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新聞崩壊?「押し紙」認めた判決契機に訴訟ラッシュも

昨日、地味ながらも非常に重要な判決が、佐賀地裁で下されました。『弁護士ドットコムニュース』によると、佐賀新聞の販売店の元店主が佐賀新聞社を相手取った訴訟で、裁判所は「押し紙」の存在を認定したからです。これがいったい何を意味するのか。「アリの一穴」ではありませんが、新聞業界が足元からガラガラ音を立てて崩れるきっかけになるのかどうかが注目されます。

新聞部数水増し疑惑

日本新聞協会の朝刊単独部数

以前の『「新聞業界の部数水増し」を最新データで検証してみた』で、「一般社団法人日本新聞協会」が公表する『新聞の発行部数と世帯数の推移』というデータをもとに、新聞の「朝刊単独部数」の減少率が少し小さすぎるのではないか、という疑念を呈しました。

この日本新聞協会のデータ、「とりあえず誰にでも入手できる」という意味ではいちばん簡単なものですが、分類が非常にざっくりしているのに加え、各新聞の部数、都道府県別部数などの詳細データについてはわかりません。

ただし、毎年10月時点の新聞の発行部数と「種類別」(一般紙とスポーツ紙)、「発行形態別」(セット部数、朝刊単独部数、夕刊単独部数)それぞれの区分について集計されているため、ここから間接的に、「ある疑惑」を指摘することができます。

それが、「朝刊単独部数」の減り方が少なすぎるのではないか、という論点です。(※ただし、新聞協会が2020年1月24日付で過去データの一部を修正しているらしいので、本稿で引用する部数は、当ウェブサイトの過去記事の数値とは微妙に異なっている可能性があります)。

朝刊単独部数の減り方が少なすぎる

たとえば、トータルの発行部数は、2000年は5371部でしたが、2019年には3781万部に減っています。この20年間で、ざっくり30%と減った計算ですね。しかし、これをグラフ化しておくと(図表1)、その「内訳」が怪しいのです。

図表1 新聞の部数の推移(2000年~2019年)

(【出所】「一般社団法人日本新聞協会」が公表する『新聞の発行部数と世帯数の推移』をもとに著者作成。なお、グラフ作成上の技術的な理由によりデータの開始年は1999年となっているが、データは2000年以降のものしか存在しない)

いかがでしょうか。

全体の部数は右肩下がりですが、「セット部数+夕刊単独部数」が大きく減っているのに対し、「朝刊単独部数」に限定したら、減り方は不自然なほどなだらかであることが確認できるでしょう。具体的な数字にしておきましょう(図表2)。

図表2 合計部数、朝刊単独部数、セット部数+夕刊単独部数
区分 2000年→2019年 減少率
合計部数 5371万部→3781万部 ▲29.60%
朝刊単独部数 3370万部→2855万部 ▲15.28%
セット部数+夕刊単独部数 2001万部→926万部 ▲53.73%

(【出所】「一般社団法人日本新聞協会」が公表する『新聞の発行部数と世帯数の推移』をもとに著者作成)

2000年と2019年の部数を比べると、「セット部数」と「夕刊単独部数」の合計部数の減少率は53.73%に達している(2001万部→926万部)のに対し、「朝刊単独部数」に限定すれば、部数は15%少々しか減っていない(3370万部→2855万部)からです。

水増しは最大1300万部?

非常にうがった見方ですが、「セット部数+夕刊単独部数」が経営の実態を示しているのに対し、「朝刊単独部数」が新聞社によるウソだという可能性もあります。

万が一、「朝刊単独部数」も「セット部数+夕刊単独部数」と同じくらい減っていたとしたら、どうなるでしょうか。ここでは、「2000年から2019年にかけての部数減少率が53.73%だった」と仮定して、図表2を作り替えると、図表3のとおりです。

図表3 もしも部数減少率が53.73%だったら?
区分 2000年→2019年 減少率
合計部数 5371万部→2485万部 ▲53.73%
朝刊単独部数 3370万部→1559万部 ▲53.73%
セット部数+夕刊単独部数 2001万部→926万部 ▲53.73%

