当ウェブサイトでご好評をいただいているのが、「韓国在住日本人」のハンドルネームのコメント主様からいただく「在韓日本人が見た韓国」という読者投稿シリーズです。今回は、カウントが正しければ19回目の投稿であり、以前の『【読者投稿】「韓国ではそんなものを食べるの?」』の続編です。韓国在住日本人様の、淡々とした記述でありながら、韓国に対して愛情を感じつつも、どこか突き放したような視点は、本シリーズの最大の魅力と言って良いでしょう。
読者投稿の募集
『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは昨年以来、「読者の皆さまからの記事投稿窓口」を常設化しており、読者投稿を歓迎しております。なお、その投稿要領、過去の読者投稿については、それぞれ次のページにまとめております。
必ずご確認ください(2019/12/16日版)
過去の読者投稿
そして、この「読者投稿」シリーズのなかで、とくに大好評をいただいているのが、「韓国在住日本人」というハンドル名のコメント主様からいただく「在韓日本人から見た韓国」というシリーズです。
韓国在住日本人様の論考は、現地で暮らす日本人として、非常に生々しく、どこか愛情もありつつも、結局は突き放したような独特の視点が魅力であり、数えてみたらもう19回目の投稿です。
今回のタイトルには、「韓国の美味いもの」、とあり、内容的には『【読者投稿】「韓国ではそんなものを食べるの?」』などの「続編」のようですが、今回はいったいどんな「ごちそう」(?)が登場するのでしょうか、楽しみです。
(ここから先が韓国在住日本人様の投稿です。)
韓国の美味いもの
久々の投稿になります。年末年始にかけて小生が忙しく、時間もなかなか投稿を書き上げる時間が取れませんでした(本音はネタ切れです…苦笑)。
(※新宿会計士注:贅沢を申し上げるならば、「ネタ切れ」といわず、多少過去の記事と重なっても構いませんので、是非、「日常生活で思うところ」についてお気軽に論考を賜ると嬉しいと思います。常に新しい読者の方がいらっしゃるので、過去論考をまとめ直しても良いと思います。)
以前に韓国の食について書いてみましたが、あまりに極端な食べ物を羅列したため、「韓国では暮らせない」と思った方も多いかと思います。そこで、今回は逆に「結構いける」という韓国の食べ物について書いてみようと思います。
とくに、前回の投稿でとあるコメント主の方から、
「ピリ辛が苦手で匂いのキツイ物も見映え悪いのも食べられません」
というコメントをいただいたので、「それでは見栄えも良く、辛い物が苦手な方でも、そこそこ美味しい物があることを紹介しよう」、と思いついた次第です。
タイトルは「韓国の美味いもの」です。
ただし、美味しいというのも個人差がありますし、しょせんはそれらを紹介する小生の主観に基づきます。このあたりをご理解のうえ、お読みください。なお今回は画像を張り付けようかと思いましたが、著作権の問題が出るといけませんので画像リンクを貼り付けます(※)。
(※新宿会計士注:文字化けのためでしょうか、うまくリンクを張ることができなかったため、本稿ではやむなくすべてのリンクを削除してしまっています。韓国在住日本人様、せっかくリンクを張って頂いたにもかかわらず、大変申し訳ございません。)
ケランチム
韓国の焼き肉屋に行くと必ずといって良いほど出てくるサイドメニューに「ケランチム」があります。これは卵を少量の水で溶き、そこに塩とグルタミン酸ナトリウム(所謂味の素、韓国では『味元(ミワン)』といいます)を加え、(おそらくは)強火で火にかけたものです。
日本でいう茶碗蒸しに似ていますが、「ケランチム」の場合は茶碗蒸しよりもかなり大きな器で出て来ます。出されるときはたいていグツグツと沸騰していますが、唐辛子等は入ってないので、辛い物が苦手な方でも食べられます。たまに、魚介類が入っていたり、上にワケギやニラがかかっていたりします。
ただ、この料理にはひとつの問題点があります。それは、テーブルに1つしか出てこないので、みんながスプーンを突っ込んで食べることです。小生は未使用のスプーンを使って、一番最初に食します。さすがにみんながスプーンを突っ込んだ後は食べる気がしません。
なお、沖縄には、「ウブルー」と呼ばれる、「ケランチム」に似た料理があります。これは鰹出汁の澄まし汁に溶き卵を加えて作ります。卵の量が多いので、鍋の中で卵の塊ができます。沖縄に行く機会があれば、ぜひ食してみてください(ただし、メニューとして置いてある店は少ないと思います)。
