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コロナショックで崩壊?野党とメディアの「利権構造」

先週の『内閣支持率の逆転と無関係に「ズッコケ」る立憲民主党』では、産経・FNNの世論調査の政党支持率で、立憲民主党が野党首位から陥落したという話題を取り上げましたが、その「続報」でしょうか、週末に実施された毎日新聞の世論調査でも同様に立憲民主党が野党主意から陥落したようです。おそらくその理由は、マスメディアの偏向報道にも関わらず、立憲民主党が「コロナより桜が大事」を貫いた結果、国民の不信感が立憲民主党やマスメディア自身に向かい始めているからではないでしょうか。

毎日新聞の調査でも立民が首位陥落

先週の『内閣支持率の逆転と無関係に「ズッコケ」る立憲民主党』で、産経・FNN合同世論調査の結果、政党支持率で最大野党である立憲民主党が日本維新の会に追い抜かれた、とする話題を紹介しました。

立憲民主党といえば野党第1党であるはずですが、4月11日から12日にかけて実施された産経・FNN合同政党支持率調査では、立憲民主党の支持率が3.7%に急落し、その反面、日本維新の会が5.2%と急伸して野党トップに躍り出たのだそうです。

これについては先週時点で「こうした傾向はすべての社の調査で確認できるわけではないに注意は必要だ」と付記したものの、これについてもうひとつ、興味深い調査結果が出てきました。報じたのは、毎日新聞です。

新型コロナ 政権対応「評価せず」53% 内閣支持横ばい41% 毎日新聞世論調査

毎日新聞は18、19日、電話による全国世論調査を実施した。<<…続きを読む>>
―――2020年4月20日付 毎日新聞 東京朝刊(会員限定有料記事)

といっても、残念ながらリンク先は有料会員限定記事であり、電子版については毎日新聞にカネを払わないと続きを読むことはできないようですが、これについて読者の「だんな」様からこんなリンクを示していただきました。

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/04/19/20200419k0000m010091000p/9.jpg

このリンクだと無料会員でも読めるようですが、URLに “mainichi.jp” という文字列が含まれているため、おそらくは毎日新聞の公式サイトと考えて良さそうであり、画像に記載された「調査実施日」が上記記事のリードとも一致しています(ただし、リンク先はやや不鮮明な紙面のイメージですが…)。

これによると、毎日新聞の世論調査でいう政党支持率は、自民党が29%で最多である一方、立憲民主党、公明党(各5%)を抑え、自民党以外の政党でトップに立ったのが、6%の支持率を獲得した日本維新の会だったそうです。

もちろん、「毎日新聞の調査だから信頼できないのではないか」、という感想を持つ人がいるかもしれない点については承知していますが、内閣支持率自体は41%(不支持率は42%)と、ほかの「保守系メディア」とも大して変わらないという点については、公正さのために付言しておきたいと思います。

中央日報も関心を払う

さて、この現象を取り上げたのが、外国、それも韓国のメディア『中央日報』(日本語版)です。

韓国とは正反対の「保守天下」に進む日…日本維新の会、支持率2位

18~19日に実施された政党支持率調査で、関西を主な基盤とする保守政党、日本維新の会が6%で自民党(29%)に次ぐ2位になったと毎日新聞が20日付の記事<<…続きを読む>>
―――2020.04.20 14:49付 中央日報日本語版より

中央日報は毎日新聞の調査を詳報したうえで、「これまで2位を維持し続けてきた進歩性向の第1野党」である日本維新の会が立憲民主党を支持率で上回るのは「2017年の立憲民主党の結党以来初めて」などと指摘しています。

韓国といえば先週木曜日の国会議員総選挙で、文在寅(ぶん・ざいいん)氏の出身母体である左派政党「ともに民主党」「ともに市民党」が議席の6割を占めて圧勝したばかりであり、こうした点も中央日報が日本の選挙結果に関心を持った理由なのかもしれませんね。

そういえば、日本でも昨年末ごろ、立憲民主党が国民民主党と合流しようとした際に、口の悪い人たちはその政党名として「ともに民主党」はどうか、などと提唱したようです(※というか、当ウェブサイトもその「口が悪い連中」の一翼を担っていましたが…笑)。