(【出所】「一般社団法人日本新聞協会」が公表する『新聞の発行部数と世帯数の推移』をもとに、減少率が53.73%だったと仮定して著者試算)

…。

いかがでしょうか。

一般社団法人日本新聞協会」が発表する公式の合計部数は3781万部、朝刊単独部数は2855万部ですが、もしも減少率が53.73%だったと仮定すれば、合計部数は2485万部、朝刊単独部数は1559万部に過ぎず、各区分で1296万部の「水増し」が行われている計算です。

いちおう、2019年における「水増し率」についても計算しておきましょう(図表4)。

図表4 減少率53.73%としたときの実態部数、公式部数、水増し率の試算値
区分 実態部数→公式部数 水増し率
合計部数 2485万部→3781万部 52.15%
朝刊単独部数 1559万部→2855万部 83.10%

(【出所】「一般社団法人日本新聞協会」が公表する『新聞の発行部数と世帯数の推移』をもとに、公式発表値と減少率が53.73%だった場合の実態部数を試算。「水増し率」の定義は「(公式部数-実態部数)÷実態部数」)

ただし、「夕刊単独部数」や「セット部数」が大きく落ち込んでいるのには、全国的に夕刊廃止という流れが生じているという背景もあります。このため、単純に「約1300万部の水増し」と短絡的に決めつけるのは行き過ぎです。

しかし、それと同時に「合計部数は30%しか減っていない」、「朝刊単独部数は15%しか減っていない」と説明されても、それを純粋に信じて良いかといわれれば、それはそれで微妙でしょう。

押し紙問題

押し紙の存在が事実ならば…?

実態として、果たして新聞業界を挙げた部数の水増しが行われているのかどうか。

これについては、正直、よくわかりません。ただ、客観的なデータをチェックしてみても、各区分の減少率には不自然な部分が多々あります。大なり小なり何らかの水増しが行われていることを疑うのは、ごく自然な発想でしょう。

そして、最近になって、「『押し紙』(実際に読者の手元に配られていない新聞)の部数が、各社が公表している新聞部数の3割以上を占めているのではないか」、などと指摘する人がインターネットを中心に増えて来ましたし、新聞の部数や販売方法を巡る不正についてもときどき目にします。

この問題に関する報道で、最近、異彩を放っているのが、『弁護士ドットコム』というウェブサイトです。

同ウェブサイトに今年初め、こんな記事が掲載されました。

産経につづき毎日も「読者の違法勧誘」、「押し紙」だけじゃない新聞のモラル問題

2019年3月、新聞業界にちょっとした衝撃が走った。産経新聞と大阪府内の2つの系列販売店に、読者に対する「違法勧誘」があったとして、大阪府から再発防止を求める措置命令が出されたのだ。<<…続きを読む>>
―――2020年01月02日 10時01分付 弁護士ドットコムニュースより

リンク先の記事を要約すると、次のとおり、新聞業界にはさまざまな「違法勧誘」や「押し紙」などの問題があるのだそうです。

  • 産経新聞が数年単位の長期契約に対し、近畿圏内で過去10年間に上限を超える景品を出していたなどとして、昨年3月、大阪府消費者保護条例に基づき大阪府による産経新聞社と大阪府内の2つの系列販売店に「違法勧誘」を巡る立ち入り検査が実施され、再発防止措置命令が出された
  • しかし、2019年12月、今度は大阪府内の毎日新聞販売店にも同じルールの違反などがあったとして措置命令が出された。問題の販売店は3月に措置命令が出た産経販売店と直線距離で2.7kmほとと近くにあった
  • さらに、この毎日販売店では、読者によっては新聞そのものを値引き販売していたが、こうした行為は独禁法に定める新聞業特殊指定に違反するおそれもある

…。

リンク先の記事は「押し紙」そのものについて触れたものではありませんが、新聞業界全体において「押し紙」が存在しているということを前提に執筆された記事と見受けられます。

「異例の判決」

その『弁護士ドットコムニュース』に昨日、こんな記事が掲載されていました。

佐賀新聞の「押し紙」を認定 元販売店主が勝訴、賠償金1070万円 佐賀地裁判決

新聞販売店の元店主が、配達に必要な部数を大きく超える仕入れを強制される「押し紙」被害にあったとして、佐賀新聞に約1億1500万円を求めていた裁判の判決が5月15日、佐賀地裁であった。<<…続きを読む>>
―――2020年05月15日 11時55分付 弁護士ドットコムニュースより

