世間では10連休を楽しむ人が多かったようですが、当ウェブサイトにも連休中には多くの方々が訪れて下さり、多数のコメントを頂戴しました。ただ、当ウェブサイトでは基本的にコメントの入力は自由とさせていただいているのですが、こうした仕組みを悪用し、「自作自演」的なコメントを打ち込む者がいるようです。「自作自演」は、いわば他のコメント主に対する詐欺的な行為であり、また、言論に対する冒涜でもあります。先日からこのようなコメントが相次いでいたのですが、ここで改めて「議論」について考えてみたいと思います。
コメント自由制について
昨日で、「10連休」が終わりました(※もちろん、職種によっては連休とならないというケースもあったと思いますが…)。
学生時代に10連休があったとしたら、きっとはしゃいで遊びまくったのではないかと思いますが、現在の私は中小企業経営者であり、やはり、長すぎる休みよりは、適度に休んで適度に働くのがイチバンだと考えています。
ただし、日本が休日であった4月末から5月初旬にかけて、世界の金融市場ではさまざまな動きもあったようですので、これらについてはこれから1つずつフォローアップしてみたいと思います。
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さて、当ウェブサイトでは「読んで下さった方がの知的好奇心を刺激すること」を目的に、さまざまな分野からテーマを選んで記事を執筆する、というコンセプトのウェブ評論サイトです。
といっても、最近はどうしても特定の分野に関する記事に偏ってしまっていますが、それでも日々、さまざまな方々から頂く数多くのコメントを見ていると、少なくない読者の皆さまからは、それなりの読み応えがあるとご評価いただいているのではないかと自負しています。
ただし、世の中にはさまざまな方がいらっしゃいますので、当ウェブサイトの内容が「気に食わない」という方もいらっしゃるでしょう。この点、当ウェブサイトでは、コメントが記事の内容に沿っていれば、批判コメントも含めて基本的にはコメント自由です。
当ウェブサイトの記事や読者コメントのやり取りを読んでも「面白くなかった」「主張に賛同できない」「知的好奇心を刺激されなかった」と思う方もいらっしゃるでしょうが、そのような場合は、コメント欄にそう書き込んで下されば結構です。
また、なかには「手っ取り早く結論だけ教えてくれ」という方もいらっしゃるでしょうし、そのような方は当ウェブサイトのような「可能性を提示するだけで、結論を断言しようとしない」という姿勢には強い不満があるかもしれません。
ただ、このような姿勢は、当ウェブサイトを2016年7月に開設して以来、一貫して大切にして来たものであり、いまさら変えることはできませんし、こうした方針に合わない人々は、自然と当ウェブサイトを訪れなくなるようです。
いずれにせよ、当ウェブサイトでは基本的に読者の議論を自由にするという仕組みを提供することにより、読者の皆さまに「議論すること自体の楽しさと有益さ」を感じていただくことを大切にしています。
自作自演コメントが急増
こうしたなか、当ウェブサイトの「議論が自由」という仕組みを逆手に取ったのでしょうか、最近、「自作自演的なコメント」が増えています。
あえて1つだけ例に挙げますと、昨日の『「用日派」のホンネは「克日」 日韓友好が成り立たない理由』に、「いわんや悪人」と名乗るコメント主から次のようなコメントが付きました。
「皆さんのコメントをまとめると、売春婦に貞操がないとう文句と変わりない。連休最終日です。時間は貴重だ。」
これに対し、匿名のコメント主がこう返信を打ちます。
「ここは韓国の悪口を言いながら暇潰しをするサイトです。もう終わりだ、本当にもうおしまいと言いながら次の日になるとまた韓国が、、、と言う記事が出て、また終わりだと繰り返しながら親睦を深めるのです。他人の娯楽をとやかく言わない。」
ここのやり取りだけを見ていると、あるコメント主の意見に対して違うコメント主が賛同コメントを打ったように見えるのですが、ここで私が問題にしたいのは、そのコメントの中身ではありません。問題は、この2つのコメント主が同一人物である、という点にあります。
先ほど申し上げたとおり、当ウェブサイトの悪口を言う分には別に問題ありません。勝手にやっていただければ良いと思います。他人の意見を批判するなら批判するで、具体的な論拠を明らかにして正々堂々と議論するなら、何も文句を申し上げることはありません。
