鈴置氏の名著『米韓同盟消滅』の愛読者である私自身は、『米韓未来連合司令部の創設と「米韓同盟消滅」の足音』のなかで、米韓両国があらたな米韓合同司令部の創設と戦時作戦統制権返還に向けて進んでいることについて、「米韓同盟消滅の足音が聞こえる」と申し上げました。こうしたなか、米韓同盟消滅の「本家」である鈴置高史氏が本日、『デイリー新潮』に最新論考を寄稿されています。
デイリー新潮の最新論考
日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が、『デイリー新潮』に最新論考を寄稿されています。
ついに「在韓米軍」撤収の号砲が鳴る 米国が北朝鮮を先行攻撃できる体制は整った(2019年6月7日付 デイリー新潮より)
今回の論考で取り上げられている話題は、米韓合同であらたに設立される合同司令部(「未来連合司令部」)に関するものです。
この話題については、当ウェブサイトでは『米韓未来連合司令部の創設と「米韓同盟消滅」の足音』のなかで、韓国内における「平時作戦統制権」「戦時作戦統制権」なる概念と、韓国メディア側の報道をベースにした事実関係をまとめていますので、よろしければご参照ください。
ただ、今回の鈴置氏の論考は、上記拙稿とはレベルが違います。私自身、「これが本当のプロフェッショナルの仕事か」という感動に加え、「自分には何年経ってもこの水準には追いつけない」という落胆を感じてしまいました(もっとも、私自身の落胆はどうでも良いのですが…)。
内容についてはどなたでもお読みいただけます。ウェブページ換算で3ページの分量ですが、平易かつ説得力のある文章なので、あっというまに読了できることは間違いありません。是非、リンク先を直接、お読みください。
重要な指摘
僭越ながら、ここでは鈴置氏の主張のなかで、私自身が「重要だ」と思ったポイントを挙げておきたいと思います(ただし、大意を変えない範囲で文章を要約しています)。
- 6月3日、米韓両国国防相は米韓連合司令部をソウルから南方の平沢の米軍基地キャンプ・ハンフリーに移転することで合意。これにより、米軍司令部や第1線部隊は漢江の北からほぼ姿を消す
- 米韓同盟に自動介入条項はなく、また、米国側でイラク戦以降、被害の大きい地上部隊投入を極端に嫌うようになったため、防衛線である漢江以北から米軍人やその家族が姿を消せば、北朝鮮が奇襲攻撃でソウル北半分を占領し、韓国と停戦するとの作戦が現実味を帯びる
- 米国は一定以上の規模の部隊の指揮を外国人に任せないため、韓国人連合司令官が誕生すれば、3万人弱の米兵の人員が大きく削減されると見るのが自然であり、結果、連合司令部は有名無実の存在となる
- 文在寅政権は日米の北朝鮮非核化を露骨に邪魔しており、また、北朝鮮人道支援などにも積極的だが、そんな文在寅政権下で米韓間の溝は深まるばかりだ
- 韓国は中国に配慮するあまり、在韓米軍へのTHAADの正式配備を許可しておらず、また「市民」が公然とTHAAD周辺道路を封鎖するのを韓国政府が放置しているなかで、米国内でも中立的な議会調査局までが「米韓同盟はいつまで持つか分からない」と言い出した
ポイントは、「米国が一定以上の規模の部隊を外国人に指揮させることはあり得ない」、「米韓合同司令部に韓国人司令官の誕生を許した」という2つの点から、当然の帰結として「在韓米軍の大幅削減と米韓合同司令部の有名無実化」を導く下りでしょう。
鈴置氏の仕事が、まさに「プロフェッショナル」の名に値することは、こうした主張を読んでいただければすぐにわかるはずです。
北朝鮮が「まともに考える」ならどう反応するか
ここまでの論考も優れているのですが、実は、鈴置氏の次の下りこそが、まさに「深読み」の真骨頂でしょう。
「急に現実味を帯びた在韓米軍の削減――。北朝鮮は喜んでいるのだろうか。確かに北朝鮮にとって、安全保障上の脅威である米軍の兵力削減は願ってもないことだ。米韓同盟の解体にもつながる話だから、普通なら大喜びするところだ」
先ほども鈴置氏の文章に、「いざとなればソウル北部を占領して韓国と講和する」という選択肢が出て来る、といった指摘がありましたが、素人考えだと、在韓米軍の撤退が秒読みとなったことは、最大の敵対国である北朝鮮にとっては「願ったりかなったり」です。
しかし、金正恩(きん・しょうおん)がマトモな判断力の持ち主だったら、どう考えるでしょうか?
