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本当の意味での「日韓関係正常化」を考えてみる

当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は、決して「韓国専門の評論サイト」ではないつもりです。ただ、ここ数ヵ月、あまりにも韓国側からの非常識な動きが相次いでいることを踏まえ、どうしても韓国に関する話題が増えてしまっている、という状況にありますし、こうした傾向はまだ当分続くことでしょう。こうしたなか、本日は少しだけ立ち止まって、そもそも論に立ち返り、私自身が考える「朝鮮半島の8つのシナリオ」などを踏まえたうえで、改めて「理想の日韓関係」について考えてみたいと思います。

あまりに急激な日韓関係悪化

少し立ち止まって眺めてみる

昨年秋口ごろから、韓国による日本に対する不法行為、約束違反などが相次いでいます。

ざっと時系列で並べてみても、いずれも韓国が日本に対して仕掛けた行為ばかりであり、客観的に見て、日本にまったく落ち度はありません。

  • 10月11日:韓国・済州島海軍基地で開かれた国際観艦式に自衛艦が参加を見送った事件(旭日旗騒動)
  • 10月30日:韓国の大法院(最高裁に相当)が日本企業に対し、自称元徴用工らへの損害賠償を命じた(徴用工判決)
  • 11月21日:「日韓慰安婦合意」(2015年12月)に基づき設立された慰安婦財団の解散を韓国政府が一方的に発表した
  • 12月13日:日韓議連関係者の訪韓のタイミングに合わせて竹島近海で軍事演習を行った
  • 12月20日:韓国駆逐艦が石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で海自所属P1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射した(レーダー照射事件)

このなかでも特に大きなものといえば、徴用工判決とレーダー照射事件です。なぜなら、この2つの「事件」は、日韓関係に留まらず、韓国という国そのものが西側の価値同盟から「退場」を命じられかねないものだからです。

徴用工判決は1965年の日韓請求権協定に違反するだけでなく、「韓国の司法が国際的な条約を実質的に無効にしようとしている」と考えているという意味で、国際法秩序に対する挑戦でもあります。

また、レーダー照射事件は、韓国海軍などがあの海域で何をやっていたのかという点もさることながら、外国のEEZ内でその国の哨戒機が民間航空機並みのルールを守って慎重に飛行しているにも関わらず、いきなり準戦闘行為に及んだということでもあります。

朝鮮半島の8つのシナリオ

こうしたなか、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』では、以前から、「現在、朝鮮半島で生じていることは、将来的な激変に向けた地殻変動ではないか」、という仮説を提案しています。

具体的には、朝鮮半島が将来どうなるかという点を、私の独断と偏見に基づき8つに分解したものであり、その最新版は昨年の11月時点で掲載した『「朝鮮半島の8つのシナリオ」赤化統一の確率が40%に!』で述べています。

簡単に振り返っておくと、次の(1)~(4)の「大シナリオ」で構成され、うちの(2)には4つ、(4)には2つのシナリオがぶら下がる、という形です。

  • (1)赤化統一:北朝鮮主導で南北朝鮮が統一されるシナリオ(いわゆる「高麗連邦」シナリオ)(40%)
  • (2)中華属国化:朝鮮半島が何らかの形で中国の版図に入るシナリオ(50%)
    • 2-①韓国だけの中華属国化:韓国だけが中国の属国となり、北朝鮮は現状通り存続する(15%)
    • 2-②南北クロス承認:北朝鮮を日米両国が国家承認し、韓国が中国の属国となる(10%)
    • 2-③統一朝鮮の中華属国化:朝鮮半島統一が実現し、それが丸ごと中国の属国となる(15%)
    • 2-④北朝鮮分割:中国やロシアなどが北朝鮮を分割占領し、韓国が中国の属国となる(10%)
  • (3)現状維持(5%)
  • (4)海洋同盟シナリオ:韓国が中国や北朝鮮と距離を置き、日米との同盟を復活させる(5%)
    • 4-①米国による北朝鮮侵攻:米国が北朝鮮に全面攻撃を仕掛け、国家崩壊した北朝鮮を韓国が吸収する(0%)
    • 4-②文在寅除去:韓国で文在寅(ぶん・ざいいん)氏が除去され、後任大統領に親米派が就任する(5%)

