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韓国さん、トランジットで入国者数を水増ししていませんか?

もともと、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は、べつに「中国、韓国専門のウェブサイト」で運営しているつもりはありません。ただ、悲しいかな、どうしても最近はとくに韓国に関する話題が激増してしまっています。こうしたなか、せっかくならば古くて新しいテーマの1つである「トランジットの闇」について、当ウェブサイトの得意技(?)である「報道と数字」を組み合わせた議論を展開してみたいと思います。それは、ズバリ、「韓国の観光統計自体、信頼に値するのか?」という疑問です。

新宿会計士の旅行テクニック

私自身、むかしは随分と国内外を旅行したものです。

学生時代には格安航空券が流行していて、学生特有の貧乏旅行を楽しみましたし、また、社会人になって以降も、仕事では飛行機や新幹線で国内各地を巡り、プライベートではちょっとした休暇を利用して、ずいぶんといろんな国に出掛けて来ました。

先日、ふと気になって、「業務上、行ったことのある都道府県」、「プライベートで行ったことのある国」などをリストアップしてみたのですが、国内に関しては見事に47都道府県を制覇していましたし、海外に関しても北米、南米、オーストラリア、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、と、「6大陸」を制覇していました。

それだけあちこちに出掛けていると、必然的に、旅のテクニックにも詳しくなります。一時期、あまりにも旅行テクニックに詳しくなり、いっそのこと、「旅」をテーマに本でも書こうかと思っていたこともあるほどです。

とくに、国内出張に関していえば、いちばん忙しい時で、週に2回は新幹線か飛行機の距離の地方に出張をしていましたので、「この県に行くには新幹線の場合だと何時間、飛行機の場合だと何時間」、といった具合に、「東京からその地方までの最も効率的な移動手段」については研究し尽くしていました。

(※ただし、その後、北陸新幹線や北海道新幹線、九州新幹線なども開業したため、当時のメモについては、今さら出版しても時代遅れの代物になってしまっていますが…。)

また、海外旅行に関していえば、電源プラグの万能コネクタを購入するなど、荷物を軽くするためのさまざまなテクニックにも詳しくなりましたし、ホテルの予約方法、空港ラウンジの利用条件、航空会社のマイル加算・使用条件、ビジネスクラスへのアップグレード方法などについても、非常に詳しくなりました。

さらに、JALで「JGCプレミア」という、「ダイヤモンド会員」の一歩手前のところまでの会員ステータスを貰ったこともありますし、ロンドンのヒースロー空港や香港国際空港などでファーストクラス・ラウンジに入ったこともあります。

これに加え、海外旅行の際に、主にヨーロッパやオーストラリアでレンタカーを借りて運転する楽しさも経験しました。ヨーロッパの場合、レンタカーはオートマチック車ではなくマニュアル車が主流であり、かつ、自動車は右側通行ですが、それも慣れてしまえば、案外なんとかなるものです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ただ、現在の私は、起業したことに加えて子育て中でもあるため、まとまった休みを取ることも難しく、もう気軽にあちらこちらに行ける身分ではなくなってしまいました。

もちろん、現在の生活自体にはさまざまな刺激もあり、十分に満足しているつもりなのですが、それでも久しく旅行していないと、何となく「旅に出たい」病が再発する気がします。いずれ子供が大きくなり、手が掛からなくなれば、久しぶりにゆっくりとどこかに出掛けてみたいものだと思っています。

トランジットとは?