詰将棋と同じで、自然に考えていけば、
米軍がソウル北方に展開している時点だと、北朝鮮は開戦直後にそれらの米軍に打撃を与えることができる状態(いわゆる「人間の盾」状態)だが、これらの部隊が撤収してしまえば、米軍としては思う存分、北朝鮮を空から叩くことができるようになる
ということは、すぐにわかるでしょう。
さらに、5月27日以降、ドナルド・J・トランプ米大統領夫妻が訪日し、御即位されたばかりの天皇・皇后陛下や皇族方、安倍総理夫妻らと談笑したことも、北朝鮮にとっては「日米の運命的な結束」の誇示が不気味に映っているでしょう。
つまり、在韓米軍撤収の準備ができれば、米国としては北朝鮮を容赦なく焦土化することができますし、有事の際には韓国も無事ではいられない、との見方が現実味を帯びて来るのです。
本当のリスクは文在寅政権崩壊
ただ、私自身はその続きとして、韓国国内で「もう文在寅(ぶん・ざいいん)大統領に任せられない!」とばかりに、再び「ろうそく革命」が発生することについても、十分なリスクと見るべきだと考えています。
以前から当ウェブサイトでは、「文在寅氏こそが真の親日派ではないか」と申し上げて来ましたが(『真の親日派とは、文在寅氏その人だ』等をご参照ください)、ここで文在寅政権が倒れ、李明博(り・めいはく)元大統領のような人物が政権を握ることが、日本にとっての真のリスクだと思うのです。
その意味で、逆説的ではありますが、私は文在寅政権が1日でも長く続くことが、結果的にわが国の国益に資すると考えているのです。
View Comments (38)
素早い記事ありがとうございます。
でも、重要な変数が抜けていると思います。
中国と台湾です。
これを加味すると・・・嫌な展開しか考えられません。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
確かに米軍が北朝鮮を先行攻撃するためには、対中国戦略、それから波
及する台湾問題も争点として浮上します。しかし、それだけではなく、そ
場合、韓国がどう動くかが気になります。
韓国の文大統領がどうであれ、韓国国民の過半数は、南北統一より自身
の家計のほうに関心があります。そのため、(韓国の頭越しに)米軍が北
朝鮮を先行攻撃しようとした場合、韓国大統領と韓国国民とで、考え方や
行動に違いが出ることすら、あり得るのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年さま
コメントありがとうございます。
私は、韓国民が文政権に対して立ち上がるとは思ってません。
何しろ名だたる前線逃亡の実績がありますから。
そうではなく半島の核除去に際して、戦争したくない米中両国が水面下で密約を結び、半島焦土化を中国が座視し、その後また日本に半島を押し付けるかもしれないと危惧してるのです。
日本国内にはそれを甘受する勢力もないとは言えないのです。
ダラダラと米中対立が続くと、日米関係もどう変化するか分かりません。
まぁ、それはそれで長い目でみれば米国の太平洋覇権が消えることになるのですが。
そうなれば日本にとっては最大の不幸です。
悲観的天邪鬼視点です。失礼します。
(老)新参者様
おばさんの妄想とお断わりして、(老)新参者様のおっしゃる変数(中国と台湾)を半島問題に加味してみました。まず、中国空軍も中国海軍もアメリカのそれに追いつけ、追い越せで進めています。しかし、まだ至っていません。
アメリカもそこは掴んでいて、ここで叩かなければいけないと決断している。経済戦争で追い込み、半島問題で誘い出す。むろん、九段線内の岩礁に造った軍事基地は監視対象です。台湾は蔡英文政権の内であれば、アメリカに呼応するでしょう。半島動乱で中国が出てこなければ、アメリカは台湾独立に手を貸すでしょう。
アメリカは、ハード、ソフト織り交ぜて、中国共産党を徹底的に潰すつもりです。
(老)新参者様、ご懸念の通り、東アジアは戦場になります。日本を含めて、東アジア諸国にとって迷惑なことですが、必要なことでもあります。
アメリカは、中国、南北朝鮮以外の国々には、既にネゴシエートしているのではないでしょうか。
ぜんぜん心配性でないおばさん 様
コメントありがとうございます。
おばさんの見立てはとても心強いです。
物事がスピーディーに進めばいいのですが、いざ開戦といっても年単位で準備が必要です。
米国が権謀術数の誘惑に負けないで日本を信頼してくれることが何より重要だと思ってます。
日本にはまだまだ法制整備が足りてません。
ショートカットできればいいのですがね。
とまれ、勝利に向けて選挙大事ですよね。
鈴置高史氏の一連の記事には、すべて目を通しております。氏の卓越した観点から、韓国の実情の勉強をどれだけさせてもらったことか…
それでも一部、注文を付けたい部分があることもご容赦、と言ったところでしょうか?