この「8つのシナリオ」とその実現可能性について、読者の皆さまのなかには「その通りだ」と思う方もいらっしゃるでしょうし、「いや、そうじゃない」と思う方もいらっしゃるでしょう。

実は、シナリオの正確さと実現可能性については、ここでは大した問題ではありません。

むしろ重要なことは、「徴用工判決」や「レーダー照射事件」など、目先の事件に捕われて、本当に大きな流れを読むことがおざなりにならないようにしなければならない、という点です。

私があえてこの「8つのシナリオ」を持ち出したのも、「目先の大きな動き」もさることながら、朝鮮半島全体がどこに向かっているのか、という点を意識することが大切だと考えたからです。

文在寅政権はどちらだ?

さて、この「8つのシナリオ」、昨年11月時点で私は「シナリオ(1)」(つまり北朝鮮との赤化統一)の確率が40%に高まった、と考えるようになりました。

その理由は、「文在寅氏が事実上の北朝鮮のエージェントとして働いているから」という点だけにあるのではありません。日本との関係を悪化させていることに加え、米国との間では米韓同盟終了に向けて、急激に動き始めている点も見過ごせません。

もちろん、現実の政治では、いろいろな国やいろいろな人の思惑が絡むため、事態が単純に進行する、というものでもありません。

たとえば、東西冷戦期を通じ、日米両国政府は朝鮮半島を「防共の砦」として、地政学的な重要性を認めてきたわけですし、1965年の日韓基本条約も、こうした日米の戦略認識の産物だった、と考えて良いでしょう。

日米両国が文在寅政権に呆れていることは事実ですが、だからといって日米両国政府が「韓国との国交を断絶しよう」などと短絡的に考えるわけなどありません。

その一方で、中国やロシアなどの「大陸国家」にとっても、朝鮮半島は日米などの「海洋国家」と対峙するうえで、死活的に重要な場所です。いや、もう少し正確にいえば、彼らにとっても朝鮮半島は「緩衝地帯」のようなものとして意識されているのかもしれません。

このように考えていくと、南北朝鮮が統一して金正恩(きん・しょうおん)一味が支配する「核武装国家」が成立してしまうと、中国やロシアにとっても若干厄介ではないでしょうか?

当然、「文在寅・金正恩の赤化統一路線」を巡っても、中露両国にとって好ましくない方向に行く場合には、中露のいずれか(あるいは両国)が朝鮮半島情勢に介入してくる可能性はあるでしょう。

だからこそ、私自身は今でも「赤化統一の確率は100%」、などと短絡的に申し上げるつもりはないのです。

日韓友好という幻想

「文在寅排除」?そんな考え、やめとけ

しかし、私が見たところ、文在寅氏の就任以来の「親北」という態度に関してだけは、まったくぶれていません。文在寅氏の進める「赤化統一工作」がすんなり進むと短絡的に考えるべきではありませんが、少なくとも日韓関係や米韓関係の悪化は続くでしょう。

こうしたなか、朝鮮半島を巡っては、日本や米国の外交、防衛当局者らは今でも「地政学的にとても重要な場所である」と考えていますし、日米政府の関係者の中には、「文在寅氏さえ排除すれば、韓国は日米陣営に戻ってくる」と考えている人もいるかもしれません。

ただ、私自身、「文在寅氏を排除すれば韓国がまともな国になる」、という発想には同意しませんし、「親日派が大統領になれば日韓友好が戻ってくる」とする考え方には、断固として反対します。

李明博(り・めいはく)、朴槿恵(ぼく・きんけい)の両政権を見れば、その答えは明らかでしょう。

まず、李明博元大統領は、日本の大阪出身であり、このことから、同大統領が就任する際に、「盧武鉉(ろ・ぶげん)政権の極端な親北路線を修正するのではないか?」「悪化した日韓関係の修復に動くのではないか?」という期待感があったことは事実でしょう。

しかし、李明博政権時代の2010年には、北朝鮮による韓国の「天安」という艦船の撃沈事件や延坪島への砲撃事件などが相次いで発生しているにも関わらず、李明博政権は北朝鮮に反撃する意思すら示しませんでした。