日本の空港の使い勝手

さて、前置きがやたらと長くなりましたが、海外旅行や国内出張をするときに、あまりにも遠い地域だと、自分が住んでいる場所から、一発で目的地にたどり着けないこともあります。

たとえば、国内の場合、旭川に住んでいる人が熊本に行くためには、旭川空港から熊本空港への直行便というものはありません。この場合、いちばん簡単な手段は、旭川空港からいったん羽田空港に向かい、羽田空港で熊本空港行きの便に「乗り換える」ことです。

この「乗り換え」のことを、航空の世界では一般に「トランジット」と呼びます。

この「トランジット」は、国内便だけでなく、国際線でもよく利用されます。

たとえば、東京からギリシャの首都・アテネに向かうには、まずは羽田空港か成田空港のどちらかに行き、そこから欧州の主要空港(ロンドン・ヒースローやパリ・シャルルドゴールなど)に向かい、そこで乗り換え(トランジット)をして、アテネ空港に向かうのが一般的でしょう。

日本の場合、最近でこそ羽田空港の使い勝手が向上していますが、ひと昔前だと、地方に住む人がアテネに行きたければ、①自分の地域からの最寄り空港から羽田空港に行き、②そこから成田空港まで移動して、③成田空港からヒースロー空港に飛び、④ヒースローからアテネに行く、といった煩雑さがありました。

慣れない海外旅行に行くのに、重いキャリーバッグを持ってあっちこっち移動するのは苦痛でしょう。

トランジット空港戦略

こうした日本の航空行政の不備に目を付けたのが、韓国・仁川(じんせん)国際空港です。

韓国は国を挙げて、仁川を「国際ハブ空港」にしようとしてきました。こうしたなか、つい先日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)にも、こんな記事が掲載されています。

「世界一の空港」仁川空港は1ランク下がり3位…日本の空港は?(2019年03月29日09時34分付 中央日報日本語版より)

この記事を読んでふと思い出したのが、「仁川空港のトランジット機能」です。

少し古いデータですが、私自身が調べたところ、2015年11月時点において、仁川国際空港に直通便が就航している日本の空港は、全国で合計25空港あり、1週間の合計便数は片道615便(つまり往復1230便)でした。

ただ、「片道615便」といっても、便の9割近くは関空、成田、福岡、名古屋、沖縄、新千歳、羽田の7つの空港に集中していたのですが、それ以外の18の地方空港からも、1週間で片道68便が就航していたのです。

おそらく、これこそ「トランジット便」でしょう。

そのからくりは、こうです。

たとえば日本のA県に住んでいる人が、海外旅行でニューヨークに行きたいと思うと、「①A空港から羽田空港に飛び、②羽田空港から電車などで成田空港に移動し、③成田空港からニューヨークに行く」くらいなら、「①A空港から仁川空港に飛び、②仁川空港からニューヨークに行く」方が楽です。

これだと、荷物のチェックインも1回で済みますし、また、当時は日本の航空会社を使うよりも、韓国の航空会社を使った方が安上がりだったという事情もあるため、積極的に韓国の航空会社を使って海外旅行に行っていた人も多かったようです。

仁川空港の乗り換え数、2011年に成田を上回る

こうした状況の証拠は、いくつかあります。ずいぶんと前のことですが、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、仁川空港の「乗り換え客数が(日本の)成田空港を上回った」とする記事が掲載されたことがあります。

仁川空港の乗り換え客数、成田空港を上回る(2012年01月04日16時33分付 中央日報日本語版より)

これは、今から約7年前の2012年1月に掲載されたもので、「仁川国際空港公社」は「2011年の1年間を通じた仁川国際空港の乗り換え(つまりトランジット)客数は566万人で、日本の成田空港の529万人を上回った」、とする記事です。

1月4日時点で速報できるというのも凄い話ですが、「乗り換え客数」に限定して、それが成田空港を上回っただのと狂喜乱舞する様子も、なかなか意味不明です。

ただ、ここで重要な事実は、中央日報が2012年の時点で、「成田空港は仁川空港のライバル空港だ」、「仁川空港は北東アジアにおける乗り換えのハブ空港の地位を巡り、中国の北京空港や上海浦東空港と争っている」と述べていた、という点でしょう。

韓国メディア「仁川トランジットの日本人は20%」

一方、この記事から約2年後、同じ中央日報に、今度はこんな記事が掲載されました。

「仁川空港を追い越せ」…羽田空港の国際線規制なくす(1)(2014年04月02日08時55分付 中央日報日本語版より)

