今朝方の『韓国大統領府「日本の輸出規制は影響なし」の意味不明』には思いもかけずかなり多くの方々に読んでいただいたようですが、ただ、そのなかで「なぜ唐突に韓国政府から日本の輸出『規制』には影響がないという見解が出て来たのかは、いまひとつすっきりしない」と申し上げました。こうしたモヤモヤ感を払拭するためには、違う材料を集めるのが手っ取り早いと思います。こうしたなか、もうひとつ参考になる記事を発見しました。それは、韓国政府に近いともされる『ハンギョレ新聞』の編集委員が執筆したコラム記事です。
輸出管理適正化措置は経済制裁ではない
日本政府が7月1日に発表した韓国向けの輸出管理体制の適正化措置を巡っては、当ウェブサイトでは一貫して、次のような理由に照らし、今回の措置が「経済制裁ではない」と申し上げて来ました。
- ①この措置はあくまでも外為法第48条第1項(戦略物資の軍事転用防止に関する規定)などに基づく輸出管理の適正化措置であり、自称元徴用工問題に対する報復措置ではない。
- ②今回の措置はあまりにも緩すぎて実効性に乏しく、とうてい「経済制裁」と呼べるものではない。本気で日本が対韓報復措置を考えているならば、もっと実効性のある措置を打ち出すはず。
- ③仮に韓国を経済的に締め付ける目的があるならば、7月1日の措置に続き、次々と後続措置を発動しているはず。
日本国民の立場としては、正直、日本政府が待てど暮らせど経済制裁措置を取らないことに対し、不満がないわけではありませんが、それでも韓国政府や韓国メディアなどが日本の措置を「経済制裁」だの、「貿易報復」だのと呼ぶことには強い違和感を払拭できません。
韓国政府「日本の規制は影響なし」
ただ、ここ数日、韓国政府からは今までとまったく違った反応が出始めています。
今朝の『韓国大統領府「日本の輸出規制は影響なし」の意味不明』では、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)の記事を引用し、韓国大統領府の高官が日本の輸出「規制」を巡り、「ほとんど影響がない」と述べた、とする話題を紹介しました。
あらためて考えてみると、この発言、本当に奇妙というほかありません。
というのも、日本が7月1日に輸出管理適正化措置を発動して以来、韓国はこれを「輸出規制」だの、「貿易報復」だのと攻撃したうえで、日本政府に対してこれを撤回させようと、「ウソツキ外交、告げ口外交、瀬戸際外交」を駆使して来たからです。
こうした姿勢を示しておきながら、「日本の輸出規制は韓国にほとんど影響を与えていない」と述べるのは、正直、「支離滅裂」以外に表現が見当たりません。
実際、先ほどの記事でも
「ハンギョレ新聞の記事が短すぎるためでしょうか、あるいはもともとこの大統領府政策室長の発言が短いためでしょうか、この下りだけでこの人物の発言の意図、あるいは趣旨の全容を理解するのは難しい気がします。」
と申し上げてしまったとおり、どうも「モヤモヤ感」を払拭することができません。
ハンギョレ新聞の「コラム」
この「モヤモヤ感」をもう少しクリアにするには、これと似たような立場の文章を探すのが手っ取り早いです。このように考えて、同じハンギョレ新聞を探していると、今朝、こんな「コラム」が掲載されていました。
[コラム]日本の輸出規制100日、安倍の誤判(2019-10-10 07:14付 ハンギョレ新聞日本語版より)
執筆したのは「アン・ジェスン論説委員」とあります(漢字がわからないので、以下では原文どおり、「アン・ジェスン氏」と表記したいと思います)。
アン・ジェスン氏は安倍政権による「輸出規制」(※正しくは「輸出管理適正化措置」)を発動した当時、韓国国内の保守マスコミを中心に、「安倍政権が輸出規制に続き金融報復に乗り出せば『第2の外国為替危機』に陥るだろう」など、「あたかも韓国経済が滅びるかのように報道した」、と指摘します。
この点については、たしかに事実です。
日本が輸出管理適正化措置を発動したのが7月1日、実際に個別3品目の輸出許可を個別許可に切り替えたのが7月4日、「(旧)ホワイト国」から韓国を除外したのが8月28日ですが、韓国のメディアはその都度、「日本の不当な貿易報復だ」と大騒ぎしていました。
しかし、アン・ジェスン氏は、(日本が最初の輸出管理適正化措置を発動した7月4日から)100日が経過した現在、「韓国企業が直接的被害を受けたという報告はまだ1件もない」として、韓国が官民挙げて基礎素材の対外依存度を下げる必要性を認識するメリットすらあった、などと述べています。