それどころか、日本との関係を大きく損ねたのも李明博政権です。2011年10月、民主党政権だった日本の野田佳彦首相(当時)が日韓通貨スワップ協定を700億ドル相当額にまで増額するなど、韓国を助けてやったところ、韓国は驚くべき行為に出ます。

2011年12月には、韓国の親北系市民団体の手により、ソウルの日本大使館前に慰安婦像が設置されていますが、李明博政権はこれを積極的に放置。それどころか翌2012年8月には島根県竹島に不法上陸し、天皇陛下を侮辱する発言を行ったのです。

また、朴槿恵前大統領は、日韓基本条約を成立させたときの大統領・朴正煕(ぼく・せいき)の娘でもあり、李明博政権時代に傷ついた日韓関係を修復してくれるのではないかとの期待感があったことも事実です。

しかし、朴槿恵政権は李明博政権よりももっと極端な反日を、就任直後から全開にしてきたのです。

結局、米国の仲介により、2015年12月に「日韓慰安婦合意」が交わされ、なかば強引に日韓関係の「修復」が図られたのですが、その朴槿恵政権は翌2016年の「ろうそくデモ」と弾劾決議案により職務権限を停止され、2017年3月には憲法裁によって罷免されてしまうのです。

日韓断交の非現実さ

結局のところ、韓国国内では「社会全体の反日」が強すぎるあまり、だれが大統領になったとしても、その大統領は「社会全体の反日」をコントロールできなくなるか、「社会全体の反日」を利用して支持率を挙げようとするかのいずれかしかないのです。

このように考えていくならば、「親日派」が大統領に就任すれば日韓関係が改善し、日韓間のさまざまな問題がただちに解決する、といった単純なものではないことだけは、間違いありません。

ただ、それと同時に、韓国は日本の隣国であり、日韓は非常に深い関係にあります。

昨年の実績だと約754万人の韓国国民が日本を訪れていますし、逆に韓国を訪問した日本人は300万人近くに達しています。要するに、日韓往来は「年間1000万人」という時代になったのです。

また、日韓は貿易高、投資高など、経済的なつながりも深く、仮に「日韓断交」が実現したとすれば、日本企業にも非常に大きな打撃が生じかねません。

このため、「日韓断交」という短絡的なお題目を唱えるだけでは、現実の問題への対処にはならないのです。

そういえば、『【速報】「歴史歪曲禁止法」と日韓関係 結局は「国内問題」』の末尾で申し上げましたが、慰安婦問題にせよ、徴用工問題にせよ、その本質は、「ありもしないウソの問題をでっちあげ、そのことによって日本に対して優位に立とうとする、韓国人の歪んだ道徳意識」にあります。

これに対し、日本人の悪いところは、「相手が怒っているならば、相手の顔を立てつつ、なんとか円満に相手の怒りを解くこと」を優先することでしょう。その結果、「何だか知らないが韓国人は怒っているから、ここはひとつ、日本が形式上謝っておき、怒りを解いてもらおう」という判断が出て来るのです。

真に必要なのは「毅然とした態度」

しかし、この「何だか知らないがとりあえず謝っておこう」という考え方は、きわめて卑屈であり、正しい態度ではありません。

では、いったいどうすれば良いのでしょうか?

まず、韓国がウソをついて日本を貶めようとして来ていることは事実です。しかし、「日本も韓国に対抗し、同じように全世界に対して情報戦を繰り広げ、韓国を貶めるべきだ」、と主張する人がいますが、私はこうした主張には同意しません。

私が真に必要だと思うのは、「毅然とした態度」です。

まず、慰安婦問題にしろ、徴用工問題にしろ、どちらも韓国側のでっち上げであり、ウソです。

ウソであるならば「それはウソである」と毅然と突き放さなければなりません。

また、ウソをついた者に対しては然るべき懲罰を与えるべきであり、「ウソをつきとおせば結果的に得になる」という状態は、絶対に実現させてはなりません。

真の「日韓正常化」とは?