ポッサム、チョクパル
「ポッサム」は豚のバラ肉(三枚肉)を茹でたもので、「チョクパル」は豚足を煮込んだものです。画像の白っぽい方が「ポッサム」でやや赤っぽい方が「チョクパル」です。韓国ではこれらを「セウジャン」というエビの塩辛をつけて、葉野菜に巻いて食べます。
「ポッサム」は皮付きの豚バラ肉を使います。皮付きの豚バラ肉は日本では手に入りにくいので、皮の食感が苦手な方もいらっしゃるかと思います(小生は皮の食感が大好きです)。また、「チョクパル」は多少脂肪が残っており、たくさん食べると胸焼けしそうな感じです。
さらには、「ポッサム」の上にすり下ろしたニンニクを乗せた「マヌルポッサム」という料理もあります。ニンニク好きの方には好評かと思います。
ソルロンタン
「ソルロンタン」とは、牛骨や牛肉、内臓などをじっくり時間をかけて煮込んだスープ料理です。スープは乳白色でその中に牛肉と葱と(おそらくは)素麺が入っています。トンコツスープの様な感じですが、トンコツと比べれば、独特の「獣臭さ(?)」はありません。
「ソルロンタン」はほとんどが味付けされていません。食べる直前にテーブルに備え付けられている、塩と胡椒で味を調えます。韓国人はスプーンで塩を入れて、味が薄いと同じスプーンでまた入れます(汚い…)。さすがに小生には耐え切れないので、スプーンは別に使います。
一緒に出てくるご飯をスープの中に入れ、混ぜて食べるのもありです(小生はしません)。
オジンオスンデ
韓国には「スンデ」という腸詰料理があります。
高級な「スンデ」は豚の腸に野菜や豚の血液等を詰めて蒸した料理です。安物の「スンデ」は中が春雨(?)になっており、屋台で売られています。どちらも辛くはないのですが、豚の血液が入るため、皮である腸が黒くなり、慣れていないと見た目的にあまり美味しく見えません。
そこで、腸の代わりにスルメイカを用いたのが「オジンオスンデ」です(「オジンオ」とはスルメイカのことです)。この「オジンオスンデ」は小生もまだ食したことがなく、早くトライしたいとの思いとは裏腹に、近場に店がありません。
見た感じは日本の「イカ飯」と同じような感じなので辛くはないと思います。食べる機会があれば、すぐにでも食レポします。
ジョン
「ジョン」とは日本でいう「チヂミ」のことです。この「ジョン」の上にネギがあると「パジョン」、ニラがあると「プチュジョン」と言います。なお、韓国で「チヂミ」はあまり通じません。「チヂミ」は慶尚道の方言だからです。ですから、注文するときは「○○ジョン」または「ブチムゲ」と言います。
たまにキムチ入りの「ジョン」がありますが、メニューに書かれているので、辛い物が苦手な人は避けることができます。また、ネギやニラ以外に例えばイカや豚肉などが入っている場合もあります。
ちなみに韓国では「雨が降る日は家でパジョンとマッコリ飲む」と表現することがありますが、これは「ジョン」を焼く音が雨の降り始めを連想させることに由来するそうです。
また「パジョン」や「プチュジョン」は外食してもとても安いです。
小生が韓国に来た当初は、「パジョン」と昔懐かしいアルマイトのヤカン入りのマッコリを4人で飲んで、一人あたり3000ウォンでした。3年前は「パジョン」2枚とヤカン入りマッコリ2本(ヤカンの数え方が分かりません)で一人あたり7000ウォン程度でした。結構満腹になり、ほろ酔い気分で家に帰れます。
タッカンマリ
「タッカンマリ」とは直訳すると鳥一羽という意味です。その名ごとく、ニワトリ一羽をまるまま煮込んだ料理で、日本でいえば鳥の水炊きです。韓国では鳥は滋養強壮の意味合いがあり、夏の伏日(韓国語で「ポンナル」といいます)には必ずといって良いほど食べられています。
この伏日は日本でいう「土用の丑の日」の様なもので、初伏(チョボック)、中伏(チュンボック)、末伏(マルボック)と3回あります。
多くは「サムゲタン」を食するのですが、「タッカンマリ」でも大丈夫です。小生は高麗人参(韓国語では「インサム」と言います)独特の香りがあまり好きではないので、高麗人参を材料として使う「サムゲタン」よりも「タッカンマリ」の方が美味しいです。
最後はオジヤや韓国風のうどん(韓国語では「カルグクス」と言います)でシメます。
最後に