そのうえで、アン・ジェスン氏は、むしろ「安倍政権の輸出規制は、韓国国民の怒りを触発し、日本製品不買運動に火をつけた」として、▼韓国人観光客の急減、▼日本産ビールや自動車の輸入の急減、といったデメリットを日本経済に対してもたらしている、などと主張。
そのうえで、
- 「韓国の半導体生産が支障をきたせば、世界の電子産業が大混乱に陥る。米国と欧州の主要メディアが『成算のない貿易戦争を中断せよ』と安倍政権に警告した理由だ。」
- 「日本の経済力が韓国を上回ることは事実だが、韓国経済もこの間に急速に成長した。もはや日本に簡単にしてやられる相手ではない。」
などと述べているのです。
いろいろ事実誤認もありますが…
アン・ジェスン氏の今回の論考には、基礎的な事実関係の誤認も多く、さまざまな意味でいかにも「韓国人らしい」文章だと思います。
たとえば、2019年8月の韓国人入国者が前年同月比半減したことは事実ですが、もともと支出単価が低い韓国人観光客の人数が減ったところで、日本の旅行支出自体にはほとんど影響を与えていないという点は見逃せません(『韓国人観光客が減って旅行収支が過去最大』参照)。
また、アン・ジェスン氏がいう「韓国が基幹部品の国産化に成功している」という点については、個人的には非常に懐疑的ですが、それでも日本の措置が経済制裁でもなんでもない以上、この措置自体が韓国経済に打撃をもたらすことがないのは当然の話でしょう。
むしろ現在の韓国経済が直接的な影響を受けているのは、日本の輸出管理適正化措置ではなく、世界的な半導体価格・需要の低迷や中国に対する輸出不振であって、その意味では日本は無関係です(『韓国メディア、中国向け輸出不振を日本に責任転嫁』参照)。
ただ、こうした事実関係を無視した論考を読んでいて気付いたのですが、アン・ジェスン氏がいちばん主張したいのは、もしかすると次の下りではないでしょうか。
「とは言え、韓日関係がこのまま行くことは望ましくない。韓国と日本は、これまで地理的に最も近いという利点を活用した分業と協業で『ウィン・ウィン』を実現してきた。両国関係の悪化は、双方にとって損失だ。日本の良心的市民社会のみならず、保守政治家の間からも『韓国と共に進まなければならない』という声が出てきている。」
普段から二股外交・コウモリ外交で友好国・同盟国の安全に危害を加える。
自国が困った立場に置かれたら、「ウソツキ外交・告げ口外交・瀬戸際外交」で他国を揺さぶる。
そんな国と「ともに進まなければならない」という発想自体があり得ないと思いますが、韓国側から「韓日ともに歩もう」という提言が出たときには、本当に注意しなければなりません。
目的は「韓国政府からの関係改善要求」
アン・ジェスン氏は10月22日の天皇陛下の御即位に関連する行事と、11月22日の日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)の効力終了日の2つを「変曲点」としたうえで、これを
「韓国政府がテコとして活用する機会だ。原則は守るものの外交的交渉力を高める時だ。」
と述べているのですが、これが韓国政府に近い『ハンギョレ新聞』から出て来るということは、裏を返せば韓国政府側が「日本の輸出規制には困っていないが日本も韓国に対し何らかの譲歩をすべきだ」というメッセージである、という可能性があるのです。
当然のことながら、それには自称元徴用工問題を巡る「徴用工財団」の設立や、「慰安婦問題」、「植民地支配」を巡る日本からの追加での謝罪といった措置が含まれていると見るべきでしょう。
以上のように考えていくと、『韓国大統領府「日本の輸出規制は影響なし」の意味不明』で触れた韓国政府高官の発言も、結局は
「韓国側は日本の輸出規制で困っていない。だからそろそろ日本の方が韓国に譲歩せよ。」
という、日本に対する形を変えたメッセージではないか、という仮説が成り立つのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ただし、日本が今すぐ韓国との関係を破綻させるのが困るというのはそのとおりだと思いますが、だからといって、そもそもウソをついて日本を貶めるような国と「ウィン・ウィン」の関係が成り立つものではありません。当ウェブサイトとしては、韓国側からいかなるメッセージが出るかは関係なく、現在の日韓関係に残された道は