私自身、真の「日韓関係正常化」とは、相手のレベルに応じたお付き合いを選択することに他ならないと考えています。

まず、韓国は産油国ではありませんので、サウジアラビアなどのように「エネルギー安全保障上付き合うべき相手」ではありません。

次に、韓国は地域大国ではありませんので、中国やロシアなどのように「戦略的利害関係上、付き合いべき相手」でもありません。

さらに、韓国は法治主義をはじめとする重要な価値観を共有していませんので、米英豪加NZや欧州連合などのように「基本的価値を共有する相手」ではありません。

「基本的価値も共有しておらず、戦略的利益も共有しておらず、口を開けばウソばかりついて日本を貶める国」が韓国です。そして、「隣国であるからこそ、下手に断交をすれば日本にも大きな打撃が生じかねないからこそ、仕方なしにつきあっている国」が韓国です。

このように定義すれば、韓国との付き合い方は自ずから決まって来ます。それは、日本が韓国を北朝鮮と同列の「信頼に値しない相手」と公式に位置付け、貿易・投資関係では法治主義が期待できない相手とみなし、それ相応の付き合いに留める、ということにほかならないのです。

いや、その前に、「大韓民国」という国が、今から10年後に存在しているのかどうか、という点についても、冷徹に見極める必要があるかもしれません。いずれにせよ、日本がすぐに日韓断交をすることは不可能ですが、徐々に韓国との「特別な隣国関係」という状態を清算することから始めるのが正解でしょう。

新宿会計士:

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  • 日本政府の制裁やるやる詐欺にはほとほとあきれています。むちゃくちゃな相手には相応の制裁を課するしか解決法はないにもかかわらず イカンイカン ウケイレラレナイのイカン砲の連射しかできない今の政府は いずれ国民の「制裁」を受けるはずです。何しろ首相自らが 何もしない出来ないことを「戦略的放置」などと御言いつくろっている有様ですから 国民の不満は頂点に達しています。おまけに最近では 戦略的放置そのものも 文大統領にパクラれてしまいました。

  • 大きく変わらなければいけないのは日本ですね。韓国はもともとの異常さがエスカレートしているだけと捉えると変わっていないし、韓国自身が変わろうとしない限り外圧で変えるのは無理。それは日本自身にも言えることなので冒頭の意見になります。

  • おはようございます。
     私は「現状維持」に1票、ですね。南北の経済や軍事力の格差がこれだけつけば、北が主導した連邦制は維持が難しいと思います。連邦制と言えども南北間の人や情報の移動は相当に制限しなければ、北が崩壊してしまうでしょう。北にとって望ましいのは、開城工業団地のような形で南が北に利益を与え、その利益を上層部が独占できる体制、でしょうね。昔と違って北朝鮮自身も統一や連邦制を望んでいないのでは? 文大統領の片思いをうまく利用されているだけだと思いますね。
     中国にとっても韓国は中国に逆らわなければ良い、程度の扱いだと思います。南北が統一して赤化してしまえば、日本との間でいざこざを起こすのは目に見えている、日本が絡んだ状態で中国が巻き込まれれば、国民感情から中国も引くに引けなくなり、ひいては米国との対立に発展しかねません。現状維持、おそらく朝鮮半島に関わりのあるすべての国が望む姿のような気がします。
     私は北朝鮮非核化と同時にアメリカ、中国共に朝鮮半島から手を引く、それぞれの同盟を解消する、朝鮮半島を米中露の完全な緩衝地帯としてしまう、というのが現状ではベストだと思っています。この半島に関わったという大失敗をリセットする、最大のチャンスが日米中露に巡ってきていると思います。

    • >私は北朝鮮非核化と同時にアメリカ、中国共に朝鮮半島から手を引く、それぞれの同盟を解消する、朝鮮半島を米中露の完全な緩衝地帯としてしまう、

      うーん。私も、これが理想だとは思いますが、難しいと思いますよ。同時にそれぞれの同盟を解消できればいいのですが、半島のバランスは難しいと思います。
      また、それぞれの同盟解消を誰がどのように監視するのですか?