≫そして今は、先制攻撃も念頭に米国が核放棄を迫って来る最中なのだ。陸軍やその家族が引き揚げた後、米軍は思う存分、北朝鮮を空から叩けることになる。
北朝鮮の長距離砲・ロケット砲の射程圏内にあるソウルは、いわば北朝鮮の人質でした。保守政権時は特にそうでした。それが北朝鮮への先制攻撃に対して、一定の抑止力として働いていたことは事実でしょう。
在韓米軍がピョンテクまで退くということは、その抑止力が弱まったことは間違いないでしょう。米軍は空軍をフル稼働させて北朝鮮の核戦力を物理的に取り除き、斬首作戦を実行することも容易になるでしょう。
ですが、米軍は結果的に、北朝鮮を空から『思う存分』叩けないと、自分は予想しております。
米軍が北朝鮮空爆を始めたなら、北朝鮮は自国の盾として韓国軍を使って来るでしょう。韓国軍の第一攻撃目標は、オサン空軍基地などの米軍基地になる可能性が高いと踏んでいます。ここで米軍基地を守護するための陸軍があらかた撤収していると、空軍基地は『陥落』という憂き目にあうこともあるでしょう。キャンプ・ハンフリーズまで陥落したとすると、日米は在韓米軍に対する兵站線を失うことに繋がります。
そんな状態に陥れば、北朝鮮を空から思う存分叩けることはありえない、ということになります。
それに在韓米軍基地は、北朝鮮だけではなく、北京を睨む重要な橋頭堡、地政学的位置を占めますから、アメリカは容易に放棄することはできません。
自分は、米国防総省はここまでのことがわかっていると思います。わかっていなければ、韓国軍とのサシの合同軍事演習を中止して、韓国軍を取り囲む多国籍軍事演習に移行することはなかったでしょう。
ですから、アメリカは陸軍を早急に撤収することがない、と観ているのです。(陸軍を撤収したと見せて、強力な州兵を配置することはあるかもしれません。)
『撤収するぞ、撤収するぞ』というブラフは、これからも頻繁にあることでしょうね。そのブラフの役目を担っている一人が鈴置氏、という見方は、意地悪が過ぎるのでしょうか?(笑)
事ここに至って、遂にアメリカは韓国を見捨てる覚悟を決めた、ということです。
文ジェイン政権による反米政策の積み重ねが、アメリカの韓国に対する信頼を一気に失わせ、「アメリカ兵士の血を流してまで韓国を守る意義が無くなった」と韓国に宣言したも同然と見るべきです。
陸軍部隊の韓国からの撤収が事実上完成すれば、名ばかりの司令部だけを置いておいて、有事には少数の司令部要員は航空機で瞬時に韓国から退避する。後は北朝鮮を空から攻撃するなり、何もせず韓国が火の海になるのを見物するなり、一番可能性があるのは韓国軍の北への無条件降伏による赤化統一を見届け、対馬のラインで中朝と対峙する腹積もりと見ます。
アメリカだって本当は半島を手放したくはないでしょう。しかし、韓国の裏切りはあまりにも酷すぎ、友軍として共に戦うには余りにも危険が大きすぎます。関ヶ原の小早川秀秋ですよ、韓国は。後ろから撃たれるのはかなわんとアメリカも悟ったのでしょう。
あれだけの血を流したベトナムから手を引いたのを思えば、韓国から手を引くのは簡単です。信義に厚い日本との同盟を堅持し、来るべき中国との対決に備える方が賢明だとアメリカ国内のコンセンサスができたのではないでしょうか。
コメントさせて頂きます。
とても興味深く、勉強になります!
日米の駆け引きがみごとにハマって、プレッシャーが極大化しているのが目に浮かぶようです。
岩屋外相の独断会談も、むしろこれぐらいが唯一の減圧弁だなと、ナイスプレーに思えてきます(笑)
そして、不勉強なのですが気になることがあり、お伺いしたいです。
詰将棋の最終局面なのですが…
>陸軍部隊の韓国からの撤収が事実上完成すれば、名ばかりの司令部だけを置いておいて、有事には少数の司令部要員は航空機で瞬時に韓国から退避する。
>後は北朝鮮を空から攻撃するなり、何もせず韓国が火の海になるのを見物するなり、一番可能性があるのは韓国軍の北への無条件降伏による赤化統一を見届け、対馬のラインで中朝と対峙する腹積もりと見ます。
ここに至るまでの段階で、拉致被害者の方の帰国交渉の余地はありますでしょうか。
史上最高に緊密な日米同盟が生まれようとしているのに、ここを蔑ろにすると先の運用や、政治体制の維持に大きな影を落とすような気がするのですが…
トランプ「シンゾー、分かってる。」
ってくらい、お二人の心が固く結ばれていることを願ってやみません(汗)
>米軍が北朝鮮空爆を始めたなら、北朝鮮は自国の盾として韓国軍を使って来るでしょう。
それはひとたび朝鮮戦争が再開したら、韓国の勇猛果敢な陸軍が在韓空軍攻撃より先に、あっという間に平壌まで進軍し、米軍の爆撃の邪魔して、
「パボ!どいて、そいつを殺せない!!」
という状況への懸念ですねw
>強力な州兵を配置
アメリカの州兵はたしかに北朝鮮の一般軍よりよっぽど訓練されているかもしれませんが、性格的に連邦軍より先に動員されることはあり得ません。
下手な予算の無い国より訓練は充実していても連邦軍よりは練度が落ち、「米国版自衛隊」という性格だからです。
「極大射程」で有名になったスティーヴン・ハンターの初期の軍事小説に「真夜中のデッド・リミット」というのがありましたが、「米国の軍事施設を攻撃したソ連の特殊部隊員の相手をする州兵」(なぜ米軍の特殊部隊ではないのかはネタバレなので秘密)という状況が胸熱でした。
鈴置ニムのコラムを読んで考えたネタ。
「うそ!未来作戦司令部にいる米国人将校って私だけ?!」
「軍団ひとり」
軍事系にそれほど詳しいわけではないんですが。
韓国北部のオサン空軍基地に触れておられますが、
>>もちろん、在韓米空軍は特性を生かして、日本に瞬時に後退できる。
>>米国は北朝鮮の核施設への先制攻撃を、日本、グアム、海上から実施する。
鈴置氏の記事では、在韓米空軍についてはこのように評価した上で、思い切り叩ける、と述べていると思います。
瞬時と言っても、もっとも足が遅い陸軍が片付いているということだと思いますが。
キャンプハンフリーの陸軍規模も、米国の任意で決められるっぽいので、叩きやすくなるってのはその通りなんじゃないかなーと、思っています。
>韓国軍を使って
の行では、私も形式上米国同盟の韓国軍が、米国の軍事目標に勝手に攻めていって、勝手に人質になることを想像しちゃいました。(笑)
そんな胆力無いとも思いますが。
ランランラララララン♪
文在寅...文在寅...
