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ウソでも良いからとにかく主張する 韓国の飽和攻撃を侮るな

昨日の『韓国の「対日飽和攻撃」を完全無効化する防衛省の衝撃発表』で触れたとおり、韓国政府・国防部は証拠にもなっていないような写真を「日本による低空威嚇飛行の証拠」として出してきました。ただ、これについては「お粗末すぎる」とあざ笑うことは適切ではありません。なぜなら、韓国側の狙いとは、日本を見下し、貶めること、あるいはあの海域で行われていた不法行為(?)を誤魔化すことにあると私は考えているからです。なにより、過去に慰安婦問題や徴用工問題で日本は韓国のウソ・捏造によって煮え湯を呑まされてきたという事実を忘れてはなりません。

お粗末すぎる!

昨年12月20日に、日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国駆逐艦が海自P1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射した事件を巡り、韓国側はこれを完全に「日本の自衛隊哨戒機による低空威嚇飛行が行われた問題」にすり替えるつもりのようです。

昨日の『韓国の「対日飽和攻撃」を完全無効化する防衛省の衝撃発表』で触れたとおり、韓国政府・国防部はメディアに対して写真のみを公表したようです。ただし、動画については「(撮影時間が)短いから」という理由で、公開を見送ったのだとか。

ただ、その「証拠だ」と称する写真を私も見てみたのですが、そのうちの1枚は海面も写っておらず、また、韓国艦からの距離や高度を推測するための手掛かりとなるものがほとんど写っていないというお粗末な代物です。

なお、写真自体は次のようなニューズサイトから確認できますので、いちおう紹介しておきます。見たければどうぞ。

韓国の狙い

韓国側の目的は「問題のすり替え」

ただ、これらの写真を「お粗末だ!」「不鮮明だ!」「証拠力も何もない!」などと軽視すべきではありません。なぜなら、韓国政府の目的は、おそらく、レーダー照射事件を風化させ、無理くりにでも「日本の低空威嚇飛行」の問題にすり替えることにあるからです。

考えてもみてください。

もともとは火器管制レーダーを自衛隊機に照射するという異常な不法行為を行ったという事件が発端ですが、そもそも論として、なぜあの海域に韓国の海軍、海上警察、(おそらく北朝鮮のものとみられる)国籍不明の小型船が集結していたのか。

その点が、不自然でなりません。

本件については、私自身はかなり早い段階で「瀬取り」との関連性についての仮説を提示していますが(『韓国軍のレーダー照射は「瀬取り」と関連付ければ説明が付く』参照)、おそらく公表された動画から見る限り、船舶自体が小さすぎて、当該船舶が瀬取りに関わっていた可能性は高くありません。

しかし、

  • 「当該船舶は北朝鮮の工作船だった」
  • 「当該現場は燃料切れを起こした北朝鮮船に燃料を供給していた現場だった」
  • 「韓国海軍らは脱北者らを拿捕している最中だった」

など、さまざまな仮説が出ていますし、これに加えて「そもそも、韓国海軍による火器管制レーダー照射は頻繁に行われていたのではないか」との噂も聞こえてきます。

さらに、『日経ビジネスオンライン』(現『日経ビジネス電子版』)に掲載された、日本経済新聞社元編集委員にして日本を代表する韓国観察者でもある鈴置高史氏の論考では、さらに嫌なことが指摘されています。

「現場の嫌がらせ」では済まないレーダー事件/くるりと言い訳を翻した韓国(2018/12/27付 日経ビジネスオンラインより)

該当する下りは、次のとおりです。

結局、レーダー照射の意図は何だったのでしょうか?

鈴置:安全保障の専門家も韓国の専門家も、現場による嫌がらせと見る向きが多い。「広開土大王」の艦長かレーダー担当兵が、上部の指令なしに跳ね上がって犯行に及んだとの見方です。/韓国では「日本には何をやってもいい」という風潮があります。ことに21世紀に入り韓国が日本を見下すようになってからはそれが強まった(『米韓同盟消滅』第3章「中二病にかかった韓国人」参照)。/韓国海軍にしても「旭日旗を掲げるなら国際観艦式に来るな」と言ってみたら、日本はろくな抗議もせずに引き下がった。竹島で演習しても抗議するだけ。これなら「射撃管制レーダーで脅して追い払ってやれ」と考える艦長や兵が出てくるのは当然です。

