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「不信の連鎖を断ち切れ」、突き詰めたら「日韓断交」

昨日の『やっぱり逃げた?「韓国国会議長が会議をドタキャン」』のなかで、上皇陛下を侮辱した文喜相・韓国国会議長がG20国会議長会議に不参加するとの前提で議論を進めたくだりがありましたが、結局、彼は会議自体には参加するようです。ただ、さすがにこの人物と会談しようとする日本側の政治家はほとんどいなかったらしく、文喜相氏の訪日日程は短縮された模様です。一方、昨日の『「日本よ、無視するな!」 韓国保守系メディアが悲鳴』でも触れましたが、「譲歩してくれない日本」に対して韓国メディアの焦りがいよいよ強まっています。

「ドタキャン」は誤報

昨日の『やっぱり逃げた?「韓国国会議長が会議をドタキャン」』については、その後判明した情報で結果的に事実と反する記載がありましたので、軌道修正をしておきたいと思います。

具体的な箇所は、『FNNプライム』の報道をベースに、「文喜相(ぶん・きそう)韓国国会議長がG20国会議長会議そのものに参加しない」とする前提で議論を進めた部分です。

当初の予定だと、文喜相氏は11月3日から訪日し、「膠着した日韓関係を打開するため」に日本の政治家などに会い、4日に「G20国会議長会議」に参加し、5日に早稲田大学で講演をするはずだったようです。

しかし、FNNプライムの報道ぶりだと、文喜相氏の来日が5日にズレ込む、つまり「G20国会議長会議には参加しない」という情報になっていました。ただ、次の『聯合ニュース』(日本語版)の報道などを眺めていると、文喜相氏は4日のG20国会議長会議そのものには参加するようです。

韓国国会議長 きょう訪日=関係改善に意欲も機熟さず(2019.11.03 14:50付 聯合ニュース日本語版より)

このため、当ウェブサイトで「(FNNプライムの記事の情報が正しいならば)文喜相氏が自身のメンツを維持するために、G20国会議長会合という貴重な国会議長外交の機会を逸した格好だ」などと述べたくだりについては、当ウェブサイトとしても「書き過ぎ」でした。

ただし、昨日はいちおう、

文喜相氏が『(G20議長会合を)ドタキャンする』という話題を報じているメディアは、現時点でFNNプライムの記事くらいしか見当たらない/これが誤報であるという可能性についても否定できないので、念のため注意してほしい

という旨の注記をしていましたし、「記事を執筆した時点で手に入った情報をもとに仮定を明らかにしながら議論する」というのが当ウェブサイトの流儀ですので、記事自体を訂正・撤回するつもりはありません。というよりも、聯合ニュースの記事には

日本側の態度に対し、一部からは文議長は訪日自体を取りやめるべきだとの意見も出た。ただ文議長は予定通りG20国会議長会議などに出席する。

とありますので、昨日紹介したFNNプライムの元記事が「完全な飛ばし記事」「単純な確認不足による誤報」だとは断言できません。いや、そもそも発言がコロコロ変わる韓国の政治家のことですから、むしろFNNプライムの報道後、文喜相氏が直前になって変心したという可能性も高いでしょう。

韓国メディアの「焦り」

機会が熟していないのではなく…

さて、軌道修正ついでに、せっかくなので、先ほどリンクを紹介した聯合ニュースの記事の要点を箇条書きにしておきましょう(※日本語表現は適宜修正している場合があります)。

  • 文喜相氏は4日、G20国会議長会議に出席するほか、翌5日には早稲田大学で「未来志向の韓日関係復元のための提言」をテーマに講演する
  • これら以外にも、当初は日本政界の要人らとの「韓日関係改善に向けた方策を議論するための会談」が予定されていた
  • (しかし)山東昭子参院議長は文喜相氏の「慰安婦問題は日本の天皇(現上皇)の謝罪で解決する」とした発言を問題視し、個別会談に応じない姿勢を示すなど、文喜相氏が日本政界の要人らと活発に意見交換するのは困難な状況だ