名は体を表す 新党名は「ともに民主党」でいかが?(2019/12/30 06:00付 当ウェブサイトより)

余談:主観に満ちた中央日報

なお、少しだけ余談を述べておきます。

先ほど引用した中央日報の記事では、日本維新の会を「進歩性向」だの、「保守」だのと主観的・感情的に決めつけるように書いていますが、こうした書き方は、中央日報を含めた韓国メディア全体の悪い癖だと思います。とくに、次のような記述には、違和感しかありません。

日本維新の会は大阪と関西地域で勢いを見せる超保守性向の政党だ。『慰安婦は全世界どこにでもいた』という妄言を発した橋下徹元大阪市長(50)が2010年4月に結成した地域政党『大阪維新の会』を母体とし、2012年9月にも橋本元市長が全国政党『日本維新の会』に拡大した。」(※下線で示した誤植は原文ママ)

この「慰安婦は全世界どこにでもいた」という「橋下徹元市長の発言」とは、おそらく橋下徹氏が2013年5月に日本外国特派員協会で行った記者会見のことでしょう。

橋下大阪市長、慰安婦問題について会見

従軍慰安婦や米軍への発言をめぐり注目が集まっている橋下徹大阪市長が、有楽町の日本外国特派員協会で会見を行った。【BLOGOS編集部】<<…続きを読む>>
―――2013年05月27日 15:40付 BLOGOSより

個人的には、この会見で橋下徹元市長が政府の立場を無視し、あたかも自身が日本政府の立場を代弁するかのごとく発言をした点には大きな問題があったと考えているのですが、ただ、橋下氏の行動を巡っては賛否両論あったことは事実でしょう。

いずれにせよ、この中央日報の記載ぶりからは、少なくとも中央日報のこの記事を執筆した人物が、橋下氏を「超保守性向」で「慰安婦を巡り妄言を発した人物」と認識していることだけはよくわかりました。

利権野党・立憲民主党

さて、立憲民主党といえば、先週木曜日にはこんな記事もありました。

野党、補正予算の審議短縮を拒否/安住氏「強行なら徹底抗戦」

<略>立民の安住淳国対委員長は記者団に「全くのめない。強行してくるなら、徹底的に戦う」と強調した。<略><<…続きを読む>>
―――2020/4/15 11:27付 共同通信より

これは武漢コロナウィルス蔓延を受けた2020年度補正予算案を巡る記事ですが、立憲民主党の安住淳国対委員長が「徹底的に戦う」と発言した対象は、おそらくコロナウィルスではなく、政府・与党なのでしょう。

呆れて物も言えません。

あくまでも主観的感想ですが、おそらく立憲民主党は政権を取るつもりがなく、「最大野党」として国会でそこそこの権限を持っていれば良いとでも考えているのではないかと思います。だからこそ、どんな国難にあっても、「政権与党との対決」、「政局政治」というスタイルを、決して崩すつもりがないのでしょう。

というのも、国会議員であれば巨額の歳費に加え、月額100万円で非課税の「文書通信交通滞在費」も支給され、新幹線もタダで乗り放題、官僚を呼びつけてパワハラまがいのヒアリングを実施して権力っぽい気分を味わうのも自由自在だからです。

それに、立憲民主党のような「人罪の宝庫」が、まかり間違って政権を取ってしまおうものなら、2009年から3年3ヵ月のように、日本全体を不幸の底に叩き込んでしまいます。

国会議員としてそこそこの「王様気分」を味わうとともに、自分たちは絶対に責任を取らないで政権の揚げ足取りをするだけで済む「最大野党」という地位を絶対に手放したくないのではないからこそ、立憲民主党は絶対に政権を目指すことがないのではないでしょうか。

まさに、「利権野党」の言葉がぴったりですね。

マスメディア+野党の結託構造

では、民主党、その後継政党である民進党、さらにその残骸である立憲民主党、という具合に、なぜこんな「人罪の宝庫」が最大野党であり続けているのでしょうか。

その大きな理由は、新聞、テレビを中心とするマスメディアの報道姿勢にあると思います。

すべての新聞、テレビがそうだとは申し上げませんが(大手新聞であっても、なかには産経新聞のように、比較的公正にさまざまな話題を取り上げるケースもあります)、多くのケースでは、政治報道は概して「与党に厳しく、野党に甘い」からです。