私は「瀬取り仮説」「燃料提供仮説」「拿捕仮説」など、さまざまな仮説に加えて、レーダー照射が気軽に行われてしまった背景としては、意外とこのあたりが真相に近いという気がしています(※余談ですが、『米韓同盟消滅』(新潮新書)は現代日本人にとっては「必読の書」だと思います。)

日本を見下す、そして貶める

そして、この下りは、説得力がある分、何度読んでも嫌な気持ちになります。

ただ、嫌な気持ちになるのを我慢して、現実を直視する必要があります。そのうえで、彼らが日本を貶めるためであれば、たとえ事実を曲げてでも無理難題を吹っかけて来たという経験を踏まえておくべきでしょう。

そこで参考になるのが、2015年7月のユネスコ総会です。

当時、日本は明治期の産業革命関連資産の世界遺産登録を目指していました。しかし、当時の尹炳世(いん・へいせい)外交部長官(※外相に相当)は他のさまざまな懸案を放り出し、日本の世界遺産登録阻止のみを目的に訪欧。

その名目は、日本が世界遺産登録を目指していた施設のなかには、戦時中などに朝鮮人が「強制徴用」された施設が含まれていたからだ、というものでした(※どうでも良いのですが、「徴用」に「強制的」というニュアンスがあるため、「強制徴用」という用語にはどうにも違和感を拭うことができません)。

その結果、韓国に配慮でもしたのでしょうか、佐藤地(さとう・くに)なるユネスコ大使があたかもわが国が公式見解として「強制徴用工が存在した」かのような発言を行い、これによって韓国は「日本がユネスコの場で強制徴用の事実を認めた」と全世界に向けて宣言したのです。

(※余談ですが、佐藤地は現在、ハンガリー大使を務めているのだそうですね。佐藤地を懲戒免職処分にしなかった日本の外務省がいかに腐敗した組織であるかという証拠でしょう。)

同じ構造が過去にもあった

徴用工、慰安婦はすべて同じ

つまり、「韓国はウソでも捏造でも何でもよいから、とにかく日本を貶める材料を常に探している」、と考えられるのです。

「徴用工」を巡っては「どうせ韓国の捏造だから相手にする必要はない」と述べる人もいるのですが、それは認識が甘すぎます。なぜなら、過去にこの韓国の手口で日本は酷い目にあわされているからです。それが、「慰安婦問題」です。

これは、

1941年12月9日から1945年8月15日にかけて、日本軍が組織としての意思決定に基づき、朝鮮半島で少女のみ20万人を誘拐し、戦場に強制連行して性的奴隷として使役した

とされる問題です。

もともとは朝日新聞の捏造から始まったのですが、これに尾ひれを付けたのは韓国国民であり、それを積極的に後押しして来たのが歴代の韓国の政権です。よって、私自身、慰安婦問題とは、

朝日新聞、韓国国民、韓国政府の合作により、過去、現在、未来に及ぶすべての日本人の名誉と尊厳を傷つけるために捏造された日本人に対するヘイト犯罪

であると定義し直すべきだと考えているくらいです。

しかし、最初は吉田清治の単なる虚偽証言が出発点だったのに、いつのまにか慰安婦問題が全世界で「事実」として取り扱われているのです。

日本は韓国の悪質なプロパガンダ力を過小評価してはなりません。

韓国のウソに対抗するものは?

ただ、これには「韓国のウソが全面的に悪い」とばかりは言っていられません。

やはり、日本側にも韓国に対して「入れ知恵」する勢力が存在していることは事実ですし、本質的には私たち日本国民一人ひとりに、「国民の敵」を駆除する努力が求められているのだと思うのです。だからこそ私は、

  • 変な報道を続ける新聞を読んでいる人は、その新聞を解約しましょう。
  • 変な報道を続けるテレビを見ている人は、そのテレビを見ないようにしましょう。
  • 選挙にはきちんといきましょう。

という処方箋を提示し続けているのです。

残念ながら、日本の報道もさまざまな問題を抱えており(※この点については近いうちに小稿を掲載したいと思います)、韓国のウソを日本国内でも広めようとする歪んだ報道がなされてきたこともまた事実でしょう。