- ①韓国が国際法や約束をきちんと守る方向に舵を切ることで、日韓関係の破綻を避ける
- ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することで、日韓関係の破綻を避ける
- ③韓国が国際法を破り続け、日本が原理原則を貫き続けることで、日韓関係が破綻する
の3つしかないという見方を堅持していますし、この3つのなかでは①か③以外にあり得ないと考えています。
ここは日本政府にとっても正念場ですので、ぜひ、毅然と対処していただきたいと思います。
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>「韓国側は日本の輸出規制で困っていない。だからそろそろ日本の方が韓国に譲歩せよ。」
これは国内向けに我々は勝利したと言いたいだけではないかと思います。結局韓国が今までやってきことは、自ら勝手に転んで騒ぎまくってただけです。そして膝当りをパンパンしながら涙目で「痛くないもん」と言ってるような感じです。
韓国は自ら頭を下げて日本に譲歩を願い出ることは100%ありません。外務省当りが訳の分からない行動に出ないか心配です。
さて、話は変わりまして、昨日情報収集のために飲んでいた時のことです。曹国法務大臣の話しになりました。小生が「韓国で曹国法務大臣を支持する人がいるのは何故? 不正入学や不正ファンド等韓国人が一番嫌う人じゃないの?」との質問に対し、韓国人は「韓国で最も力を持つ検察が1カ月捜査しても、本人に対する決定的な証拠がまだ出てない。だから、彼は大したこともしてないから悪い人間ではないと主張する人がいる。」と言ってました。
朴槿恵元大統領の時でも数カ月かかったのだから、僅か1,2カ月程度で全ての捜査が終わるとはとても思えません。どうも韓国人のこの手の思考は小生には理解不能です。
駄文にて失礼します。
韓国在住日本人さま
昨日も、保守派の大きなデモが有ったと報道されていましたが、大丈夫ですか。
日本は、韓国を困らせる目的では無いのですが、韓国人は自分なら困らせるのが目的になるので、そういう理解しか出来ないのでしょう。
韓国が譲歩するつもりが無く、日本に譲歩させようとしているのは、日本から見ているのと同じですね。
また、法務大臣の支持者がいるのは、その方が儲かる人がいると同じ意味じゃないですかね。
韓国で一番力を持っているのは、検察ではなく慰安婦だろうと思いました。
だんな 様
>韓国で一番力を持っているのは、検察ではなく慰安婦だろうと思いました。
確かにそうですね。小生の説明には「公権力」が抜けております。ただ、韓国人がこのように話していたので、韓国人自体も検察は圧倒的な権力を持つ組織であると認識しているようです。
しかし、この国は過度に自意識過剰と言うか、ネットでよく言われる「謝ると死んでしまう病」と言うか、小生の考えのはるか上を行く人が多いです。
とにかく人を見下す。自分より格下だと分かると、何か失敗しても謝る事は絶対にしません。
とにかく自分は偉い人だ考えている韓国人が多く、偉い人には気を使うのが当たり前の文化です。彼らとしては日本を虐めている気はなく、韓国は偉い国であり日本ごときが生意気だと考えているのでしょう。
韓国は偉い国だから日本は譲歩せよが彼らの本音でしょう。この偉い偉くないで対応が変化するのは一般の韓国人でもよくあることで、例えば業者の方が説明に来ても、名刺に課長と書かれていたならば、次長以上は説明を聞きません。ですから、韓国では理事や役員がかなり動き回ります。そうしないと得意先の上層部に直接話ができません。
と言う訳で、韓国は異常に役職に拘ります。ですから、名刺に役職を書き込む必要があるため、何の権限も部下も持たない部長や課長がゴロゴロいます。
駄文にて失礼します。
韓国在住日本人さま
昨日、別のサイトで「セルフ葛藤」という言葉が出てました。
セルフをつけるのが適当かどうかがありますが、全て上下左右の葛藤でできている韓国にぴったりの表現と思いました。
日本人なら、まず詫びて誤解を解こうとするのでしょうが、それは韓国相手に最悪の手になるんですよね。
いつも拝見させて頂いております。初コメントさせて頂きます。
さて、特にエビデンスがある訳ではないのですが、貴仮説「韓国側は日本の輸出規制で困っていない。だからそろそろ日本の方が韓国に譲歩せよ。」の間にこのようなスキームを入れるような理解の仕方はどうでしょうか?
