本日の緊急速報です。当ウェブサイトではここ数カ月、きわめて重大なテーマとして注目しているのが、「いらすとや」の日本制圧と世界進出問題です。いまや役所から学会、果ては「まとめサイト」に至るまで、すっかりわが国を魅了してしまった「いらすとや」。前回の『【速報】「いらすとや」から見えるカップヌードル問題』では、日本を代表する食材である「カップヌードル(謎肉増量中)」に「それっぽいの」が出現したという重大ニュースを取り上げましたが、じつは、それだけではなかったようです。
改めて「いらすとや」とは?
当ウェブサイトでは国際金融や経済などを中心に、かなり以前からいくつかのテーマを追いかけており、たとえば資金循環統計や国際決済銀行(BIS)統計などを用いた「数字に基づく分析」に関しては、とくに多くの方々に読んでいただいているようです。
ただ、こうしたさまざまなテーマのなかでも、最近、とくに力を入れているのが、「いらすとや問題」です。これは、わが国を代表する高名なフリー素材サイト『いらすとや』のイラストが、いまや総務省から各種学会、さらには「まとめサイト」に至るまで、それこそ日本全国を制圧し始めているという社会現象のことです。
なにをかくそう、当ウェブサイトでもたとえば『日韓会談サプライズなし、一方でリスの銅像問題急浮上』のなかで、「リスのスパーキーさん」について取り上げた際などに、「いらすとや」のリスの画像を使用したほどです。
これに加えてとくに先月の『【速報】「いらすとや」から見えるカップヌードル問題』のなかで、「速報」として取り上げたのが、ついにカップヌードルの「謎肉増量中キャンペーン」に「いらすとや」っぽい謎のイラストが出現したという問題を取り上げました。
ただし、くどいようですが、当ウェブサイトとしてはべつに日清食品株式会社から広告宣伝費等を受け取っているわけでもなく(というよりもというウェブサイトでは同社に無断で引用しています)、「謎肉増量中のカップヌードル」を宣伝する意図はございません。
同社製品を購入するかどうかは、読者の皆様にて適切にご判断ください。
(※というか、真夜中にこんな動画を見ると、カップヌードルを食べたくなっちゃいますね。)
ローソンオリジナルA5クリアファイル…ほ、欲しい!
さて、本日の速報です。
なんと!
あの「いらすとや」が、今度は全国を代表するコンビニエンスストア・チェーンであるローソンに進出したのです!
WINTER 2019 いらすとや×ローソン COLLABORATION
同社によると、キャンペーン期間中に対象商品を3点購入すると、先着順・数量限定で「オリジナルA5クリアファイル(全5種)」を1枚いただくことができるという衝撃的なものです。
さらに、「いらすとや×ローソンキャンペーン記念 オリジナルフリー素材」については、PC環境があれば、どなたでもzipファイルでダウンロードすることが可能です。
…。
前回も解説しましたが、いまやこの「いらすとや」は
「現世の日本を牛耳っているのは、政府でもなければ、電通でもなく、ましてやマスコミでもイルミナティでもフリーメイソンでもロックフェラー家でもない。それは、いらすとやである。」
と指摘されているほどです。
まさに「いらすとや」による「日本征服」は、完了間際です!(ウソです)
※ちなみに本稿も株式会社ローソンには無断で執筆しており、べつに株式会社ローソンを宣伝する意図はありません。A5クリアファイルのプレゼント条件やオリジナルフリー素材の利用条件等については、同社のウェブサイトにて直接ご参照ください。
いらすとやの世界進出
さて、前回の繰り返しですが、今年2月ごろ、こんなツイートが話題になりました。
海外の人に日本の機械学習の研究についてどう思っているか話題を振ると,研究の本題より先に「スライドのイラストに統一感がある」的なことを言われ,大体何のことを言っているのか察した
―――2019/02/25 18:59付 ツイッターより
あっ(察し)
一方で、今年のG20サミットでは、持続可能な経済成長や環境保全などが深刻なテーマとなった一方で、わが国が議長国となったという事情もあったのでしょうか、我々業界人から密かに注目された最重要テーマは、「『いらすとや』の世界進出」です。
イラストやさんのイラストがG20ハイレベルセミナーに登場
―――2019/06/08 14:47付 ツイッターより
なんと、国際的なセッションにおいて、『いらすとや』の素材が登場したのです!