つまり、聯合ニュースの記事がタイトルで「機熟さず」と述べているのは、日本側で文喜相氏と積極的に会いたいと考えている政治家がほとんどいない、という状況のことを指しているようです。

しかし、これを「機会が熟していない」などと表現するのは、不適切でしょう。なぜなら、これまでに当ウェブサイトでもさんざん議論してきたとおり、文喜相氏は韓国の国会議長という要職者の立場にありながら、日本人が深く敬愛する上皇陛下(当時は天皇陛下)と皇室を侮辱する発言を行ったからです。

しかもこの人間は、上皇陛下と天皇陛下、日本政府と日本国民に対し、自身が行った行為についていまだに公式な謝罪もしていなければ発言の撤回も行っていません。

日本側にとってもリスクですから…

問題は、それだけではありません。

「韓日関係改善に向けた方策を議論する」と称するのならば、それなりに実力のある政治家と会談を行わなければ意味がありませんが、今の日本において「実力のある政治家」がこの人間と会おうとするでしょうか?

「有力な政治家」といってもあいまいですが、少なくとも政権運営になにがしかの影響を与えることができる政治家といえば、安倍政権に近い政治家や、「保守票」を取り込んで国会議員に当選したような政治家でしょう。

そんな政治家が、正面切って皇室を侮辱した人間と会うこと自体、大きな政治的リスクです。

逆に、文喜相氏と会談ができる政治家がいるとしたら、日本共産党か、せいぜい立憲民主党、国民民主党、公明党の政治家くらいなものだと思います。しかし、聯合ニュースの記事によれば、これらの政治家すら、文喜相氏とは会おうとしないようです。

聯合ニュースの記事ではまた、週末に開かれた日韓・韓日議連の合同総会に安倍晋三総理大臣が祝辞を送らず、韓国側議員の表敬も受けなかったというエピソードを紹介したうえで、

  • 背景には(中略)韓日関係を巡る雰囲気が依然として良くないことがある
  • 訪日した李洛淵(イ・ナクヨン)首相が安倍首相との会談で韓日関係の厳しい状態をこのまま放置できないという認識で一致したことから、改善に向けた兆しが芽生えるとの見方もあったが機は熟していないようだ

などと述べていますが、この論説を執筆した人物が、本気で「日韓関係改善に向けた兆しが芽生えるための機が熟していない」と考えているのだとしたら、相当にピント外れだと思います。

また、李洛淵(り・らくえん)韓国首相が天皇陛下の即位礼正殿の儀の機会にあわせて訪日し、安倍総理と会談したことは事実ですが、この会談については中身がスッカスカで、韓国から見て、ほぼ成果はゼロだったと見て良いでしょう(『日韓会談サプライズなし、一方でリスの銅像問題急浮上』参照)。

韓国側(や一部の日本のメディア)はこの日韓首相会談を「不信の連鎖を断ち切り、韓日関係の改善に向けた転機となる」などと盛大に報じましたが、日本側は関係改善どころか日韓首脳会談に応じる構えすら見せていません。

聯合ニュース(韓国語版)も焦り

こうした状況に、とくに韓国の保守系メディアが危機感を抱いているらしいという話題については、『「日本よ、無視するな!」 韓国保守系メディアが悲鳴』で触れました。

これに関連して、もうひとつ、興味深い話題を紹介しておきましょう。

【聯合コラム】日本には果たして対話しようとする意志はあるのか(2019-11-03 12:37付 聯合ニュースより【※韓国語】)

聯合ニュースの韓国語版に掲載されていた記事ですが、翻訳エンジン等を参考にしながら翻訳し、要点を箇条書きにしておきましょう。

  • 昨年10月のわが国最高裁による徴用賠償判決に対し、日本が貿易報復した
  • 韓国政府と政界は最悪の両国関係を正常化するために努力を続けているが、日本側は高圧的で冷淡極まりない態度で一貫している
  • 最近の日本政府と政界を見ていると、果たして日本に対話しようとする意志があるか疑わしいほどだ

