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鈴置氏の「韓国の核武装中立論」指摘にゾッとするわけ

個人的には最近、韓国について議論することは、間接的に日本について議論しているのと同じではないか、と思うようになりました。というのも、韓国に対し、無用な譲歩を繰り返してきた日韓関係は、戦後日本社会の矛盾の合わせ鏡のようなものだからです。こうしたなか、日韓関係をいつまでも「なあなあ」にしておくわけにはいかないという意味で、非常に重要な論考が出てきました。それが、「韓国の核武装中立」論です。

嫌韓論か、それとも?

現代日本における嫌韓論の風潮

文在寅(ぶん・ざいいん)政権下の韓国が、自称元徴用工判決問題を筆頭に、さまざまな不法行為を日本に対して仕掛けてきているためか、現在の日本では少なくない人が韓国に強い関心を抱き始めていると思われます。

その証拠でしょうか、確たる統計を取ったわけではないのですが、近年、韓国を否定的に取り扱う書籍、オピニオン誌などは書店の店頭で平積みにされ、飛ぶように売れているようですし、インターネット空間でも「韓国」と検索したら、韓国を否定的に取り上げたウェブサイトが多数表示されます。

ただ、これらの書籍、オピニオン誌、ウェブサイトのなかには、民族差別的な表現を含め、ときとして極めて過激な表現が飛び交っている事例もあり、感心しません(※あたりまえですが、当ウェブサイトでも特定民族の人々を名指しして「死ね」などと表現するコメントは排除します)。

たとえば2018年12月に発生した火器管制レーダー照射事件や、その後、韓国政府が「日本こそ低空威嚇飛行を仕掛けてきた」とウソをついたなどの事実に基づいて、「韓国は政府もメディアもウソツキだ」、などと批判するのは結構ですが、行き過ぎた批判は誹謗中傷と何ら変わりません。

この点、普段から韓国メディアの報道などを眺めていると、日本に対する根拠なき誹謗中傷が言葉の端々ににじみ出ていますし、彼らの民族ヘイト的な心理が透けて見えることもあるため、これに対する私たち日本の側の描写も過激になりがちです。

ですが、私たちが韓国について議論する際、彼らのレベルに合わせるのではなく、必要以上に刺激的な表現となっていないかについては自制することが重要であることは言うまでもありません。このことは、当ウェブサイト自身についても言える話であると、自戒を込めて指摘しておきたいと思います。

日韓関係に待つのは「破綻」の未来なのか?

さて、表現のことはさておき、たしかに「日韓関係」という視点からは、韓国の日本に対するふるまいが、最近、ますます常軌を逸していることは間違いないでしょう。

おりしも今月30日といえば、日本企業である新日鐵住金(現・日本製鉄)に対し、自称元徴用工が起こした損害賠償訴訟の最終判決が下ってから、ちょうど2年の節目でもあります。

これまでも当ウェブサイトにてさんざん議論してきたとおり、この自称元徴用工判決は、次の2つの点で、私たち日本にとっては絶対に受け入れられないものです。

  • (1)日韓間の過去のすべての問題は、法的には1965年の日韓請求権協定で完全かつ最終的に決着がついている。日本が自称元徴用工判決を認めることは、過去の問題が法的に解決していないと認めてしまうようなものである。
  • (2)そもそも自称元徴用工問題や慰安婦問題を含めた「歴史問題」自体、その多くが韓国(や悪意を持った日本人)によるウソ、捏造のたぐいである。やってもいない過去の犯罪を巡って謝罪するのは、日本の名誉と尊厳を不当に傷つけ、国益を毀損する行為である。

この点、日本政府は今回の自称元徴用工問題で、(2)の点についてはあまりきちんと主張している形跡はありません。

ただ、非常に不思議なことに、韓国側では「保守派」と呼ばれている勢力を含め、こうした日本側の主張を正当なものだと受け止めている人は非常に少ないように見受けられます。だからこそ、当ウェブサイトでは現在、日韓関係の将来を待つのは次の3つしかないと考えているのです。