おいで
おいで
トランプもいる
アベもいる
イヤ
私 そっちに行きたくないの
来ちゃだめー!
なんにもいないわ
なんにもいないったら!
出て来ちゃだめ
キムの幼生です
やはり主体思想にとりつかれていたか
渡しなさい 文在寅
いやっ!
なんにも悪いことしてない!
朝鮮人と人とは
同じ世界には住めないのだよ
ああっ!
お願い 殺さないで!
お願い
ランランラララララン♪
爆笑!
天才的です。
ampontan様、りょうちん様、なんちゃん様へ
≫米国は北朝鮮の核施設への先制攻撃を、日本、グアム、海上から実施する。
でしょうねぇ…
韓国という立地を完全に放棄して、日本という立地に完全に頼る。その上で北朝鮮攻撃を行う決断にアメリカは傾いているのか、いないのか、自分はまだ判断しきれておりません。
アメリカの北爆に日本という立地を頼ることは、北朝鮮も気がついているでしょう。日本の北朝鮮シンパが、在日米軍基地や自衛隊駐屯地近くに住み、様々な妨害行為を日常的に仕掛けています。沖縄は特に酷い状況です。琉球新報なども北朝鮮傘下である疑いが濃厚ですから、沖縄の人々が受ける被害は大きなものとなるでしょう。
半島有事の際には、これらの基地周辺が『戦争』に巻き込まれるでしょう。笑ってはおれないのですが、りょうちん様のナウシカには笑いました。
ツイッターで流れていましたが、米軍基地周辺はドローンが物理的に飛行できない様に制御ソフトが修正を受けたそうです。
最大手は中国企業DJIなのですが、HUAWEIのようになってはたまらんと自己規制したのでしょう。
で、昔、琉球新報が「ドローン空撮の練習中」にコントロール不能になってドローンを失ったんだそうで。
へえーと思いましたw
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-928476.html
ドローンメーカー大手が基地飛行を制限 規制法施行前に「自主規制」と指摘も
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-920327.html
基地上空ドローン禁止 改正規制法成立 報道大幅制限の恐れ
はいはいww
ソースがアレなんですが、思想云々にこういう危険行為を平気でやるのが報道を語る・・・。
http://netgeek.biz/archives/96374
ドローンを強風でなくした琉球新報、そのヤバさが分かるBBCの警告映像
ヘリコプターは上空の大気を大量に吸引してダウンウォッシュを発生させて浮揚しますからドローンを近づけるだけで「撃墜」させることができます。
柔らかいバードストライクでもローター交換になることがままあるそうです。
名無Uさん 様へ
在韓米軍司令部は漢江以南迄下がりました。有事には残留せずに撤退と言う事も視野に入れているでしょう。
戦時の指揮権は韓国軍が握ると言う事になっていますが、これは在韓米軍のことです。
国連軍は韓国軍の指揮下には入りません。横田に国連軍の司令部があります。
在韓米軍と国連軍の線引きは微妙ですが、大半は国連軍であると米が言えばそうなります。つまり半島に残る米軍なんて、顧問団くらいのものでしょう。捨て石と言う訳ではありませんが、何とかなりますよね。
半島に陸軍が居なければ平坦の要はありませんし、平坦を考えなければ空軍基地は陥落ではなく放棄が可能です。
空軍だけなら日本の基地から出動可能です。
航続距離が心配なら空中給油も可能ですし、空母を黄海に貼り付けて海軍機を使うことも出来ます。
黄海に貼り付ければ北京への睨みも効きますから一石二鳥でしょう。
韓国の後背が不明(というよりもはや敵国)なのですから、韓国内基地を使うことは逆にリスクが高すぎます。
下手をすると北と南に挟み撃ちにされる可能性すらあります。ムン政権下では韓国防衛など不可能では無いでしょうか。
韓国を防衛する必要でなければ陸軍の駐留は不要です。
米軍としてはこ゚のようなことまで考えているように思うのですが。
✖平坦
〇兵站
>航続距離が心配なら空中給油も可能ですし
技術的に可能・不可能かと、実際に許容できるかどうかとの間にはずいぶんと差があるんですよ。
たとえば、ドーリットル空襲とサイパン陥落後のB-29による爆撃の違いみたいな。
https://trafficnews.jp/post/80433/2
>一例として2011(平成23)年に行われたリビア空爆における、イギリス空軍のユーロファイター「タイフーン」を見てみましょう。ユーロファイターの作戦は平均6飛行時間、最大9飛行時間にも及び、例えば6飛行時間の作戦では最低3回の空中給油が必要でした。こうした事情は、ネットワーク能力に著しく欠いた前時代的なロシア軍戦闘機以外はほとんど同じです。