リンク先記事によると、佐賀新聞の「吉野ヶ里販売店」の元店主が佐賀新聞を相手取って起こしていた「押し紙」を巡る損害賠償訴訟で、佐賀地裁は佐賀新聞の行為に独禁法違反(押し紙)を認め、1070万円の支払いを命じたそうです。

『弁護士ドットコム』は「押し紙を認める判決は珍しい」としていますが、確かにこの手の訴訟の話題はときどき目にするものの、裁判所が公式に押し紙の存在を認定したという事例はあまり聞いたことがありません。

それだけではありません。

記事の続きには、もっと重要なことも書かれています。裁判所は次のように述べたそうです。

販売店の経済的利益を犠牲にして、自身の売上げを増加させるとともに、ABC部数を増加させることによって広告収入を増加させることを意図したものと認められる。これは、社会通念上許容されない行為であり、原告(編注:販売店)の権利を侵害するものであるから、不法行為に該当する

今回の訴訟はあくまでも販売店から新聞社に対する権利侵害に関するものですが、もしこのロジックが判例として広範囲に通用するようになれば、今度は広告主からの訴訟が頻発する可能性があります。

今回、裁判所が認定した賠償金の算出根拠は、提訴時からの過去3年分に限定されたほか、押し紙分で得た折込広告料が損益相殺の対象になった、などとしているのですが、言い換えれば、

  • 新聞社…販売店と広告主から訴えられる可能性がある
  • 販売店…折込チラシの広告主から訴えられる可能性がある

ということでもあります。つまり、新聞販売店は新聞社の押し紙による被害者であるとともに、折り込みチラシの広告主に対しては新聞社と並ぶ「共犯」と認定される可能性があるのです。

小さいが着実な一歩へ

『弁護士ドットコム』によると、佐賀新聞は取材に対し、

判決には事実誤認がある。一部とはいえ、損害賠償が認められたのは遺憾であり、容認できない。判決内容を精査し、控訴する

と述べたのだそうです。引くに引けない「やましい事情」でもあるのでしょうか。

また、今回の判決は地裁レベルですが、もし佐賀新聞が控訴しなかったとすれば、各販売店から一斉に訴えられる可能性もあるのでしょう。だからこそ、こうした類似する動きが出るのを封殺するという意味でも、佐賀新聞としては控訴せざるを得ないのかもしれません。

そして、話は佐賀新聞に留まりません。

どことは言いませんが、似たような「押し紙」は、全国紙でも行われている可能性はあります。

もしも今回の判決を契機に、今後、「押し紙」を事実と認定する判例が続けば、販売店だけでなく広告主にとっても過去に生じた損害を返せと求めることができるわけですし、また、販売店サイドとしても「共犯」として、広告主から訴えられる危険性がある、ということでもあります。

一説によると、チャウシェスク(1918年-1989年)が率いるルーマニアの強固な独裁政権が崩壊するきっかけを作ったのは、広場で名もなき一般市民が発したヒトコトのヤジだったという話を聞いたことがあります。

今回の判決は小さな一歩かもしれませんが、もしかすると、新聞業界が足元からガラガラ音を立てて崩れ去るきっかけとなるのかもしれません。

すでに兆候は…?

ただ、昔から「現実は小説より奇なり」などといわれます。

当ウェブサイトでは最近、「コロナショックの影響で、広告主、購読者など、新聞業界を支えていた顧客がいっせいに新聞業界から離れ始めているのではないか」、という仮説を立て始めています。

実際、以前、『チラシ減:コロナ騒動は新聞業界にとどめを刺すのか?』でも紹介したとおり、とあるツイッターの投稿画像によれば、「このコロナショックの影響で新聞の折り込みチラシが激減しているのではないか」という疑念があります。

冷静に考えてみればわかりますが、新聞とは「情報をやたらとかさばる紙媒体に印刷し、二酸化炭素をまき散らしながら全国各地に配る」という、非常に遅れたシステムです。しかも、それらの情報は配っているうちにどんどんと鮮度が落ちていきます。

