最近、当ウェブサイトではわざと「韓国ネタ」から少し距離を置いていたのですが、本稿では久しぶりに、じっくりと日韓関係について考えてみたいと思います。読者の皆さまは意外と感じるかも知れませんが、私が現在、一番心配しているのは、「日韓関係の破綻」ではありません。「文在寅政権の崩壊」です。あえて独断で申し上げれば、文在寅氏は「大韓民国」を北朝鮮に貢ぐために働いています。いっそのこと、文在寅政権下で日韓関係の破綻が実現してしまったほうが、あとあと日本にとっても都合が良い気がするのですが、日韓関係破綻よりも先に文在寅政権が破綻すると、いったいどうなってしまうのでしょうか?
目次
韓国分析の意味
昨年秋口ごろから、韓国による日本に対する不法行為、約束破りのたぐいが相次いでいます。
今になって振り返ってみると、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』では昨年後半ごろから韓国に関する話題を取り上げる機会が激増し、昨年の年末から今年の年始にかけては、本当に「韓国専門サイト」のように成り果てていました。
これについて一部の読者の方から、「韓国の話題は知的好奇心を刺激する話題ではない」というお叱りの声も頂いていることも事実です。韓国の話題を取り上げている暇があれば、米中貿易戦争や金融商品会計見直し、欧州債務危機などの話題を取り上げるべきだ、というご指摘でしょう。
こうしたご指摘は、一面ではそのとおりだと思います。とくに、ユーロ圏で欧州中央銀行(ECB)の金融緩和が中途半端な状態に終わりそうななかで、欧州ではソブリン危機や金融危機が再発する気配が生じていることについては、私自身も気になっているところでもあります。
また、私に対して、「韓国など全世界からみたら取るに足らない国であり、議論する価値すらない」などと指摘した人もいます。こうした意見も、1つの見解としてはあり得ると思います(※私自身がこの見解に賛同するかどうかは別として)。
では、なぜ当ウェブサイトでは韓国についてこんなに頻繁に取り上げているのでしょうか?
実は、その本当の理由については、私自身にもよくわかりません。
ただ、あえて私なりに理由づけるならば、韓国という国の失敗例を深く知ることによって、わが国が失敗しないように、その知識を活用することができる(かもしれない)からではないか、と思います。
私の予測が正しければ、ごく近い将来(少なくとも20年以内、いや、下手をしたらあと1年以内)に米韓同盟が実質的に消滅すると見ています。また、その際、韓国が北朝鮮に吸収されるか、中国の属国になるかはわかりませんが、少なくとも「日本と同じ価値を共有する準同盟国」ではなくなるでしょう。
不自然な作為
文在寅政権が「破壊」していることは確かだが…
さて、「昨年秋口以降」と申し上げたのには、きちんとした理由があります。それは、このくらいの時期から、韓国側から日韓関係を破壊する材料が、怒涛のように押し寄せ始めたからです。思いつくまま列挙すると、たとえば:
- 旭日旗騒動…2018年10月11日に韓国・済州島(さいしゅうとう)海軍基地で行われた国際観艦式に日本の自衛艦が参加を見送った騒動。その理由は、韓国政府が日本に対し、「旭日旗」を掲揚しないように求めてきたため。
- 徴用工判決…2018年10月30日と11月29日に、韓国の大法院(※最高裁に相当)が自称元徴用工らの訴えを認め、日韓請求権協定などを無視し、被告の日本企業に対して損害賠償を言い渡した問題。
- 慰安婦財団解散…2015年12月28日の日韓慰安婦合意に基づき、自称元慰安婦らに賠償金などを支払う目的で韓国政府が設立した財団について、2018年11月21日に韓国政府が解散する方針を示した問題。
- レーダー照射…2018年12月20日に石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国海軍駆逐艦が海上自衛隊P1哨戒機に対し火器管制レーダーを照射したとされる事件。
- 天皇謝罪発言…今年2月8日に報道されたブルームバーグとのインタビュー記事で、文喜相(ぶん・きそう)国会議長が「戦犯の息子である現天皇(※)が慰安婦に謝罪すべきだ」と述べた問題。
といった具合です。
(※なお、文喜相氏の発言を巡り、当ウェブサイトコメント欄には文喜相氏が「天皇」ではなく「日王」と発言した、との情報も寄せられましたが、肝心のブルームバーグのインタビュー記事が英語であるため、その真偽については未確認です。)
日本の韓国離れが進む
日本には特段の愛国心も持っていない人も多く、たいていの場合、これらの人は日章旗や旭日旗を見ても何とも思わないでしょう。そして、これらの人の間では、「日韓歴史問題」を巡って、「韓国が謝れと言っているならば謝ってしまえば良いじゃないか」、といった意見も蔓延していたのではないでしょうか?