日韓関係の3つの「落としどころ」
  • ①韓国が国際法や約束をきちんと守る方向に舵を切ることで、日韓関係の破綻が回避される
  • ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することで、日韓関係の破綻が回避される
  • ③韓国が国際法を破り続け、日本が原理原則を貫き続けることで、日韓関係が破綻する

この点、歴代の日本の政権は、韓国がサハリン残留朝鮮人問題や慰安婦問題などで日本を貶める行為を仕掛けてきた際、「日韓関係の破綻を避けるため」と称し、財団方式などの抜け穴を使って韓国に譲歩してきたのは事実でしょう(つまりパターンの②、というわけです)。

しかしながら、安倍政権(とその後継政権である菅政権)になってからは、2015年12月の「日韓慰安婦合意」を最後に、韓国に対するこの手の不合理な譲歩を行わなくなったことについては、個人的には注目点だと考えています。

ということは、日本がこのまま②の選択肢を取らなければ、日韓関係を待つのは①か③のどちらかだ、というわけですね。

鈴置論考の画期的なところ

ただ、これらの韓国論には、限界があることも事実です。

「このまま日韓のいずれかが譲歩しなければ、日韓関係は破綻しかねない」というのはわかるのですが、「ではなぜ、文在寅政権下の韓国は日本に対し、ここまで不合理な行動に出ているのか」という点については、日韓関係だけを見ていても、いまひとつピンとこないのです。

つまり、現代日本社会における韓国論は、ともすれば「日本と韓国の関係」という限界にとらわれ、目先の現象の分析に終始してしまいがちなのであり、これだと深い部分にまで到達することはできません。

こうした隘路を打破するのが、一連の鈴置論考です。

鈴置高史氏といえば、日本を代表する優れた韓国観察者として知られていますが、それだけではありません。まだ人々がそれほど韓国に興味、関心を持っていなかったときから、一貫して韓国、朝鮮半島問題を冷静に分析してきたという点で、日本社会に多大な貢献をした人物です。

そして、鈴置氏の業績の画期的なところといえば、ともすれば「日韓関係」から論じがちな韓国論に、「米国」、「中国」というファクターを加えた点にあります。とくに、鈴置氏が2018年に上梓された『米韓同盟消滅』は、その集大成でしょう。

そして、こうした鈴置論考を読んだ結果、「朝鮮半島は日中間の『盲腸』のようなものであり、重要なのは日中関係であって、韓国の行動についてはさほど重視する必要などない」、などと考える人もいるのですが、こうした考え方も短絡的です。

鈴置論考などを読み込むなどして、当ウェブサイトなりに出した仮説は、韓国や北朝鮮、あるいは朝鮮半島国家が「インチキ外交」を好むのは、その地理的、歴史的条件に照らし、ある意味では必然だったのではないか、というものです。

そして、この「米国」、「中国」というファクターは、日本が韓国と向き合う際、必ず意識しなければならないものであり、これらのファクターを無視したところで正確な議論などできるわけがないのです。

なにより、当ウェブサイトなどが申し上げるのはおこがましいかもしれませんが、外交を議論する際、「相手を変えることができる」という幻想は捨て去るべきであり、「相手は変わらない」という前提で、私たちの国の利益を最大化する方策を常に思考すべきなのです。

韓国の核武装という邪心

鈴置論考「核武装中立に突っ走る文在寅」

こうしたなかで、昨日は『デイリー新潮』というウェブ評論サイトに、鈴置論考の最新版が出ています。

「核武装中立」に突っ走る文在寅、朝鮮戦争終結宣言で「米韓同盟」破棄へ

文在寅(ムン・ジェイン)政権が米韓同盟の廃棄に突き進む。先にあるのは中立化と核武装だ。韓国観察者の鈴置高史氏が朝鮮半島の展開を読む。<<…続きを読む>>
―――2020年10月13日付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より