いまや若者から高齢者に至るまで、たいていの人がスマートフォンを手にしている時代です。

同じ話題であっても、さまざまな新聞の情報をヨコ串で比較検討することができますし、新聞だけでなく、当ウェブサイトを含めた独立系ウェブ評論サイト、ブログサイト、ツイッターなど、さまざまな手段で「他の人の反応・解説」などを知ることができます。

非常に偏った見方しか示してくれない特定の新聞と異なり、インターネットでは無数の情報源からさまざまな分析、意見を得ることができるわけですから、情報の多様性、適時性で新聞がインターネットに勝てるわけなどないのです。

今回のコロナショックで収入が減ったという購読者にとって、新聞代は生活費の中で真っ先に削るべき対象でしょうし、今回のコロナショックで売上が落ち込んだ事業者にとって、折り込みチラシ代、新聞広告費は販管費のなかで真っ先に削るべき対象でしょう。

果たして新聞業界はどこに行くのか。

関心は尽きないところです。

新宿会計士:

View Comments (51)

  • 多くの情報提供産業に起きてますね、紙媒体の限界。
    昔、本屋さんに行って、雑誌を座り読みしたのが懐かしい。
    新聞紙では、内容が半周分遅れる、何ともしようがない。

    でも、日経は文芸面が良く出来ており、生き残りの鍵になるのではと、勝手に考えています。

    • テレビと違って新聞そのものは斜陽であっても、新聞社は需要はあるはずです。
      特に地方紙なんかは、地味な地元のネタはネットで拾うには費用対効果と労力に見合わないので、重宝する場面もあると思います。
      文芸や専門分野だとやはり取材力の差は大きい。
      記事単体で収益を上げる能力をどこまで作れるかにかかっていそうです。

      • そうですね、取材力。
        以前フッ化水素を初めとする輸出管理に関して、日経も朝鮮系記者発と思われる記事が溢れた。
        でも、他部署が載せたであろう真当な内容も少し出てくる。

        不満点は、4コマ漫画が無い

      • > 特に地方紙なんかは、地味な地元のネタはネットで拾うには費用対効果と労力に見合わないので、重宝する場面もあると思います。

        正に仰る通り。余程特徴的な固有名詞でもあるとか、全国紙も採り上げる大ネタとかでない限り、検索しても他地域の話に埋もれて、地元ネタを掘り出すのは結構大変ですから、地方紙は価値がある。

        近所のスーパーのチラシが、営業時間短縮や臨時休業とかの情報のみ載せて、従来の目玉商品情報を一切載せなくなった。(見に来ての御楽しみという意図なんだろうけど、そんなモロな事は書いてない。)

        現金授受はリスク大(しかも、時間も人手も浪費する。)なので、地方の弱小スーパーさえもポイントカード(兼プリペイドカード)決済になった。
        ポストコロナを見据えて前進している様です。

  • 新聞業界に限らず雑誌刊行物にも押し紙と見受けられかねない事例は存在しています。例えば取次が過去の販売実績に応じた予測配本を採用してるにもかかわらず、売れて1冊の雑誌を毎回10冊程度納品してきます。

    これなんかは物流経費が変わらないこと(1冊でも10冊でも送料同じ)を悪用しての販売部数の水増しと在庫保管費の削減を兼ねた一種の押し紙行為なのかもです。

    些細な額なのですが、売れ残りの返本費用は販売店持ちなんですよね。

  • 消費者金融業界が過払金支払い判決で適正化されたように、押紙の違法認定及び賠償金支払い判決で新聞業界の適正化が進むのではないかと期待しています。

    何も、偏向新聞をぶっ潰せなんて言っている訳じゃないのですよ。新聞業界には国民の知る権利に資する存在であって欲しいだけなんです。今回、佐賀地裁の下した押紙認定賠償判決を切っ掛けとして新聞業界の腐敗部分にメスが入り、健全化が達成されるでしょう。