いや、そのまえに、そもそも国際関係や日韓関係などに興味を持たない人もたくさんいると思いますし、「韓流人気」もあって、韓国には良い印象を抱いている人もたくさんいたのではないかと思います。
しかし、あくまでも私の印象では、旭日旗騒動のあたりから日本の一般国民の空気が明らかに変わり始めたような気がします。さすがに「旭日旗を掲揚するな」と要求されると、サッカーファンなどの間で共有され始めていた韓国に対する嫌悪感が、一気に日本国民に広がったのではないでしょうか?
さらに、徴用工判決問題は明らかに、日本企業にとっては、いきなり不当な損害が発生する可能性が出て来たということです。いくら日本企業の意思決定が遅いとはいえ、さすがに株主代表訴訟のリスクもありますので、「韓国に対する不要不急の投資は控えよう」という動きが出て来ても不思議ではありません。
今年の初めには、韓国メディア『中央日報』(日本語版)が「昨年を通じた日本の韓国に対する投資が29%減少した」と報じています(もっとも、これが一時的な現象なのか、それとも日本企業による投資手控えの動きなのかは、続報による見極めが必要でしょう)。
日本の対韓国投資29%減少…自国の経済が改善されたおかげ(2019年01月03日13時14分付 中央日報日本語版より)
さらに、昨年暮れには自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーが当てられるという事件が発生し(※ただし、日本政府の発表)、韓国側はこの事実を頑なに否定しているばかりか、むしろ日本の側が低空威嚇飛行を行ったと「逆ギレ」する始末。
これに加えて数日前の文喜相氏の「天皇謝罪発言」ですので、これで日本国民の韓国に対する感情が悪化しないはずがありません。
不自然な作為を感じる
ただ、これについて私は、冷静に考えると、やはり不自然さを感じます。
いや、もう少し正しく申し上げると、ここまで短期間に日韓関係を破壊しかねない悪材料が集中するとは、何か「作為的」なものを感じてしまうのです。
もちろん、文在寅氏自身が「日韓関係を積極的に破壊してやろう!」と思っているのかどうかはよくわかりません。
しかし、少なくとも文在寅政権に集まって来ている政権幹部や、同氏が所属している「ともに民主党」が、かなりの左派(というよりも「親北派」)であることを考えるならば、文在寅氏自身がそう考えていなくても、政権全体として日韓関係を悪化させようとする方向性があっても不思議ではありません。
ちなみに「天皇謝罪発言」を行った文喜相氏は、現在は国会議長就任にともない無所属となっているそうですが、出身母体は文在寅氏と同じ「ともに民主党」です。
あくまでも私の印象ですが、同じ反日でも、前任の朴槿恵政権は「日韓関係を破綻させようとする反日」ではなく、「政権支持率を高めるために反日を利用している」という側面が強く、日本が韓国に折れれば、日韓関係が正常化する、という性質がありました(慰安婦合意など、その典型例です)。
しかし、文在寅政権下で発生した各問題は、徴用工判決問題にせよ、慰安婦合意の実質破棄にせよ、レーダー照射問題にせよ、見る人(とくにアメリカ合衆国)が見れば、「明らかに韓国側に非がある」という問題ばかりです。
米韓同盟破綻
米韓同盟破棄を狙う文在寅氏
こうした不自然さに答えを与えてくれたのが、当ウェブサイトでは何度も引用している、日本経済新聞社元編集委員にして日本を代表する韓国観察者の鈴置高史氏の執筆した『米韓同盟消滅』(新潮新書)です。
鈴置氏は先週出演したラジオ番組で、この書籍が出版された当初は「トンデモ本」の一種と見られていた、などと率直に述べられていましたが、確かに文在寅政権発足直後の頃だと、いきなり「米韓同盟がなくなる」と言われると、思わず「そんなバカな!」と鼻で笑われるのがオチだったのではないかと思います。
一部の人は「鈴置氏はどうせネトウヨ受けを狙った嫌韓主義者でしょ?」と思っているようですが、鈴置氏は「嫌韓主義者」ではありません。というのも、客観的証拠をこれでもかというほど集めて来て議論を組み立てているのですが、そのなかには韓国にとって有利なものも多数含まれているからです。
むしろ、世間の嫌韓主義者とは完全に一線を画し、かなり以前から「米韓同盟は消滅する」と予言してきた論者です。鈴置氏と私はバックグラウンドもまったく異なるため、考え方は同じではありませんが、すくなくともこの書籍に記載されている内容については、私としても同意せざるを得ません。
そして、これを私の持論と勝手に結合すると、私は次のような仮説を立てているのです。
- 文在寅政権の主目的は大韓民国を北朝鮮の将軍様に献上すること。