しかし、あたかもある意見に対してほかの賛同コメントが寄せられたかのように偽装することは、議論の捏造であり、言論に対する冒涜であって、他の読者に対する詐欺的な行為といえます。
しかも、この人物は、私が確認した限り、ここ数日、おそらくは携帯などから他のコメント主様に対して口汚く罵るようなコメントや、わいせつなコメント、同一の重複したコメントなどを投稿しているようであり、また、複数のハンドルネームを使い分けているのも確認できました。
複数のハンドルネームを使うのは別にかまいませんが、自作自演で自分自身のコメントをもとにした議論が盛り上がっているかのように装うのはやめて頂きたいと思いますし、似たような行為を発見した場合は、非常に不本意ながら、今後はその人物のコメントを弾く(または削除する)ことにしたいと思います。
(※どうでも良いのですが、このコメント主、やたらと性的・低俗な単語を多用しているようであり、実は、一昨日から昨日に掛けて、この人物からのコメントは半数が弾かれてしまっています。ま、自業自得だと思いますが…。)
なぜコメントを自由にしているのか
さて、以前から何度も申し上げていますが、当ウェブサイトではコメントを打ち込むのは自由です。
ただし、「コメント自由」と言いながらも、読者の皆さまの目に触れないところで排除しているコメントがいくつかあります。その典型例は、外国から外国語で打ち込まれる広告コメント、スパムコメントの類いです。
しかし、それ以外にも、他のコメント主を不当に誹謗中傷したり、何度も同じコメントで他人の議論を妨害したりするようなコメントについては、警告を発し、改善が見られない場合には以降のコメント入力をお断りすることもあります。ここまでは、今までも同じ対応を取ってきました。
しかし、今後は「自作自演」的なコメントを発見した場合、それをやめるように警告を発し、それでやめてくれない場合には、やはり同じ対応を取ることにしたいと思います。
本当はそのようなことをしたくないのですが、まじめに議論したいと感じている人たちを不快にさせるようなコメント主を放置するわけにはいきません。やはり、世の中には「議論が通じない人たち」「議論を冒涜する人たち」というのも存在する以上、仕方がないことです。
(※ちなみに、『コメント、引用、転載自由につきまして』で示したとおり、当ウェブサイトではもともと、公序良俗に反するコメントは、上記のような断りを入れることなく、自動的あるいは事後的に削除しています。また、わいせつな単語などについては、今後は徐々に基準を厳格化していきたいと思います。)
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ところで、当たり前の話ですが、当ウェブサイトでは記事の内容を批判した、誹謗中傷した、というだけの理由でコメントを排除することはいたしません。なぜなら、コメントを読むほかの読者の皆さまが、「このコメントはおかしい」「このコメントは納得できる」と判断すれば良いだけの話だからです。
逆に言えば、異論、反論を認めることで、議論により一層深みが出てくるのです。
これに対し、以前、『サヨクの皆さんの主張がつまらないのは議論を拒否するからだ』や『「安倍総理は独裁者」と主張する方とツイッターで対話してみた』でも紹介したとおり、とくに左巻き界隈の人たちの間では、異論・反論を一切認めず、自説を押し付けてくる傾向があります。
たとえば、ツイッター上で「アベ(※安倍晋三総理大臣のこと)は独裁者だ」と主張する人たちに、「では、なぜ日本共産党の志位和夫委員長、中国の習近平主席、北朝鮮の金正恩を『独裁者』と批判しないのか」と問いかけてみると、たいていの場合、彼らからは即座にブロックされるのがオチです。
こうした姿勢は、「ATM」と呼ばれる朝日新聞、東京新聞、毎日新聞などの新聞記者や、左巻きの言論人たちにもよく見られますが、これは言論人として、本当に恥ずかしいことです。
したがって、当ウェブサイトでも「他人のふりみてわがふり直せ」の格言通り、今回の「自作自演コメント」のような悪質なケースではない限り、極力、「コメント自由」は維持したいと思います。
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言論思想の自由と言うのは難しいのです
例えば私が「女子高生との性交を合法化してみてはどうか?」と主張した時
”言論や思想の自由を謳う論客の皆さん”は、これを反社会的なコメントとしてそのままゴミ箱に捨てるのか?