    今後、どうなっちゃうんだろう?喰えない弁護士が押紙賠償訴訟で各新聞社に襲い掛かるとか。私個人が朝日新聞社に行って「朝日新聞社の押紙問題について認識と対応について知りたい」と言えば応じてくれるんだろうか?オラ、何かワクワクしてきたぞw

  • 地方紙はローカルニュースを地元の人達に伝達するもので,全国記事や国際記事は共同通信のほうなところから買って配信しているだけなので,後者のほうにあまり意義はありません。ただ,ローカルニュースがSNSで広まる時代になって,地方紙の読者層はIT化に取り残された層だけになっていく気がします。「新聞」という枠を越えて,地域のコミュニティー作りに貢献するとか,新しい役割を模索していく必要があるでしょう。全国紙の真似をして押し紙を強制するなど,もってのほかです。地元の販売店からも見捨てられますよ。

    • 愛読者様
      地方紙(新聞)の場合、ローカルニュースについてはSNSのほかコミュニティーペーパーなんかも手強い相手になっていますよね.
      私の実家の地方の場合ですが、結構広域な範囲で取材している独立系コミュニティーペーパー(創刊15年くらいの8-10ページ・月2回発行)があって、例えばスーパーや中規模・大規模施設の出店情報とか田舎の人が気になりそうな話題を、資本関係とか出店地の地主、周辺のライバル店情報や道路状況なども含めて結構詳しく報じてりしています.イベント情報も充実しているように見えます.
      または、資本が替わったり経営が傾いている中大手店舗の情報を経営者のインタビューなども含めて数回にわたって特集したりしますが、そういう会社のうち数社は実際に経営破綻したりしています.
      たった月2回しか配達(自社アルバイトによるポスティングらしい)されないのですが、たまに帰る私にさえ心に残る内容で、速報性については(月2回なので)どうしようもありませんが、それでも家で「油取り紙」に成り下がっている地方新聞よりずっと有用な気がします.そのせいか、コミュニティーペーパーに折り込まれるチラシがここ数年は(同日の)新聞の数倍になっています.

  • 更新ありがとうございます。

    朝刊のみの販売は、5大紙では首都圏、東海、関西圏、北九州・福岡以外のエリアでは極普通です。それ以外のエリアでも僅かにありますが、数は大したことない。これら首都圏はじめ人口の多い地域でさえ、郡部や交通不便な地域は朝夕セットは出来ず、朝刊のみです。

    また地方紙は5大紙の届かない隙を狙った、県全エリアを朝夕刊にしようとしてましたが、さすがに100%は無理ですし、夕刊自体、廃止した地方紙もあります。

    (一社)日本新聞社協会が発表するところでは、この2019年までの19年間に1,600万部減ったとの事ですが、朝夕セット+夕刊のみが激減してて、朝刊のみが微減は明らかに操作しているでしょう。

    確かに朝夕刊セットから、「夕刊は不要だ。朝刊だけで良い」と考える読者世帯は移行する。しかし、「いっそのこと、新聞は要らない」と思う世帯もあっておかしくない。
    活字離れが激しいのと、若い独身者、家族持ちはスマホ、パソコン他で十分な情報が得られます。

    中には「新聞は朝刊だけで良いが、嵩張るチラシは要らない」という購読者の要求を、呑んでいる販売店もある。これは広告出稿主や広告代理店に対する背信行為ではないか?

    10万部のエリアに読朝産+地方紙に配布して、例え1,000世帯がチラシを断っても、販売店は広告代理店・出稿主に一定の違約金を払うべきです(やらないだろナ)。

    また、新聞購読獲得員の強引な手法(さすがに減りましたね)も未だ問題です。2年や3年、或いは5年という長期契約を行っていた。途中で辞めようにも辞めれない。5年契約なら20万円以上の大金だ。

    もっとも、これは購読者側にも低レベルな層が「5年も契約するんだから酒や洗剤や気の利いたノベルティを出せ」と要求する訳です。さすがに新聞購読者は、程度が低い(嘲笑)。私など、そんな事、思い浮かびもしません。

    以前、私の身内の方のマンション(高級マンションです)の新聞購読者数を、このコメント欄で述べました。マンション理事会で調べると、全21世帯のうち、新聞を取ってない世帯が19!地元紙が2のみ!5大紙は最後朝日が無くなり、ありません。