リンク先は、韓国・朝鮮半島問題を論じるうえで、米国ファクター、中国ファクターを織り込むことの重要性を再確認できる、非常に典型的な記事です。あるいは、これまでの動きを、あらためてすっきりとまとめたうえで、これまでの鈴置論考の「中間まとめ」的な位置づけのようなものでしょう。

一読者にして1人の「鈴置ファン」の立場としては、この手の「中間まとめ記事」は、本当に助かります。なぜなら、私たち読者の立場としては、頭をすっきり整理ことができるからです(といっても、末尾では例の駐韓米国大使の「問題発言」も触れられているなど、記事の鮮度は高いと思います)。

それはさておき、一見過激な「韓国の核武装」という記事タイトルを見ると、ひと昔前であれば、「何やら根拠のない極論を書いて読者をミスリードする、キワモノの記事」だと勘違いされても仕方がなかったのかもしれませんが、実際には「現実」がこの鈴置論考に追いついてしまった格好です。

というのも、ここ数日、文在寅氏が9月の国連総会演説に続き、2回目の「朝鮮戦争休戦」に言及したほか、在米韓国大使や与党関係者らからは、米韓同盟の解消を示唆するような発言が相次いでいるからです。

これらの話題、当ウェブサイトではこれまであえてできるだけ触れなかったのですが、その理由は、三三五五でそれらの話題に触れるのではなく、どこかのタイミングでまとまったところで触れたいと思っていたからであり、その意味でも今回の鈴置論考は当ウェブサイト的に「渡りに船」、というわけです。

実際、鈴置氏は、文在寅政権がこの「核武装中立」を実現しようとしているという証拠を山のように提示しているのですが、いつもながらの「証拠付き」の議論は圧巻ですので、詳細についてはぜひ、リンク先の記事をご参照ください。

米韓同盟の「本当の効果」は韓国の核武装を封じること?

こうしたなか、当ウェブサイトが注目したいのは、米韓同盟の存在理由です。文在寅大統領一味が狙っているのが「核武装中立」なのだという指摘と米韓同盟の関係を理解するうえでの重大なヒントが、今回の鈴置論考にある、つぎのやりとりです。

――韓国が核武装に動くとは、想像もしていませんでした……。

鈴置:別段、驚くことではありません。朴正煕(パク・チョンヒ)政権も核武装を試みました。東西冷戦の緊張が緩和した1960年代末から1970年代にかけ、米国が在韓米軍の撤収に動いたからです。

鈴置氏の記事でも指摘がなされているとおり、もともと「核武装中立」を最初に志向したのは、第3代韓国大統領だった故・朴正煕(ぼく・せいき)だったとされます。ちなみに朴正煕は、現在収監されている朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領の父親でもあります。

鈴置氏は、この朴正煕による核武装計画は米国によって阻止され、在韓米軍も削減はされたものの完全な撤収は避けられた、と述べているのですが、逆にいえば、在韓米軍は「核武装」という非常によこしまな意思を持つ国に対する牽制手段、と読むこともできます。

以上を踏まえると、鈴置氏の次の指摘には、ゾッとします。

朴正煕大統領の目指した核を含む自主国防体制の確立を、今度は左派政権が実行に移そうとしているだけなのです。

正直、文在寅政権が実行しようとしている「韓国の核武装」、正気の沙汰とは思えませんし、「そんなことをして米国や中国が許すのか」、という疑問が浮かぶのも当然の話でしょう。

ただ、問題は、「韓国の核武装を防げばよい」というものではありません。

米韓同盟の消滅は、韓国が米国の核の傘から脱するということを意味します。鈴置氏は、次のように述べます。

鈴置:先ほど申し上げたように、左派政権が続くなら中国かロシア、あるいは北朝鮮の核の傘に入ることになります。韓国が核武装しようがしまいが、日本は安全保障上の危機を迎えるのです。

この部分、前後の記述を踏まえて正確に言いなおせば、「韓国が米国の核の傘から抜け出た場合は、韓国が自主核武装に走ろうが、中国、ロシア、北朝鮮の核の傘に入ろうが、日本は安全保障上の危機を迎える」、ということです。

繰り返す:相手を変えることはできない!