> 長時間の作戦はパイロットにとって、肉体的にも精神的にもかなり厳しい作戦です。かつて太平洋戦争においてラバウルに駐留した零戦のパイロットらは、往復8時間をかけてガダルカナル島へ進出したことで知られ、非人道的な酷使であったとみなされることが多いようですが、皮肉なことに現代ジェット戦闘機のパイロットらは当たり前のようにこうした長時間にわたる任務をこなしています。
日本から爆装した重装備の戦術機で長距離を航行して目標を破壊というのは非現実的なんです。
B-52やB-2などの戦略爆撃機なら可能ですけれども、少なくともB-52はレーダー網を破壊してから(SEAD任務)でないと飛ばせません。
そのSEAD任務は特殊性から空母搭載のF-18では無理なんです。
http://news.livedoor.com/article/detail/14643384/
特殊な任務を背負った三沢基地所属のF-16 敵防空網の制圧のために低空飛行
>三沢基地にはこのSEADを専門とするアメリカ太平洋空軍唯一の部隊である第35戦闘航空団と、この任務を実施する航空機としてF-16CJ/DJが配備されています。
彼らが展開するにはやはり韓国本土の空軍基地が必要です。
りょうちん様へ
何も必ず空中給油しなければならないモノでもありません。
例えばは-15なら航続距離は4000km以上ありますから、岩国辺りからなら無給油で往復が可能です。
仰るとおり韓国内の空軍基地が使えれば使うでしょうが、いつ韓国軍が寝返るか判らない状況では使えません。
そのために態々陸軍を残しておくと言うのもリスクが高すぎます。人質を置いておくようなものです。
空中給油なんて実際にはやらないよ、というなら事故のリスクがあるのに夜間給油の訓練なんてやりませんわね。
私は逆に先般の事故に米軍の本気を見た気がしましたが。
有益な情報をありがとうございます。勉強になります。
米軍にはSEAD任務という概念があって、そのための機体がF-16ということなんですね。
純粋に知りたいという気持ちで、一応調べてみて多少の疑問があったので、ご指摘いただければ幸いです。調べが違ってたらそれも併せて。
・SEAD任務の定義は、
味方の航空作戦に先立ち、その障害となる敵防空網のうち、レーダーや通信施設等を攻撃し、一時的に機能不全に陥らせる
・SEAD任務に対応できるのはF-16C Block40、block50。その日韓の配備先は、
・韓国・烏山、群山にF-16 Block40x
北朝鮮内の最遠地600km程度
・日本・三沢にF-16 Block50x (嘉手納にはなさそう)
北朝鮮内の最遠地1400km程度
ソースはwikipediaですが。烏山、群山、三沢、嘉手納から配備部隊を追いました。
SEAD任務を前提にするということは、北への攻撃は、
・SEAD任務で敵防空網の一時的な無力化
・後続の爆撃機や攻撃機で目標を空爆・破壊
の段取りを想定してるんでしょうか。
ご紹介の乗りものニュース、
>爆撃する必要が生じた場合はネットワークシステムを活用し、最も近くを飛んでいる誘導爆弾を搭載した戦闘機や爆撃機に、必要なデータを送って作戦を実行させているためです。これならば作戦立案から数分という短い時間で対象を破壊できます。
を踏まえると、SEAD任務の開始に合わせて後続部隊も近い空域に待機して、現地からの情報発信に合わせて即時に爆撃等のために突っ込んで行く、なんて運用でしょうか。
三沢や嘉手納から直行だと1時間以上かかっちゃうから、空中待機になるんでしょうけど、韓国内の基地からだと空中待機無しに運用できたりするんでしょうかね。併用もありか。
SEAD自体も、SEADを開始して北に気づかれて準備される時間を短くするために、群山烏山が有利というのは理解できます。でも三沢と比べては程度問題で、その時間差にクリティカルな要素があるのか、ちょっとわかりません。
一つ目の疑問は、韓国国内の基地が使えなくても難度が上がるだけで、不可能と言うわけじゃないんじゃないか、ということです。
群山烏山と三沢との時間差にクリティカルな要素があるとか、ほんとにヤバそうな数か所は、どうしても韓国内から直行しなきゃダメとか、あるのかもしれませんが、その辺がわかりません。
もう一つ疑問は、そもそも防空網はほっといて、例えば巡航ミサイルを湯水のごとく撃ちこんで目標破壊、なんてことはできないんでしょうか。
目標の確実な把握と破壊とその確認のために航空機による攻撃は必須なので論外、ってことなのかもしれませんが。