(※以下、安倍総理が韓日議連代表団を冷遇したという話題や、文喜相氏の訪日などに関する話題が続くのですが、これについては上記と重複しているため割愛します。)

そのうえで聯合ニュースは、

  • 先月の日韓首相会談で問題解決のための外交当局間の意思疎通を継続しようと合意したにも関わらず、日本の政府、政界は自分たちの『原罪』を棚に上げて、既存の立場に拘っている
  • 他方では、米国を巻き込んで、今月22日に迫ったGSOMIAの終了を防ごうとする外交戦を激しく展開している
  • 早急な問題解決のため、日本政府の前向きな態度を促す

など、日本がまったく韓国に対して譲歩しようとしない姿勢を一生懸命批判しているのですが、ここまで来ると「焦り」というよりも「悲鳴」に近いような気がしてなりません。

日本の態度にも問題あり?

「不信の連鎖を断ち切る」とは?

さて、日韓関係が膠着状況に陥った最大の要因を巡っては、韓国のメディアだけでなく、日本のオールドメディア(とくに新聞、テレビ)の報道姿勢にも非常に大きな問題があります。なかでもとくに目につくのは、「不信の連鎖を断ち切るべき」、という主張です。

古い記事だと、朴槿恵(ぼく・きんけい)政権時代の2015年に、慶應義塾大学法学部の西野純也准教授(※執筆時点。現在は教授)が執筆した次の記事に、そのような主張が出て来ます。

相互不信の連鎖を断ち切る時――国交50年の日韓関係(2015年06月11日付 朝日新聞AJWフォーラムより)

また、先月末に西日本新聞というメディアに掲載された次の社説なども、「ここは両首脳が直接向き合い、不信の連鎖を断ち切る努力をすべきだ」などと結論付けています。

社説 元徴用工判決1年 関係修復に首脳向き合え(2019/10/30 10:34付 西日本新聞より)

では、ここで冷静になって考えてみましょう。

日韓関係を悪化させている事件や出来事には様々なものがありますが、ここでは昨年秋口以降からのものに限定して思いつくままに列挙していくと、だいたい次のような項目が目につきます。

  • ①旭日旗騒動(昨年9月頃~)
  • ②自称元徴用工判決問題(昨年10月30日)
  • ③レーダー照射事件(昨年12月20日)
  • ④天皇陛下侮辱事件(2月頃)
  • ⑤輸出管理適正化措置(7月1日発表、8月までに施行)
  • ⑥慰安婦財団解散問題(7月頃)
  • ⑦日韓請求権協定無視(7月19日)
  • ⑧日韓GSOMIA破棄(8月22日)
  • ⑨対日WTO提訴(9月11日)
  • ⑩釜山「抗日通り」標識設置(10月30日)

このうち⑤が日本政府の措置によって韓国が不信感を抱いた項目ですが、それ以外の9つは、いずれも韓国が日本に対して仕掛けている、非合理で非友好的な行動です。

また、⑤の措置はワッセナーアレンジメントなどの国際的な輸出管理体制の要請に基づく措置であり、もともと原因を作ったのは韓国の輸出管理体制に深刻な欠陥があったためであって、日本が「挑発」したものではありません(『総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ』参照)。

このように考えていくと、

  • ①←日本が韓国に対して不信
  • ②←日本が韓国に対して不信
  • ③←日本が韓国に対して不信
  • ④←日本が韓国に対して不信
  • ⑤←国際条約に基づく不可欠な措置
  • ⑥←日本が韓国に対して不信
  • ⑦←日本が韓国に対して不信
  • ⑧←日本が韓国に対して不信
  • ⑨←日本が韓国に対して不信
  • ⑩←日本が韓国に対して不信

と評することができます。

ということは、朝日新聞や西日本新聞などのオールドメディアが好んで使う「不信の連鎖を断ち切れ」を究極的に突き詰めて実践するとしたら、結局は

日韓断交によって不信の連鎖を断ち切る

という結論にしかならないように思えてならないのです。

相応のお付き合いへ

もちろん、当ウェブサイトとして真面目に「日韓は断交しろ」などと申し上げるつもりはありません。

しかし、「韓国側が一方的に非合理で非友好的な行動を仕掛けて来ている」という事実を無視して、「日本も不信の連鎖を断ち切るために努力すべきだ」などと主張するのは、議論の姿勢としてきわめてアンフェアであり、容認できません。