つまり、鈴置論考によれば、米韓同盟の消滅は日本の安全保障上の危機を意味する、というわけです。

この点は間違いないでしょう。地理的に非常に近く、昨今は高い技術力を持つ韓国が、核兵器を製造してその小型化に成功すれば、その脅威は北朝鮮の比ではないからです。

しかも、韓国は北朝鮮よりもさらに日本との距離が近く、核の運搬手段であるミサイルも、韓国の経済力と技術力をもってすれば、北朝鮮が現在保有しているとされる「ICBM」的なミサイルよりもはるかに精度が高くて強力なものが作れるのです。

この点、韓国は「反日ヘイト国家」のようなものであり、日本に地理的に非常に近い敵対国が出現してしまうというのは、日本の安全保障上、とうてい看過できない事態です。

だからこそ、もし韓国の核武装を防ぐならば、ここに2つの選択肢が出てきます。

1つは、何が何でも絶対に韓国を「敵対国」にしないよう、日本がありとあらゆる手段を講じる、という選択肢。

もう1つは、韓国が日本の敵対国になってしまったという前提で、韓国の核武装を全力で防ぐ、という選択肢です。

しかし、さきほど引用した鈴置論考でもわかるとおり、韓国で最初に核武装を志したのは、「保守派」に位置付けられる朴正煕です(※余談ですが、この朴正煕のことを「親日派」だと認識している日本人も多いのではないかと思いますが、これはとんでもない勘違いでしょう)。

この点、わが国でも新進気鋭の国際関係アナリストとして名が知られている人物でさえ、

日本と米国は、習近平を喜ばせすぎないよう、『文が大統領を辞めた後の韓国に親日、親米政権が立つよう』努力すべきだろう

などと主張した、とする話題については、昨年の『「日韓関係悪化は中国を利する」、その何が問題なのですか?』でも紹介したとおりです。

それにしても、「文在寅氏が大統領を辞めた後の韓国に親日・親米政権が立つような努力」とは具体的に日本がいったいどう努力しなければならないのか、さっぱり理解できません。くどいようですが、外交の世界では「相手を変える」ことは非常に困難なのです。

必要なのは日本国民の覚悟

さて、今回の鈴置論考も非常に読みごたえがあったのですが、それだけではありません。

読んでいて背筋が寒くなるという、ある意味では非常に怖い記事でもあります。

そして、やはり不安になってしまうのは、日本のマスメディアの「単線的思考」です。『ワンイシュー全力投球のメディアは「置いてけぼり」に』でも報告しましたが、日本のマスメディアは概して、ひとつの話題に食いつくと、そこに全力投球してしまう傾向があるからです。

とくに日本学術会議の6人の「任命拒否」問題は、「ATM」などと呼ばれるメディアから、日々、さまざまな続報が出てくるのですが、「任命拒否は違法の可能性」と言ってみたり、「推薦人リストを改竄していた」などと言ってみたり、難癖のつけ方はさまざまです。

実際には茂木敏充外相が「クアッド」(日米豪印4ヵ国)外相会談を開催したり、モンゴルを訪問したり、河野太郎行革担当相がハンコ廃止を打ち出したり、政権全体でデジタル庁創設に動いたりするなど、さまざまな動きがあるにも関わらず、マスメディアは置いてけぼりを食らっているのです。

その意味では、マスメディア産業(とりわけ新聞、テレビ)は、「情報弱者層」を道連れに、日本を悪い方向に導こうとしているようにしか見えないのは、あながち「気のせい」とは言いきれないでしょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、マスメディアの虚報を乗り越え、現在の日本が真に必要としていることは何なのかを判断し、行動する最終的な責任は、私たち有権者にあります。マスメディアが主導する「もりかけ問題」「桜を見る会問題」「学術学界問題」などの枝葉末節にとらわれ、大局が見えないのは困りものです。