この記事では、仁川空港に奪われた「ハブ空港」の座を取り戻すために日本が羽田空港の国際線機能の強化に踏み切っている、などと述べています。

日本の羽田空港が国際線発着枠の増強に踏み切った理由は、別に「仁川空港と競争するため」ではなく、ただ単に「首都圏における空港機能の利便性向上」を目指したものだと思うのですが、ここではそのようなツッコミを入れないようにしましょう。

この記事の中で興味深いデータがあるとすれば、「仁川空港を利用するトランジット客は771万人」であり、「このうち20%ほどが日本人だ」と述べている点でしょう。

この771万人という数値が、いつ時点のものなのかはよくわかりませんが、記事が掲載されたのが2014年4月ですから、おそらく2013年の1年間を通じた数字と考えるのが自然でしょう。

つまり、双方の記事の記載が正しければ、仁川空港のトランジット客は、

  • 2011年…566万人
  • 2013年…771万人

と、たった2年で36%も伸びた計算です。

また、「国際空港評議会」(Airport Council International, ACI)という団体が公表している「全世界の空港の利用客数」によれば、仁川空港の(トランジット客以外の旅客も含めた)利用客数は、

  • 2011年…35,191,925人
  • 2013年…41,679,758人

と、こちらも2年間で約18.4%増えていることがわかります。

このことから、日本でちょうど民主党政権が崩壊し、安倍政権が発足する前後に、仁川空港は利用者数自体も、トランジット客数も、大きく伸びたのだと考えるとわかりやすいでしょう。

トランジットの闇

ここで、ひとつの問題が…

ただ、議論は「韓国の仁川空港の利用者数やトランジット客が増えて良かったですね」、では終わりません。

先ほどの記事では、仁川空港のトランジット客771万人のうち、20%が日本人だという記載がありました(ということは、おそらく2013年において仁川空港を「トランジット目的で」利用した日本人は、150~160万人ていどだ、ということです)。

この「トランジット目的の利用者数」が何人なのか、という統計は、なかなか手に入らないのですが、先ほど紹介した2本の中央日報の記事とACI統計から判断すれば、空港利用者全体の約15~20%がトランジット客であろうと推察できます。

ACIの速報値によれば、仁川空港の2018年における利用客数は62,157,834人(※速報値)だったそうですが、その15%がトランジット客だったとすれば、トランジット客の人数は約932万人と試算できます。

ということは、仮に「トランジット客に占める日本人の割合」が20%で変わらなかったとすれば、仁川空港を「トランジット」目的で利用する日本人の人数は、ざっと186万人(=932万人×20%)です。

これをまとめておきましょう。

  • 【仮説①】仁川空港の利用者のうち、15~20%はトランジット客である…①
  • 【仮説②】仁川空港のトランジット客のうち、20%は日本人である…②
  • 【統計値】ACI速報値によれば、2018年の仁川空港の利用者数は62,157,834人だった…③
  • ①~③より:トランジット目的で仁川空港を利用する日本人の人数は、ざっと186万人である

もちろん、この数値には、ちゃんとした統計の裏付けがあるわけではありません。

しかし、試算値としては、それほどピント外れなものではないと思うのです。

トランジットツアー

さて、以前、『「韓国に対する経済制裁」のうち、「ヒトの流れの制限」とは?』のなかで、日韓の往来についてのデータを紹介しました。

この統計①、②を合算すれば、2018年における日韓の往来は10,487,513人、ということです。

ただ、これが本当なのかについては、若干疑わしい面もあると思います。というのも、韓国観光公社のホームページに、次のようなものが掲載されているからです。

トランジットツアー

仁川国際空港を経由して第三国への旅行を計画しているけれど、乗り継ぎまでの待ち時間が何時間もある…/そんな時は、時間を有効利用してソウルや仁川の観光名所めぐりやユニークな体験ができる「トランジットツアー(Transit Tour)」に参加してみませんか? 旅行前にトランジットツアーへの参加を計画していなくても、仁川国際空港に到着してから「トランジットツアー」受付デスクにて相談することも可能です。

「無料のトランジットツアー」!