結局、日韓関係は「韓国が一方的に作り出した不信状況」を前提として構築すべき筋合いのものであり、今後、日本は韓国を「約束を守らない国」「ウソをつく国」と考えたうえで、対韓外交を再構築していかなければならない局面なのです。

具体的には、まずは韓国国民に対し、事実上無制限に認められている「90日間の観光ビザ免除措置」から手を付けるべきではないでしょうか。

折しも韓国側で「ノージャパン」運動の影響により、訪日観光客が激減しているとの報道もありますが、激減したならばこれを機に入国ビザの問題を片づける良い機会ではないかと思います。

なにも、「韓国国民を入国禁止措置にしろ」と申し上げているわけではありません。さしあたっては滞在可能期間を現行の90日ではなく15日程度に短縮し、また、年間のビザなし渡航可能回数にも制限を設ける、という程度でも十分でしょう。

そのうえで、韓国側の態度を見て、追加措置を講じるかどうかを決めていけば良いのではないでしょうか。

安倍政権への注文:「一番大事なのは国益です」

さて、この際なので安倍政権にも注文を付けておきたいと思います。

韓国が日本に対して仕掛けて来ている不法行為の典型例が自称元徴用工問題ですが、これは、

  • ①過去のすべての問題は、1965年の日韓請求権協定において法的に完全に決着が付いており、それを後になってから蒸し返すのは国際法違反である
  • ②そもそも韓国が日本に対して要求している「歴史問題」自体、その多くが韓国側(と悪意を持った日本人の合作)によるウソ、捏造である

という2つの意味において大きな問題です。

安倍政権が韓国に対して言い続けているのは、「韓国は国と国との約束を守れ」ですが、これは①に対応したものであり、歴代の日本の政権や外務省がハッキリ主張して来なかったことを安倍政権がしっかりと主張していること自体は高く評価して良いでしょう。

しかし、誠に残念ながら、②の部分については、安倍政権の対応でも生ぬるいと言わざるを得ませんし、不満が残るポイントでもあります。いずれにせよ、日韓関係をどう位置付けるかは安倍政権がわが国をどういう方向に導いていくかという試金石のひとつでもあります。

自称元徴用工判決の衝撃から1年が経過した現在、当ウェブサイトとしても、「国益の最大化」に向けてしっかり行動できているかという視点から、安倍政権や政治家の姿勢を眺めていきたいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (52)

  • 更新お疲れ様です!

    韓国側の対日姿勢について、「韓国は相手国との友好の証として何かお土産を渡すのではなく貰う事を行う」という価値観があると思います。

    オバマ大統領相手に、李氏朝鮮の国王関連のアイテムを要求し、米国が応じて韓国に贈ったという出来事がありました。

    お土産を渡すのではなく貰う事が相手との友好を深める事になると何故考えるのかまでは分かりませんが、可能性のひとつとして、贈った以上のお土産を貰える朝貢外交に由来するのでは?と考えています。

    ちなみに、其の外交姿勢ってまさに「集り外交」なのでは?という。

    • そう言えば、朝鮮半島由来・関連の文化財の返還を求める韓国人の無礼さ、傲慢さは楽韓さんのところが時々取り上げてますね。

      先日もアリランだかの映像フィルムを手に入れようとする韓国人達と所有者とのトラブルを取り上げてましたし、他には歴史資料の韓国人所有者が歴史資料を燃やそうとしたりしたお話しを取り上げてましたし。