なんかこの辺、ご教授いただけますと幸い。
ところで、調べてる最中に見つけたんですが、こんなこともやってたようですね。
純粋に、スゲーと思いましたが。これがSEAD任務だったかどうかはわかりませんが。
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三沢飛行場(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B2%A2%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E5%A0%B4
イラク出動中の2007年8月12日に同部隊のF-16戦闘機4機がイラクから直接アフガニスタン東部の反政府武装勢力タリバンの拠点を夜間に精密誘導爆弾で攻撃する作戦を行なったことがわかった。この作戦は13回にわたって空中給油を受け往復約6800 km、6カ国の上空を通過する11時間に及ぶ小型の戦闘機としては異例の長距離飛行で、このことは日本の駐留部隊が米空軍の世界戦略である「グローバル・ストライク・システムズ(全地球規模での長距離先制攻撃)[23]」の役割を担っていることの証明であるとされる[24]。
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>門外漢様
>何も必ず空中給油しなければならないモノでもありません。
>例えばは-15なら航続距離は4000km以上ありますから、岩国辺りからなら無給油で往復が可能です。
航空機の航続距離は多数のパラメータ計算でエコカーの燃費より複雑なのですが、F-15Eの4000km以上の飛行距離というのは、装備は空で増槽を積んだ「フェリー形態」のものだと思います。
そこに爆弾やミサイルなどで全体の重量が増えていくと指数的に燃費が悪化します。
爆弾やミサイルなどを積むとヘタをすると燃料を満タンにできず、離陸した直後に空中給油する場合すらあります。
築城基地の方が現実的だと思いますが、現実的にはF-15Eが38度線を越えて爆撃を行うには数回の空中給油が必要になります。
先に挙げた英国のタイフーンが2011年にイタリアサルディーニ島のNATO基地からリビアのトリポリまで爆撃したのは800km程度ですが、タイフーンの航続距離2900kmなら余裕で無給油でミッションを行えるはずですが、実際にはそうではなかったという話です。
大型ミサイルを積んで経済的とは言えない高度でウロウロしているとあっという間に燃料が無くなるのでしょう。
>なんちゃん様
巡航ミサイルの飽和攻撃は当然の前提だと思います。シリアの空爆のためにトマホークを100発撃ち込んだそうですが、北朝鮮と開戦する場合最低でもこの5倍は使われるでしょう。
それでもTELで移動する対空ミサイルを全部潰せる可能性は低く、落ち穂拾いを戦術機がする必要があると思われます。
北朝鮮の対空防衛能力は実際にどれほどあるのか不明なところ(おそらくかなり低い)とは言え、米国は「徹底」していますから。
イラク-アフガン空爆のニュースは驚かされましたがアレがミサワの部隊でしたか。
F-16パイロット「えー俺、昨日13回も空中給油してました! そんなに寝ていなかった?」
りょうちんさん
ご回答をありがとうございます。
米国が狙うであろう、核兵器関連と弾道ミサイル関連の破壊のためには、空爆は当たり前ということですね。当然事前の巡航ミサイルしこたま撃ちこみはやる前提で。
SEADは空爆前のミサイル攻撃みたいな、前段階でやるイメージを勝手にもってたんですが、その後いろいろ見てると、攻撃機や爆撃機と密連携して動く場合もあるようで、ちょっと勘違いしてたようでした。爆撃機の盾になるような。
まあ、日本・グアム・海上からの空爆の難易度程度はよくわからないんですが、不可能じゃないってことで、政治決断はあり得るかなーとも思います。
ただ、今、韓国と折衝している米軍自身が、危険を減らすことは考えていても、北を叩きやすくするためというロジックを持ってるかは、??と思いました。
ホワイトハウスとか国務省はどう思ってんだろ。
りょうちん様へ
航続距離は御説の如しです。
但しカラで飛ぶのか、兵器満載で飛ぶのかは作戦次第ですね。
例えばミサイル1本だけ抱えて飛ぶ作戦もあれば、空中給油で繋ぎながら飛ぶ作戦もある訳です。
将棋は飛車角だけでなく香車や桂馬も使うのですからね。
空中給油のリスクがあるとしても、それでも敵国の真ん中の基地で補給(情報も駄々洩れ)する作戦よりはリスクが低いのではありませんか?
