(や米国)の行動を支持してくれているのでしょうか。
とくに最近だと、北朝鮮が核・ミサイルなどの大量破壊兵器を開発しているとみられ、国際社会の平和と安全において大きな脅威をもたらしていますが、北朝鮮のCVIDないしFFVD(※)方式による非核化を、韓国は全面的に支持してくれているのでしょうか?
(※CVIDは「完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄」 “complete, verifiable and irreversible dismantlement” 、FFVDは「最終的な、完全な、かつ検証可能な非核化」 “final, fully verified denuclearization” の略。)
また、中国がことあるごとに増長し、軍事的に世界を侵略する野心を隠さなくなっていますが、日米両国が中国と対立する局面において、そうした中国をたしなめる行動を取っているのでしょうか。そして、日米が提唱するFOIPを支持してくれているのでしょうか。
おそらくその答えは、読者の皆さまがよくご存じだと思います。
現在、非常に残念なことですが、韓国は北朝鮮のCVIDないしFFVD方式での非核化を公然と支持してくれてはいません。それどころか、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領はことあるごとに、国際社会に対し、北朝鮮に対する国連経済制裁の解除を求めているていたらくです。
また、FOIPについて、韓国政府は「支持する」とも「支持しない」とも述べておらず、徹底的にあいまいな態度を取り続けています。韓国は自由・民主主義国としての恩恵を受けていて、かつ、米国の同盟国として、米国に守られているにも関わらず、です。
歴史問題という韓国の闇
さらに、韓国の日本に対する態度に非常に重要な問題があります。それは、「歴史問題」を政治、経済に絡めてくることです。というよりも、韓国を論じる際に、歴史問題(正確に言えば、「韓国が歴史問題を政治問題化している」という事実)を避けて通ることはできないのです。
本稿では、韓国が主張する「歴史問題」とやらの正当性や不当性について、敢えて議論するつもりはありません。
ここで重要なのは、彼らが「日本は日帝36年(※)の植民地支配の不当性を認め、韓国がもう良いというまで、心から謝罪と賠償をせよ」などと主張しているという事実であり、彼らがそう主張することで、日本や米国の国益に、いかなるマイナス影響が生じているかという点です。
(※「日帝36年」とはあくまでも彼らの主張であり、日韓併合の1910年から起算して、韓国が「解放」された1945年までの正確な年数は35年ですのでご注意ください。)
いちおう、誤解を招かぬように申し添えておきますが、その国がどんな歴史を国民に教え込むかは、本来、その国の自由です。極端な話、「わが国の歴史は半万年」、「人類の起源はわが国にある」などと荒唐無稽なストーリーを捏造して国民に教え込むのも自由です。
しかし、そのようにして教え込まれた歴史をもとに、誤った行動を取ることは、とうてい正当化されるものではありません。
ましてや、自国に対してまったく脅威をもたらさない日本との争いを欲する一方で、自国に対して深刻な脅威をもたらしているはずの北朝鮮に対し、沈黙を守るという行動は、不可解を通り越して無責任ですらあります。
「韓国を友好国に」という幻想
さて、当ウェブサイトでもこれまでさんざん議論してきたとおり、韓国が日本に対し、どんな不法行為を働いてきたかをリストアップすると、正直、キリがありません。
ここではとりあえず、李明博(り・めいはく)政権以降、韓国が日本に対して仕掛けてきた、そしていまだに解決していない問題の、ほんの一部を紹介しておきましょう(肩書は当時)。
李明博政権期
- 在韓日本大使館前に慰安婦像設置(2011年12月)
- 李明博大統領が島根県竹島に不法上陸(2012年8月)
- 李明博大統領による天皇陛下侮辱発言(2012年8月)
- 韓国政府が野田佳彦首相の親書を郵便で送り返す(2012年8月)
朴槿恵政権期
- 朴槿恵大統領、日韓首脳会談を拒絶(~2014年3月)
- 安倍総理の米上下両院合同演説に対する韓国国会の非難決議(2015年5月)
- 日本の産業革命関連施設の世界遺産登録妨害(2015年5月~7月)
- 釜山の日本総領事館前にも慰安婦像設置(2016年12月)
文在寅政権以降
- 旭日旗騒動(2018年9月頃~)
- 自称元徴用工判決問題(2018年10月30日、11月29日)
- 韓国海軍駆逐艦による自衛隊機への火器管制レーダー照射事件(2018年12月20日)
- 国会議長による天皇陛下侮辱事件(2019年2月頃)
- 日本による韓国向けの輸出管理適正化措置(2019年7月1日発表)
- 慰安婦財団解散問題(2019年7月までに発生)
- 日韓請求権協定の完全な無視(2019年7月19日に完成)
- 日韓GSOMIA破棄騒動(2019年8月22日~11月22日)
- 対日WTO提訴騒動(2019年9月11日~11月22日、6月2日~)
- 日本人に対するビザ免除措置の停止(2020年3月9日以降)
正直、これらの行為によって韓国が自国のプライド(?)を満たす以外に何か効果があったのかは疑問です。
そして、日本は韓国が経済大国に成長するのを助けたのは間違いないでしょうが、そのことは日本の国益に役立たなかっただけでなく、国際社会においてことあるごとに貶められるという意味で、むしろ日本にとっては大きなマイナスとなってしまったことは、じつに皮肉な話です。