今回は「辛い物が苦手」、あるいは「見た目が苦手」という方でも食べられる韓国料理を紹介してみました。ただ、いくら美味しそうに見えても、衛生管理については何とも言えません。実際に小生も食当たりで寝込んだ経験があります。
今回紹介した料理が、いつ頃から韓国料理として定着したのかは定かではありません。韓国料理の起源は韓国人が得意とする「言うたもん勝ち」であるため、よくわからないというのが実情でしょう。
ただ、唐辛子が1500年代の末に日本から韓国に持ち込まれたことを考えると、これらの辛くない料理はそれ以前からあったのかも知れません。
駄文にて失礼します。<了>
読後感
以上が、韓国在住日本人様の投稿です。
いかがでしょうか。
いつもながら、淡々とした記述でありながらも、あたかも自分自身が韓国の食堂を訪れているかのような臨場感が得られる記事であり、異文化に接する韓国在住日本人様の気持ち(あるいは戸惑い?)が伝わって来ます。
この点、東京近郊在住の方であれば新大久保、大阪近郊在住の方であれば鶴橋界隈に行けば、韓国料理の店も多いため、もしかしたら本稿でも紹介した料理を食したことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、私たち日本人にとって、韓国や北朝鮮、中国などは「近隣国」であり、漢字になじみがある、箸を使うなど、一見すると似ている部分もたくさんありますが、やはり地理的な近さのわりには文化、衛生観念、物事の考え方などはまったく異なります。
韓国在住日本人様には大変申し訳ないのですが、私たち日本人の多くは「衛生観念」を大切にしますので、正直、「美味しい料理」だったとしても、それを「その国の食堂で食べる」となると、やはり躊躇してしまうという人も多いかもしれません。
いずれにせよ、食文化の違いは「良い」「悪い」ではなく、単に「違う」というだけの話です。そして、とくに食文化に関しては、「違い」は「違い」として認めつつ、美味い物があればそれについては素直に認めるというのが良い考え方だと思う次第です。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、韓国在住日本人様に少しだけ便乗して、個人的な体験をお伝えしたいと思います。
じつは、私自身、かなり昔に香港に渡航し、現地の食堂で食事をして当たったことがあります。
しかも、間が悪いことに「東京発・香港乗継ぎ・パリ行き」の便で、往路において香港でストップオーバー(途中降機・滞在)し、そこからパリを経由して鉄路でロンドンに行くという旅程だったので、最終目的地のロンドンに到着した瞬間に発熱し、ホテルでずっと寝て過ごすという情けない体験をしたのです。
ただ、幸いなことにこれはただの発熱で、咳、嘔吐、下痢などを伴わなかったので、一両日寝込んだことで少しばかり症状は回復したのですが、非常に困ったことに、ロンドンのイギリス料理の店はどれも体が弱っているときの日本人の口に合わないものばかりであり、本能的に日本食が食べたくなります。
しかも、ロンドンで食べることができる日本食(もどき)といえば、悪名高き某「W」というチェーン店のものであり(※有名なので検索してみてください)、当時知識がなかった私はその「W」に入店して明らかに腐りかけたもやしが入った野菜焼きそばを食してしまい、さらに症状がぶり返してしまいました。
ただ、ユーロスターに乗ってパリに移動し、オペラ通り(Avenue de l’Opéra)近辺で日本人が経営する蕎麦屋に入って年越しそばを食したら調子が良くなったという経験をしたのです。
以上の個人的経験により、日本人がアジアに出掛け、「現地の食堂」で食事をするときには、衛生面では少し気をつかった方が良いと思った次第です。
なお、欧州におけるニセモノの日本料理につきましては、個人的体験談『ポルトガルのレストラン「大阪(おさか)」』などもご参照ください。
View Comments (26)
韓国在住日本人様
今回もおもしろい記事をありがとうございました。いろいろ食べられてるんですね。前回の食ネタ記事と合わせて読むと感慨深いです。スンデやユッケのような韓国の肉料理にはモンゴルやヨーロッパにも通じるところがあり、遊牧民を介した文化的な交流があった事が偲ばれます。そして日本に伝わらなかった事も。
ネタ切れでしたら、すでにコメント欄に書かれております、韓国における武漢肺炎ウイルスにまつわるエピソードをまとめて「コロナウイルス狂想曲」みたいな題名で執筆される、というのはいかがでしょうか?