ただ、それと同時に、韓国に対しては「攻撃的な正論」をぶつけるのも有効です。

昨日の『韓国の「対日飽和攻撃」を完全無効化する防衛省の衝撃発表』でも述べましたが、防衛省は昨日、韓国国防部が問題の写真を公表したのと同じタイミングで、北朝鮮の瀬取り現場と思しき場所の写真を公表しました。

つまり、韓国側が誤魔化そうとしている(のかもしれない)本質的な問題点にズバズバ踏み込んで、積極的にその事実を公表しているのです。

もし「韓国海軍などの活動が北朝鮮の瀬取りと何らかの関連性を持っている」のだとすれば、それは韓国に対する「セカンダリー・サンクション」(二次的制裁)の発動のきっかけにもなりますし、韓国が主張する「低空威嚇飛行」とやらの事実を薄めることにも役立ちます。

なぜなら、仮に韓国軍が北朝鮮の瀬取りを支援しているのだとすれば、全世界の目はいっせいに、韓国軍に対して批判的になるからです。

つまり、韓国のウソに対抗するものとは、

  • 私たち日本国民が賢くなること
  • 日本政府が韓国のウソを打ち消すほどの衝撃的事実を公表すること

などが考えられるのです。

慰安婦は売春婦、徴用工は募集工

その意味で、いまさら遅いかもしれませんが、仮に慰安婦問題がまだ世界に広まる前であれば、「自称元慰安婦」は「戦時売春婦」である、という事実を全世界に広めることで対抗できたかもしれません。

「戦時性奴隷」(wartime sex slaves)と「戦時売春婦」(wartime prostitutes)だったら、ニュアンスはまったく異なるからです。

また、徴用工問題についても、「自称元徴用工」の大部分は「募集に応じた労働者」です。「強制労働」(forced labor)という単語も、その実態は、しょせんは「出稼ぎ労働」(migrant workers)に過ぎません。

これと同じく、「低空威嚇飛行」を批判したところで、「火器管制レーダー照射」という事実が消えるわけではありませんし、何より、あの海域で韓国軍が何をやっていたのか、言い逃れができるというものでもありません。

韓国は「ウソでも良いからとにかく主張する」という飽和攻撃を仕掛けてくるでしょう。しかし、日本としては韓国の土俵に乗らず、むしろ「物事の本質」を突く形で、徹底的に正論を押し通し、韓国政府の立場を苦境に陥れるということをやって欲しいと願います。

いずれにせよ、1月24日というタイミングに合わせて北朝鮮の瀬取り疑惑を公表した防衛省に対しては、その仕事ぶりを高く評価したいと思うのです。

新宿会計士:

View Comments (24)

  • 慰安婦問題では朴槿恵元大統領の告げ口外交は本当に酷かった。
    今回のレーダー照射問題は、少なくともあからさまには
    韓国は他国に援軍を要請していない。
    文大統領のプライドなのか。

    韓国政府はじめ、文大統領のあの自信はどこから来ているのか。
    北朝鮮と米国のダブル核の傘に守られて
    安心しきっているのか。

    安倍総理は韓国に一言言ったほうがいいよ。
    「韓国は宗主国の北朝鮮に躾けてもらいなさい」と

  • おはようございます。
    どこまで嘘がエスカレートするか、ある意味楽しみですね。日本はこれを奇貨として、日米韓の連携は不可能であることを米軍に説明し、gsomia破棄、そして韓国への関与を少しずつ減らしていく必要があります。行動が読めない友邦など、厄介この上ない。制裁とか断交とか、そこまで言わないので、ただただ距離を取ってこちらから積極的には関わらない、そんな関係になれるよう、政府には頑張ってほしい。
    しかし、韓国もこんな発表して大丈夫かな。岩屋大臣も言っていたけど、武器を持っていないとわかってる日本の哨戒機が1.8Kmに近づいて脅威を感じる、どんな軍隊だ?これ、せっかくだから中国語に翻訳して中国に宣伝すればいい。中国海軍に1.8Km以上近づけなくなりますよ、韓国の哨戒機は。バカとしか言いようがない。

    • 韓国では「自分がやればロマンス、他人がやれば不倫」ですから、自国軍が何をしようと「十分な距離を保っていた」と言い張りますよ。中国軍が証拠のデータを出せば「改竄されたデータだ」と言い張ります。
      自分が相手に押し付けたルールを、自分では守る必要はないのです、韓国では。ロジカルに考えても無駄です。