そういえば、『野党はコロナより桜が大事 いまこそ国民の信を問え』や『「神風邪」論の不謹慎さと「コロナより桜」の情けなさ』などでも報告したとおり、野党は今年2月下旬ごろまで、概して武漢コロナウィルスよりも「桜を見る会」スキャンダルの追及に汲汲としていました。

しかし、こうした野党の姿勢を許した背景には、『特定メディアもコロナより桜 ATMは安倍応援団?』などでも触れたとおり、マスメディアの報道にも大きな問題があったといえます。

「コロナより桜」の当然の帰結?

ただ、コロナショックは、立憲民主党を中心とする利権野党が、やはり古くからの利権体質に染まった古いマスメディアとともに、従来の在り方の変革を突きつけられるきっかけでもあるように思えてなりません。

いや、もっときつい言葉を使えば、コロナショックが「土石流」のごとく、特定野党、特定メディアという利権体質を押し流されようとしているのではないでしょうか。

新聞を読んでも、テレビを見ても、買占めを煽ったり、不安心理を煽ったりするばかり。

オールドメディアでは、得てして正確な情報よりもセンセーショナルな「絵」が重視される傾向にあることは間違いなく、私たち一般国民のなかで、「マスメディアの報道は明らかにおかしい」、「自分自身でインターネットを使って情報を探してみよう」という動きが格段に強まっていることはおそらく間違いありません。

考えてみれば、毎日新聞という、普段は立憲民主党などの特定野党にやたらと甘いメディアの世論調査ですら、立憲民主党に対する支持率が「最大野党」のそれから転落してしまったこと自体、コロナショックがこうした利権構造を押し流そうとしている証拠ではないでしょうか。

その意味で、コロナ騒動はマスメディア、特定野党という古い構造を破壊しようとしているのかもしれません。

個人的には、マスメディアと特定野党に対する国民の信頼が消滅すれば、「国民の敵」は総本山である財務省などを残すのみとなる、と考えている次第です。

新宿会計士:

View Comments (21)

  • 細かいことを申し上げるようで恐縮ですが、見出しの節にある
    『野党主意』は
    『野党首位』の誤記ではないでしょうか。

  • 日本人はもっと自国の政府を支持してあげてもいい。
    どこまでも完璧にやって完璧な結果ぎ無ければ支持率に繋がらないなんて、傲慢すぎる。

  • 国会審議の場は、質疑時間の時間配分を最も得られる野党第一党の独壇場なんですよね。

    まさに「2番じゃないとダメなんです!」と言ったところなんでしょうね。

    けれども、野党第一党が政権の揚げ足取りに終始せず、「是は是・否は否だが〇〇ならば可」と異論には代案をもって対峙できる組織でありさえすれば、必然的に議論の内容は建設的なものとなり、限られた国会審議の時間を浪費しなくて済むのだと思います。

    *次回の選挙では、まともな野党第一党の選出を期待したいです。

    *****

    とにかく抗戦の常套手段が「国会審議の遅延」である時点で、組織の存在意義が疑われます。
    国会期間中の連休取得なんて職務放棄そのもの。(歳費の返還を要求したいところです)

    たとえ結果が変わらないのだとしても「プロセス」が大切なのではないでしょうか?
    とても「国政審議の放棄を隠しもしないヒトたち」に何かが生み出せるとは思えません。

    常識で考えれば意識的な遅刻欠勤は、仕事ができるできない以前の問題なのだと思うんですけどね・・。(厳しい言い方をすれば、人間性が問われてしまうのかと・・。)

    彼らを選出したヒトたちは、このままでいいと思ってるのでしょうか?