楽韓さんも書かれてますが、あれはソースが報道ですので、現地リポートも聞いてみたいです。
新宿会計士様
ロンドンの日本料理店はWagamamaの事でしょうか?ロンドン到着後に発熱とは大変でしたね。食事もさる事ながら、長旅の疲労もあったかもしれませんね。
新宿会計士様の新しくまとめた旅行記も読んでみたいです。
私のツマラナイ体験…
10年ほど前のことです。プサンの海岸辺りを散歩、途中でお腹が空いたので、
大衆食堂に入りました。ハングルしか無いし、読んでも分かれへんし、
先客が食べているのを指差して、日本語でアレ…
食べれました。値段不明のため、10,000w出したら、5,000wのお釣りでした。
正直やんとの、印象が記憶にあります。味の記憶は有りません…
プサンの西面で豚肉を食べれました…、唐辛子が🌶辛くって、
水を飲んでも、ダメでした。アンナ辛いもの初めてでした。
駄文でした。
Wagamamaは日本人にとってはネタのために訪れるべきロンドンのレストランかもしれません。
盛り付けとかヘンですよね。ラーメンはすごくまずい。
でも地元の人は楽しそうに食べてる。
ちなみにあそこのオーナーは香港人。
ブラッドソーセージも豚足も好きなんですけど韓国料理のは美味しいと思わないんですよ。
何かがひとつ、一手間足りない気がします。
韓国にちょくちょく出張してるときは寄生虫にも気をつけろっていわれました。
旅行にウェットティシュは必需品。
私もタイと香港で寝込んだことあります。
香港は今はウェットティッシュが手軽に買えるようになりました。
ケランチムを人数分に取り分けるのは韓国人的に、「焼き鳥の串を外す行為」なのかもしれませんねw
ただ飲食店での残飯使いまわし問題からすれば、通常営業なだけかも。
韓国在住日本人さま
今回も、韓国情報のご投稿ありがとうございました。
私の地元の焼肉屋は、韓国人店主で周りの焼肉屋を皆潰すほど評判の店でした。
30年ほど前の辛いものブームもあり、一時期タルケジャンクッパ(カルビクッパよりも辛かった)で、締めるパターンを繰り返してました。
韓国人店主の家族が食事をする時に、おすそ分けを貰った事もありました。
彼らは、鉄板で肉を焼くときに、ぐちゃぐちゃに乗っけて、ぐちゃぐちゃしながら焼いてました。
日本人は、一枚ずつ肉を焼くのに比べて、対比的だというのが印象的でした。
→韓国でもそうなんでしょうか?
また、朝鮮では油が貴重品だったため揚げ料理、日本で言うてんぷら、カツなどの食べ物がありませんでした。今では、豚カツが流行っているようですが、肉を薄く延ばしてカツにするようです。
以前名古屋には、味噌カツ以外に、わらじカツというのがあり、それに似ているという印象です。
当然韓国ですから、豚カツの起源を主張しているのは、ご愛嬌ですかね。
最近食べなくなったな、嫌韓になったせいかな。
毎回楽しい記事をありがとうございます。
衛生に対する彼我の感覚の差は埋まらないでしょうね… 怖いなあ。安心して食事ができない国は、やはり先進国ではありませんね。
韓国に行き始めの頃、4人の定食にチゲなどの汁物は一つ。日本人の私は当惑して、取り皿くださいと頼んでも、スプーンで突っ込んで
食べるもんとアジュンマに言われて、友達の時など、えい!と覚悟してやったこともあります。知らない人や男性の相席(ツアー等で)は食べませんでした。何年かしたら日本人客には取り皿がセットされる店もでてきました。キム・テジュンさんの頃です。
一人旅では定食類は一切たのめなくて、ソルロンタンとか焼き肉屋さんでも煮込み一人鍋とか、クッパとか、ビビンパやサムゲタン、スンドオフなどおいしい専門店はいっぱいありますので、それなりに楽しんでいましたが。やはり他人様のつば等混入の割合は比較的高いんじゃなかろうかと
警戒して過ごすのも日本とは違う興味がありました。
新コロナウィルスが蔓延したら、一人食事もかなり浸透する気がします。
初めて耳にする料理でした。
私の中ではメジャーな韓国料理といえば冷麺やチヂミです。
キムチが苦手なので、キムチ抜きです。
屋台は興味ありますが、海外で食べるとなるとリスクが高いです。
以前スペインに行った際、小さなレストランでは、フランスパンがテーブルに直(テーブルクロスは敷いてあります)においてあり、パンくずがテーブルに...(笑)
日本では考えられないなぁと。
他には、アサリを生で食べてました。食べようか迷いましたが、やめました。ヨーロッパでは普通なのかな?