自称元徴用工問題と米中二股外交は次元が違う
ただし、これらの不法行為のなかには、単に「多くの日本人にとって不快である」というだけに留まらないものも多く含まれています。その典型例こそ、自称元徴用工問題でしょう。
これは、「植民地支配の不当性」を韓国の裁判所が認めたという意味では、日本にとっても絶対に受け入れられないものですが、それだけではありません。
1965年の日韓請求権協定で国際法的には決着している問題を一方的に覆したという意味で、日韓の法的基盤を破壊するだけでなく、韓国というGDPで世界10位圏に入ろうかという経済大国が、自由・民主主義国家として絶対に守らねばならない国際秩序に挑戦したのだ、と言うこともできるでしょう。
あるいは、FOIPに対し、わざと態度を曖昧にし続けていることは、自由・民主主義陣営である米国や日本から見れば、韓国が日米の利益を損ね、対立する陣営である中国を利しているのとまったく同じことでもあります。
さらに、日本にとっては死活的に重要な北朝鮮の非核化、日本人拉致事件の解決などに韓国が非協力的態度を貫いていることは、極端な言い方をすれば、韓国が北朝鮮の核武装や日本人拉致事件をめぐって、北朝鮮の共犯者と化しているのだ、と評価できなくもありません。
すなわち、現在の韓国は、非常に残念なことに、日本にとっては国益(安全保障、経済的利益)に資する国ではないのです。
そのような国に対し、なぜ虎の子の貴重な技術を教えてやらなければならないというのでしょうか。なぜ、日本が日韓通貨スワップなどの便宜を供与して韓国を金融危機から救ってやらねばならないというのでしょうか。
朝鮮半島生命線説から決別せよ
さて、普段から申し上げているとおり、日本社会には「朝鮮半島生命線説」とでも言えばよいのか、「あらゆるコストを払ってでも、日本は韓国を友好国に引きとどめておかねばならない」、といった主張(あるいは幻想)が見られます。
※朝鮮半島生命線説とは?
- ①地理的に近い朝鮮半島が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす
- ②だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない
このうち①についてはそのとおりでしょう。
日本の領土と朝鮮半島は、いちばん近いところで50㎞ほどしか離れていません。釜山は対馬の目と鼻の先です。そんな場所が日本の敵対国となったり、核武装したりすれば、日本の安全保障はまったく異次元の脅威にさらされるはずです。
ですが、だからといって自動的に②が成立するとの考え方に、著者としては賛同しません。なぜなら、諸外国のケースでも、敵対国と国境を接していながら、うまく状況をリスク管理している事例など、いくらでもあるからです。
というよりも、「相手国を変えること」が非常に困難であるという点は上述したとおりですし、「自分の努力で相手国を変えることができる」と考えるのは思い上がりですらあります。
日本にとっては韓国が敵対国とならず、ともに手を取り合い未来に向けて発展していける関係を結ぶのが最善の選択肢であることは間違いありませんが、それ以上に重要なのは、「相手国がそれに応じるかどうか」についてはまったく別問題だ、という点です。
最後に、「数字で読む」シリーズを名乗りながら、本稿では数字らしい数字がほとんど出て来なかった点については、少々反省しています。明日以降の論点では、もう少し数字を使って、具体的な日韓関係(とくに日本から韓国への支援など)について振り返ってみたいと思いますので、ご期待ください。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
この記事、本文全て目次ページに出てしまってます。
匿名コメント主様
ご指摘ありがとうございました。修正しました。
更新ありがとうございます。
朝鮮半島は、外洋航海が大変だった頃は便利に使っていたけれど、今となっては使わなくても全然問題ないという位置付けです。
一世紀程前は、大国と距離を置くための盾として使った事もありましたが、変質した上、やはり必須では無くなってしまいました。
今や大事なのは、いかに影響を局所化した離韓(捨韓)を実現させるかでしょう。
(そのためには、サプライチェーンの冗長化は必須であるとも)
その先には、離中も控えているかも知れません。
日韓関係はアメリカの、圧力を別としたら、地理的に近いから産業に取っても都合がいいと言う面もあったのでは。地理的に不利になってもいいから韓国と距離を置けって話で。
公式の大陸との通行ルートとして朝鮮半島経由だったのは665年までで、それ以降は東シナ海を横断する直行ルートに変わっています。もちろん、朝鮮半島との通商のための往来はあったでしょうから、玄界灘を越える行き来はありましたが、対中国という意味であれば、8世紀以降ほとんど使われていません。つまり、中継地としての価値も、とうの昔に失われているのです。
また、大陸からの軍事的侵攻に対する防波堤という意味においても、元寇の経緯をみれば明らかなように、大昔から一度たりとも役に立ったことはありません。
以上から考えれば、日本にとって、朝鮮半島との付き合い方については、他を顧みることなく、ただその付き合いが国益に資するものかどうかだけを考えれば良いということになります。