どうしても空中給油が嫌なら「世界第二位の空軍力」を持つ米海軍も使えますよね。素人考えですが。
要するに在韓基地撤収の可能性について書いているだけなのですが、細かいご指摘はありがたく承っておきます。
門外漢様、りょうちん様、
お二人のやりとり、拝見させていただいております。
問題は、米国が本気で北朝鮮を攻撃したいと思ったとき、在韓米軍基地からの撤退は合理的かどうかということではないでしょうか。
ま、攻撃と言っても嫌がらせ程度の空爆もあれば、各施設破壊のみ、斬首作戦、地上軍による本格侵攻の支援と、いろいろあるでしょうが。
チキンサラダ様へ
レスありがとうございます。
仰る通り、その作戦の中味・時期によって韓国内基地使用の是非が決定されると思います。
>門外漢様
>但しカラで飛ぶのか、兵器満載で飛ぶのかは作戦次第ですね。
>例えばミサイル1本だけ抱えて飛ぶ作戦もあれば
いやミサイル一本で飛ぶ作戦はないでしょう。
対地攻撃任務でも、アムラーム・サイドワインダーを少ないながらも必ず積んでいきます。
ASM-135 ASAT みたいなミサイルならあり得なくもありませんが、アレは開発してみたらケスラーシンドロームがひどいので、お蔵入りになりましたし。
>空中給油のリスク
いやリスクと言うより、単なる負担です。
そして米軍は必要となったらその負担を厭わない恐ろしさがあります。
>どうしても空中給油が嫌なら「世界第二位の空軍力」を持つ米海軍も使えますよね。素人考えですが。
これはSEAD任務が、三沢のF-16CJ/DJしか担えないという話とごっちゃですね。
落とされるのを覚悟の上の、トマホークの飽和攻撃の後に、三沢のF-16CJ/DJを空中給油で酷使して、防空網に穴を開けた後にF-18でとどめを刺すのは作戦としてはありです。
韓国がスパイ云々ですが、北朝鮮が工作員を駆使して発進情報を得られても、北朝鮮には特に為す術はありません。
北朝鮮にはS-300ベースの旧型対空ミサイルKN-06と濃密な対空砲w!しかありません。
まず一発90万ドルのタクティカルトマホークをシリア如きに軽く100発撃つ米軍です。
SSGNが1隻でも全弾発射すれば、北朝鮮の対空ミサイルは撃ち尽くされるんじゃないでしょうか。
そしたら、もうSEAD任務なんてそもそも要りませんよねw
北朝鮮の通常装備は、近年の弾道ミサイルと核開発への資金注入でボロボロだという話です。
イラクやシリアの様な通常戦力をそもそも持っているのかどうかも怪しいです。
兵士だけはたくさんいますが空爆にはまったく無力。
>チキンサラダさま
たぶん今の米軍はトランプのキャラクターも相まって「費用対効果」の観点でしか見ていないと思います。
りょうちん様へ
御教示多謝。
更新ありがとうございます。
深夜に大きなネタですね(笑)。ソウル市内の米国軍人、軍属の子弟が通う小中高学校が閉鎖したと先日ニュースにありましたが、計画が煮詰まったら行動は迅速ですね。
米韓総司令官が韓国人将官になる。これだけで米軍の士気はダダ下がりですよ。2万数千人の在韓米軍も、いつ態度豹変して米軍を拘束、邪魔するか分からん朝鮮人の元で、名誉ある闘いなど出来っこない。
漢江以北から米国軍撤退すれば、北朝鮮は一瞬喜ぶだろうが、私には「北爆」スタートした米空軍の空の要塞に廃墟にされた38度線キワの北朝鮮軍が大打撃を受ける様子が浮かぶ。或いは平壌市内、ミサイル発射台、核生産貯蔵施設。
李承晩が京城を逃げ出す時、漢江大橋を爆破してますが、それでも南方に逃げたい市民は歪んで折れた鉄板を伝わって逃げようとする。途中で力尽きて落ちる。こんな阿鼻叫喚の地獄、日本人には味わって欲しくない。
最悪でも済州島か釜山付近まで南下して脱出を待つ。火病を起こす韓国人なら、南下途中でヤケクソで日本人に暴力、暴行を加える可能性もある。
それを極限に減らすなら観光等で渡航しない、居留日本人が京城で足止め食ったら外に出ない。政府は民間船、民間航空機をフルで手配しなければならない。
さきほどの米国空軍等北朝鮮「斬首作戦組」は、グアムの大型爆撃機、日本駐留の戦闘機、攻撃機、輸送機が中心になるでしょう。海軍は空母、強襲揚陸艦、イージス艦、駆逐艦、潜水艦が中心になるでしょう。日本は後方支援と物資補給。
なんか2年ぐらい前に書いていた事が夢物語ではなくなりましたね。米国は堪忍袋が切れた。中国が参戦するか?自分の領土に北が入らなけば、傍観、入って来たら掃討しそう。
国防総省「インド太平洋戦略報告」2019年6月1日によれば
中共(≠中国とする):現状変更勢力:revisionist power
ロシア:復活した有害な俳優:Revitalized Malign Actor
北朝鮮:無法(ならず者)国家:rogue state
興味深いのは友好強化国:strengthening partnershipsとして
シンガポール、台湾、ニュージーランド、モンゴルの4カ国を記載している点です。モンゴルは海洋国家ではありませんがね。
特に台湾を「国」と同等に位置づけており、一つの中国の原則をいかにも無視しています。戦車108両など総額20億ドルの軍備を売却準備だそうです(ロイター・ニューズウイーク)。
ご興味があれば、英語ですが以下のリンク先をご覧下さい。
THE DEPARMENT OF DEFENSE Indo-Pacific Strategy Report Preparedness, Partnerships, and Promoting a Networked Region June 1, 2019
https://media.defense.gov/2019/May/31/2002139210/-1/-1/1/DOD_INDO_PACIFIC_STRATEGY_REPORT_JUNE_2019.PDF
さすがに戦争はないよ
周辺国全てに利益がない
私は韓国が嫌いだし、鈴置さんは日経ビジネス時代によく読んでましたけど、そう思う
戦争は損得勘定で動きません。特に開戦のきっかけは「商売ぬき」です。
握手批判
https://www.asahi.com/articles/ASM673SJKM67UTFK00H.html
しない野党は,岩屋防衛相の真意が読み取れないのでしょうか?