      ロクに管理も出来ないのにお宝を欲しがるところ、ロクに運用も保守整備も出来ないのに空母とか色々欲しがるところとダブります。

  • > 可能性のひとつとして、贈った以上のお土産を貰える朝貢外交に由来するのでは?と考えています。

    私も、その可能性はあるとは思いますが、「1が2になる」話と、「0が1になる」話を、同じだと考えてよいのか否かでひっかかってます。

    GSOMIA終了を撤回したところで、日本から見れば元に戻るだけの話であって、何も得るものはない。

    • 恭順の意を示すのが韓国から米国への贈り物だというのが韓国の考え方なのかもですね。

      アメリカが返還した国璽が北朝鮮軍の略奪文化財?
      http://japan.hani.co.kr/arti/politics/17239.html

      2014年頃は韓国が反日を隠蓑にした離米従中に熱心だった頃で、2015年は天安門外交をした年です。
      米国が韓国に宝物を贈って離反を防ごうとしたが、「これからの時代は米国ではなく中国の時代だ」と考えた韓国が米国を虚仮にしたって流れだと思います。

    • ちなみに、マキャベリだかが「部下の忠誠心を、恩を売って確保するのではなく恐怖で確保しろ」的な事を言ってたと思います。

      恩を売っても相手はその有り難みを忘れる、恐怖であればいつまでも残り、相手を縛れる、的な。

      で、日米のお陰で国一版の大通りが雨天時には下水溝になる生活から此処まで発展出来たのに、中国から脅されると容易く屈する韓国という国は、まさに恐怖を用いる事が正解な国だと思います。

    • とは言え、人権思想とは人間未満の動物であるヒト状態の生き物を人扱いする事が求められるので、短期間に二度裏切った都市カプアの住民を奴隷にした古代ローマのような対応は出来ないのが面倒ですね。

      人間扱いすれば図に乗る。
      人間扱いしないと動物愛護団体からクレームが来る。

      • クロワッサン様 クスッ。

        >人間扱いすれば図に乗る。
        >人間扱いしないと動物愛護団体からクレームが来る。

        座布団1枚差し上げます(笑)。

  • 日本では、「謝りながら言い訳をする者」は醜い者と看做されます。

    逆に、失敗した時に「潔く謝ることができる人」は高く評価されます。
    そのような人であれば、自分が言い訳をしなくても、周りの人たちが助け船を出してくれるものです。

    • かつて、土井たか子の社会党が「山が動いた」と表現したほどの大大勝利を収めた第15回参議院選挙。
      テレビカメラの前であるにもかかわらず、橋本龍太郎が「チクショー」と呻いたほどでした。

      この選挙における、社会党の非常に大きな勝因を、しかし今の人々は忘れてしまったようです。
      それは、社会党の公認候補が選挙期間中に不祥事を起こした時に、土井が即座に平謝りし、公認を抹消したからなんです。

      その潔さに対して、国民は大勝利で応えたのです。
      その潔さこそが、おたかさんブームを作ったのだし、政治資産になったのです。

      謝る時には言い訳をするな。
      絶対にするな。
      あなたが日本人であろうと願うのなら、半島流の影響は、金輪際、切り捨ててください。

      以上、ぜひとも肝に命じていただきたいと思います。

      • > 橋本龍太郎が「チクショー」と呻いた

        のは、特亜の工作が橋本氏の想像以上に進んでいた事なのでは?

        > その潔さに対して、国民は大勝利で応えたのです。

        その選挙テクニックに、国民は騙されたのです。

        「北朝鮮による日本人拉致は無い。」と公言し、死んでもその発言を取消さなかった人が、選挙テクニックや、工作活動等で、国民を騙して選挙に勝ったというだけの話ではありませんか?

        李高順氏と同一人物かどうかは知りませんが、疑惑はかなりある様です。

        P.S.