歴史的に顧みれば、7世紀以前はともかく、それ以降で朝鮮半島と関わって得られたものと言えば、秀吉の朝鮮出兵に伴って、連れ帰った陶工たちによってもたらされた磁器製作の技術くらいでしょう。つまり、近代以前においては、ほぼ没交渉でも問題なかったということです。
近代以降、さまざまな経緯と理由により、朝鮮半島と関わらざるを得ない状況にありましたが、プラスマイナスを総合すると、やはり全体として国益に資したとは言い難く、むしろ結果的に国益を損ねたと言っても良いのかもしれません。
結局のところ、日本にとって朝鮮半島は非敵対国であってさえくれれば最上で、それ以上を望むべきではないということなのだろうと考えます。
龍 様
中国大陸までは内海に近い(日本ー沖縄ー台湾の外側に出ないと外洋とは呼べないような)ですので、平安の世になる頃には航海の難易度は大分下がっておりますね。
国土防衛の為の防人もこの辺りの少し前からスタートしておりますし。
朝鮮半島はロシア対策として確保したけど、結果的にコスパは最悪であったというのは同意します。
本当に緩衝地帯以外に使い物にならないです。
CVIDは当初”Complete,Verifiable,Irreversible Denuclearization”だったはずです。
そしてFFVDも”Final, Fully Verified Denuclearization”でしたが、Dismantlementを使う表記もありますね。
いつのまにか、非核化(Denuclearization)が、撤去や破壊を意味する単語(Dismantlement)に置き換わってます。明らかな後退ですね。
核兵器を完全破壊したことを検証できても再核武装すれば、それは非核化でない。最終的に完全に核兵器の破壊を検証しても、同じこと。鈴置さんのはじめの頃の論評を確認してみるといい。
メディアがわざと修正を加えているのか、日米当局が変更したのか。いずれにせよ、頭文字による略称というのは言葉の使い方としてゴミofゴミです。意味の変更が容易で、勝手に知らず識らずのうちにおこなわれます。
FOIPという略称を使うのはダメです。必ず「自由で開かれたインド太平洋」と表記しましょう。
文字数を少なくすることで失われたり、曲解されたりする情報が発生するスキを作ります。重要な概念は、必ずフルスペックに意味がわかる表記が必要です。
最初の1回目はフル表記しておけば2回目からは略称でいいなんてやってると、みんなわかってるからと最初っから略称になっていく。気がつくと本来の意味がごまかされているという状態まで後退する。
言葉狩りとかそういうことでなく、言葉と意味はセットで伝えることが大事であるという話です。略称なんかを当然のように使ったたらマスコミが概念変更してくるぞ。わかっているのか、新宿会計士さん!そういう下らないスキを作るのがダメなんだよ。言葉を武器にする以上、言葉を軽視するな!1回目はマイルドに言ったけど今度はきつく言いました。私は仏でない。
foipってちゃんと初出の時に正式名称で出てませんか?貴方の指摘は難癖と言います。
ひと昔前にマスコミや活動家が安保法案改正反対とデモをしていましたが、どの法律のどの条文が気に喰わないのかをまるで分かりませんでした。長々と全法律を書く必要もありませんが本質がぼやける略称はすべきでないということですね。確かにPPAPと書かれてても何のこっちゃと言った感じです。
言論の世界は戦場だ。略称は言葉を殺すことになる。(クワトロさん風に)ということでしょうか。
本質がぼやけるから略語を使い過ぎるなには賛成。cvid ffvdの意味が変質していたなんて初めて知った。だけど上でも指摘されてるがケロ夫氏の元コメントは流石に難癖的な部分もあって全面賛成は出来ないかなあ?
NATOが人口に膾炙したのは発音がしやすかったからでしょう。
ワルシャワ条約機構軍は、WTOがありますがあんまり使う人がいなかった。
FOIPもなんらかの意味が通じるか、発音しやすいacronymならよかったのですが、FOIPはホィップ?
クリームかよw。あるいは技術用語にしかなりません。
呼びやすい別の呼称を考案するなら、Free Oceansなんてどうでしょう。Oceans11なんかのおかげでカッコいいイメージがあります。
Pacificに限定しなくても良いし。
ただ、ヲタクからはFree Planetsみたいで不吉だと文句言われそうです。
田中芳樹は中国研究者出身ですが、アーレハイネセンの脱出は「長征一万光年」と毛沢東をイメージしているのがアリアリなんですよねえ。
腐敗した民主主義は、腐敗して形骸化した共産主義になったのは皮肉。
りょうちん様
INPACTO (INdian-PACific Treaty Organization)ってのは如何でしょうか?
ケロお 様
気持ちはわからないでもありませんが、他の方同様、これは言葉狩りないし難癖かと思われます。
> 頭文字による略称というのは言葉の使い方としてゴミofゴミです。
長すぎる言葉は省略して使われる。どこの国でもいつの時代でも普通に行われて来た事です。ケロお様だって、総理、厚労省、陸自、海自、空自、衆院選、エイズ、HIV、PCR、夏の甲子園、セリーグ、箱根駅伝、損保、生保、JR、JAL、ANAと言った略語、略称を使うでしょう?
単語の中には略称から生まれたものがあります。「選挙」は「郷挙里選」から、「ビニール」は「ポリ塩化ビニル」から来てます。
小田急、近鉄、名鉄、西鉄のように略称で言われる会社名もあります。
日常生活でありふれた単語に対していちいち正確を期す言葉を使いますか?