韓国側は日本の輸出規制で困っていない
↓
韓国人は漢江の奇跡を起こした優秀な民族であり、日本が卑劣な攻撃を行おうと、民族一丸となり対抗できている(経済的な差も僅差)
+
日韓の知識者からも日韓関係を良好にしておいた方が良いと言う意見もある
↓
そのためには韓国を敵に回すような行動をとることは日本にとってメリットがないと言うことを教えてやる
↓
日本はこのように意味のない輸出規制をあらためるべきである
↓
だからそろそろ日本の方が韓国に譲歩せよ
正直、理路がちらかっていますが、私の仕事の関係者上、多くの韓国人と会っていますが、かなりの確率で、あまり物事を深く考えず、思考において矛盾を恐れない性質が見られます(悪い意味で)。とにかく今その瞬間の感情が優先され、後先考えずに、言い負かすことだけに注力する方々をお見掛けします。
メディアとして、このような性質の方々に、あくまで国内向けとして、ファクトはどうでも良くて、気持ちも良くなる情報を提供しているだけなのでは?
たかえさま
良く韓国人とお会いになっているんですね。
私の考える韓国人の本音の仮説が正しいか、検証して貰えませんか?
「韓国人の考える日韓関係は、道徳的に韓国が上である。
最近の日本は、韓国との関係で、下となる事を良しとしていない。
日本の輸出規制は、韓国を困らせるために行っている。
日本は困っているが、韓国は困っていないので、今まで通り日本は、韓国の下におとなしく戻るべきである。」
まあ、気持ち良くなる話では有りませんが、如何でしょうか?
>裏を返せば韓国政府側が「日本の輸出規制には困っていないが日本も韓国に対し何らかの譲歩をすべきだ」というメッセージである、という可能性があるのです。
この見立て、ちょっと「?」と感じてしまいました。「日本」と「韓国」の位置が逆になってるんじゃないでしょうか? もはやなにをやってみても日本から譲歩を引き出すのは無理だというのは、いくらお花畑アタマとパラダイスめがねでことの推移を眺めていても、そろそろ気が付きそうなものです。「即位礼への出席」と「GSOMIA破棄」のはなしを絡めて、「何らかの譲歩」なんて曖昧な表現で匂わせてるのは、ここは少し譲って日本の機嫌を取っとかないと、取り返しのつかない事態になりかねないという、危機感の表明であるような気がします。
とは言っても、道徳的にこちらが上という牢固たる信念に凝り固まっているのに加えて、反日姿勢を後退させれば支持層が離れる、といった事情を考えれば、ロクな譲歩策は出て来るはずもないし、実を伴わない見せかけの友好姿勢なんかでどうこうなるような状況ではとうになくなってるんでしょうがね。
外交じゃ無くてビジネス上の個人的な経験則ですが、ウィンウィン関係を強調する取引先の地雷率=自分だけおいしいとこ取りしようと画策する率がほぼ100%ですね。
七年間安倍総理がやってきたことを見れば、安倍総理と自民党には何も期待しません
何を見てきたんですか?後学のためにぜひ教えていただきたいものですね。
あぁいえ、期待しないのには同意しますよ。
理由を述べていただけるとありがたいのですが。
まあ、「ネガ」が少ない程度ですけどねえ。
それ以前のがひどくて・・・。
「押してもダメなら引いてみろ」ってやつですかね。
まったくの陰謀論的考察ですが、私が思うに、日本国内の工作員を総動員して輸出管理強化を撤回させようとしたけれども、工作に失敗したので別の手段を考えた、ってところでしょうか。実は日本人の感覚として、残念ながらこのような揺さぶりの方が効くような気もします。
> とは言え、韓日関係がこのまま行くことは望ましくない
の下りから、いかにも無能な外務省がのっかりそうな話題作りです。外務省や左派メディアなど余計な事をしないか注意が必要です。
最近、何故韓国政府は下手な鉄砲を長期にわたり「撃ち続けているのだろう」と少し?でしたが、以下の記事を読んで納得しました。
>>【新・悪韓論】韓国・文政権で“赤化高官”が暴走! 「反米・反日」唱えるだけで出世? 専門性関係なく「思想性」合格で重用 (3/3ページ)“迷走”する韓国・文政権 2019.10.10
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191010/for1910100004-n3.html
政府高官は反日反米のオマケにド素人ばかりだとすればそのまま突っ走るのでしょう、文王朝誕生かローソクで火あぶりかケリが付くまで日本の出番は無い様に思います。
非野阿礼さま
北朝鮮には、敵国に対する悪口を考える部署があるそうです。韓国にも、そのうち出来ると思います。
もうあるのでは?