  • 政治家なんだから、裁判ごっこみたいな「追求」なんかより、国民のための「法律作り」に頑張ってほしいのです。

    上の人とか、報道が悪いだけで、立憲民主党の人が中心になって作った法律なんかもあるのかな?って思ってHPをみたら、今年に入ってからも、いくつか法案の提出をしてるのですね。ただ、提出してどうなったのかは、よく分かんないけど・・・
    野党だから提出した法案がすんなり通るわけじゃ無いだろうけど、その中身や、どんな風に実現したかってことをちゃんと説明したら良いのになって思ったのです。

    • 同感です。

      成果だけではなくて、真摯な取り組みまで含めての支持率なのだと思います。

      深掘りした情報開示で、法案提出が「やってますアピール」では無いことを証明して欲しいですね。

      *「実務に則した〔夢物語ではなく〕政策」であれば、世論の後押しに繋がるかもしれないのですしね。

    • 七味 様

      現在の野党のイメージだと、バーター取引でおかしな法案をねじ込むかもしれないので、働き者になったらそれはそれで嫌だなと思ってしまいます(公明もたいがいですが)。
      それなりにまともな政治家に「法律作り」を頑張って欲しいです。

  • >国会議員としてそこそこの「王様気分」を味わうとともに、自分たちは絶対に責任を取らないで政権の揚げ足取りをするだけで済む「最大野党」という地位を絶対に手放したくないのではないからこそ

    国会議員を新聞社に、最大野党をジャーナリズムに、それぞれ置き換えれば、トランプ大統領が心底嫌うフェイクニュース製造業界そのものではありませんか。

  • 更新ありがとうございます。

    野党の国会議員はナマポ貴族になぞらえて「国会貴族」とか「夜盗貴族」とかで良いのかもですね。

  • 更新ありがとうございます。

    最近の政党のトンチンカンな動き(特に立憲民主党、国民民主党、日本共産党、その他左傾泡沫)を見ていると、日本維新の会が野党第一党になるのは当然かと思います、

    まず大阪府の吉村知事、早い日から新型コロナの危険性を訴え、3月末には隣りの兵庫県との行き来を止めるよう、府民県民にお願いしました。

    相手の兵庫県井戸知事は呑気というか、考えが無いというか「いつも大阪は大げさだから」って(失笑)。さすが官僚の天下りが続く兵庫県知事!何にも考えて無かったんですネ?

    殊更、関西では大阪府知事、大阪市長の一言一言で動きが変わります。韓国記者は橋下氏に恨み骨髄なのか「影響力のある橋本氏が」って、何遍「橋本」言うねん!だからハングルはダメなんだよ。

    あの3週前に7都府県が非常事態宣言していたら、感染者のカーブはもっと緩やかだったと思います。せめて次の週に全国なら、さらにヤマは減っていたと思います。

    今からでも遅くないが、とにかく東京の1万人超、全国最終5万人超え?はなんとしても止めて欲しいです。

  • 私は、軽くスルーした記事ですが、スレになったようです。
    投稿したのは、立憲民主党が維新に抜かれたよりも、コロナウイルス対策に対する、意識調査結果の方が皆さんが、興味を持っているんじゃないかと思った為です。
    維新が立憲民主党の支持率を抜いても、実際の選挙となれば、維新は地域政党の限界が有りますので、野党第一党になる事は想像しづらいのが、現状だと思います。
    また、維新に対しても、同和利権など怪しい所が有るらしいコメントも有ります(関西の利権は、よく分からないので、補足お願いします)。
    維新が支持率を上げている理由は単純で、国会で真っ当に議論する野党だからだと思います。
    立憲民主党が支持率を下げていると理由は、真っ当に議論せずに、政権打倒のみを政策とし、政府や国の足を引っ張る様にしか見えない振る舞いが、散見される為だと思います。
    今の日本人は、ダブルスタンダードによる、ブーメランを嫌い、良く見つけ出し、それがネットで広まり、また嫌になると言う循環になっているのでしょう。
    反日野党とマスゴミは、結果的にやってる事が、中朝工作員と変わりません(私は工作員だと思っています)。いずれも、日本人がぼーっとしている間に、巨大な利権を持つ様になってしまいました。
    ATMの記事を見て「日本の新聞社とは思えない」という意見を、このサイトでも散見します。少なくとも「日本人の為の新聞社」では無い存在だと、認識して見れば、理解し易くなると思います。
    「獅子身中の虫」(最近気に入ってます)だと思って、彼らに対処していくしか有りません。
    自分でも、このコメントを見ると、明らかにネトウヨなんでしょうね(笑)
    違いますよ、ハゲ親父さんと同じ、中道左派です(笑)