- 北の核、南の経済力を結合し、「核武装した強大な統一朝鮮」を実現する、という狙いがある。
- 「米韓同盟」「日米韓3ヵ国連携」はいずれ反故にしたい。
- ただし、自ら米韓同盟破棄を言い出せば、ろうそくデモにより引きずりおろされる可能性がある。
- よって、文在寅氏の副次的な目的は、「米国から米韓同盟破棄を言い出してもらうこと」にある。
日韓関係破綻が意味するところ
米韓同盟が実質的に破棄されれば、日韓関係も無傷ではいられないでしょう。
なぜなら、戦後の日韓関係は米韓関係と密接な関連性を持っていたからです。
韓国は地政学的に、北朝鮮、中国、ソ連(現・ロシア)を牽制し、日本の共産化を防ぐための砦として位置付けられてきました。いや、正確に言えば、現実がどうであれ、少なくとも歴代の日米両国政府は、韓国をそのように位置づけてきたはずです。
また、ソ連崩壊などにより冷戦構造が終了したことは事実ですが、今度は1990年代に、新たな北朝鮮核問題が浮上し、また、(私の理解では)米軍が駐留する韓国と直接の国境を接することを嫌った中露両国が緩衝地帯として北朝鮮の存在を容認したことで、韓国の地政学的地位は維持されました。
これこそが、日本が韓国を重視せざるを得ない(と日本政府が考えている)最大の理由でしょう。
そして、米韓同盟が実質破棄されれば、最悪の場合、日本の防衛ラインが対馬海峡にまで下りて来ます。そうなれば、日本は北海道防衛(対ロシア)や沖縄防衛(対中国)だけでなく、対馬防衛(対韓国)をしなければならなくなり、国防コストも飛躍的に上昇するでしょう。
これに加えて、「日韓断交」により日本が韓国との通商関係を一切遮断すれば、商取引などが滞り、日本企業にも甚大な損失が発生します。また、「日韓断交」までいかなくても、関税引き上げに加え、通関手続などが煩雑になれば、日韓両国企業にとってはコスト負担の増大に直結します。
ただ、私自身は「長期的な日本の国益を守るためであれば、短期的な損失はやむを得ない」と考えていることも事実です。戦後の日本は中国や韓国と距離を詰め過ぎたという側面もありますが、日本が再び中韓と適度な距離を保つという意味で、敢えて「ショック療法」を取るのも良いと思います。
具体的には、現在の日本政府がやっているような、「日韓請求権協定第3条に基づく協議、仲裁措置」です。この手続は、『協議申入は日本政府の「時間稼ぎ」?そしてその真の狙いとは』で申し上げたとおり、かなり時間がかかります。
日本政府はあえて時間がかかる手続きを取ることで、「韓国が約束を守らない国だ」という印象を「日本の企業社会」に対して植え付けようとしているのだとしているのだとしたら、なかなか賢い戦略だと思うのです。
そうは問屋が卸さない?
ただし、今月に入り、何やら雲行きが怪しくなってきたことも事実です。
一部のメディアが大きく報じているとおり、文在寅氏の長女が東南アジアのタイに「移住」していたとの疑惑が持ち上がるなど、文在寅氏の権力基盤に疑問符が付き始めたからです。私個人的には、韓国のことですから、文在寅氏がそもそも2022年までの任期を全うできない可能性を検討すべきと思います。
こうしたなか、昨日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、こんな記事が出ていました。
呉世勲前ソウル市長「文在寅大統領、5年任期も満たせないだろう」(2019年02月10日12時52分付 中央日報日本語版より)
これは、「自由韓国党の次期党代表候補」とされる呉世勲(ご・せくん)前ソウル市長が9日、「いまの状況を見ると文在寅大統領は5年の任期も満たせないだろう」と主張した、という話題です。
中央日報の報道を要約して箇条書きにすると次のとおりです(ただし日本語表現については手直ししています)。
- 呉前市長は9日の会合で、「文大統領は5年の任期も満たせなさそうだ」と述べ、「自由韓国党も代替する走者を用意しておかなければならいのではないか」と支持を訴えた
- これに先立ち7日、「自由韓国党」の代表選への出馬を宣言した際、「政治家・朴槿恵を超えなければならない」「朴槿恵を克服できてこそ保守政治が復活できる」と述べている
肝心の、「なぜ文在寅(氏)が5年の任期も満たせない」と彼が主張したのか、その理由については、よくわかりません。しかし、こうした発言を見る限り、韓国社会では薄々、文在寅氏が朴槿恵氏と同じ運命を辿るのではないかとの懸念が共有され始めているのではないかとの疑念を抱きます。
では、文在寅政権が途中で罷免されたような場合、韓国は、あるいは日韓関係は、いったいどうなってしまうのでしょうか?