>意味の変更が容易で、勝手に知らず識らずのうちにおこなわれます。
> 文字数を少なくすることで失われたり、曲解されたりする情報が発生するスキを作ります。
マスコミがどう変えようと別に良いではありませんか。当事者と私達がわかっていればいいのです。
>FOIPという略称を使うのはダメです。必ず「自由で開かれたインド太平洋」と表記しましょう。
安倍総理の提案した言葉とは言え、この表記は長すぎるし、冗長です。意味するところはわかりますが、もう少し短くして欲しかったです。その略称としてFOIPは別に悪くありません。
どうしても英単語の略語が気に食わないなら自分で略語を提案してみては?「印太協商」「両洋連合」とか、四字熟語にすればいいではありませんか。
ま、結局は短い方が受け入れられるでしょうから、FOIPが定着するでしょうね。クリームっぽいですけど。
重要な概念は、必ずフルスペックに意味がわかる表記が必要です。
>最初の1回目はフル表記しておけば2回目からは略称でいいなんてやってると、みんなわかってるからと最初っから略称になっていく。
仕事の上ではそれが便利だからです。いちいち正式名称で言うのは不便ですから略称は普通に使います。それが社会の常識です。
>気がつくと本来の意味がごまかされているという状態まで後退する。
> 略称なんかを当然のように使ったたらマスコミが概念変更してくるぞ。わかっているのか、新宿会計士さん!そういう下らないスキを作るのがダメなんだよ。
今どき牧師やお坊さんでさえそんな下らない事は言いません。大事なのは言葉の「表記」ではなく、その意味するところです。
そんなに気になるならケロお様だけ延々と正式名称を一人で書いてればいいでしょう。私は患者さんに説明する時はフルスペックか簡単な言い換えを使いますが、わかってる人には普通に略語を使います。ここでもCOVID-19のように略語を堂々と使う事にします。
>言葉狩りとかそういうことでなく、言葉と意味はセットで伝えることが大事であるという話です。
学生にいう分は構いませんが、大の大人には言わずともわかります。わからない人はここに来ません。
>言葉を武器にする以上、言葉を軽視するな!1回目はマイルドに言ったけど今度はきつく言いました。私は仏でない。
略語を使う事は言葉を軽視する事だ、という事ですか?噴飯物の詭弁です。
ケロお様は生まれてこの方一度も略語を使った事がないのですか?感情任せにそういう事を軽々しく言うと自分の首を絞めますよ。ケロお様が略語を使うたびに「言葉を軽視するな!」と指摘されても文句は言えなくなります。
確か、COVID-19、SARS-CoV-2という正式名称が決まっても武漢肺炎、武漢肺炎ウイルスという言葉を使ってましたよね?私もこれまで使ってたので大目に見てましたが、ケロお様が正式名称に拘るなら、この言い方はできなくなります。
それでもいいのですか?
他にも、「新宿駅から羽田空港まで山手線とモノレールで行って、JALで伊丹まで行く」と言う言葉は使えません。
「東日本旅客鉄道株式会社の新宿駅より、東日本旅客鉄道山手線と東日本旅客鉄道東海道本線を経由し、東日本旅客鉄道株式会社の浜松町駅から東京モノレール株式会社の浜松町駅に乗り換えて、東京モノレール羽田空港線という単線軌条の鉄道にて東京国際空港へ向かい、東京モノレール羽田空港第1ターミナル駅にて下車して東京国際空港第1旅客ターミナルが入店するビルディングに入り、日本航空株式会社の104便にて大阪国際空港へ向かう」と言わなければ言葉を軽視した事になりますよ?ケロお様の言い分なら。
繰り返しますが、大事なのは言葉の表記ではなく、言葉の意味するところです。新宿会計士様の論考で大事なのは「自由で開かれたインド太平洋」か「FOIP」という表記ではなく、日本がどのような道を行くべきと考えるのか、という事です。略語か正式名称か、などは枝葉末節です。
とある福岡市民 様
概ね同意です。
話は若干変わるんですがCOPDって病名、恐ろしさが伝わらないと思いませんか?日本語にすると慢性閉塞性肺疾患。かつて呼ばれてた肺気腫(+慢性気管支炎)のほうが怖い感じがします。COVID-19は連日の報道で刷り込まれて恐怖感があると思いますがCOPDって軽い感じがします。志村けん氏もそうだったのではと思ってますし、渡哲也・渡瀬恒彦兄弟、歌丸師匠等有名人が罹患した病気の割には知られてないのはこの略語のせいではないかと疑っています。
要は場合によっては、人々に認知にしてもらうためには、略語よりわかりやすい病名にしたほうがいいのでは、と思った次第です。すんません、素人が余計な事書きまして。
ケロお様
>CVIDは当初”Complete,Verifiable,Irreversible Denuclearization”だったはずです。
いいえ、CVIDの”D”は最初から”Dismantlement”でしたよ。御自分で当時の記事を良く御確認なさることをお勧めします。