それとも、そのような考え方も一理あるとして、反射的に否定せずに受け止める姿勢を見せることが出来るのか?
「取り敢えず弾き、コメント主からの問い合わせに応じて解除する」
方式で処理すべき内容かと思われます。
問合せの際に「そのような考え方も一理ある」と頷かせる説明があるならば…
>女子高生との性交を合法化してみてはどうか?
え?非合法でしたっけ?w
わたしの反応は「w」も含めてそんなもんかなあ。どんな主張でしょう?論を展開してください。ゴミ箱に捨てるなんてもったいない。
気になって調べたのですが、実は「淫行」とは何かって最高裁まで争われていたんですね。
絵面を想像しておかしくなりました。
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/269/050269_hanrei.pdf
淫行の定義を最高裁が縮小解釈したのです。
現在女子の婚姻適齢は16歳(改正されますが)です。
ですので女子は16歳に達すれば結婚できます。
結婚したらそういうこともします。
最高裁の事案は売春でしたので被告人は有罪ですが、16歳女子のそういうことを一律禁止にする淫行条例の定義は、最高裁は許容できなかったのです。
ですので一般的にみれば笑える判例なんですが、ほんとは特A級に重要な判例なんです。
まあ、その方のコメントを見ると
新宿様の過去記事や読者様のコメントを読んでないのがわかるので
私からするとなんともリアクションもしづらいですね。
でも、情報や言論などはある意思(ベクトル)に基づいて発している訳で
なぜそんなことをするのかと分析する楽しさはあります。
個人的には一読者として「戦略的放置」はするが「情報収集、分析」は怠らない、です。
>一読者として「戦略的放置」
わたしも同様ですね。ただ、「悪人おやおや」氏の「芸風」がレベルが低すぎて(自戒を込めてます)、見るに耐えないというのはあります。千年ROMって「善人なおもて」ぐらいになって出直すべきでしょう。
まあ、ほっとくと板が荒れるし、言い方キツイですけど「汚れる」。管理人さんの判断と今回の対応は評価したいと思います。(わたしも気をつけなければw)後々「令和処分」と名付けられて語り継がれるでしょう。
「警告を発し、改善が見られない場合には以降のコメント入力をお断りする」
のではなく、
「取り敢えず弾き、コメント主からの問い合わせに応じて解除する」
方式にした頂いた方が、利用者達にとっては好都合なように思われます。
少し趣旨と外れるかもしれませんが経験談を。
かつて某新聞(旭日旗マークの)読者だったころ、読者の投書欄という某「声」に投書したことがあります。
暫くして採用の通知がありましたので、期待して同欄を見たところ、氏名とタイトルはそのままですが中身は換骨奪胎して全く別物=旭日旗新聞が言いたいことにすり替わっていました。
おそらく読者の生の声とか言いながら、都合の良い物を選別して取り上げる、修正して趣旨を捻じ曲げる等は日常茶飯事として行われていると察しました。
こういう投書欄をソースに「アベは国民の声を聞け」だの「世論は韓国との友好を望んでいる」などとアナウンスする訳です。
これなどは当に「自作自演」以外の何物でもありませんね。
単に「自作自演」繋がりと言うだけのことです。申し訳ない。
貴重な情報提供ありがとうございました。
貴経験談、他所で使わせて頂いても宜しいでしょうか?
愚塵様へ
お役に立つようであればお使い下さって結構です。
因みに謝礼は図書券5000円でした。
マスコミが情報操作や印象操作をしている事は日常茶飯事でしょうが、基本的には「あからさまな嘘は書かないが、真実も書かない」だと思っていました。
新聞の声欄でいうと、たとえば改憲に関する意見として賛成が5割、反対が5割の割合の投稿が来ていたとしたら、紙面には賛成が2割、反対が8割を選別して載せ、あたかも世論は反対意見が圧倒的と見せかける、というやり方を日常的に行っている事は間違いないでしょう。テレビの街の声でも同様の手法で恣意的に選別をしている事は確実です。
ただ、いくら何でも新聞社が投稿された文章を丸ごと改変する事例があるとは思っていませんでした。もし、最近そういった事が行われたらネットで話題になりそうですが、ネットが無かった時代の話でしょうか。
まあ、学者等が記者から電話でコメントを求められて答えたが、新聞記事では自分が言った事と全く違う内容になっていたとツイッターでぼやく例が結構ある事を考えれば、驚く話でも無いのかも。
みかえ様へ
仰るとおり、かなり以前の話です。旧聞で申し訳ありません。
旭日旗新聞も今は心を入れ替えてこんなことはしていない・・・・でしょうか?