夜に市場に行きました。買った食材をそのまま料理するスタイルで、美味しく色々いただきました。
日本人があまり来ない場所だったので、市場のご主人がアレコレ料理やお酒を出してくださり、タダでご馳走してくれました。なので、スペインは好印象です(単純)
海外は数回程度しか経験はありませんが、衛生面においては、日本は特別なんだろうなと。
個人的には、インドの屋台興味あります。
ユーチューバーの「今日やばい奴に会った」という方がインドの屋台の食レポしているのですが、衛生面は度外視しても美味しそうなんです。
テーブルクロスは皿と同じと見做されます。「お客ごとに清潔なテーブルクロスを敷いているのだよ」とむしろ美しさのアピールだったりします。
アサリは新鮮なものなら、真水でしっかり洗えば生でも食べられます。鮮度が不明なら避けた方が無難でしょう。
南欧+仏は食べ物が美味しくていいですよね。パンとチーズとワインだけで幸せになれます。
阿野煮鱒様
そうですね。やっぱりヨーロッパは良いですよね。
もう少し近ければ...また行きたいです。
当時関空からスペインへの直行便がなかったので、長かったです。
日本の衛生面は、特別というより特殊なのかもしれませんね(笑)
韓国在住日本人さんの記事は、異文化を知ることができて、しかも面白い。
素材を生かした料理ならば、よほどの才能がなければ「不味い料理」にすることは困難です。
しかし、衛生観念が違い過ぎる国の料理は楽しめません。鈍感力があれば楽しめるとは思うのですがね。
インドに何度も出かけて、一度もお腹を壊したことがない人は尊敬に値します。
老害様
私もインドに一度は行って見たいと思いますが、度胸が無いです。
インドに良く行く人は尊敬の眼差しで見ています。ワタシにはデキナイです。
スペインには行って見たいんです。
コチラも度胸が無くって、考えてるだけなんです。
YouTuberのインドあるあるで、インドに長く暮らすと日本食の刺身でお腹壊すようになるとか(笑)
ブリジット さま
えっ、無敵の腸内環境であると信じておりましたが・・・
お互いに異世界の環境であるということなんでしょうか。
老害様
YouTuberの方はインド在住の日本人の方です。
時々日本に帰国してはります。
インドの屋台をレポされていて、ガッツリ食べてらっしゃいます。
日本人は食に対しては、古来より貪欲。
シナ人も貪欲そのものですが、質が異なります。(机以外の四本足は全部食べる。もちろん、コウモリも…)
イギリス人は日本と地政学的条件は似ていますが、ここの部分は180度異なるかもしれません…(笑)
(というか、国民性そのものがかなり似ていません)
日本で納豆が言われ、スウェーデンでシュールストレミグンスが言われるように、韓国ではトンスルやホンタクがゲテモノ料理の代表格として言われます。
もちろん、朝鮮半島にある料理がそればかりではないことは、朝鮮半島に興味がある人間ならば当然おさえておかなくてはならないでしょう。
ソルロンタンは牛骨ダシですが、日本でも探せば牛骨ダシのラーメン店があります。豚骨とは一風変わっていて美味しいものです。
ただ、日本にある韓国人の料理店は、料理を見た目から楽しむセンスが備わっています。ですが、朝鮮半島の料理店には見た目などハナからどうでも良いセンスが皿全体から伝わって来るのが難点…
本当に盛り付けのセンスを考慮しないんだろうな…(笑)
まあ、アメリカと同じくジャンクフードなのです…
こういう料理文化なのだと、割りきる度量が日本人にはあると思うのですが…
とにかく、味付けを唐辛子に依存しまくっていることには、やはり言いたいことは山ほどあります…(笑)
実体験として、一緒に仕事をするならアメリカ人が一番やりやすく、次いでイギリス人とドイツ人でした。
一緒に飯を食うなら、服を見て回るなら、イタリア人とフランス人でした。彼らは享楽の追求にためらいがなくて、とことん人生を楽しむ哲学を持っているように見えました。
翻って日本人って、仕事に対しては耽溺し、食に対しては求道者的に真面目に取り組むように思えます。料理人は味にも見栄えにも熱心に取り組むので、とても美味しいものができますが、食べる方も「素材の良さを味わう」とか「技の凄みを感じ取る」とか、快楽の追求とは異なる方向で料理と向き合っている気がします。
韓国はね… 実は世界で最も韓国料理を楽しむ素養があるのは日本人だと思います。何しろ韓国以外でキムチを日常的に食べているのは日本だけです。
何だかんだ言って、日本って世界中の様々な文化と共鳴できる懐の深さがあると思います。
名無Uさん さま
〉本当に盛り付けのセンスを考慮しないんだろうな…
ええ、かき混ぜて食べるから問題ないみたいです。玄妙な味にも、複雑怪奇な味にもできます。