>そしてFFVDも”Final, Fully Verified Denuclearization”でしたが、Dismantlementを使う表記もありますね。
>いつのまにか、非核化(Denuclearization)が、撤去や破壊を意味する単語(Dismantlement)に置き換わってます。明らかな後退ですね。
恐らくですが、最後の引用文も間違いだと思います。
トランプ・アメリカの北朝鮮に対する当初の要求はCVIDつまりDismantlementでした。ところが北朝鮮は全く同意しそうにないので一種の妥協案としてDenuclearizationを含んだFFVDを持ち出して来たという流れでした。
つまりDismantlementのほうがDenuclearizationよりも強い(厳しい)要求だということです。
それは”Dismantlement”つまり「破棄」あるいは「撤去」に”Irreversible”つまり「不可逆的な」が付くと、求める内容は核弾頭の破棄や撤去だけではなくなるからです。
核開発に関連したあらゆる施設(代表的なものとしてはウランの分離・濃縮施設や核爆発実験施設やICBMのロケットエンジン生産施設や燃料生産施設、またそれらの技術の研究開発施設)の破棄・撤去、更には北朝鮮の核兵器開発に関連する研究者の北朝鮮からの退去(アメリカへの移住)など、およそ北朝鮮が二度と核兵器開発をしようとしても不可能な(つまり北朝鮮の核廃棄が不可逆的なものとなる)ようにハード(施設や核弾頭)もソフト(人材)もすべて破棄あるいは北朝鮮から撤去することが”irreversible dismantlement”という句に含まれているのですよ。
それに対して”denuclearization”つまり「非核化」は現時点で保有している核弾頭や核弾頭に使用できる濃縮度の核燃料(ウランやプルトニウム)を北朝鮮から無くすることに過ぎません。(まあ、それに加えて核弾頭の運搬手段としてのICBMぐらいはアメリカは破壊あるいは撤去させるでしょうが)
つまりirreversible dismantlementのほうがdenuclearizationよりも桁違いに厳しい要求なのです。だからこそトランプは停滞した交渉の進展を狙ってCVIDからFFVDへと要求ラインを下げたのですが、核保有こそ金王朝を守る唯一の手段と信じる北朝鮮が受け入れる筈もありませんでした。
今日は、反日抜きでコメントします、
韓国は、日米の支援を受けて、最貧困から10位レベルの国に成長したからこそ、日米に逆らうことが出来る様になったと考えており、恩を感じる民族では有りません。
朝鮮人特有の感情「恨」は、恩を受ければ受けるほど、増えますので、日米が韓国の要求を聞く事で解決する物では無く、より悪化してしまうものです。
韓国は、施政者の正統性のため、過去の歴史を捏造し、架空の民族の優秀性を喧伝した民族主義となり、歯止めが効かない状況です。
このため、韓国が下と見る、NZ、ベトナム、フィリピンなどの国と軋轢を起こしています。
民族主義教育が、3世代を超えてますので、誰も教育内容を否定する事はせずに、煽るだけですので、同様の問題が、増えると思います。
韓国にとっての外国の基本は、日米中露北ですが、すでに外交は手詰まりとなっており、それ以外の国とも悪化していく要素ばかりですので、孤立して行くでしょう。
最後に拾うのは、中国になると思いますが、その前に韓国を最貧困の状態に戻してあげる事が、日米の役割だと思います。
う〜ん、いまいちかな。
韓国を最貧国にすると言うよりも、韓国は仮想敵国ですよ。仮想敵国にはそれ相応の対応が必要です。
だんな様
韓国「衣食足りて反日全開」
中国「衣食足りて全方位軍拡全開」
ちかのさま
「反日」を書かないと、切れが悪くなるニダ。
中朝は、元々日米と共有する価値観を、持てないんだと思います。
イスラムもそうなのかなぁ。
だんな様
まさにその通りです。
衣食足りて礼節を知るや、裕福になれば民主化するは、なんの根拠もないデマです。
むしろ、彼らはこのデマ利用して援助を受けていたのが正しい見方だと思います。
儒教とは、簡単に言う「力こそ正義」。強者には逆らえないので、弱者の精神的安定と身分の固定を正当化させる理論です。
力をつけたら、それに相応しい義務を負うのではなく、ルールを超えられると思うのが儒教。
儒教的国家に力をつけさせた、自由主義国の不手際ですね。
更新ありがとうございます。
韓国が復興いえ、国をマトモに興すに当たり、日本、米国の援助は計り知れません。それは明治開国以来90年で世界のトップ級に仲間入りした日本の1960年頃よりも、遥かに短期間、およそ30年で世界10位前後です。しかし、所詮自分の努力ではありません。
その恩返しとして、韓国自身が「自由・民主主義を受け入れて豊かになる」というモデルケースを履き違え、我がもの、自分らは優れた民族である(阿呆!)と傲慢に振る舞い出しました。