私自身が一番懸念しているのは、「親米的な政治家」が出現して米韓関係の修復に動き出すことです。
それも、ただの「親米」ならともかく、得てして近年の韓国では、「反日」でなければ大統領に当選できないという傾向がある気がしてなりません。つまり、「米韓関係修復」の傍ら、「日韓関係破壊」の動きが続いてしまうことです。
私は日韓関係の無秩序な終焉について、決して好ましいとは考えていませんが、それでも冷戦後に朝鮮半島の地政学的な意味合いも変わってしまっている以上は、冷戦構造を前提とした日韓関係をいつまでも続けるべきではありません。
本当の懸念
私自身、文在寅氏が日韓関係を破壊しようとしているのならば、それを奇貨として、日本も「韓国と適切な距離を取る」というきっかけにすべきだと考えているのですが、文在寅政権が倒れれば、日本政府は再び、後任政権との関係構築の努力をしなければならなくなります。
これこそ、「弱い政権が続くことで周辺国に迷惑をかけ続ける」「国内の派閥争いに外国勢力を引きずり込む」という、朝鮮半島の悪しき伝統復活の兆しではないかと思うのです。
とくに、「ポスト文在寅」が親米派で、韓国の国内が「親米」「親中」「親北」に別れて争い、それぞれの国を自国に引きずり込む形で情勢が泥沼化する、という「李氏朝鮮化シナリオ」が、私にとっての目下の悪夢です。
これが私の杞憂だったら良いのですが…。
いずれにせよ、今後の日韓関係においては「文在寅政権の空中分解リスク」を完全に無視すべきではないのかもしれません。
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>> 「反日」でなければ大統領に当選できないという傾向がある気がしてなりません。
「反日」でなければ生きていけないんです
文教祖が反日にならざるを得ない理由(親日法) | ちゃぬの裏韓国日記
https://ameblo.jp/chanu1/entry-11052768821.html
より引用
『<親日法>
『親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法(日帝強占下 親日反民族行為真相解明に関する特別法)』
2004年3月2日成立。
簡単に言うと、親日だったら財産を没収しますよという法律。』
文政権途中崩壊のリスクは結構高いと考えます。
現状の経済、外交政策では経済悪化が必至ですから。
今年いっぱい持たないかもしれません。
右派が次期政権を担う可能性はありますが、対米関係修復は
容易でないと思います。文政権により左派が政権を握れば
裏切る事が明白になったわけですから。中国が3不の誓いの後も
対韓制裁を続けているのと同じで、日米ともに韓国の経済力、軍事力
を削ぐ方向性に変更はないと思います。日本としては韓国の異常行動
をより積極的にアピールして米韓同盟の亀裂を深めておくべきでしょう。
韓国の民主政治そのものが終了し、独裁化が進む可能性もあると
思っています。政権交代に伴う報復が過激になってきており、
また2代続けて大統領途中交代なら、現行の政治システムはダメだと
いうことでしょう。ベネゼエラ化がありうるかと思います。
(右派政権にしろ、左派政権にしろ)
あと経済があまりに急激に悪化すると難民が出るのでその点は注意
が必要です。そうはいっても韓国はベネゼエラと違ってGDPも大きく、
そう簡単に経済が崩壊するとは思えませんが。
「組み分け」
1990年代までは世界は東西が分かれた冷戦構造でしたが
近年は、どなたかが仰っていましたが
法治国家と無法国家で組み分けされるのではないか、
法治国家と無法国家との争いが起こるのではないかと。
韓国が今後、右派(保守)に戻ったとしても
親米政権が誕生したとしても
条約や約束を守らなければ
韓国は今の国際的地位とあまり変わらないのではと思います。
もはや不可逆、
もはや取り返しのつかない。
もはやルビコン川を渡った、
もはや一線をこえた、
もはや三途の川を‥‥。
日本に求められるのは「覚悟」と「対策」
ムン政権が破綻したとしても次の政権が日本に取って都合の良い政権であるとは限りませんパク女史の時も保守派で親日だなんて勝手に期待して見事に裏切られました。
保守も革新も反日なんです。それも政権維持のためのポーズではなく、骨身に滲みた反日なんですから、そういう視点で対韓外交を見直す必要があります。
もう日本人も目が醒めたと思います。
救いようのない反日であるという前提に経てば、経済面では単なる用日に過ぎず対等な契約も守られないと言うことに気づくハズです。
安全保障上も中朝露に対する防波堤どころか、有事には背中から撃たれるかもしれないと覚悟しておく必要があります。
観光客だって大した金も落とさないのに、文化財を傷つけられたり盗まれたりすることに備えなければなりません。