      • そうなんですよね、難しいでしょうね。日韓関係が最悪、そして米韓関係もうまく行っていないこのチャンスに中国が韓国の囲い込みに動かないですから、おそらくこれ以上韓国を中国側に呼び込んで、米中対立の緩衝地帯を失うことを避けているのではないか、っと私は考えています。いまだったら、南北統一を支持すると声たかだかに韓国を応援すれば、すぐにでも中国になびきそうな勢いですからね、文大統領は。
        結局米韓同盟は破棄されず、韓国はアメリカの影響力を残したまま米中の緩衝地帯として継続する、ということでしょうね・・・。日本の足抜けは難しそうだな〜。

    • 日本が朝鮮半島から手を引く好機、という部分は賛成します。しかし
      1)撤退が難しい企業がある
      2)日本が防衛最前線になる
      のでなかなか大変だと思います。
      在韓米軍が撤退する分、岩国の米軍基地を補強する(すでに基地は改修されている)九州の自衛隊も増強しないといけません。
      197-80年代、中国が改革に転じるまでは韓国に多くの企業が工場を作りました。まだ撤退していない企業も多いです。

      • 自衛隊の補強は本当に必要ですよね。対中国に関しては、日本はすでに防衛の最前線だと思います。ここで韓国が日米から離れれば、全面的に日本と中国が向き合うことになるので、相当の覚悟が必要になりますが、よく考えればこれも本来普通のこと。これまでが平和だっただけですね。
        また、すべての企業が撤退する必要はないと思いますが、昔のように日本との友好や中韓の国の発展に役立とう、などという思いで事業を継続する必要性や重要性は低くなった、と思います。利益が出るなら継続すればいい、単純にビジネスとして必要な企業だけ継続する、普通の関係になればいいと思います。

    • アメリカ・中国がともに朝鮮半島から手を引いた場合、朝鮮半島の反日に対して日本は単独で対処する必要があります。
      武力紛争はもちろん、そこに至らない衝突でアメリカの影響力を利用できないのは、今の日本にとってかなりの負担だと思います。
      安倍政権は頑張っていると思いますが、現在のようなアメリカ、イギリス、フランスその他を巻き込んだ手法が取らず、単独で対処できるかといえば、無理でしょう。

      南北朝鮮に対しては強硬に、一方で国際的には柔軟に味方を増やす。
      現状のままですけど、日本にはその一択だと思います。

  • この時点で、日本政府は韓国が尋常な国家では無く、臨床的な意味でのサイコパスの集合であると言う事を認識すべきだと思います。

    Wikipedia によればサイコパシー・チェックリストは以下です:

    1. 口達者/表面的な魅力
    2. 誇大的な自己価値観
    3. 刺激を求める/退屈しやすい
    4. 病的な虚言
    5. 偽り騙す傾向/操作的(人を操る)
    6. 良心の呵責・罪悪感の欠如
    7. 浅薄な感情
    8. 冷淡で共感性の欠如
    9. 寄生的生活様式 19. 仮釈放の取消
    10. 行動のコントロールができない
    11. 放逸な性行動
    12. 幼少期の問題行動
    13. 現実的・長期的な目標の欠如
    14. 衝動的
    15. 無責任
    16. 自分の行動に対して責任が取れない
    17. 数多くの婚姻関係
    18. 少年非行
    20. 多種多様な犯罪歴

    韓国社会に蔓延する詐欺・誣告・偽証の前科者の絶対数、国会議員の2割以上が前科持ちである事、そして政府自体が平気でウソをつき続けて恥じない事、そしてその責任を負う者が皆無である事を勘案すると、この20項目の大多数が韓国社会を正確に描写しています。

    「何故韓流が一部の人々に流行るのか」の説明も単純明快につきますしね。

    韓国に対する対応を勘案するに当たって必要なのは。「政治的で段階的駆け引き」ではなく「専制的・徹底的な病巣に対する化学療法と外科的摘出」でしょう。

  • 全ては日本の国内問題です。
    本当に情けない対応しかできない政府
    結局は国民の後押しがない、事につきます。
    国民が変わらなければ政府は変わりません。

    何かといえば福祉福祉福祉、働かないものが楽をする
    生活保護が、最低賃金を上回る。これでは誰も働きません。
    働かざる者食うべからず
    まずは私たちが変わることです。