これはなかなか興味深いものがあります。要するに、トランジット目的で訪れた日本人は、待ち時間を利用して、無料でツアーを楽しむことができる、というのです(いや、「楽しむ」ことができるかどうかは知りませんが…笑)。

具体的なメニューを見てみると、

  • パラダイスシティアートエンターテインメント(2時間)
  • 松島韓屋村 & セントラルパーク & トリプルストリート(2時間)
  • 光明洞窟(4時間)
  • 明洞、南大門市場(5時間)

など、メニューはなかなか豊富です。

なかには、1時間で終わるツアーもありますが、なぜそこまでして韓国観光公社は無料ツアーに参加させようとするのでしょうか?

入国のからくりとは?

あえて私の以前からの仮説を申し上げます。

韓国では、この「トランジットツアー」を悪用して、入国者数をかさ上げしているのではないでしょうか?

韓国観光公社のホームページによると、たとえば、「無料トランジットツアー」については、次のような注記があります。

仁川国際空港で楽しめるトランジットツアーにはエンターテインメント、グルメ・ライフスタイル、寺院、 ショッピング、伝統をテーマとした多彩なコースが設けられています。また、2時間、4時間、5時間のコースから乗り継ぎの待ち時間に応じて選択できます。 すべてのツアーは英語で行われ、先着順で受け付けています。ツアー申し込み時にはパスポート、航空券(到着・出発)またはEチケットの提示が必要となります。参加費用は無料ですが、観光地への入場料や食事代は別途必要です。

おそらく、ツアー申込時に「韓国入国者」としてカウントされるのではないでしょうか。

また、「空港鉄道を利用しての個人旅行」という案内文も掲載されていますので、無料トランジットツアーだけでなく、トランジットの合間に個人旅行をすることも推奨されているようです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

先ほどの試算によれば、2018年に仁川空港を「トランジット」目的で利用した日本人の延べ人数は186万人です。

当然、通常の場合、目的地との往復で空港は2回使いますから、実際には186万人の半数の93万人が、トランジット目的で仁川空港に立ち寄っている、という仮説が成立します。

この93万人のうち、トランジットツアーに参加する人は、いったい何人くらいいるのでしょうか?

わざわざ仁川空港をトランジットとして使うくらいですから、たとえば半数(46万人)がトランジットツアーに参加していたとすれば、2018年に韓国に入国した日本国籍保持者は約295万人ではなく、約250万人だった、という可能性が出てくるのです。

さすがにトランジット人数(186万人全部)を入国者数にカウントしているというズルをしているとは思いたくありませんが、韓国は統計でさまざまな粉飾をする国ですので、50~100万人程度は入国者数の水増しを行っていたとしても、まったく不思議ではないと思ってしまうのです。

また、最近だと、日本の「ビジット・ジャパン」戦略が奏功し、欧米などから日本を訪れる人々が増えています。このため、「欧米から日本に向かうのに仁川空港をトランジット地として利用させ、トランジットツアーで韓国入国者数を稼ぐ」、といった、一種のコバンザメ戦略も行われている可能性もあるでしょう。

(※このあたりの真偽については、もしかしたらまた別稿で議論するかもしれません。)

新宿会計士:

View Comments (27)

  • 「あさましい」とか「みみっちい」とかいうより、わたしはむしろ、かの国の人々の「異才」でありかつ「偉才」であることの、そしてそれがいよいよ「異彩」を放つ感を禁じ得ません。日本人は爪の垢でも煎じて飲めばいいと思います。朴訥や正直であればいいというのは、日本人の勝手な思い込みにすぎません。

  • ちょうど韓国経由でベトナムに行って来たので、身近に感じた記事です。
    しかし、流石に今回の記事は韓国にとっては余計なお世話じゃないですか?
    トランジットで入国だろうが、入国者水増しだろうが、自尊心が満たされてるなら、「へえ〜良かったね」と言っとけばいいだけじゃないですか。
    ああだこうだケチを付ける案件でも無いと思います。
    コバンザメ戦略も直行便の席が満席や高騰したりするので流れてるだけでしょうし。