  • 野党支持者さんに「これだけ櫻とかシュレッダーとかマスクの枚数とか給付金に文句言ってるのに、なぜ、内閣不信任案提出しないの?チャンスじゃん」と聞いたら「否決されるから出さない」との回答(支持者レベル)。(支持者レベルでも)政権奪取する気がないようです。解散も怖いようです。この構造が維新が野党第一党になっても変わる気がしない。と、いうか出せないでしょうと、個人的にネガティブに妄想して遊んでます。吸いません。

  • 立憲民主党が支持率を落とした現象は、アンチ安倍政権を掲げる人たちの立憲民主党離れ、という解釈が一番腑に落ちます。

    立憲民主党は政権を取る気満々だと思います。彼らのやる気が自民党を失脚させることにしか向いてないために、やる気があり過ぎて優先順位の一番に来てしまっただけです。コロナ禍を政局にどのように利用しようかと考えるのが精一杯で、国民からどのように見えるかを客観視する意識が無かったわけです。

    マスコミは立憲民主党ほど他人事でいられる立場に無いので、コロナ禍は自分たちの首を絞める可能性があります。つまり、立憲民主党と比較すれば、世間の厳しい目を意識するだけの冷静さがあるということです。
    立て続けに立憲民主党議員の醜聞が報じられた辺りで、さすがのマスコミさんも擁護できなくなってきたなと感じていました。

    しかし、もしも安倍総理が主導権を取らずに、しかるべきタイミングで入国制限、休校要請等をしていなければ(つまり無策に見えたなら)、自民党は急速に支持を失っていた可能性があります。どの政党が「おこぼれ」にあずかるのかわかりませんが、立憲民主党が狙っていたことも決して可能性ゼロパーセントの的外れと笑い飛ばすことはできません。
    こんな時こそ冷静に判断できるようにアンテナを広げておかなければと自戒しているところです。

    • 立憲はその結党の経緯から、国民民主は何とかなったとしても、維新とかの右派勢力(維新が正当な右派かはおいといて)の取り込みができるのか微妙です。少なくとも枝野代表はやる気無い気がします。だから安倍総理の支持勢力とか言われてしまうんですがw
      最低でも野党各党(共産抜きなら公明)の結集が出来ないと、過半数は取れませんね。
      与党のよほどのチョンボが無い限り、老い先短い左派勢力だけでは政権奪取は無理。

      むしろ最近の国民民主は玉木代表が政策面の主張が多く(国民一律10万円も玉木代表は強く推してた)、国民民主を軸にできた方が目がありそうに感じます。まぁ、支持を集められるかと言われると絶望的なんですが。

      今の非常時だと維新は評価されますが、平穏な時勢になると政策での対立構図は一般人にわかりにくくなるので、揚げ足取り政党に批判票は流れやすいのがネックになりそうですね。

      • まんなっか 様

        立憲は、安倍政権による憲法改正を徹底的に妨害するアンチ勢力であったからこそ、マスコミの強力な後押しを得て改憲アンチ勢として現在の野党第一党におさまったと考えています。
        最初はまともなこと言っているように見える時もあったんですけどね。

        とにかく自民党が進める改憲の妨害が彼らの第一だという印象です。そのために火のない所に煙を立てながら、マスコミと協力して安倍総理を失脚させようとしていました。その流れで空気を読めずにコロナ禍の中でも暴走していただけです。

        恐らく、改憲の脈が無くなり自民党の支持率が落ちた時、形だけどこかと合流して政権交代と言い出しますよ。今は合流してもあまりメリットがない(アンチ色が薄まる、支持率が足し算にならない)ので、主張を先鋭化するのにバラバラの方が都合がいいだけです。
        確かに、今見回しても実現しそうなのは高齢化した元の民主党程度じゃないかという気がしますが。

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