自由・民主主義の仲間を見下し出した。また特にASEANはじめアジアの友邦国を差別した。最低ですね。
また韓国は同じ自由・民主主義国として日米の立場を支持せず、国交を結んだ宗主国ににじり寄り、隙あらば鞭を出す中国が怖くて仕方ない。日米韓の枠組みは、韓国の二股外交でとっくに壊れてます。
FOIPには態度曖昧、THAADも破棄するGSOMIAも破棄出来るといい出す(実際THAADは完全には完成してません)、日米との演習なんて何年もしてない(笑)。
日本は、まだ一部に朝鮮半島生命線説や日韓が知恵を出しあって未来的外交を、、なんてヌカス左傾化人、マスゴミ、オールドタイマーが居ます。しかし、完全にそれは「あり得ない事、韓国は中国の手先、敵国だ」と言う認識を持つべきです。
> 中国がことあるごとに増長し
中国を韓国に置き換えても同じことが言えますね。
助ければ助けるほど、「ウリが必要不可欠だからニダ」と考え、増長するのが朝鮮人です。それは、「ウリの方が上」という妄想につながります。朝鮮人に対等な関係などなく、どちらが上でどちらが下かという考えしかないのです。
増長した朝鮮人が鼻つまみ物であることは、ようやく世界に知れ渡るようになりました。対等な関係を結べず、国際法を守れない限り、「テメーらは世界で一番下なんだよ」と思い知らせる好機です。そうしてこそ、国際法を守る(守らざるを得ない)ようになるでしょう。そうなる前に民族ごと滅ぶかも知れませんが、それは自業自得というものです。
何があっても、最後はみんな仲よくしましょうねというのは、美しいかも知れませんが偏向教育です。
最近は童話でも、残酷な最後は避け仲直りしてみんな仲よくという結論に書き換えられることもあるようですが、童話が持つ道徳教育としての側面を無視した愚挙としか思えません。
身勝手でどっちつかずの蝙蝠が、ボロボロになって滅ぶ結末を目にするのもいいではありませんか。
個人的な見解としては、朝鮮人は滅ぶべきだと考えています。
それは自然淘汰でさえなく、人類が進化するためのアポトーシスなのです。
イーシャさま
アポトーシスとは、個体の生存に不要な細胞の自死ですので、進化とアポトーシスを結び付けるのは、?です。
アポトーシスを起こした細胞の分解物は、周辺の細胞に取り込まれる事も有るので、要注意ニダ。
だんな 様
進化より成長の方が適切ニカ ?
胎児が育つ過程で発生する指の間の水掻きのような膜。それが朝鮮人。
消え去ってこそ、正常に育つことができます。
私は、日本人が二十年間毎日毎日「韓国経済はもうすぐ破綻する」と言い続けてきて、実際にはその気配がないように、「韓国は孤立する」も日本人の幻想だと思っています。北朝鮮についても同様です。
日本自身が、明確に韓国経済を破綻させる覚悟をし、韓国を国際社会で孤立させる意思を持ち、実際にそれをない限り、これまでと同じ状況が続くでしょう。
> ようやく世界に知れ渡るようになりました。
どうでしょうね。日本国内ですら周知されていないのに。
> 朝鮮人は滅ぶべきだと考えています。
日本が滅ぼさない限り滅びませんよ。
韓国はしぶとい。ブログ主も言っているがいつのまにかGDP per Capitaは日本と肩を並んでる。何だかんだで餌遣りを辞めないと韓国は滅びない。
阿野煮鱒様
阿野煮鱒様>日本が滅ぼさない限り滅びませんよ
全く同感です。
日本は自分が動いて国際環境を変える自力救済への努力をもっとすべきです。
朝鮮半島生命線説にて朝鮮半島の国家に融和策オンリーしかないように管理人様に書かれるようではいけません。
自力で朝鮮半島の住人を回りの都合良い人間を居住させる処置も考えるべきです。
不要な住人をはじいて入れ換える。
日本外交のオプションとして検討が要ると思います。
阿野煮鱒さま
社会的なコンセンサスとして「日韓関係の修復する為に、日本が譲歩すべきで無い」が、70%になるまで、長い時間が掛かりました。お人好しの日本が、滅ぼすべきだというスタンスに近づいてきました(まだ大分有るかな)。
切っ掛けが有れば、韓国が騒ぐ分、加速されると思いますけどね。
家にゴキブリが発生したとします。
家を徹底的に掃除してエサとなるものをなくしてしまう。
殺虫剤で駆除する。
アシダカグモさんを放つ。
などなど何か行動を起こさない限り、自然にいなくなる事はないです。
お父さんが家に帰ってきたらゴキブリ退治に動いてくれるとは限りません。
忙しくて気が付かないのかもしれませんし、ゴキブリに
構っている余裕がないのかもしれませんし、気にしないのかもしれません。
ゴキブリを駆除したいのであれば、自分で動くか、お父さんに対してちゃんとせっつかないといけません。
間違っても誰かが勝手にやってくれるなんて思わない方がいいです。
なお、あくまでゴキブリ駆除の話です。
本論とは、ずれますね。
えーと、お約束なので一応。
ゴキブリさんに謝ってください。
な、何を仰られるのでしょうか。
特に何かをゴキブリに例えるつもりはありませんよ?