在日っていうんですけどね。
ああ、朝鮮日報、通称朝日ってのもありましたね。
他にも立民等々色々ありますよ。
匿名さま
韓国政府の日本部隊という事でしょうかね。
だんな様
>>悪口を考える・・・
半島人は考え無くても全員スラスラじゃないかと。
非野阿礼さま
そんなレベルじゃ無くて、もっと高尚なレベルの悪口らしいですよ。
まあ、何を言っていても「お前のかーちゃんデベソ」レベルなんですけどね。
ひょっとしたら、日本政府や企業が「日韓関係の改善が望まれる」と言っているのを額面通り捉えているのですか?ホンネとタテマエというのは直情的な韓国人にとっては理解するのが難しい概念なのかもしれませんね。
ポリティカルコレクトネスとしても、コンプライアンスとしても、表立って「韓国と手切れにしよう」とは言えないのですよ、本当はそう思っていても。関係改善を本気で唱える人々にしても、「韓国が過去の約束を守ること」という前提条件があって言っています。「どうせまた約束を破るだろう」と思いならが交渉するような無駄な時間は、政治家にも企業人にもありません。
「日韓が仲良いといいよね(棒)」というセリフを真に受けて「ならば譲歩しろ」と言っているのなら嗤います。それとも自分たちが道徳的上位にいるから自然と日本が降るはずたという潜在的迷信から、どうしても抜け出せないのですか。
輸出管理強化が韓国経済にあまり影響していない、ねえ?日本としても韓国が突然死してしまうのは困るのですよ。じわじわと衰弱死してくれるのが、日本経済にとっても世界経済にとっても平和な成り行きです。こういうのを「真綿で首を絞める」と日本語で言うのですが、ご存知ありませんかね。日本政府は韓国経済の状況を見ながら、締める手を調節できるのですが、そこに危機感は感じませんか、そうですか。
韓国が愚かな選択をした結果、日本は望まないながらも国交が破綻していく、という形が都合がいいわけです。そう、GSOMIA破棄の構図とソックリですね。
自転車の修理ばかりしている 様
横からちゃちゃ入れることをお許しください
>ひょっとしたら、日本政府や企業が「日韓関係の改善が望まれる」と言っているのを額面通り捉えているのですか?ホンネとタテマエというのは直情的な韓国人にとっては理解するのが難しい概念なのかもしれませんね。
あたしも個人的には「日韓関係の改善」をそれなりにマジメに望んでるのです。ただ、「改善した日韓関係」ってのが、GSOMIAを継続するとか、韓国がホワイトリストに入ってるとかじゃなくて、「ウソはつかない」「互いに約束を守る」って関係なので、ほぼ諦めてます(T_T)
本音と建前を理解できない以上に、目の前の上下関係しか考えられなくて、信頼関係ってものが理解できないんじゃないかと思います♪
七味さん
その関係って日本人が望む関係であって、韓国が求める国際関係ではないので、win-winじゃなくてwin-loseになっちゃいますね。
そうなんですよね♪
「良好な関係」とか「関係改善」って一言でいっても、彼我が目指すゴールが違うんですよね
だからマスコミとかで「日韓関係の改善」とか書いてるの読んでも、今ひとつピンとこないんですよね (*ノД`*)アチャ-
七味様
七味様のおっしゃる「ウソはつかない」「互いに約束を守る」といったことの他にも「責任転嫁しない」「他人を思いやる」「勝手な尺度で人を蔑視しない」「僻まない、妬まない」という、日本人にとっての規範があります。南北朝鮮人というのは、これらに対しすべて背を向けているように、私には見えるのです。そして日本において嫌韓がこれだけ燃え上がるのは、そう感じるのが私だけではないからだと思います。
「恨」というのが民族の情念の根っ子であるのなら、彼らが変わることはないでしょう。そして日本の忍耐も品切れになりました。表面的な関係修復がこれから有ったとしても、元の関係には戻らない・戻れないと思います。
日本人はサイレントクレーマーだと言われます。不快な思いをすれば、黙って立ち去り二度と来ません。ここに至って、ようやく我々も「立ち去る」段階に来たのだと思います。
自転車の修理ばかりしている様
>南北朝鮮人というのは、これらに対しすべて背を向けているように、私には見えるのです。
あたしにもそう見えるのです♪個人をみるとそうじゃない人もいるのかもしれないけど、国の行動には現れてこないですよね
>「恨」というのが民族の情念の根っ子であるのなら