付き合っていくメリットよりもデメリットの方が大きいと思います。
彼らも民主主義国家を自称していますから一応政府の連続性はある訳です(あまりアテになりませんが)。なのでムンのしでかしたことは当然次期政権が尻拭いしなければなりません。
ムンが退場したとしても、次期政権に合意順守・協定順守・危険行為の再発防止・天皇侮辱への謝罪を求めて行くだけです。
もし尻拭いをする気がなければ、現在と同じく、丁寧な無視・戦略的放置が続くだけでしょう。むしろその方がスッキリしますが。
更新ありがとうございます。
文政権がこのまま、異様な反日攻勢、反米離間を続けてくれるのが、(ここまで来たら)私は長い将来を見据えて、『日韓は適度な遠い関係』に追いやる絶好のチャンスだと思います。
ただ、韓国民も阿呆はアホなりに考えているわけで、『5年間は全う出来ない』との薄々の思慮、また大統領の娘が国外へと、スキャンダルっぽいものも出て来ています。
韓国大統領は何奴も前半は支持を集め、順調に見えるが後半はボロボロ、収監される事が頭にチラつくのかもしれない(笑)。で、起爆剤として反日行動を強めるのだが、文は、いかんせんハナから日本と一切妥協しない親北媚中なので、この手も使えない(アホよのう〜 笑)。
ポスト文は、もうすぐそこにまで迫っているかも。私はあと3年なんて、とても持たないと思う。今の崩れっぷりなら、2019年中に機能停止、1年後には政府は四散分裂麻痺するでしょう。
それまでに、私は今の徴用工協議からICJへ、そして哨戒機問題、慰安婦問題、天皇陛下への無礼な謝罪暴言、仏像返還、竹島奪還の思いを総じた制裁を実行するべし、と強く思います。
またもポスト文政権が親米路線なら、日本の行動も抑制されます。それじゃこの2年間の努力が水の泡。フラフラでも暫くは、文にやって貰いましょう。もっと海外で恥をさらせ!もっと意味不明の国内政治をやれ!(笑)。
米韓SMAの署名が昨日行われたそうです。
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-187789/
韓国側負担増でひとまず妥結=米軍駐留経費交渉、実質先延ばし
> 【ソウル時事】在韓米軍駐留経費の韓国側負担をめぐる米韓交渉が妥結し、両国政府は10日、「防衛費分担特別協定(SMA)」に仮署名した。
>韓国側負担は昨年より約800億ウォン(約78億円)増えて1兆389億ウォン(約1010億円)となる。
9999億ウォンにしてくれとかいう笑える話も伝わってきていましたが、あっさりと1兆ウォンを超過。
なんか次回契約は、「韓国から撤退して欲しければ莫大な移転費用を負担しろ」とかやりそうw
日本なんかは、あっさり支払いますからねえ。
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
さて韓国はアメリカによって日本をコントロールする制御装置と思っている当方にとって気になる記事を見つけました。
【地球コラム】ICBM放棄と核施設廃棄で手打ちか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190210-00010000-jij-kr&p=3
まあ内容は当方の駄文に劣るとも勝らない読む価値のない文章ですが当方の文責で要約すると
①米朝で首脳会議をするよ。
②そこではCVIDでなく戦略核の放棄と核武装の容認が成されるのが懸念されている。
③北朝鮮の制裁の旗振り役の日本は米朝韓から孤立するかもね。
④一方で韓国が日米側から離脱するコレグジットはもう現実の状況だ。
と言った起承転結もない当方同様の「駄文(笑)」ですが、気になる点は②と③にあります。
当方思うにMDや核兵器の追跡の仕組みを充実させれば②は寧ろ米国の国益に貢献します。
仮に北朝鮮製の戦術核がイスラム原理主義勢力に渡ってもヨーロッパやイスラエル、中国や日本が米国を頼らざるを得ない構造をつくれば
それは米国への利益に貢献なのです。
そして、アメリカが韓国をイケニエにして金朝統一朝鮮に日本への制御装置となるならば、これもアメリカにとって悪い話ではありません。
一方で③の見解はすごく気になります。日本の国益が損じたままで米朝が手打ちしてしまうと日米間で荒れつきの芽になる可能性があるのです。
現実のアメリカは星条旗でなく何か外部の敵に対して結集して国を運営してきました。具体的には
・建国しばらくはインディアン(ネイティブ・アメリカン)
・WW1まではヨーロッパ(特にスペイン・イギリス)
・WW2までは日本および枢軸国
・冷戦期はソ連
・冷戦崩壊後はイスラム原理勢力→中国
といった面々ですが、後半はアメリカが「かつて手助けした勢力」が敵にされてアメリカと対峙しています。