  •  私は仕事で半島の方と関わったことがありますが、仲が良いときはいいんですが(親しくされすぎるので、あまり良いわけでもないのですが・・・)、一旦崩れると大変というか・・・。良く言われるウリとナム、一旦ウリに分類された人がナムになった時の対応がすごい。自分はそうならずに済んだのですが(他社の方の実例をいくつか目の当たりにしたのですが)、自分が損してでも相手にさらなる損失を与える、というか、損害を与えることが目的化しているような感じで、今の日韓関係を見ていると、その時を思い出します。ところが、何かで必要になると過去をすっかり忘れたかのように親しく接していく、本当に「花咲か爺の愛犬」さんではないですが、不思議な方々でした(半島の方の中にもしっかりと人間関係作れる方もいらっしゃいましたが、不思議の方の方が比率的には多いような気がします)。
     そこからの教訓ですが、半島の方と付き合うのは、ウリにもナムにもならない、その中間の微妙なラインを維持できるか、が大切だと思います。報復、というのは実はこういう不思議な方々を奮い立たせて(どんなことであろうと相手にする=ウリかナムになるーと喜びます、不思議な方々は)、それこそ相手に損害を与えることが目的の消耗戦に引き摺り込まれることになります。はっきり言って、半島にそこまで付き合ってあげる価値がありますか?報復合戦するような時間や人があれば他にもっと有効に使うべきだと思います。(韓国が日本の資産を差し押さえるなら、日本は韓国の資産を差し押さえる、これは法外な損失を適正に補填するという適切な対応です。こういうことを事務的に淡々とすることが大切です。)
     韓国にとっては、上下関係ということもそうですが、日米はウリで何をやっても許される(特に日本は下なので許すのが当然)、中国はウリでもナムでもなく、上の関係にあるのでナムにしないよう注意する存在、そんなところでしょうか。そんな韓国への対応は、やはり新宿会計士さんが言われているように、毅然とした対応を取ること、これのみです。今回の防衛省の対応のように、一つずつしっかりと物証を持って反論し、相手の感情に付き合わず、かと言って敵になるわけではないよ、というところをチラチラ見せつつ、適度に距離を取っておくことが一番です。こうして日本はウリにもナムにもならないことを学習させ、普通の付き合いにしていくこと、それが日韓関係の正常化だと思います。

    • 追伸
      読み直して思ったのですが、ようは中国のやり方をそのまま実行する、ということですね。韓国がウリになってほしそうなときにはウリになりそうな雰囲気を見せつつ、でもウリにはならない(この対応は下に見られている日本には難しいでしょうね)、しかし、韓国が中国をナムとして扱うなら、中国も韓国をナムとして扱うぞ、っと脅す。中国の方からウリやナムになるような素振りは見せない。こうして中間点を保つ。まあ、中国を自分たちより上の存在に思っているからこういう対応が可能なのかな。

      • >中国のやり方をそのまま実行する、

        これは、ヒロさんが仰っているように、中国がかつての宗主国だったからできることですよね。
        そして、今現在も、軍事経済とも、彼らに大きな影響力があるとみなされているからだと思います。

        でも、中国の力に少しでも陰りが出たら、判りません。歴史の本では、かつての日本は、彼らにとって現在の中国と同様の存在でしたよね。
        日本が第二次世界大戦の戦負国となった時点で、彼らは態度を変えました。また、その当時、国力の弱かった中国に対しても、韓国の人は侮蔑的だったように思います。

        半島の人々の精神バランスはとても不安定だと思います。ウリでもナムでもなく、かかわりあいにならない。って手はありませんかね。

        • 日本は既に完全なナム認定されているのですから、そこから抜け出す努力をする価値があるのかどうか。

        •  日本はナム認定ではなくウリ認定されていると思います。そう、絶対にナムになることが許されない、最下層のウリ。韓国が困ればいつでも助けてくれる(いや、搾取しても構わない、かな)、決して他人になることがない存在。韓国人が「反日していない」というのは本当にそう思っていると思います。ただウリの中で日本を最下層におくための儀式にすぎないと。
           それほど半島の方を知っているわけではありませんが、最初からナムよりも、ウリだと思っている人がナムになる(ナムと感じる)時の方が反応が激しい気がします(最初からナムの場合、対立点がなければ平穏です)。おそらく今後数十年は日本が完全なナムになるのは難しいかと思いますが、可能な限りナムに近づく対策が必要かと思います。