      • 確かに・・・。でも宗主国様なら逆らえないかも・・・。いや、逆らってお仕置き、かな・・・。

  • 毎日の更新ありがとうございます。
    Wartime prostitutesはいいですね! これが一番シンプルでスッキリします。
    偽徴用工については、ケントさんがwartime laborerを提唱されていたので、一対となるので、恐縮ですがこちらの方が良いかもしれません。 ところでsex slaveですが、ご存知のように日本発です。反日パヨク法曹の戸塚悦郎が首謀者です。大高さんが、動画、講演、著書で指摘されているように中国のエージェントのようです。中国のエージェントでないなら、国連人権委員会への渡航費やロビー活動費の資金元を公表するなど、自身で疑惑を解消する義務があります。慰安婦も偽徴用工訴訟もコイツらによる日本発です。吉田清治は元々、偽徴用工の偽証者でした。 今回の偽徴用工問題は反日パヨク法曹を白日に晒す良い機会と思います。 こいつらも国民の敵と考えます。 中国や韓国の報道自由や、ウイグルや北朝鮮の人権には関心がなく、弱者を反日に利用する偽善者です。

  • WW2の事だと、いくら事実であっても正論を押し通しにくい…。
    条約ベースで相手の違法を糾弾、
    韓国の犯罪行為のクローズアップ、
    韓国の約束破りによる堂々とした制裁をもって攻めてほしいです。

  • 朝から腑に落ちる投稿ありがとうございます。韓国を含む悪にまみれた攻撃は、今間ての日本の気遣いで、成功例が積み上がってますので、そういう意味では、やり方が進歩していないと思います。なので、その成功例に戻す為に売春婦の件は事実上破棄、募集工の件は自国民を満足させて日本に矛先をずらす判決への誘導、そしてレーダーは論点ずらしという行動かと思います。何れにしても、レーダーについてはかつて無い日本の反撃に右往左往している感があるものの、悪レベルでは負けてますので、気を緩めること無く、話はサラッとかわして、ジャブなりストレートをたたき込み続ける事が大事かと思いました。

  • 更新ありがとうございます。

    威嚇低空飛行をデッチ上げようとする韓国に対して、ベストタイミングの防衛省の発表でした。良い仕事やってますね〜(笑)。ということは、南北はしょっちゅう悪さをしていると。もう隠さなくなったな。

    見られては困る、12月20日の瀬渡し。レーダー照射を哨戒機に命じ、実行したのは艦長、レーダー主任かもしれません。しかし、大事なことより低空飛行にハナシの中心を無理くり持ってこようとしているのは文と政権トップらだ。

    韓国への制裁、よく『日本の国益が失われる』と言いつつ、渡航の制限をするな、と言う方がいます。しかし750万人日本に来ようが、それに見合ったカネを彼らは落としてません。他国人の半分か3分の1だ。また『働きに』『違法な事をしに』来る犯罪予備軍も多い。1%としても75,000人、0.1%としても7,500人!驚異的な数値です。

    だから、ビザは免除なし、邦人滞在者の帰国、旅行の見直しを強く求めます。さて、、ここまで言われても文の強気なポーズ。気持ちは北との統一一直線。貴方一人が脱南者になれ!

  • ・私たち日本国民が賢くなること
    ・日本政府が韓国のウソを打ち消すほどの衝撃的事実を公表すること

    なるほど、その通りです。
    ですが、私の自論で言えば韓国のみならず他国との関係で最も必要で日本人に欠けているものは、国際感覚だと思います。
    常に征服・侵略・滅亡の危機があった他国の歴史と比べ、日本の歴史は戦国時代はじめ内戦の歴史です。
    その為、戦争中の相手すら敬うような、戦略的には愚の骨頂とされるような事が美談とされ。
    日本人特有の、他国にあっては弱腰とすら思われる謙虚な態度に繋がっています。
    謙虚。敬い。思いやり。相手の事を考える。
    日本人として、そのことは大変な誇りでもあるのですが、外交の場においてこれほどの弱点もありません。
    2015年7月のユネスコ総会の件も、日本人的謙虚さが招いた事だと認識しています。
    不用意な発言・行動は揚げ足を取られ利用される事がわかっていながら、気質として根付いてしまっていて様々な外交の場で露見しています。
    まず謝罪から入る日本人の謙虚な美徳は、国際社会ではまず初めに敗北を宣言するのと同じです。