もう一度アメリカが日本を自国内を結集する「自由と平和の敵」として扱われ、破滅に向かって追い詰められる可能性があるのではないでしょうか。
そこで皆様と管理人様にお願いですが・・・
「日本に取ってアメリカが自国の側にいる条件っていったいなんでしょうか」
一足す一は二になるのは何故といったレベルの質問で悪いのですが・・・
「日米が基本的価値観も経済利益も一致しているにも関わらず、アメリカ国内を結集する敵として扱われて、日本が自国の破滅へと、つき進んでしまう」
このような懸念がどうも当方の頭の片隅から取れないのです。
当方を含めて日本人の安全保障の意識の向上になれば。
以上です。駄文失礼しました。
↑コラムの原文はこっちでした。
https://www.jiji.com/jc/v4?id=20190206world0005
すみません。ページが末尾に飛んでしまいます。
以下のURLが最初です。
https://www.jiji.com/jc/v4?id=20190206world0001
パーヨクのエ作員様
「日本に取ってアメリカが自国の側にいる条件っていったいなんでしょうか」
条件というか、私の妄想ですが、米国に日本以外の外部の的を与え続ける事ですね。
・冷戦期はソ連
・冷戦崩壊後はイスラム原理勢力→中国
この途中で、日本は経済的な敵と米国に認識され、難儀をしましたので。
「日米が基本的価値観も経済利益も一致しているにも関わらず、アメリカ国内を結集する敵として扱われて、日本が自国の破滅へと、つき進んでしまう」
この条件だと、なかなかご懸念のような展開は考えにくいように思うのですが、例えばもしメタンハイドレートなど海洋資源が完全に商業化され、日本が資源大国のようになり国力が増大しすぎたりすれば、日本も米国の干渉がより鼻につくようになり国防の自立も進めようとし、米国と対立する芽となる、といった感じを思いつきました。
> ②そこではCVIDでなく戦略核の放棄と核武装の容認が成されるのが懸念されている。
これは私もずっとそう考えてきました。
> ③北朝鮮の制裁の旗振り役の日本は米朝韓から孤立するかもね。
こちらはないですね。日米は北朝鮮だけを巡って関係を構築しているわけではありませんので。朝鮮は米中関係の従属要素です。
> アメリカが韓国をイケニエにして金朝統一朝鮮に日本への制御装置となるならば、これもアメリカにとって悪い話ではありません。
私はこういうシナリオを描く勢力が米国に存在すると思いますが、それが主流になるかどうかを断言する自信がありません。トランプという予測不能な変数が状況をかき回していますので、多分主流にはならないんじゃないかな、程度です。
> 「日米が基本的価値観も経済利益も一致しているにも関わらず、アメリカ国内を結集する敵として扱われて、日本が自国の破滅へと、つき進んでしまう」
コミンテルンの謀略により、かつて一度はこれが起こりましたからね。これは陰謀論ではなく、米国内で文献調査が進んだ結果、裏付けが取れてきているそうです。
コミンテルンの謀略と日本の敗戦 (PHP新書) 江崎道朗 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4569836542/
この本、読み応えがあります。
ソ連が崩壊し、コミンテルンも霧散しましたが、同等の活動を行う組織を中国共産党が持っている(通称ペキンテルン)という説もあります。米国内で慰安婦像建立の資金を提供しているのは中国系というのはよく知られた事実ですが、その背後にペキンテルンがいると私は見ています。
で、ペキンテルンがどこまで米国を動かせるかによって、悪夢の再来があるかどうかが決まります。私は、二度目はないと思っています。
コミンテルンがルーズベルトを取り込んだ頃は、世界的に共産主義こそが人類の未来だと信じる人が沢山いて、米国内にも共産主義者が一定数いました。今、共産主義に未来があると思っている人はいません。中国共産党に未来を委ねたい人はいません、彼らの工作には限界があるでしょう。日米を離反させることは決してできないと思います。
では、北朝鮮が戦術核の保有を許されて、かつ日米関係が円満でいられる条件は? 日本が憲法を改正し、核を保有するのが最善です。それによって米国に負担を強いずに新アチソンラインに備えるのです。それができないなら、さらに在日米軍の費用を負担して、米軍にアチソンラインの防衛をしてもらう他ありません。日本が格安の安保を米国にねだれば、米国は日本を見放すかもしれません。
匿名希望様
スガドン様
阿野煮鱒様
当方の駄文にコメントを賜り有り難うございました。
皆様のコメントは色々と頷くものが多くあり、大変に参考になりました。
さて、当方の独断ですが、アメリカが日本を有色人の同盟国として自国の側におくメリットは以下の三つでしょうか?