        小池氏も、希望の党の時に、「有権者という神の手が選択なさるのをさしおいて、私が排除する様なおこがましい事は致しません。」と述べてれば、全然結果は違ったでしょう。選挙テクニックがものを言う。

        「神の手より自分の方が偉い。」と言えば、どんな選挙でも負けるはな。

    • ぁ様

      日本社会を沸かせたラグビーでしたが決勝戦で南アフリカに負けたことが認められなかったイングランドチームが銀メダルと拒否するパフォーマンスをしたことが残念なポイントでした。

      これについて、現地のイングランドで「イングランドは紳士の国ですよね」と問いかけると「あれ(選手の行動)はとても残念だ。」という回答でした。選手の行動は残念ですが、イングランドの人々はそれを恥ずかしいと感じる文化だということが判って嬉しかったです。世界が半島国家と同じになったら、絶望ですものね。

  • 嫌韓サイトでは「断交」って言葉が出ていますが、それが国益に繋がるのか?と考えると微妙なところですよね…。
    (地政学的重要性は過去よりも下がったにせよ、まだ重要では無いと言い切れないから)

    韓国からすれば「日米は見捨てない」と思ってるからこそ、ワガママ放題、不義不尽をしている訳ですが…。

    ただ、日本からすると今まで通りの関係を維持するのはもう難しいが実際でしょうね。
    ブログ主様が挙げている問題を全て韓国が解決したとしてもです。

    政権が代わると国際条約や取り決め、約束、合意を反故にするような国とは真っ当な付き合いなんて出来ませんし…。

    私見ですが、日本側は、朝鮮半島両国への優遇措置を全て撤廃し、他国と同様の位置付けにすると思います。
    (貿易のグループA国除外を含め、法的優遇措置を全て撤廃。これでまた韓国がギャーギャー騒ぐのは目に見えていますが(笑))
    既に防衛白書ではASEAN諸国より優先順位が下がっていますしね(笑)

  • 朝日の記事てすが、文議長が改めて謝罪と釈明したそうです。

    韓国議長「天皇発言」改めて謝罪 新たな首脳宣言を提案
    https://www.asahi.com/articles/ASMC13JXWMC1UHBI00M.html

    鳩山元総理のときとおんなじ「心が傷ついた方々に、申し訳ないとの心をお伝えしたい」という表現でしかなくて、発言の撤回はしてないみたいなのです

    また、いわゆる慰安婦問題について、「「被害者の心にしこりと、恨み、嘆きが残っている」から解決できていない」って言ってるのです
    「本当に被害者なの?」とか「加害者は身売りさせた人じゃないの?」とかいった、そもそも論は置いときます
    ただ、文議長の言は「これまで合意に基づく措置をいろいろやったけど、自分達が100%納得できなかったから解決してないんだ」としか言ってないのです。
    これは、ひとつには一方が100%納得する解決なんてすっごく難しいし、不満が多少あっても、それは飲み込むって言う問題解決を否定してるんだと思うのです
    さらに、両者で納得して解決しても、一方的な感情で簡単に反故にするってことを言ってて、仮に今日本が真正な謝罪やらをして心のしこりが取れたようにみえても、後でやっぱり有りましたって、お代わりしてくるのが見えてるのです

    文議長自身は本気で解決するって思ってるかもしれないけど、「心の問題」とか言ってるうちは、絶対に解決しないと思うのです

    両者の合意での解決策は具体的な金品や行為でしかなくて、自分の心のモヤモヤはそれぞれ自分で解消するしかないと思うのです

    • >文氏は当時、上皇さまを「戦犯の息子」とも呼んだ。この点についての見解も問うたが、直接は答えなかった。
      (アサヒ記事より引用)