  • 年金生活者ですので、9年前から、毎月暇つぶしに旅行しています。
    以前は、中韓共に今ほど嫌悪感が無かったので、
    仁川、浦東、広州白雲空港を利用してました。
    仁川、上海、広州でパスポートにスタンプもらう為出国しました。
    シドニー、パースではスタンプ無しでした…
    尖閣が有ってから、中国のCZ、MU韓国KEをやめJALに変えました。
    広州の白雲空港のラウンジは良かったですが、浦東MUのラウンジは最悪…
    (厳密にはJALを含むワンワールドです。)
    それをすると、色々知恵がつきFOPを貯めてます。
    普段はエコノミーですが、FOPのたまり具合では、
    プレミアエコノミーやビジネスにして、ダイヤモンドを目指しています。
    興味のない人には、アホまるだしです……、私アホなんです。
    大阪在住ですが、東京経由で旅行を楽しんでます。( FOPが往復1920点加算されます)
    トランジット、楽しいですよ〜
    今では、ワンワールドのエメラルドですので、羽田、成田で重宝してます。
    旅行に出かけると、色々な事が有ります。
    私スリに2回有っています……、それも良い経験 (悪い経験?)です。
    パスポートだけは紛失には注意しましょう……、再発行がタイヘンです。
    (参考までに私の場合
    1)警察紛失の証明書の発行
    2)大使館で説明。書類をもらう
    3)イミグレ
    4)大使館でパスポートに代わるものの発行の申請。(名前忘れた)
    5)大使館でパスポートに代わるものの発行
    金もキツイけど手間がタイヘン

    乱文にて失礼

  • >韓国は統計でさまざまな粉飾をする国

    統計に粉飾を施す場合にも、あれやこれやと理屈をつけて、後から突かれた時にも言い訳が出来るようにして置こうなんて、如何にも日本人的です。
    彼の国の人がそんなに殊勝な心根だとは思えませんね。
    ザクっと、大雑把に、えいやっで積み上げて、出た値を切り上げて、丸めて、更に根拠なく5割増しにする、くらいのことはしますからww

  • 韓国の訪韓観光者数の統計にトランジットが含まれているのでは無いかという疑惑は前から言われていましたが、この記事だとトランジットは含まれていないとなっています。
    https://www.j-cast.com/2019/03/26353455.html

    上記記事で参照したデータ元は、ここですね。
    http://kto.visitkorea.or.kr/eng/tourismStatics/keyFacts/KoreaMonthlyStatistics.kto

    データにトランジットが含まれているのかどうかはわかりませんが、いずれにしても昨年末からの一連の事件の影響が本格的に出てくるのはこれからだと思います。

  • 更新ありがとうございます。

    日本人の仁川国際空港トランジット数が186万人なら、その半数ぐらい水増ししている可能性は十分です。いや、ヘタしたら全部かも。

    わざわざ大寒航空や脚穴航空、痔院航空なんぞという韓国系航空会社を利用するんですから、価格に惹かれてチケット手配した方々と思います。かく言う私も、後悔してますが一度だけ足穴に乗りまして、仁川に連れて行かれました(笑)。

    韓国系航空会社はパイロットが空軍上がりの人が多く、優秀だと聞きます。特に会社から推奨される燃料節約の為には、航路を多少逸脱してショートカットコースを使う(笑)。燃料の減りが少なければ会社から褒められる。トホホなキャリアーです。

    それと日本出発時に搬入した食材は多分OKですが、仁川や大邱や釜山で納品したものは、私は手をつけません(笑)。おっそろしい。

    という訳で、パックツアーで価格が安いものは、ノーサンキューが賢明と思います。日本系、欧米系、あるいは石油国系をオススメします(笑)。
    【何が起きても自己責任やでー!】