    今回一連の騒動とその対応に関しても、その日本人的な国際感覚とのズレが顕著になる瞬間が何度もありました。
    大人の対応は良い事ですが、それが日本人的な大人の対応では国際社会に伝わりません。
    昨日の『韓国の「対日飽和攻撃」を完全無効化する防衛省の衝撃発表』を読ませて頂いた時にも思いましたが、どうも日本の対応は一手足りない。
    一手も二手も多すぎ自分の首を絞める韓国政府とは、あまりに対照的に。
    相手の土俵に乗らない。
    それは大切な事ですが、果たしてそれで良いのでしょうか?
    それで相手の思惑を外す事は出来るでしょうが、それでは次の一手を打って来るだけです。
    次の一手。次の一手。さらに次の一手。
    それが韓国の嘘でもいいから日本を叩き続ける飽和攻撃の正体です。
    そこに謙虚さや相手の事を考えた日本人的大人の対応などをしても、次の一手を呼び込むだけで消耗戦にしかなりません。
    必要なのは国際感覚的な大人の対応であり、相手の土俵に乗らないのみならず隙あらば自らの土俵に引き摺りこんで叩き伏せることです。

    昨日の瀬取り風景発表を例に挙げれば、他国・国際世論に対し韓国の主張を日本が相手にしていないことを表明することには成功していると思います。
    しかし、それだけです。
    日本人的大人の対応では、国際世論に訴えかけ。真実は皆さんの目で見て頂き、判断して貰うと言う事なのでしょうが、手ぬるいです。
    なぜ直ぐにでも非難決議を行うと決定しないのか。
    経済制裁・渡航制限などの意見も出ていると知っているのは日本国民だけです。
    それすらも否定的・慎重論を唱えている政治家が居る始末。
    「あの日本が怒って、厳しい対応をするほど相手の主張はおかしいのか」と国際世論に思わせる事が必要です。
    そうして相手をこちらの土俵に乗せるべきだと思います。

    今、日本が戦うべき土俵は二つ。
    一つは瀬取り現場の写真を公開したように、この日本海で何が起きているかを知って貰う土俵。
    これは、表では防衛省が画像を発表しただけに見えますが、裏側では豪と意見を合わせるなどしています。
    以前より英仏にも働きかけ、この動きは着々と進み成功していると言えます。
    もう一つ、用意しなければならない土俵は、関係性という土俵です。
    関係性において最も重要なのは態度です。
    これほど韓国が苦手とし日本が得意としている土俵もないと思います。
    火器管制レーダーを照射したかどうか。
    低空飛行で挑発したのかどうか。
    それを再び三度行ったのか行ってないのか。
    そもそも救助していたという北朝鮮漁船とは何なのか。
    実務者レベルで事実を確認するという土俵に乗れば、韓国の嘘でも飽和攻撃の餌食ですが、これを別の土俵に上げれば良いだけなのです。
    レーダ―照射に関して実務者レベルで話し合いをした際、話しを二転三転させたという、態度の問題として非難する。弱く実のないものでも制裁を行い表面化させる。
    韓国軍艦乗員が危険を感じたとしても、なぜ危険を感じる飛行の真意を問うという手順をとばし自衛隊機の飛行目的を挑発と勝手に決めつけたのか。その短絡的な態度を非難する。
    これこそ国際社会が見た時、どちらに非があるか明らかです。
    なのになぜ行わないのか。
    日本には、相手を叩き潰して二度と立ち上がれなくしてでも自らの正しさを主張する国際感覚がなさすぎます。

  • レーダー照射事件の真相について、
    こんな仮説もあり、なるほどと思いました。
    ttp://urx.blue/PE5Y

  • このままだと、威嚇射撃が来るかもしれませんね。
    今の韓国政府に押さえる力は無さそうです。

  • ウソでも良いからとにかく主張する!

    https://twitter.com/edotomin/status/1088460289903812608

    画像加工には明るくないのですが、これが事実であればとてもスゴいことでは…
    ※とはいえ、ネットで入手できる画像が原本ままと言うことでは無いでしょうし、確度の程はわかりかねますが…

    • それ、タイムライン上で指摘されてますが、加工したのは報道機関なのでは・・・。

      まあ、でも機の長さ35mの二倍以上の高度を飛んでるのは算数を理解していれば確かですがw

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