      謝罪云々の前に、

      文氏個人として、また国会議長として、
      「戦犯の定義」「その根拠」

      を追求してほしい。

    • 発言の撤回は一切なく、それどころか「戦犯」の言葉を使わなかっただけで、当初の問題発言をもう一度繰り返していますね。
      つまり、再度侮辱しています。

      これを謝罪として取り上げるとは、朝日の悪意も相当だと思います。

  • お疲れさまです。

    日本は日韓基本条約に基づく対話、国際的にも筋が通っています。

    韓国はそれを無視して、無視した上での対話希望。

    これでは、話し会える余地がございません。

    話しあったら、日韓基本条約の対話無視が確定しはじめます。

    でも日韓基本条約に基づく対話を無視した状態を知った上での、対話希望要求。

    いつも通り。日本をなめてます。

  • 問題でもお有りですか?、とすっとぼけ。

    首相と大統領は仲が良く、家族ぐるみで握手してるw。
    国際社会の一員ですから、約束ルールを守るのは当然。
    何かお困りでも。

    絶対原理原則は守る、心の問題。

  • 他国の事はともかく、国内のスパイ工作をどげんかせんといかん!
    僕は今日も官邸に「スパイ防止法制定」の懇願メールを送り続けているよ。

    • 一人戦う男さん、頑張って下さい、私はメゲソウになっていますが。
      では

  • 「不信の連鎖を解消しろ」は、日本が韓国に向けて言うなら分かりますが、日本で言われても、印象操作に他ならないと思います。そういう新聞社なのでしょう。
    朝日新聞の文3号の謝罪記事も、文3号の言いたい事を垂れ流しているだけで、工作員機関紙としての役割を果たしているだけだと思います。
    韓国は、日本側の要求には対応せずに、韓国の都合の良い対話だけ要求しています(これがツートラック?)。ここ数ヶ月韓国からの対話要求が多いのは、韓国が困っている証拠に他なりません。
    元々韓国は、日韓問題を解決して、日本人が考える「未来志向の日韓関係」を構築するつもりは無く、韓国人が考える「日韓問題を利用した、日韓関係」を構築する事が目的で、両国の考える未来に大きな乖離が有ります。
    お互いが、納得する未来が存在しない以上、両国の関係に未来が見えないのは、当たり前だと思います。
    この世に日本と韓国しか存在しない訳では有りません。
    韓国と韓国を元に戻そうとすると、他国との関係にも悪影響が出る可能性があります。日本は、大国として国際ルールに則って毅然と対応する事が、日本の未来に必要だと思います。

  • 「歴史問題」に関しては、日韓併合にしても徴用工、慰安婦にしても
    一流の研究者によって、それなりの検証が完了し
    専門家の間では、定説(当たり前)と認識されている部分が多く存在する事を知りました。
    (勿論、不明瞭、不確定な部分も多いようですが)
    戦中戦後の混乱期に起こった事とは言え、それでも20世紀になってからの事象であり
    多方面にそれなりの資料が残っており、それらを客観的、学術的に積み上げれば
    自ずから導き出される事実のことです。
    これらは、李英薫教授の講演(李承晩TV)や市販されている書籍でも所々で引用されて居ます。

    問題は、①専門家が当たり前と認識している確認された(反駁出来ない)事実
    ②私のような平均的日本人の理解
    ③韓国の現政権が主張、宣伝する話
    の間に齟齬があると言うことです。

    ③の主張に対しては、②としても感情的にならず①を押さえ理論武装していけば良いと思っていますが、
    より重要なのは、国際世論に①を提供して文政権の主張に根拠がない事を知ってもらう事だと思っています。
    欧米の新聞等で時々③寄りの記事が出るのは、記者の勉強不足もありますが、それ以前に
    事実関係を示した英文資料が不足していることにあると思います。
    (多くの研究者が韓国人、日本人である為、韓国語、日本語以外の資料が圧倒的に不足しており、
    その結果、内容が韓国の主張に影響されてしまう。)

    昨年来、日本政府が取った文政権への一連の対応は概ね評価できますが、
    それと並行して、最低限①をデファクトにする地道な努力も進めてほしい。
    具体的には、諸問題に関する専門家の論文等の一次資料(学会で常識と認められたもの)を
    英、仏、独、西、中に翻訳して誰もがアクセスし易いライブラリーを作って欲しい。

    日本が自分の言葉で反論することは重要であり進めるべきだが、
    どうしても政治色が出る為、反発があり平行線のままに終わってしまう可能性が大きい。
    取り敢えずは、既にはっきりしている事実を再度整理して、多言語でしつこく発信するなど
    学術的に攻めることが、外堀を埋めることになると思う。

    • 賛成ですね。学術的にはっきりしていることを、地道に多言語で発信し続けることが重要だと思います。
      今は気軽に参照できるベースがないので、日本シンパが日本を擁護しようとしても、ソースを示せない、つまり擁護が極めて難しいのが問題です。

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