ちなみに、『いらすとや』国際進出問題については、すでに今から3年前の時点で “Gigazine” というウェブサイトでも取り上げられていますので、適宜ご参照ください。
“Iruto”, the strongest free material in Japan, has also penetrated the real world(2016/12/16 09:00付 Gigazineより)
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「カップヌードル」に続き、ついにあの「ローソン」まで攻め落とした、『いらすとや』。
今後、同サイトがついに世界征服に乗り出すのかどうかという論点については、緊密に注目し続けたいと思います。
View Comments (9)
新宿会計士様、息抜き更新有難うございます。ところで、
>(というよりもというウェブサイトでは同社に無断で引用しています)
は
(というよりも当ウェブサイトでは同社に無断で引用しています)
の誤記ではないでしょうか。
「いらすとや」さんは日本人の感性丸出しで素敵ですね(笑)
謎速報個人的にスキ。
いらすとやは「なんでこんなの用意してんの…?」というものも数多あり対応不能など無さそう。世界征服も時間の問題でしょう。
一部商用販売やアドセンス広告で収益をあげていると、いらすとやのイラスト付きで解説したサイトは読みましたが(笑)
売上などがどんな規模なのか知りたいですね。
本サイトでは見出しに掲載されるサムネイルも楽しいですよね。
UFOイラスト→有価証券報告書
かぶ(野菜)イラスト→差押え資産現金化
TV電源OFFイラスト→マスメディア批判
すぐに思いつくだけでも色々あります。
以下は、掲載されていた画像についての疑問です。
https://shinjukuacc.com/wp-content/uploads/2019/10/20191023KINBUTA-tabako-200x200.jpg
↑これは、画像撮影用の精巧なゴム(ビニール)人形なのでしょうか?
後ろの男性がエアポンプを操作してるように見えなくもないのですが・・。
m(_ _)m
海外の意見まとめサイトで、
「日本はなんでもかわいくする」とよく言われています。
日本人にはお馴染みの頭身と凹凸のないお顔が、
気取らず良いですね。
割と真面目に、「いらすとや」のビジネスモデルは、今の日本を象徴するものであり、それは「10年後の世界を象徴するもの」でも有るように思います。
(世界から、日本が「ガラパゴス」と呼ばれて馬鹿にされたものを、世界は10年遅れで追いかけているため)
つまり
「まず無料化で客を集めて、しかもその後も手を抜かず「無料の人に継続的に満足感を与え」つつ、「お金払ってくれたら、もっと面白いことするよ!」という態度。これ、ヤバいです。
「大規模化と廉価化と、場合によっては無料化で市場奪う」ところまでは既存の焼き畑農業と同じですが、いらすとやは、「は?焼き畑にしないよ。奪った畑はちゃんと無償で責任もって耕すよ??」という点において、「今後の無償化ビジネス」のあるべき姿を示しているように思います。
今後は「サービスの無償提供」は、「ビジネス上の駆け引き」ではなく「当たり前のこと」なのではないかと。(そして、少なくともGoogleは当たり前にそれをやっているのであり、日本で「当たり前に無償提供」出来てるサービスがどれだけあるのか、という恐怖感があります……10年前なら、結構ありましたからね…日本の「今後の契約を期待した上での、督促しない無料サービス」が。
いらすとや人工知能説を提唱します。
何となれば、戦争がAIの能力を競うものになった未来において、我が国の旗印がいらすとやで有ってほしいと思っています。
新宿会計士さんのたまに掲載されるいらすとやさんやゲームなどの記事はとても微笑ましく拝見しております。
普段はデータに基づき難しい話題を丁寧に解説してくださる近づき難いまでの知性に、親近感を抱いてしまいます。
いらすとやさんは国民の敵の正反対ですね。
権力(?)を持ちながらも全く干渉せず、不当な、もしかしたら正当な利益すらも求めない。
いらすとやさんの今後の勢力拡大について、監視せねばなりませんね!
全くもってノーマークでした
この記事を読んで、さっそくローソンへ
新宿さんのお陰で、クリアファイルゲット出来ました
(思ったより小さかった)
いつも楽しませてもらい、ありがとうございます
応援してますよ~