多分、きっと、おそらく。
ただ、何かの誤解を招いた恐れはあります。
ゴキブリさんたちには、大変不快な思いをさせてしまった事を深くお詫び申し上げます。
バルサンを焚く場合は、マンション1棟丸ごと同時にやらなくてはなりません。
戸建てでも向こう三軒両隣くらいが一斉にやる必要があります。
誰か一人が甘い顔をすると、そこに付け込んで来ます。
> どうでしょうね。日本国内ですら周知されていないのに。
ニュージーランドやベトナム、フィリピン等から抗議の声が堂々と上がるようになってきました。
> 日本が滅ぼさない限り滅びませんよ。
そう。そういう事実を言ってくださる方は貴重な存在です。
そして、私が目指すのは、完全に滅ぼうと李氏朝鮮時代に戻ろうと、大量に死にゆく朝鮮人を目の当たりにしたとき、日本人が可哀想と思ったり助けようとしたりせず、平然と見捨てられる土壌を築くことなのです。
朝鮮半島がなければ敵国と直接接してしまう(まだ間に狭いとはいえ海がありますけどね)
朝鮮を味方にという人達の中で唯一一見真面そうな理由だと思います
それ以外は、過去が~とかお隣だから~とか近い民族だから~とか付き合い長いから~とか、全て幼稚園児以下の話しかありません
確かにロシアというか共産勢力の南下は恐怖だったと思いますし、戦後も冷戦期の日本は北海道を陸自の最大戦力所在地としてきました
では、その対策はどうすべきでしょうか?
やはり緩衝地帯を置く?
明治以降の日本の外交はまさにそれだったと思います
まずは半島の安定を狙うがうまくいかず、清と戦争し下し自立させてやった、ところが朝鮮は自立すら出来ずロシアの影も見えたので併合する事に
その結果として半島が敵対勢力と接してしまう事に、そこで新しい緩衝地帯の満州だ、となってここで欧米とガチ利害衝突に、といった流れになりました
これでもし満州を無事勢力圏にしたら次はどうなるでしょう?
当然満州を守る為に今のモンゴル地域を傘下に、次にシベリアを、更に中央アジアを、最後にはロシアを滅ぼさないと、要はキリがないんですよ
多くの国は日本と朝鮮半島どころか、直接地続きで国境を接しています
当然その中には隣国と紛争を抱えている場合も数多く見られます
日本もそれと同じ覚悟をすればいいんじゃないですか?
最初に「ロシアとの緩衝地帯を」こう思った時点で負けたんです
逃げの戦法を取った結果余計な負担は増し、肥大してバランス悪い国家になったのです
最初からロシア何するものぞ的に覚悟を決めればよかったのです
今も全く同じです、朝鮮半島が敵国になる?
元々国家の関係などお互いに国益に基づくものです、隣との関係に覚悟を決めればいいだけです
何をいつまでもグダグダ言い訳しているんでしょうか?
第一既に朝鮮半島は敵国でしょ?
日本に核の狙いをつけ、対日本用に長距離ミサイルを開発し、最新鋭戦闘機を購入し、原潜と軽空母を計画する、これを敵国と言わずに何と言うのか
あの半島全体がすでに日本の敵なんですよ
そして日本は効果が薄れたとはいえ、今でも周囲を海に囲まれたことによって守り易い国であるのことは変わりありません
あとは日本が覚悟を決めるだけです
損切りはだらだらするのが一番まずいです、今こそ将来の日本の為に動くべきでしょう
建設的な議論をお望みならコテハンを推奨します。
スルーするには惜しい。
中央日報から
光復会長「太極旗部隊からアカと呼ばれる人が大統領になるべき」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e90c4c7bab29a4115b7486d670628bcf16997ec
以下引用します。
韓米同盟についても「米国は韓国を友人と認めず手下と見ていて、韓米間の水平関係を築く必要がある」とし「しかしこのような主張をすれば、特定政治勢力と親日に根を置く言論勢力はアカという」と話した。
引用ここまで。
いやそれは「アカ」だから。
韓国人が豊かになって、アメリカと対等の関係にしなければならないという考え方です。
韓国人の世論はともかく、韓国政府の従中媚北反日離米の流れは、変わりません。
反日・貶日はとうとう韓国の国教になったらしいです。
宗教名は何にしましょうかね。
>>韓国で「反日」は宗教化し、狂気に満ちた全体主義社会へ進んでいる
https://news.yahoo.co.jp/articles/b13a8fb93575bd1e879c410019740b4abc4b39f6
田舎人さま
語弊を恐れず言えば、
「K-trick教」が最適なのでは?・・。
> 「土着倭寇」(韓国の新造語で日本叩きを意味する)という言葉もそうだ。
嘘です。だめだ判ってない。この記事を書いた李東原(イ・ドンウォン)なる人物、本当は日本人じゃないの?