        • 中国を見習ったらいい。とにかくどんどん圧力を加えると韓国はおとなしくなる。いちいち「制裁しますよ。」なんて言わなくていいから、かけられる圧力をかけていく。そして韓国が「これはやめてよ。」と言ってきても「それは気のせいだよ。何にもしていないよ。」と言いつつ、さらに圧力を加える。たとえば就労ビザを韓国に認めない圧力を加えて、韓国が文句を言ってきても「他国とのバランスを取るためだから、仕方ないよね。」とかの対応をする。戦略物資なんて承認までの期間を半年とか1年とかにする。別段、承認していないわけではない。事務作業が遅れているだけ。そして軽微な違反があればしばらく重点審査としてさらに遅らせる。麻薬とかが韓国から入ってきたら、全数チェック。通関が何か月遅れようが、知ったことではないということで、突っぱねる。その脇で中国からの通関はスイスイとなったら、何を日本が言っているかわかるだろう。この中国式対応が韓国にもっともふさわしいと思う。日本は韓国がなくてもやっていけるからできること。

  • 朝鮮半島のシナリオとして、日本の安全保障上最悪なのは、中国属国化ですね。
    中国の出先として「戦略的利害関係上、付き合うべき相手」になってしまいます。
    現在の韓国政府の状況から判断すると、シナリオの現実化は意外と早くて、1~2年内に起きるかもしれません。
    例えば、韓国海軍は、レーダー照射事件の対応でもわかるように、組織としては既に崩壊しています。
    日本の例でいえば、レイテ沖敗戦後の帝国海軍のようです。

    • 一人旅さんへ

      >日本の安全保障上最悪なのは、中国属国化ですね。
      逆でしょ、最善のシナリオだと思いますけど

      • 対中国について、今と比べてどうなのか軍事知識が乏しく私には判断しかねますが、ミサイル防衛しなければいけない方向が広角になるのは不利になりそう。設置されるミサイルの数は北朝鮮の比ではないでしょうから。

        ただ、将来の軍事バランスを考えれば冷戦に持ち込むしかないでしょう。その場合、余計な変数は無い方が戦略的に有利に思われます。朝鮮半島の存在は戦争の切欠になりそうな予感があります。

        コスト的には今のままの体制の方がお得かもしれませんが、安全保障的には中国の属国化の方がマシかなぁ。

      • 韓国が属国になった場合、中国と安全保障条約(軍事同盟)を結び、人民解放軍が韓国に基地を持ち、韓国EEZに中国漁船(民兵)が跋扈する状態がまず予想される。対馬に野心を示して、次は津軽海峡(北海道)を狙い第1線列の完成を目指すと思われる。
        米国が撤退した朝鮮半島が、今の中国と北朝鮮程度の関係で収まるなら、朝鮮半島は歴史的に見てランドパワーの尻尾のような存在で、今の中国ほど海洋へは拡張的でなく、朝鮮半島単独の海軍戦力には、海自で対処できるであろうと思われる。また、半島のベトナム化(影響力の再構築)を米国が目論む隙も考えられる。
        日本国民の生命・財産への脅威という点では、中国の方が海洋への拡張的意思が強く危険と思われる。
        戦略核ミサイルが飛び交う終末戦争は殆ど可能性がないスーパーパワーの世界だが、サラミスライスとか地域紛争での日本への核ミサイル使用は可能性が十分あると思う。
        朝鮮半島の将来がどうなろうと、日本周辺の安全保障上の緊張は高まるので、ミサイル防衛は強化が必要ではないか。

  • 中共にしろ、韓にしろ、特ア三国は
    何に対しても謙虚さが無さすぎる。

    韓は金大中が消えてから、中共は周恩来が消えてから
    そう古くない過去に存在した人なんだから、史料は沢山ある
    両国ともこの二人の政治的ではなく人間的側面を学ぶべきだと思う。