レーダー照射事件でも,口先では「韓国は大事」と言いながら動画を公開する流れは止めず,実利を与えていない
シンガポールでの非公式会談でも,話は平行線で,日本の立場を後退させてはいない
結局のところ,韓国に「日本は折れる」と勘違いさせて問題行動を誘発し,日本国内の親韓勢力に対してはガス抜きをしている
そんな可能性を考えないのでしょうか?
〔参考〕
在韓米軍撤収は対北朝鮮攻撃の予兆かもっ
「安倍は協議方針が変更したかのように宣伝し,執拗に平壌の扉をたたくが,わが国への敵視政策に変わったことなどない」旨,北朝鮮は正しく指摘っ
それなりに情勢はウォッチャーしてきたつもりですが、バラバラで欠落もあるため相互にリンクしてなかった情報が、鈴置氏の手にかかりパズルのピースを並べるかのように整然と配置されることにより、何か大きな絵が見えてくるようですね。
さて、ただ米空軍はいつでも北朝鮮を先制攻撃できるようになったというのは事実だとは思いますが(将棋でいえば手駒に飛車がありいつでも敵陣に打ち込める状態)、前線で当たりになっていた金将を引いて「一手損」状態で相手の手待ちのような状態ではないかと愚考します。今、手番は相手側にあるのではないでしょうか。
逆から見ると相手方が次にどのような手を打つかで、半島情勢の全てが決するということであるかもしれません。下手な手を打つと飛車を自陣に打たれて詰めろの上3手で即詰みです。
いやまあそれでも相手の王は盤外に逃げ出しそうではありますがねえ。もしかすると北朝鮮から金政権(そういえば王じゃなくて金ですね)を追い出すというのも考えているのかしら。
個人的には済州島がこちらの陣営に残れば朝鮮半島がどうなろうが知ったことじゃない。対馬、済州島、台湾で強固な防衛線を構築するのがよろしい。沖縄の戦力の半分は、撤収した在韓米軍と合わせて済州島で再編するのがよいでしょう。
陰謀論者様へ
将棋に例えての解説絶妙ですww
金さんの持ち時間切れによる差し切りかもしれませんね。
先日中国が韓国観光客へのビザ発行を厳格化するというニュースがありましたが、米中(イデオロギー)戦争に対する蝙蝠的態度への脅しとともに副次的には半島有事の際の流入抑止の効果もあるのかなとふと思いました。
日本も早くやるべきだとは思うのですが、オリンピックのせいなのかな...緊張MAXでのオリンピックなんてタイミング悪いと人道を盾に帰らない奴が続出しそう
台湾も政権交代で態度豹変するのが怖いのと、台湾が米国派になると中国が本気で沖縄奪い(もしくは無力化)にきそうなんだよなぁ
コメント失礼します。
米国から北朝鮮への攻撃ですが、本格戦闘を考慮しなければ、ハードルは確実に下がっているでしょう。
これまでは38度線近くに駐留する米国軍が戦闘に巻き込まれることで米国との全面戦争に突入する。その事が抑止力として機能してきた、という事だったはずですが、北朝鮮の韓国侵攻を防ぐそれがむしろ米国からの攻撃の妨げになっていた。
米国軍としては反攻の被害を受ける可能性を排除し、韓国国内の米国人(駐在者・旅行民)に一定の警告をして、北朝鮮に駐留する西側諸国の駐在者に避難する余地を与えた後は、攻撃の可能性は高まるように思います。
攻撃としては空爆と巡航ミサイル、若干の特殊部隊の潜入はあるかもしれませんが、本格的な地上軍侵攻はなくても大方の目的は達せられるように思います。
米軍から攻撃されて有効な反撃ができなければ金正恩の権威が揺らぎ体制は崩壊する。
核兵器等は崩壊後に回収すればいい、というのはいささか安易すぎるでしょうか?
韓国にしても攻撃を決定した時点で両軍部内で情報をやりとりし、クーデター(憲政停止)を促し、米国軍では対応しきれない国境線沿いの火砲等を韓国軍に攻撃させる。
中国からは地上軍の侵攻があるかもしれませんが、核関連施設の破壊と核物質の回収を中心とする。
一連の作業終了後は韓国は民主国家として再生することを模索し、北朝鮮は名目的には独立国家ながら中国の信託統治状態を容認する。
最大の問題は日本に対する攻撃をどの程度考慮しなければならないか、湾岸戦争時のイスラエル程度はありうると覚悟しなければならないかもしれない。
細かな事は分かりませんが、戦略的にみれば、
米国軍による北朝鮮空爆の前に、南北内戦を仕掛けるでしょう
朝鮮人同士の共食いのあと、北の核を処分すれば、
より効果的でしょう