この「恨」ってのもよくわかんないのです ノーベル賞なんかで「相対的剥奪感」なんて説明もあったけど、他を見て「あいつの得ている利益や栄誉は、本来は自分が得るはずのものなのに悔しい。引きずりおろしてやるぅぅ〜」ってなのですよね
これって、絶対に幸せにはなれない考え方なんだと思うのです
だって「幸せ」って自分がそう感じるもので、周りからどう見られようが、自分が良いって思えば幸せだし、悪いって思えば不幸せなんだと思うのです
でも、だからこそ「幸せ」になるのって難しくて、楽しいもの、きれいなもの、あったかいもの、やさしいもの、ほっこりするもの、愛おしいもの、そういうちっぽけでも良いって思えるものを、自分で見つけなきゃ幸せにはなれないと思うのです
でも「恨」って、他人と比べて自分の境遇を嘆くものだから、それだと決して幸せには届かないと思うのです
解消法が、相手を引きずり落とすってのだから、なおさらなのです (´Д`)ハァ…
まぁ、何が幸せなのかは、それこそ、その人が決めることだから、どうでも良いことなんですけどね・・・・
天皇陛下の御即位とGSOMIAに対して、
「韓国政府がテコとして活用する機会だ。原則は守るものの外交的交渉力を高める時だ。」
テコとしては、「即位の礼に行ってあげるし、GSOMIAの破棄の撤回も考えてあげてもいいんですよ。」
原則とは、「輸出の管理はグループAに戻してね」
他の方も書いているように、効いてるときには効いてないフリって事でしょう。
そもそも論として、これだけ輸出管理とGSOMIAは関係無いと言っているのに、さらに天皇陛下もカードに使おうとするのは、断末魔の叫びにも聞こえます。
ノージャパンの勢いが衰えているような記事も出て来ているので、この辺りでもう一発何かを打ち出して、さらなるノージャパンを煽って欲しいと思っているのは私だけでしょうか。
だんな様
横から失礼すること
申し訳ありません
私が考える半島の人達について
何度も嫌な思いでがあり
色々考えてみての一つの結論です
彼らは李氏朝鮮時代に中国より
朱子学を押し付けられました
朱子学の私なりの簡単な理解は
以下のとおりです
・正当なる支配者は常に正義
・反抗するものは常に悪
・悪は滅ぼされなくてはならない
・支配者に忠誠を尽くすのが善
彼らの悲しく惨めな歴史が
現代にも受け継がれていると
思います
その究極が「歴史はこうだった」
ではなく「歴史はこうであるべき」
に変換されてきたのではないか
と考えています
答えにはなっていないかもしれ
ませんがお許しください
Hさま
お題が良く分からないんですが、ご指名ですので書かれている内容について、私見を述べさせて頂きます。
鵜呑みにしないでくださいね。
朝鮮が中国から朱子学を押し付けられたという点。
朝鮮の権力階層が、朱子学を利用して朝鮮を統治したんだと思います。
朱子学の理解は正しいと思いますが、韓国の朱子学は、統治者にとって都合の良いように、その時々運用されたり、権力闘争の道具として使われたのだと思っています。
また李氏朝鮮は、国の正統性を明に認めてもらうところから始まっているので、事大主義を併せて考えた方がいいと思います。
歴史のねつ造に関しては、朱子学の影響あるんでしょうね、本当は、韓国には韓国人が考える正統性が無いんです。韓国は、アメリカから統治権を貰って出来た国だからです。
だから、歴史はかくあるべきで、今でもねつ造していると思っています。民族性(これも朱子学なんですかね)から、上下関係に厳しく(悪い意味で)、上が黒と言えば、黒になりますので、生きていく上では、事実よりも重要です。
歴史ねつ造の経緯として、日本統治時代の朝鮮人の多くは、親日派というか、日本人でした。戦後の独立した韓国を統治したのは、李承晩大統領ですが、アメリカから帰って来た人です。朝鮮人が皆んな日本人になっていて、それではいけないと反日教育が始まりました。日本の統治は、世界最悪の植民地支配などとはかけ離れたもので、世界最高の併合統治でした。
だから、反日のためは、嘘の歴史による教育が必要だったのだと思います。もう独立して70年経っていますので、三代に渡って親から子へ、子から孫へと、嘘を伝えています。嘘伝えるうちに、それが事実とする為に、嘘が増えていったと思います。だから、今の韓国人は、惨めな歴史だなんて思っていないと思いますよ。輝ける半万年の歴史だと、自ら嘘を信じている人の方が、多いのではと思います。
質問の答えとかけ離れた内容でしたら、すいません。
以上です。