  • 赤化統一はないと思いますよ。(赤化の定義が難しいですが共産圏になることとします。)
    私は韓国で長年仕事しており、韓国人とも親交があります。
    韓国人の大多数は北朝鮮や金正恩のことは嫌っていますし、基本的に格下としてみています。北朝鮮に吸収されるようなことは彼らのプライドが許しません。統一自体は元々同一民族であることから、将来的にはそうなることはあると考えていますがあくまで、韓国が北朝鮮を救ってやるというスタンスです。
    あと、会計士様がよく仰っておられる、断行やむなしですが、私は絶対反対です。そんなことしたら、中国が大喜びですよ。基幹部品や製造設備は日本が握っているものが多いですが、億単位の給料で日本人技術者を引き抜き、技術を盗まれることに拍車がかかるだけです。全く国益に適ってません。

    • 現状を踏まえ、韓国がどうなるのが、あるいは、誰が韓国をどうするのが、現実的かつ実現可能な落としどころだとだとお考えですか?

      • 落としどころは難しいですね。
        会計士様がおっしゃる「毅然とした態度」+「邪魔はしないが助けもしない」を続けるしかないのかもしれません。隣国が韓国というのは日本最大の不運です。

    • 著者様は断交やむなしとは言っておられません
      あくまで成り行きの先というニュアンスだったと思いますが?

      自分的には、お互い嫌い同士でメリット優先で付き合えば良いと思いますよ
      あの国に謝罪や譲歩を期待しても時間と労力の大幅浪費ってのも分かったでしょうし
      メリットが無いと思ったら、他に目を向ければよろしいだけです。

      ただ、同陣営の国が同じ目に合わないために
      あの国と何があってどうなっているかの情報発信交換は常時やるべきでしょうね。

    • 一般的には北朝鮮主導にはならないと考えると思いますが、今の韓国大統領では北朝鮮主導ででも統一をすると言いかねないと考えます。

      そして、亡命者が増える、ろうそくデモ、最悪は朝鮮戦争再発までありえると考えています。

        • 全然リベラルじゃないでしょう。
          多様性なんて全く認めない社会にしちゃいましたよ。

        • 言葉足らずですみません。日本の野党に多い、空想的平和主義者を意味するリベラルです。
          本来の自由主義的なリベラルとは違いますね。

  • * 更新ありがとうございます。

    * コメント欄で日本政府の弱腰?を詰っている方もお見受けします。確かに『イカン』砲だけでは弱いし、相手への実害も無い。けれども韓国は自由主義同盟としては、今まで要衝でした。

    * どんな嘘つき、野蛮人、反日人が住んでいようと戦いを仕掛けられない日本は、韓国に対してやり過ぎぐらい大様に構えてました。

    * しかし、日本の国自体の存在を否定される、或いは形の上だけでも友邦と認めていた韓国の振る舞いに、日本国民全体が『我慢限界、お灸を据えろ』と決めたと思います。

    * 数十年かかりましたね、対韓国強硬論。ま、そんなもんでしょう。いちいち争いを起こす日本ではありませんから、堪えて来た。米国の指示もあったでしょうし。

    * さて、シナリオですが、私は『北朝鮮主導の高麗統一国』に1票です。文の北しか考えてない政策、もう周りの事は『知るかッ』ですね。どうでもいいんでしょう。だから国内が破綻寸前でも、有効な手を打たない。むしろ悪手を打つ。

    * 統一して初代大統領か、主席になり、北の復興の為、南の資産を使う。或いは日本から賠償を求める。北からの見返りに核を頂戴する。それで日米中露と渡り合えると踏んでいるのかもしれません(大罪なすり付けられて粛清されるのに。笑 この辺は金正恩が上手だ)。中国とは付かず離れずの関係でしょう。

    * もう日本としては、韓国は親しくする国ではない。徐々に交際は減らす。そしていずれは最低限の付き合いになるのが理想です。

    * 勿論、防衛面では敵性国。日本海側にXバンドレーダーを追加するか、THAADを配備する。日本海・対馬が最前線になります。日本海沿岸も準監視地域。地域住民には申し訳ないが、くれぐれもご用心を。

    * 最後に23日、河野外務大臣が康外交部長とダボスで会談します。ハナシは平行線だろうが、対韓制裁を伝えるでしょう。待ちに待った経済制裁。これで韓国は死に体になるぞ〜(笑)。

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