いずれにせよ、私たち一般国民は、いまやインターネットという非常に便利なツールを手に入れましたし、鈴置論考に代表される、非常に深くて有益な議論を、私たちはリアルタイムで知ることができるようになったのです。

こうしたツールは、使いこなさないわけにはいきません。

そして、鈴置論考についても同様に、私たち日本国民は貴重な指針として活用すべきではないかと思うのです。

新宿会計士:

View Comments (90)

  • 管理人さん、まだまだ甘いですね。
    私はいずれ韓国が日本に侵攻してくると思ってますよ。
    日露戦争のロシア、第一次世界大戦のドイツがいかに日本に復讐をしたかったのか。
    当時の日本人もわからないくらいだから、現代の我々がわかるわけないですが。

    この件はシンシアリーさんも書いてます。
    今は日本に勝てそうにないから、大国である米中の干渉を排除できないから、侵攻してこないだけです。

    中国や北朝鮮を見るより、まずは一番近い敵国を見るべきなのです。
    戦争をしたくなければ、戦争の準備をすることです。

    • >>私はいずれ韓国が日本に侵攻してくると思ってますよ。

      私もそのような気がしてなりません。

      徹底した反日教育、親日清算の嵐。
      今や日本への留学経験者等は親日派として糾弾されなければならないとまで言われ始めている。

      これらは、朝鮮民族が、日本国・日本人に対して、今後敵対行動をとることを示唆、否、宣言しているに等しい。

      巡航ミサイル等は先駆けて開発・装備しており、核武装には欠かせない原潜、さらには航空母艦、いずれも着々と計画を進めており、これらはいずれも日本に向けられたものであることは明らか。

      彼らにとっては、”下位民族”である日本に支配された歴史は絶対的な恥辱であり、清算しなければならない、落とし前をつけなければならない、ということだと思います。

      日本を倒すことこそが至上命題なのでしょう。

    • 自分も米韓同盟が破棄されれば日本に攻めてくると思います。
      ただ韓国政府は聡明すぎるので、日本と戦争になったらアメリカが参戦し、アメリカをも敵に回す事、韓国の半導体産業が壊滅する事、韓国の医療機器の調達も危機的状況を迎える事、映像関連も同じく危機的状況を迎える事を想定しない上で行ってくると思います。
      下手をしたらファイブアイズ、QuadやTPP関連国家をも敵に回す事になる可能性も想定していないとも考えられると思います。
      それでも韓国政府は日本に攻めてくるメリットは大きいと考えてやってくると思います。

      • 韓国人にとっての世界とは、「韓国 北朝鮮 中国 日本 アメリカ その他」であり、ロシアですら「その他」扱いです。さらに、「韓国は絶対善であり、日本は絶対悪なのだから、日韓紛争の折には、中国もアメリカも韓国に味方するのが当然であり、道徳的にも正しい」と本気で思い込んでいます。
        そんな韓国の動機と目的は、「日本を跪かせ、二度と韓国に逆らえない関係を確立すること」ほぼ一点なので、他国の反応など目に入ってきません。道徳的正義を実現するための戦いに他国が邪魔をする可能性など、彼らにとっては、まさにあってはならないことなのですから。

        ということで、米韓同盟が名実ともに消滅した場合、核武装完了の有無にかかわらず、対日侵攻を図るだろうと思われます。なにしろ正義を実現するためなので敗けるはずはなく、彼らの気質からして、核兵器の開発完了まで待てないだろうと思われますので。