土着倭寇は、親日派のことを口汚く罵る言葉です。倭寇は日本人のこと、土着は韓国生まれの韓国人のこと。国籍・民族は韓国人でも、中身は日本人ということです。
日本叩きではなく、内部葛藤です。自分の敵を親日派認定して引きずり下ろすための言葉です。
韓国が「防波堤」の役をなさなくなったのは北朝鮮がミサイルの開発に成功した1990年代です。
本来そこで韓国の地政学的な価値は激減するはずですが、それを覆い隠すのかのように強気に出ているというが現実です。
今日本は在日米軍や在韓米軍には守ってもらっていますが、韓国には守ってもらっていません。韓国はTHAADにもアメリカのMDにも非協力的です。
どんな国とも断交とかになれば経済的な結びつきが切れることによる深刻なデメリットが必ずあります。グローバルな現代であれば当然のことです。
だからといって仲を悪くしないために相手の勝手な言い分をすべて鵜呑みにしなきゃいけないなんてことはありません。耐えられるレベルの経済的な痛手を覚悟して断交なり強烈な経済制裁なりしていく必要があります。そうしないで相手の要求を飲んでいてはさらなる大きな負担を強いられますし、国民の不満でもって政権維持もままらななくなるでしょう。
アメリカも中国とあれだけやりあえば大きな経済的損失を強いられるでしょうが、それでもアメリカとしては中国を野放しにできないわけです。
アメリカが中国に対応した様に日本も韓国に対応しなければなりません。アメリカのファーウェイ制裁とかよくよく見たら根拠なんて薄弱です。はっきりいって言いがかりの制裁です。
日本も韓国に応対するのに正当性に気にしすぎることなくもっと力押し、ゴリ押しする必要があります。
韓国は日本が絶対に正当性を無視して攻撃することはないとたかを括って舐めてかかっています。まずここをあらためて理不尽になんでもできるように、対応が予測できないようになるべきです。
そういう意味ではサムスンや韓国大使館に対する差し押さえはいいアイデアです。現行国内法で不可能であれば緊急に法令を整備して実行すれば良いのです。もちろん国際法違反でICJ提訴とか、国内裁判所に仮処分申請とか抵抗あるでしょうがそれはそれで対応すればいいのです。
最近、韓国の文在寅大統領や康京和外相が、連日のように、世界各国の首脳や関係閣僚に電話を掛けまくり、WHO事務局長選挙に立候補して最終選考に進んだ兪明希候補への支持を要請しています。
立候補の目的は、日本政府が実施した半導体関連3品目の輸出管理適正化措置について、韓国政府が「徴用工判決に対する経済報復で、不当な輸出規制だ」としてWTOに提訴した件で、勝訴を勝ち取るためであることは見え見えです。
しかし、何故、大統領が世界各国首脳に連日電話で要請するほど、この件について熱心なのでしょうか。
単に、格下の日本にホワイト国から格下げされたことが自尊心を傷つけた、という理由だけとは思えませんし、日本から輸入したフッ化水素などの戦略物資を好きなだけ横流しできなくなったことが、韓国政府にとって不都合極まりないから、とも思えません。
やはり、これは、韓国の裁判所が、自称元徴用工判決で差し押さえた日本企業の財産を現金化した場合に、日本政府が実施する可能性がある対抗措置の中で、韓国政府が一番恐れている「半導体関連3品目の輸出禁止措置」を事前に封じるためだと思います。
EUとアフリカ諸国は、ナイジェリア出身のオコンジョイウェアラ候補の支持を決めたが、アメリカは兪明希候補を支持するという情報もあります。
さて、どうなりますやら。
名無しの権兵衛 様へ
>WHO事務局長選挙に立候補
WTO事務局長選挙に立候補 ですね。細かい事ですが。
彼らが繰り出す不法行為で満たされるのは、プライドではなくて「マウント(精神的優越感)」なのでは?
・おとなしい者には強く、強い者にはとことん弱い
・優しくされると増長。より強く叩かれた方に従う
・自分ファーストなのに自分では何も決められない
・手を差し伸べると払いのけ、突き放すと縋り付く
彼らにプライドなんてものはありません。
その本質は「時代の寵児を気取った『事大の寵児』」でしかないのかと・・。
*価値観を相容れないんだから、残るのは利害関係のみ。ビジネスライクでいいのかな?(罰則を伴って厳密に!)
一番の問題は、価値観が全く違う相手だと判明したのに
未だに「話せばわかる」と言い続けるマスコミですね。
>朝鮮半島生命線説から決別せよ
共産主義がエネルギッシュだった時代は、この説は確かに説得力がありました。朝鮮戦争で韓国が敗北し、北朝鮮が南北を統一していれば、日本は北海道と九州の二正面で国防の前線を築かなければならなくなり、これには非常に困難な戦略が必要だったでしょう。
しかし、今日我が国の安全保障を巡る環境は激変しました。旧ソ連は崩壊し(しかし、ロシアは決して油断したり侮ってはいけない相手です)、北朝鮮の軍事的脅威は明らかに変質しました。極端なことを言うと、北朝鮮では既に正規軍は有名無実となっております。先軍政治といいながら、現実には軍の各部隊にはろくに糧食すら供給されておらず飢餓が蔓延し、軍人が闇市で食料を調達している有様です。北朝鮮の軍事力で実力を伴っているのは、核ミサイルと特殊作戦部隊だけです。これらは依然として軽視してはならない脅威ですが、これらから我が国を守る上で、韓国は抑止力として殆ど全く期待できません。
韓国が防衛上の敵国に回るとすればどうなるか? 確かに韓国には我が国に到達する地対地ミサイル玄武や海兵隊のような、脅威となる軍事力があります。しかし、一方で我が国はその気になれば、韓国の海上交通路を寸断することが可能であり(何しろ、石油の輸入経路が同じだから)、実際に韓国が我が国に軍事的冒険を行うのであれば、相応の教訓を与えることもあり得るでしょうね。
このように、今日の我が国を防衛する上で、韓国は重要とは言えない存在となっております。
安全保障は、リアルな国際情勢に基づいて構築される必要があります。