・アメリカの役に立つ独自性のあるモノを提供する事。
・日本は貿易が不可欠な為にそれを貿易によってアメリカの手に入れる事が可能な事。
・契約を重視、尊重し能動的に裏切るリスクが少ない事。
逆に言えばこの条件が崩れる場合はアメリカにとって日本はどうでも良く、日本がアメリカによって打ち倒すべき存在とされるのではないでしょうか?
条件が崩れる第一候補はビッグデータを学習したAIが日本の代替として利用可能になった場合でしょうか。
日本がなくてもより良いモノが出てくる場合なら自国のAIに任せる方が自然になります。
条件が崩れる第二候補は日本が提供する技術がアメリカの対抗勢力に利用されてアメリカに国益を減損させる場合です。表立ってアメリカが提供を止めろと言いにくいモノは提供者である日本を排除してしまい向こうに利用される位なら日本を無くした方が良いと判断する可能性が有りま
最後の条件が崩れる第三の候補はアメリカが国民を統治するシステムを民主主義以外にする場合です。日本は民本主義の考え方は千年以上の歴史的積み重ねが有りますがアメリカには民主主義の積み重ねは数百年しかありません。
日本を古い民主主義の国として打倒すべき国にされる可能性は当方は十分にあり得る事と思います。
どのパターンでも共通する事は隣の国が世界に撒き散らす誣告的な行為がアメリカが日本を断罪する材料にされる可能性が高い事です。
当方の懸念が杞憂なら良いのですが。
以上です。駄文失礼しました。
疑問の全てにお答えはできませんが、サイト主様が常々おっしゃるように、外交も人間関係ですから、価値観と利害を共有する関係をあえて損ねようとするには、かなりの悪意が必要になります。米国ちゃん(擬人化)が日本ちゃん(擬人化)に悪意を持つには、日本ちゃんがひどく米国ちゃんを貶めたり裏切ったりしないといけないでしょう。日本ちゃんが誠実に米国ちゃんと交際する限り、ちょっとしたギクシャクはあっても絶交にはならないと思います。
韓国ちゃんデタラメをまき散らすのは、中国ちゃんがそそのかすからです。米国ちゃんは以前は中国ちゃんと仲がよく、中国ちゃんに騙されて日本ちゃんと喧嘩しました。米国ちゃんと日本ちゃんは真剣に殴り合い、米国ちゃんが勝ちました。でも二人の男はこぶしで語り合い、男の友情が芽生えました。血と汗で築いた友情は本物です。口先でどうにかなるものではありません。今は米国ちゃんは中国ちゃんを目の敵にしています。韓国ちゃんのつげ口が中国ちゃんの企みであると分かっているので、米国ちゃんは韓国ちゃんを相手にしません。
私は海外勤務経験はありませんが、長期出張で英米独伊の人々と働いた経験があります。それぞれの国民性の違いで日本人と噛み合わないところがあり、必ずギクシャクしますが、なんだかんだいっても米国人と仕事をするのが一番やりやすいと感じました。目標の持ち方が一番近く、そこに至るアプローチの違いで揉める感じです。イタリア人とは目標設定が噛み合いません。英独はその間くらいです。日米関係は常に安泰とは思いませんが、真剣に向き合う限り揉めても離反はしないと私は信じます。
もの作りに関してですが、AIの進歩とは別に、人の手が関与する領域はあるように思っています。例えば金型ですが、機構部品設計者が描いた図面を受け取った金型職人は、樹脂の性質を勘案して、図面に対してどこを膨らませ、どこを絞り込むかを考えて金型を作るそうです。ただ図面どおりの公差内で金型を作るよりもできあがりの精度が高いのだとか。手で金型をなぞってミクロン単位のでこぼこを感じられる人たちだからできる技だそうです。
そういうノウハウもAIが学習し、数メートルの鉄の塊を打ち出せる3Dプリンタができれば、職人に負けない金型が作れるかもしれません。そもそも、安価な樹脂部品も金型で成形するのではなく、直接3Dプリンタで量産できるほどに3Dプリンタが高速化されるかもしれません。でも、そういう3Dプリンタの開発もやはり、私は人の知恵があってこそ可能という予感がするのです。
日韓関係はますます面白い展開になってきましたね。
管理人さんも何に遠慮することなく、この一番旬な話題に集中してください。
元徴用工問題は議論を集中させて当然の話題だと思います。
さて、今日も中央日報にこのような記事が出ました。
強制徴用判決、ICJ・仲裁に進んでも韓国が勝つ」(1)
2/11(月) 7:21配信