    • >韓国系航空会社はパイロットが空軍上がりの人が多く、優秀だと聞きます。

      ご冗談でしょう。
      韓国空軍のパイロットの、本当の意味での質(練度)は最悪だというのが軍事的な常識です。
      (ずるをする才能という意味での優秀さならともかくw)

      http://www.kamiura.com/whatsnew/continues_2874.html
      「パイロット資格」乱発する韓国軍の恐ろしき“訓練偽装” 

      https://www.sankei.com/west/news/150926/wst1509260005-n2.html
      韓国空軍は「ブラック企業」だった パイロットの異常な離職率…給料安く、機材も不安 「ふぬけ扱い」で士気低下

      >さらに見逃せない要素として「働きがい」があげられる。
      >韓国メディアNEWSis(電子版)によると、韓国空軍パイロットの年間飛行時間は約80時間。
      >米軍や英軍は約200時間で、日本の航空自衛隊が約180時間とされる。
      >韓国空軍のパイロットは米英の半分程度の時間しか飛べない。
      >つまり操縦技量を磨くのも難しくなってきているのだ。

      まあ北朝鮮では年間4時間なのだそうですから、北朝鮮のパイロットの45倍の技量なのかもしれませんね(棒)。

      アシアナのパイロットの技量に起因する重大インシデントの多さも、ヒコーキ好きには常識です。

      また関係ないですが、大韓航空の「ピーナッツが嫌なら乗るな」事件もクソワロタ。
      どこまでナッツネタが好きなんだ・・・。

      • あと追加ですが、事件直後には怪しい陰謀説が飛び交ったソ連による大韓航空機撃墜事件でも、ロシアになってからブラックボックスが返却され、国際機関で解析されたところ、大韓航空機パイロット達の不注意による人災だったと暴かれました。

        まー、よく韓国の飛行機会社に乗る命知らずがあんなにもいるもんだと私は感心しています。

        •  小生は韓国から大阪に帰省するのですが、JALもANAもソウル-韓国間に自社便はなく、全てASIANAかKALのコードシェア便です。羽田をトランジットすればJALもANAも自社機で飛ぶことはできますが、片道6時間以上もかけて大阪まで行く人はあまりいません。かと言って韓国のLCCはもっと危ないので、ASIANAかKALの二択になってしまします。

           韓国と大阪の往復の場合はリスクとメリットの差が大きすぎて、いまいちリスク回避し難い状況です。

           駄文にて失礼します

        • >韓国在住日本人さま

          まー、まだ大韓航空機は最近は会社の体質の問題でテクニカルなものでなのでアシアナ回避一択でしょうね。

          韓国空軍の話に追加です。

          韓国はF-15Kを二機、訓練で喪失しています。
          2016年に竹島近辺で訓練して墜落した原因はなんとパイロットのGによるブラックアウト(意識消失)です。
          2018年の事故では、パイロットの「空間失調」によるものと公式発表されました。

          航空自衛隊は213機のF-15Jを30年以上運用しており、事故で12機喪失しています。
          そのうち、6件がヒューマンエラーとされてます。
          しかし、ほとんどが配備から10年以内の事例で、最後の2011年7月5日のもの以前は15年以上パイロットに起因する事故は起きていません。
          (いやさすがに1995年の僚機を撃墜は草ですがw。世界で唯一のF-15系列機の撃墜例)
          機数と飛行時間の多さを比較すれば韓国空軍の事故がいかに多いか。
          (整備不良での墜落や、将軍のゼロゼロ射出座席ポーンは、武士の情けでここでは無視しますw)
          F-35Bは米海兵隊で既に墜落していますがこれはVTOL機の性格上、最初の墜落になるのはしかたがないでしょうが、最新鋭のF-35Aの初墜落を起こすのはどこの国だろうかと注目していますw。

          空軍上がりのパイロットの腕が良いというのも、もはや都市伝説でしょう。
          レシプロ時代ならともかく、最近のデジタル化した機体はパイロット個人の技量がどうこうというものではありません。ACM(空中戦闘機動)がうまいのと民間機を安全に飛ばす能力はまったく関係がありません。
          飛行時間だって、最初から民間機に乗って定期便で散々飛んでいるパイロットの方が、当然ながら予算に縛られた軍のパイロットよりはるかに長いです。
          単に初期教育の費用が抑えられるから採用しているだけで、腕を見込んでるわけでは無いと思います。