コメントの数が異常に多くなっていたので何か異変が起きているのかなと思っていたのですが、この記事でだいたいわかりました。「自由」というものの難しさを改めて考えさせられますね。
いつも興味深い記事配信をありがとうございます。
この場は、「言論のプラットフォーム」としてのコニュニティーとのことですので、結論だけではなくそこに至るまでの考察も含めてのコメントに意義があるのだと思います。
反論・訂正のコメントについては、匿名(捨てHN)で投稿したい気持ちは解ります。
それでも、反論の根拠がきちんと明示されていれば建設的なやり取りではあるし、「コミュニティーの和」が乱れることはないと思います。
差し出がましいようですが、「匿名さまの重複問題」については、他の方のコメントにもありましたが、HNの入力必須(捨てHNでも可と明記)とすることで投稿者の意図しない形での重複問題は解消されるのでは?と、考えます。
(いつも砕けた投稿ばかりで申し訳ないです。この場の空気に合わないようでしたら遠慮なくご指摘下さい)
*本日も記事配信を楽しみにしてます。
いつも拝読しております。
(なにげに初コメントですが)
ここまで断言するということは単にIPアドレスの一致にとどまらずcookieによる機械的な識別をされてるかと思いますのでいっその事、某掲示板のように投稿識別子も公開するのが良いかと思います。
特に1エントリ内での複数の同一cookieでの投稿であれば同一人物であるとマークしてもよろしいかと思います。
まぁ、同一LAN内で端末を変えるなどして対策をとってくるとは思いますがないよりマシかと思います。
他人のハンドルネームを騙るなどの被害も防げますので。
SNSで殺人事件が起きたのは去年の今頃じゃなかったですか?
福岡でしたよね。
たしか、低能先生って煽られて、その人は九州大学卒か中退かで、なまじ頭が良かったから、自分を認めない人が許せなかった。
相手を特定して、計画練って、刺して、実況して、逮捕された。
おっかねー
自作自演とかしてる人には、近づかないことが一番ですね。
女子高校生であるかが問題ではなく、年齢・売春等とのかかわりあいが問題となります。
高齢になってから高校で学ぶ女性の方もおりますので。
・・・・と、議論の余地もあります。が、
サイトのテーマにあっていることが必要です。
また、新しいテーマの立てたいのなら、サイト主に依頼して、サイト主の判断で新しいテーマを取り上げるかを、判断してもらうことが不可欠なことです。
削除の判断は、サイトを健全に保つために、サイト主が削除基準を公表して、サイト主が行う義務でもあると思えます。
今のサイトは、余計な書き込みがなく、不快な気持ちにならず、楽しい気分になれます。
今後も今同様のサイトの維持・継続を望みます。
いつも楽しく読ませて戴きありがとうございます。
実は私も「いわんや悪人」の本コメント及び繋がるコメントに違和感を感じてコメントを躊躇し議論の経過を監視していた次第です。
違和感の正体は自作自演だったのですね大いに納得する次第です。
自作自演と言う観点に立つとハンドルネームを複数使い分ける方及び区切りを設けハンドルネームを更新する方もいるような感じで、そこの所は自分の中で強引に納得しながら議論を見つめております。
自作自演は議論をあらぬ方向へ導く卑劣な行為であることを警告するのは大賛成です。
私も技術者の端くれなのでこのようなコメントを弾くのは手間が掛ることを理解しておりますの。
ブログ主様の負担にならない程度に、そして議論の的が誹謗中傷のみの中身のない物とならない様、毅然と運営して頂きたく宜しくご導きいただきます様、お願いいたします。