        • 私も韓国は仮想敵国ではなく完全な敵国だと思っています。日本は韓国を敵国として武力衝突がいつでも起こりうる国として認識して備えるべきだと思います。
          ただ、今現在において韓国が核兵器開発を進めていないと考えるのは間違いだと思っています。
          たぶん、極秘裏に開発を進めていると思います。
          日本の輸出管理に韓国があれほどまでにこだわるのはこの三品目が核開発に必要なものだからだと思います。
          原子力潜水艦を持つと宣言しているのですから核開発をしていないはずがないと思います。潜水艦ができるときには核兵器はそれなりの量を確保するつもりでしょう。現在は短期間でできるようにいくつかの過程に分けて保存確保していると考えた方がいいように思います。
          それと北と共存するためにはどうしても核が必要だと思います。韓国が北との統一を望むなら核はどうしても必要なものでしょう。そもなくば統一後に韓国の指導層はすべて粛正されると思います。いくら韓国の指導部でも自分たちは粛正されないとは考えないと思います。

          • 皆さんの仰せの通りです。
            今の状況を見ても新しい反日が増産されており、米韓同盟が廃棄されれば即、中国側に付くと共に日本への侵攻を計画するでしょう。
            中国が尖閣への侵攻計画に乗り、竹島方面から対馬を狙ってくるのではないかと思います。
            一気に本土決戦ではなく、島を狙ってくる事でしょう。
            日本国自身も韓国がそんな事をするはずないと、楽観的に思っているようですが、彼らの日本に対する憎しみと恨み辛みは新たに増産され、彼らの中で熟成され始めているのです。
            ただの譫言のように思わず、韓国の危険性を十分に理解し、アメリカにだけ頼るのではなく自国としても対馬防衛、日本海防衛には最大限の防衛基地なり、予算を振り分けて頂きたい。

      • 韓国人ですが、まあ、大韓民国が北朝鮮によって赤化占領されるまでは、そのような脅威はないので、安心してください。 もちろん、韓半島統一以降は内部の不満を解消するために中国共産党と連合し、日本を威嚇する可能性もあります。

      • しかし、朝鮮民族は平和を愛し、戦争を嫌う民族です。 韓国が独裁国家にならない限り、日本に対する脅威は私を含むすべての韓国人が反対するだろう

  • 更新ありがとうございます。
    韓国の「武装中立」は、好き勝手にやるための方便とも言えます。
    在韓米軍のの存在は、それを阻止するための目的でもある。

    米韓関係が壊れそうな状況である中、中朝関係も実は微妙な状況に
    なっているのではないかと考えております。
    朝鮮戦争当時は強い関係を持っていたけど、今となっては厄介者で
    生かさず殺さずの状態になりつつある。
    何せ北京に核ミサイルが届きますし、地続きですので暴走されたら
    只では済まないです。

    日本の方向としては、「ちょっかい出したら潰すぞ」という力を
    付けていく必要があるのははっきりしております。
    先制攻撃力整備は喫緊の課題です。

    • >在韓米軍のの存在は、それを阻止するため

      日本に叛旗を決して翻させないために在日米軍は主要な自衛隊基地そばに連絡所を置いてます。監視のためとはいいませんが。

      • はにわファクトリー 様
        今の状況では、政府レベルでは叛旗を翻すことは無いかと。
        半島が動いたときの前線基地的な役割を担うためと考えるのが妥当でしょう。

  • 日韓関係正常化とか言って経済交流を復活させたら、嬉々として日本に噛みつく牙を研ぎはじめるでしょうね。

  • 世界中万遍なく敵に回すから中立ニダ。
    日本は特別に主敵扱いしてやるニダ。
    ということでしょう。
    私はもう一歩踏み込んで、早めに元の世界最貧国に戻してやるべきだと考えます。