  • 通常、飛行機のチケットは、往復とも同じ経路で購入した方が割安となりますので、仁川でトランジットした場合、往復で2回利用することになります。
     何度か、私も仁川でトランジットやストップオーバしたことがありますが、ほとんどの場合、なるべくパスポートをハンコだらけにしたい、といった幼稚な理由で、2回とも入国していました。
     よって、実際に韓国だけを目的にした旅行客は、意外と少ないのかもしれませんね。
     
     

  • 「トランジット観光」にイノチを掛けてチマチマと観光客から小金をせしめる事を目的とするならば韓国観光がソウルでのショッピングに偏るのは当然ですし、訪韓日本人観光客の平均消費が7万円と言うのも当然ですね。
    朝鮮人の日本旅行の場合では、日本にはビジネスホテルもいくらでもあるのに、在日朝鮮人などが主に経営しているホテル旅館業法に掛からない(従って衛生状態も消防法的防火対策も無法状態)でおそらく脱税も当然あると思われるモグリの宿泊施設を用い、コンビニの中食などを食べたりしてはSNSに自慢する様な文字通りの貧乏旅行らしい。それでも訪韓日本人観光客の平均的消費金額と大差がない。
    日本人観光客は殆どが普通のホテルを使うのでそこだけでも違うはず。東横インなどを日本国内でたまに利用しますと韓国への東横インの新館建設ラッシュは目覚ましい。日本人が安心して泊まれるビジネスホテルの整備がドンドン進んでいる様です。「一路落ち目に真っしぐら」と言う嫌韓的期待には逆行することでもあるのですが、韓国は韓国でそこそこ使えるビジネスホテルチェーンもこうして整備されて行くのでしょう。もしかしたら「トランジット観光」で名目上の数字だけだった韓国旅行が今後は東横インなどを利用した数日のお手軽旅行に変わって行くかもしれない。だがそうなりますとますます日本人観光客の平均的消費金額も底上げされますし、「まともなビジネスホテル」と言う観光資源も整備されて行く事になります。
    まぁそれでも「ロッテホテルに泊まってキーセン観光して大金を落とす上客」は消滅して、「チーズ入りホットドッグだけをパクついて朝鮮人女性のオルチャンメイクを日がな一日見てメイク方法を学ぶ」みたいなヲタク志向の日本人が延べ人数で3百万人程度ですけれど。

  • サイト主様の前振りの方に反応して、国内家族旅行の話を。

    ウチの子供達が未就学児童だった頃、共働きだったゆえ、平日は保育園に預けて朝夜の育児ですむのですが、土日をいかに過ごすかは頭痛のタネでした。やたらに元気だし、何事も直ぐに飽きるしで、どこかに連れ出さないと間が持ちません。近場の子供向け施設や公園は何度も通い、これも飽きられました。で、年に五~六回は家族旅行です。親の育児ストレスの解消にもなります。下の子がまだオムツも取れない頃からあちこち行きました。

    宿泊施設は、勤務先が加入している健康保険組合を経由して申し込み、立派な大企業様が保有する保養所を利用させていただきました。相互利用の建前ですが、福利厚生の貧弱な企業ほど嬉しい仕組みです。おかげで格安の料金で屋内プール付きの豪華な宿に泊まれたりしました。住み込みの管理人兼板前さんの腕前が素晴らしく、この料金でこの量と質!と驚愕する料理を堪能したこともあります。どこの健保組合でも相互乗り入れができるわけではないようですが、可能ならオススメです。

    交通費も未就学児童分は無料なのは助かりました。自動車の方が便利な地域もありましたが、鉄道なら疲れずに遠くまで行けますので、できるだけ鉄道を利用しました。

    おかげで子供達は旅慣れし、小学生になる頃には宿泊数分の着替えや荷物を自分でパッキングできるようになり、共働きにとって頭の痛い夏休みには、サマーキャンプに放り込んで一安心、ということができました。

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