さてさて、面白くなってきました、まさに日韓ガチンコ勝負ですね。
記事の内容は、まあよくいわれている1991年の柳井外務省条約局長談話が主流になってるのですが、橋下徹さんや日本人弁護士の中にもよくこの事をいう人がおられますね、面白いですね。
橋下徹さんなどはコロコロ立場を変えるんで今はどう思ってるんでしょう(笑)
とにかく、当初、この韓国の大法院判決をボロクソ言っていた大勢の御用学者や提灯評論家が最近、メディアで大人しくなってきてる気がするのですが、今まで以上に韓国の事をコキ降ろしてくれないかなぁと期待しています。
日本も早く仲裁委員設置の要望通達を韓国にしないと、弱腰になったと思われますよね、まさか安倍総理が『ありえない』とか言った賠償が、仲裁委員会とかICJで認められたりはしない、と私は確信してますが、もし再び密室談合外交に戻ったりしたら『やっぱり日本の主張はおかしいの』とか思われてしまうので、ここは絶対、妥協しないでいってもらいたいものです。
そういえば、フランスとイタリアって日韓以上に仲悪いんですね、フランスが駐イタリア大使の召喚をしましたね。これが世界基準ですよね。なんでもイタリア副首相が黄色いベスト運動の指導者に会ったからだとか(笑)
いまだに韓国に大使を置いている日本は、本当に腰抜けだと思います。
明日は安倍さんの強烈な談話が聞けることを期待しています。河野さんのように『正しい認識を』なんて皮肉いってる場合じゃないでしょ(笑)
いったい何に遠慮してるんでしょうかね、もうちょっとハッキリ言わないと国民のフラストレーションはたまる一方です。
どの国も本家がえりをして日清、日露戦争前夜の状況に何となく似てきましたね。歴史的にも今の北朝鮮を見ても民主主義ではなく、ある意味カリスマ性がある指導者ががっちり民意も抑え込む政体がいろいろな意味で合っているんでしょうね。
地政学的にも期待を持ちたくなる気持ちもわかりますが、「今の政権だから」ではなく半島の人々の思考パターン、コミュニケーションのとり方や文化を見るとそもそも、日本のそれとは相容れない部分が多く相性が悪いと思います。それを知らないで期待や接触するとリスクが大きいので、「友好」を求めるのではなく「相手を知った上で、いかに関わりを最小限に留め被害を少なくするか」が必要な戦略でしょうね。
朝鮮半島に関する景色は、無機粉体を吸い込みながら基礎素材の開発に携わってきた引退者から観える九州の田舎からのものと、満員バスや電車を利用してビル街で働く現役に観えるものとは大きく違うのだろうか?私も、以前は、関心はあつても、所定の人間がきちんと対処するだろうと勝手に考えて、継続的に深く考える事も行動する事も無かった。子供を観ていても、テレビを観ていても、かなり大きな違いがあるように観える、それも無関心レベル?(家内も無関心レベルであるが)
悲観症(事実を継なげば皆そうなると思うのだが)の私とすれば、「とゆら」さんや会計士さんその他の人が言われている様に、現状や近未来は、覚悟と対策を、それも強力なものを必要とする時代である。
韓国や極一部?の日本人(団体含む)は、国連機関や欧米や日本で、歴史的事実や妥当性に基づかす、継続的に「言いがかり」的な反日、さまざまな売国民活動をしてきた!日本の対策は大丈夫なのだろうか?武器である歴史的事実の検証と海外への発信システムは、確実なものがあるのだろうか?未だに活動している、東大系の?終戦直後からの反日学者?知識人?の歴史に勝つものだろうか!
前記学者等の影響を多大に受けた?暗記的知識に秀でた官僚が、半島との癒着的関係が推測される議員の元で頑張ったのであろうか?日本には、反日や売国民を実行する、力がありそうな集団が多いのではないのか!
高齢化が進み、総合的製造力も衰える中、それなりに問題と取り組み、生きていこうとする日本にとつて、朝鮮半島や中共は癌である、特に理解不能で不要の半島は不要と痛感している。
付き合うにもコストがかかる、無駄な膨大な?コストが。半島と関わることの愚かさを、国民に周知/理解/賛成させ、国民益/国益を損なう活動を不可にし、最終決着の活動を確実に行なわせる、真実に基づくシステムの構築と運用を、子供や孫、子孫の時代の為にと思う。
強力な軍備と共にシステムで、統一朝鮮だろうが親米/親北韓国だろうが、半島との縁切りを切に願う。