    その朝日新聞の販売店は、近隣の戸建て住宅、マンション住人からも購読を断られ、とうとうその2丁目エリア(100m×20m)は回らなくなったそうです(笑)。以前なら朝、読、地元紙の順だったはずなのにな〜。完全撤退(笑)おしまい。

    • 私の住む地区は朝刊(統合版)が100%と推測されます

      朝夕刊契約しても夕刊の配達が翌日朝刊と一緒に配達です

      • わんわん様

        キェー!そーなんですか。
        そういえば、ずーっと前、同じ新聞で統合版に載っている記事と前日の夕刊に載っている記事が全く同じというのを見たことあります。同時配達です。

        どこか忘れましたが、地方の温泉宿でした。「次の記事に切り替えないのかな?」と思いましたが、そんな手間かけられないのでしょうネ。省エネというかサボリというかええ加減というか、、(笑)。新聞界は平和である(笑)。

        • めがねおやじ さま

          新聞界
          意外と大変だと聞き及びます

          遠方へは1版・2版
          都市部に近いほど6版・7版と版を重ね
          その間重大な事件等があれば記事の差し替えなどをしなければならないらしいです

  • 私は高校野球のファンでして、予選の予想や試合結果の詳細を確認するため、
    毎日新聞と朝日新聞を大会シーズン前後はよく職場で読んでおりましたが、
    今年は、両紙とも全く読まなくなりました。
    今年は、夏の選手権大会も中止の見通しとなり、球児たちには気の毒ですが、
    アカヒ新聞としては大打撃かも知れませんね。
    アカヒの記者も暇を持て余して、よからぬ捏造記事を書かないか、注意しなくては・・・
    そういえば、スポーツ新聞各紙もプロ野球の開幕延期のために、
    暇を持て余した二流三流記者が訳のわからないコロナ関連の世迷い事を書き連ねて、
    世間を騒がせておりますから。

    >ただし、「夕刊単独部数」や「セット部数」が大きく落ち込んでいるのには、全国的に夕刊廃止という流れが生じている
    我が家はマンションですが、十数年前(?)から、夕刊の各戸配布サービスが廃止され、
    共用の玄関のポストまで夕刊を取りに行くのが邪魔くさくなって、
    廃止された家庭も多いのではないでしょうか?

  • 朝日新聞を先頭に、ほとんどの新聞社は日本市民のためにアベと闘ってるニダ。
    どうしてみんな責めるニカ?

  • 上の記事を書いた後思い出したのですが,最近,新聞ちらしに変わって「○○アプリ」とかいって特売情報をプッシュ配信する店が増えてきましたね。「○○アプリ提示でポイント○○倍」とか言って,ついでに消費者の消費動向まで調査している。
    IT世代は,配達・放送・配信された広告を見て買うのではなく,ネットで調べて買うので,ちらしや広告の効果がオールドメディア世代より小さいと思います。いいものがあると,宣伝しなくてもSNSで自然に拡散されますし。オールド経営者が頭を切り換えないと無理かな。ついでに,日本と台湾のIT大臣の違いが象徴的ですね。ソフトはパッケージを使うか外注するのが常識と思っている人より,息をするようにプログラミングができる人のほうが,ITの神髄が分かる気がします。論功行賞でズブのド素人を大臣にすると,ポカも多いです。

  • 佐賀新聞は、高裁まで行くつもりが、有るのかな。
    裁判費用は、大手が払ってくれるかな。

    •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

      だんな様へ
      >佐賀新聞は、高裁まで行くつもりが、有るのかな

       佐賀新聞は、「長年の慣習だった」と言って、最高裁まで頑張るのでは
      ないでしょうか。(もしかしたら、裁判費用のためと言って、事実上の値
      上げをするのかもしれません)

       駄文にて失礼しました。

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     素朴な疑問ですが、新聞社の経営陣は、自社の「押し紙を除いた新聞発
    行部数」を把握しているのでしょうか。もしかしたら、経営陣の間では、
    (流石に押し紙がゼロとは思っていないでしょうが)それを除いても発行
    部数は、あまり変わらないということに、しているのではないでしょうか

     駄文にて失礼しました。

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