    • イーシャ様
      南北統一すれば、もれなく最貧国入り出来るのでは?早く北に吸収されて、GDPも何もかもランク外に戻ればいいと思います。

      • ちかの 様
        南北統一されると、温暖な南側は農地にしようということになるでしょう。
        その前にしっかりお清めしておきたいですね。

  • 核だけが脅威じゃないですが、
    原水+核で報復攻撃が可能になるから、
    そうなれば少なくとも軍事的に大国も手が出せなくなる。
    核保有で制裁食らう前に、核弾頭以外の必要なもの全部揃えておこうとしている。
    核弾頭は制裁食らってからでも作れるし、
    作るぞと脅せば交渉材料にもなる。
    (ここらへんは北と考えが一緒)

  • 「ではなぜ、文在寅政権下の韓国は日本に対し、ここまで不合理な行動に出ているのか」という点については、文大統領が、「中朝工作員の傀儡だから」「主体思想に洗脳されているから」で説明出来ます。
    「韓国の核武装中立論」という点については、南北統一して、北朝鮮の核兵器を「民族の核」にするという考え方で説明出来ます。
    ここで「核武装中立」についてですが、中立なのはあくまでも、米中間での中立で「米中両国の選択をせずに関係を持ち(依存し)続ける」という事で「米中から独立するという事では有りません」。
    日本に中立は関係無く、反日を強めて「民族の核」を利用して恐喝して来るでしょう。
    「韓国の核武装中立」については、国際社会の共通認識「朝鮮半島の非核化」が有りますので、簡単では有りません。既存の核保有国が、それを認める事は有りませんし、北朝鮮同様の制裁対象となると思います。
    それでも韓国は「利益を最大化する」という妄想に向かうでしょう。これからやる事は、北朝鮮と同じで核を保有してから「核保有を認めろ」、「核保有国として米中と交渉する」という考え方だと思います。

    • だんな様

      なるほど、ぽん
      「北のコピペ」をやってみたい。早くニンゲンになりたい♪ やる気ムンムンに込められた思いはそれで容易に説明がつくと考えます。

    • 自己レスです。
      「ではなぜ、文在寅政権下の韓国は日本に対し、ここまで不合理な行動に出ているのか」という点については、日韓関係だけを見ていても、いまひとつピンとこないのです。
      の部分の説明は、問題有りのようです。
      以下の様に訂正した方が、正しいと思います。

      理由の一つは、日本に対して「朝鮮半島への永遠への贖罪」をさせる為。
      後は、自分の目的である南北統一をする為の政権維持に、反日を利用している為。
      だと思います。

      謝罪して訂正するけど、お約束で賠償はしないニダ。

  • 更新ありがとうございます。

    米韓同盟を破棄して、韓国は核保持中立を目指すという考え方が出てるようですが、これは文字通り対中、対米に向けた戦略では無く、日本に言う事を聞かせる為のものでしょう。

    中国には恐れ多くて、怖さが骨の髄まで染み込んでます。絶対に北方東方方面に弾道弾を向けるはずがない。米国にも向けません。この両国相手でそのフリ見せると壊滅的な被害を受けます。

    つまり地勢的に50kmしか離れてない日本がターゲット。不倶戴天の敵。日本は半万年謝罪続けねばならない敵国です。「1発なら間違い」と正気に言って来ます。

    原潜もそうです(技術的にクリア出来ないだろうし、まともな潜水艦は作れない)。しかし、我が国としては、徹底して韓国の武力強化を阻止しなければ、日本本土がやられます。

    輸出輸入の更なる強化、金融制裁、そして不穏な作業工程が見られたら、先制して潰す。米韓同盟が切れてしまった状態なら攻撃しやすい。ファイブアイズにもハナシを通し、「世界の秩序、平和を破壊する者」で世界の理解は得られます。

  • 2回目の更新です。

    韓国・北朝鮮が半島統一(バラでも)で核保持を振り回すなら、日本も危機的ですから、専守防衛で先制打撃を加える為、小型核と射程3,000kmの中距離弾は仕込むべきです。保持するだけで良い。

    北京上海は射程内ですが、奥地には届きません(開発すればナンボでも伸ばせるが)。本敵は中国。韓国如きは睨みながら、本筋はブレないよう、菅首相にはお願いしたいです。

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